JP4922060B2 - 化粧シート - Google Patents

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Description

本発明は、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化した表面保護層を有する化粧シートであって、建築物の内装、建具、家具などの表面化粧に利用可能な化粧シート及び該表面保護層を構成する電離放射線硬化性樹脂組成物に関する。
従来から表面にトップコート層として保護層を設けた化粧シートを板材等の基材にラミネートして化粧板や化粧部材等としたものが、内装材、建具、家具等に使用されている。これらの化粧シート、化粧板、化粧部材等の各種形態の化粧材には、その用途に対応して、耐汚染性、耐摩耗性、耐擦傷性などの各種物性が要求される。例えば、システムキッチンなどに用いられる棚板、底板等の水平面の部位では、その上に鍋や皿等の物が置かれるので、特に耐摩耗性に優れたものが要求される。
耐摩耗性及び耐擦傷性に優れた化粧材として、基材上に熱硬化性樹脂からなる耐摩耗性付与層、電離放射線硬化性樹脂からなる保護層を順次積層してなる化粧材であって、耐摩耗性付与層及び電離放射線硬化性樹脂に特定の大きさ及び硬さの球状シリカを添加した化粧材が提案されている(特許文献1参照)。この化粧材は表面の耐摩耗性及び耐擦傷性に優れるが、表面の耐汚染性が必ずしも十分ではなかった。また生産過程において、保護層を形成する際の樹脂組成物におけるシリカ粒子が貯蔵時に沈降する場合があった。また、シリカは化粧シートの表面の艶を低下させる、いわゆるマット剤としての効果を有するが、表面保護層が連続的に塗工される生産過程において、表面の艶が安定しない場合があって、生産管理が煩雑であるという問題があった。
特開2005−42373号公報
本発明の目的は、耐摩耗性、耐擦傷性、耐汚染性などの優れた表面物性を有し、かつ生産性にも優れる化粧シート及び該化粧シートの表面保護層を形成するための樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、表面保護層に特定の電離放射線硬化性樹脂組成物を用い、かつ特定の粒子径を有するシリカを含有させることによって、前記課題を解決し得ることを見出した。本発明はかかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、
(1)基材上に少なくとも表面保護層を有する化粧シートであって、表面保護層が電離放射線硬化性樹脂組成物の架橋硬化したものであり、該電離放射線硬化性樹脂組成物が3官能の(メタ)アクリレート、4官能の(メタ)アクリレートからなる樹脂に、平均粒子径が11〜20μm、かつ最大粒子径が30〜100μmであるシリカを含有することを特徴とする化粧シート、
(2)基材と表面保護層の間に熱硬化性樹脂からなるプライマー層を有する上記(1)に記載の化粧シート、
(3)前記熱硬化性樹脂がアクリルポリオールを用いた2液硬化型ウレタン樹脂である上記(2)に記載の化粧シート、及び
(4)3官能の(メタ)アクリレート、4官能の(メタ)アクリレートからなる樹脂に、平均粒子径が11〜20μm、かつ最大粒子径が30〜100μmであるシリカを含有する化粧シートの保護層形成用電離放射線硬化性樹脂組成物
を提供するものである。
本発明によれば、耐摩耗性、耐擦傷性、耐汚染性などの優れた表面物性を有し、かつ生産性にも優れる化粧シート、及びシリカ粒子の貯蔵安定性に優れる表面保護層形成用樹脂組成物を提供することができる。
本発明の化粧シートは基材上に少なくとも表面保護層を有する化粧シートであり、その他所望に応じて、柄印刷層、プライマー層などを有していてもよい。本発明の化粧シートについて以下、図1を用いて詳細に説明する。
図1に示す本発明の化粧シート1は、基材2上に柄印刷層3、プライマー層4及び表面保護層5がこの順に積層したものである。
基材2としては、通常化粧シートの基材として用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、紙、樹脂シート、木質材などが挙げられる。なかでも、紙はコスト的に有利であり好ましい基材の一種である。さらに、紙を基材に用いた化粧シートを、木質板等の他の基材に積層してもよい。
紙としては、例えば、薄葉紙、クラフト紙、一般紙、上質紙、リンター紙、バライタ紙、硫酸紙、和紙等が挙げられる。さらには、これらの紙中に、アクリル樹脂、スチレンブタジエンゴム、メラミン樹脂、ウレタン樹脂等の樹脂を添加(抄造後樹脂含浸、又は抄造時に内填)した樹脂含浸紙でもよく、具体的には、隠蔽性に優れるチタン白入り一般紙、紙間強化紙、含浸紙などが挙げられる。
