JP2006182093A - 自動車用燃料タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料タンクのアッパータンクとロアタンクの開口周縁部を均一に充分な強度で接合した、自動車用燃料タンクを得ることである。
【解決手段】 分割して成形されたアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11、21を一体的に接合して形成した自動車用燃料タンク1において、それぞれの上記開口周縁部はその先端に、互いに当接して、合体する接合面13、23を設け、接合面はタンクの側壁の壁の厚さ方向に直線で形成され、加圧方向には少なくとも一部が曲線で形成され、上記開口周縁部の外周に、全周に亘り接合面から一定寸法離れて外周フランジ部12,22をそれぞれ対向するように設け、接合面は、開口周縁部のいずれにおいて形成された部分においても、接合面の壁の厚さ方向の幅は同一であり、外周フランジの加圧面と接合面の加圧方向の距離は同一であることを特徴とする自動車用燃料タンクである。
【選択図】 図 4

Description

本発明は、分割して射出成形された一対の成形品、即ち、アッパータンクとロアタンクを接合して形成する自動車用燃料タンクおよびその製造方法である。
従来、自動車用燃料タンクの構造としては、金属製のものが用いられていたが、近年、車両の軽量化や、錆が発生しないこと、所望の形状に成形しやすいことなどによって熱可塑性合成樹脂製のものが用いられるようになってきた。
合成樹脂製の自動車用燃料タンクの製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した合成樹脂のパリソンを円筒状にして上から押出して、そのパリソンを金型で挟みパリソン中に空気を吹き込み、自動車用燃料タンクを製造していた。
しかし、この方法では、自動車用燃料タンクのような大型の合成樹脂製中空製品の場合は、パリソンの全体の重量が大きくなり、また、自動車用燃料タンクの強度が必要な場合に、強度増加のため厚肉の自動車用燃料タンクを製造するときにもパリソンの重量が増加して、溶融状のパリソンを成形機の上部から金型に入れるときに下方に垂れるため、上部の肉厚が下部の肉厚よりも薄くなる場合があった。
また、自動車用燃料タンクのような複雑な形状をした製品の場合は、パリソンを金型内で膨張させたときに、パリソンの膨張の割合が製品の部位によって異なる場合があり、製品の肉厚にバラツキが生じる場合があった。
ブロー成形製の自動車用燃料タンクは、内部にリブや梁等を設けることも難しく、また、パリソンの膨張の割合が製品の部位によって異なる場合があり、タンクの肉厚にバラツキが生じる場合があった。従って、肉厚管理、品質管理に多大な労力を要していた。さらに、燃料タンク内に燃料バルブ等の付属品を取付けることも困難であった。
そのため合成樹脂製中空体を上下に分割して、それぞれ別に射出成形等により成形して、その後そのアッパータンクとロアタンクを突き合せ部にて衝合して燃料タンクを形成していた。
このような、アッパータンクとロアタンクを成形する方法においては、例えば、内面材、透過防止膜と外面材からなるシート状の積層体をプレス成形して、上下分割体を形成し、その後その上下分割体を溶着接合するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、アッパータンクとロアタンクのそれぞれについて、透過防止機能を有するフィルムを真空成形して賦形し、その後外面の保護層を射出成形して形成し、その後溶着接合するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
上記のような、アッパータンクとロアタンクを別々に成形し、その後その開口周縁部を溶着、接合する必要がある場合においては、燃料タンク等については、この接合面の完全な溶着を保証し、接合部分の強度を確保することが必要である。
このため、溶着する接合面に熱板を直接接触させずに、少し離して輻射熱で溶融し、接合面を均一に加熱し、溶融する方法が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。しかし、この場合は、接合面を加熱する時間がかかり生産性がよくなく、大型樹脂製品である燃料タンクでは、設備が巨大となってしまう場合がある。
