JP2014188842A - 化粧シート及びこれを用いた化粧板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上1に、艶消層4、部分的に形成された艶向上樹脂層5をこの順に有し、前記艶向上樹脂層5が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるように化粧シート10を構成する。
【選択図】図1
Description
特許文献1の化粧シートは、基材上に、全面ベタ柄を表現した着色層、柄模様を表現した絵柄層を順次設けた後、全面に浸透防止層を設け、次いで、低艶絵柄インキ層、表面保護層を設けた構成である。
特許文献1の化粧シートでは、低艶絵柄インキ層と表面保護層とが一部混合することによる懸濁部分を形成し、該懸濁部分がグロスマット感を表現し、さらに目の錯覚により、該部分が凹部であるかの如く認知されるものである。また、絵柄層を木目柄として、木目の導管部分に低艶絵柄インキ層を同調させることにより、擬似立体感を有する木目柄の化粧シートを得ることができるものである。
しかし、特許文献2及び3では、電離放射線硬化型樹脂の組成について詳細な検討を行っておらず、塗膜の乾燥適性や造膜性を原因とする諸問題を解消できるものではない。具体的には、乾燥適性が十分でない場合、ガイドロールへの各層の転写やブロッキングが生じ、造膜性が十分でない場合、互いに接する層どうしが影響を及ぼし、それぞれの層に不具合を生じる。
そして、これらの現象により生じる塗膜のカスレ、にじみによって、繊細な表面意匠は損なわれてしまう。
[1]基材上に、艶消層、部分的に形成された艶向上樹脂層をこの順に有し、前記艶向上樹脂層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるものである、化粧シート、
[2]前記艶消層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜12の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、上記[1]に記載の化粧シート、
[3]前記艶消層が、熱硬化性樹脂を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、上記[1]に記載の化粧シート、
[4]前記基材と前記艶消層との間に絵柄層を有し、該絵柄層の絵柄パターンと、前記艶消向上樹脂層が形成された部分とを同調させてなる、上記[1]〜[3]の何れかに記載の化粧シート、
[5]前記絵柄層が木目柄を形成するものであり、木目柄の導管部以外のパターンと、前記艶向上樹脂層が形成された部分とが同調してなる、上記[4]に記載の化粧シート、
[6]上記[1]〜[5]の何れかに記載の化粧シートを基板に貼付した化粧板、
を提供するものである。
基材1としては、通常化粧シートの基材として用いられるものであれば、特に限定されず、各種の紙類、プラスチックフィルム、金属箔、金属シート、金属板、木材等の木質系の板、窯業系素材等を用途に応じて適宜選択することができる。これらの材料はそれぞれ単独で使用してもよいが、紙同士の複合体や紙とプラスチックフィルムの複合体等、任意の組み合わせによる積層体であってもよい。
酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸化処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理法等が挙げられ、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法等が挙げられる。これらの表面処理は、基材の種類に応じて適宜選択されるが、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性等の面から好ましく用いられる。
また、該基材はプライマー層を形成する等の処理を施してもよいし、色彩を整えるための塗装や、デザイン的な観点での模様があらかじめ形成されていてもよい。
これらプラスチックフィルムの中では、熱的安定性や強度の観点からは、ポリエチレンテレフタレート樹脂を延伸処理したものが好適であり、防湿性の観点からは、ポリプロピレン樹脂を延伸処理したものが好適である。
着色層2は、本発明の化粧シートの意匠性を高める目的で必要に応じて設けられる。着色層は、化粧シートの面方向の全部に形成することが好ましい。
着色層は、基材上の表面の色を整えることで、基材自身が着色していたり、色ムラがあるときに形成して、基材の表面に意図した色彩を与えるものである。着色層は隠蔽性を持たせるように形成することが多いが、透明色で形成し、下地が持っている模様を活かす場合もある。
