JP2019055694A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの組み付け作業を簡素化することができる鞍乗り型車両を提供する。【解決手段】鞍乗り型車両11は、合わせ面DPで収容空間を囲む縁42aを有する容器形状に形成され、縁42aから外側に広がる第1フランジ66を有する樹脂製の上タンク体42と、合わせ面DPで収容空間を囲む縁43aを有する容器形状に形成され、縁43aから外側に広がって第1フランジ66に溶着される第2フランジ71を有して、上タンク体42に結合されて車体フレーム12に支持される燃料タンク41を形成する樹脂製の下タンク体43と、第2フランジ71の外縁から立ち上がって、溶着時に第2フランジ71に当てられる溶着治具の進入空間72を下タンク体43の外面との間に区画する折り返し片73と、車体フレーム12に固定されて、進入空間72に差し込まれて燃料タンク41の位置を規制する規制片77とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、車体フレームと、車体フレームに支持される燃料タンクとを備える鞍乗り型車両に関する。
特許文献1は樹脂性の燃料タンクを開示する。燃料タンクはブロー成形に基づき一体成型される。燃料タンクの前端には突出片が一体に形成される。突出片は1本のボルトでヘッドパイプに連結される。
特開2016−222089号公報
燃料タンクには、前述のボルト孔回りで接線方向に軸心を有するナットが埋め込まれる。ナットは車体フレームに固定のシュラウドに結合される。結合にあたってナットにはシュラウドの貫通孔を通過してボルトがねじ込まれる。ボルトは、突出片のボルト孔回りで燃料タンクの回り止めとして機能する。しかしながら、燃料タンクの組み付けにあたって多数のボルトが用いられることから、効率的な組み付け作業は実現されていない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、燃料タンクの組み付け作業を簡素化することができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、車体フレームと、合わせ面で相互に溶着される上下割りの上タンク体および下タンク体で収容空間を区画する燃料タンクと、前記下タンク体に形成されるフランジの外縁から下方に折り返されて、前記下タンク体の外面との間に凹部を区画する折り返し片と、前記車体フレームに固定されて、前記凹部に差し込まれて前記燃料タンクの位置を規制する規制片とを備える鞍乗り型車両が提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記下タンク体は、前記合わせ面で前記収容空間を囲む縁を有する容器形状に形成され、前記凹部は、前記縁から外側に広がる前記フランジで前記上タンク体に溶着される際に前記フランジに当てられる溶着治具の進入空間として機能する
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、鞍乗り型車両は、前記下タンク体の前端から前方に延びて、前記車体フレームのヘッドパイプにボルトで連結される取り付け片を備える。
第4側面によれば、第1〜第3側面のいずれかの構成に加えて、前記規制片は、前記燃料タンクの外側で車幅方向に離れて1対配置される。
第5側面によれば、第1〜第4側面のいずれかの構成に加えて、前記規制片は前記第2フランジの溶着痕に並行に延びる。
第6側面によれば、第1〜第5側面のいずれかの構成に加えて、鞍乗り型車両は、前記車体フレームのシートレールに固定されて、前記下タンク体にねじ込まれるボルト用の貫通孔および前記規制片を有するステーを備える。
第7側面によれば、第6側面の構成に加えて、前記ステーでは、前記シートレールに連結される位置から前方に順番に前記貫通孔および前記規制片は配置される。
第8側面によれば、第6または第7側面の構成に加えて、前記ステーは車両側面視でシュラウドに重なる位置に配置される。
第1側面によれば、車体フレームに対して燃料タンクが組み付けられる際に、車体フレームに固定の規制片は下タンク体の凹部に差し込まれる。規制片は燃料タンクの位置を規制する。燃料タンクに対して任意の軸回りに回り止めは実現される。燃料タンクの固定にあたってボルト数は削減される。組み付け作業は簡素化される。
