JP2014076730A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な強度を確保しつつ小型化されたグリップを備える鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】自動二輪車100においては、シート114が左右一対のサブフレーム2により支持される。一対のサイドカバー200は、一対の上部フレーム管21の少なくとも一部を外側から覆う。一対のサイドカバー200は、一対のグリップカバー220および一対の前側カバー210を含む。一対のサイドカバー200はそれぞれ一対の上部フレーム管21に固定される。一対の前側カバー210は一対のグリップカバー220の前端部から前方に向かって延びるように一対のグリップカバーにそれぞれ固定される。各グリップカバー220は、シート114よりも幅W方向において外側に配置される突出部を有し、突出部の下面に下側凹部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員が把持可能なグリップ部材を備える鞍乗型車両に関する。
乗員が把持可能なグリップ部材を備える自動二輪車がある。この場合、乗員は、例えばグリップ部材を把持しつつ自動二輪車の乗車時に姿勢を調整することができる。また、乗員は、例えばグリップ部材を把持しつつ自動二輪車のスタンドを立てることができる。乗員がこのような作業を行う場合、グリップ部材には比較的大きな応力が作用する。
特許文献1には、グリップ部材としてグラブバーを備える自動二輪車が記載されている。特許文献1の自動二輪車においては、グラブバーとシートカウルとが一体的に成形されている。グラブバーはシートカウルの前部から車体の外側に突出して車体の後方に向かって延びる棒状のグリップを有する。また、グラブバーは、シートカウルとグリップとを連結するステーを有する。
特許第4097279号公報
上記のように、グリップ部材には、比較的大きな応力が作用する場合がある。特許文献1の自動二輪車においては、グラブバーのグリップが車体の外側に突出している。この場合、グリップの強度を確保するためにグリップおよびステーの断面積を大きくする必要がある。そのため、グラブバーが大型化する。
本発明の目的は、十分な強度を確保しつつ小型化されたグリップを備える鞍乗型車両を提供することである。
(1)本発明に係る鞍乗型車両は、シートと、シートを支持するシートフレームと、シートフレームの少なくとも一部を車両幅方向において外側から覆うように配置される樹脂製の左右一対のサイドカバーとを備え、一対のサイドカバーは、シートフレームに固定される左右一対のグリップカバーと、一対のグリップカバーの前端部から前方に向かって延びるように一対のグリップカバーにそれぞれ固定される左右一対の前側カバーとを含み、一対のグリップカバーの各々は、シートよりも車両幅方向において外側に配置される突出部を有し、突出部の下面に凹部を有するものである。
シートの後部に座る乗員は、一対のグリップカバーの突出部の下面の凹部に指を差し込むことにより突出部を把持することができる。それにより、グリップカバーの突出部および凹部がグリップ部材として機能する。
サイドカバーから外側に突出するように棒状のグリップ部材がサイドカバーに設けられる場合には、グリップ部材における乗員により把持される部分および、グリップ部材とサイドカバーとの連結部分に大きな応力が作用しやすい。そのため、グリップ部材における把持部分および、グリップ部材とサイドカバーとの連結部分の断面積を大きくする必要がある。したがって、グリップ部材の小型化が難しい。
これに対して、本発明の一対のグリップカバーにおいては、上記のように、各グリップカバーの突出部および凹部がグリップ部材として機能するので、グリップ部材として機能する部分とサイドカバー本来の機能を有する他の部分との連結部分の面積を確保しやすい。また、サイドカバーから外側に突出するように棒状のグリップ部材がサイドカバーに設けられる場合に比べて、グリップ部材として機能する部分が他の部分から車両の幅方向に離間しない。そのため、グリップ部材として機能する部分が車両の幅方向に大きく突出することを抑制することができる。その結果、十分な強度を確保しつつ小型化されたグリップ部材を実現することができる。
また、サイドカバーの他の一部である前側カバーにグリップ部材として必要な強度を確保する必要がない。したがって、サイドカバーの大型化を回避しつつサイドカバーの必要な部分の強度を確保することが可能となる。
さらに、グリップ部材としての一対のグリップカバーが一対のサイドカバーの一部分であるため、グリップ部材を別途設ける場合に比べて部品点数の低減が可能となる。
また、グリップカバーの成形時にグリップ部材として機能とする突出部および凹部を同時に形成することができるので、別途グリップ部材を設ける場合に比べて組立工程数が低減される。
これらの結果、サイドカバーの小型化、部品点数の低減および組立工程数の低減を可能としつつ、強度が確保されたグリップ部材としての機能を実現することができる。
(2)鞍乗型車両は、一対のサイドカバーの下方に設けられる下側カバーをさらに備え、下側カバーの外表面は、車両幅方向においてそれぞれ一対のグリップカバーの最外部よりも内側に位置してもよい。
この場合、鞍乗型車両を車両幅方向に大型化させることなく、下側カバー内の空間に車両構成部品を配置することが可能になる。したがって、サイドカバーの小型化を実現しつつ、車両構成部品のレイアウトの自由度を向上させることが可能となる。
(3)下側カバーの上端の少なくとも一部が、一対のグリップカバーの凹部の下端よりも上方でかつ凹部の車両幅方向における内側端部よりも外側でかつ凹部の車両幅方向における外側端部よりも内側に配置されてもよい。
この場合、一対のグリップカバーにより下側カバーの変形が防止される。具体的には、下側カバーの上端の少なくとも一部が車両幅方向における内側または外側に変形する場合でも、その変形が凹部により規制される。
(4)一対のグリップカバーの樹脂材料の強度は、一対の前側カバーの樹脂材料の強度よりも大きくてもよい。
この場合、グリップカバーと前側カバーとを含むサイドカバーのうち一対のグリップカバーのみ強度を向上させることができる。サイドカバー全体に強度が大きい高価な樹脂材料を用いる必要がないので、鞍乗型車両の製造コストの上昇を抑制することができる。
(5)シートは、着座面と、車両幅方向における着座面の外側端縁から下方に延びる一対の側面部とを有し、一対の前側カバーと一対のグリップカバーとの固定部は、車両幅方向において一対の側面部の内側に配置されてもよい。