バインダーとしては特に制限はなく、例えば、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル系共重合体樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/アクリル系共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ブチラール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、酢酸セルロース系樹脂等の1種又は2種以上を用いることができる。
着色層の厚さは通常1〜20μm程度である。
化粧シートは、基材自体が持つ意匠感や、後述する艶消層と艶向上樹脂層とのグロスマット表現等によって、化粧シートとしての目的とする意匠感を表現できれば、絵柄層は設ける必要はない。しかし、通常は印刷等で絵柄を表現して高意匠とすべく、この絵柄層3を設ける(図2参照)。
絵柄層は、化粧シートの面方向の一部にパターン状に形成してもよいが、図2のように、化粧シートの面方向の全部にパターン状に設けることが好ましい。
絵柄層の模様(絵柄パターン)としては、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)等の岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様等があり、これらを複合した寄木、パッチワーク等の模様もある。
これらの模様は通常の黄色、赤色、青色、および黒色のプロセスカラーによる多色印刷によって形成される他、模様を構成する個々の色の版を用意して行う特色による多色印刷等によっても形成される。
絵柄層に用いる絵柄インキとしては、着色層に用いるインキと同様のものを用いることができる。
絵柄層の厚さは通常1〜20μm程度である。
艶消層4は、化粧シートにマット感を付与するもので、加えて表面物性(耐傷性など)を得るためのものである。艶消層は、化粧シートの面方向の全部に形成することが好ましい。
艶消層は、艶消剤及び樹脂成分を含む艶消層形成組成物から形成されてなることが好ましい。
艶消剤としては、レーザー回折・散乱法による平均粒子径0.1〜5.0μmのシリカに代表される公知の艶消剤を用いることができる。また、艶消剤としては、炭酸マグネシウム等のシリカ以外の無機粒子や、樹脂粒子を用いることもできる。
艶消剤の含有量は、艶消層を構成するバインダー樹脂100質量部に対して通常1〜60質量部程度である。含有量が少なすぎると艶消し効果が十分に得られず、含有量が多すぎると、絵柄層の視認性が低下するとともに、塗膜強度が低下する。
ポリオールとしては、分子中に2個以上の水酸基を有するもので、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アルキッド変性アクリルポリオール等が用いられる。
また、イソシアネートとしては、分子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネートが用いられる。例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート、或いはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族イソシアネート等が用いられる。
このような電離放射線硬化性樹脂の中でも、上述したように、艶向上樹脂層と同様の樹脂成分を含むことが好ましい。なお、艶向上樹脂層と同様の樹脂成分とは、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%含む樹脂成分のことであり、詳しくは後述する。
艶向上樹脂層と同様の樹脂成分を用いる場合、絵柄層と艶向上樹脂層との同調性の観点から、艶消樹脂層を形成した直後は、塗膜の乾燥にとどめ、艶向上樹脂層を形成した後に、電離放射線を照射して、塗膜を硬化することが好ましい。
艶消層の形成は、ロールコート等の塗工法、或いはグラビア印刷、スクリーン印刷等の印刷法等の従来公知の膜形成法で形成すれば良い。
艶向上樹脂層は、艶消層よりも相対的に艶が大となる層である。
このような艶向上樹脂層を、艶消層上に部分的にパターン状に設けることで、艶向上樹脂層による艶大部分の模様と、艶向上樹脂層の非形成部分で露出するその下の艶消層による艶小(艶消)部分の模様とにより、艶変化模様であるグロスマット意匠が表現される。
また、本発明では、艶向上樹脂層中に艶消剤を多量に含有させる必要がないことから、艶向上樹脂層の階調表現がしやすく、繊細なグロスマット意匠を表現することができる。
化粧シートの面方向の全面積に占める艶向上樹脂層の面積割合は、表現する意匠により異なるが50〜95%とすることが好ましい。
例えば、絵柄層を木目柄として、木目の導管パターン以外の箇所に艶向上樹脂層を形成する部分を同調させることにより、導管部が凹んだ擬似立体感を有する木目柄の化粧シートを得ることができる。
