JP6757770B2 - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents

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本発明は、鞍乗り型車両の前部構造に関するものである。
従来、スクータ型の自動二輪車の車両前部には、フロントフォークに取り付けられて前輪を上方から覆うフロントフェンダと、前輪と車体フレームの前部との間に配置されて車体フレームの前部を前方から覆うフロントカバーと、が設けられている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、前輪の上方を覆うフロントフェンダと、該フロントフェンダの後方かつ上方に位置し、操向ハンドルを囲むハンドルカバーと、該ハンドルカバーとフロントフェンダとの間に位置し、車両前部を前方から覆うフロント車体カバーとを備えた自動二輪車が開示されている。
特開2007−283927号公報
ところで、上記従来の自動二輪車では、走行風がフロントフェンダの表面に沿って流れる。特に、スクータ型の自動二輪車においては、フロントフェンダの表面に沿って流れた走行風は、フロントカバーの前面の凹みの内側に向かってスムーズに流入する。すると、フロントフェンダは、操舵時に車両前後方向に対して車幅方向に傾くと、フロントフェンダの外側面に沿って流れる走行風によって、車幅方向への傾きを解消する方向に引き寄せられる。これにより、フロントフェンダは、車両前後方向に対して傾きにくくなるので、フロントフォークに支持された前輪に舵角を与えにくくなる。よって、操舵時に生じる抵抗が増大し、走行性能が低下する可能性がある。
そこで本発明は、操舵時の抵抗を小さくして走行性能の向上を図ることができる鞍乗り型車両の前部構造を提供するものである。
本発明の鞍乗り型車両の前部構造は、左右のフロントフォーク(4)を前方および車幅方向外方から覆う第1フェンダ(50)および前記第1フェンダ(50)の後方に設けられた第2フェンダ(70)に分割可能に形成されたフロントフェンダ(15)と、前記フロントフェンダ(15)の後方に配置され、前方に向けて開口する凹部(38)が形成されたフロントカバー(31)と、を備え、前記第2フェンダ(70)は、前輪(2)を後方かつ上方から覆う上壁(71)と、前記上壁(71)から下方に延びる左右一対の側壁(74)と、を前記左右のフロントフォーク(4)の間に備えるとともに、正面視で前記第1フェンダ(50)から車幅方向外方に突出する凸部(86)を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、第1フェンダの表面に沿う走行風の流れを凸部において阻害することができる。これにより、フロントカバーの凹みの内側に向かって流入する第1フェンダの表面に沿って流れる走行風の量を低減することができる。このため、フロントフェンダに対し車幅方向への傾きを解消する方向に作用する力を低減できる。したがって、操舵時に生じる抵抗を小さくして、走行性能の向上を図ることができる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記第1フェンダ(50)は、金属材料により形成され、前記第2フェンダ(70)は、樹脂材料により形成されている、ことが望ましい。
本発明によれば、第1フェンダは、第2フェンダの前方に設けられることで、第2フェンダよりも上面等が外部に露出しやすいので、第1フェンダを金属材料により形成することでフロントフェンダの強度を担保できる。また、第2フェンダを樹脂材料により形成することで、フロントフェンダの軽量化を図ることができる。さらに、凸部は第2フェンダに設けられるので、凸部を金属板のプレス形成により形成する場合と比較して、凸部を容易に成形することができる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記フロントフェンダ(15)の後方に配置されたフロントカバー(31)を備え、前記凸部(86)の少なくとも一部は、側面視で前記フロントカバー(31)と重ならない位置に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、側面視でフロントカバーと重ならない位置において凸部によって走行風の流れを阻害することで、走行風をフロントカバーの車幅方向外方に導くことができる。これにより、凸部よりも後方でフロントフェンダの表面に沿って流れる走行風を減少させることができる。よって、フロントフェンダに対し車幅方向への傾きを解消する方向に作用する力を低減できる。したがって、操舵時に生じる抵抗を小さくして、走行性能の向上を図ることができる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記第2フェンダ(70)は、前記第1フェンダ(50)よりも車幅方向内方で前記フロントフォーク(4)を前方および車幅方向内方から覆うフロントフォークカバー部(81)を有する、ことが望ましい。
