JP2007128462A - 通帳処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装した磁気ヘッドが書込むトラックの幅と異なるトラック幅でデータを書き込む。
【解決手段】媒体停止位置決めセンサで媒体の一端を検知してからの搬送距離で示される複数の媒体停止位置を予め記憶する記憶部5を設け、媒体搬送部2がその記憶部5から読み出した一の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部3が磁気ヘッドを移動して磁気ストライプに対してデータを書込む。そして、さらに、記憶部5から読み出した他の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部3が磁気ヘッドを移動して前記データの書込みを開始した位置と同位置から同一のデータを磁気ストライプの高さ方向にずらして書込むようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銀行等の営業店の窓口に設置される通帳伝票プリンタやコンビニエンスストア等の店舗に設置される自動取引装置等に搭載され、通帳等の媒体に貼付された磁気ストライプの読み取りおよび書き込みを行う通帳処理装置に関する。
従来の通帳処理装置は、通帳等の媒体に貼付された磁気ストライプにデータを書込む場合、予め銀行等の金融機関で決められたトラックの幅に合った磁気ヘッドを選定して実装し、データを書込むようにしていた。
また、ひとつのトラックを書込む磁気ヘッドを利用して複数のトラックを書込むようにしているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−347002号公報(段落「0009」〜段落「0014」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、例えば、新たなユーザを獲得するため、通帳処理装置を備えた通帳伝票プリンタや自動取引装置を試験的にユーザに設置等する場合、予めその金融機関で決められたトラックの幅と異なるトラック幅でデータを書き込む磁気ヘッドを実装した通帳処理装置は、その決められたトラック幅と一致するトラック幅でデータを書き込むことができる磁気ヘッドに実装しなおす必要があり、コストがかかるという問題がある。
また、ひとつのトラックを書込む磁気ヘッドを利用して複数の別個のトラックを書込むことができても、その磁気ヘッドが書き込むことができるトラックの幅より広いひとつのトラック、または、狭いひとつのトラックでデータを書き込むことはできず、決められたトラック幅と一致するトラック幅でデータを書き込むことができる磁気ヘッドに実装しなおす必要があるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、磁気ストライプが貼付された通帳等の媒体を搬送する媒体搬送部と、前記媒体搬送部により搬送された媒体の磁気ストライプに対してデータの書込みを行なう磁気ヘッドを媒体の搬送方向と直交する方向に移動させる磁気ヘッド駆動部とを備えた通帳処理装置において、媒体停止位置決めセンサで媒体の一端を検知してからの搬送距離で示される複数の媒体停止位置を予め記憶する記憶部を設け、媒体搬送部が前記記憶部から読み出した一の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部が磁気ヘッドを移動して磁気ストライプに対してデータの書込みを行った後、さらに、前記記憶部から読み出した他の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部が磁気ヘッドを移動して前記データの書込みを開始した位置と同位置から前記データと同一のデータを磁気ストライプの高さ方向にずらして書込むようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、実装した磁気ヘッドが書込むトラックの幅が予め金融機関等により決められたトラック幅と異なる場合であっても、磁気ヘッドを実装しなおすことなく、決められたトラック幅でデータを書き込むことができるという効果が得られる。
また、磁気ヘッドを実装し直す必要がないためコストがかからないという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による通帳処理装置の実施例を説明する。
まず、第1の実施例について説明する。
図1は第1の実施例における通帳処理装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は通帳処理装置であり、通帳伝票プリンタや現金自動預払機等の自動取引装置に備えられ、オペレータや顧客により挿入された通帳を引き込み、その通帳に貼付された磁気ストライプに記録された磁気データを読取りまたは磁気データを書込むものである。
2は媒体搬送部であり、通帳等の媒体を搬送する媒体搬送路、媒体を挟持する搬送ローラおよびその搬送ローラを回転駆動させる搬送ローラ駆動アクチュエータ等の媒体搬送機構を備えたものである。この媒体搬送部2は図示しない媒体挿入排出口から挿入された通帳等の媒体を搬送ローラ等で挟持して所定の位置に搬送する。