また、紙基材以外の繊維質基材として、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ビニロン、硝子等の繊維からなる不織布等も用いられる。不織布は前記紙基材と同様に、樹脂を添加させたものでもよい。
基材2に用いられる樹脂シートとしては、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース系樹脂等の熱可塑性樹脂からなる樹脂シートを用いることもできる。より具体的には、ポリオレフィン系樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、オレフィン系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。また、ポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、エチレン−テレフタレート−イソフタレート共重合体、ポリエチレンナフタレート、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、非晶性ポリエステル等が挙げられる。
また、フェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等の熱硬化性樹脂からなる基材、これらの樹脂を、硝子繊維不織布、布帛、紙、その他各種繊維質基材に含浸硬化させて複合化したFRP(繊維強化プラスチック)シートを用いることもできる。
また、木質系の基材としては、例えば、杉、檜、樫、ラワン、チーク等からなる単板、合板、パーティクルボード、繊維板、集成材等の木質材料が挙げられる。
また、金属系の基材としては、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼、銅等の金属材料が挙げられる。
さらには、無機非金属系の基材として、例えば、押し出しセメント、スラグセメント、ALC(軽量気泡コンクリート)、GRC(硝子繊維強化コンクリート)、パルプセメント、木片セメント、石綿セメント、ケイ酸カルシウム、石膏、石膏スラグ等の非セラミックス窯業系材料、土器、陶器、磁器、セッ器、硝子、琺瑯等のセラミックス系材料等を使用することもできる。
また、基材として、上述の材料からなるシート等2種以上を接着剤、熱融着等の公知の手段により、複合、積層した基材等も用いることができる。
なお、基材が紙等の場合に、インキや塗液の浸透性を有することがある。その場合には該浸透性がその後の印刷や塗工に支障を生じさせることがあるため、基材上に、予め公知のシーラー層を形成しておいてもよい。また、後述するように、柄印刷層としてベタ印刷を行い、シーラー層を兼用させることもできる。
上記基材の厚さとしては、特に制限はないが、通常、20〜150μmの範囲である。
20μm以上であると、化粧シートに十分な強度を与えることができ、一方、150μm以下であると印刷適性が良好である。
柄印刷層3は、所望により設けられる層であり、化粧シートに装飾性を付与するためのものである。柄印刷層3は、通常、着色層3a及び絵柄層3bからなり、いずれか一方又は両方の層を有していてもよい。図1に示す例では、着色層3a及び絵柄層3bの両者を含むものである。
着色層3aは、隠蔽層、あるいは全面ベタ層とも称されるものであり、基材2の表面に意図した色彩を与えるものである。通常不透明色で形成することが多いが、着色透明色で形成し、下地が持っている模様を活かす場合もある。基材2が白色であることを活かす場合や、基材2自身が適切に着色されている場合には着色層3aの形成を行う必要はない。また、上述のように着色層3aにシーラー層の機能を持たせることもできる。
着色層3aの形成に用いられるインキとしては、バインダーに顔料、染料などの着色剤、体質顔料、溶剤、安定剤、可塑剤、触媒、硬化剤などを適宜混合したものが使用される。該バインダーとしては特に制限はなく、例えば、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル系共重合体樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/アクリル系共重合体樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ブチラール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、酢酸セルロース系樹脂などの中から任意のものが、1種単独で又は2種以上を混合して用いられる。
