JP2015067232A - 鞍乗型車両の燃料タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの部品点数を少なくすることができ、燃料タンクを軽量化することができる鞍乗型車両の燃料タンクを提供する。【解決手段】燃料タンク24は、金属の板材からなり上側部品24Uおよび下側部品24Dの外周の接合縁部24e同士を溶接して形成され、上側部品24Uの接合縁部24eの先端は、車両下方側に折り曲げられた下方延出部24nを有しており、下方延出部24nが、下側部品24Dの接合縁部24eを、上方側から覆っている。【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗型車両の燃料タンクに関し、特に、上側部品と下側部品を溶接して形成する鞍乗型車両の燃料タンクに関する。
従来の鞍乗型車両の燃料タンクとしては、板状の金属部材である上側部品と同じく板状の金属部材である下側部品とを、それらの外周縁部で溶接して形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、この燃料タンクの外周縁部は、車体フレームのメインフレームよりも上方に配置されている。
特開平8−34379号公報
ところで、上記特許文献1に記載の燃料タンクによると、板状の金属部材である上側部品及び下側部品の外周縁部をタンク外方に突出するように突合せて溶接する構造である。そして、この外周縁部がメインフレームよりも上方に配置されて外部に露出しているため、外周縁部の先端部分にモールなどの保護部材を装着しなければならなかった。この結果、部品点数が増えると共に、燃料タンクの重量が増加してしまっていた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料タンクの部品点数を少なくすることができ、燃料タンクを軽量化することができる鞍乗型車両の燃料タンクを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、金属の板材からなる上側部品および下側部品の外周の接合縁部同士を溶接して形成される鞍乗型車両の燃料タンクにおいて、上側部品の前記接合縁部の先端は、車両下方側に折り曲げられた下方延出部を有しており、下方延出部が、下側部品の接合縁部を、上方側から覆うことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、鞍乗型車両は、ステアリング軸を支持するヘッドパイプと、ヘッドパイプから左右後方に延出するメインフレームと、メインフレームの後部に連結するピボットフレームとを有する車体フレームを備え、燃料タンクが、ヘッドパイプの後方で、メインフレームの間に配置され、さらに接合縁部とメインフレームとが車両上下方向において所定の間隔をあけて重なるように配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2の構成に加えて、燃料タンクは、車両平面視において、接合縁部の前部および左右後部の3箇所に取付け部を備える略三角形状に形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項の構成に加えて、接合縁部の少なくとも一部がカバー部材にて覆われており、カバー部材に覆われた接合縁部には、下方延出部の無い延出部不連続部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項の構成に加えて、上側部品および下側部品がチタンを含む合金にて形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、金属の板材からなる上側部品および下側部品の外周の接合縁部同士を溶接して形成される鞍乗型車両の燃料タンクにおいて、上側部品の接合縁部の先端が、車両下方側に折り曲げられた下方延出部を有しており、下方延出部が、下側部品の接合縁部を、上方側から覆うため、燃料タンクの接合縁部における先端エッジが車両側方に露出することが回避される。この結果、接合縁部の先端エッジを覆うように装着する部品を無くすことができるので、燃料タンクの部品点数を少なくすることができ、燃料タンクを軽量化することができる。
請求項2の発明によれば、燃料タンクが、ヘッドパイプの後方で、左右のメインフレームの間に配置されるため、メインフレームの車両左右方向の幅を利用して接合縁部を配置することができ、接合縁部の突出を抑えることができる。また、接合縁部とメインフレームとが車両上下方向において所定の間隔をあけて重なるように配置されるため、メインフレームと接合縁部の下方延出部との干渉を避けることができ、燃料タンクの設置を容易にすることができる。
請求項3の発明によれば、燃料タンクが、車両平面視において、接合縁部の前部および左右後部の3箇所に取付け部を備える略三角形状に形成されるため、燃料タンクの取付け部分を3箇所として三点支持の特性を生かした良好な支持ができる。また、燃料タンクの平面視において、接合縁部の輪郭形状における曲部を少なくすることができるので、接合縁部を溶接する際に、接合縁部に沿って連続移動して溶接処理をする溶接装置の移動において、移動の困難性と移動速度の低速化を招く曲部が少なく溶接加工性を良好にすることができる。
