JP6065701B2 - 化粧シート及びこれを用いた化粧板 - Google Patents

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Description

本発明は、耐擦傷性を有しつつ、繊細なグロスマット意匠の表現が可能である化粧シート及び化粧板に関する。
家具や台所製品のキャビネット等の表面化粧板としては、一般に木質系材料、無機系材料、合成樹脂系材料、鋼板等の金属系材料等の基材上に、木目調柄等の絵柄を印刷した化粧シートを接着剤で貼り合わせた構造のものが用いられている。
ところで、近年の消費者の高級品指向により、床タイルや壁パネル、あるいは家具や台所製品のキャビネット等に対しても高級感が求められるようになり、これらに用いられる化粧板や化粧シートにおいても、高級感を与える外観を有するものが望まれている。
このような高級感を与える外観を有する化粧シートとして、特許文献1のような化粧シートが提案されている。
特許文献1の化粧シートは、基材上に、全面ベタ柄を表現した着色層、柄模様を表現した絵柄層を順次設けた後、全面に浸透防止層を設け、次いで、低艶絵柄インキ層、表面保護層を設けた構成である。
特許文献1の化粧シートでは、低艶絵柄インキ層と表面保護層とが一部混合することによる懸濁部分を形成し、該懸濁部分がグロスマット感を表現し、さらに目の錯覚により、該部分が凹部であるかの如く認知されるものである。また、絵柄層を木目柄として、木目の導管部分に低艶絵柄インキ層を同調させることにより、擬似立体感を有する木目柄の化粧シートを得ることができるものである。
しかし、特許文献1では、低艶絵柄インキ層を形成する組成物にシリカを含み、シリカが印刷版の細かい部分に詰まるため、インキが完全に転移しなくなることで、繊細な意匠表現が安定的に再現できないという問題がある。また、懸濁部分が白濁することにより、濃色の木目柄において自然な導管意匠表現が得られないという問題もある。
一方で、グロスマット感を表現する化粧シートとして、特許文献2及び3のような化粧シートも提案されている。
特開2006−95973号公報 特開2001−138469号公報 特開2004−090319号公報
特許文献2及び3の化粧シートは、特許文献1のように低艶絵柄インキ層を用いず、基材上に、絵柄層、艶消層、部分的に形成する艶向上樹脂層を積層した構成からなるものである。このような特許文献2及び3の化粧シートは、艶向上樹脂層中にフィラーを含有させる必要がないため、艶向上樹脂層の階調表現により繊細なグロスマット感を表現することを狙ったものである。
特許文献2及び3の化粧シートは、耐擦傷性向上のために、艶消層ないしは艶向上樹脂層を電離放射線硬化型樹脂から形成している。
しかし、特許文献2及び3では、電離放射線硬化型樹脂の組成について詳細な検討を行っておらず、塗膜の乾燥適性や造膜性を原因とする諸問題を解消できるものではない。具体的には、乾燥適性が十分でない場合、ガイドロールへの各層の転写やブロッキングが生じ、造膜性が十分でない場合、互いに接する層どうしが影響を及ぼし、それぞれの層に不具合を生じる。
そして、これらの現象により生じる塗膜のカスレ、にじみによって、繊細な表面意匠は損なわれてしまう。
本発明は、このような状況下で、耐擦傷性を有しつつ、繊細なグロスマット意匠の表現が可能である化粧シート及び化粧板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
[1]基材上に、艶消層、部分的に形成された艶向上樹脂層をこの順に有し、前記艶向上樹脂層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるものである、化粧シート、
[2]前記艶消層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜12の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、上記[1]に記載の化粧シート、
[3]前記艶消層が、熱硬化性樹脂を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、上記[1]に記載の化粧シート、
[4]前記基材と前記艶消層との間に絵柄層を有し、該絵柄層の絵柄パターンと、前記艶消向上樹脂層が形成された部分とを同調させてなる、上記[1]〜[3]の何れかに記載の化粧シート、
[5]前記絵柄層が木目柄を形成するものであり、木目柄の導管部以外のパターンと、前記艶向上樹脂層が形成された部分とが同調してなる、上記[4]に記載の化粧シート、
[6]上記[1]〜[5]の何れかに記載の化粧シートを基板に貼付した化粧板、
を提供するものである。
本発明の化粧シート及びこれを用いた化粧板は、耐擦傷性を有しつつ、繊細なグロスマット意匠を表現することができる。
本発明の化粧シートは、基材上に、艶消層、部分的に形成された艶向上樹脂層をこの順に有し、前記艶向上樹脂層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるものである。
