JP6056863B2 - 車両用ルーフ装置 - Google Patents
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Description
本発明は、車両のルーフに形成された開口を可動パネルにより開閉するための車両用ルーフ装置に関するものである。
従来、車両用ルーフ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。図14に示すように、この車両用ルーフ装置は、車両のルーフに形成された開口の車両幅方向縁部に設けられるガイドレール101と、該ガイドレール101に沿って車両前後方向に移動自在に設けられたスライドシュー102と、該スライドシュー102に連結されるとともに可動パネル103を支持する支持部材104とを備える。
そして、図14(a)から図14(b)への変化で示すように、可動パネル103の全閉状態においてスライドシュー102を車両前方に移動させると、可動パネル103がチルトアップ作動する。また、図14(a)から図14(c)への変化で示すように、可動パネル103の全閉状態においてスライドシュー102を車両後方に移動させると、可動パネル103がチルトダウン作動するとともに、可動パネル103のチルトダウン状態においてスライドシュー102を車両後方に更に移動させると、該スライドシュー102と共に可動パネル103がスライド作動して開口の後方でルーフの下方に収まる。これにより、可動パネル103が全開状態となって、ルーフの開口が開放される。
また、ガイドレール101には、可動パネル103の後縁部の下側で車両幅方向に延設されたドレンチャンネル105の車両幅方向端部が車両前後方向に移動自在に設けられている。このドレンチャンネル105の車両幅方向端部は、車両幅方向に延びる軸線周りに支持部材104の後端部に回動自在に設けられている。このドレンチャンネル105は、可動パネル103の後縁部の下方に位置することで、雨水等の水滴を受けるようになっている。
なお、例えば可動パネル103が開作動する際、該可動パネル103と一体でドレンチャンネル105も車両後方に移動することになる。そこで、ドレンチャンネル105の開作動に連動して、天井内張に形成された開口を開閉するシェードパネル(図示略)を開作動させることも提案されている(例えば特許文献2など)。この場合、可動パネル103の開作動に連動してドレンチャンネル105と共にシェードパネルが車両後方に移動して、開口の後方で天井内張の上方(及びルーフの下方)に収まる。これにより、天井内張の開口が開放される。
ところで、シェードパネルを開作動させる際、その全開状態においても前端部を天井内張の開口に露出させることになる。これは、シェードパネルが開口の後方でルーフ及び天井内張の間に完全に収まってしまうと、手動による閉操作が不能になってしまうためである。この場合、シェードパネルの前端部が天井内張の開口に露出する分、開口量が低減されて開放感が損なわれる可能性がある。
そこで、全開状態にあるシェードパネルをルーフ及び天井内張の間に完全に収めて開口量を確保することも検討されている。しかしながら、この場合には、ルーフ及び天井内張の間に完全に収まっているシェードパネルを手動で閉操作することができなくなってしまう。
本発明の目的は、開口量を十分に確保しながらも、シェードパネルを手動で閉操作することができる車両用ルーフ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、車両のルーフに形成された開口を開閉するように適合される可動パネルと、前端部に操作ハンドルを有し、前記ルーフの開口と対応する位置で車両の天井内張に形成された開口を開閉するように適合されるシェードパネルと、前記ルーフの開口の車両幅方向両縁部に配設された一対のガイドレールと、前記ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に設けられた摺動部材と、前記可動パネルの後端部及び前記摺動部材に回動自在に連係されたドレンチャンネルとを備え、前記可動パネルが前記ルーフの開口を閉塞する全閉状態からチルトアップ作動する際には前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動し、前記可動パネルが全閉状態からチルトダウン作動する際には前記ドレンチャンネルが車両後方に移動しつつ回動し、前記可動パネルがチルトダウン状態で車両後方に移動する際には前記ドレンチャンネル及び前記摺動部材が車両後方に移動するとともに、当該ドレンチャンネルの移動にともなって車両後方へ押圧されることにより前記シェードパネルが一体で車両後方に移動し、それによって前記シェードパネルが前記ルーフ及び前記天井内張の間に完全に収まるように構成されており、前記シェードパネルに設けられた被係合部と、前記摺動部材に設けられた係合部であって、前記可動パネルがチルトダウン状態で前記ドレンチャンネル及び前記摺動部材と共に車両前方に移動する際には前記被係合部と係合して前記シェードパネルを車両前方に移動させ、それによって前記可動パネルの全閉状態において前記操作ハンドルを前記天井内張の開口に露出させる係合部とを備え、前記摺動部材は、前記可動パネルの全閉状態からのチルトアップ作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動する際に、車両前方への移動が規制されるように前記ドレンチャンネルに連係されている車両用ルーフ装置を提供する。
