JP7065141B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、シート前方に位置する収納部とヘッドパイプの間にエアクリーナが配置される鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、フィルタを内部に配設するエアクリーナの上部から前方に延出する吸気ダクトが設けられており、該エアクリーナ及び吸気ダクトはボディカバーで覆われている。特許文献1では、吸気ダクトを、前方に指向させることで、効率よく走行風を取り入れることを可能としている。
特許第5656430号公報
しかし、従来技術では、エアクリーナはヘッドパイプと収納部の狭小部に配設されており、吸気ダクトを前方に指向させると、窮屈なレイアウトになるという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、吸気ダクトのレイアウトをしやすく、かつ効率よく吸気できる構造を備えた鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
鞍乗り型車両は、シート(13)の前方に位置する収納部(85)とヘッドパイプ(14)の間にエアクリーナ(81)が配置され、前記エアクリーナ(81)は、内部にフィルタ(95)を収容する箱体をなし、ダーティサイド(94A)から吸気ダクト(82)が延出し、前記吸気ダクト(82)および前記エアクリーナ(81)がボディカバー(80)で覆われる鞍乗り型車両において、前記吸気ダクト(82)は、前記ボディカバー(80)内で幅方向に延出し幅方向に開口し、前記ボディカバー(80)は、前記吸気ダクト(82)よりも後方で、少なくとも前記吸気ダクト(82)の吸気開口(82A)の中心(L2)よりも下方に延出する壁部(80F)を有し、前記吸気ダクト(82)は上面視で前方に傾斜して延出し、前記壁部(80F)は前記吸気ダクト(82)の延出方向に沿って延出し、前記吸気開口(82A)と対向することを特徴とする。
また、上記構成において、前記吸気ダクト(82)は、前壁(82C)が後壁(82D)よりも長くてもよい。
また、上記構成において、前記吸気ダクト(82)は、前記ダーティサイド(94A)内で延出する内部延出部(82E)を有してもよい。
また、上記構成において、前記内部延出部(82E)は、前記フィルタ(95)に向かって延出してもよい。
また、上記構成において、前記吸気ダクト(82)は左右一対からなってもよい。
鞍乗り型車両は、シートの前方に位置する収納部とヘッドパイプの間にエアクリーナが配置され、前記エアクリーナは、内部にフィルタを収容する箱体をなし、ダーティサイドから吸気ダクトが延出し、前記吸気ダクトおよび前記エアクリーナがボディカバーで覆われる鞍乗り型車両において、前記吸気ダクトは、前記ボディカバー内で幅方向に延出し幅方向に開口することを特徴とする。この構成によれば、吸気ダクトを、前後方向よりも比較的自由度の高い幅方向に延出させることで吸気ダクトを所定長さ延出させて前後方向をコンパクトにすることができる。
上記構成において、前記ボディカバーは、前記吸気ダクトよりも後方で、少なくとも前記吸気ダクトの吸気開口の中心よりも下方に延出する壁部を有してもよい。この構成によれば、吸気ダクト後方に位置する壁部により幅方向に開口する吸気ダクトでも効率よく走行風を取り入れることができる。
また、上記構成において、前記吸気ダクトは、前壁が後壁よりも長くてもよい。この構成によれば、壁部にあたって流れる走行風を吸気ダクトから取り入れやすくできる。
また、上記構成において、前記吸気ダクトは上面視で前方に傾斜して延出し、前記壁部は前記吸気ダクトの延出方向に沿って延出し、前記吸気開口と対向してもよい。この構成によれば、吸気ダクトと壁部で走行風の流れを作り取り入れやすくできる。
また、上記構成において、前記吸気ダクトは、前記ダーティサイド内で延出する内部延出部を有してもよい。この構成によれば、吸気ダクトの管長を長く設けることができ吸気ダクトからダーティサイド内に取り入れる空気の流れを作ることができる。
また、上記構成において、前記内部延出部は、前記フィルタに向かって延出してもよい。この構成によれば、吸気ダクトからダーティサイド内に取り入れる空気の流れを、積極的にクリーンサイドに指向する空気の流れとすることができる。
