JP6058467B2 - 媒体処理装置、媒体処理方法、及び媒体処理プログラム - Google Patents
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Description
一方、磁気ストライプに接触して磁気情報の読み出し、及び書き込みに用いられる磁気ヘッドは、従来、磁気ストライプの幅より幅広であったが、幅広であるほど高価となることから、昨今、従来の磁気ヘッドの幅に比べて幅狭となっている。
例えば、特許文献1に記載の通帳処理装置には、磁気ヘッドの幅の磁気トラックに磁気情報を記憶した媒体を搬送方向に僅かに移動させて、磁気ストライプの長手方向に沿って磁気を消磁することで、磁気ヘッドの幅よりも狭い幅の磁気トラックに磁気情報を記憶することができるとされている。
また、特許文献2に記載のカードリーダには、磁気ストライプの略対角線上に沿って磁気ストライプの磁気を消磁することで、容易に古い磁気情報を読み出せないようにするとされている。
なお、図1は通帳処理装置1における内部構成図を示し、図2は通帳処理装置1における搬送路1bの平面図を示し、図3は通帳処理装置1における内部要素のブロック図を示し、図4は磁気ストライプ71(磁気ストライプ)を底面視で説明する説明図を示している。
また、図4(a)は通帳70に貼付した磁気ストライプ71の底面図を示し、図4(b)は磁気トラック72(磁気トラック)の構成を説明する説明図を示している。
利用者が所有する通帳70は、図1及び図4に示すように、紙葉類を束ねて二つ折りにした冊子状であって、取引にかかる各種情報を記録している。そして、二つ折りの状態における通帳70の一方の表面には、利用者の顧客情報(所定の情報)などを記憶した磁気ストライプ71を貼付している。
磁気トラック72は、図4(b)に示すように、後述する磁気ヘッド21の摺動方向Y(長手方向の一方)に沿って、NULL、チェックデジット、エンド符号、磁気情報、スタート符号、NULLの順で配置されて構成している。
チェックデジットは、スタート符号からエンド符号の間における磁気情報の読取りが正常に行われたか否かをチェックする情報を記憶している。
なお、磁気トラック72において、NULLからNULLの間における長手方向の長さをトラック長さLmax(磁気トラックにおける長手方向の長さ)とする。
より詳しくは、通帳処理装置1は、図1から図3に示すように、受付け口1aと、搬送路1bと、搬送機構部10(搬送機構部)と、磁気読取り書込み部20と、印刷部30(印刷部)と、記憶部40(記憶部)と、保守モード切替部50と、主制御部60(制御部)とで構成している。
搬送路1bは、受付け口1aから搬入方向Xiに沿って形成され、搬入方向Xi及び搬出方向Xoに通帳70を搬送する際における搬送空間である。
具体的には、搬送機構部10は、搬送路1b上に配置された複数の搬送ローラー11と、搬送ローラー11を回転駆動する搬送モーター12と、搬送路1bにおける受付け口1a側の上方に配置された第1検出センサ13(媒体検出部、第1媒体検出部)と、搬送路1bの略中央下方に配置された第2検出センサ14(第2媒体検出部)と、各部と所定のバスを介して接続した搬送制御部15とで構成している。
具体的には、磁気読取り書込み部20は、磁気ヘッド21と、ヘッド摺動部22(摺動機構部)と、摺動モーター23(摺動機構部)と、磁気解析部24と、ヘッド制御部25(摺動機構部)とで構成している。
摺動モーター23は、ヘッド制御部25の指示により、適宜の回転方向に駆動する機能を有している。
ヘッド制御部25は、CPU、及びメモリ等のハード構成と、プログラム、及びデータ等のソフト構成とで構成され、所定のバスを介して接続した磁気ヘッド21、摺動モーター23、及び磁気解析部24の動作を制御する機能と、所定のバスを介して接続した主制御部60との各種情報の受け渡しを行う機能とを有している。
記憶部40は、ハードディスク、あるいは不揮発性メモリなどで構成し、各種情報を記憶する機能と、各種情報を読み出す機能とを有している。
保守モード切替部50は、行員などによって押下されることで、利用者との取引を行う動作と、通常の取引とは異なる保守点検を行う動作とを切り替える機能を有している。
なお、図5は通帳処理における動作のフローチャートを示し、図6は通帳受付け処理における動作のフローチャートを示し、図7は磁気情報消去処理における動作のフローチャートを示し、図8は磁気情報消去処理における動作のフローチャートを示している。