また、均一な溶着を保証するために、合成樹脂を接合する場合に、振動溶着を使用し、振動溶着の接合面に加圧方向に対して均一な高さのリブを設けて、溶けるバリの量を均一として、均等に溶着することが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。しかし、振動溶着を燃料タンクのような大型の樹脂製品に適用することは、この場合においても設備が巨大となり、均一な振動を与えることが困難であり、充分に均一な接合を得ることができなかった。
特開平5−16938号公報 特開平10−157738号公報 特開平1−34722号公報 特開平5−104552号公報
そのため、燃料タンクをアッパータンクとロアタンクに分割して形成し、そのアッパータンクとロアタンクの開口周縁部を均一に充分な強度で接合した、製造の容易な自動車用燃料タンクが求められていた。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、熱可塑性合成樹脂により分割して成形された自動車用燃料タンクを構成するアッパータンクとロアタンクの開口周縁部を合体し、加圧して、一体的に接合して形成した自動車用燃料タンクにおいて、
アッパータンクとロアタンクのそれぞれの上記開口周縁部はその先端に、互いに当接して、溶着、合体する接合面を設け、接合面は、アッパータンクとロアタンクの側壁の壁の厚さ方向に直線で形成され、溶着時の加圧方向には少なくとも一部が曲線で形成され、それぞれの開口周縁部には開口周縁部の外周に、全周に亘り接合面から一定寸法離れて外周フランジ部を設け、アッパータンクとロアタンクの外周フランジ部は、それぞれ対向するように形成され、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの接合面は、開口周縁部のいずれにおいて形成された部分においても、接合面の壁の厚さ方向の幅は同一であり、外周フランジの加圧面と上記接合面の加圧方向の距離は同一であることを特徴とする自動車用燃料タンクである。
請求項1の本発明では、熱可塑性合成樹脂により分割して成形された自動車用燃料タンクを構成するアッパータンクとロアタンクの開口周縁部を合体し、加圧して、一体的に接合して形成した自動車用燃料タンクである。そのため、アッパータンクとロアタンクとを別々に成形することができ、それぞれを射出圧縮成形で成形して、寸法精度の高い、強度の強いアッパータンクとロアタンクを得ることができる。従って、アッパータンクとロアタンクとを組み合わせて形成された合成樹脂製燃料タンクは、寸法精度の高い精密な、かつ強度の高い製品を得ることができる。
アッパータンクとロアタンクの開口周縁部を互いに合体し、一体的に接合したため、分割成形された上下のタンクを容易に確実に一体化でき、強固な、溶着部分から液体等がもれ無い燃料タンクを得ることができる。アッパータンクとロアタンクは同じ材料を使用するので、接合は強固である。
また、アッパータンクとロアタンクの内部及び外側に補強リブや内蔵部品等を取付けることが容易にできる。
アッパータンクとロアタンクのそれぞれの上記開口周縁部はその先端に、互いに当接して、溶着、合体する接合面を設け、接合面は、アッパータンクとロアタンクの側壁の壁の厚さ方向に直線で形成され、溶着時の加圧方向には少なくとも一部が曲線で形成されている。このため、アッパータンクとロアタンクのそれぞれに凹面や燃料等の供給孔を設けるが、この凹面や燃料等の供給孔の位置を避けて、アッパータンクとロアタンクの接合面を自由に形成することができ、その形状、給油口等の位置を設計しやすくなり、設計の自由度が向上する。
アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部には開口周縁部の外周に、全周に亘り接合面から一定寸法離れて外周フランジ部を設け、その外周フランジ部は、それぞれ対向するように形成される。このため、このため、フランジ部を押圧することにより容易に開口周縁部の全周に亘り加圧することができる。さらに、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの外周フランジ部を相互に対向して、開口周縁部の全体を一定の距離だけ押すように加圧することにより、均一に接合面に押圧力を与えることができ、接合面が各部分において均一に溶融し、均一な接合をすることができる。
アッパータンクとロアタンクのそれぞれの接合面は、開口周縁部のいずれにおいて形成された部分においても、接合面の壁の厚さ方向の幅は同一であり、外周フランジの加圧面と上記接合面の加圧方向の距離は同一である。このため、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部の外周フランジ部を押圧部材で均等に相互に同じ距離だけ押圧すると、どの部分の接合面も均等に加圧されて、溶融して溶着するための垂直方向の寸法(溶融代)も均一となり、完全に接合されることができる。また、接合面の壁の厚さ方向の幅は同一であるため、加圧方向に同じ距離だけ移動させると均一な加圧が得られて、均一な溶融接合が得られる。
