JP7277499B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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本発明は、鞍乗型車両に関する。
特許文献1には、サイドスタンドを備えた鞍乗型車両(以下、単に車両という場合がある)が開示されている。この車両では、サイドスタンドの回動軸の近傍を上方から覆うようにカバーが設けられている。
特開2013-244877号公報
車両の走行中、サイドスタンドは格納された状態となる。この状態においては、サイドスタンドの接地面は後方を向く。従来の構成においては、走行中に跳ねた泥水がサイドスタンドの接地面で跳ね返り、接地面の上方に位置するエアクリーナの吸気口に到達する場合があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、走行中にサイドスタンドの接地面で跳ね返った泥水がエアクリーナの吸気口に到達することを抑制可能な鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、一態様に係る鞍乗型車両は、車体(11)と、前記車体(11)を覆う外装カバー(C)と、前記車体(11)によって格納位置と起立位置との間で回動可能に支持され、前記起立位置にあるときに地面に接する接地面(23a)を有するサイドスタンド(20)と、吸気口(18a)から吸入した空気を浄化するエアクリーナ(18)と、を備え、前記外装カバー(C)には、前記車体(11)を下方から覆うアンダーカバー(50)と、前記アンダーカバー(50)の側縁部から立設したサイドカバー(40)と、が含まれ、前記アンダーカバー(50)および前記サイドカバー(40)は、前記サイドスタンド(20)の一部を通す開口部(O)を形成し、前記外装カバー(C)には、前記サイドスタンド(20)が前記格納位置にあるときの前記接地面(23a)よりも上方かつ前記吸気口(18a)よりも下方に位置する保護壁(54)が設けられ、下面視において、前記保護壁(54)が、前記サイドスタンド(20)が前記格納位置にあるときの前記接地面(23a)と重なっている。
上記態様によれば、外装カバーに設けられた保護壁が、接地面よりも上方かつエアクリーナの吸気口よりも下方に位置している。さらに、下面視において、保護壁は接地面と重なっている。このため、走行中に泥水が接地面に当たり、上方に跳ね返ったとしても、この泥水を保護壁によって受けることができる。したがって、接地面の上方に位置する吸気口に泥水が到達することを抑制できる。
ここで、前記保護壁(54)は前記アンダーカバー(50)に形成されていてもよい。
この場合、外装カバーのうち最も下方に位置するアンダーカバーに保護壁を形成することで、サイドスタンドの接地面に近い位置に保護壁を設けることができる。したがって、接地面で跳ね返った泥水をより確実に保護壁で受けることができる。
また、保護壁(54)は車両の前後方向に延びる直線形状であってもよい。
この場合、走行中に外装カバー内に流入した空気が、鞍乗型車両の後方に排出される際の空気の流れを、保護壁が堰き止めてしまうことを抑制できる。したがって、走行時の空気抵抗を低減することができる。
また、前記サイドスタンド(20)が前記格納位置にあるときの前記接地面(23a)と前記吸気口(18a)とを結ぶ直線上に前記保護壁(54)が位置していてもよい。
この場合、接地面で跳ね返って直線的に吸気口に向かう泥水を、保護壁によって受けることができる。したがって、吸気口に泥水が到達することを、より効果的に抑制できる。
本発明の上記態様によれば、走行中にサイドスタンドの接地面で跳ね返った泥水がエアクリーナの吸気口に到達することを抑制可能な鞍乗型車両を提供できる。
本実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 本実施形態のフロアカバーおよびサイドカバーの左側面図である。 図2のフロアカバー単体の左側面図である。 図2のフロアカバー単体の上面図である。 図1のサイドスタンド近傍の拡大図である。 図5においてエアクリーナを覆うカバーを取り除いた図である。 図1の自動二輪車のサイドスタンド近傍の下面図である。