請求項4の発明によれば、接合縁部の少なくとも一部がカバー部材にて覆われており、カバー部材にて覆われた接合縁部には、下方延出部のない延出部不連続部が形成されているため、下方延出部がない分だけ燃料タンクを軽量化することができる。
請求項5の発明によれば、上側部品および下側部品がチタンを含む合金にて形成されているため、メインフレームよりも上方側に配置される燃料タンクを軽量化することができ、車両重量を車両下方寄りに集中させることができる。
本発明に係る燃料タンクの一実施形態が適用された自動二輪車を説明する右側面図である。 図1に示す自動二輪車の燃料タンクの周辺を斜め後方から見た斜視図である。 図2のA−A断面に沿った燃料タンクの概略断面斜視図である。 図3に示すB部分に相当する燃料タンクの接合縁部の拡大概略図断面図である。 図1における燃料タンクが設けられた部分の拡大側面図である。 図1に示す燃料タンクの拡大平面図である。
以下、本発明に係る鞍乗型車両の燃料タンクの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車(鞍乗型車両)10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から左右に分かれて後ろ下がりに延びる左右一対のメインフレーム13と、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットフレーム14と、ヘッドパイプ12から下方に延びるダウンフレーム15と、ダウンフレーム15の下端部と左右一対のピボットフレーム14の下端部とを連結する左右一対のボトムフレーム16と、から構成し、ピボットフレーム14及びボトムフレーム16にエンジン30が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部のステアリング軸22aに取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットフレーム14に揺動自在に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、スイングアーム23を懸架する不図示の後輪懸架装置と、メインフレーム13に取り付けられる燃料タンク24と、を備える。
また、左右一対のピボットフレーム14には、リアフレーム50がボルト締結されている。リアフレーム50には、リヤフェンダ37、マフラーカバー38、乗員用シート39が固定されている。
エンジン30は、図1に示すように、その外殻は、主に、クランクケース31と、クランクケース31の前方上端部に取り付けられるシリンダブロック32と、シリンダブロック32の上端部に取り付けられるシリンダヘッド33と、シリンダヘッド33の上部開口を覆うシリンダヘッドカバー34と、から構成されている。
シリンダヘッド33には、不図示のスロットルボディ及びエアクリーナケースが接続されている。また、シリンダヘッド33には、排気管35と、排気管35の下流端に取り付けられて排気音を低減するマフラー36と、が接続されている。
また、図1に示すように、左右一対のピボットフレーム14の上端部及び中間部後面には、左右一対の取付ブラケット14aがそれぞれ形成されており、この上下左右4ヶ所の取付ブラケット14aの車幅方向外側面にリアフレーム50が締結されている。また、リアフレーム50の後端部に、リヤフェンダ37やマフラーカバー38などが適宜取り付けられている。また、ラジエータ17の一部側方および燃料タンク24の前部側方を覆うカバー部材90が設けられている。
また、図2に示すように、前掲の燃料タンク24には、その前部の取付け部24iおよび後部左右両側の取付け部24iが設けられている。そして、この取付け部24iブラケット13a等の適宜固定部材を介してヘッドパイプ12の後方で左右のメインフレーム13間に固定されている。そして、この燃料タンク24の取付け位置は、ラジエータ17の後方かつ上方側で、乗員用シート39の前部の下方側でエンジン30の上方(図1参照)に位置している。
また、燃料タンク24は、車両前部に設けられた左右両側がカバー部材90により一部を覆われており、さらに、乗員用シート39によって後方側の一部を覆われているが、多くの部分が露出した状態で設けられている。なお、乗員用シート39は、燃料タンク24の上部表面に形成されたフック部24k(図5および図6参照)に引っ掛かるように係止されている。
また、燃料タンク24の前方上部には燃料注入口24g(図6参照)を開閉する開閉キャップ24cが設けられている。また、タンク内部には、燃料をエンジン側に供給するための燃料ポンプ(図示せず)がタンク下方のポンプ取付開口24h(図3参照)からタンク内に設けられている。
以下、燃料タンク24の構造および取付け構造について詳しく説明する。
燃料タンク24は、図3に示すように、金属の板材からなる上半分の上側部品24Uと同じ金属の板材からなる下半分の下側部品24Dとから形成されている。そして、この上側部品24Uと下側部品24Dを上下方向組み合わせて接合することで内部空間24pが形成されている。これは、この上側部品24Uおよび下側部品24Dの外周に、接合縁部24eが設けられていることで、この接合縁部24e同士を車両上下方向で合わせ溶接して形成される。
なお、上側部品24Uには、上部にフック部24kや燃料注入口24g(図6参照)が形成されている。また、下側部品24Dには、底部に燃料ポンプ(不図示)を挿入するポンプ取付開口24hおよびこのポンプ取付開口24hを取り付ける締結部27が設けられている。