図1及び図2は、本発明の化粧シートの一実施形態を示す断面図である。図1の化粧シート10は、基材1上に、艶消層4、艶向上樹脂層5をこの順に有してなるものである。図2の化粧シート10は、基材1上に、着色層2、絵柄層3、艶消層4、艶向上樹脂層5をこの順に有してなり、絵柄層3のパターンと艶向上樹脂層とのパターンとが同調しているものである。
(基材)
基材1としては、通常化粧シートの基材として用いられるものであれば、特に限定されず、各種の紙類、プラスチックフィルム、金属箔、金属シート、金属板、木材等の木質系の板、窯業系素材等を用途に応じて適宜選択することができる。これらの材料はそれぞれ単独で使用してもよいが、紙同士の複合体や紙とプラスチックフィルムの複合体等、任意の組み合わせによる積層体であってもよい。
これらの基材には、基材上に設けられる層との密着性を向上させるために、片面又は両面に、酸化法や凹凸化法等の物理的又は化学的表面処理を施すことができる。
酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸化処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理法等が挙げられ、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法等が挙げられる。これらの表面処理は、基材の種類に応じて適宜選択されるが、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性等の面から好ましく用いられる。
また、該基材はプライマー層を形成する等の処理を施してもよいし、色彩を整えるための塗装や、デザイン的な観点での模様があらかじめ形成されていてもよい。
基材として用いられる各種の紙類としては、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙及び和紙、並びにこれら紙の紙間強化紙及び樹脂含浸紙等が挙げられる。これらの紙類の中でも、熱的安定性や強度の観点からは、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙といった紙で構成されるものが好適であり、防湿性の観点からは、ポリエチレンフィルムを2枚の紙で挟み込んだポリサンド紙と呼ばれる紙とプラスチックフィルムの複合体が好適である。
プラスチックフィルムとしては、各種の合成樹脂からなるものが挙げられる。合成樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリアクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等が挙げられる。
これらプラスチックフィルムの中では、熱的安定性や強度の観点からは、ポリエチレンテレフタレート樹脂を延伸処理したものが好適であり、防湿性の観点からは、ポリプロピレン樹脂を延伸処理したものが好適である。
金属箔、金属シート、又は金属板としては、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス鋼、及び銅等が挙げられ、またこれらの金属をめっき処理したものも挙げられる。各種の木質系の板としては、木材の単板、合板、集成材、パーチクルボード及びMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板が挙げられる。窯業系素材としては、石膏板、珪酸カルシウム板、木片セメント板等の窯業系建材、陶磁器、ガラス、琺瑯、焼成タイル等が挙げられる。
基材の厚さについては特に制限はないが、プラスチックフィルムを用いる場合には、通常20〜150μm程度、好ましくは30〜100μmの範囲であり、紙基材を用いる場合には、坪量は、通常20〜150g/m2程度、好ましくは30〜100g/m2の範囲である。
(着色層)
着色層2は、本発明の化粧シートの意匠性を高める目的で必要に応じて設けられる。着色層は、化粧シートの面方向の全部に形成することが好ましい。
着色層は、基材上の表面の色を整えることで、基材自身が着色していたり、色ムラがあるときに形成して、基材の表面に意図した色彩を与えるものである。着色層は隠蔽性を持たせるように形成することが多いが、透明色で形成し、下地が持っている模様を活かす場合もある。
着色層の形成に用いられるインキとしては、バインダーに顔料、染料等の着色剤、体質顔料、溶剤、安定剤、可塑剤、触媒、硬化剤等を適宜混合したものが使用される。
バインダーとしては特に制限はなく、例えば、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル系共重合体樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/アクリル系共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ブチラール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、酢酸セルロース系樹脂等の1種又は2種以上を用いることができる。
着色層の厚さは通常1〜20μm程度である。
(絵柄層)