また、上記構成において、前記吸気ダクトは左右一対からなってもよい。この構成によれば、吸気のボリュームを大きくすることができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の要部の上面図である。 自動二輪車の要部を示す車両中心線の縦断面図である。 図2のIV-IV線断面図である。 エアクリーナの周辺部を示す自動二輪車の上面図である。 フロントカバーを省略したエアクリーナの上部周辺を前方から見た斜視図である。 図6からボディカバーの図示を省略した斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、以下の説明の側面図では、左右一対で設けられるものは、片側のものだけが図示されている。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座する乗車用のシート13(乗員シート)が車体フレームFの後部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
車体フレームFは、前端に設けられるヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14の後部から後下がりに延出する左右一対のメインフレーム15、15と、メインフレーム15、15の前端部から後下方に延びる左右一対のダウンフレーム16、16と、メインフレーム15、15の後端から下方に延出する左右一対のピボットフレーム17、17と、ピボットフレーム17、17の上部から後上がりに車両後端部まで延びる左右一対のシートフレーム18、18と、ピボットフレーム17、17の上下方向中間部からシートフレーム18、18の後端部まで延びるリアサブフレーム19、19とを備える。
メインフレーム15、15は、ヘッドパイプ14の下部から比較的緩い傾斜で後下がりに延びるメインフレーム本体部15a、15aと、ヘッドパイプ14の上部とメインフレーム本体部15a、15aの前部とを連結する補強フレーム部15b、15bとを備える。メインフレーム本体部15a、15aは、ヘッドパイプ14から延びて後方側ほど車幅方向の間隔が大きくなるフレーム前部15c、15cと、フレーム前部15c、15cの後端から互いに略平行に後方へ延びるフレーム後部15d、15dとを備える。
左右の補強フレーム部15b、15bは、後方側ほど互いの車幅方向の間隔が大きくなるとともに、メインフレーム本体部15a、15aよりも大きな傾斜で後下がりに延びる。
また、車体フレームFは、フレーム前部15c、15cとダウンフレーム16、16とを連結する左右一対の第一連結フレーム20a、20aを備える。さらに、車体フレームFは、メインフレーム本体部15a、15aの前後の中間部とダウンフレーム16、16とを連結する左右一対の第二連結フレーム20b、20bを備える。
車体フレームFは、ピボットフレーム17、17の上端部を車幅方向に連結する中間側クロスフレーム21や、図示しない複数のクロスフレームを備える。
ピボットフレーム17、17は、ピボット孔(不図示)を上下の中間部に備え、このピボット孔には、左右のピボットフレーム17、17を車幅方向に連結するピボット軸31が挿通される。
ピボット軸31には、スイングアーム12の前端部が、ピボット軸31に軸支される。スイングアーム12は、ピボット軸31を中心に上下に揺動する。スイングアーム12は、上下に延在するリアクッション34を介して車体フレームFの中間側クロスフレーム21に懸架されている。スイングアーム12の後端部には後輪車軸32が挿通される。後輪車軸32には、後輪3が軸支される。
エンジン10は、ピボットフレーム17、17の前方で車体フレームFから吊り下げられるようにして搭載されている。
エンジン10は、車幅方向に延びるクランク軸(不図示)を支持するクランクケース35と、クランクケース35の前部から前上方に延びるシリンダ部36とを備える。
クランクケース35は、メインフレーム15、15のフレーム後部15d、15dの下方に位置する。
シリンダ部36は、メインフレーム15、15に沿うように前上方に延び、その前部は、左右のダウンフレーム16、16の間、及び、左右の第二連結フレーム20b、20bの間に位置する。クランクケース35の後部には、変速機が収容されている。
エンジン10は、シリンダ部36のシリンダ軸線Cが鉛直よりも水平側に近くなるように前傾しているエンジンであり、エンジン10の上方には部材を配置可能な空間が確保される。
エンジン10の出力は、エンジン10の出力軸(不図示)と後輪3との間に巻き掛けられるチェーン37によって後輪3に伝達される。