また、図4に示すように、上側部品24Uの接合縁部24eは、タンク外面から略垂直に張り出した接合面部24mと、この接合面部24mの先端側を車両下方側に折り曲げることにより形成される下方延出部24nと、を有する。この下方延出部24nは、上側部品24Uを形成するときに、同時に形成されることで加工工数の増加を防ぐ。
また、下方延出部24nと下側部品24Dの接合縁部24eの先端部との間には、適宜大きさのクリアランスCが形成されている。このクリアランスCがあるので、上側部品24Uと下側部品24Dとを組み合わせる際に容易に作業ができ、寸法公差の管理も容易になり歩留まりを上げることができる。すなわち、クリアランスCが無いと、両上下側部品24U,24を組む合わせることが難しくなり、また、接合縁部24eが溶着時の熱による溶着歪みも受けやすい。
一方、下側部品24Dの接合縁部24eは、接合面部24mの下面に面接触するように平坦な形状にて突出されている。また、この下側部品24Dの接合面部24eの幅W0は、接合面部24mと略同一に形成されている。
そして、上側部品24Uの接合縁部24eと下側部品24Dの接合縁部24eとを重ね合わせて溶接することで、図4に示すように、下方延出部24nは、下側部品24Dの接合縁部24eを、上方側から覆うように形成される。
また、燃料タンク24は、前述のように左右のメインフレーム13の間に配置されるが、図5に示すように、その接合縁部24eをメインフレーム13と車両上下方向で所定の間隔APをあけて上下方向に重なる(図6参照)ように配置されている。また、メインフレーム13と燃料タンク24との間には、例えば、ラバー部材29が設けられている。このラバー部材29は、メインフレーム13に内側、上側および外側に位置する部分からなる横断面略L字状の弾性部材である。このラバー部材29は、左右のメインフレーム13に装着されており、燃料タンク24の側面とメインフレーム13との間の隙間を埋めるように設置されている。
また、燃料タンク24の接合縁部24eには、図2および図6に示すように、車体フレーム11に取り付けるための取付け部24iが形成されている。この取付け部24iは、その形成位置の接合縁部24eの幅W3を他の部分(幅W0)よりも大きく形成されている。また、燃料タンク24は、図6に示すように、車両平面視における形状を略三角形状とされており、この略三角形状の前部および左右後部の頂点近傍の3箇所の取付け部24iに取り付け穴24jが形成されている。そして、この取り付け穴24jを貫通するように取付けボルト9により車体フレーム11に固定される。
接合縁部24eの溶接は、シーム溶接により行うことができる。この溶接方法は、例えば、図4に示すように、上下一対の溶接用のローラ電極75,75からなる溶接ヘッドを備える溶接装置を用いる。この溶接装置においては、ローラ電極75,75を、接合縁部24eに当接させ、ローラ電極75,75によって加圧および通電を行いながらローラ電極75,75を回転させる。これにより、ローラ電極75,75を、接合縁部24e上を走行させて連続的に溶接を実施する。なお、ローラ電極75,75の操作は、取付け部24iの湾曲した接合縁部24eでは、操作が難しく、直線部分に比べての走行速度を遅くして行う。
また、燃料タンク24は、その一部を前述のごとくカバー部材90により覆われている。このカバー部材90により、接合縁部24eは、図5および図6に示すように、車両左右側から見て一部が覆われている。ここで、カバー部材90に覆われた接合縁部24eには、下方延出部24nが形成されていない延出部不連続部24qが形成されている。すなわち、延出部不連続部24qは、カバー部材90により接合縁部24eを左右側方に露出するここがない。
なお、この延出部不連続部24qの長さは、接合縁部24eがカバー部材90に覆われた内側の位置する大きさであれば、可能な限り大きく形成されていることがタンク軽量化の観点から好ましい。
また、図6に示すように、燃料タンク24の左右方向の幅W1と左右のメインフレーム13の外側の左右方向幅W2の関係は、少なくとも燃料タンク24の後方部分においては、W2>W1の関係を有している。しかし、燃料タンク24の前方部分においては、メインフレーム13の外側の左右方向幅W2は狭まっており、W2<W1の関係となっていても良い。これは、燃料タンク24の後方部分においては、乗員の脚部が対応する領域であることから、燃料タンク24の左右縁部を突出させず、乗員の脚部が対応しない領域では、燃料タンク24の左右縁部がメインフレーム13よりも左右外側に出ても問題がない。
また、上側部品24Uおよび下側部品24Dは、ともにチタンを含む合金にて形成されている。このように、メインフレーム13の上部に取り付けられる燃料タンク24がチタン合金にて形成されていることで、車両を軽量化ならびに低重心化が図られている。
以上説明したように、本実施形態の燃料タンク24によれば、上側部品24Uの接合縁部24eの先端が、車両下方側に折り曲げられた下方延出部24nを有しており、下方延出部24nが、下側部品24Dの接合縁部24eを、上方側から覆うため、燃料タンク24の接合縁部24eにおける先端エッジが車両側方に露出することが回避される。この結果、接合縁部24eの先端エッジを覆うように装着する部品を無くすことができるので、燃料タンク24の部品点数を少なくすることができ、燃料タンク24を軽量化することができる。