化粧シートは、基材自体が持つ意匠感や、後述する艶消層と艶向上樹脂層とのグロスマット表現等によって、化粧シートとしての目的とする意匠感を表現できれば、絵柄層は設ける必要はない。しかし、通常は印刷等で絵柄を表現して高意匠とすべく、この絵柄層3を設ける(図2参照)。
絵柄層は、化粧シートの面方向の一部にパターン状に形成してもよいが、図2のように、化粧シートの面方向の全部にパターン状に設けることが好ましい。
絵柄層の模様(絵柄パターン)としては、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)等の岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様等があり、これらを複合した寄木、パッチワーク等の模様もある。
これらの模様は通常の黄色、赤色、青色、および黒色のプロセスカラーによる多色印刷によって形成される他、模様を構成する個々の色の版を用意して行う特色による多色印刷等によっても形成される。
絵柄層に用いる絵柄インキとしては、着色層に用いるインキと同様のものを用いることができる。
後述するように、絵柄層の模様(絵柄パターン)が、後述する部分的に形成した艶向上樹脂層のパターンと同調することにより、擬似立体感の付与により意匠を高級化することができる。
絵柄層の厚さは通常1〜20μm程度である。
(艶消層)
艶消層4は、化粧シートにマット感を付与するもので、加えて表面物性(耐傷性など)を得るためのものである。艶消層は、化粧シートの面方向の全部に形成することが好ましい。
艶消層は、艶消剤及び樹脂成分を含む艶消層形成組成物から形成されてなることが好ましい。
艶消剤としては、レーザー回折・散乱法による平均粒子径0.1〜5.0μmのシリカに代表される公知の艶消剤を用いることができる。また、艶消剤としては、炭酸マグネシウム等のシリカ以外の無機粒子や、樹脂粒子を用いることもできる。
艶消剤の含有量は、艶消層を構成するバインダー樹脂100質量部に対して通常1〜60質量部程度である。含有量が少なすぎると艶消し効果が十分に得られず、含有量が多すぎると、絵柄層の視認性が低下するとともに、塗膜強度が低下する。
艶消層形成組成物の樹脂成分としては、熱可塑性樹脂でも良いが、耐擦傷性を向上する観点からは硬化性樹脂を含むことが好ましい。硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂及び電離放射線硬化性樹脂が挙げられる。
また、上記硬化性樹脂としては、絵柄層と艶向上樹脂層との同調の観点から、熱硬化性樹脂を含むか、あるいは、後述する艶向上樹脂層と同様の樹脂成分を含むことが好ましい。これら好適な硬化性樹脂は、塗布後、乾燥することにより、艶消層をタックフリーの状態にすることができ、後述の艶向上樹脂層を形成する前に電離放射線を照射する必要がないことから、電離放射線の照射により基材が収縮して絵柄層が同時に収縮することがなく、絵柄層と艶向上樹脂層とを同調させやすくできる。
熱硬化性樹脂としては、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、尿素樹脂、熱硬化性アクリル樹脂等の熱硬化型樹脂が挙げられる。これらの中でも、下層との密着性、被膜の形成性、必要な特性に合わせた樹脂設計の容易さの観点から、ポリウレタン樹脂が好適に使用できる。ポリウレタン樹脂とは、ポリオール(多価アルコール)を主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)とする樹脂である。
ポリオールとしては、分子中に2個以上の水酸基を有するもので、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アルキッド変性アクリルポリオール等が用いられる。
また、イソシアネートとしては、分子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネートが用いられる。例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート、或いはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族イソシアネート等が用いられる。
電離放射線硬化性樹脂とは、電磁波または荷電粒子線の中で分子を架橋、重合させ得るエネルギー量子を有するもの、すなわち、紫外線または電子線等を照射することにより、架橋、硬化する樹脂を指す。具体的には、従来電離放射線硬化性樹脂として慣用されている重合性モノマー及び重合性オリゴマーないしはプレポリマーの中から適宜選択して用いることができる。
このような電離放射線硬化性樹脂の中でも、上述したように、艶向上樹脂層と同様の樹脂成分を含むことが好ましい。なお、艶向上樹脂層と同様の樹脂成分とは、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%含む樹脂成分のことであり、詳しくは後述する。
艶向上樹脂層と同様の樹脂成分を用いる場合、絵柄層と艶向上樹脂層との同調性の観点から、艶消樹脂層を形成した直後は、塗膜の乾燥にとどめ、艶向上樹脂層を形成した後に、電離放射線を照射して、塗膜を硬化することが好ましい。