本発明によれば、フロントフォークは、第1フェンダによって前方および車幅方向外方から覆われるとともに、第1フェンダの内側でフロントフォークカバー部によって前方および車幅方向内方から覆われる。これにより、フロントフォークは、第1フェンダおよび第2フェンダによって、少なくとも車幅方向両側、および前方から覆われる。したがって、フロントフォークの泥付き等を効果的に抑制できる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記フロントフォークカバー部(81)は、前記第1フェンダ(50)と共締めされて前記フロントフォーク(4)に固定されている、ことが望ましい。
本発明によれば、第2フェンダが第1フェンダと共締めされず第1フェンダおよび第2フェンダが各別にフロントフォークに固定される場合と比較して、部品点数および組み立て工数を削減することができる。したがって、鞍乗り型車両の低コスト化を図ることができる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記フロントフェンダ(15)の後方かつ上方に配置されたフロントカバー(31)を備え、前記第1フェンダ(50)は、前記前輪(2)を上方から覆う上壁(51)と、前記上壁(51)から下方に延びる左右一対の側壁(61)と、を備え、前記凸部(86)の下端は、前記第1フェンダ(50)の前記側壁(61)の後端縁(63a)の下端よりも上方に位置する、ことが望ましい。
本発明によれば、フロントカバーとの距離がより近い部位にのみ凸部が設けられる。このため、走行風の流れを阻害しつつ、凸部が設けられたことによるフロントフェンダの重量増加、および外観性の低下を抑制できる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記第1フェンダ(50)は、車幅方向外方に隆起する隆起部(62)を有する、ことが望ましい。
本発明によれば、第1フェンダの表面に沿って流れる走行風を隆起部において車幅方向外方に導くことができる。これにより、隆起部よりも後方でフロントフェンダの表面に沿って流れる走行風を減少させることができる。したがって、操舵時に生じる抵抗をより小さくして、走行性能の向上を図ることができる。
また、隆起部が側面視でフロントフォークに重なる場合には、フロントフォークが隆起部によって車幅方向外方から覆われるので、スマートな印象を与えるデザインとなり、外観性が向上する。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記凸部(86)は、車幅方向に沿って延びる第1延設部(87)と、前記第1延設部(87)の車幅方向外方の端縁から車両後方に向けて延びる第2延設部(88)と、を有する、ことが望ましい。
本発明によれば、第1延設部によって第1フェンダの表面に沿う走行風の流れを阻害し、第2延設部において後方に流れる走行風を整流することができる。これにより、フロントフェンダの表面で乱れた走行風が、フロントフェンダの内方へ複雑に作用することを抑制できる。したがって、走行性能の向上を図ることができる。
上記の鞍乗り型車両の前部構造において、前記フロントフェンダ(15)の後方に配置され、前方に向けて開口する凹部(38)が形成されたフロントカバー(31)を備え、前記フロントフェンダ(15)は、正面視で前記フロントカバー(31)の凹部(38)内に配置されている、ことが望ましい。
本発明によれば、フロントフェンダの表面に沿って流れる走行風がフロントカバーの凹部内に流入しやすくなるので、上述したように第1フェンダの表面に沿って流れる走行風を凸部によってフロントフェンダの表面で効果的に乱すことで、上述した作用効果をより効果的に奏功できる。
本発明によれば、操舵時の抵抗を小さくして走行性能の向上を図ることができる鞍乗り型車両の前部構造を提供できる。
実施形態の自動二輪車を示す右側面図である。 実施形態の自動二輪車の前部構造を示す右側面図である。 実施形態の自動二輪車の前部構造を示す正面図である。 実施形態の自動二輪車の前部構造の一部を示す右側面図である。 実施形態の自動二輪車の前部構造の一部を示す斜視図である。 実施形態の自動二輪車の前部構造の一部を示す斜視図である。 実施形態の第2フェンダを示す斜視図である。 実施形態の変形例の自動二輪車の前部構造を示す右側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後上下左右等の方向は、以下に説明する車両における方向と同一とする。すなわち、上下方向は鉛直方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