(第1の実施形態)
図1〜図7を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。なお、以下では、車両前後方向を「前後方向」といい、車両幅方向を「幅方向」という。また、車両高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。
図1〜図7を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。なお、以下では、車両前後方向を「前後方向」といい、車両幅方向を「幅方向」という。また、車両高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。
図1に示すように、車両用ルーフ装置10は、略四角形の開口12の形成された自動車などの車両のルーフ11に搭載されている。この車両用ルーフ装置10は、ルーフ11の開口12の幅方向の両側縁部に配置・固定される一対のガイドレール13を備える。各ガイドレール13は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して前後方向に延在する。
各ガイドレール13には、機能部品14が前後方向に移動可能に案内支持されている。そして、両機能部品14には、これらの間に橋渡しされる態様で、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル15の幅方向の両側縁部が固定・支持されている。
ここで、可動パネル15は、両機能部品14の作動に伴い、図2(a)から図2(b)への変化で示すように全閉状態からその前部を中心に一方向に回動することで後部が上動するチルトアップ作動、前部を中心に他方向に回動することで後部が下動するチルトダウン作動、及び前後方向へのスライド作動を行う。可動パネル15の開閉作動においては、チルトダウン状態のままスライド作動する、いわゆるインナースライディング式が採用されている。図2(c)に示すように、可動パネル15が車両後方に最大限に移動した全開状態では、ルーフ11の開口12の車両後方でルーフ11の下方に可動パネル15全体が配置されるようになっている。そして、全開状態にある可動パネル15は、ルーフ11の開口12に車両高さ方向で対向する略四角形の開口17の形成された天井内張16とルーフ11との間に完全に収まっている。
図6に拡大して示すように、ガイドレール13は、上方に開口する断面略C字状の第1ガイド部13aを有するとともに、該第1ガイド部13aの幅方向内側に並設された幅方向内側に開口する断面略U字状の第2ガイド部13bを有する。また、ガイドレール13は、第1ガイド部13aの幅方向外側に並設された上方に開口する断面略U字状のドレン部13cを有する。
そして、図3に示すように、機能部品14は、第1ガイド部13aに沿って前後方向に移動可能に案内支持されるリアシュー21を備えるとともに、該リアシュー21の前側で第1ガイド部13aに沿って前後方向に移動可能に案内支持されるフロントシュー22を備える。なお、リアシュー21は、電動モータ(図示略)に駆動連結されており、ガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って前後方向に移動駆動される。
また、機能部品14は、フロントシュー22に設けられた幅方向(図3において紙面に直交する方向)に中心線の延びる支持ピン24により前端部の軸支された支持部材23を備える。この支持部材23は、前後方向に延在しており、該支持部材23には、支持ピン24よりも車両後側に長孔状のガイド孔23aが形成されている。支持部材23は、リアシュー21に設けられた幅方向に中心線の延びる支持ピン25がガイド孔23aに挿通されることで、リアシュー21に対し回動可能且つガイド孔23aに沿って前後方向に移動可能に連結されている。そして、可動パネル15は、支持部材23において機能部品14に固定・支持されている。