艶消層の厚みは、表面の艶消し感を表現できる程度の厚さがあれば良く、通常、1〜20μm程度である。
艶消層の形成は、ロールコート等の塗工法、或いはグラビア印刷、スクリーン印刷等の印刷法等の従来公知の膜形成法で形成すれば良い。
(艶向上樹脂層)
艶向上樹脂層は、艶消層よりも相対的に艶が大となる層である。
このような艶向上樹脂層を、艶消層上に部分的にパターン状に設けることで、艶向上樹脂層による艶大部分の模様と、艶向上樹脂層の非形成部分で露出するその下の艶消層による艶小(艶消)部分の模様とにより、艶変化模様であるグロスマット意匠が表現される。
また、本発明では、艶向上樹脂層中に艶消剤を多量に含有させる必要がないことから、艶向上樹脂層の階調表現がしやすく、繊細なグロスマット意匠を表現することができる。
化粧シートの面方向の全面積に占める艶向上樹脂層の面積割合は、表現する意匠により異なるが50〜95%とすることが好ましい。
また、本発明の化粧シートが絵柄層を有する構成の場合、絵柄層の絵柄パターンと、艶向上樹脂層を形成する部分とを同調させることにより、擬似立体感を有する化粧シートを得ることができる。
例えば、絵柄層を木目柄として、木目の導管パターン以外の箇所に艶向上樹脂層を形成する部分を同調させることにより、導管部が凹んだ擬似立体感を有する木目柄の化粧シートを得ることができる。
なお、本発明でいう同調とは、絵柄パターン以外の箇所に艶向上樹脂層を形成する部分を同調させる形態と、絵柄パターンの箇所に艶向上樹脂層を形成する部分を同調させる形態の双方を含む。
また、本発明の艶向上樹脂層は、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマー(以下、「本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマー」という場合もある)を20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマー(以下、「本発明の多官能(メタ)アクリレートオリゴマー」という場合もある)を10〜80質量%含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるものである。
このような特定の2種類の多官能(メタ)アクリレートを特定の割合で用いることにより、耐擦傷性を有しつつ、繊細なグロスマット意匠を表現可能な化粧シートを得ることができる。
具体的には、本発明の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーは、主として耐擦傷性を付与する役割を有する。一方、本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは乾燥適性及び造膜性を良好にする役割を有し、艶向上樹脂層形成組成物を熱乾燥させた段階での粘着性をなくし(タックフリー化し)、該層がガイドロール等に転写して意匠性が損なわれることや、造膜性が不十分であることを原因とした塗膜劣化による意匠性の低下を防止できる。そして、本発明では、両材料を特定の割合で用いることにより、繊細なグロスマット意匠の表現が可能であり、かつ耐擦傷性を有する化粧シートを得ることができるようになる。
なお、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
多官能(メタ)アクリレートポリマーとしては、分子中にラジカル重合性不飽和基を持つポリマーであり、例えば、エポキシ(メタ)アクリレートポリマー、ウレタン(メタ)アクリレートポリマー、ポリエーテル系ウレタン(メタ)アクリレートポリマー、カプロラクトン系ウレタン(メタ)アクリレートポリマー、ポリエステル(メタ)アクリレートポリマー、ポリエーテル(メタ)アクリレートポリマー等が好ましく挙げられ、ウレタン(メタ)アクリレートポリマー、カプロラクトン系ウレタン(メタ)アクリレートポリマーがより好ましい。
これらのポリマーのうち、本発明では、上記効果を効果的に発揮するために、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15のものを用いる。
本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは、数平均分子量が6000〜12000であることが好ましく、7000〜11000であることがより好ましく、平均官能基数が、8〜13であることが好ましく、9〜12であることがより好ましい。
また、艶向上樹脂層形成組成物中の本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは40〜85質量%であることが好ましく、60〜80質量%であることがより好ましい。