最初に、実施形態の鞍乗り型車両全体の概略構成について説明する。
図1は、実施形態の自動二輪車を示す右側面図である。
図1に示すように、本実施形態では、鞍乗り型車両の一例として、スクータ型の自動二輪車1について説明する。自動二輪車1は、シート11に着座した乗員が足を載せるステップフロア13を備えている。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム20と、シート11と、車体カバー30と、パワーユニット40と、を備える。
前輪2は、左右一対のフロントフォーク4の下端部に軸支されている。フロントフォーク4は、前輪2を支持するボトムチューブ4aと、ボトムチューブ4aの内側に挿入されたインナチューブと、を備える伸縮式である。一対のフロントフォーク4の上端部は、車幅方向に延びるボトムブリッジ6により連結されている。フロントフォーク4は、ボトムブリッジ6に固定されたステアリングステム5を介して車体フレーム20の前端に操向可能に支持されている。ステアリングステム5の上部には、操向用のバーハンドル5aが取り付けられている。フロントフォーク4には、フロントフェンダ15が取り付けられている。フロントフェンダ15は、前後分割型であり、前半部を構成する第1フェンダ50と、第1フェンダ50の後方に設けられて後半部を構成する第2フェンダ70と、を備える。フロントフェンダ15については、後述する。
車体フレーム20は、複数種の鋼材を溶接や締結等により一体に結合して形成されている。車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、ダウンフレーム22と、左右一対のロアフレーム23と、左右一対のシートフレーム25と、クロスメンバ26と、を備える。ヘッドパイプ21は、車体フレーム20の前端に設けられている。ヘッドパイプ21は、前輪2を含むステアリング系部品を操向可能に支持する。ヘッドパイプ21には、ステアリングステム5が挿通されている。ダウンフレーム22は、ヘッドパイプ21から下方かつ後方へ延びている。一対のロアフレーム23は、ダウンフレーム22の下端部から後方に向けて水平に延びている。一対のシートフレーム25は、ロアフレーム23の後端部から後方かつ上方へ延びている。一対のシートフレーム25は、シート11を下方から支持している。クロスメンバ26は、車幅方向に延びて、一対のロアフレーム23の後端部に結合している。
車体カバー30は、車体フレーム20等を覆う。車体カバー30は、例えば合成樹脂によって形成されている。車体カバー30は、フロントカバー31と、インナカバー32と、フロアボード33と、フロアサイドカバー34と、リアカバー35と、リアサイドカバー36と、リアフェンダ37と、を備える。フロントカバー31は、ヘッドパイプ21およびダウンフレーム22を前方から覆う。インナカバー32は、ヘッドパイプ21およびダウンフレーム22を後方から覆う。フロントカバー31およびインナカバー32は、乗員の脚部を前方から覆うレッグシールドを構成する。
フロアボード33は、インナカバー32の下端部の後方に連なる。フロアボード33は、ロアフレーム23を上方から覆う。フロアボード33は、ステップフロア13を構成する。フロアサイドカバー34は、左右に一対設けられ、フロアボード33の左右側縁部の下方に連なる。一対のフロアサイドカバー34の前端部は、フロントカバー31の下端部に連なる。フロアサイドカバー34は、ロアフレーム23を車幅方向外方から覆う。リアカバー35は、フロアボード33の後方に連なる。リアカバー35は、シートフレーム25を前方から覆う。リアサイドカバー36は、左右のフロアサイドカバー34の後端部の斜め上後方に連なる。リアサイドカバー36は、シートフレーム25を車幅方向外方から覆う。リアフェンダ37は、リアサイドカバー36の後端部から後方かつ下方に延びる。リアフェンダ37は、後輪3を上方かつ後方から覆う。
パワーユニット40は、車体フレーム20の後下部に上下揺動可能に支持されている。パワーユニット40は、内燃機関であるエンジン41と、エンジン41の左方から後方へ延びて後輪3を左方から片持ち支持するアーム部(不図示)と、を備える。エンジン41は、後輪3の前方に配置されている。エンジン41には、排気管42が接続されている。排気管42は、エンジン41のシリンダヘッドから下方に引き出された後に湾曲して後方に延びている。排気管42の後端は、後輪3の右側方に配置されたマフラー43に接続されている。マフラー43の上部には、マフラー43の外面を上方から覆うマフラープロテクタ44が取り付けられている。
次に、実施形態の自動二輪車1の前部構造について詳述する。
最初にフロントカバー31について詳述する。