着色剤としては、カーボンブラック(墨)、鉄黒、チタン白、アンチモン白、黄鉛、チタン黄、弁柄、カドミウム赤、群青、コバルトブルー等の無機顔料、キナクリドンレッド、イソインドリノンイエロー、フタロシアニンブルー等の有機顔料又は染料、アルミニウム、真鍮等の鱗片状箔片からなる金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等の鱗片状箔片からなる真珠光沢(パール)顔料等が用いられる。
この着色層3aは厚さ1〜20μm程度の、いわゆるベタ印刷層が好適に用いられる。
図1に示される絵柄層3bは、種々の模様をインキと印刷機を使用して印刷することにより形成される。模様としては、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)等の岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様等があり、これらを複合した寄木、パッチワーク等の模様もある。これらの模様は通常の黄色、赤色、青色、および黒色のプロセスカラーによる多色印刷によって形成される他、模様を構成する個々の色の版を用意して行う特色による多色印刷等によっても形成される。絵柄層3bに用いる絵柄インキとしては、着色層3aに用いるインキと同様のものを用いることができる。
図1に示されるプライマー層4は、所望により設けられる層であって、表面保護層5を構成する電離放射線硬化性樹脂が、紙質系基材2中に浸透することを抑制する機能を持つものである。また、基材2上にある着色層3a、絵柄層3b等の表面をならし、表面保護層5との接着性を高める機能を併せて果たすものである。
また、本発明の化粧シート1に、より耐摩耗性を付与するために、プライマー層に硬化性樹脂を用いることが好ましい。すなわち、表面保護層5が摩耗してプライマー層4が露出した際にも化粧シート1に耐摩耗性を付与するものである。硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂を用いることが好ましく、特に、アクリルポリオールを用いた2液硬化型ウレタン樹脂を用いることが好ましい。
プライマー層の厚さとしては、特に制限はないが、通常、1〜15μmの範囲である。1μm以上であると、化粧シートにより良好な耐摩耗性を付与することができ、一方、15μm以下であると塗工適性が良好である。
次に、表面保護層5は上述のように電離放射線硬化性樹脂組成物が架橋硬化したもので構成される。ここで、電離放射線硬化性樹脂組成物とは、紫外線や電子線などの電離放射線を照射することにより、架橋、硬化する樹脂組成物を指す。本発明では、表面保護層を構成する樹脂として、3官能の(メタ)アクリレート及び4官能の(メタ)アクリレートを含有することが特徴である。このような樹脂を用いることで、後に詳述する電離放射線硬化性樹脂組成物中に存在するシリカの沈降を抑制して、良好な保存安定性が得られるとともに、表面保護層を形成するための樹脂を塗工した際の表面の状態を均一で平滑なものとすることができる。本発明においては、電離放射線硬化性樹脂組成物として電子線硬化性樹脂組成物を用いることが好ましい。電子線硬化性樹脂組成物は無溶剤化が可能であって、環境や健康の観点からより好ましく、また光重合用開始剤を必要とせず、安定な硬化特性が得られるからである。
なお、ここで「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
上述の3官能の(メタ)アクリレート及び4官能の(メタ)アクリレート(電離放射線硬化性樹脂)としては、重合性モノマー及び重合性オリゴマーないしはプレポリマーの中から適宜選択して用いることができる。
3官能の(メタ)アクリレートにおける重合性モノマーの具体例としては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、プロピオン酸変性ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
また、4官能の(メタ)アクリレートにおける重合性モノマーの具体例としては、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレートなどが挙げられる。
これらの3官能及び4官能の(メタ)アクリレートはそれぞれ1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
次に、重合性オリゴマーとしては、分子中にラジカル重合性不飽和基を持つオリゴマー、例えばエポキシ(メタ)アクリレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ポリエーテル(メタ)アクリレート系などが挙げられる。重量平均分子量としては、通常250〜100,000程度のものが用いられる。