多官能(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、分子中にラジカル重合性不飽和基を持つポリマーであり、例えば、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエーテル系ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、カプロラクトン系ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエーテル(メタ)アクリレートオリゴマー等が好ましく挙げられ、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、カプロラクトン系ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーがより好ましい。
これらのオリゴマーのうち、本発明では、上記効果を効果的に発揮するために、数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8のものを用いる。
本発明の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーは、数平均分子量が1200〜1800であることが好ましく、1300〜1700であることがより好ましく、平均官能基数が、3〜7であることが好ましく、4〜6であることがより好ましい。
また、艶向上樹脂層形成組成物中の本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは15〜60質量%であることが好ましく、20〜40質量%であることがより好ましい。
上述した本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマー及び本発明の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーの好適な実施形態は、艶消層形成組成物として、これら材料を用いる場合についても同様である。
なお、艶向上樹脂層形成組成物を紫外線又は可視光線にて架橋硬化させる場合には、艶向上樹脂層形成組成物に光重合開始剤を添加する。
電離放射線の線源としては、紫外線源としては、超高圧水銀燈、メタルハライドランプ等の光源が使用できる。紫外線の波長としては通常190〜380nmの波長域が主として用いられる。電子線源としては、コッククロフトワルトン型、高周波型等の各種電子線加速器を用い、100〜1000keVのエネルギーをもつ電子を照射するもの等が使用できる。電子線の照射線量は、通常20〜150kGy程度である。
また、艶向上樹脂層形成組成物には、物性調整等の為に更に必要に応じ適宜、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、セルロース系樹脂等の熱可塑性樹脂を混合使用しても良い。
艶向上樹脂層中には、その艶度合いの調整のために、艶消層よりも低艶とならない範囲内で、艶消剤を含有させても良い。艶消剤は、艶消層で述べた如きものが使用できる。また、艶向上樹脂層は最表面層となる関係上、艶向上樹脂層中に、シリコーン、ワックス等の滑剤を添加しても良い。また、この他、着色剤、光安定剤等の従来公知の添加剤を必要に応じ適宜添加することができる。
艶向上樹脂層の厚みは、通常、1〜20μm程度である。
艶向上樹脂層の形成は、所望の模様状に形成できる方法によれば良く、例えば、グラビア印刷、スクリーン印刷等の公知の印刷法で形成することができる。
(化粧板)
本発明の化粧シートは、各種基板に貼付して化粧板として使用することができる。
被着体となる基板は、プラスチックシート、金属板、木材等の木質系の板、窯業系素材等を用途に応じて適宜選択することができる。化粧シートと基板とは接着剤を介して貼り合わせることができる。貼り合わせ時には必要に応じて、密着性を向上するために、化粧シート若しくは基板側に、物理的処理や化学的処理を行ってもよい。
化粧板は、壁、天井、床等の建築物の内装または外装材、窓枠、扉、手すり、幅木、廻り縁、モール等の建具の表面化粧板、キッチン、家具又は弱電、OA機器等のキャビネットの表面化粧板、車両の内装、外装等に用いることができる。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、この例によってなんら限定されるものではない。
(評価方法)
各実施例及び比較例で得られた化粧シートについて、以下の方法で評価した。
(1)乾燥適性
三菱化学ポリエステル製のポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイヤホイルZ350、厚み45μm)上に艶消層ないしは艶向上樹脂層を塗工した直後、30℃で30秒乾燥させ、溶剤を揮発させる。その後、塗工面にアルミニウム箔(東洋アルミ製、アルミ箔)を重ね合わせ、10kg/cm2の荷重をかけ、60℃で15秒間保持する。その後、アルミニウム箔を剥離し、アルミニウム箔への塗膜の転移の有無について、下記基準で目視評価した。
A :塗膜の転移無し
B :塗膜が若干転移する
C :塗膜が全面に渡って転移する
(2)耐スチールウール性
各化粧シート表面に、スチールウール(ボンスター社製、#0000)を1.5kg荷重で押し当て、30往復摩耗し、外観を下記基準で目視評価した。
A+:外観変化なきもの
A :若干の艶変化あるが、使用上支障の無いレベルであるもの
B :若干の艶変化あるもの
B−:艶変化があるもの
C :艶変化が非常に大きいもの
(3)耐溶剤擦過性