エンジン10の排気管(不図示)は、シリンダ部36のシリンダヘッドから下方に引き出され、エンジン10の下方を通って後方へ延び、スイングアーム12の右側方のマフラー39に接続される。
エンジン10に供給される吸気(外気)を浄化するエアクリーナ81は、メインフレーム15、15の前部の上方でヘッドパイプ14の後方に配置される。エアクリーナ81の下部には、エアファンネル84が接続されている。エアファンネル84は、エアクリーナ81の下端部から後下方に延びて、スロットルボディ33の上端に接続される。スロットルボディ33は、後下がりに延びる。スロットルボディ33の下端は、シリンダ部36の上面に位置する吸気ポート36aに接続される。
エアクリーナ81の後方で、エンジン10の上方には、収納部85が配置されている。収納部85は上方に開口する。収納部85はリッド86で開閉可能に閉塞される。
エンジン10のラジエータ42は、ヘッドパイプ14の下方でシリンダ部36の前方に配置される。
収納部85の後方には、自動二輪車1の各部に電力を供給するバッテリ87が配置される。
バッテリ87の後方には、燃料タンク57が配置されている。燃料タンク57は、シートフレーム18、18に沿って後上がりに延び、シートフレーム18、18の間に配置されて、シートフレーム18、18に支持される。
燃料タンク57からの蒸発燃料は、ブリーザホースを介して収納部85の下方に配置されたキャニスタ88に吸着される。
燃料タンク57の上方には、シート13が配置される。シート13は、運転者(乗員)用の前側シート44と、前側シート44よりも一段高いパッセンジャー(同乗者)用の後側シート45とを備える。前側シート44はシートフレーム18、18に固定されている。後側シート45は、後端部のヒンジ(不図示)を介してシートフレーム18、18に上下に回動可能に支持されている。後側シート45をヒンジ(不図示)を介して上方に開くと、燃料タンク57の給油口が上方に露出する。
前側シート44は、ピボットフレーム17、17の上方に配置される。
後側シート45は、シートフレーム18、18の後部の上方に配置される。後側シート45の左右の側方には、後側シート45に着座したパッセンジャーが把持する把持部46、46がそれぞれ設けられる。
ピボットフレーム17、17の外側面には、板状のステップホルダ47、47が左右一対で設けられる。運転者用の左右一対のサブステップ48、48及びパッセンジャー用の左右一対のパッセンジャーステップ49、49は、ステップホルダ47、47にそれぞれ支持される。運転者用の左右一対のメインテップ50、50は、前側シート44の前下方に設けられる。
自動二輪車1は、車体を覆う車体カバー60を備える。車体カバー60は、ヘッドパイプ14及び操舵系11の上部を前後及び左右側方から覆うフロントカバー61と、フロントカバー61の下部の後方で、メインフレーム15、15の上方を左右の側方から覆うサイドカバー62、62と、を備える。
また、車体カバー60は、エンジン10を下方から覆うアンダーカバー64と、サイドカバー62、62の後方でシート13の下方を側方から覆う左右一対のリアカバー65、65と、エンジン10の後部の下部及びピボットフレーム17、17の下部を側方から覆う左右一対のフレームカバー66、66とを備える。
フロントカバー61には、上下に延びる板状のウインドスクリーン67が設けられる。ヘッドライト68は、フロントカバー61に設けられる。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー54と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー55と、を備える。
操舵系11は、ステアリングとしてのバーハンドル73を備える。
バーハンドル73には、左右一対のバックミラー76、76、及び、左右一対のナックルガード77、77が設けられる。
図2は、自動二輪車1の要部の上面図である。図3は、自動二輪車1の要部を示す車両中心線L0(図2参照)の縦断面図である。以下の説明においては、左右一対で設けられるものも符号は原則として一つのみ付するものとする。
操舵系11は、ヘッドパイプ14に回動自在に軸支されるステアリングシャフト58と、前輪2(図1参照)の左右の両側に配置され前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク70と、ステアリングシャフト58の上端に固定され左右のフロントフォーク70を連結するトップブリッジ71と、ステアリングシャフト58の下端に固定され左右のフロントフォーク70を連結するボトムブリッジ72とを備える。また、操舵系11は、フロントフォーク70の上方に設けられるステアリングとしてのバーハンドル73と、バーハンドル73をトップブリッジ71に固定するハンドルポスト74とを備える。