ガイド孔23aは、図3に示す可動パネル15の全閉状態において、全体として車両後方に向かうに従い上昇するように傾斜しており、該可動パネル15の全閉状態でリアシュー21の支持ピン25は、ガイド孔23aの長手方向中間部に配置されている。従って、可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21がガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両前方に移動すると、支持部材23は、ガイド孔23aにおいて支持ピン25に押し上げられることで、前端部(支持ピン24)を中心に図示反時計回転方向に回動する。このとき、可動パネル15は、その前部に対して後部が上動するチルトアップ作動をする。反対に、可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21がガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両後方に移動すると、支持部材23は、ガイド孔23aにおいて支持ピン25に押し下げられることで、可動パネル15は、その前部に対して後部が下動するチルトダウン作動をする。
なお、可動パネル15のチルト作動時、支持ピン24において支持部材23から押圧されるフロントシュー22の前後方向への移動は、周知のチェック機構(図示略)で規制されている。そして、ガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿うリアシュー21の車両後方への移動に伴い、支持ピン25がガイド孔23aの終端(後端)に達すると、可動パネル15のチルトダウン作動が終了する。このとき、前述のチェック機構によるフロントシュー22の車両後方への移動規制が解除されるようになっている。従って、リアシュー21がガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両後方に更に移動すると、支持ピン25にガイド孔23aの押圧される支持部材23がフロントシュー22と一体になって車両後方に移動し、可動パネル15がチルトダウン状態のまま開作動する。これにより、可動パネル15が全開状態となって、ルーフ11の開口12が開放される。
なお、本実施形態では、リアシュー21を移動駆動する前述の電動モータの回転位置を適宜の回転センサ(図示略)で検出している。そして、例えば可動パネル15を全開状態で停止させる際には、回転センサにより電動モータが可動パネル15の全開状態に相当する回転位置に到達したことが検出されることで、電動モータの駆動を停止させている。つまり、可動パネル15の全開状態での停止は、回転センサにより検出された回転位置に基づく電動モータの電気的な制御で実現している。なお、可動パネル15の全開状態での停止は、電気的な制御で停止させずに機械的に停止させてもよいし、電気的な制御による停止と、機械的な停止とを併用してもよい。可動パネル15の全開状態では、該可動パネル15が開口12,17の車両後方で天井内張16とルーフ11との間に完全に収まっていることは既述のとおりである。
一方、可動パネル15の全開状態において、リアシュー21がガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両前方に移動したとする。このとき、前述のチェック機構により、支持部材23の前端部(支持ピン24)を中心とする回動が規制されている。従って、支持ピン25にガイド孔23aの押圧される支持部材23がフロントシュー22と一体になって車両前方に移動し、可動パネル15がチルトダウン状態のまま閉作動する。そして、可動パネル15が前述のチルトダウン作動を終了した状態まで復帰すると、前述のチェック機構により、支持部材23の回動規制が解除され、且つ、フロントシュー22の前後方向への移動が規制されるようになっている。従って、この状態で、リアシュー21がガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両前方に更に移動すると、支持部材23がガイド孔23aにおいて支持ピン25に押し上げられることで、可動パネル15は、その前部に対して後部が上動するチルトアップ作動をして全閉状態に復帰する。
図1に示すように、可動パネル15の後縁部の下方には、樹脂材からなる長尺状のドレンチャンネル30が当該方向に延設されている。このドレンチャンネル30は、両ガイドレール13(ドレン部13c)間に跨って幅方向に連通する略U字溝状のチャンネル部31を有する。
また、ドレンチャンネル30の幅方向各端部は、機能部品14の後側でガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って前後方向に移動自在に、且つ、幅方向に延びる軸線周りに回動自在に支持されている。