請求項2の本発明は、接合面の少なくとも一部分が、アッパータンクとロアタンクの溶着時の加圧方向に垂直な平面から構成される面上に形成される自動車用燃料タンクである。
請求項2の本発明では、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部の接合面の少なくとも一部分が、溶着時の加圧方向に垂直な平面から構成される面上に形成される。このため、この溶着時の加圧方向に垂直な平面を基準面として、加圧時の接合面の移動距離を制御することにより、開口周縁部の溶着代を管理し、均一な接合をすることができる。
請求項3の本発明は、接合面は、少なくとも一部分が傾斜面から構成される面上に形成され、傾斜面は加圧方向に垂直な平面に対し傾斜角度が45度以下である自動車用燃料タンクである。
請求項3の本発明では、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部の接合面は、少なくとも一部分が傾斜面から構成される面上に形成され、傾斜面は加圧方向に垂直な平面に対し傾斜角度が45度以下である。このため、開口周縁部を加圧して溶着するときに、接合面がその傾斜面に沿ってずれることがなく、確実に接合面を加圧でき、開口周縁部を強固に接合することができる。
請求項4の本発明は、開口周縁部は、接合面から加圧方向に一定寸法において、開口周縁部の壁の厚さが一定の肉厚となるように壁の両面が平行に形成された自動車用燃料タンクである。
請求項4の本発明では、開口周縁部は、接合面から加圧方向に一定寸法において、開口周縁部の壁の厚さが一定となるように、その壁の両面が平行に形成されたため、加圧時に開口周縁部の接合面が移動する距離にばらつきが生じても、加圧方向に垂直な断面である溶融する面積は一定であり、溶融面にはみだしが出ることがなく、均一な溶融接合が得られる。
請求項5の本発明は、接合面は、加圧方向に垂直な面に対し、側壁の壁の厚さ方向に対する傾斜が20度以下である自動車用燃料タンクである。
請求項5の本発明では、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部の接合面は、加圧方向に垂直な面に対し、側壁の壁の厚さ方向に対する傾斜が20度以下である。このため、開口周縁部を加圧して溶着するときに、接合面がタンクの内外方向(側壁の壁の厚さ方向)にずれることがなく、接合面を加圧することができ、確実に開口周縁部を接合することができる。
請求項6の本発明は、フランジ部は、断面形状が接合面に対し逆方向に屈曲するL字形であり、開口周縁部との間でフランジ凹部を形成した自動車用燃料タンクである。
請求項6の本発明では、フランジ部は、断面形状が接合面に対し逆方向に屈曲するL字形であり、開口周縁部との間でフランジ凹部を形成した。このため、フランジ凹部に治具を挿入することにより、アッパータンクとロアタンクの開口周縁部の接合面を全周に亘り相互に確実に押圧することができ、フランジ凹部と接合面の距離は一定であるため、アッパータンクまたはロアタンクの移動により、接合面を均一に加圧をすることができる。
アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部には開口周縁部の外周に、全周に亘り接合面から一定寸法離れて外周フランジ部を設け、その外周フランジ部は、それぞれ対向するように形成される。このため、フランジ部を押圧することにより容易に開口周縁部の全周に亘り加圧することができ、外周フランジ部を相互に対向して、開口周縁部の全体を一定の距離だけ押すように加圧することにより、接合面が各部分において均一に溶融し、均一な接合をすることができる。
また、アッパータンクとロアタンクのそれぞれの開口周縁部はその先端に、接合面を設け、その接合面は、アッパータンクとロアタンクの側壁の壁の厚さ方向に直線で形成され、溶着時の加圧方向には少なくとも一部が曲線で形成されている。このため、アッパータンクとロアタンクの凹面や燃料等の供給孔の位置を避けて、アッパータンクとロアタンクの接合面を自由に形成することができ、その形状、給油口等の位置を設計しやすくなり、設計の自由度が向上する。
本発明の実施の形態である自動車用燃料タンク1について、図1〜図9に基づき説明する。
図1は、燃料タンク1を斜め上方から見た斜視図である。図2は平面図であり、図3は右側面図である。図4は、燃料タンク1の右側面に直角方向(図2におけるA方向)から見た側面図である。図5は、図2のB−B線に沿った断面図である。