また、搬送ローラ駆動アクチュエータはパルスモータ等で構成され、所定のパルスをパルスモータに与えることにより、その与えたパルスに対応する移動量で媒体を搬送することが可能である。
3は磁気ヘッド駆動部であり、磁気ストライプに記録された磁気データを読取り、また、磁気ストライプに磁気データを記録等する磁気ヘッド、その磁気ヘッドを固着した駆動ベルトおよび駆動ベルトに駆動を伝達して磁気ヘッドを移動させる磁気ヘッド駆動アクチュエータ等の磁気ヘッド駆動機構を備えたものである。この磁気ヘッド駆動部3により磁気ヘッドを媒体に貼付された磁気ストライプに接触させながら移動させることで磁気ストライプに記録されたデータを読取り、また、データを書き込むことができ、さらに書き込まれたデータを消去することができる。
4は磁気ストライプ読取り書込み部であり、磁気ヘッドを磁気ヘッド駆動部3で駆動して磁気ストライプに記録された磁気データを読取り、また、磁気ストライプに磁気データを記録する回路、さらに、磁気ストライプに記録された磁気データを消去する回路等を備えたものである。この磁気ストライプ読取り書込み部4で読み取った磁気データはデジタルデータに変換され、また、記憶部に格納されたデジタルデータを磁気ストライプに磁気データとして記録することができる。さらに、磁気ストライプに記録された磁気データを消去することもできる。
5は記憶部であり、メモリ素子等で構成されたものである。この記憶部5には上述した磁気ストライプ読取り書込み部4で読み取ったデジタルデータ、書込むデジタルデータ等の情報を記憶する。
また、媒体搬送部2において使用する媒体を移動させるパルス数、すなわち、媒体を停止させる位置情報等も記憶する。
6は制御部であり、媒体搬送部2、磁気ヘッド駆動部3および磁気ストライプ読取り書込み部4を含め通帳処理装置1全体の動作を記憶部5に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。また、この制御部6は図示しない通信部および通信回線7を介して上位装置と通信を行なう機能を有している。
図2は第1の実施例における通帳処理装置の構成を示す要部平面図、図3は第1の実施例における通帳処理装置の構成を示す要部側面図である。
図2および図3において、11は冊子類の媒体であり、例えば、通帳等である。
12は磁気ストライプであり、磁性体を粉体化した磁性粉を塗布したテープ等である。この磁気ストライプ12は磁気データを記録することができるものである。なお、本実施例では、磁気ストライプ12は媒体搬送部2により媒体11が搬送される方向に対して直交する方向に配置され、媒体11の下面に貼付されたものとする。
13は搬送ローラであり、挟持した媒体11を図2における矢印Aおよび矢印Bで示す方向に搬送するものである。
14は搬送ローラ駆動アクチュエータであり、パルスモータ等の回転角を制御することができるモータ等で構成され、このモータ等の回転軸に固着された搬送ローラ13を正逆両方向に回転駆動させることが可能なものである。この搬送ローラ駆動アクチュエータ14で搬送ローラ13を回転させ、搬送ローラ13により挟持された媒体11を所定の位置に搬送する。
15は媒体停止位置決めセンサであり、媒体11を搬送する搬送路に設けられ、媒体11の有無を検知する光学式センサ等である。この媒体停止位置決めセンサ15で搬送ローラ駆動アクチュエータ14および搬送ローラ13により搬送路上を搬送される媒体11の一端を検知し、その媒体11の一端を検知した位置から所定のパルスを搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給し、所望の位置に媒体11を停止させることができる。このようにして搬送ローラ駆動アクチュエータ14は媒体11を磁気ストライプ読取り、書込みおよび消去する位置に停止させる。
16は磁気ヘッドであり、磁気ストライプ12に接触した状態で移動させて磁気ストライプ12に記録された磁気データを読取り、また、磁気ストライプ12に磁気データを書き込むことができるものである。さらに、この磁気ヘッド16は磁気ストライプ12に記録された磁気データを消去することができるものである。
17は駆動ベルトであり、媒体11が搬送される方向に対し直交する方向に配置され、磁気ヘッド16が固着されたものである。この駆動ベルト17により磁気ヘッド16が移動する。
18は磁気ヘッド駆動アクチュエータであり、パルスモータ等の回転角を制御することができるモータ等で構成されたものである。この磁気ヘッド駆動アクチュエータ18の回転駆動は駆動ベルト17に伝達され、その駆動ベルト17に固着された磁気ヘッド16を媒体11が搬送される方向(図2における矢印Aおよび矢印Bで示す方向)に対して直交する方向に移動させるものである。したがって、磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動させ、磁気ヘッド16を磁気ストライプ12に接触させた状態で移動させることにより、磁気ストライプ12に記録された磁気データを読取り、また、磁気ストライプ12に磁気データを書き込むことができ、さらに磁気ストライプ12に書き込まれた磁気データを消去することができる。