ヘッドパイプ14の後方には、エアクリーナ81が配置される。エアクリーナ81は、ヘッドパイプ14に沿うように上下に細長い箱状に形成されており、全体として後傾して配置されている。エアクリーナ81の下部には、後下に突出する突出部81Aが形成されている。エアクリーナ81の下部は、左右のメインフレーム15の間に配置される。エアクリーナ81の上部は、トップブリッジ71及びハンドルポスト74の後方に位置する。
エアクリーナ81の上部には、外気をエアクリーナ81内に導入する左右一対の吸気ダクト82が接続されている。吸気ダクト82は、上方および幅方向(車幅方向)がボディカバー80で覆われる。吸気ダクト82はエアクリーナ81内に延出している。エアクリーナ81内には、内部空間を前後方向に仕切るエアクリーナエレメント95が配置されている。エアクリーナ81の下部には、エアクリーナエレメント95によって浄化された吸気を導出するエアファンネル84が接続されている。エアファンネル84は、スロットルボディ33に接続され、スロットルボディ33は、吸気ポート36aに接続される。
エアクリーナ81の後方で、シート13の前方には、収納部85が配置される。収納部85は、上面が開放された箱状である。収納部85は、底壁(底面)100と、底壁100から後上がりに延出する筒状の周壁110とを備える。ここで、底壁100と周壁110が接続される接続部100Aの前後幅W1を規定する直線に対して直交する直線により、仮想軸線L1を規定する。この場合に、周壁110は仮想軸線L1に沿って接続部100Aから後上がりに延びている。また、仮想軸線L1は、ヘッドパイプ14の傾斜に沿って延びている。
収納部85の上部には、周壁110の囲み形状で構成される開口部115が形成されている。開口部115は、リッド86で開閉可能に閉塞される。リッド86は、後端部86Aが車幅方向に延びるヒンジ軸86Bで開閉可能に周壁110の後壁111に支持される。リッド86は、開口部115を閉塞する閉塞位置(実線)と、開口部115を開放する開放位置(破線)との間を開閉可能に支持される。
次に、本実施形態のエアクリーナ81について詳述する。
エアクリーナ81は、エアクリーナケース91を備える。エアクリーナケース91は、樹脂材料によって構成されている。エアクリーナケース91は、後方に開放された箱状の第一半体92と、前方に開放された箱状の第二半体93と、を備える。第一半体92の開放端と第二半体93の開放端とを重ね合わせることにより、エアクリーナケース91が構成され、エアクリーナケース91内には吸気が流れる内部空間94が形成される。
第一半体92と、第二半体93との間には、上下方向に延びる外観板状のエアクリーナエレメント(フィルタ)95が収容される。エアクリーナエレメント95は、内部空間94を前後方向に仕切る。これにより、エアクリーナケース91内には、エアクリーナエレメント95に対して吸気ダクト82側の内部空間94であるダーティサイド94Aと、エアクリーナエレメント95に対してエアファンネル84側の内部空間94であるクリーンサイド94Bとが形成される。
ダーティサイド94Aは、吸気ダクト82からエアクリーナケース91内に吸気されてエアクリーナエレメント95を通過する前の吸気が流れる空間である。クリーンサイド94Bは、エアクリーナエレメント95を通過して浄化された吸気がエアクリーナケース91内を流れる空間である。
クリーンサイド94B側の第一半体92は、下部ケース96と、下部ケース96の上方に接続される上部ケース97と、の分割構造で構成される。下部ケース96と上部ケース97は、製造段階では個別に製造されるが、自動二輪車1に組み付けられる前の段階で、第一半体92として溶着や接着により一体化される。
下部ケース96の底部96Aには、厚み方向に貫通するファンネル固定孔96Eが形成されている。ファンネル固定孔96Eにはエアファンネル84が挿通された状態で固定される。
エアファンネル84の上部には上流開口部(上流端)84Aが形成される。上流開口部84Aは、エアクリーナエレメント95を向いて開口する。上流開口部84Aは、エアクリーナエレメント95に近づくに連れて拡径する。エアファンネル84は、ファンネル固定孔96Eを通過した下部ケース96の外では、下方に向かうに連れて後方に湾曲する。エアファンネル84の下部には、下流開口部84Bが形成される。下流開口部84Bは、後下を向いて開口する。下流開口部84Bにはスロットルボディ33が接続される。