この場合、一対の前側カバーと一対のグリップカバーとの固定部がシートの一対の側面部により覆われる。それにより、一対の前側カバーと一対のグリップカバーとの固定部が露出しないので、固定部を分解する等の悪戯または車両構成部品等の盗難を防止することができる。
(6)一対の前側カバーの各々は、長孔を有し、一対の前側カバーの各々は、長孔に挿入される固定部材によりシートフレームに固定されてもよい。
一対のグリップカバーのシートフレームへの取り付け誤差が生じることにより、または一対のグリップカバーおよび一対の前側カバーの寸法にばらつきが生じることにより、シートフレームに対する一対の前側カバーの固定位置に誤差が生じる場合がある。
このような場合でも、一対の前側カバーの各々が、長孔に挿入される固定部材によりシートフレームに固定されるので、シートフレームに対する前側カバーの固定位置の誤差が吸収される。したがって、一対のグリップカバーと一対の前側カバーとがずれた状態でシートフレームに固定されることが防止される。
(7)長孔は、車両前後方向の長さが車両上下方向の長さよりも大きく、車両前後方向に延びるように形成されてもよい。
この場合、長孔が車両前後方向に延びるように形成されることにより、車両前後方向に生じる誤差が吸収されやすくなる。
(8)一対の前側カバーの各々の外表面と一対のグリップカバーの各々の外表面との境界部には、車両幅方向においてグリップカバーの外表面が前側カバーの外表面に対して突出する段差が形成されてもよい。
境界部に段差が形成されないように一対の前側カバーおよび一対のグリップカバーの形状を設計しても、一対の前側カバーおよび一対のグリップカバーのそれぞれの成形時に生じる形状のばらつきにより境界部の複数の部分に段差が形成される場合がある。例えば、境界部に、グリップカバーの外表面が前側カバーの外表面よりも外側に突出する段差部分、および前側カバーがグリップカバーの外表面の外表面よりも外側に突出する段差部分が不規則に形成される場合がある。このように、境界部の部分ごとに異なる段差が生じるとサイドカバーの外観が悪化する。
上記の構成によれば、予め境界部に車両幅方向においてグリップカバーの外表面が前側カバーの外表面よりも外側に突出する段差が形成される。したがって、サイドカバーの外観が悪化することが防止される。
(9)各グリップカバーは、車両幅方向において凹部の外側の壁を構成する外側壁部を有し、外側壁部は、水平方向の厚みが増加する部分を有してもよい。
この場合、外側壁部がグリップ部材として機能する。外側壁部の少なくとも一部は、水平方向の厚みが増加するのでグリップ部材として必要な強度を容易に確保することができる。
(10)各グリップカバーは、凹部の上側の壁を構成する上側壁部を有し、上側壁部の表面は、外側に向かって膨らむ湾曲面を有してもよい。
凹部を有する突出部においては、凹部の外側の壁の厚みと内側の壁の厚みとの差により、グリップカバーの成形時に凹部の上側壁部の表面にくぼみが生じる場合がある。また、グリップ部材として機能する部分で十分な強度を確保するために、グリップ部材として機能する部分の車両幅方向または車両上下方向の厚みが比較的大きく設計されると、各グリップカバーの成形時に凹部の上側壁部の表面にくぼみが生じる場合がある。このような場合でも、上側壁部の表面が外側に向かって膨らむ湾曲面を有することにより、上側壁部の表面に生じるくぼみを目立たなくすることができる。
(11)鞍乗型車両は、一対のサイドカバーにダンパを介して支持されるテールライトをさらに備えてもよい。
テールライトをシートフレームに固定する場合、テールライトの寸法にばらつきがあると、テールライトの固定位置に誤差が生じることによりテールライトをシートフレームに固定できない可能性がある。一方、上記の構成によれば、テールライト、一対のサイドカバーおよびシートフレームの寸法にばらつきがある場合でも、寸法のばらつきに起因して生じるテールライトの固定位置の誤差がダンパにより吸収される。したがって、テールライト、一対のサイドカバーおよびシートフレームの組立性を向上させることができる。
また、テールライトは一対のサイドカバーの一対のグリップカバーにダンパを介して支持されてもよい。この場合、一対のグリップカバーは前側カバーよりも後方に位置するので、テールライトを鞍乗型車両の後部に容易に配置することができる。
(12)鞍乗型車両は、テールライトの上方に設けられるテールライトカバーをさらに備え、テールライトカバーは、シートフレームに固定されるとともに一対のサイドカバーにより支持されてもよい。
この場合、テールライトカバーがシートフレームおよび一対のサイドカバーにより支持される。それにより、テールライトが確実に保護される。
(13)一対のグリップカバーの少なくとも一方は、車両幅方向において突出部の内側にヘルメットハンガーを有してもよい。
この場合、一対のグリップカバーをヘルメットハンガーと一体成形することができる。
本発明によれば、十分な強度を確保しつつ小型化された鞍乗型車両のグリップを実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図である。 図1の自動二輪車を上方から見た平面図である。 グリップカバーの機能を説明するための図である。 左側のサブフレーム、左側の中央カバー、カバー部材、左側のサイドカバーおよび下側カバーを示す一部分解側面図である。 シートを透過して見た場合の自動二輪車の一部拡大側面図である。 シートを透過して見た場合の自動二輪車の一部拡大平面図である。 (a)は図6のJ−J線における縦断面図であり、(b)は図6のK−K線における縦断面図である。 (a)はテールライトカバーを透過して見た場合の自動二輪車の一部拡大平面図であり、(b)は(a)の1つの支持板の一部拡大側面図であり、(c)は主としてテールライトカバーを示す自動二輪車の一部拡大平面図である。 シートを透過して見た場合のヘルメットハンガーの一使用例を示す自動二輪車の一部拡大平面図である。 図6のN−N線における縦断面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る鞍乗型車両について図面を用いて説明する。以下の説明においては、鞍乗型車両の一例として自動二輪車を説明する。
(1)自動二輪車の構成
図1は本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図であり、図2は図1の自動二輪車100を上方から見た平面図である。図1および図2では、自動二輪車100が路面に対して垂直に起立した状態が示される。図1には、自動二輪車100の前後方向Lおよび上下方向Hが矢印で示される。また、図2には、自動二輪車100の前後方向Lおよび幅方向Wが矢印で示される。以降の図3〜図9においても同様に、前後方向Lおよび幅方向Wおよび上下方向Hが矢印で示される。