燃料タンク1は、分割して成形されたアッパータンク10とロアタンク20からなる。燃料タンク1の分割は2個ばかりでなく3個以上に分割することも可能である。アッパータンク10とロアタンク20は、1層の合成樹脂で成形されることが好ましい。この場合、耐燃料油性と耐衝撃性の高い合成樹脂から形成することが好ましい。
燃料タンク1は、平面形状が前方が短辺で後方が長辺である台形で形成されているが、長方形等の任意の形状に形成することができる。なお、燃料タンク1のコーナー部は、丸みを帯びて曲面に形成される。
アッパータンク10の内面には、図5に示すように、内面からの突出部である内側リブ10cが燃料タンク1の内部方向に向けて一体的に形成されている。アッパータンク10の外面には、外面からの突出部である一体的に外側リブ等を燃料タンク1の外部方向に向けて一体的に形成してもよい。
アッパータンク10には、バルブユニット取付孔18が形成されている。バルブユニット取付孔18は、燃料タンク1内部にバルブユニット(図示せず)を取付けるための孔である。
アッパータンク10のバルブユニット取付孔18の前方側の中央部には、前側に傾斜した傾斜面19が形成されている。この傾斜面19は、燃料タンク1が車体に組みつけられたときに、車体や他の部品との干渉を防止するために、燃料タンク1に凹部を形成する場合に形成される。この傾斜面19は、燃料タンク1と車体や他部品等との干渉防止のために複数設けることができる。なお、傾斜面19は、平面以外にも曲面に形成することもできる。
アッパータンク10は、ロアタンク20との接合部分には全周に亘り開口周縁部11が形成され、開口周縁部11の端面は、後述する接合面13となる。接合面13から一定距離だけ離れて開口周縁部11から外側に突出してその全周に後述する環状の外周フランジ部12が形成される。内側リブ10cには燃料バルブ等がロアタンク20との溶着前に取付けられている。
ロアタンク20は、アッパータンク10と同様に、1層の合成樹脂で成形されることが好ましい。この場合は、耐燃料油性と耐衝撃性の高い合成樹脂から形成することが好ましい。
アッパータンク10とロアタンク20は、それぞれ同一の材料で形成される。
ロアタンク20の内面には、図5に示すように、内面からの突出部である内側リブ20cが燃料タンク1の内部方向に向けて一体的に形成されている。ロアタンク20の外面には、外面からの突出部である外側リブ等が、燃料タンク1の外部方向に向けて一体的に形成してもよい。
ロアタンク20の側面には、燃料を供給する給油口28が形成されている。ロアタンク20には、給油口28以外にも、他の注入口、排出口、部品取付部材等を設けることができる。
ロアタンク20は、アッパータンク10と同様に、アッパータンク10との接合部分には全周に亘り開口周縁部21が形成され、開口周縁部21の端面は、後述する接合面23となる。接合面23から一定距離だけ離れて開口周縁部21から外側に突出してその全周に環状の外周フランジ部22が形成される。外周フランジ部22については、後述する。内側リブ20cにはポンプユニット等がアッパータンク10との溶着前に取付けられている。
上記のようにアッパータンク10には、傾斜面19が形成され、ロアタンク20には、後述するように燃料を供給する給油口28が形成されている。このため、図3と図4に示すように、アッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11,21の端面である接合面13、23は、これらの部分を避けるように形成される。したがって、開口周縁部11、21の接合面13、23の全体を同一平面上に形成することができないため、後述するように、曲面状に変化させたり、複数の平面を組み合わせてそれらの平面を傾斜面と曲面でスムースに連続させている。
アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの接合面13、23は、アッパータンク10とロアタンク20の側壁の壁の厚さ方向に直線で形成されているため、側壁の壁の厚さ方向には平面状である。また、接合面13、23は、溶着時の加圧方向、タンク側壁の上下方向に、傾斜面や少なくとも一部が曲線で形成されているため、同じ幅の帯状に上下方向に曲線状や傾斜面状に変化した面を含んで形成されている。
アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの接合面13、23は、開口周縁部11、21のいずれにおいて形成された部分においても、接合面13、23の壁の厚さ方向の幅は同一である。