図2は、実施形態の自動二輪車の前部構造を示す右側面図である。
図2に示すように、フロントカバー31は、前輪2の後方かつ上方に配置されている。フロントカバー31の前面には、前輪2の旋回を許容するように、後方に向かって窪む凹部38が形成されている。凹部38は、前方かつ下方に向かって開口している。すなわち、凹部38の開口縁38aは、側面視で前方から後方に向かうに従い、上方から下方に向かって延びている。凹部38は、上方から下方に向かうに従い漸次後方に延びる湾曲面により形成されている。凹部38の内側には、フロントフェンダ15の一部が配置されている。
図3は、実施形態の自動二輪車の前部構造を示す正面図である。
図3に示すように、凹部38の開口縁38aは、正面視でフロントフェンダ15の全体よりも外側に位置し、フロントフェンダ15の全体を囲んでいる。凹部38は、正面視でフロントフェンダ15よりも大きく形成されてフロントフェンダ15の全体と重なっている。このように形成された凹部38は、前輪2の周辺において前方から受ける走行風を車体の下方に導くことができる。
次に、フロントフェンダ15の詳細を説明する。
図4は、実施形態の自動二輪車の前部構造の一部を示す右側面図である。図5は、実施形態の自動二輪車の前部構造の一部を示す斜視図である。
図4および図5に示すように、フロントフェンダ15は、フロントフォーク4を含むステアリング系部品に固定されている。フロントフェンダ15は、正面視でフロントカバー31の凹部38内に配置されている(図3参照)。また、フロントフェンダ15は、側面視で一部がフロントカバー31の凹部38内に配置されている(図2参照)。フロントフェンダ15は、上述したように第1フェンダ50と第2フェンダ70とに2分割可能に形成されている。
図3から図5に示すように、第1フェンダ50は、主にフロントフォーク4の前方に設けられている。第1フェンダ50は、金属材料により形成されている。第1フェンダ50は、前輪2を上方から覆う上壁51と、上壁51から下方に延びる左右一対の側壁61と、を備える。
上壁51は、前輪2の車軸を上方で前後方向に跨ぐように設けられている。上壁51の大半は、後方から前方に向かいに従い下方に向けて延びている。上壁51は、後方から前方に向かうに従い、車幅方向の幅が漸次狭まるように形成されている。図5に示すように、上壁51の後端部は、上方に向けて屈曲している。上壁51の後端部には、ボルト59が挿通される挿通孔(不図示)と、後述する係止片95が係止される係止孔52と、が形成されている。
図3および図4に示すように、一対の側壁61は、上壁51の左右両側縁の全体から下方に延びている。一対の側壁61の下縁は、側面視で略水平に延びている。一対の側壁61の前端は、一対のフロントフォーク4よりも車幅方向内方に位置している。一対の側壁61は、上壁51の形状に対応して、前端から後方に向かうに従い車幅方向外方に延びている。一対の側壁61は、正面視でフロントフォーク4を跨ぐように車幅方向内方から車幅方向外方に延びている。これにより、一対の側壁61は、フロントフォーク4を前方から覆っている。
図5に示すように、一対の側壁61の後端部には、車幅方向外方に隆起する隆起部62が設けられている。隆起部62は、正面視でフロントフォーク4に重なる位置から、フロントフォーク4よりも車幅方向外方の位置まで配置されている(図3参照)。隆起部62の一部は、側面視でフロントフォーク4に重なっている(図4参照)。これにより、一対の側壁61は、フロントフォーク4を車幅方向外方から覆っている。隆起部62は、車幅方向で最も外方に位置する頂部63と、頂部63を囲う段差部64と、を備える。頂部63は、おおよそ車幅方向の垂直面に沿って延びている。
図4に示すように、頂部63は、側面視で下方から上方に向かうに従い後方に傾斜して延びる平行四辺形状に形成されている。すなわち、頂部63の後縁63aおよび前縁63bは下方から上方に向かうに従い後方に延び、頂部63の上縁63cおよび下縁は略水平に延びている。頂部63の後縁63aは、側壁61の後端縁であって、側面視で第1フェンダ50の後端縁を構成している。以下では、側壁61の後端縁について述べる場合も符号63aを付す。頂部63の後縁63aは、側面視でフロントフォーク4の中心軸線に沿って延びている。頂部63の後縁63aは、側面視でフロントカバー31の凹部38の開口縁38aに交差している(図2参照)。頂部63の前下部には、ねじ69が挿通される締結孔(不図示)が形成されている。
図5に示すように、段差部64は、頂部63の前縁63bに連なる前方段差部65と、頂部63の上縁63cに連なる上方段差部66と、を備える。前方段差部65は、頂部63の前縁63bから車幅方向内方に向かうに従い前方に傾斜して延びている。上方段差部66は、頂部63の上縁63cから車幅方向内方に向かうに従い上方に傾斜して延びている。上方段差部66は、上壁51に滑らかに接続している。