図1および図2に示すように、自動二輪車100は左右一対のメインフレーム1および左右一対のサブフレーム2を備える。一対のサブフレーム2の各々は、上部フレーム管21および下部フレーム管22を含む。一対の上部フレーム管21は、それぞれ一対のメインフレーム1の略中央部分に後方に延びるように取り付けられている。一対の下部フレーム管22は、それぞれ一対のメインフレーム1の下部に後方に向かって上方に傾斜するように取り付けられている。一対の下部フレーム管22の後端は、一対の上部フレーム管21の後端近傍の下端に接合されている。
一対のメインフレーム1の前端には、ヘッドパイプ103が設けられている。ヘッドパイプ103にフロントフォーク104が左右方向に揺動可能に設けられている。フロントフォーク104の上端部近傍にヘッドライト90が取り付けられている。ヘッドライト90は、ヘッドパイプ103の前方に位置する。フロントフォーク104の下端に前輪105が回転可能に支持されている。ヘッドパイプ103の上端にはハンドル106が取り付けられている。
一対のメインフレーム1の下端部近傍にはエンジン109が設けられる。エンジン109の吸気ポートに吸気管110の一端が取り付けられ、エンジン109の排気ポートに排気管111の一端が取り付けられる。排気管111の他端に、マフラー112が取り付けられる。
一対の上部フレーム管21の一部はエンジン109の上部に位置する。エンジン109の上方の位置で燃料タンク113が一対のメインフレーム1および一対の上部フレーム管21により支持される。燃料タンク113の後方の位置で、シート114が一対の上部フレーム管21により支持される。本例のシート114は、2人の乗員の2つの着座部が一体成形されたシートであり、一対の上部フレーム管21に対して着脱可能に構成される。自動二輪車100を操作する乗員はシート114の前方部分に座ることができる。また、自動二輪車100を操作しない乗員はシート114の後方部分に座ることができる。
一対のメインフレーム1の下部から後方へ延びるようにリアアーム107が設けられる。リアアーム107の前端部は、支持軸107sを介して一対のメインフレーム1に取り付けられる。リアアーム107の後端部は、後輪108および後輪ドリブンスプロケット108Sを回転可能に保持する。後輪ドリブンスプロケット108SにはチェーンCHが取り付けられる。リアアーム107は、図示しないサスペンションにより支持軸107sを中心として上下方向Hに揺動可能である。
一対の上部フレーム管21の一部を幅方向Wにおいて外側から覆うように、樹脂製の左右一対のサイドカバー200が一対の上部フレーム管21に取り付けられる。一対のサイドカバー200は、それぞれ左右一対の前側カバー210および左右一対のグリップカバー220を含む。
一対のグリップカバー220は、一対の上部フレーム管21の後部に固定される。一対の前側カバー210は、一対のグリップカバー220の前端部から前方に向かって延びるように一対のグリップカバー220にそれぞれ固定されるとともに一対の上部フレーム管21に固定される。
図1に示すように、一対の前側カバー210の下方には、それぞれ一対の中央カバー180が設けられる。また、一対のグリップカバー220の下方には、下側カバー300が設けられる。下側カバー300は、左側のグリップカバー220の下方に位置し前後方向Lに延びる左側部分と、右側のグリップカバー220の下方に位置し前後方向Lに延びる右側部分とを有し、左側部分の後端部と右側部分の後端部とが連結された構成を有する。一対のサイドカバー200および下側カバー300の後端にテールライト400が設けられる。テールライト400の上部にはテールライトカバー410が設けられる。一対の中央カバー180および下側カバー300の下端部には、後輪108の上方から後輪108の上部全体を覆うようにカバー部材190が取り付けられる。
(2)一対のグリップカバーの機能
一対のグリップカバー220は、例えばシート114の後方部分に座る乗員が把持可能なグリップ部材として機能する。図3は、グリップカバー220の機能を説明するための図である。
図3(a)には、主としてシート114の一部および左側のグリップカバー220の平面図が示される。図3(b)には、主としてシート114の一部、左側のグリップカバー220および下側カバー300の側面図が示される。図3(c)には、図3(a)のG−G線における縦断面図が示される。また、図3(a)〜(c)では、グリップカバー220とともに乗員の手HAが示される。
図3(a)〜(c)に示すように、グリップカバー220は、シート114よりも幅方向Wにおいて外側に配置される突出部220Pを有する。突出部220Pはシート114の外側端部に沿って略前後方向Lに延びるように形成されている。図3(c)に示すように、突出部220Pの下面には、略前後方向Lに延びる下側凹部220Cが形成されている。
シート114の後方部分に座る乗員は、グリップカバー220の突出部220Pの下面の下側凹部220Cに指FNを差し込むことにより、突出部220Pを把持することができる。それにより、グリップカバー220の突出部220Pおよび下側凹部220Cがグリップ部材として機能する。
(3)一対のサイドカバーおよび下側カバーの詳細
図4は、左側のサブフレーム2、左側の中央カバー180、カバー部材190、左側のサイドカバー200および下側カバー300を示す一部分解側面図である。図5はシート114を透過して見た場合の自動二輪車100の一部拡大側面図であり、図6はシート114を透過して見た場合の自動二輪車100の一部拡大平面図である。図5および図6では、図1および図2のシート114が太い点線で示される。図5および後述する図7(a),(b)に示すように、本実施の形態においては、シート114は、着座面115および一対の側面部116を含む。一対の側面部116の各々は、幅方向Wにおける着座面115の外側端部から外方に向かって下方に傾斜するように形成されている。
図4〜図6に示すように、一対のサブフレーム2の上部フレーム管21の側面には、中央部から後端部に向かって一対の支持片k2、一対の支持片24、一対の支持片27、1つの支持片28および1つの支持片29がこの順で取り付けられている。支持片k2,24,27,28,29は、金属板により形成される。
一対の支持片k2は、上方に突出するように一対の上部フレーム管21にそれぞれ接合される。支持片k2には貫通孔23Hが形成されている。