以下、本実施形態に係る鞍乗型車両について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1には、本実施形態の鞍乗型車両の一例として、ユニットスイング式の自動二輪車(スクータ型車両)1が示されている。自動二輪車1は、操向輪である前輪3と、駆動輪である後輪4と、を備えている。前輪3は、左右一対のフロントフォーク6に支持され、バーハンドル2によって操向可能である。後輪4は、スイングユニット(パワーユニット)Uに支持され、エンジンEによって駆動可能である。
スイングユニットUは、駆動輪である後輪4を上下揺動可能に支持している。スイングユニットUは、駆動源であるエンジン(内燃機関)Eと、例えばVベルト式の無段変速機Mと、を一体に備えている。無段変速機Mの後部の出力軸には、後輪4が支持されている。無段変速機Mの後部は、リヤクッション7を介して車体フレーム11に支持されている。
バーハンドル2、左右一対のフロントフォーク6及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端部のヘッドパイプ12に操向可能に支持されている。スイングユニットUおよび後輪4は、車体フレーム11の下部のピボット部(不図示)に懸架リンク等を介して上下揺動可能に支持されている。
車体フレーム11は、前端部に位置するヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から下方へ延びるダウンフレーム13と、ダウンフレーム13の下端部から後方へ湾曲して延びる左右一対のロアフレーム14と、ロアフレーム14の後端部から上後方に適宜屈曲して延びる左右一対のリヤフレーム15と、を備えている。左右一対のロアフレーム14の後端部近傍には、スイングユニットUの前端部を支持する前記ピボット部が設けられている。
<外装カバー>
自動二輪車1は、外装カバーCを備えている。外装カバーCには、フロントカバー8、リヤカバー9、一対のサイドカバー(フロアサイドカバー)40、アンダーカバー50等が含まれる。外装カバーCがその他の部品を含んでもよい。フロントカバー8は、車体前部を覆っている。リヤカバー9は、車体後部を覆っている。フロントカバー8およびリヤカバー9の間は低床部10とされ、この低床部10の上面部に運転者が足を載せるステップフロア10aが設けられている。リヤカバー9の上方には、運転者を含む乗員が着座するシート5が支持されている。
アンダーカバー50は、車体下部を覆っている。一対のサイドカバー40は、アンダーカバー50の左右の側縁部から、上方に向けて立設されている。図2は、サイドカバー40およびアンダーカバー50が組み合わされた状態を示す左側面図である。図3はアンダーカバー50単体の左側面図であり、図4はアンダーカバー50単体の上面図である。図3、図4に示すように、アンダーカバー50は、底板部51と、左側壁部52と、右側壁部53と、を有する。底板部51は、前後方向および左右方向に沿って延在している。左側壁部52は底板部51の左側縁部から上方に向けて立設され、右側壁部53は底板部51の右側縁部から上方に向けて立設されている。
図3に示すように、左側壁部52の上下方向における寸法は、後方に向かうに従って大きくなっている。左側壁部52には、側面視において、上方に向けて開口する切欠部52a(第1の切欠部)が形成されている。切欠部52aは、サイドスタンド20およびその周辺の構造物を避けるように形成されている。一対のサイドカバー40は、左側壁部52および右側壁部53にそれぞれ取り付けられる。左側のサイドカバー40と右側のサイドカバー40とで、形状が異なってもよい。以下では、左側(サイドスタンド20が設けられている側)のサイドカバー40の形状、配置等について説明する。
図2に示すように、サイドカバー40は、前後方向に沿って延びている。サイドカバー40には、側面視において、下方に向けて開口する切欠部41(第2の切欠部)が形成されている。サイドカバー40の切欠部41はアンダーカバー50の切欠部52aと上下方向において対向する位置にある。これらの切欠部41、52aが組み合わされることで、外装カバーCには開口部Oが形成されている。図5に示すように、この開口部Oを通じて、サイドスタンド20の一部およびその周辺の構造物が外装カバーCの外側に露出している。
<サイドスタンド>