各化粧シート表面に、メチルエチルケトンを染み込ませたガーゼを1.5kg荷重で押し当て、50往復摩耗し、外観を耐スチールウール性と同様の基準で目視評価した。
[実施例1]
三菱化学ポリエステル製の易接着ポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイヤホイルZ350、厚み45μm)上に、グラビア印刷法で、厚み2μmの着色層及び厚み2μmの木目柄の絵柄層をこの順に形成した。
なお着色層には、ポリエステル系ウレタンを主鎖とするポリオールと、ヘキサメチレンジイソシアネートからなる2液ウレタン樹脂に着色剤が配合された混合物を使用した。
また絵柄層には、アクリル系樹脂とニトロセルロース系樹脂に着色剤が配合された混合物を使用した。
次いで、下記の組成からなる艶消層形成組成物をグラビア印刷法にて全面に塗工し、100℃で10秒乾燥させ、厚み4μmの艶消層を形成した。
<艶消層形成組成物>
・アクリルポリオール 60質量部
・ヘキサメチレンジイソシアネート 40質量部
・シリカ(平均粒子径:2μm) 26質量部
・希釈溶剤 適量
次いで、下記の組成からなる電子線硬化型樹脂を含む艶向上樹脂層組成物を、絵柄層の木目柄の導管パターン以外の箇所に同調させるようにグラビア印刷法にて塗工し、100℃で10秒乾燥し、厚み3μmの艶向上樹脂層を形成した。なお、艶向上樹脂層は化粧シートの面方向の全面積の70%形成した。
<艶向上樹脂層形成組成物>
・ウレタンアクリレートオリゴマー 30質量部
(数平均分子量1500、平均官能基数5)
・ウレタンアクリレートポリマー 70質量部
(数平均分子量8000、平均官能基数10)
・希釈溶剤 適量
次いで、165KV、3Mradの条件にて電子線による架橋硬化を行い、次いで70℃で24時間加熱養生し、化粧シートを得た。
[実施例2〜6]、[比較例1〜6]
艶消層及び艶向上樹脂層を表1の組成とした以外は、実施例1と同様にして、各化粧シートを得た。
Figure 0006065701
実施例1〜6の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなることから、耐擦傷性に優れつつ、乾燥適性が良好であり、繊細なグロスマット意匠が表現できるものであった。また、実施例1〜6の化粧シートは、絵柄層のパターンと艶向上樹脂層のパターンが設計どおりに同調できるものであった。
一方、比較例1〜3の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層を形成する組成物に電離放射線硬化型樹脂を含むものではないため、耐擦傷性に劣るものであった。
比較例4の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層を形成する組成物に電離放射線硬化型樹脂を含むものであるが、ポリマー型のアクリレートを含んでいないことから乾燥適性が劣り、製造過程で艶向上樹脂層が転写し、繊細なグロスマット意匠を表現できないものであった。
比較例5及び6の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層を形成する組成物に電離放射線硬化型樹脂を含むものであるが、ポリマー型のアクリレートのみを含むことから架橋密度を高くできず、耐擦傷性に劣るものであった。
本発明の化粧シートは、繊細なグロスマット意匠の表現が可能であり、高い耐擦傷性を有することから、建築物の内装材又は外装材、窓枠、扉、手すり、幅木、廻り縁、モール等の建具の表面化粧板、キッチン、家具又はOA機器等の表面化粧板、車両の内装、外装等に用いることができる。
本発明の化粧シートの一実施形態を示す断面図である。 本発明の化粧シートの他の実施形態を示す断面図である。
1:基材
2:着色層
3:絵柄層
4:艶消層
5:艶向上樹脂層
10:化粧シート

Claims (6)

  1. 基材上に、艶消層、部分的に形成された艶向上樹脂層をこの順に有し、前記艶向上樹脂層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるものである、化粧シート。
  2. 前記艶消層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜12の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記艶消層が、熱硬化性樹脂を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、請求項1に記載の化粧シート。
  4. 前記基材と前記艶消層との間に絵柄層を有し、該絵柄層の絵柄パターンと、前記艶消向上樹脂層が形成された部分とが同調してなる、請求項1〜3の何れかに記載の化粧シート。
  5. 前記絵柄層が木目柄を形成するものであり、木目柄の導管部以外のパターンと、前記艶向上樹脂層が形成された部分とが同調してなる、請求項4に記載の化粧シート。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の化粧シートを基板に貼付した化粧板。
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