上壁51と一対の側壁61との各接続部には、窪み部55が形成されている。窪み部55は、車幅方向内方かつ下方に窪んでいる。窪み部55は、側面視でフロントカバー31よりも前方において、第1フェンダ50の前部から隆起部62の上方にわたって連続して延びている(図2参照)。
図6は、実施形態の自動二輪車の前部構造の一部を示す斜視図である。
図6に示すように、第1フェンダ50は、支持部材90に支持されている。支持部材90は、ボトムブリッジ6に固定されている。これにより、第1フェンダ50は、支持部材90およびボトムブリッジ6を介して、フロントフォーク4に支持されている。支持部材90は、ボトムブリッジ6に固定されたベース部91と、ベース部91に固定されたサポートパイプ92と、サポートパイプ92に固定されたブラケット93と、を備える。
ベース部91は、ボトムブリッジ6の前方に配置され、ボトムブリッジ6に締結されている。ベース部91には、上方に延出する係止片95が形成されている。係止片95は、第1フェンダ50の上壁51の後端部に形成された係止孔52(図5参照)に下方から挿通されている。また、ベース部91には、第1フェンダ50の上壁51の挿通孔に挿通されたボルト59が螺着する。これにより、ベース部91は、第1フェンダ50を固定的に支持している。
サポートパイプ92は、正面視で下方に開口するU字状に形成され、車幅方向の中間部においてベース部91の前面に結合している。サポートパイプ92は、側面視で上方から下方に向かうに従い前方に傾斜して延びている。サポートパイプ92の一対の先端部92aは、それぞれ第1フェンダ50の隆起部62(図5参照)の車幅方向内方に位置している。
ブラケット93は、左右に一対設けられ、それぞれサポートパイプ92の先端部92aに結合している。ブラケット93には、第1フェンダ50の隆起部62の締結孔に挿通されたねじ69が螺着する。これにより、ブラケット93は、第1フェンダ50の両側部を固定的に支持している。ブラケット93は、側面視で隆起部62と重なる位置から、隆起部62よりも下方かつ前方に向けて延びている。ブラケット93の下端には、リフレクタ97が取り付けられている。
図4に示すように、第2フェンダ70は、主にフロントフォーク4の後方かつ下方に設けられている。第2フェンダ70は、樹脂材料により形成されている。第2フェンダ70は、前輪2を後方かつ上方から覆う上壁71と、上壁71から下方に延びる左右一対の側壁74と、を備える。
図7は、実施形態の第2フェンダを示す斜視図である。
図4および図7に示すように、上壁71は、一対のフロントフォーク4の上部の間から後方かつ下方に向けて延びている。上壁71は、フロントフォーク4の中心軸線の垂直面に沿って延びる平坦部72を備える。平坦部72は、上壁71の前端に設けられ、ボトムブリッジ6に下方から対向する。平坦部72の上面には、ボトムブリッジ6から下方に突出するステアリングステム5の下端部との接触を避ける窪みが形成されている。また、平坦部72の後部には、ボトムブリッジ6に後方から対向する対向壁77が立設されている。上壁71のうち平坦部72よりも後方の箇所は、平坦部72よりも水平面に対して大きい傾斜で後方かつ下方に延びている。
図7に示すように、側壁74は、上壁71の左右両側縁の全体から下方に延びている。一対の側壁74の前端部は、フロントフォーク4の車幅方向内方に位置している(図4を併せて参照)。一対の側壁74の前端部には、フロントフォーク4との干渉を避けるように車幅方向内方に窪む逃げ部75が形成されている。逃げ部75は、フロントフォーク4の上部を車幅方向内方かつ後方から囲むように形成されている。これにより、一対の側壁74は、フロントフォーク4を車幅方向内方および後方から覆っている。
図6および図7に示すように、第2フェンダ70は、一対のフロントフォーク4を前方および車幅方向両側から覆う一対のフロントフォークカバー部81と、一対のフロントフォークカバー部81から車幅方向外方に延びる一対の凸部86と、をさらに備える。
一対のフロントフォークカバー部81は、上壁71および側壁74から、フロントフォーク4の前方を回り込むように延びている。フロントフォークカバー部81は、第1フェンダ50よりも車幅方向内方に位置している。フロントフォークカバー部81は、側壁74の前縁から延びるカバー本体82と、カバー本体82の上縁から突出する鍔部83と、カバー本体82に結合した脚部84と、を備える。
カバー本体82は、側壁74の前縁の上下中間部から上端部にわたる部分から延びている。カバー本体82は、フロントフォーク4回りの周方向に沿う半円筒状に形成され、フロントフォーク4と支持部材90のサポートパイプ92との間に配置されている。以下、カバー本体82のうち、フロントフォーク4回りの周方向において側壁74との接続部とは反対側の端部を先端部82aという。