図1に示すように、サイドスタンド20は、車体フレーム11の左ロアフレーム14に取り付けられている。サイドスタンド20は、可倒式であり、自動二輪車1の車体を左側に傾けた起立状態で支持するように構成されている。
図5に示すように、サイドスタンド20は、左ロアフレーム14に固定されたスタンドブラケット30に回動可能に支持されている。サイドスタンド20は、先端側(接地側)を回動軸35の後方に跳ね上げた格納位置と、先端側を回動軸35の下方に延ばした使用位置(起立位置)と、の間で回動可能である。図では、使用位置にあるサイドスタンド20を鎖線で示す。
サイドスタンド20は、一体に形成されたスタンドバー21、ピボット部22、および接地部23を備えている。スタンドバー21は、例えば直線状の鋼管あるいは鋼柱である。ピボット部22は、スタンドバー21の一端側(基端側、回動軸35側)に設けられ、車体側に回動可能に連結されている。ピボット部22は、回動軸35を介して車体に取り付けられており、回動軸35の回りに回動可能となっている。図中の線C1は、回動軸35の中心軸線を示す。接地部23は、スタンドバー21の他端側(先端側、接地側)に設けられて、車体を支持する。接地部23のうち、他端側を向く面は、接地面23aとして用いられる。サイドスタンド20が使用位置にあるとき、接地面23aは下方を向き、地面などに接して車体を支持する。
回動軸35は、車幅方向外側ほど上側に位置するように上向きに傾斜している。これにより、サイドスタンド20が起立位置にあるときはサイドスタンド20を車幅方向外側に張り出させるとともに、サイドスタンド20が格納位置にあるときはサイドスタンド20の車幅方向外側への張り出しを抑える。起立位置にあるサイドスタンド20が車幅方向外側に張り出すことで、接地部23が車幅方向外側に配置されて自動二輪車1の車体を支持しやすくなる。格納位置にあるサイドスタンド20の車幅方向外側への張り出しを抑えることで、車体をバンクさせた際にサイドスタンド20が接地し難くなる。回動軸35は、車幅方向外側ほど前側に位置するように、前後方向でも傾斜している。
サイドスタンド20およびその周辺部品は、コーナリング時に車体を大きくバンクさせた場合や路面の凹凸を乗り越える場合等に、意図せず接地することがある。そこで、サイドスタンド20が車体のバンク角や最低地上高に影響することを抑えるために、サイドスタンド20の取り付け位置はできるだけ上方であることが好ましい。
図5に示すように、サイドスタンド20には、スタンドスプリング(引張りコイルスプリング)25の一端部を係止する係止フック26が設けられている。係止フック26は、スタンドバー21の長手方向中間部において車幅方向外側に突出するように形成され、スタンドバー21に溶接固定されている。この係止フック26の一部は、使用者が足によってサイドスタンド20を回動操作するための足掛け部26aとなる。
自動二輪車1が走行する際には、サイドスタンド20は格納位置に位置させられる。ここで、サイドスタンド20が格納位置にあるとき、接地部23の接地面23aは略後方を向く。より具体的には、接地面23aは後ろ斜め上方に向けて延在する。このため、自動二輪車1の走行中に路面の泥水が跳ねると、接地面23aに当たった泥水が後ろ斜め上方に向けて跳ね返る場合がある。接地部23の後ろ斜め上方には、エンジンEおよびその関連部品(例えばエアクリーナ18)が配置されている。特に図6に示すように、接地面23aに沿って延びる仮想直線L上にエアクリーナ18の吸気口18aが配置されている場合、接地面23aで跳ね返った泥水が、吸気口18a付近に到達する可能性がある。
そこで本実施形態では、接地面23aと吸気口18aとの間に保護壁54を設けている。図4に示すように、本実施形態の保護壁54は、アンダーカバー50から後方に延出するように形成されている。より詳しくは、左側壁部52のうち、切欠部52aよりも後方に位置する部分から、後方に突出するように保護壁54が形成されている。保護壁54の後端部には、貫通孔54aが形成されている。貫通孔54aに挿通されたネジB(図7参照)が、サイドカバー40のネジ孔(不図示)に締結されることで、保護壁54の強度が高められている。図3に示すように、保護壁54は、後方に向かうに従って上方に向かうように傾斜している。保護壁54はサイドカバー40の下面に沿って配置されている。