19は磁気ヘッドホームポジションセンサであり、磁気ヘッド16が退避する位置に存在することを検知する光学式センサ等である。この磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオンしたとき磁気ヘッドが退避する位置に存在することを示し、オフのとき退避位置から外れていることを示す。
また、磁気ストライプ12の読取り、書込みおよび消去を行うために磁気ヘッド駆動アクチュエータ18で磁気ヘッド16を移動させるとき、この磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオフしてから所定の数のパルスを磁気ヘッド駆動アクチュエータ18に供給することにより磁気ヘッド16を所望の位置に移動させることができる。
さらに、磁気ヘッド16は磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオフしてから所定のパルス数移動した位置から磁気ストライプ12の読取り、書込みおよび消去を行うことができるものである。すなわち、制御部6、磁気ヘッド駆動部3および磁気ストライプ読取り書込み部4により、磁気ヘッド16が行う読取り、書込みおよび消去の動作において、その動作を開始する位置を所定の位置に制御することができる。
図4は第1の実施例における磁気ストライプと磁気ヘッドの関係を示す説明図である。
図4において、121はトラックであり、磁気ヘッド16により磁気ストライプ12上に書き込まれた磁気データである。
122はトラック幅であり、磁気ストライプ12におけるトラック121の高さ方向の距離を示すものである。このトラック幅122は磁気ヘッド16が書込む磁気データの幅と一致するものである。
上述した構成の作用について説明する。
図5は第1の実施例における磁気ストライプの書込み処理のフローチャートであり、Sで表すステップにしたがって説明する。
S1a:媒体搬送部2は搬送ローラ駆動アクチュエータ14を駆動し、通帳処理装置1に挿入された媒体11を搬送する。本実施例では、図2において、媒体11を矢印Aが示す方向、すなわち、媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」と検知する状態から「有」と検知する状態に変化する方向に搬送するものとする。
媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」から「有」を検知すると、すなわち、媒体11の一端を検知すると、媒体搬送部2は記憶部5から読み出された予め規定された数のパルスLW1を搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給して媒体11を搬送後、搬送ローラ駆動アクチュエータ14を停止し、図6(a)に示すように媒体11を停止させる。
S2a:媒体11を停止させると磁気ヘッド駆動部3は磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動し、磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオフしてから所定の数のパルスを供給して磁気ヘッド16を移動させて磁気ストライプ12に磁気データを書込む。このとき、磁気ヘッド駆動部3により予め決められた書込み開始位置に磁気ヘッド16が到達すると磁気ストライプ読取り書込み部4は磁気データの書込みを開始するものとする。
磁気データの書込みが終了すると磁気ヘッド駆動部3は磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動し、磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオンする位置まで磁気ヘッド16を移動して退避させる。
S3a:磁気ヘッド16を移動して退避させると媒体搬送部2は搬送ローラ駆動アクチュエータ14を駆動し、S1aで搬送した方向と反対の方向へ所定の移動量を確保するように媒体11を搬送する。本実施例では、図2において、媒体11を矢印Bが示す方向、すなわち、媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「有」と検知する状態から「無」と検知する状態に変化する方向に搬送するものとする。
その後、再度、媒体搬送部2は搬送ローラ駆動アクチュエータ14を駆動し、媒体11を搬送する。本実施例では、図2において、媒体11を矢印Aが示す方向、すなわち、媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」と検知する状態から「有」と検知する状態に変化する方向に搬送するものとする。
媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」から「有」と検知すると、すなわち、媒体11の一端を検知すると、媒体搬送部2は記憶部5から読み出された予め規定された数のパルスLW2を搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給して媒体11を搬送後、搬送ローラ駆動アクチュエータ14を停止し、媒体11を停止させる。