通帳処理を開始すると、主制御部60は、図5に示すように、磁気ヘッド21が初期位置にて待機しているか否かを判定する(ステップS101)。
一方、磁気ヘッド21が初期位置にて待機していれば(ステップS101:Yes)、主制御部60は、処理をステップS103に進める。
詳しくは、通帳受付け処理を開始すると、主制御部60は、図6に示すように、磁気ストライプ71を下方にして投入された通帳70(図1参照)を第1検出センサ13が検出したか否かを判定する(ステップS111)。第1検出センサ13が通帳70を検出していなければ(ステップS111:No)、主制御部60は、第1検出センサ13が通帳70を検出するまで処理を待機する。
詳述すると、主制御部60は、図11(a)に示すように、磁気ストライプ71の仮想二次平面を形成し、磁気ストライプ71における短手方向の仮想中心線CLと、磁気ストライプ71における長手方向の縁辺との交点に対して、磁気ヘッド21の初期位置側を仮想始点SPと設定し、他方を仮想終点EPと設定する。
軌跡算出処理を終了すると、主制御部60は、書き込み情報準備処理を実行し(ステップS105)、磁気ストライプ71に書き込む顧客情報を、磁気解析部24において変換させる。
より詳しくは、磁気情報消去処理を実行すると、主制御部60は、図7及び図8に示すように、カウンタnを「0」にセットすると(ステップS121)、磁気ヘッド21を摺動方向Yへ向かって移動開始させる磁気ヘッド送り開始処理を実行する(ステップS122)。
詳しくは、書込み処理を開始すると、主制御部60は、図9に示すように、磁気ヘッド戻り開始処理を実行し(ステップS151)、摺動方向Yとは逆方向に磁気ヘッド21を磁気読取り書込み部20に移動開始させる。
例えば、図12に示すように、磁気ストライプ71の書込み開始位置Wに磁気ヘッド21が到達していなければ(ステップS153:No)、主制御部60は、書込み開始位置に磁気ヘッド21が到達するまで処理を待機する。
この際、磁気ストライプ71には、図12に示すように、磁気ヘッド21の大きさに応じたトラック幅で、書込み開始位置Wから所定の長さの新しい磁気トラック73(磁気トラック)に新しい磁気情報が記憶される。なお、新しい磁気トラック73は、古い磁気トラック72に部分的に重なるように形成されている。
磁気ヘッド21が初期位置で停止すると、主制御部60は、書込み処理を終了して図5のステップS107に処理を戻したのち、通帳処理を終了する。
具体的には、図7及び図8の磁気情報消去処理におけるステップS122からステップS139、すなわち磁気ヘッド21が摺動方向Yに移動する間に、通帳70が搬入方向Xi、あるいは搬出方向Xoに繰返し移動することにより、磁気ストライプ71と磁気ヘッド21との摺動軌跡Gは、摺動方向Yに連続する略山型波形となる。
これにより、通帳処理装置1は、磁気ヘッド21の幅、及び磁気ストライプ71の幅に関わらず、磁気ストライプ71に記憶された磁気情報を確実に読み出し不可にすることができる。
従って、通帳処理装置1は、磁気ヘッド21の幅、及び磁気ストライプ71の幅に関わらず、磁気ストライプ71の古い磁気情報を確実に読み出し不可にすることができる。
従って、通帳処理装置1は、磁気ストライプ71の消磁と書込みとをより効率よく行うことができる。
従って、通帳処理装置1は、摺動軌跡Gが磁気トラック72を横断する回数が一回であっても、磁気ストライプ71の古い磁気情報を確実に読み出し不可にすることができる。
ところが、例えば、検出範囲が広い第1検出センサ13の場合、第1検出センサ13から所定の搬送距離だけ通帳70を搬送すると、搬送された通帳70が停止した位置と磁気ヘッド21との相対位置とが、通帳70が搬送されるごとに僅かに異なることがある。
従って、通帳処理装置1は、第2検出センサ14を備えるとともに、図6のステップS115からステップS117の処理により、磁気ヘッド21が磁気ストライプ71上を確実に摺動させることができる。
なお、図13は実施例2における摺動軌跡を底面視で説明する説明図を示し、図14は実施例2における磁気情報消去処理の動作のフローチャートを示し、図15は実施例2における磁気情報消去処理の動作のフローチャートを示している。
引き続き、このような構成の通帳処理装置1において、通帳70の磁気ストライプ71に記憶された磁気情報を書き換える動作について説明する。