図6に示す仮想直線Lは、接地面23aに沿って延びる直線であり、接地面23aと吸気口18aとを結ぶ直線でもある。この仮想直線L上に、保護壁54が位置している。したがって、接地面23aで跳ね返って直線的に吸気口18aに向かおうとする泥水を、保護壁54によって、効果的に受けることができる。
接地面23aで跳ね返った泥水は、直線的に吸気口18aに向かうとは限らず、例えば放物線を描いて吸気口18aに向かう可能性がある。このため、保護壁54は必ずしも仮想直線L上に位置していなくてもよい。本実施形態では、接地面23aよりも上方かつ吸気口18aよりも下方に保護壁54を配置している。さらに、図7に示すように、保護壁54は、下面視において接地面23aと重なるように配置されている。この配置により、走行時に接地面23aで跳ね返って、接地面23aの上方に位置する吸気口18aに向かおうとする泥水を、保護壁54によって受けることができる。
また、本実施形態の保護壁54は、自動二輪車1の空気抵抗の増大を抑制するように設けられている。具体的には、自動二輪車1が走行する際には、外装カバーCの隙間(例えば、図1に示すフロントフェンダー16とボディーカウル17との間)から、外装カバーCの内側に空気が流入する。空気の一部は、図7の矢印Fに示すように、左右方向におけるサイドカバー40の内側を通って、自動二輪車1の後方へと抜けていく。ここで、保護壁54自体あるいは保護壁54を設けるための部材などが、仮に矢印Fで示す空気の流れを遮るように配置されていると、自動二輪車1の空気抵抗が増す。
そこで本実施形態では、保護壁54がサイドカバー40の下面に沿って配置されている。また、保護壁54は車両の前後方向に延びる直線形状である。図7の矢印Fに示す空気の流れは、保護壁54の上方かつサイドカバー40の内側の空間を流動する。このような配置によれば、保護壁54によって空気抵抗が増大することを抑制できる。また、本実施形態では、サイドカバー40の後端部を、前後方向に沿って略直線状に形成している。より具体的には、サイドカバー40の後方部42に、左右方向における内側に突出した部位が設けられていない。本明細書における後方部42とは、サイドカバー40のうち、サイドスタンド20が格納位置にあるときに接地部23よりも後方に位置する部分である。後方部42が左右方向における内側に突出した部位を有さないことで、矢印Fで示す空気の流れがスムーズになり、自動二輪車1の空気抵抗を低減できる。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車1(鞍乗型車両)は、車体フレーム11(車体)と、車体フレーム11を覆う外装カバーCと、車体フレーム11によって格納位置と起立位置との間で回動可能に支持され、起立位置にあるときに地面に接する接地面23aを有するサイドスタンド20と、吸気口18aから吸入した空気を浄化するエアクリーナ18と、を備える。外装カバーCには、車体フレーム11を下方から覆うアンダーカバー50と、アンダーカバー50の側縁部から立設したサイドカバー40と、が含まれる。アンダーカバー50およびサイドカバー40は、サイドスタンド20の一部を通す開口部Oを形成し、外装カバーCには、サイドスタンド20が格納位置にあるときの接地面23aよりも上方かつ吸気口18aよりも下方に位置する保護壁54が設けられ、下面視において、保護壁54が、サイドスタンド20が格納位置にあるときの接地面23aと重なっている。
この構成によれば、走行中に泥水が接地面23aに当たり、上方に跳ね返ったとしても、この泥水を保護壁54によって受けることができる。したがって、保護壁54の上方に位置する吸気口18aに泥水が到達することを抑制できる。
また、保護壁54はアンダーカバー50に形成されている。この構成によれば、外装カバーCのうち最も下方に位置するアンダーカバー50に保護壁54を形成することで、サイドスタンド20の接地面23aに近い位置に保護壁54を設けることができる。したがって、接地面23aで跳ね返った泥水をより確実に保護壁54で受けることができる。
また、保護壁(54)は、車両の前後方向に延びる直線形状である。この構成により、走行中に外装カバーCの隙間から外装カバーC内に流入した空気が、自動二輪車1の後方に排出される際の空気の流れを、保護壁54が堰き止めてしまうことを抑制できる。したがって、走行時の空気抵抗を低減することができる。