ここで、エポキシ(メタ)アクリレート系オリゴマーは、例えば、比較的低分子量のビスフェノール型エポキシ樹脂やノボラック型エポキシ樹脂のオキシラン環に、(メタ)アクリル酸を反応しエステル化することにより得ることができる。また、このエポキシ(メタ)アクリレート系オリゴマーを部分的に二塩基性カルボン酸無水物で変性したカルボキシル変性型のエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーも用いることができる。ウレタン(メタ)アクリレート系オリゴマーは、例えば、ポリエーテルポリオールやポリエステルポリオールとポリイソシアネートの反応によって得られるポリウレタンオリゴマーを、(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。ポリエステル(メタ)アクリレート系オリゴマーとしては、例えば多価カルボン酸と多価アルコールの縮合によって得られる両末端に水酸基を有するポリエステルオリゴマーの水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより、あるいは、多価カルボン酸にアルキレンオキシドを付加して得られるオリゴマーの末端の水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。ポリエーテル(メタ)アクリレート系オリゴマーは、ポリエーテルポリオールの水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。
さらに、重合性オリゴマーとしては、他にポリブタジエンオリゴマーの側鎖に(メタ)アクリレート基をもつ疎水性の高いポリブタジエン(メタ)アクリレート系オリゴマー、主鎖にポリシロキサン結合をもつシリコーン(メタ)アクリレート系オリゴマー、小さな分子内に多くの反応性基をもつアミノプラスト樹脂を変性したアミノプラスト樹脂(メタ)アクリレート系オリゴマー、あるいはノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、脂肪族ビニルエーテル、芳香族ビニルエーテル等の分子中にカチオン重合性官能基を有するオリゴマーなどがある。
本発明では、3官能の(メタ)アクリレートとして3官能の重合性モノマーを用いることが好ましく、また4官能の(メタ)アクリレートとして、エポキシ(メタ)アクリレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ポリエーテル(メタ)アクリレート系などの重合性オリゴマーを用いることが好ましい。
3官能の(メタ)アクリレートと4官能の(メタ)アクリレートの含有比率としては、70:30〜95:5(3官能の(メタ)アクリレート:4官能の(メタ)アクリレート、質量比)の範囲が好ましい。この範囲内であると耐汚染性、表面状態が優れる。以上の観点から該含有比率は、85:15〜95:5の範囲がさらに好ましい。
本発明においては、前記3官能及び4官能の(メタ)アクリレートとともに、その粘度を低下させるなどの目的で、単官能性(メタ)アクリレートを、本発明の目的を損なわない範囲で適宜併用することができる。単官能性(メタ)アクリレートとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらの単官能性(メタ)アクリレートは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明における電離放射線硬化性樹脂組成物には、平均粒子径が11〜20μmであり、かつ最大粒子径が30〜100μmであるシリカを含有することを特徴とする。なお、平均粒子径、及び最大粒子径は、レーザー回折法にて測定した。該シリカの平均粒子径が11μm未満であると耐摩耗性の点で不十分となる。一方、該シリカの平均粒子径が20μmを超えるか又は最大粒子径が100μmを超えると、電離放射線硬化性樹脂組成物におけるシリカの沈降安定性が不十分となり、貯蔵時にシリカが沈降するという問題がある。
このような特定の粒子径を有するシリカと、前記特定の表面保護層形成用樹脂との組み合わせによって、本発明の化粧シートは優れた耐摩耗性及び耐擦傷性を奏することができるとともに、化粧シートの生産過程において、表面保護層形成用樹脂組成物中のシリカ粒子の沈降を抑制し、良好な保存安定性を兼ね備えることができる。また、シリカは耐摩耗性及び耐擦傷性に加えて、艶消し効果をも付与する。