第2側面によれば、燃料タンクの形成にあたって、下タンク体のフランジは合わせ面で上タンク体に重ねられる。フランジおよび上タンク体は上下から1対の溶着治具に挟まれる。下タンク体では、下タンク体の外面と折り返し片との間に区画される凹部に溶着治具は差し込まれる。溶着治具の先端はフランジに押し当てられる。こうして下タンク体のフランジは上タンク体に溶着される。こうして回り止めの実現にあたって溶着治具の進入空間は利用される。燃料タンクの設計変更は回避される。
第3側面によれば、ボルト回りで取り付け片に回転力が加わっても、規制片の働きで燃料タンクの回り止めは実現される。
第4側面によれば、規制片の働きで、車両前後方向の軸回りに燃料タンクに加わるモーメントは支持される。燃料タンクの支持剛性は高まる。
第5側面によれば、溶着痕に並行に規制片は延びることから、燃料タンクの支持剛性は高まる。
第6側面によれば、燃料タンクの下タンク体はステーを介して車体フレームのシートレールに連結される。ステーにはボルト用の貫通孔と規制片とが形成されることから、規制片が進入空間に差し込まれると、貫通孔は比較的に簡単に燃料タンクの埋め込みナットに位置決めされることができる。燃料タンクの組み付け作業は簡素化されることができる。
第7側面によれば、貫通孔および規制片を離すことで、モーメントは縮小される。
第8側面によれば、ステーはシュラウドで覆われることから、鞍乗り型車両の意匠性は良好に維持される。
自動二輪車の全体構成を概略的に示す側面図である。 車体フレームの構造を概略的に示す拡大側面図である。 図2の3−3線に沿った拡大断面図である。 燃料タンクの後端を概略的に示す拡大斜視図である。 第2ステーの構造を概略的に示す拡大平面図である。 図5の6−6線に沿った拡大断面図である。 図5の7−7線に沿った拡大断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。ここで、車体の上下前後左右は自動二輪車に乗車した乗員の目線に基づき規定されるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る自動二輪車の全体像を概略的に示す。自動二輪車11は、車体フレーム12と、車体フレーム12に部分的に覆い被さるシュラウド13とを備える。車体フレーム12は、ヘッドパイプ14と、該ヘッドパイプ14から後ろ下がりに延びる左右1対のメインフレーム15と、メインフレーム15の下方に間隔を隔てて配置されて、ヘッドパイプ14から後下がりに延びる左右1対のダウンフレーム16と、個々のメインフレーム15の後端に結合され、下方に向かって延びる左右1対のピボットフレーム17と、水平方向に延びて左右のメインフレーム15を連結するクロスチューブ18と、クロスチューブ18から後上がりに延びる左右1対のシートレール19と、シートレール19の下方に配置されて、ピボットフレーム17から後上がりに延びてシートレール19に結合されるリアフレーム21とを有する。リアフレーム21は下方からシートレール19を支える。
ヘッドパイプ14には操向自在にフロントフォーク23が支持される。フロントフォーク23には車軸24回りで回転自在に前輪WFが支持される。フロントフォーク23の上端には操向ハンドル25が結合される。操向ハンドル25の左右両端にはグリップが固定される。運転者は自動二輪車11の運転にあたってグリップを握る。
車両の後方で車体フレーム12にはピボット26回りで上下に揺動自在にスイングアーム27が連結される。スイングアーム27の後端に車軸28回りで回転自在に後輪WRが支持される。前輪WFと後輪WRとの間で車体フレーム12には内燃機関ユニット29が搭載される。内燃機関ユニット29は、後輪WRに伝達される駆動力を生成する内燃機関31を備える。
ピボットフレーム17にはエンジンブラケット32が固定される。エンジンブラケット32はピボットフレーム17から下方に延びて内燃機関31の後側に連結される。ダウンフレーム16の下端は内燃機関31の前側に連結される。こうしてメインフレーム15およびダウンフレーム16に加えて内燃機関31で剛体構造が確立される。ダウンフレーム16はいわゆるエンジンハンガーとして機能する。ピボットフレーム17にピボット26は支持される。