図4は、図2のIV-IV線断面図である。
ダーティサイド94A側の第二半体93は、上部がハンドルポスト74の後方に位置する(図3参照)。第二半体93は、左右対称状に形成される。第二半体93は、箱状の底部に対応する底壁部98と、底壁部98の外周部に形成されて前方に延びる周壁部99と、を備える。
底壁部98は、図3に示すように、下方に進むに連れて前方に傾斜する。底壁部98には、底壁部98に対して前方に突出する整流壁102が形成される。整流壁102は、吸気ダクト82の下流端開口82Bよりも下方に形成される。整流壁102は、下流端開口82Bから導入された吸気をエアクリーナエレメント95の後面95Dに向かうように誘導する。整流壁102の上面は側面視でR形状を有し、下方に向かうに連れて傾斜角度が緩やかになるように傾斜している。よって、吸気の圧力損失を抑制しつつ吸気の向きをエアクリーナエレメント95側に指向させることができる。
図4に示すように、整流壁102は、吸気ダクト82の延出方向と交差する向きに沿って幅広に設けられる。整流壁102は、吸気ダクト82側が凹となる弧状に設けられる。吸気ダクト82からの吸気が幅方向(左右方向、車幅方向)外側に向けて広がる際に、吸気を、上方に向けて誘導することができる。また、エアクリーナエレメント95に対して、より広範囲に吸気を指向させることができる。
整流壁102に沿った幅方向の延長線上には、整流壁102と交差する向きに延びる左右一対の第二整流壁103が設けられる。第二整流壁103は、底壁部98の内面から前方に突出する。第二整流壁103は、上方に凸となる円弧状に延びている。
第二半体93の周壁部99の上部には、左右一対のダクト固定部93Aが形成されている。ダクト固定部93Aは、幅方向外側に向かうに連れて下方に傾斜する平板状に形成される。ダクト固定部93Aには、厚み方向に貫通するダクト固定孔(不図示)が形成されており、このダクト固定孔に吸気ダクト82が挿通されて、吸気ダクト82がダクト固定部93Aに固定される。
ダクト固定部93Aの後方には、図2に示すように、下方に凹んだセンサ固定部93Bが形成される。センサ固定部93Bは、左右のダクト固定部93Aの間に形成される。センサ固定部93Bには、吸気センサ83(図3参照)が固定される。吸気センサ83は、左右の吸気ダクト82の間に配置される。吸気センサ83は、第二半体93に差し込まれてダーティサイド94Aで左右の吸気ダクト82の間の広い空間の吸気の温度を検出する。
図5は、エアクリーナ81の周辺部を示す自動二輪車1の上面図である。
ダクト固定部93Aに固定された左右一対の吸気ダクト82は、ダーティサイド94Aからエアクリーナケース91の外部に延出する。吸気ダクト82は、ボディカバー80内で幅方向に延出し幅方向に開口する。吸気ダクト82を通じて第二半体93の内部空間としてのダーティサイド94Aに外気が導入される。
吸気ダクト82は、図4に示すように前方から見た場合には、幅方向内側に向かうに連れて下方に湾曲して延びている。吸気ダクト82の上流端開口(上流端、吸気開口)82Aは幅方向外側に開口する。図5に示すように、本実施形態の吸気ダクト82は、ダクト固定部93Aから上流端開口82Aまでの長さについて、吸気ダクト82の中心軸線L2よりも前側の前壁82Cが、中心軸線L2よりも後側の後壁82Dよりも長く、上流端開口82Aが後方に開口している。本実施形態の上流端開口82Aは、円筒が斜めに切られた楕円状に形成されており、上面視では、後方に進むに連れて車幅方向内側に傾斜した直線状に切られたような開口形状をしている。上流端開口82Aはエアクリーナケース91の外側でボディカバー80の内側に開口するため、吸気ダクト82を前後方向よりも比較的自由度の高い幅方向に延出させることで、吸気ダクト82を所定長さ延出させて前後方向をコンパクトにすることができる。また、吸気ダクト82は左右一対であるため、吸気のボリュームを大きくすることができる。