また、例えば図3と図4に示すように、アッパータンク10とロアタンク20の接合面13、23が、平面と傾斜面とそれらの面と連続する曲面から構成される面上に形成することもできる。
この接合面13、23が形成される平面と傾斜面について、まず図6に基づき説明する。図6は、アッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11,21が接合して、溶着したときに形成される、溶着面30を構成するそれぞれの面を模式的に示した図である。
溶着面30は、ロアタンク20の給油口28の上部に平面状に形成された上部溶着面31と、アッパータンク10の傾斜面19の下部に平面状に形成された下部溶着面32と、上部溶着面31と下部溶着面32の間に傾斜して平面状に形成された傾斜部溶着面33と、上部溶着面31と傾斜部溶着面33の間をスムースに連結する曲面状の上部曲面34と、傾斜部溶着面33と下部溶着面32の間をスムースに連結する曲面状の下部曲面35から形成されている。
この溶着面30の面上にアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11,21の先端面である接合面13、23が形成される。
アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれに部品との干渉防止のために凹面や、燃料等の供給孔を設けるが、この凹面や燃料等の供給孔の位置を避けて、アッパータンク10とロアタンク20の接合面13、23を形成する。そのため、開口周縁部11,21の接合面13,23は、一つの平面上には形成することができずに、この凹面や燃料等の供給孔の位置を避けて、曲面や、段差のある複数の平面31、32上に形成される。この段差のある複数の平面31、32をスムースに連結するために、傾斜面33を設け、その傾斜面33、上部曲面34及び下部曲面35上にも連続して、開口周縁部11,21の接合面13,23を形成する。これによって、アッパータンク10とロアタンク20の形状、給油口等の設計の自由度が向上する。
本実施の形態では、アッパータンク10の上面とロアタンク20の下面は平行に形成されているため、上部溶着面31と下部溶着面32は、アッパータンク10の上面とロアタンク20の下面に対し平行な水平面に形成されている。アッパータンク10の上面とロアタンク20の下面が平行に形成されていない場合は、溶着するときの加圧方向に垂直に近い方のアッパータンク10の上面又はロアタンク20の下面を基準面として、その基準面に対して、上部溶着面31と下部溶着面32は平行に形成されることが好ましい。
アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの開口周縁部11,21の接合面13,23の少なくとも一部が曲面を形成する場合は、少なくとも他の一部は平面から構成される面上に形成される面上に形成され、その平面は、アッパータンク10とロアタンク20の溶着時の加圧方向に垂直な面である。また、接合面13,23が複数の平面31、32上に形成される場合は、平面のうち少なくとも一つの平面は、アッパータンク10とロアタンク20の溶着時の加圧方向に垂直な面を有する。このため、この溶着時の加圧方向に垂直な面を基準面として、アッパータンク10またはロアタンク20を押圧する治具の加圧時の移動距離を制御することにより、開口周縁部11,21の接合面13,23の圧着代と溶着代を管理し、均一な接合をすることができる。この場合に、後述する接合面13,23ののどの部分においても治具により同じ移動距離移動するため制御が容易である。
次に、溶着面30を形成するアッパータンク10の開口周縁部11と外周フランジ部12及びロアタンク20の開口周縁部21と外周フランジ部22について、図3〜図9に基づいて説明する。
本発明の実施の形態では、アッパータンク10の開口周縁部11の端面は、溶着面30を形成するように、上部溶着面31に沿ってアッパータンク10の上面と平行に水平面上に上部接合面13aが形成され、傾斜部溶着面33に沿って傾斜して傾斜部接合面13cが形成され、下部溶着面32に沿ってロアタンク20の下面と平行に水平面上に下部接合面13bが形成される。
接合面13,23から一定距離の開口周縁部11、21の壁は、一定肉厚である。即ち、図8(a)において、接合面13a,23aからそれぞれ外周フランジ部12、22の付け根付近までの開口周縁部11、21の壁の内面と外面は平行に形成され、幅方向の肉厚が一定である。このため、加圧時に移動する距離にばらつきが生じても、加圧されて溶融する位置が異なってもそれぞれの部分で面積は一定であり、接合面13,23にはみだしが出ることがなく、均一な溶融接合が得られる。