また、サイドスタンド20が格納位置にあるときの接地面23aと吸気口18aとを結ぶ直線(仮想直線L)上に、保護壁54が位置している。この構成により、接地面23aで跳ね返って直線的に吸気口18aに向かう泥水を、保護壁54によって受けることができる。したがって、吸気口18aに泥水が到達することを、より効果的に抑制できる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、保護壁54はアンダーカバー50の左側壁部52以外の部位から延出していてもよい。あるいは、アンダーカバー50以外の外装カバーCに保護壁54が形成されてもよい。
また、サイドスタンド20が取り付けられる車体は、車体フレーム11に限らず、車体フレーム11に取り付けられた構造体であったり、エンジンE等のパワーユニットであってもよい。
また、本発明を適用する鞍乗型車両には、自動二輪車だけでなく、サイドスタンドを備える車両全般が含まれる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
11 車体
18 エアクリーナ
18a 吸気口
20 サイドスタンド
23a 接地面
40 サイドカバー
50 アンダーカバー
54 保護壁
C 外装カバー
O 開口部

Claims (7)

  1. 車体(11)と、
    前記車体(11)を覆う外装カバー(C)と、
    前記車体(11)によって格納位置と起立位置との間で回動可能に支持され、前記起立位置にあるときに地面に接する接地面(23a)を有するサイドスタンド(20)と、 吸気口(18a)から吸入した空気を浄化するエアクリーナ(18)と、を備え、
    前記外装カバー(C)には、前記車体(11)を下方から覆うアンダーカバー(50)と、前記アンダーカバー(50)の側縁部から立設したサイドカバー(40)と、が含まれ、
    前記アンダーカバー(50)および前記サイドカバー(40)は、前記サイドスタンド(20)の一部を通す開口部(O)を形成し、
    前記外装カバー(C)には、前記サイドスタンド(20)が前記格納位置にあるときの前記接地面(23a)よりも上方かつ前記吸気口(18a)よりも下方に位置する保護壁(54)が設けられ、
    前記サイドスタンド(20)は、棒状のスタンドバー(21)の先端側に前記接地面(23a)を形成する接地部(23)を備え、
    下面視において、前記保護壁(54)が、前記サイドスタンド(20)が前記格納位置にあるときの前記接地面(23a)と重なり、かつ前記スタンドバー(21)と前記接地部(23)との接続部分と重なり、
    前記保護壁(54)は、前記接地部(23)の後端よりも後方まで延びている、鞍乗型車両。
  2. 前記保護壁(54)は、下面視において、前記スタンドバー(21)と前記接地部(23)との接続部分と重なる内側縁と、前記接地部(23)よりも車幅方向外側に位置する外側縁と、前記接地部(23)よりも後方に位置する後端縁と、に囲まれた四角形状である、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記保護壁(54)の後端部には、前記サイドカバー(40)に締結するための貫通孔(54a)が形成されている、請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記保護壁(54)は、下面視において、前記接地面(23a)の車幅方向外側で、前記接地面(23a)の車幅方向の全幅の半分以上の範囲と重なる、請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記保護壁(54)は前記アンダーカバー(50)に形成されている、請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記保護壁(54)は車両の前後方向に延びる直線形状である、請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記サイドスタンド(20)が前記格納位置にあるときの前記接地面(23a)と前記吸気口(18a)とを結ぶ直線上に前記保護壁(54)が位置している、請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
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