各支持片24は、各上部フレーム管21と各下部フレーム管22とが離間する位置に配置される。左側の支持片24の上端部および下端部が左側の上部フレーム管21および左側の下部フレーム管22の外側の側面に接合される。同様に、右側の支持片24の上端部および下端部が右側の上部フレーム管21および右側の下部フレーム管22の外側の側面に接合される。
支持片24には略前後方向Lに延びる長孔24aが形成されている。長孔24aにはゴム製のグロメットが取り付けられている。また、支持片24は、突出片25を有する。突出片25は、上部フレーム管21および下部フレーム管22の外側の側面よりも外方へ突出するように形成されている。突出片25には貫通孔25aが形成されている。
一対の支持片27は、上方に突出するようにそれぞれ一対の上部フレーム管21に接合される。各支持片27の上端部には、貫通孔27H(後述する図7(a)参照)が形成されている。
支持片28は、一対の上部フレーム管21をつなぐように幅方向Wに延びる。支持片28の一端および他端は下方に屈曲し、一対の上部フレーム管21の外側の側面にそれぞれ溶接により接合される。
支持片29は、一対の上部フレーム管21をつなぐように幅方向Wに延びる。支持片29の一端および他端は下方に屈曲し、一対の上部フレーム管21の外側の側面にそれぞれ溶接により接合される。支持片29には、一対の上部フレーム管21の上方の位置に一対の貫通孔29H(後述する図7(b)参照)が形成されている。支持片29の後端部には2つの突出部29pが形成されている。各突出部29pには貫通孔が形成されている。
下側カバー300の前端部には左右一対の前部固定片309が形成されている。各前部固定片309には、前後方向Lの長さが上下方向Hの長さよりも大きく、略前後方向Lに延びる長孔301が形成されている。各サブフレーム2に取り付けられた突出片25の貫通孔25aと各前部固定片309の長孔301とが重なる状態で、貫通孔25aおよび長孔301に図示しないボルトが挿入され、そのボルトにナットが取り付けられる。それにより、各前部固定片309が各サブフレーム2に固定される。
前後方向Lにおける下側カバー300の中央部よりやや後方の位置には、下側カバー300の右側部分および左側部分の内表面から内側に突出するように一対の取り付け片302が形成されている。各取り付け片302は、下側カバー300の内表面に対向する対向面を有する。その対向面には貫通孔302H(図4)が形成されている。図4〜図6に示すように、各グリップカバー220の略中央部の内側縁部には、そのグリップカバー220の上端部から下方に延びる中央部連結片224が形成されている。中央部連結片224には、貫通孔224H(図4)が形成されている。下側カバー300の各取り付け片302の貫通孔302H(図4)に各グリップカバー220の中央部連結片224の貫通孔224H(図4)が重なる状態で、貫通孔224H,302Hに図示しないボルトが挿入され、そのボルトにナットが取り付けられる。それにより、一対のグリップカバー220の中央部連結片224と下側カバー300の一対の取り付け片302とがそれぞれ連結される。
一対の前側カバー210の上端の前端部近傍には、前部連結片k1がそれぞれ形成されている。各前部連結片k1には、前後方向Lの長さが上下方向Hの長さよりも大きく、略前後方向Lに延びる長孔211が形成されている。各上部フレーム管21に取り付けられた支持片k2の貫通孔23Hと各前側カバー210の前部連結片k1の長孔211とが重なる状態で、貫通孔23Hおよび長孔211にボルトBL(図6)が挿入され、そのボルトBLにナットが取り付けられる。それにより、各前側カバー210の前部連結片k1が各上部フレーム管21に固定される。
また、各前側カバー210の上端の後端部近傍に後部連結片j2が形成されている。後部連結片j2には貫通孔212が形成されている。一対のグリップカバー220の前端部に前部連結片j1がそれぞれ形成されている。各前部連結片j1には貫通孔223が形成されている。各前側カバー210の後部連結片j2の貫通孔212と各グリップカバー220の前部連結片j1の貫通孔223とが重なる状態で、貫通孔212,223にボルトBLが挿入され、ボルトBLにナットが取り付けられる。それにより、各前側カバー210の後部連結片j2が各グリップカバー220の前部連結片j1に固定される。
各前側カバー210の下端近傍には、その前側カバー210の内表面から内側に延びるように棒状の取り付け片213が形成されている。後述するように、各前側カバー210の取り付け片213は、自動二輪車100の組み立て時に各サブフレーム2に取り付けられた支持片24の長孔24aに挿入される。
図6に示すように、前部連結片j1の近傍かつ後方の位置で内側に向かって突出するように前部固定片221が形成されている。前部固定片221には貫通孔が形成されている。各上部フレーム管21に取り付けられた支持片27の貫通孔27H(図7(a))に各グリップカバー220の前部固定片221の貫通孔が重なる状態で、貫通孔27H(図7(a))および前部固定片221の貫通孔にボルトBLが挿入され、そのボルトBLにナットが取り付けられる。それにより、各グリップカバー220の前部固定片221が各上部フレーム管21に固定される。
図6に示すように、各グリップカバー220の中央部連結片224の後方には、内側に突出する後部固定片222が形成されている。後部固定片222にも貫通孔が形成されている。一対の上部フレーム管21に取り付けられた支持片29の各貫通孔29H(図7(b))に各グリップカバー220の後部固定片222の貫通孔が重なる状態で、貫通孔29H(図7(b))および後部固定片222の貫通孔にボルトBLが挿入され、そのボルトBLにナットが取り付けられる。それにより、各グリップカバー220の後部固定片222が各上部フレーム管21に固定される。
各前側カバー210と各グリップカバー220とは互いに異なる樹脂材料で作製される。グリップカバー220の樹脂材料の強度は、前側カバー210の樹脂材料の強度に比べて大きい。例えば、前側カバー210の樹脂材料としてポリアミド樹脂またはABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂を用いることができる。この場合、グリップカバー220の樹脂材料として前側カバー210に用いられる樹脂材料を含む繊維強化プラスチックを用いることができる。繊維強化プラスチックは、ポリアミド樹脂またはABS樹脂等の樹脂内にガラス繊維または炭素繊維等の繊維を分散させることにより作製することができる。
この場合、前側カバー210およびグリップカバー220を含むサイドカバー200のうちグリップ部材としてのグリップカバー220のみ強度を向上させることができる。そのため、サイドカバー200全体に強度が大きい高価な樹脂材料を用いる必要がないので、自動二輪車100の製造コストの上昇を抑制することができる。