詳述すると、主制御部60は、図13(a)に示すように、磁気ストライプ71の仮想二次平面を形成し、磁気ストライプ71における短手方向の仮想中心線CLと、磁気ストライプ71における長手方向の縁辺との交点に対して、磁気ヘッド21の初期位置側を仮想始点SPと設定し、他方を仮想終点EPと設定する。
軌跡算出処理を終了すると、主制御部60は、書き込み情報準備処理を実行し(ステップS105)、磁気ストライプ71に書き込む所定の情報を、磁気解析部24において変換させる。
より詳しくは、磁気情報消去処理を実行すると、主制御部60は、図14及び図15に示すように、カウンタnを「0」にセットすると(ステップS201)、磁気ヘッド21を摺動方向Yに向けて磁気読取り書込み部20に移動開始させる磁気ヘッド送り開始処理を実行する(ステップS202)。
一方、仮想分割点DP2を通る仮想垂線上に磁気ヘッド21が位置すると(ステップS212:Yes)、主制御部60は、摺動方向Yへの磁気ヘッド21の移動を磁気読取り書込み部20に停止させる磁気ヘッド送り停止処理を実行し(ステップS213)、カウンタnに「1」を加算する(ステップS214)。
その後、主制御部60は、カウンタnが分割数10と一致するか否かを判定する(ステップS216)。カウンタnが分割数10と一致しなければ(ステップS216:No)、主制御部60は、仮想分割点DP10に対応する磁気ストライプ71の位置を磁気ヘッド21が通過していないと判定し、通帳70の搬送を継続する。
磁気ストライプ71の搬入方向Xi側における縁辺に磁気ヘッド21が到達していなければ(ステップS217:No)、主制御部60は、磁気ストライプ71の搬入方向Xi側における縁辺に磁気ヘッド21が到達するまで処理を待機する。
そして、主制御部60は、通帳搬出移動開始処理を実行し(ステップS223)、搬出方向Xoへの通帳70の搬送を搬送機構部10に開始させる。
仮想分割点DP11に対応する磁気ストライプ71の位置に磁気ヘッド21が到達していなければ(ステップS225:No)、主制御部60は、仮想分割点DP11に対応する磁気ストライプ71の位置に磁気ヘッド21が到達するまで処理を待機する。
通帳70の搬送を停止すると、主制御部60は、磁気ヘッド送り開始処理を実行し(ステップS227)、停止していた磁気ヘッド21の摺動方向Yへの移動を磁気読取り書込み部20に再開させる。
従って、通帳処理装置1は、通帳70と磁気ヘッド21との相対移動の制御をより容易にするとともに、磁気ストライプ71の古い磁気情報を確実に読み出し不可にすることができる。
また、磁気ヘッド21と磁気ストライプ71との摺動軌跡Gを、仮想中心線CLを分割して算出したが、これに限定せず、適宜の方法で摺動軌跡Gを算出してもよい。
なお、図17は実施例3の磁気テーブル80(磁気テーブル)を説明する説明図を示し、図18は実施例3の磁化確認処理における動作のフローチャートを示し、図19は実施例3の磁気解析処理における動作のフローチャートを示し、図20は実施例3の磁気ストライプ71における磁化状態を説明する説明図を示し、図21は実施例3の印刷処理における動作のフローチャートを示し、図22は実施例3の磁気テーブル80の内容を通帳70(所定の紙葉類)に印刷した印刷状態を説明する説明図を示している。
上述の実施例1に対して、実施例3における通帳処理装置1の記憶部40には、図17に示すように、磁気ストライプ71の磁化状態を登録した磁気テーブル80を記憶している。
なお、読取り位置欄には、任意の位置を搬出方向Xoの順番で登録している。
磁化状態欄には、摺動方向Yに沿って走査した順に、磁気ストライプ71の磁化状態を二値化して登録している。
まず、行員などによって通帳処理装置1の保守モード切替部50が押下されると、主制御部60は、図18に示すように、通帳70の磁化状態を確認する磁化確認処理を開始する。
搬入方向Xiにおいて、磁気ストライプ71の中心と磁気ヘッド21の中心とが略同位置となる位置まで通帳70を搬入方向Xiに搬送すると、主制御部60は、磁気解析処理を実行する(ステップS304)。
磁気解析処理を開始すると、主制御部60は、図19に示すように、磁気ストライプ71を走査する際の読取り位置を算出する読取り位置演算処理を実行する(ステップS311)。
その後、主制御部60は、磁気ヘッド送り移動処理を実行し(ステップS313)、摺動方向Yへ向けて磁気ヘッド21を磁気読取り書込み部20に移動させる。