鍔部83は、カバー本体82の上縁から径方向外方に張り出している。鍔部83は、カバー本体82に沿って円弧状に延び、上壁71の平坦部72の前端部に連なっている。
図6に示すように、脚部84は、支持部材90に固定される部分である。脚部84は、第1フェンダ50の隆起部62(図5参照)の車幅方向内方に配置されている。脚部84は、第1フェンダ50の隆起部62の内面に沿って、カバー本体82の先端部82aから前方に延びた後、フロントフォーク4の軸線方向に沿って下方に延びている。脚部84の前端部は、車幅方向内方に向けて屈曲している。脚部84の下端部は、支持部材90のサポートパイプ92の先端部92aの車幅方向外方に位置し、ブラケット93の一部に車幅方向外方から対向している。脚部84の下端部には、車幅方向外方に突出するボス84aが形成されている。ボス84aは、第1フェンダ50の隆起部62の内面に当接する。ボス84aには、第1フェンダ50の頂部63の前下部を締結するねじ69が挿通される貫通孔が形成されている。これにより脚部84は、第1フェンダ50および支持部材90と共締めされ、フロントフォーク4に間接的に固定されている。
凸部86は、カバー本体82の先端部82aから延出している。凸部86は、正面視で第1フェンダ50から車幅方向に突出している(図3参照)。凸部86は、カバー本体82の先端部82aから車幅方向外方に延びる第1延設部87と、第1延設部87から後方に延びる第2延設部88と、を備える。
図5に示すように、第1延設部87は、第1フェンダ50の側壁61の後端縁63aに沿って直線状に延在している。第1延設部87は、車幅方向内方から車幅方向外方に向かうに従い後方に向かって傾斜して延びている。第1延設部87の前後方向に対する傾斜角は、第1フェンダ50の側壁61におけるいずれの箇所の前後方向に対する傾斜角よりも大きい。第1延設部87は、第1フェンダ50の側壁61の後端縁63aよりも車幅方向内方から、第1フェンダ50の側壁61の後端縁63aよりも車幅方向外方に延びている。第1延設部87の車幅方向外方の端縁は、第1フェンダ50の側壁61の後端縁63aに平行に延在している。
第2延設部88は、第1延設部87の車幅方向外方の端縁の全体から後方に延出している。第2延設部88の後端縁は、第1延設部87の車幅方向外方の端縁に平行に延在している。例えば、第2延設部88の前後方向の幅は、車幅方向における第1延設部87の第1フェンダ50からの突出量と同程度となっている。
このように形成された凸部86は、図2に示すように、側面視で前後方向に交差する方向に延びている。凸部86は、第1フェンダ50の側壁61の後端縁63aに沿って配置され、第1フェンダ50における側壁61の後端縁63aの後方から車幅方向外方に突出している。凸部86は、側面視でフロントカバー31の凹部38の開口縁38aに交差している。これにより、凸部86の前下部は、側面視でフロントカバー31と重ならない、かつフロントカバー31の前方の位置に設けられている。凸部86の下端は、第1フェンダ50の下端よりも上方に位置している。
次に、本実施形態のフロントフェンダ15の作用を説明する。
自動二輪車1の走行中は、前方からの走行風がフロントフェンダ15の表面に沿って流れる。フロントフェンダ15の後方には、フロントカバー31の凹部38が配置されているので、走行風が凹部38内に流入することで、走行風がフロントフェンダ15の表面に沿って流れやすくなる。フロントフェンダ15のうち車幅方向外方に面する外側面に沿って流れる走行風は、フロントフェンダ15が前後方向に対して車幅方向に傾くと、負圧により車幅方向への傾きを解消する方向にフロントフェンダ15を引き寄せる。
本実施形態の自動二輪車1の前部構造では、第2フェンダ70は、正面視で第1フェンダ50から車幅方向外方に突出する凸部86を有する。この構成によれば、自動二輪車1の走行時に、第1フェンダ50の側壁61の外側面に沿う走行風の流れを、凸部86において阻害することができる。これにより、フロントカバー31の凹部38の内側に向かって流入する、第1フェンダ50の側壁61の外側面に沿って流れる走行風の量を低減することができる。このため、フロントフェンダ15を前後方向に対して車幅方向に傾けた際に走行風によって生じる負圧を減少させ、フロントフェンダ15に対し車幅方向への傾きを解消する方向に作用する力を低減できる。したがって、操舵時に生じる抵抗を小さくして、走行性能の向上を図ることができる。