なお、接合面13,23付近の開口周縁部11,21は、加圧方向に垂直な断面が略一定の幅であるであるが、成形加工上の若干の抜き勾配が設けられてもよい。しかし、通常の抜き勾配(2〜3度)よりも少ない。
ロアタンク20においても、アッパータンク10と同様に、上部溶着面31、傾斜部溶着面33、下部溶着面32に沿って、それぞれ上部接合面23a、傾斜部接合面23c及び下部接合面23bが形成される。そして、アッパータンク10の上部接合面13a、傾斜部接合面11c及び下部接合面11bと、ロアタンク20の上部接合面23a、傾斜部接合面23c及び下部接合面23bがそれぞれ当接し、溶着する。
アッパータンク10の傾斜部接合面11cとロアタンク20の傾斜部接合面23cは基本的に接合面の厚さ方向に対し、図8(b)に示すように、開口周縁部11、21の向きにより接合面の厚さ方向の水平面に対して傾斜面(傾斜角Z)となる場合がある。本実施の形態においては、開口周縁部11、21の傾斜部溶着面33の角度と開口周縁部11、21の向きを制限することにより、その傾斜面の傾斜角Zの値を20度以下にすことができる。このため、開口周縁部11、21を加圧して溶着するときに、傾斜部接合面13c、23cが燃料タンク1の内側や外側方向(板厚方向)にずれることがなく、確実に開口周縁部11、21を接合することができる。
アッパータンク10の開口周縁部11には、図7と図8に示すように、接合面13からの一定距離、例えば5mm程度上の外周に全周に亘り横方向に外周フランジ部12が形成される。従って、外周フランジ部12は、図3に示すように、上部溶着面31に沿った部分では、アッパータンク10の外面と平行に水平面上に、上部外周フランジ部12aが形成され、傾斜部溶着面33に沿って傾斜状に傾斜部外周フランジ部12cが形成され、ロアタンク20の下面と平行に水平面上に下部外周フランジ部12bが形成される。
ロアタンク20においても、アッパータンク10と同様に、上部溶着面31、傾斜部溶着面33、下部溶着面32に沿って、それぞれ上部外周フランジ部22a、傾斜部外周フランジ部22c及び下部外周フランジ部22bが形成される。そして、アッパータンク10の上部外周フランジ部12a、傾斜部外周フランジ部12c及び下部外周フランジ部12bに対して、ロアタンク20の上部外周フランジ部22a、傾斜部外周フランジ部22c及び下部外周フランジ部22bがそれぞれ当接し、溶着する。
外周フランジ部12、22は、図8(a)、(b)に示すように、断面形状がL字形で形成される。アッパータンク10の外周フランジ部12は、L字形の一方の端が開口周縁部11に一体的に接合され、他方の端が上方に向いて形成される。このため外周フランジ部12と開口周縁部11の間にフランジ凹部12dが形成される。このフランジ凹部12dは、開口周縁部11の全周に亘り形成され、アッパータンク10とロアタンク20の接合時に、このフランジ凹部12dに治具を挿入し、圧着することができ、強固な圧着ができる。
フランジ凹部12dの底面は、フランジ凹部押圧面12fを形成し、このフランジ凹部押圧面12fと開口周縁部11の接合面13との溶着時の加圧方向の断面の距離Xを、図9に示すように、すべての外周フランジ部12の部分で同じとすることにより、溶着時に加圧治具の移動距離を、すべての接合面13、23で加圧方向に対し同じにすることができ、溶着時の加圧の移動距離制御を容易にすることができる。
アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの開口周縁部11、21は、曲面、平面と傾斜面のいずれにおいて形成された部分においても、接合面13,23の幅は、同一であり、接合面13,23と外周フランジ12、22のフランジ凹部押圧面12f、22fとの距離は同一である。このため、アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの開口周縁部11,21を治具(押圧部材)で均等に相互に同じ距離だけ押圧すると、平面13a、13bも傾斜面13cも同様に接合面が均等に加圧されて、接合されることができる。また、接合面13、23は、溶着時の加圧方向に垂直方向の幅が同一であるため、加圧方向に同じ距離だけ移動させると均一な加圧と溶融代が得られて、均一な溶融接合が得られる。この均一な溶融接合は、接合面13、23が加圧方向に曲面であっても同様である。