一方、磁気を検出できなければ(ステップS317:No)、主制御部60は、磁気テーブル80の読取り位置欄「1」における磁化状態欄に磁化していないことを示す「0」(検出情報)を登録する(ステップS319)。
ステップS321において、全ての読取り位置における磁気ストライプ71の走査、解析が完了すると(ステップS321:Yes)、主制御部60は、磁気解析処理を終了し、処理を図18のステップS304に戻す。
詳しくは、印刷処理を開始すると、主制御部60は、図21に示すように、磁気テーブル読込み処理を実行し(ステップS331)、記憶部40から磁気テーブル80を読み出して一時記憶する。その後、主制御部60は、カウンタnを「1」に設定する(ステップS332)。
一方、磁化状態欄に登録された値が「0」でない場合(ステップS335:No)、主制御部60は、太線印刷処理を実行し(ステップS337)、磁化していることを示す太線で通帳70に印刷する。
図18のステップS305に戻り、印刷処理が終了すると、主制御部60は、磁化確認処理を終了する。
具体的には、図19のステップS315、及びステップS316で、磁気ストライプ71を走査して磁気を検出し、ステップS317からステップS319で磁気テーブル80に登録することにより、通帳処理装置1は、磁気ストライプ71の磁化状態を磁気テーブル80に登録することができる。このため、例えば、磁気テーブル80の磁化状態欄に、磁気トラック72のトラック長さLmax相当だけ連続して「1」が登録されていれば、磁気ストライプ71に読み出し可能な磁気情報が記憶されていると判別できる。
従って、通帳処理装置1は、磁気ストライプ71を走査した結果を磁気テーブル80に登録することにより、読み出し可能な磁気情報が磁気ストライプ71に記憶されているか否かの判定を容易にすることができる。
また、印刷部30を摺動方向Yに移動する構成としたが、摺動方向Y及び搬送方向に移動する構成としてもよい。
また、磁気ストライプ71の磁化状態を磁気テーブル80の磁化状態欄に「0」または「1」で登録したが、これに限定せず、磁化状態が識別できる内容であれば適宜の内容としてもよい。例えば、摺動方向Yにおける磁化している範囲の長さ、または磁化していない範囲の長さを登録する構成としてもよい。
また、印刷処理により視覚的に磁化状態を確認したが、これに限定せず、磁気テーブル80に基づいて、主制御部60、または上位制御部2において磁化状態を判定する構成としてもよい。
また、磁気テーブル80の内容を細線及び太線にて印刷したが、これに限定せず、磁気テーブル80の内容を通帳70や専用紙などに直接、文字あるいは数字などで印刷してもよい。
10…搬送機構部
13…第1検出センサ
14…第2検出センサ
21…磁気ヘッド
22…ヘッド摺動部
23…摺動モーター
25…ヘッド制御部
30…印刷部
40…記憶部
60…主制御部
70…通帳
71…磁気ストライプ
72…磁気トラック
73…磁気トラック
80…磁気テーブル
G…摺動軌跡
Lmax…トラック長さ
L1…間隔
L2…間隔
Xo…搬出方向
Xi…搬入方向
Y…摺動方向
Claims (9)
- 所定の情報を磁気情報として記憶する略帯状の磁気ストライプを貼付した媒体の受付けを検出する媒体検出部と、
受付けた前記媒体を内部に搬送する搬送機構部と、
前記磁気ストライプに接触して前記磁気情報の読み出し、及び書き込みを行う磁気ヘッドと、
前記磁気ストライプの長手方向に沿って前記磁気ヘッドを摺動させる摺動機構部と、
各部を制御する制御部とを備えた媒体処理装置であって、
前記制御部に、
前記媒体検出部で前記媒体を検出すると、所定の搬送距離だけ前記媒体を内部に搬送する媒体搬送処理と、
前記磁気ヘッドと前記媒体とを、前記長手方向の一方に沿って相対移動させるとともに、前記磁気ストライプにおける短手方向の縁辺間を繰返し相対移動させる相対移動処理と、
前記媒体と前記磁気ヘッドとの相対移動に伴って、前記磁気ストライプの磁気を消磁する消磁処理とを備え、
前記相対移動処理を、
前記媒体と前記磁気ヘッドとの摺動軌跡における前記短手方向の任意の位置において、前記長手方向に隣接する二点間距離が、前記磁気情報を記憶した磁気トラックにおける前記長手方向の長さ以下となるように、前記媒体と前記磁気ヘッドとを相対移動させる構成とした
媒体処理装置。 - 前記制御部に、
前記消磁処理を行ったのち、前記相対移動処理における前記長手方向の一方とは逆方向に、前記媒体と前記磁気ヘッドとを相対移動する戻り処理と、