本実施の形態においては、樹脂材料の強度は樹脂材料の引張り強度である。樹脂材料の引張り強度は、予め定められた条件で樹脂材料からなる試験片を作製した後、作製された試験片について予め定められた測定条件で引張り特性を測定することにより求めることができる。この場合、試験片は、例えばISO(国際標準化機構)2580−2に規定される条件に準じて作製することができる。また、試験片の引張り特性は、ISO527−1およびISO527−2に規定される測定条件に準じて測定することができる。
自動二輪車100の組み立て時には、まず、一対の上部フレーム管21および一対の下部フレーム管22にカバー部材190が取り付けられる。続いて、下側カバー300が一対のサブフレーム2に取り付けられた一対の突出片25およびカバー部材190に取り付けられる。
次に、左側の上部フレーム管21に左側のグリップカバー220が取り付けられ、左側のグリップカバー220の中央部連結片224が下側カバー300の左側の取り付け片302に連結される。また、右側の上部フレーム管21に右側のグリップカバー220が取り付けられ、右側のグリップカバー220の中央部連結片224が下側カバー300の右側の取り付け片302に連結される。
一対のグリップカバー220が一対の上部フレーム管21に取り付けられる際には、一対のグリップカバー220の間に図1のテールライト400およびテールライトカバー410も取り付けられる。テールライト400およびテールライトカバー410の詳細は後述する。
続いて、一対の前側カバー210が一対のグリップカバー220にそれぞれ取り付けられる。この場合、まず各前側カバー210の取り付け片213が支持片24の長孔24aに挿入される。長孔23bは前後方向Lに延びているので、各前側カバー210が上部フレーム管21およびグリップカバー220に対して前後方向Lに移動可能な状態で支持片24に仮止めされる。次に、各前側カバー210の後部連結片j2の貫通孔212と各グリップカバー220の前部連結片j1の貫通孔223とが重なるように、前側カバー210の位置が調整される。その後、上記のように、各前側カバー210の後部連結片j2が各グリップカバー220の前部連結片j1にボルトBL(図6)で固定される。
一対のグリップカバー220が一対の前側カバー210の前端部から前方に延びるように位置決めされると、各前側カバー210の前部連結片k1の長孔211が支持片k2の貫通孔23Hに重なる。この状態で、上記のように、各前側カバー210の前部連結片k1が各グリップカバー220の支持片k2にボルトBL(図6)で固定される。
最後に、一対の下部フレーム管22に一対の中央カバー180がそれぞれ取り付けられる。
ここで、各前側カバー210の外表面と各グリップカバー220の外表面との境界部に段差が形成されないように前側カバー210およびグリップカバー220の形状を設計しても、前側カバー210およびグリップカバー220のそれぞれの成形時に生じる形状のばらつきにより、各部材の形状に部分的な誤差が生じる場合がある。この場合、前側カバー210の外表面とグリップカバー220の外表面との境界部に、前側カバー210の外表面がグリップカバー220の外表面よりも外側に突出する段差部分が形成される可能性、およびグリップカバー220の外表面が前側カバー210の外表面よりも外側に突出する段差部分が形成される可能性がある。また、前側カバー210の外表面とグリップカバー220の外表面との境界部に段差が形成されない平坦部分が形成される可能性がある。そのため、各前側カバー210の外表面と各グリップカバー220の外表面との境界部には、前側カバー210およびグリップカバー220の成形時に生じる形状のばらつきにより互いに異なる段差部分および平坦部分が不規則に形成されやすい。境界部の形状が不規則であると、サイドカバー200の外観が悪化する。
そこで、本実施の形態では、図6に白抜きの矢印ARで示すように、前側カバー210の外表面とグリップカバー220の外表面との境界部には、幅方向Wにおいてグリップカバー220の外表面が前側カバー210の外表面よりも外側に突出する段差が意図的に形成される。それにより、前側カバー210の外表面とグリップカバー220の外表面との境界部に互いに異なる複数の段差部分または平坦部分が不規則に形成されることが防止される。その結果、段差部の有無および段差部の形態の違いによりサイドカバー200の外観が悪化することが防止される。
本実施の形態では、図6に示すように、一対の前側カバー210の後部連結片j2と一対のグリップカバー220の前部連結片j1との固定部は、シート114の一対の側面部116(図5および後述する図7(a),(b))の内側に配置される。この場合、一対の前側カバー210と一対のグリップカバー220との固定部がシート114の一対の側面部116により覆われる。それにより、一対の前側カバー210と一対のグリップカバー220との固定部が露出しないので、固定部を分解する等の悪戯または車両構成部品等の盗難を防止することができる。
一対のグリップカバー220の一対の上部フレーム管21への取り付け誤差が生じることにより、または一対のグリップカバー220および一対の前側カバー210の寸法にばらつきが生じることにより、一対の上部フレーム管21に対する一対の前側カバー210の固定位置に誤差が生じる場合がある。
このような場合でも、一対の前側カバー210の各々が、長孔211に挿入されるボルトBLにより上部フレーム管21に固定されるので、上部フレーム管21に対する前側カバー210の固定位置の誤差が吸収される。したがって、一対のグリップカバー220と一対の前側カバー210とがずれた状態で一対の上部フレーム管21に固定されることが防止される。特に、長孔211は略前後方向Lに延びる。この場合、前後方向Lに生じる誤差が吸収されやすくなる。
同様に、下側カバー300の一対の上部フレーム管21への取り付け誤差が生じることにより、または下側カバー300およびカバー部材190の寸法にばらつきが生じることにより、一対の上部フレーム管21に対する下側カバー300の固定位置に誤差が生じる場合がある。このような場合でも、下側カバー300が、長孔301に挿入されるボルトBLにより上部フレーム管21に固定されるので、上部フレーム管21に対する下側カバー300の固定位置の誤差が吸収される。
(4)シート、一対のグリップカバーおよび下側カバーの詳細
図7(a)は図6のJ−J線における縦断面図であり、図7(b)は図6のK−K線における縦断面図である。図7(a),(b)においては、図1および図2のシート114が太い点線で示される。