ロアタンク20の外周フランジ部22も、アッパータンク10の外周フランジ部12と同様に、断面形状がL字形で形成される。ロアタンク20の外周フランジ部22は、L字形の一方の端が開口周縁部21に一体的に接合され、他方の端が下方に向いて形成される。このため外周フランジ部22と開口周縁部21の間にフランジ凹部22dが形成される。このフランジ凹部22dは、開口周縁部21の全周に亘り形成され、アッパータンク10とロアタンク20の接合時に、このフランジ凹部22dに治具を挿入し、上記のアッパータンク10のフランジ凹部12dと対向して圧着することができ、強固な圧着ができる。
なお、アッパータンク10とロアタンク20は、耐燃料油性、耐衝撃性の優れた高密度ポリエチレン(HDPE)等から形成することができる。
次に、この燃料タンク1の製造方法について説明する。燃料タンク1はアッパータンク10とロアタンク20を別々に成形し、その後、アッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11,21の接合面13,23を溶着して製造する。まず、アッパータンク10とロアタンク20の製造方法について説明する。アッパータンク10とロアタンク20の製造方法は、それぞれ別の金型により成形されるが略同様である。
アッパータンク10の成形は、アッパータンク10の成形の金型に耐燃料油性の合成樹脂を射出する。ロアタンク20の成形は、アッパータンク10の成形と同様に、ロアタンク20の金型を使用する。
次に、アッパータンク10とロアタンク20を一体に溶着する工程を説明する。
まず、アッパータンク10とロアタンク20をそれぞれアッパータンク成形金型とロアタンク成形金型から取出し、アッパータンク10とロアタンク20の保持治具(図示せず)にそれぞれ固定する。その後、アッパータンク10の開口周縁部11の接合面13を熱板等で溶融し、ロアタンク20の開口周縁部21の接合面23と合体し、相互に圧着する。ロアタンク20の接合面23も同時に熱板で溶融してもよい。これによってアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11、21が溶着して、一体化し、燃料タンク1が形成される。
そのとき、アッパータンク10とロアタンク20の保持治具の先端は、アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの外周フランジ部12、22のフランジ凹部12d、22dに挿入されて、フランジ凹部押圧面12f、22fに当接して、開口周縁部11、21の接合面13、23を相互に加圧する。この加圧方向は、燃料タンク1の特定の面、例えば、本実施の形態では、ロアタンク20の底面が平面状に形成されているため、この底面を基準面として、この基準面に対して垂直方向に加圧する。
この加圧操作は、ロアタンク20を保持治具に固定して、アッパータンク10の保持治具を一定距離だけ加圧方向、即ち、基準面に垂直方向にロアタンク20側に移動させる。
このとき、溶着面30のうち上部溶着面31と下部溶着面32に対応するアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11、21の接着面13、23は、一定距離だけ垂直に移動すれば、同一の加圧力が得られて、接合面11a、11b、21a、21bでは溶着時に同一の溶融代が得られる。
しかしながら、傾斜部溶着面33では外周フランジ部12と傾斜部接合面11cの距離を傾斜面に対して直角方向の距離において同一とした場合には、加圧方向にアッパータンク10の全体が移動すると、傾斜部溶着面33に対しては斜め方向に移動することとなり、加圧力と溶融量が平面の部分と異なり、均一な溶着が達成できない。このため、傾斜部溶着面33では、図9に示すように、加圧方向における外周フランジ部12と傾斜部溶着面33との距離(x)を、平面である上部溶着面31と下部溶着面32の外周フランジ部12と接合面11aとの間の距離と同一にした。
これによって、アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの開口周縁部11、21は、平面と傾斜面のいずれにおいても、接合面13は溶着時の加圧方向の断面形状が同一であり、接合面13と外周フランジ12の距離は同一である。このため、アッパータンク10とロアタンク20のそれぞれの開口周縁部11、21を治具(押圧部材)で均等に相互に同じ距離だけ押圧すると、上部接合面13a、下部接合面13bと傾斜部接合面13cとは、同様に接合面に均等に加圧されて、接合されることができる。また、接合面13付近の開口周縁部11の壁は、内面と外面が平行であり、壁の肉厚(幅)が同一であるため、加圧方向に同じ距離だけ移動させると、移動距離がばらついても、平行のため幅が変化せず、均一な加圧が得られて、均一な溶融接合が得られる。
これによってアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部の外周接合フランジ部17、27が溶着して、一体化し、燃料タンク1が形成される。
なお、燃料タンク1内に燃料バルブ等の内蔵構成部品を取付ける場合には、接合する前にアッパータンク10あるいはロアタンク20に取付ける。これによって、燃料タンク1内に容易に構成部品を取付けることができる。
本発明の実施の形態である燃料タンクを斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの平面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの右側面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクを図2の矢印Aの方向から見た側面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの図2のB−B線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの溶着面を構成する複数の平面を示す模式図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの溶着された開口周縁部の断面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの溶着された外周フランジ部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの開口周縁部の傾斜部の拡大模式図である。
符号の説明
1 燃料タンク
10 アッパータンク
11、21 開口周縁部
12、22 外周フランジ部
12d、22d 外周フランジ凹部
13,23 接合面
13a、23a 上部接合面
13b、23b 下部接合面
13c、23c 傾斜部接合面
30 溶着面
31 上部溶着面
32 下部溶着面
33 傾斜部溶着面

Claims (6)

  1. 熱可塑性合成樹脂により分割して成形された自動車用燃料タンクを構成するアッパータンクとロアタンクの開口周縁部を合体し、加圧して、一体的に接合して形成した自動車用燃料タンクにおいて、
    上記アッパータンクとロアタンクのそれぞれの上記開口周縁部はその先端に、互いに当接して、溶着、合体する接合面を設け、該接合面は、上記アッパータンクとロアタンクの側壁の壁の厚さ方向に直線で形成され、溶着時の加圧方向には少なくとも一部が曲線で形成され、
    それぞれの上記開口周縁部には上記開口周縁部の外周に、全周に亘り上記接合面から一定寸法離れて外周フランジ部を設け、アッパータンクとロアタンクの上記外周フランジ部は、それぞれ対向するように形成され、
    上記アッパータンクとロアタンクのそれぞれの上記接合面は、上記開口周縁部のいずれにおいて形成された部分においても、上記接合面の壁の厚さ方向の幅は同一であり、上記外周フランジの加圧面と上記接合面の加圧方向の距離は同一であることを特徴とする自動車用燃料タンク。
  2. 上記接合面は、少なくとも一部分がアッパータンクとロアタンクの溶着時の加圧方向に垂直な平面から構成される面上に形成される請求項1に記載の自動車用燃料タンク。
  3. 上記接合面は、少なくとも一部分が傾斜面から構成される面上に形成され、該傾斜面は加圧方向に垂直な平面に対し傾斜角度が45度以下である請求項2に記載の自動車用燃料タンク。
  4. 上記開口周縁部は、上記接合面から加圧方向に一定寸法において、開口周縁部の壁の厚さが一定の肉厚となるように上記壁の両面が平行に形成された請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用燃料タンク。
  5. 上記接合面は、上記加圧方向に垂直な面に対し、側壁の壁の厚さ方向に対する傾斜が20度以下である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車用燃料タンク。
  6. 上記フランジ部は、断面形状が上記接合面に対し逆方向に屈曲するL字形であり、上記開口周縁部との間でフランジ凹部を形成した請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動車用燃料タンク。
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