なお、本発明でいう同調とは、絵柄パターン以外の箇所に艶向上樹脂層を形成する部分を同調させる形態と、絵柄パターンの箇所に艶向上樹脂層を形成する部分を同調させる形態の双方を含む。
このような特定の2種類の多官能(メタ)アクリレートを特定の割合で用いることにより、耐擦傷性を有しつつ、繊細なグロスマット意匠を表現可能な化粧シートを得ることができる。
具体的には、本発明の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーは、主として耐擦傷性を付与する役割を有する。一方、本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは乾燥適性及び造膜性を良好にする役割を有し、艶向上樹脂層形成組成物を熱乾燥させた段階での粘着性をなくし(タックフリー化し)、該層がガイドロール等に転写して意匠性が損なわれることや、造膜性が不十分であることを原因とした塗膜劣化による意匠性の低下を防止できる。そして、本発明では、両材料を特定の割合で用いることにより、繊細なグロスマット意匠の表現が可能であり、かつ耐擦傷性を有する化粧シートを得ることができるようになる。
なお、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
これらのポリマーのうち、本発明では、上記効果を効果的に発揮するために、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15のものを用いる。
本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは、数平均分子量が6000〜12000であることが好ましく、7000〜11000であることがより好ましく、平均官能基数が、8〜13であることが好ましく、9〜12であることがより好ましい。
また、艶向上樹脂層形成組成物中の本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは40〜85質量%であることが好ましく、60〜80質量%であることがより好ましい。
これらのオリゴマーのうち、本発明では、上記効果を効果的に発揮するために、数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8のものを用いる。
本発明の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーは、数平均分子量が1200〜1800であることが好ましく、1300〜1700であることがより好ましく、平均官能基数が、3〜7であることが好ましく、4〜6であることがより好ましい。
また、艶向上樹脂層形成組成物中の本発明の多官能(メタ)アクリレートポリマーは15〜60質量%であることが好ましく、20〜40質量%であることがより好ましい。
電離放射線の線源としては、紫外線源としては、超高圧水銀燈、メタルハライドランプ等の光源が使用できる。紫外線の波長としては通常190〜380nmの波長域が主として用いられる。電子線源としては、コッククロフトワルトン型、高周波型等の各種電子線加速器を用い、100〜1000keVのエネルギーをもつ電子を照射するもの等が使用できる。電子線の照射線量は、通常20〜150kGy程度である。
また、艶向上樹脂層形成組成物には、物性調整等の為に更に必要に応じ適宜、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、セルロース系樹脂等の熱可塑性樹脂を混合使用しても良い。
艶向上樹脂層の厚みは、通常、1〜20μm程度である。
艶向上樹脂層の形成は、所望の模様状に形成できる方法によれば良く、例えば、グラビア印刷、スクリーン印刷等の公知の印刷法で形成することができる。
本発明の化粧シートは、各種基板に貼付して化粧板として使用することができる。
被着体となる基板は、プラスチックシート、金属板、木材等の木質系の板、窯業系素材等を用途に応じて適宜選択することができる。化粧シートと基板とは接着剤を介して貼り合わせることができる。貼り合わせ時には必要に応じて、密着性を向上するために、化粧シート若しくは基板側に、物理的処理や化学的処理を行ってもよい。
化粧板は、壁、天井、床等の建築物の内装または外装材、窓枠、扉、手すり、幅木、廻り縁、モール等の建具の表面化粧板、キッチン、家具又は弱電、OA機器等のキャビネットの表面化粧板、車両の内装、外装等に用いることができる。
各実施例及び比較例で得られた化粧シートについて、以下の方法で評価した。
(1)乾燥適性