各グリップカバー220の上面には、略前後方向Lに延びる上側凹部220Dが形成されている。各上側凹部220Dには、シート114の側面部116の下端部が収容される。
各グリップカバー220の下面には、略前後方向Lに延びる下側凹部220Cが形成されている。下側凹部220Cは、前部固定片221よりも後方の位置でグリップカバー220の下方の空間に露出する。それにより、乗員は各グリップカバー220の前部固定片221よりも後方の位置で突出部220Pを把持することができる。
各グリップカバー220において、突出部220Pは、外側壁部229および上側壁部229uを含む。外側壁部229は幅方向Wにおいて下側凹部220Cの外側の壁を構成し、上側壁部229uは下側凹部220Cの上側の壁を構成する。
図7(b)に示すように、外側壁部229の幅方向Wの厚みwは、上下方向Hにおける上端部から中間部に向かうにしたがって増加し、下端部から中間部に向かうにしたがって増加する。それにより、最大厚みを有する外側壁部229の中間部分でグリップ部材として必要な強度を容易に確保することができる。
また、下側凹部220Cを有する突出部220Pの各部分の厚みが異なることにより、グリップカバー220の成形時に突出部220Pの表面にくぼみが生じる場合がある。
そこで、本実施の形態では、上側壁部229uの表面が外側に向かって膨らむ湾曲面を有するように形成されている。それにより、突出部220Pの表面に生じるくぼみを目立たなくすることができる。
図7(b)に示すように、下側カバー300の外表面は、幅方向Wにおいてグリップカバー220の最外部よりも内側に位置する。この場合、自動二輪車100を幅方向Wに大型化させることなく、下側カバー300の左側部分および右側部分の間の空間、すなわち一対のサイドカバー200の間かつ一対のサイドカバー200の下方で下側カバー300内の空間に車両構成部品を配置することが可能になる。したがって、サイドカバー200の小型化を実現しつつ、車両構成部品のレイアウトの自由度を向上させることが可能となる。
また、下側カバー300の上端の少なくとも一部は、下側凹部220C内、すなわち外側壁部229の下端よりも上方でかつ下側凹部220Cの内側の端部よりも外側でかつ下側凹部220Cの外側の端部よりも内側に配置される。本実施の形態においては、下側カバー300の上端の全ての部分が、外側壁部229の下端よりも上方でかつ下側凹部220Cの内側の端部よりも外側でかつ下側凹部220Cの外側の端部よりも内側に配置される。
この場合、一対のグリップカバー220により下側カバー300の変形が防止される。具体的には、下側カバー300の上端の少なくとも一部が幅方向Wにおける内側または外側に変形する場合でも、その変形がグリップカバー220の下側凹部220Cにより規制される。
(5)テールライトおよびテールライトカバーの詳細
図8(a)はテールライトカバー410を透過して見た場合の自動二輪車100の一部拡大平面図である。図8(a)では、図1および図2のテールライトカバー410が点線で示される。
図8(a)に示すように、テールライト400は発光部401、レンズ402および一対の支持板403を含む。幅方向Wにおいて発光部401を挟み込むように、発光部401の両側部に一対の支持板403が取り付けられている。発光部401および一対の支持板403の後端にレンズ402が取り付けられている。
一対のグリップカバー220の各々の後端部近傍には、グリップカバー220の内表面から内側に延びるように2つの棒状取り付け片228a,228bが形成されている。
図8(b)は図8(a)の1つの支持板403の一部拡大側面図である。図8(b)に示すように、支持板403には、貫通孔403aおよび長孔403bが形成されている。長孔403bは前方から後方に向かって上方に傾斜するように延びる。貫通孔403aおよび長孔403bには、それぞれゴム製のグロメットgrが取り付けられている。
テールライト400の取り付けの際には、図8(a)に示すように、一方のグリップカバー220が一方の上部フレーム管21に取り付けられた状態で、テールライト400の一方の支持板403の貫通孔403aおよび長孔403bにそれぞれ一方のグリップカバー220の2つの棒状取り付け片228a,228bが挿入される。それにより、一方のグリップカバー220にテールライト400が固定される。
その後、他方のグリップカバー220が他方の上部フレーム管21に取り付けられる。このとき、テールライト400の他方の支持板403の貫通孔403aおよび長孔403bにそれぞれ他方のグリップカバー220の2つの棒状取り付け片228a,228bが挿入される。それにより、一対のグリップカバー220間にテールライト400が固定される。
上記のように、テールライト400は、一対のグリップカバー220の棒状取り付け片228a,228bによりゴム製のグロメットgrを介して支持される。この場合、ゴム製のグロメットgrはダンパとして機能する。
テールライト400を一対の上部フレーム管21に固定する場合、テールライト400の寸法にばらつきがあると、テールライト400の取り付け位置に誤差が生じることによりテールライト400を一対の上部フレーム管21に固定できない可能性がある。一方、上記の構成によれば、テールライト400、一対のグリップカバー220および一対の上部フレーム管21の寸法にばらつきがある場合でも、寸法のばらつきに起因して生じるテールライト400の取り付け位置の誤差がグロメットgrにより吸収される。したがって、テールライト400、一対のグリップカバー220および一対の上部フレーム管21の組立性を向上させることができる。
特に、本実施の形態では、各グリップカバー220の一方の棒状取り付け片228bがテールライト400の各支持板403の長孔403bに挿入される。それにより、テールライト400の取り付け位置の誤差がグロメットgrとともに長孔403bにより吸収される。したがって、テールライト400の寸法、一対のグリップカバー220の寸法および一対の上部フレーム管21の寸法のより大きなばらつきが許容される。
図8(c)は主としてテールライトカバー410を示す自動二輪車100の一部拡大平面図である。図8(c)に示すように、テールライトカバー410の前端部には、2つの突出部411が形成されている。各突出部411には貫通孔が形成されている。
上記のように、一対のグリップカバー220の間にテールライト400が取り付けられた状態で、テールライト400の上方に樹脂製のテールライトカバー410が取り付けられる。この場合、支持片29の2つの突出部29pの貫通孔にそれぞれテールライトカバー410の2つの突出部411の貫通孔が重なるようにテールライトカバー410が位置決めされる。