ここで、記憶部5から読み出された予め規定された数のパルスLW2はパルスLW1より大きな数値とする。ただし、パルスLW2はパルスLW1<パルスLW2<(パルスLW1+トラック幅122)の関係を満たすものとする。これにより、媒体11の搬送量が増加し、図6(b)に示すように磁気ヘッド16はS2aで書込みをした位置より磁気ストライプ12の高さ方向における上方に磁気データを書込むことが可能になる。すなわち、パルスLW1およびパルスLW2の値により所望のトラック幅122で磁気データを書込むことが可能になる。
S4a:S2aにおいて磁気ストライプ12に書き込んだ磁気データと同じ磁気データを書込む動作を行うが、その動作はS2aと同様なので説明を省略する。
なお、本実施例では、搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給するパルス数の関係をパルスLW1<パルスLW2としたが、パルスLW1>パルスLW2の関係になるようにしてもよい。また、磁気ストライプ12に同一の磁気データを書込む動作を2回行うようにしたが、3回以上の書込み動作を行うようにしてもよい。
このように、磁気ストライプ12に同一の磁気データを書込む動作を磁気ストライプ12の高さ方向にずらして2回以上行う。
以上説明したように、第1の実施例では、磁気ストライプの高さ方向に停止位置を変えた媒体11の磁気ストライプ12に2回以上同一の磁気データを書き込むようにしたため、磁気ヘッド16が1回の書き込み動作で書込むことができるトラック幅よりも広いトラック幅で磁気データを書き込むことができるという効果が得られる。

次に、第2の実施例を説明する。
第2の実施例の構成は上述した第1の実施例と同様であるので同一の符号を付してその説明を省略する。
図7は第2の実施例における磁気ストライプの書込み処理のフローチャートであり、Sで表すステップにしたがって説明する。
S1b:媒体搬送部2は搬送ローラ駆動アクチュエータ14を駆動し、通帳処理装置1に挿入された媒体11を搬送する。本実施例では、図2において、媒体11を矢印Aが示す方向、すなわち、媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」と検知する状態から「有」と検知する状態に変化する方向に搬送するものとする。
媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」から「有」を検知すると、すなわち、媒体11の一端を検知すると、媒体搬送部2は記憶部5から読み出された予め規定された数のパルスLE1を搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給して媒体11を搬送後、搬送ローラ駆動アクチュエータ14を停止し、図8(a)に示すように媒体11を停止させる。
S2b:媒体11を停止させると磁気ヘッド駆動部3は磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動し、磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオフしてから所定の数のパルスを供給して磁気ヘッド16を移動させて磁気ストライプ12に磁気データを書込む。このとき、磁気ヘッド駆動部3により予め決められた書込み開始位置に磁気ヘッド16が到達すると磁気ストライプ読取り書込み部4は磁気データの書込みを開始するものとする。
磁気データの書込みが終了すると磁気ヘッド駆動部3は磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動し、磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオンする位置まで磁気ヘッド16を移動して退避させる。
S3b:磁気ヘッド16を移動して退避させると媒体搬送部2は搬送ローラ駆動アクチュエータ14を駆動し、S1bで搬送した方向と反対の方向へ所定の移動量を確保するように媒体11を搬送する。本実施例では、図2において、媒体11を矢印Bが示す方向、すなわち、媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「有」と検知する状態から「無」と検知する状態に変化する方向に搬送するものとする。
その後、再び、媒体搬送部2は搬送ローラ駆動アクチュエータ14を駆動し、媒体11を搬送する。本実施例では、図2において、媒体11を矢印Aが示す方向、すなわち、媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」と検知する状態から「有」と検知する状態に変化する方向に搬送するものとする。
媒体停止位置決めセンサ15が媒体11を「無」から「有」と検知すると、すなわち、媒体11の一端を検知すると、媒体搬送部2は記憶部5から読み出された予め規定された数のパルスLE2を搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給して媒体11を搬送後、搬送ローラ駆動アクチュエータ14を停止し、媒体11を停止させる。
ここで、記憶部5から読み出された予め規定された数のパルスLE2はパルスLE1より大きな数値とする。ただし、パルスLE2はパルスLE1<パルスLE2<(パルスLE1+トラック幅122)の関係を満たすものとする。これにより、媒体11の搬送量を増加させることができる。
