JP6827350B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
請求項2に記載した発明は、前記車体フレーム(2)において前記ガイド面(S1)が設けられた部分の前端幅(L1)は、前記ガイド面(S1)の前後長さ(L2)よりも短いことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記車体フレーム(2)において前記ガイド面(S1)が設けられた部分の断面後端部(2b)は、後方に凸の円弧状をなしていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記車体フレーム(2)において前記ガイド面(S1)が設けられた部分の断面前端部(2a)は、前方に凸の円弧状をなしていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記ガイド面(S1)は、前記シート(9)の前後方向中央部における車幅方向外端(P1)とステップ(29)の車幅方向内端(P2)とを結んだ仮想線(D1)よりも車幅方向内側に設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記外装カバー(16)は、前記車両部品(14)を車幅方向外方から覆うサイドカバー(35)を含み、前記走行風取入口(E1)は、前記サイドカバー(35)の前端縁(35a)で形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記車両部品(14)は、前面視で前記走行風取入口(E1)に面する排気管(14a)を含み、前記鞍乗り型車両(1)は、前記排気管(14a)よりも車幅方向内側に設けられたエアクリーナボックス(32)を更に備えることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、側面視で、前記走行風取入口(E1)は、少なくとも排気管(14a)とエアクリーナボックス(32)とが重なる部分の高さに設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明によれば、車体フレームにおいてガイド面が設けられた部分の前端幅は、ガイド面の前後長さよりも短いことで、ガイド面が設けられた部分の前端幅をガイド面の前後長さよりも長くした場合と比較して、ガイド面が設けられた部分において走行風の抵抗を軽減することができるため、走行風を取り入れ易い。
請求項3に記載した発明によれば、車体フレームにおいてガイド面が設けられた部分の断面後端部は、後方に凸の円弧状をなしていることで、ガイド面に沿って案内された走行風を車幅方向内方に案内することができるため、ガイド面が設けられた部分の後方の車両部品に向けて走行風を的確に案内することができる。
請求項4に記載した発明によれば、車体フレームにおいてガイド面が設けられた部分の断面前端部は、前方に凸の円弧状をなしていることで、ガイド面が設けられた部分の断面前端部を平坦にした場合と比較して、ガイド面が設けられた部分において走行風の抵抗を軽減することができるため、走行風を取り入れ易い。
請求項5に記載した発明によれば、ガイド面は、シートの前後方向中央部における車幅方向外端とステップの車幅方向内端とを結んだ仮想線よりも車幅方向内側に設けられていることで、ガイド面が車体側面よりも車幅方向内側に設けられることになるため、乗車時に乗員の足がピボットフレームに接触することを回避することができる。
請求項6に記載した発明によれば、外装カバーは車両部品を車幅方向外方から覆うサイドカバーを含み、走行風取入口はサイドカバーの前端縁で形成されていることで、走行風取入口の車両前方側が開放されるため、走行風を取り入れ易い。
請求項7に記載した発明によれば、車両部品は、前面視で走行風取入口に面する排気管を含み、鞍乗り型車両は、排気管よりも車幅方向内側に設けられたエアクリーナボックスを更に備えることで、走行風取入口から取り入れられた走行風によって排気管を積極的に冷却することができるため、排気管とエアクリーナボックスとを車幅方向に近づけて配置することができ、車幅を狭くすることができる。
請求項8に記載した発明によれば、側面視で、走行風取入口は、少なくとも排気管とエアクリーナボックスとが重なる部分の高さに設けられていることで、排気管全体を積極的に冷却することができるため、排気管とエアクリーナボックスとを車幅方向に近づけて配置することができ、車幅を狭くすることができる。
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、ハンドル5によって操向される前輪3と、エンジンを含むパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備えている。実施形態に係る自動二輪車1は、オフロードタイプの自動二輪車である。
以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
シート9とピボットフレーム24との上下間には、排気装置14を車幅方向外方から覆うサイドカバー35が設けられている。サイドカバー35は、外装カバー16の一部を構成する。便宜上、図2において、シート9及び外装カバー6は仮想線(二点鎖線)で示している。
図3の前面視で、左右ピボットフレーム24L,24Rは、左右メインフレーム21L,21Rの後端部から下方に向けて上下に延びている。左右メインフレーム21L,21Rの後部及び左右ピボットフレーム24L,24Rの車幅方向外側には、車両走行時に外気を案内するガイド面S1(走行風のガイド面)が設けられている。
図3の前面視で、右メインフレーム21Rの後部及び右ピボットフレーム24Rにおけるガイド面S1と右サイドカバー35Rの前端縁35aとの間には、排気装置14の少なくとも一部が露出するように開口した走行風取入口E1が設けられている。走行風取入口E1は、排気装置14に指向している。ここで、排気装置14は、請求項に記載の「車両部品」に相当する。
なお、図中符号26は左右メインフレーム21L,21Rの車幅方向間を渡す第一クロスパイプ、図中符号27は左右ピボットフレーム24L,24Rの上部の車幅方向間を渡す第二クロスパイプを示す。