吸気ダクト82は、図3、図4に示すように、エアクリーナケース91の内側では、上下方向に延びている。吸気ダクト82は、ダーティサイド94A内で延出する内部延出部82Eを有する。内部延出部82Eにより、吸気ダクト82の管長を長く設けることができ、吸気ダクト82からダーティサイド94Aに取り入れる空気の流れを作ることができる。内部延出部82Eは、前方から見た場合に(正面視で)、ダクト固定部93Aからエアクリーナエレメント95に向かって延出する。吸気ダクト82の下流端開口(下流端)82Bは下方を向いて開口し、エアクリーナエレメント95の後面95Dに向かって開口する。下流端開口82Bは、エアクリーナエレメント95の後面95Dに対向して開口される。図4に示す正面視では、エアクリーナエレメント95に下流端開口82Bの全体が重複する。本実施形態の下流端開口82Bは、円筒が斜めに切られた楕円状に形成されており、側面視では、後方に進むに連れて下方に直線状に切られたような開口形状をしている(図3参照)。内部延出部82Eは、エアクリーナエレメント95に向かって延出するため、下流端開口82Bから排出される空気の流れを積極的にクリーンサイド94Bに指向する空気の流れとすることができ、エアクリーナエレメント95に向けることができる。
図6は、フロントカバー61を省略したエアクリーナ81の上部周辺を前方から見た斜視図である。図7は、図6からボディカバー80の図示を省略した斜視図である。
エアクリーナ81および吸気ダクト82は、ボディカバー80で覆われる。ボディカバー80は、上方に凹んだお椀状のカバーである。
ボディカバー80は、図2に示すように上面視では、左右対称形状に形成されている。ボディカバー80は、前後方向に延び後方に進むに連れては幅広となる中央部80Aを備える。中央部80Aの前部には、左右一対の側部80Bが形成される。側部80Bは、中央部80Aの前部から、中央部80Aに対して間隔を空けるように幅方向外側後方に延びている。側部80Bは、後方に進むに連れて幅方向に広くなっている。側部80Bの後縁には、上面視において、幅方向外側に進むに連れて後方に傾斜する後縁80Cが形成される。側部80Bは、図4に示す断面視では、幅方向中央部になるほど上方に湾曲している。
中央部80Aと側部80Bとの間には、上方に凸となる断面U字状の凸部129が形成されている。凸部129は前後方向に沿って延びている。
図4に示すように、ボディカバー80の下面には、左右一対の壁部80Fが形成されている。壁部80Fは、側部80Bの下面から下方に延出している。壁部80Fは、吸気ダクト82の上流端開口82Aの後方に形成される。壁部80Fは、幅方向外側に凸に湾曲するように延びている。壁部80Fは、後方に進むに連れて幅方向内側に湾曲している。壁部80Fは、幅方向では、吸気ダクト82の上流端開口82Aよりも長い(図5参照)。壁部80Fは、側面視では、吸気ダクト82の上流端開口82Aの中心軸線(中心)L2(図7参照)よりも下方に延出している(図6、図7参照)。本実施の形態では、壁部80Fの下端は左右方向に延びる直線状に形成されており、吸気ダクト82の上流端開口82Aの下壁(下端)82Gよりも下端全体が下方まで延出している。吸気ダクト82の後方に位置する壁部80Fにより、幅方向に開口する吸気ダクト82でも効率よく走行風を取り入れることができる。
ここで、吸気ダクト82は上面視で前方に傾斜して延出しており、中心軸線L2が幅方向外側に進むに連れて前方に傾斜する。これに応じて、壁部80Fは吸気ダクト82の延出方向に沿って吸気ダクト82の幅方向外側で前方に延出し、上流端開口82Aと対向する。したがって、吸気ダクト82と壁部80Fで走行風の流れを作り、走行風を取り入れやすくできる。
図3に示すように、ボディカバー80の後方には、リッド86が配置される。リッド86は上面視で、左右対称の五角形形状に形成されている。リッド86は、幅が略一定で前後方向に延びる中央部120を備える。中央部120の後部には、左右一対の側部121が形成される。側部121は、中央部120の後部から中央部120に対して間隔を空けるように幅方向外側前方に延びている。側部121は、前方に進むに連れて幅方向に広くなっている。側部121の前端には、上面視において、幅方向外側に進むに連れて後方に傾斜する前縁121Aが形成される。中央部120と側部121との間には、上方に凸となる断面U字状の凸部122が形成されている。凸部122は前後方向に沿って延びている。リッド86は、前縁121Aがボディカバー80の後縁80Cに沿って配置され、凸部122がボディカバー80の凸部129の後方に連続する状態で閉塞される。
図4に示すように、リッド86の下面には、下方に突出する周壁130(図3参照)が形成されている。周壁130は、リッド86が閉塞位置に移動すると、収納部85の周壁110に対向する。リッド86は収納部85の開口部115を閉塞する。