S4b:媒体11を停止させると磁気ヘッド駆動部3は磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動し、磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオフしてから所定の数のパルスを供給して磁気ヘッド16を移動させて磁気ストライプ12の磁気データを消去する。このとき、磁気ヘッド駆動部3により予め決められた書込み開始位置に磁気ヘッド16が到達すると磁気ストライプ読取り書込み部4は磁気データの消去を開始するものとする。
磁気データの消去が終了すると磁気ヘッド駆動部3は磁気ヘッド駆動アクチュエータ18を駆動し、磁気ヘッドホームポジションセンサ19がオンする位置まで磁気ヘッド16を移動して退避させる。
このようにして、図8(b)に示すように磁気ヘッド16はS2bで磁気データの書込みを行った位置より磁気ストライプ12の高さ方向における上方の磁気データを消去することが可能になる。すなわち、パルスLE1およびパルスLE2の値により所望のトラック幅122で磁気データを書き込むことができる。
なお、本実施例では、搬送ローラ駆動アクチュエータ14に供給するパルス数の関係をパルスLE1<パルスLE2としたが、パルスLE1>パルスLE2>(パルスLE1−トラック幅122)の関係になるようにしてもよい。また、磁気ストライプ12に対し1回の消去動作を行うようにしたが、2回以上の消去動作を行うようにしてもよい。
以上説明したように、第2の実施例では、媒体11の磁気ストライプ12に磁気データの書込みを行った後、媒体の停止位置をずらして磁気ストライプ12に書き込まれた磁気データを消去するようにしたため、磁気ヘッド16が1回の書き込み動作で書込むトラック幅よりも狭いトラック幅の磁気データを書き込むことができるという効果が得られる。
第1の実施例における通帳処理装置の構成を示すブロック図 第1の実施例における通帳処理装置の構成を示す要部平面図 第1の実施例における通帳処理装置の構成を示す要部側面図 第1の実施例における磁気ストライプと磁気ヘッドの関係を示す説明図 第1の実施例における磁気ストライプの書込み処理のフローチャート 第1の実施例における磁気ストライプの書込み処理の説明図 第2の実施例における磁気ストライプの書込み処理のフローチャート 第2の実施例における磁気ストライプの書込み処理の説明図
符号の説明
1 通帳処理装置
2 媒体搬送部
3 磁気ヘッド駆動部
4 磁気ストライプ読取り書込み部
5 記憶部
6 制御部
7 通信回線
11 媒体
12 磁気ストライプ
13 搬送ローラ
14 搬送ローラ駆動アクチュエータ
15 媒体停止位置決めセンサ
16 磁気ヘッド
17 駆動ベルト
18 磁気ヘッド駆動アクチュエータ
19 磁気ヘッドホームポジションセンサ

Claims (2)

  1. 磁気ストライプが貼付された通帳等の媒体を搬送する媒体搬送部と、前記媒体搬送部により搬送された媒体の磁気ストライプに対してデータの書込みを行なう磁気ヘッドを媒体の搬送方向と直交する方向に移動させる磁気ヘッド駆動部とを備えた通帳処理装置において、
    媒体停止位置決めセンサで媒体の一端を検知してからの搬送距離で示される複数の媒体停止位置を予め記憶する記憶部を設け、
    媒体搬送部が前記記憶部から読み出した一の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部が磁気ヘッドを移動して磁気ストライプに対してデータの書込みを行った後、さらに、前記記憶部から読み出した他の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部が磁気ヘッドを移動して前記データの書込みを開始した位置と同位置から前記データと同一のデータを磁気ストライプの高さ方向にずらして書込むようにしたことを特徴とする通帳処理装置。
  2. 磁気ストライプが貼付された通帳等の媒体を搬送する媒体搬送部と、前記媒体搬送部により搬送された媒体の磁気ストライプに対してデータの書込み、または書込み済みのデータを消去する磁気ヘッドを媒体の搬送方向と直交する方向に移動させる磁気ヘッド駆動部とを備えた通帳処理装置において、
    媒体停止位置決めセンサで媒体の一端を検知してからの搬送距離で示される複数の媒体停止位置を予め記憶する記憶部を設け、
    媒体搬送部が前記記憶部から読み出した一の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部が磁気ヘッドを移動して磁気ストライプに対してデータの書込みを行った後、さらに、前記記憶部から読み出した他の媒体停止位置に媒体を搬送し、磁気ヘッド駆動部が磁気ヘッドを移動し、前記磁気ストライプに書き込まれたデータの一部を磁気ストライプの高さ方向にずらして消去するようにしたことを特徴とする通帳処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014229041A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 媒体処理装置、媒体処理方法、及び媒体処理プログラム

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