図4の上面視で、左右ピボットフレーム24L,24Rは、車幅方向内方に緩やかな凸をなして湾曲する内側部材24jと、車幅方向外方に緩やかな凸をなして湾曲する外側部材24kとを溶接等により一体に結合して形成されている。図4の上面視で、左右ピボットフレーム24L,24Rの断面形状は、前後に長手を有する楕円環状をなしている。
図中符号28は左右ピボットフレーム24L,24Rの下部の車幅方向間を渡す第三クロスパイプを示す。
図4の上面視で、エアクリーナボックス32は、排気管14aよりも車幅方向内側に設けられている。エアクリーナボックス32は、角丸を有する箱状に形成されている。例えば、エアクリーナボックス32は、樹脂製である。
図5の断面視で、左右ピボットフレーム24L,24Rにおけるガイド面S1は、シート9の前後方向中央部における車幅方向外端P1とステップ29の車幅方向内端P2とを結んだ仮想線D1よりも車幅方向内側に設けられている。ここで、シート9の前後方向中央部における車幅方向外端P1は、図5の断面視においてシート9のうち最も車幅方向外方に位置する部分を意味する。ステップ29の車幅方向内端P2は、車幅方向に延びる左右ステップ29L,29Rのうち最も車幅方向内方に位置する部分を意味する。便宜上、図5において、左右ステップ29L,29R及び後輪4は仮想線(二点鎖線)で示している。
この構成によれば、前面視で、ガイド面S1と外装カバー16との間には、排気装置14の少なくとも一部が露出するように開口した走行風取入口E1が設けられていることで、走行風取入口E1を設けるために部材を加工する必要がないため、排気装置14を冷却するための走行風取入口E1を容易に形成することができる。加えて、外装カバー16に切欠き部等を形成する必要がないため、外観部品の意匠性を確保することができる。したがって、外観部品の意匠性を確保するとともに、排気装置14を冷却するための走行風取入口E1を容易に形成することができる。
実施形態のエンジンは、前上方に突出するシリンダ部12(前傾シリンダ)を備えるエンジンであるが、後上方に突出するシリンダ部(後傾シリンダ)を備えるエンジンであってもよい。また、クランク軸を車幅方向に沿わせたいわゆる横置きエンジンであることに限らず、クランク軸を車両前後方向に沿わせたいわゆる縦置きエンジンであってもよく、かつこの場合もシリンダ配置は種々である。さらに、パワーユニット10は、駆動源に電気モータを含むものであってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
2 車体フレーム
2a 車体フレームにおいてガイド面が設けられた部分の断面前端部
2b 車体フレームにおいてガイド面が設けられた部分の断面後端部
9 シート
14 排気装置(車両部品)
14a 排気管
16 外装カバー
24 ピボットフレーム
29 ステップ
32 エアクリーナボックス
35 サイドカバー
35a サイドカバーの前端縁
D1 仮想線
E1 走行風取入口
L1 車体フレームにおいてガイド面が設けられた部分の前端幅
L2 ガイド面の前後長さ
P1 シートの前後方向中央部における車幅方向外端
P2 ステップの車幅方向内端
S1 ガイド面
Claims (8)
- 鞍乗り型車両(1)において、
外装カバー(16)と、
前面視で、前記外装カバー(16)よりも車幅方向内側に設けられるとともに、車幅方向外側に走行風のガイド面(S1)が設けられた車体フレーム(2)と、を備え、
前面視で、前記ガイド面(S1)と前記外装カバー(16)との間には、車両部品(14)の少なくとも一部が露出するように開口した走行風取入口(E1)が設けられ、
前記車体フレーム(2)は、シート(9)の下方に設けられたピボットフレーム(24)を含み、
前記ガイド面(S1)は、前記ピボットフレーム(24)の車幅方向外側に設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記車体フレーム(2)において前記ガイド面(S1)が設けられた部分の前端幅(L1)は、前記ガイド面(S1)の前後長さ(L2)よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
- 前記車体フレーム(2)において前記ガイド面(S1)が設けられた部分の断面後端部(2b)は、後方に凸の円弧状をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
- 前記車体フレーム(2)において前記ガイド面(S1)が設けられた部分の断面前端部(2a)は、前方に凸の円弧状をなしていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記ガイド面(S1)は、前記シート(9)の前後方向中央部における車幅方向外端(P1)とステップ(29)の車幅方向内端(P2)とを結んだ仮想線(D1)よりも車幅方向内側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記外装カバー(16)は、前記車両部品(14)を車幅方向外方から覆うサイドカバー(35)を含み、
前記走行風取入口(E1)は、前記サイドカバー(35)の前端縁(35a)で形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記車両部品(14)は、前面視で前記走行風取入口(E1)に面する排気管(14a)を含み、
前記鞍乗り型車両(1)は、前記排気管(14a)よりも車幅方向内側に設けられたエアクリーナボックス(32)を更に備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。 - 側面視で、前記走行風取入口(E1)は、少なくとも排気管(14a)とエアクリーナボックス(32)とが重なる部分の高さに設けられていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
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