また、第1フェンダ50は金属材料により形成され、第2フェンダ70は樹脂材料により形成されている。この構成によれば、第1フェンダ50は、第2フェンダ70の前方に設けられることで、第2フェンダ70よりも上面等が外部に露出しやすいので、第1フェンダ50を金属材料により形成することでフロントフェンダ15の強度を担保できる。また、第2フェンダ70を樹脂材料により形成することで、フロントフェンダ15の軽量化を図ることができる。さらに、凸部86は第2フェンダ70に設けられるので、凸部を金属板のプレス形成により形成する場合と比較して、凸部86を容易に成形することができる。
また、凸部86の少なくとも一部は、側面視でフロントカバー31と重ならない位置に設けられている。この構成によれば、側面視でフロントカバー31と重ならない位置において凸部86によって走行風の流れを阻害することで、走行風をフロントカバー31の車幅方向外方に導くことができる。これにより、凸部86よりも後方でフロントフェンダ15の表面に沿って流れる走行風を減少させることができる。よって、フロントフェンダ15に対し車幅方向への傾きを解消する方向に作用する力を低減できる。したがって、操舵時に生じる抵抗を小さくして、走行性能の向上を図ることができる。
また、第2フェンダ70は、第1フェンダ50よりも車幅方向内方でフロントフォーク4を前方および車幅方向内方から覆うフロントフォークカバー部81を有する。この構成によれば、フロントフォーク4は、第1フェンダ50によって前方および車幅方向外方から覆われるとともに、第1フェンダ50の内側でフロントフォークカバー部81によって前方および車幅方向内方から覆われる。これにより、フロントフォーク4は、第1フェンダ50および第2フェンダ70によって、少なくとも車幅方向両側、および前方から覆われる。したがって、フロントフォーク4の泥付き等を効果的に抑制できる。
また、フロントフォークカバー部81は、第1フェンダ50と共締めされてフロントフォーク4に固定されている。この構成によれば、第2フェンダが第1フェンダと共締めされず第1フェンダおよび第2フェンダが各別にフロントフォークに固定される場合と比較して、部品点数および組み立て工数を削減することができる。したがって、自動二輪車1の低コスト化を図ることができる。
また、凸部86の下端は、第1フェンダ50の下端よりも上方に位置する。この構成によれば、フロントカバー31との距離がより近い部位にのみ凸部86が設けられる。このため、走行風の流れを阻害しつつ、凸部86が設けられたことによるフロントフェンダ15の重量増加、および外観性の低下を抑制できる。
また、第1フェンダ50は、車幅方向外方に隆起する隆起部62を有する。この構成によれば、第1フェンダ50の側壁61の外側面に沿って流れる走行風を隆起部62において車幅方向外方に導くことができる。これにより、隆起部62よりも後方でフロントフェンダ15の表面に沿って流れる走行風を減少させることができる。したがって、操舵時に生じる抵抗をより小さくして、走行性能の向上を図ることができる。
また、フロントフォーク4が隆起部62によって車幅方向外方から覆われるので、スマートな印象を与えるデザインとなり、外観性が向上する。
また、凸部86は、車幅方向に沿って延びる第1延設部87と、第1延設部87の車幅方向外方の端縁から車両後方に向けて延びる第2延設部88と、を有する。この構成によれば、第1延設部87によって第1フェンダ50の側壁61の外側面に沿う走行風の流れを阻害し、第2延設部88において後方に流れる走行風を整流することができる。これにより、フロントフェンダ15の表面で乱れた走行風が、フロントフェンダ15の内方へ複雑に作用することを抑制できる。したがって、走行性能の向上を図ることができる。
また、フロントフェンダ15は、正面視でフロントカバー31の凹部38内に配置されている。この構成では、フロントフェンダ15の表面に沿って流れる走行風がフロントカバー31の凹部38内に流入しやすくなる。このため、上述したように第1フェンダ50の側壁61の外側面に沿って流れる走行風を凸部86によってフロントフェンダ15の表面で効果的に乱すことで、上述した作用効果をより効果的に奏功できる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、凸部86の一部が側面視でフロントカバー31と重ならない位置に設けられているが、これに限定されず、凸部の全体が側面視でフロントカバー31と重ならない位置に設けられていてもよい。
また、第2フェンダが有する凸部の構成は、上記実施形態の構成に限定されない。例えば、凸部は、側面視で上下方向に沿って延在していてもよい。また、凸部は、上記実施形態の第2延設部88を備えていなくてもよい。また、凸部は、第1フェンダの側壁に形成されたスリットに挿通されることにより、正面視で第1フェンダから車幅方向外方に突出していてもよい。
また、上記実施形態では、フロントフェンダ15が支持部材90およびボトムブリッジ6を介してフロントフォーク4に間接的に固定されているが、これに限定されない。フロントフェンダは、フロントフォーク4に直接固定されていてもよい。