すなわち、図4及び図5に示すように、ガイドレール13(第1ガイド部13a)には、例えば樹脂材からなる略箱状の摺動部材40が第1ガイド部13aに沿って前後方向に移動可能に案内支持されている。この摺動部材40は、その後端部において幅方向(図4及び図5において紙面に直交する方向)に中心線の延びる略円柱状の支持軸41を有する。また、摺動部材40は、支持軸41の車両前方で幅方向に延びる略リブ状の係止壁42を上方に立設する。一方、ドレンチャンネル30の幅方向各端部は、車両後方に略向かって開口する略鋏状に成形されており、幅方向に連通する略U字溝状の軸受部32を有する。また、ドレンチャンネル30の幅方向各端部には、係止壁42に対向してその下端から上方に凹む係止溝33が形成されている。ドレンチャンネル30の幅方向各端部は、係止溝33に係止壁42を摺接させつつ軸受部32が支持軸41周りを回動することで、幅方向に延びる軸線周りに回動自在となるとともに車両高さ方向に抜け止めされ、且つ、係止溝33に係止壁42を嵌入させることで、支持軸41との間で前後方向に抜け止めされる。そして、ドレンチャンネル30の幅方向各端部は、摺動部材40と一体でガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って前後方向に移動自在となる。
また、図4に示すように、ドレンチャンネル30の幅方向各端部は、チャンネル部31から車両前方に延出する長尺状のアーム部34を有するとともに、該アーム部34の前端部から幅方向内側に突出するピン状の連結部35を有する。アーム部34は、支持部材23の後端部に形成された連結孔23bに連結部35が軸支されることで、支持部材23に対し回動自在に連結されている。従って、図4(a)から図4(b)への変化で示すように、可動パネル15のチルトアップ作動時に支持部材23が前端部(支持ピン24)を中心に図示反時計回転方向に回動すると、これに連動してアーム部34(ドレンチャンネル30)が図示時計回転方向に回動する。あるいは、図4(a)から図4(c)への変化で示すように、可動パネル15のチルトダウン作動時に支持部材23が前端部(支持ピン24)を中心に図示時計回転方向に回動すると、これに連動してアーム部34(ドレンチャンネル30)が図示反時計回転方向に回動する。
なお、図5(a)〜(c)に示すように、可動パネル15のチルト作動に伴うアーム部34(ドレンチャンネル30)のそれらの回動範囲内では、支持軸41及び係止壁42により摺動部材40に対して車両高さ方向及び前後方向に抜け止めされた状態を維持している。特に、図5(c)に示すように、可動パネル15のチルトダウン状態では、係止溝33に係止壁42が深く嵌入することで、摺動部材40に対してドレンチャンネル30が前後方向により堅固に抜け止めされている。
一方、可動パネル15の車両後方へのスライド作動時に支持部材23が車両後方に移動すると、該支持部材23にアーム部34を介して押圧されるドレンチャンネル30及び該ドレンチャンネル30(軸受部32)に支持軸41を介して押圧される摺動部材40が一体となって車両後方に移動する。あるいは、可動パネル15の車両前方へのスライド作動時に支持部材23が車両前方に移動すると、該支持部材23にアーム部34を介して引っ張られるドレンチャンネル30及び該ドレンチャンネル30(係止溝33)に係止壁42を介して押圧される摺動部材40が一体となって車両前方に移動する。既述のように、可動パネル15のチルトダウン状態では、摺動部材40に対してドレンチャンネル30が前後方向により堅固に抜け止めされていることで、これら摺動部材40及びドレンチャンネル30の一体での前後方向の移動がより安定化されている。
なお、図6及び図7に示すように、摺動部材40は、ガイドレール13(第1ガイド部13a)よりも上方に突出するその上端部から第2ガイド部13bを跨いで該第2ガイド部13bよりも更に幅方向内側に、且つ、ドレンチャンネル30のチャンネル部31よりも車両前方に延出する延出部43を有する。この延出部43の先端部には、略ブロック状の係合部44が設けられている。この係合部44の前端面は、略鋸歯状の刻み目が形成されて車両高さ方向に略沿って起立している。
両ガイドレール13の第2ガイド部13bには、図1に示すように、天井内張16の開口17を開閉可能な略四角板状のシェードパネル50の幅方向両縁部が摺動自在に支持されている。このシェードパネル50は、その前端部の幅方向中央部において、下方に凹んだ操作ハンドル50aを有する。
また、シェードパネル50は、ドレンチャンネル30(チャンネル部31)よりも後側に配置される後端縁の両ガイドレール13に挟まれる幅方向両両端部において、上方に突設された係合壁51を有する。これら係合壁51は、チャンネル部31の車両後方への移動軌跡を遮るように配置されている。従って、可動パネル15の車両後方へのスライド作動に伴ってドレンチャンネル30が一体となって車両後方に移動すると、チャンネル部31に係合壁51の押圧されるシェードパネル50も一体となって車両後方に移動する。つまり、シェードパネル50は、可動パネル15の開作動に連動して開作動する。