シュラウド13は、メインフレーム15の上方で、後述される燃料タンクを覆うタンクカバー33と、タンクカバー33の下縁一部に倣った形状を備えて側方からシートレール19を覆うインナーシュラウド34と、タンクカバー33およびインナーシュラウド34に部分的に被さって装飾効果を発揮するアウターシュラウド35とを備える。タンクカバー33の後方でシートレール19上には乗員シート36が搭載される。乗員シート36の前部では乗員シート36はアウターシュラウド35で縁取られる。乗員シート36の後部では乗員シート36はインナーシュラウド34で縁取られる。乗員シート36を縁取るアウターシュラウド35にはニーグリップ用のくびれ37が区画される。運転者が乗員シート36を跨ぎステップに足を載せると、運転者の膝はアウターシュラウド35のくびれ37に押し当てられることができる。
図2に示されるように、自動二輪車11は、車体フレーム12に支持される燃料タンク41を備える。燃料タンク41は平面視で左右のメインフレーム15の間の空間に配置される。燃料タンク41は、合わせ面DPで収容空間を囲む縁42aを有する容器形状に形成された樹脂性の上タンク体42と、合わせ面DPで収容空間を囲む縁43aを有する容器形状に形成され、上タンク体42に結合される樹脂製の下タンク体43とを有する。アウターシュラウド35のくびれ37は内側から上タンク体42の縁42aおよび下タンク体43の縁43aで支持される。上タンク体42の上端には開閉自在に開口を塞ぐキャップ44が装着される。開口から収容空間にガソリンといった燃料が注ぎ込まれる。下タンク体43の平たい底面には燃料供給装置45が取り付けられる。ガソリンは燃料供給装置45の働きで内燃機関31に連なる吸気管に供給される。
下タンク体43の前端には第1ステー46が固定される。固定にあたって例えばボルト47が用いられる。ボルト47は下タンク体43に埋め込まれたナットにねじ結合される。第1ステー46は、下タンク体43の前端から前方に延びて、ヘッドパイプ14に1本のボルト48で連結される取り付け片49を区画する。第1ステー46は例えば1枚の板金から成形されればよい。ボルト48の軸心はヘッドパイプ14の回転軸線に平行に設定される。すなわち、ボルト48の軸心は重力方向に上方に向かうにつれて後方に変位する。
下タンク体43の後端で下タンク体43の底面には左右1対の第2ステー51が固定される。固定にあたって例えばボルト52が用いられる。第2ステー51は、下タンク体43の後端から後方に延びてシートレール19に固定される。固定にあたって例えばボルト53は用いられる。第2ステー51は例えば金属材料から成型されればよい。ボルト53の軸心は例えばシートレール19の軸心に直交する。ここでは、ボルト53の軸心は重力方向に直立する。したがって、ボルト53の軸心は、第1ステー46のボルト48の軸心回りで接線方向から外れた向きに設定される。
ヘッドパイプ14には、左右のメインフレーム15に跨がるブラケット54が結合される。図3に示されるように、ブラケット54には開口55が区画される。ブラケット54の上面に第1ステー46の取り付け片49が重ねられる。取り付け片49にはブラケット54の開口55に重なる貫通孔56が穿たれる。ブラケット54の下面にはナット57が配置される。ナット57はブラケット54に溶接されてもよい。ボルト48の頭部は取り付け片49に受け止められる。ボルト48の軸部は取り付け片49の貫通孔56およびブラケット54の開口55を貫通してナット57にねじ結合される。ブラケット54は、直接にヘッドパイプ14に連結されてもよく、ヘッドパイプ14から離れていてもメインフレーム15を介してヘッドパイプ14に連結されればよい。
図4に示されるように、燃料タンク41の後端は二股に分岐する。分岐した先端ごとに下タンク体43に第2ステー51は取り付けられる。第2ステー51は、個々のシートレール19に固着されるブラケット58に重ねられて、ボルト53の頭部を受け止める平板形状の固定体59と、固定体59から前方に延びて、燃料タンク41の後端を受け止める連結体61とを備える。連結体61同士はクロスプレート62で相互に連結される。図5に示されるように、クロスプレート62は、第2ステー51に個別に嵌まり込む突片62aを有し、第2ステー51相互の位置関係を規定する。
図6に示されるように、ブラケット58は例えばシートレール19に溶接される。ブラケット58には開口63が区画される。ブラケット58の上面に第2ステー51の固定体59が重ねられる。固定体59にはブラケット58の開口63に重なる貫通孔64が穿たれる。ブラケット58の下面にはナット65が配置される。ナット65はブラケット58に溶接されてもよい。ボルト53の頭部は固定体59に受け止められる。ボルト53の軸部は固定体59の貫通孔64およびブラケット58の開口63を貫通してナット65にねじ結合される。