以上説明したように、本発明を適用した本実施の形態によれば、シート13の前方に位置する収納部85とヘッドパイプ14の間にエアクリーナ81が配置され、エアクリーナ81は、内部にエアクリーナエレメント95を収容する箱体をなし、ダーティサイド94Aから吸気ダクト82が延出し、吸気ダクト82およびエアクリーナ81がボディカバー80で覆われる鞍乗り型車両において、吸気ダクト82は、ボディカバー80内で幅方向に延出し幅方向に開口する。したがって、吸気ダクト82を、前後方向よりも比較的自由度の高い幅方向に延出させることで吸気ダクト82を所定長さ延出させて前後方向をコンパクトにすることができる。
本実施の形態では、ボディカバー80は、吸気ダクト82よりも後方で、少なくとも吸気ダクト82の上流端開口82Aの中心軸線L2よりも下方に延出する壁部80Fを有する。したがって、吸気ダクト82後方に位置する壁部80Fにより幅方向に開口する吸気ダクト82でも効率よく走行風を取り入れることができる。
また、本実施の形態では、吸気ダクト82は、前壁82Cが後壁82Dよりも長い。したがって、壁部80Fにあたって流れる走行風を吸気ダクト82から取り入れやすくできる。
また、本実施の形態では、吸気ダクト82は上面視で前方に傾斜して延出し、壁部80Fは吸気ダクト82の延出方向に沿って延出し、上流端開口82Aと対向する。したがって、吸気ダクト82と壁部80Fで走行風の流れを作り取り入れやすくできる。
また、本実施の形態では、吸気ダクト82は、ダーティサイド94A内で延出する内部延出部82Eを有する。したがって、吸気ダクト82の管長を長く設けることができ吸気ダクト82からダーティサイド94A内に取り入れる空気の流れを作ることができる。
また、本実施の形態では、内部延出部82Eは、エアクリーナエレメント95に向かって延出する。したがって、吸気ダクト82からダーティサイド94A内に取り入れる空気の流れを、積極的にクリーンサイド94Bに指向する空気の流れとすることができる。
また、本実施の形態では、吸気ダクト82は左右一対からなる。したがって、吸気のボリュームを大きくすることができる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
13 シート
14 ヘッドパイプ
80 ボディカバー
81 エアクリーナ
82 吸気ダクト
82A 上流端開口(吸気開口)
82C 前壁
82D 後壁
82E 内部延出部
80F 壁部
85 収納部
94A ダーティサイド
95 エアクリーナエレメント(フィルタ)
L2 中心軸線(中心)

Claims (5)

  1. シート(13)の前方に位置する収納部(85)とヘッドパイプ(14)の間にエアクリーナ(81)が配置され、
    前記エアクリーナ(81)は、内部にフィルタ(95)を収容する箱体をなし、ダーティサイド(94A)から吸気ダクト(82)が延出し、
    前記吸気ダクト(82)および前記エアクリーナ(81)がボディカバー(80)で覆われる鞍乗り型車両において、
    前記吸気ダクト(82)は、前記ボディカバー(80)内で幅方向に延出し幅方向に開口し、
    前記ボディカバー(80)は、前記吸気ダクト(82)よりも後方で、少なくとも前記吸気ダクト(82)の吸気開口(82A)の中心(L2)よりも下方に延出する壁部(80F)を有し、
    前記吸気ダクト(82)は上面視で前方に傾斜して延出し、
    前記壁部(80F)は前記吸気ダクト(82)の延出方向に沿って延出し、前記吸気開口(82A)と対向することを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記吸気ダクト(82)は、前壁(82C)が後壁(82D)よりも長いことを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記吸気ダクト(82)は、前記ダーティサイド(94A)内で延出する内部延出部(82E)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記内部延出部(82E)は、前記フィルタ(95)に向かって延出することを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記吸気ダクト(82)は左右一対からなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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