また、本実施形態の燃料タンク24によれば、燃料タンク24が、ヘッドパイプ12の後方で、左右のメインフレーム13の間に配置されるため、メインフレーム13の車両左右方向の幅を利用して接合縁部24eを配置することができ、接合縁部24eの突出を抑えることができる。また、接合縁部24eとメインフレーム13とが車両上下方向において所定の間隔APをあけて重なるように配置されるため、メインフレーム13と接合縁部24eの下方延出部24nとの干渉を避けることができ、燃料タンク24の設置を容易にすることができる。
本実施形態の燃料タンク24によれば、燃料タンク24が、車両平面視において、接合縁部24eの前部および左右後部の3箇所に取付け部24iを備える略三角形状に形成されるため、燃料タンク24の取付け部分を3箇所として三点支持の特性を生かした良好な支持ができる。また、燃料タンク24の平面視において、接合縁部24eの輪郭形状における曲部を少なくすることができるので、接合縁部24eを溶接する際に、接合縁部24eに沿って連続移動して溶接処理をする溶接装置の移動において、移動の困難性と移動速度の低速化を招く曲部が少なく溶接加工性を良好にすることができる。
また、本実施形態の燃料タンク24によれば、接合縁部24eの少なくとも一部がカバー部材90にて覆われており、カバー部材90にて覆われた接合縁部24eには、下方延出部24nのない延出部不連続部24qが形成されているため、下方延出部24nがない分だけ燃料タンク24を軽量化することができる。
本実施形態の燃料タンク24によれば、上側部品24Uおよび前記下側部品24Dがチタンを含む合金にて形成されているため、メインフレーム13よりも上方側に配置される燃料タンク24を軽量化することができ、車両重量を車両下方寄りに集中させることができる。
以上、本発明は上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、下方延出部24nの形成については、接合縁部24eの溶接前、溶接時あるいは溶接後のいずれでもよい。
また、上記実施形態においては、下方延出部24nは接合面部24mに対して略直角に曲げられた形状に形成されているが、これに限るものでなく、下方延出部24nをもっと内側に曲がるように形成してもよい。また、下方延出部24nの先端が内側に向くように適宜湾曲した形状に形成してもよい。
10 自動二輪車(鞍乗型車両)
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 メインフレーム
14 ピボットフレーム
22a ステアリング軸
24 燃料タンク
24U 上側部品
24D 下側部品
24e 接合縁部
24m 接合面部
24n 下方延出部
24i 取付け部
24q 延出部不連続部
90 カバー部材
AP 間隔
W0 接合面部の幅
W1 メインフレームの左右方向の幅
W2 燃料タンクの左右方向の幅
W3 取付け部の幅

Claims (5)

  1. 金属の板材からなる上側部品(24U)および下側部品(24D)の外周の接合縁部(24e)同士を溶接して形成される鞍乗型車両(10)の燃料タンク(24)において、
    前記上側部品(24U)の前記接合縁部(24e)の先端は、車両下方側に折り曲げられた下方延出部(24n)を有しており、
    前記下方延出部(24n)が、前記下側部品(24D)の前記接合縁部(24e)を、上方側から覆うことを特徴とする鞍乗型車両(10)の燃料タンク(24)。
  2. 前記鞍乗型車両(10)は、ステアリング軸(22a)を支持するヘッドパイプ(12)と、前記ヘッドパイプ(12)から左右後方に延出するメインフレーム(13)と、前記メインフレーム(13)の後部に連結するピボットフレーム(14)とを有する車体フレーム(11)を備え、
    前記燃料タンク(24)が、前記ヘッドパイプ(12)の後方で、前記メインフレーム(13)の間に配置され、さらに前記接合縁部(24e)と前記メインフレーム(13)とが車両上下方向において所定の間隔(AP)をあけて重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両(10)の燃料タンク(24)。
  3. 前記燃料タンク(24)は、車両平面視において、前記接合縁部(24e)の前部および左右後部の3箇所に取付け部(24i)を備える略三角形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両(10)の燃料タンク(24)。
  4. 前記接合縁部(24e)の少なくとも一部がカバー部材(90)にて覆われており、前記カバー部材(90)に覆われた前記接合縁部(24e)には、前記下方延出部(24n)の無い延出部不連続部(24q)が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両(10)の燃料タンク(24)。
  5. 前記上側部品(24U)および前記下側部品(24D)がチタンを含む合金にて形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両(10)の燃料タンク(24)。
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