その後、支持片29の一方の突出部29pの貫通孔およびテールライトカバー410の一方の突出部411の貫通孔にボルトBLが挿入される。同様に、支持片29の他方の突出部29pの貫通孔およびテールライトカバー410の他方の突出部411の貫通孔にボルトBLが挿入される。また、各ボルトBLに図示しないナットが取り付けられる。これにより、テールライトカバー410が支持片29を介して一対の上部フレーム管21に固定される。
テールライトカバー410が一対の上部フレーム管21に固定された状態で、幅方向Wにおけるテールライトカバー410の両側端部から内側に向かって一定幅の帯状部分412が、それぞれ一対のグリップカバー220の一部領域に重なる。それにより、テールライトカバー410の一対の帯状部分412が一対のグリップカバー220の上面の内側端部およびその周辺部分により支持される。
このように、テールライトカバー410は一対の上部フレーム管21および一対のグリップカバー220により支持される。それにより、テールライト400がテールライトカバー410により確実に保護される。
(6)ヘルメットハンガー
図6に示すように、左右一対のグリップカバー220の各々には、内側端部にヘルメットハンガー290が形成されている。図9はシート114を透過して見た場合のヘルメットハンガー290の一使用例を示す自動二輪車100の一部拡大平面図である。図9では、シート114が太い点線で示される。また、図10は、図6のN−N線における縦断面図である。
図9に示すように、ヘルメットハンガー290は、グリップカバー220の内側端部で略前後方向Lに離間して形成される2つの切り欠き291と、それらの切り欠き291の間に位置する突出片292とで構成される。
この場合、ヘルメットHRのあご紐に取り付けられた金具にヘルメットハンガー290の突出片292を挿入する。それにより、ヘルメットHRをヘルメットハンガー290に吊るすことができる。
図9および図10に示すように、ヘルメットハンガー290は、幅方向Wにおいて各グリップカバー220の突出部220Pの内側に形成されている。この場合、一対のグリップカバー220をヘルメットハンガー290と一体成形することができる。
また、図9および図10に示すように、ヘルメットハンガー290の先端部分は、シート114が閉じられた状態でシート114の一対の側面部116の内側に位置する。そのため、シート114が閉じられた状態でヘルメットHRの金具をヘルメットハンガー290から取り外すことはできない。それにより、ヘルメットHRの盗難を防止することができる。
(7)効果
上記のように、本実施の形態においては、一対のグリップカバー220の突出部220Pおよび下側凹部220Cがグリップ部材として機能する。
サイドカバーから外側に突出するように棒状のグリップ部材がサイドカバーに設けられる場合には、グリップ部材における乗員により把持される部分および、グリップ部材とサイドカバーとの連結部分に大きな応力が作用しやすい。そのため、グリップ部材における把持部分および、グリップ部材とサイドカバーとの連結部分の断面積を大きくする必要がある。したがって、グリップ部材の小型化が難しい。
これに対して、本実施の形態に係る一対のグリップカバー220においては、グリップ部材として機能する部分と他の部分との連結部分とが、前後方向Lにおけるグリップカバー220の全体にわたって延びている。このように、グリップ部材として機能する部分とサイドカバー本来の機能を有する他の部分との連結部分の面積が確保しやすい。また、サイドカバーから外側に突出するように棒状のグリップ部材がサイドカバーに設けられる場合に比べて、グリップ部材として機能する部分が他の部分から幅方向Wに離間しない。そのため、グリップ部材として機能する部分が他の部分から幅方向Wに大きく突出することを抑制することができる。その結果、十分な強度を確保しつつ小型化されたグリップ部材を実現することができる。
また、前側カバー210にグリップ部材として必要な強度を確保する必要がない。したがって、サイドカバー200の大型化を回避しつつサイドカバー200の必要な部分の強度を確保することが可能となる。
さらに、グリップ部材としての一対のグリップカバー220が一対のサイドカバー200の一部分であるため、グリップ部材を別途設ける場合に比べて部品点数の低減が可能となる。
また、グリップカバー220の成形時にグリップ部材として機能とする突出部220Pおよび下側凹部220Cを同時に形成することができるので、別途グリップ部材を設ける場合に比べて組立工程数が低減される。
これらの結果、サイドカバー200の小型化、部品点数の低減および組立工程数の低減を可能としつつ、サイドカバー200により強度が確保されたグリップ部材としての機能が実現される。
(8)他の実施の形態
上記実施の形態においては、一対の前側カバー210の各々の外表面と一対のグリップカバー220の各々の外表面との境界部には、幅方向Wにおいてグリップカバー220の外表面が前側カバー210の外表面に対して突出する段差が形成される。これに代えて、一対の前側カバー210の各々の外表面と一対のグリップカバー220の各々の外表面との境界部には、幅方向Wにおいて前側カバー210の外表面がグリップカバー220の外表面に対して突出する段差が形成されてもよい。この場合にも、サイドカバー200の外観が悪化することが防止される。
上記実施の形態においては、一対の上部フレーム管21の後端部近傍に一対のグリップカバー220と下側カバー300とが個別に取り付けられる。これに限らず、一対のグリップカバー220と下側カバー300とが一体成形により作製されてもよい。この場合、部品点数を低減するとともに自動二輪車100の組立工程数をさらに低減することができる。
上記実施の形態は、本発明を自動二輪車に適用した例であるが、これに限らず、自動三輪車もしくはATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)等の他の鞍乗型車両に本発明を適用してもよい。
(9)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各構成要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、自動二輪車100が鞍乗型車両の例であり、シート114がシートの例であり、一対のサブフレーム2がシートフレームの例であり、一対のサイドカバー200が左右一対のサイドカバーの例であり、一対のグリップカバー220が左右一対のグリップカバーの例であり、一対の前側カバー210が左右一対の前側カバーの例である。