前記媒体と前記磁気ヘッドとの相対移動に伴って、新しい磁気情報を前記磁気ストライプに書き込む書込み処理とを備えた
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記相対移動処理を、
前記媒体と前記磁気ヘッドとの摺動軌跡が略山型波形となるように、前記媒体と前記磁気ヘッドとを相対移動させる構成とした
請求項1または請求項2に記載の媒体処理装置。 - 前記相対移動処理を、
前記媒体と前記磁気ヘッドとの摺動軌跡が略矩形波形となるように、前記媒体と前記磁気ヘッドとを相対移動させる構成とした
請求項1または請求項2に記載の媒体処理装置。 - 前記磁気ストライプの任意の位置における前記磁気の有無を登録する磁気テーブルを記憶する記憶部を備え、
前記制御部に、
前記磁気ストライプを走査して、前記磁気を検出する磁気検出処理と、
少なくとも前記磁気を検出した検出位置、及び前記磁気の検出を示す検出情報を関連付けて前記磁気テーブルに登録する登録処理とを備えた
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の媒体処理装置。 - 所定の紙葉類に印刷する印刷部を備え、
前記制御部に、
前記磁気テーブルに基づいて、前記検出位置と前記検出情報とを前記所定の紙葉類に印刷する印刷処理を備えた
請求項5に記載の媒体処理装置。 - 前記媒体検出部を第1媒体検出部とし、
前記媒体が搬送される搬送方向において、該第1媒体検出部と前記磁気ヘッドとの間に配置されるとともに、搬送された前記媒体を検出する第2媒体検出部を備え、
前記制御部に、
前記所定の搬送距離だけ搬送し、前記媒体を前記第2媒体検出部が検出すると搬送を停止させ、前記第2媒体検出部が前記媒体を検出しない位置まで、前記媒体を内部から搬出する搬出方向、または/及び前記媒体を内部に搬入する搬入方向に少しずつ搬送する位置合わせ処理を備えた
請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の媒体処理装置。 - 所定の情報を磁気情報として記憶する略帯状の磁気ストライプを貼付した媒体の受付けを検出する媒体検出部と、受付けた前記媒体を内部に搬送する搬送機構部と、前記磁気ストライプに接触して前記磁気情報の読み出し、及び書き込みを行う磁気ヘッドと、前記磁気ストライプの長手方向に沿って前記磁気ヘッドを摺動させる摺動機構部と、各部を制御する制御部とを備えた装置を用いた媒体処理方法であって、
前記制御部の媒体搬送処理により、前記媒体検出部で前記媒体を検出すると、所定の搬送距離だけ前記媒体を内部に搬送して、
前記媒体と前記磁気ヘッドとを相対移動させる前記制御部の相対移動処理により、前記磁気ストライプにおける短手方向の任意の位置において、前記長手方向に隣接する二点間距離が、前記磁気情報を記憶した磁気トラックにおける前記長手方向の長さ以下となる前記媒体と前記磁気ヘッドとの摺動軌跡で、前記磁気ヘッドと前記媒体とを、前記長手方向の一方に沿って相対移動させるとともに、前記磁気ストライプにおける短手方向の縁辺間を繰返し相対移動させ、
前記制御部の消磁処理によって、前記媒体と前記磁気ヘッドとの相対移動に伴って、前記磁気ストライプの磁気を消磁する
媒体処理方法。 - 所定の情報を磁気情報として記憶する略帯状の磁気ストライプを貼付した媒体の受付けを検出する媒体検出部と、受付けた前記媒体を内部に搬送する搬送機構部と、前記磁気ストライプに接触して前記磁気情報の読み出し、及び書き込みを行う磁気ヘッドと、前記磁気ストライプの長手方向に沿って前記磁気ヘッドを摺動させる摺動機構部と、各部を制御する制御部とを備えた装置を用いた媒体処理プログラムであって、
前記媒体検出部で前記媒体を検出すると、所定の搬送距離だけ前記媒体を内部に搬送するステップと、
前記磁気ストライプにおける短手方向の任意の位置において、前記長手方向に隣接する二点間距離が、前記磁気情報を記憶した磁気トラックにおける前記長手方向の長さ以下となる前記媒体と前記磁気ヘッドとの摺動軌跡で、前記磁気ヘッドと前記媒体とを、前記長手方向の一方に沿って相対移動させるとともに、前記磁気ストライプにおける前記短手方向の縁辺間を繰返し相対移動させるステップと、
前記媒体と前記磁気ヘッドとの相対移動に伴って、前記磁気ストライプの磁気を消磁するステップとを前記制御部に実行させる
媒体処理プログラム。
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