なお、ここで用い得るシリカとしては特に制限はなく、表面処理されていても未処理であってもよい。表面処理としては、例えば、未処理シリカの一部をシランカップリング剤、グリコール系処理剤、その他炭化水素系処理剤をシリカ表面に吸着させる方法等がある。また、形状についても特に制限はないが、通常球状のシリカが好適に用いられる。
また本発明における電離放射線硬化性樹脂組成物には、得られる硬化樹脂層の所望物性に応じて、各種添加剤を配合することができる。この添加剤としては、例えば耐候性改善剤、重合禁止剤、架橋剤、赤外線吸収剤、帯電防止剤、接着性向上剤、レベリング剤、チクソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填剤、溶剤、着色剤、分散剤などが挙げられる。
また、電離放射線硬化性樹脂組成物として紫外線硬化性樹脂組成物を用いる場合には、光重合用開始剤を樹脂組成物100質量部に対して、0.1〜5質量部程度添加することが望ましい。光重合用開始剤としては、従来慣用されているものから適宜選択することができる。
本発明においては、前記の電離放射線硬化成分である重合性モノマーや重合性オリゴマー及び各種添加剤を、それぞれ所定の割合で均質に混合し、電離放射線硬化性樹脂組成物からなる塗工液を調製する。この塗工液の粘度は、後述の塗工方式により、基材の表面に未硬化樹脂層を形成し得る粘度であればよく、特に制限はない。
本発明においては、このようにして調製された塗工液を、基材の表面に、硬化後の厚さが1〜20μmになるように、グラビアコート、バーコート、ロールコート、リバースロールコート、コンマコートなどの公知の方式、好ましくはグラビアコートにより塗工し、未硬化樹脂層を形成させる。硬化後の厚さが1μm以上であると所望の機能を有する硬化樹脂層が得られる。硬化後の表面保護層の厚さは、好ましくは2〜20μm程度である。
本発明においては、このようにして形成された未硬化樹脂層に、電子線、紫外線等の電離放射線を照射して該未硬化樹脂層を硬化させる。ここで、電離放射線として電子線を用いる場合、電子線の加速電圧については、用いる樹脂や層の厚みに応じて適宜選定される。電子線の加速電圧が高いほど透過能力が増加するため、紙質系基材等の電子線による劣化を考慮して、電子線の透過深さと樹脂層の厚みが実質的に等しくなるように、加速電圧を選定することにより、基材への余分の電子線の照射を抑制することができ、過剰電子線による基材の劣化を最小限にとどめることができる。具体的には、加速電圧30〜300kVの範囲で選定される。
また、照射線量に関しては、樹脂層の架橋密度が飽和する量が好ましく、通常5〜300kGy、好ましくは10〜100kGy、さらには30〜50kGyの範囲で選定される。
電子線源としては、特に制限はなく、例えばコックロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは直線型、ダイナミトロン型、高周波型などの各種電子線加速器を用いることができる。
また、電離放射線として紫外線を用いる場合には、波長190〜380nmの紫外線を含むものを放射する。紫外線源としては特に制限はなく、例えば高圧水銀燈、低圧水銀燈、メタルハライドランプ、カーボンアーク燈等が用いられる。
このようにして、形成された表面保護層には、各種の添加剤を添加して各種の機能、例えば、高硬度で耐擦傷性を有する、いわゆる防曇コート機能、防眩コート機能、反射防止コート機能、紫外線遮蔽コート機能、赤外線遮蔽コート機能などを付与することもできる。
本発明の化粧シートは、各種基板に貼着して化粧板として使用することができる。被着体となる基板は、特に限定されず、プラスチックシート、金属板、木材などの木質系の板、窯業系素材等を用途に応じて適宜選択することができる。これらの基板、特にプラスチックシートを基板として用いる場合には、化粧材との密着性を向上させるために、所望により、片面または両面に酸化法や凹凸化法などの物理的または化学的表面処理を施すことができる。
上記酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸化処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理法などが挙げられ、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法などが挙げられる。これらの表面処理は、基板の種類に応じて適宜選択されるが、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性などの面から好ましく用いられる。
プラスチックシートとしては、各種の合成樹脂からなるものが挙げられる。合成樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリアクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等が挙げられる。