また、突出部220Pが突出部の例であり、下側凹部220Cが凹部の例であり、下側カバー300が下側カバーの例であり、着座面115が着座面の例であり、一対の側面部116が一対の側面部の例であり、一対の前側カバー210の後部連結片j2と一対のグリップカバー220の前部連結片j1との固定部が一対の前側カバーと前記一対のグリップカバーとの固定部の例である。
また、一対の前側カバー210の前部連結片k1に形成された長孔211が長孔の例であり、ボルトBLが固定部材の例であり、突出部220Pの外側壁部229が外側壁部の例であり、突出部220Pの上側壁部229uが上側壁部の例である。
また、グロメットgrがダンパの例であり、テールライト400がテールライトの例であり、テールライトカバー410がテールライトカバーの例であり、ヘルメットハンガー290がヘルメットハンガーの例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の構成要素を用いることもできる。
本発明は、車両に有効に利用することができる。
1 メインフレーム
2 サブフレーム
21 上部フレーム管
22 下部フレーム管
23H,25a,27H,29H,212,223,224H,302H,403a 貫通孔
24,27,28,29,k2 支持片
24a,211,301,403b 長孔
25,292 突出片
29p,220P,411 突出部
100 自動二輪車
103 ヘッドパイプ
104 フロントフォーク
105 前輪
106 ハンドル
107 リアアーム
107s 支持軸
108 後輪
108S 後輪ドリブンスプロケット
109 エンジン
110 吸気管
111 排気管
112 マフラー
113 燃料タンク
114 シート
115 着座面
116 側面部
180 中央カバー
190 カバー部材
200 サイドカバー
210 前側カバー
213 取り付け片
220 グリップカバー
220C 下側凹部
220D 上側凹部
221 前部固定片
222 後部固定片
224 中央部連結片
228a,228b 棒状取り付け片
229 外側壁部
229u 上側壁部
290 ヘルメットハンガー
291 切り欠き
300 下側カバー
302 取り付け片
309 前部固定片
400 テールライト
401 発光部
402 レンズ
403 支持板
410 テールライトカバー
412 帯状部分
BL ボルト
CH チェーン
FN 指
gr グロメット
H 上下方向
HA 手
HR ヘルメット
j1 前部連結片
j2 後部連結片
k1 前部連結片
L 前後方向
W 幅方向
w 幅

Claims (13)

  1. 鞍乗型車両であって、
    シートと、
    前記シートを支持するシートフレームと、
    前記シートフレームの少なくとも一部を車両幅方向において外側から覆うように配置される樹脂製の左右一対のサイドカバーとを備え、
    前記一対のサイドカバーは、
    前記シートフレームに固定される左右一対のグリップカバーと、
    前記一対のグリップカバーの前端部から前方に向かって延びるように前記一対のグリップカバーにそれぞれ固定される左右一対の前側カバーとを含み、
    前記一対のグリップカバーの各々は、前記シートよりも車両幅方向において外側に配置される突出部を有し、前記突出部の下面に凹部を有する、鞍乗型車両。
  2. 前記一対のサイドカバーの下方に設けられる下側カバーをさらに備え、
    前記下側カバーの外表面は、車両幅方向においてそれぞれ前記一対のグリップカバーの最外部よりも内側に位置する、請求項1記載の鞍乗型車両。
  3. 前記下側カバーの上端の少なくとも一部が、一対のグリップカバーの前記凹部の下端よりも上方でかつ前記凹部の車両幅方向における内側端部よりも外側でかつ前記凹部の車両幅方向における外側端部よりも内側に配置される、請求項2記載の鞍乗型車両。
  4. 前記一対のグリップカバーの樹脂材料の強度は、前記一対の前側カバーの樹脂材料の強度よりも大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記シートは、着座面と、車両幅方向における前記着座面の外側端縁から下方に延びる一対の側面部とを有し、
    前記一対の前側カバーと前記一対のグリップカバーとの固定部は、車両幅方向において前記一対の側面部の内側に配置される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記一対の前側カバーの各々は、長孔を有し、
    前記一対の前側カバーの各々は、前記長孔に挿入される固定部材により前記シートフレームに固定される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記長孔は、車両前後方向の長さが車両上下方向の長さよりも大きく、車両前後方向に延びるように形成される、請求項6記載の鞍乗型車両。
  8. 前記一対の前側カバーの各々の外表面と前記一対のグリップカバーの各々の外表面との境界部には、車両幅方向において前記グリップカバーの外表面が前記前側カバーの外表面に対して突出する段差が形成される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  9. 各グリップカバーは、車両幅方向において前記凹部の外側の壁を構成する外側壁部を有し、
    前記外側壁部は、水平方向の厚みが増加する部分を有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  10. 各グリップカバーは、前記凹部の上側の壁を構成する上側壁部を有し、
    前記上側壁部の表面は、外側に向かって膨らむ湾曲面を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  11. 前記一対のサイドカバーにダンパを介して支持されるテールライトをさらに備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  12. 前記テールライトの上方に設けられるテールライトカバーをさらに備え、
    前記テールライトカバーは、前記シートフレームに固定されるとともに前記一対のサイドカバーにより支持される、請求項11記載の鞍乗型車両。
  13. 前記一対のグリップカバーの少なくとも一方は、車両幅方向において前記突出部の内側にヘルメットハンガーを有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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