図7に示されるように、上タンク体42は、縁42aから外側に広がる第1フランジ66を有する。上タンク体42は、第1フランジ66の外縁から立ち上がって、溶着時に第1フランジ66に当てられる溶着治具の進入空間67を上タンク体42の外面との間に区画する折り返し片68を有する。第1フランジ66および折り返し片68は上タンク体42の縁42a全周にわたって途切れなく延びる。
下タンク体43は、縁43aから外側に広がって合わせ面で第1フランジ66に溶着される第2フランジ71を有する。下タンク体43は、第2フランジ71の外縁から立ち上がって、溶着時に第2フランジ71に当てられる溶着治具の進入空間(凹部)72を下タンク体43の外面との間に区画する折り返し片73を有する。第2フランジ71および折り返し片73は下タンク体43の縁43a全周にわたって途切れなく延びる。第1フランジ66および第2フランジ71は縁42a、43aの剛性を高めることから、第1フランジ66および第2フランジ71の働きでアウターシュラウド35のくびれ37の支持剛性は高められる。
下タンク体43にはナット部材74が埋め込まれる。ナット部材74に同軸に第2ステー51の連結体61には貫通孔75が穿たれる。ナット部材74にボルト76はねじ込まれる。ボルト76の頭部は連結体61の下面に受け止められる。ボルト76の軸部は第2ステー51の連結体61を貫通して下タンク体43のナット部材74にねじ結合される。下タンク体43の連結体61はシートレール19に支持される。
第2ステー51の連結体61には下タンク体43の進入空間72に差し込まれて燃料タンク41の位置を規制する規制片77が形成される。規制片77は、下タンク体43の外面に沿って進入空間72に進入する壁形状の突片で形成される。規制片77は進入空間72に密に嵌め込まれる。図4から明らかなように、規制片77は第2フランジ71の溶着痕に並行に延びる。図5から明らかなように、第2ステー51では、シートレール19に連結される貫通孔64から前方に順番に貫通孔75および規制片77は配置される。規制片77は、燃料タンク41の外側で車幅方向に離れて1対配置される。そして、図1から明らかなように、第2ステー51は車両側面視でアウターシュラウド35に重なる位置に配置される。規制片77はニーグリップ部のくびれ37に配置される。
次に本実施形態の作用を説明する。自動二輪車11では、燃料タンク41の形成にあたって、上タンク体42の第1フランジ66は合わせ面DPで下タンク体43の第2フランジ71に重ねられる。第1フランジ66および第2フランジ71は上下から1対の溶着治具に挟まれる。上タンク体42では、上タンク体42の外面と折り返し片68との間に区画される進入空間67に溶着治具は差し込まれる。下タンク体43では、下タンク体43の外面と折り返し片73との間に区画される進入空間72に溶着治具は差し込まれる。溶着治具の先端は第1フランジ66および第2フランジ71に押し当てられる。こうして第1フランジ66および第2フランジ71は相互に溶着される。こうして回り止めの実現にあたって溶着治具の進入空間72は利用される。燃料タンク41の設計変更は回避される。そして、車体フレーム12に対して燃料タンク41が組み付けられる際に、シートレール19に固定の規制片77は下タンク体43の進入空間72に差し込まれる。規制片77は燃料タンク41の位置を規制する。燃料タンク41に対して任意の軸回りに回り止めは実現される。燃料タンク41の固定にあたってボルト数は削減される。組み付け作業は簡素化される。
本実施形態では、自動二輪車11は、下タンク体43の前端から前方に延びて、車体フレーム12のヘッドパイプ14にボルト48で連結される取り付け片49を備える。ボルト48回りで取り付け片49に回転力が加わっても、規制片77の働きで燃料タンク41の回り止めは実現される。
本実施形態に係る自動二輪車11では、規制片77は、燃料タンク41の外側で車幅方向に離れて1対配置される。規制片77の働きで、車両前後方向の軸回りに燃料タンク41に加わるモーメントは支持される。燃料タンク41の支持剛性は高まる。
本実施形態では、規制片77は第2フランジ71の溶着痕に並行に延びる。こうして溶着痕に並行に規制片77は延びることから、燃料タンク41の支持剛性は高まる。