金属板としては、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス鋼、又は銅等からなるものを用いることができ、またこれらの金属をめっき等によって施したものを使用することもできる。
木質系の板としては、杉、檜、欅、松、ラワン、チーク、メラピー等各種素材の突板、木材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)等の木質材等が挙げられる。これらは単独で、または積層して用いることもできる。なお、木質系の板には、木質板に限らず、紙粉入りのプラスチック板や、補強され強度を有する紙類も包含される。
窯業系素材としては、石膏板、珪酸カルシウム板、木片セメント板などの窯業系建材、陶磁器、ガラス、琺瑯、焼成タイル、火山灰を主原料とした板等が例示される。
これらの他、繊維強化プラスチック(FRP)の板、ペーパーハニカムの両面に鉄板を貼ったもの、2枚のアルミニウム板でポリエチレン樹脂を挟んだもの等、各種の素材の複合体も基板として使用できる。
本発明の化粧シートは、キッチン棚板、食器棚等、キッチン回りの部材として好適に用いられるが、その他、机、箪笥、戸棚等の家具、床、壁、階段等の建築物内装、扉、扉枠、窓枠等の建具、廻縁、幅木、手摺、腰壁等の造作部材等にも用いることができる。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、この例によってなんら限定されるものではない。
(評価方法)
(1)耐擦傷性
29.4kPa(300g/cm2)の荷重となるように調整された重りに、スチールウール(#0000)を取り付けて、化粧シートの表面を50回擦り、該表面の艶の変化を目視にて観察した。判定基準を以下のようにして評価した。
○ 全く変化がない
△ 変化はあるものの軽微なもので実用上問題がない
× 変化が著しい
(2)耐摩耗性
JIS L0849(摩耗試験機II型(学振型))に準拠して試験を行い、以下の基準で評価した。500gの荷重となるように調整された重りに、研磨紙(住友スリーエム株式会社製 トライザクトフィルム)を取り付けて、化粧シートの表面を20000回擦り、該表面を目視にて観察した。評価基準は以下のとおりである。なお、試験に用いた装置は、(テスター産業(株)製「学振型摩耗試験機」)である。
○;軽微な艶変化
△;表面保護層取られ
×;柄印刷層取られ
(3)耐汚染性
JIS K−6902に準拠して、汚染物(油性マジック)を化粧材表面に塗布し、ふき取った後の汚染物の残存具合を目視にて観察した。判定基準を以下のようにして評価した。
○ 汚染物の残存は全くない
△ 汚染物の残存はあるものの軽微なもので実用上問題がない
× 汚染物の残存が著しい
(4)表面状態の評価
表面保護層形成用の樹脂組成物を基材上に塗工した際の、表面の状態を目視にて評価した。評価基準は以下のとおりである。
○ 塗工面が均一で平滑であった
× 塗工面に波状の凹凸が見られた
(5)保存安定性
表面保護層形成用の樹脂組成物を50℃の温度にて、それぞれ2週間、及び3週間保存した際のシリカの沈降の程度を目視にて観察した。評価基準は以下のとおりである。
○ シリカ粒子の沈降は見られない
△ シリカ粒子の沈降が見られ、下部に柔らかなケーキ状で存在する
× シリカ粒子の沈降が見られ、下部に硬いケーキ状で存在する
実施例1
(1)表面保護層形成用樹脂組成物の調製
3官能アクリレートモノマーであるエチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレートを90質量%及び4官能ウレタンアクリレート10質量%からなる混合樹脂100質量部に、シリカ粒子(平均粒子径14μm、最大粒子径50μm)20質量部を添加して分散させ、電離放射線硬化性樹脂組成物を得た。該樹脂組成物に対して、上記方法にて沈降安定性の評価を行った。結果を第1表に示す。
(2)化粧シートの製造
基材2として建材用薄葉紙(坪量30g/m2)を用い、該基材の片面にアクリル樹脂と硝化綿をバインダーとし、チタン白、弁柄、黄鉛を着色剤とするインキを用いて、塗工量20g/m2の(全面ベタ)層をグラビア印刷にて施して着色層3aとした。次いで、数平均分子量20,000、ガラス転移温度(Tg)−59.8℃のポリエステルポリオール樹脂とトリレンジイソシアネートからなるポリイソシアネートをバインダーとする塗料組成物を用いて、塗工量3g/m2で全面にグラビア印刷してプライマー層4を形成した。