三菱化学ポリエステル製のポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイヤホイルZ350、厚み45μm)上に艶消層ないしは艶向上樹脂層を塗工した直後、30℃で30秒乾燥させ、溶剤を揮発させる。その後、塗工面にアルミニウム箔(東洋アルミ製、アルミ箔)を重ね合わせ、10kg/cm2の荷重をかけ、60℃で15秒間保持する。その後、アルミニウム箔を剥離し、アルミニウム箔への塗膜の転移の有無について、下記基準で目視評価した。
A :塗膜の転移無し
B :塗膜が若干転移する
C :塗膜が全面に渡って転移する
各化粧シート表面に、スチールウール(ボンスター社製、#0000)を1.5kg荷重で押し当て、30往復摩耗し、外観を下記基準で目視評価した。
A+:外観変化なきもの
A :若干の艶変化あるが、使用上支障の無いレベルであるもの
B :若干の艶変化あるもの
B−:艶変化があるもの
C :艶変化が非常に大きいもの
各化粧シート表面に、メチルエチルケトンを染み込ませたガーゼを1.5kg荷重で押し当て、50往復摩耗し、外観を耐スチールウール性と同様の基準で目視評価した。
三菱化学ポリエステル製の易接着ポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイヤホイルZ350、厚み45μm)上に、グラビア印刷法で、厚み2μmの着色層及び厚み2μmの木目柄の絵柄層をこの順に形成した。
なお着色層には、ポリエステル系ウレタンを主鎖とするポリオールと、ヘキサメチレンジイソシアネートからなる2液ウレタン樹脂に着色剤が配合された混合物を使用した。
また絵柄層には、アクリル系樹脂とニトロセルロース系樹脂に着色剤が配合された混合物を使用した。
<艶消層形成組成物>
・アクリルポリオール 60質量部
・ヘキサメチレンジイソシアネート 40質量部
・シリカ(平均粒子径:2μm) 26質量部
・希釈溶剤 適量
<艶向上樹脂層形成組成物>
・ウレタンアクリレートオリゴマー 30質量部
(数平均分子量1500、平均官能基数5)
・ウレタンアクリレートポリマー 70質量部
(数平均分子量8000、平均官能基数10)
・希釈溶剤 適量
次いで、165KV、3Mradの条件にて電子線による架橋硬化を行い、次いで70℃で24時間加熱養生し、化粧シートを得た。
艶消層及び艶向上樹脂層を表1の組成とした以外は、実施例1と同様にして、各化粧シートを得た。
一方、比較例1〜3の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層を形成する組成物に電離放射線硬化型樹脂を含むものではないため、耐擦傷性に劣るものであった。
比較例4の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層を形成する組成物に電離放射線硬化型樹脂を含むものであるが、ポリマー型のアクリレートを含んでいないことから乾燥適性が劣り、製造過程で艶向上樹脂層が転写し、繊細なグロスマット意匠を表現できないものであった。
比較例5及び6の化粧シートは、最表面に位置する艶向上樹脂層を形成する組成物に電離放射線硬化型樹脂を含むものであるが、ポリマー型のアクリレートのみを含むことから架橋密度を高くできず、耐擦傷性に劣るものであった。
2:着色層
3:絵柄層
4:艶消層
5:艶向上樹脂層
10:化粧シート
Claims (6)
- 基材上に、艶消層、部分的に形成された艶向上樹脂層をこの順に有し、前記艶向上樹脂層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜15の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶向上樹脂層形成組成物から形成されてなるものである、化粧シート。
- 前記艶消層が、樹脂成分として、数平均分子量5000〜15000で平均官能基数6〜12の多官能(メタ)アクリレートポリマーを20〜90質量%、及び数平均分子量1000〜2000で平均官能基数2〜8の多官能(メタ)アクリレートオリゴマーを10〜80質量%を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、請求項1に記載の化粧シート。
- 前記艶消層が、熱硬化性樹脂を含む艶消層形成組成物から形成されてなるものである、請求項1に記載の化粧シート。
- 前記基材と前記艶消層との間に絵柄層を有し、該絵柄層の絵柄パターンと、前記艶消向上樹脂層が形成された部分とが同調してなる、請求項1〜3の何れかに記載の化粧シート。
- 前記絵柄層が木目柄を形成するものであり、木目柄の導管部以外のパターンと、前記艶向上樹脂層が形成された部分とが同調してなる、請求項4に記載の化粧シート。
- 請求項1〜5の何れかに記載の化粧シートを基板に貼付した化粧板。
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