また、図8に示すように、リフレクタ98を第1フェンダ50の側壁61に取り付けて、リフレクタ98を正面視で第1フェンダ50から突出させてもよい。これにより、第2フェンダ70の凸部86に加え、リフレクタ98によっても第1フェンダ50の側壁61の外側面に沿って流れる走行風の流れをフロントフェンダ15の表面で阻害することができる。なお、この場合には凸部86が設けられていなくても、リフレクタ98のみによって走行風の流れをフロントフェンダ15の表面で阻害することができる。
また、本発明は、運転者が車体を跨いで乗車する鞍乗り型車両全般に適用することができる。すわなち、例えばレッグシールドを有さない自動二輪車や、自動三輪車等に上記実施形態の構成を組み合わせてもよい。レッグシールドが設けられていない場合であっても、走行風がフロントフェンダの表面に沿って流れるので、上述した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…自動二輪車(鞍乗り型車両) 4…フロントフォーク 15…フロントフェンダ 31…フロントカバー 38…凹部 50…第1フェンダ 62…隆起部 70…第2フェンダ 81…フロントフォークカバー部 86…凸部 87…第1延設部 88…第2延設部

Claims (9)

  1. 左右のフロントフォーク(4)を前方および車幅方向外方から覆う第1フェンダ(50)および前記第1フェンダ(50)の後方に設けられた第2フェンダ(70)に分割可能に形成されたフロントフェンダ(15)と、
    前記フロントフェンダ(15)の後方に配置され、前方に向けて開口する凹部(38)が形成されたフロントカバー(31)と、を備え、
    前記第2フェンダ(70)は、前輪(2)を後方かつ上方から覆う上壁(71)と、前記上壁(71)から下方に延びる左右一対の側壁(74)と、を前記左右のフロントフォーク(4)の間に備えるとともに、正面視で前記第1フェンダ(50)から車幅方向外方に突出する凸部(86)を有する、
    ことを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。
  2. 前記第1フェンダ(50)は、金属材料により形成され、
    前記第2フェンダ(70)は、樹脂材料により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  3. 前記フロントフェンダ(15)の後方に配置されたフロントカバー(31)を備え、
    前記凸部(86)の少なくとも一部は、側面視で前記フロントカバー(31)と重ならない位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  4. 前記第2フェンダ(70)は、前記第1フェンダ(50)よりも車幅方向内方で前記フロントフォーク(4)を前方および車幅方向内方から覆うフロントフォークカバー部(81)を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  5. 前記フロントフォークカバー部(81)は、前記第1フェンダ(50)と共締めされて前記フロントフォーク(4)に固定されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  6. 前記フロントフェンダ(15)の後方かつ上方に配置されたフロントカバー(31)を備え、
    前記第1フェンダ(50)は、
    前記前輪(2)を上方から覆う上壁(51)と、
    前記上壁(51)から下方に延びる左右一対の側壁(61)と、
    を備え、
    前記凸部(86)の下端は、前記第1フェンダ(50)の前記側壁(61)の後端縁(63a)の下端よりも上方に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  7. 前記第1フェンダ(50)は、車幅方向外方に隆起する隆起部(62)を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  8. 前記凸部(86)は、
    車幅方向に沿って延びる第1延設部(87)と、
    前記第1延設部(87)の車幅方向外方の端縁から車両後方に向けて延びる第2延設部(88)と、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  9. 前記フロントフェンダ(15)は、正面視で前記フロントカバー(31)の凹部(38)内に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
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