このプライマー層4の上に(1)で調製した電離放射線硬化性樹脂組成物を、塗工量9g/m2でグラビアオフセットコータ法により塗工した。塗工後、加速電圧150kV、照射線量30kGy(3Mrad)の電子線を照射して、電離放射線硬化性樹脂組成物を硬化させて、表面保護層5とした。次いで、70℃で24時間の養生を行い、化粧シートを得た。
該化粧シートについて、上記方法にて評価した。結果を第1表に示す。
実施例2
表面保護層形成用樹脂組成物中の3官能アクリレートモノマーを80質量%、4官能ウレタンアクリレートを20質量%としたこと以外は実施例1と同様にして、表面保護層形成用樹脂及び化粧シートを作製した。実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
比較例1及び比較例2
シリカとして、第1表に記載する平均粒子径及び最大粒子径を有するものを使用したこと以外は実施例1と同様にして、表面保護層形成用樹脂及び化粧シートを作製した。実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
比較例3
表面保護層形成用樹脂組成物中の3官能アクリレートモノマーを100質量%用いたこと以外は実施例1と同様にして、表面保護層形成用樹脂及び化粧シートを作製した。実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
比較例4
シリカとして、第1表に記載する平均粒子径及び最大粒子径を有するものを使用したこと以外は比較例3と同様にして、表面保護層形成用樹脂及び化粧シートを作製した。実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
比較例5
シリカとして、第1表に記載する平均粒子径及び最大粒子径を有するものを使用したこと以外は実施例2と同様にして、表面保護層形成用樹脂及び化粧シートを作製した。実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
比較例6
表面保護層形成用樹脂組成物として、3官能アクリレートモノマーであるエチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレートを35質量%、2官能芳香族エポキシアクリレート30質量%及び2官能アクリレートモノマーであるトリプロピレングリコールジアクリレート35質量%からなる混合樹脂を用いたこと以外は実施例1と同様にして、表面保護層形成用樹脂及び化粧シートを作製した。実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
Figure 0004922060
本発明によれば、耐摩耗性、耐擦傷性、耐汚染性などの優れた表面物性を有し、かつ表面保護層を形成する樹脂組成物において、シリカ粒子の沈降安定性が高く、生産性にも優れる化粧シートを提供することができる。本発明の化粧シートは、キッチン棚板、食器棚等、キッチン回りの部材として特に好適に用いられる。
本発明の化粧材の断面を示す模式図である。
符号の説明
1.化粧シート
2.基材
3.柄印刷層
3a.着色層
3b.絵柄層
4.プライマー層
5.表面保護層

Claims (4)

  1. 基材上に少なくとも表面保護層を有する化粧シートであって、表面保護層が電離放射線硬化性樹脂組成物の架橋硬化したものであり、該電離放射線硬化性樹脂組成物が、3官能の(メタ)アクリレート重合性モノマーと4官能の(メタ)アクリレート重合性オリゴマーの含有比率が質量比で70:30〜95:5である3官能の(メタ)アクリレート重合性モノマー、4官能の(メタ)アクリレート重合性オリゴマーからなる樹脂に、平均粒子径が11〜20μm、かつ最大粒子径が30〜100μmであるシリカを含有することを特徴とする化粧シート。
  2. 基材と表面保護層の間に熱硬化性樹脂からなるプライマー層を有する請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記熱硬化性樹脂がアクリルポリオールを用いた2液硬化型ウレタン樹脂である請求項2に記載の化粧シート。
  4. 3官能の(メタ)アクリレート重合性モノマーと4官能の(メタ)アクリレート重合性オリゴマーの含有比率が質量比で70:30〜95:5である3官能の(メタ)アクリレート重合性モノマー、4官能の(メタ)アクリレート重合性オリゴマーからなる樹脂に、平均粒子径が11〜20μm、かつ最大粒子径が30〜100μmであるシリカ粒子を含有する化粧シートの表面保護層形成用電離放射線硬化性樹脂組成物。
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