本実施形態では、燃料タンク41の下タンク体43は第2ステー51を介して車体フレーム12のシートレール19に連結される。第2ステー51にはボルト76用の貫通孔75と規制片77とが形成されることから、規制片77が下タンク体43の進入空間72に差し込まれると、貫通孔75は比較的に簡単に燃料タンク41のナット部材74に位置決めされることができる。燃料タンク41の組み付け作業は簡素化されることができる。
第2ステー51では、シートレール19に連結される位置から前方に順番に貫通孔64および規制片77は配置される。貫通孔64および規制片77を離すことで、モーメントは縮小される。
前述のように、第2ステー51は車両側面視でアウターシュラウド35に重なる位置に配置される。こうして第2ステー51はアウターシュラウド35で覆われることから、自動二輪車11の意匠性は良好に維持される。
11…鞍乗り型車両(自動二輪車)、12…車体フレーム、13…シュラウド、14…ヘッドパイプ19…シートレール、37…ニーグリップ部(くびれ)、41…燃料タンク、42…上タンク体、42a…(上タンク体の)縁、43…下タンク体、43a…(下タンク体の)縁、48…(ヘッドパイプの)ボルト、49…取り付け片、51…ステー(第2ステー)、66…第1フランジ、71…第2フランジ、72…(下タンク体の)進入空間、73…(下タンク体の)折り返し片、75…貫通孔、76…(下タンク体の)ボルト、77…規制片、DP…合わせ面。

Claims (8)

  1. 車体フレーム(12)と、
    合わせ面(DP)で相互に溶着される上下割りの上タンク体(42)および下タンク体(43)で収容空間を区画する燃料タンク(41)と、
    前記下タンク体(43)に形成されるフランジ(71)の外縁から下方に折り返されて、前記下タンク体(43)の外面との間に凹部(72)を区画する折り返し片(73)と、
    前記車体フレーム(12)に固定されて、前記凹部(72)に差し込まれて前記燃料タンク(41)の位置を規制する規制片(77)と
    を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗り型車両において、前記下タンク体(43)は、前記合わせ面(DP)で前記収容空間を囲む縁(43a)を有する容器形状に形成され、前記凹部(72)は、前記縁(43a)から外側に広がる前記フランジ(71)で前記上タンク体(42)に溶着される際に前記フランジ(71)に当てられる溶着治具の進入空間として機能することを特徴とする鞍乗り型車両。
  3. 請求項1または2に記載の鞍乗り型車両において、前記下タンク体(43)の前端から前方に延びて、前記車体フレーム(12)のヘッドパイプ(14)にボルト(48)で連結される取り付け片(49)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両において、前記規制片(77)は、前記燃料タンク(41)の外側で車幅方向に離れて1対配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両において、前記規制片(77)は前記フランジ(71)の溶着痕に並行に延びることを特徴とする鞍乗り型車両。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(12)のシートレール(19)に固定されて、前記下タンク体(43)にねじ込まれるボルト(76)用の貫通孔(75)および前記規制片(77)を有するステー(51)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
  7. 請求項6に記載の鞍乗り型車両において、前記ステー(51)では、前記シートレール(19)に連結される位置から前方に順番に前記貫通孔(75)および前記規制片(77)は配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  8. 請求項6または7に記載の鞍乗り型車両において、前記ステー(51)は車両側面視でシュラウド(13)に重なる位置に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
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