さらに、シェードパネル50は、その前端部において、各摺動部材40の係合部44に前後方向に対向して被係合部52を上方に突設する。各被係合部52は、係合部44の車両前方への移動軌跡を遮るように配置されている。被係合部52は、シェードパネル50と共に可動パネル15が全開状態まで車両後方に移動した後、可動パネル15が車両前方に移動する際に、該可動パネル15が全閉状態となる手前の所定位置に達したときに該可動パネル15(及びドレンチャンネル30)と共に車両前方に移動する摺動部材40の係合部44に当接するように配置されている。
つまり、全開状態に移動した可動パネル15と共に車両後方に最大限に移動したシェードパネル50は、可動パネル15が全閉状態に達するまでの間に、被係合部52が係合部44に押圧されることで、可動パネル15等と一体で車両前方に僅かに移動する。これは、図2(c)に示すように、可動パネル15の全開状態、即ち該可動パネル15と共にシェードパネル50が車両後方に最大限に移動した状態では、シェードパネル50も、開口12,17の車両後方で天井内張16とルーフ11との間に完全に収まっており、手動でのシェードパネル50の閉操作が不能となることによる。つまり、可動パネル15が全閉状態に達するまでの間に該可動パネル15等と一体でシェードパネル50を車両前方に僅かに移動させることで、図2(d)に示すように、その前端部(操作ハンドル50a)が天井内張16の開口17に露出して手動でのシェードパネル50の閉操作が可能となる。
次に、本実施形態の動作について説明する。
可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21が車両前方に移動すると、可動パネル15がチルトアップ作動する。このとき、可動パネル15(支持部材23)の後部が上動することで、これに伴って連結部35の上動するドレンチャンネル30が支持軸41を中心に回動する。これにより、ドレンチャンネル30は、車両前方に移動する係止溝33で係止壁42を押圧して、摺動部材40を車両前方に僅かに移動させる。従って、シェードパネル50は、その被係合部52が摺動部材40の係合部44に当接又は近接する状態であれば車両前方に僅かに移動することになり、被係合部52が係合部44から離れている状態(例えば天井内張16の開口17を閉鎖する状態)であれば停止したままである。
その後、可動パネル15のチルトアップ状態において、リアシュー21が車両後方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン作動してシェードパネル50を残置したまま全閉状態に復帰する。つまり、このときのシェードパネル50は停止したままである。
一方、可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21が車両後方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン作動を経て開作動する。これにより、可動パネル15が全開状態となって、ルーフ11の開口12が開放される。同時に、ドレンチャンネル30に押圧されるシェードパネル50も一体となって開作動することで、天井内張16の開口17が開放される。なお、可動パネル15の全開状態での停止は、回転センサにより検出された回転位置に基づく電動モータの電気的な制御で行われる。
その後、可動パネル15の全開状態において、リアシュー21が車両前方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン状態のまま閉作動した後にチルトアップ作動して全閉状態に復帰する。このとき、シェードパネル50は、当初は停止したままであり、可動パネル15が全閉状態となる手前の所定位置に達した後に、被係合部52が摺動部材40の係合部44に押圧されることで車両前方に僅かに移動する。これにより、シェードパネル50の前端部(操作ハンドル50a)が天井内張16の開口17に露出して手動でのシェードパネル50の閉操作が可能となる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、可動パネル15がチルトダウン状態で車両後方に移動する際にはドレンチャンネル30及び摺動部材40と共にシェードパネル50が一体で車両後方に移動して可動パネル15及びシェードパネル50が共にルーフ11及び天井内張16の間に完全に収まる。従って、ルーフ11の開口量及び天井内張16の開口量を十分に確保することができる。一方、可動パネル15がチルトダウン状態でドレンチャンネル30及び摺動部材40と共に車両前方に移動して全閉状態に復帰する際には、係合部44及び被係合部52の係合によってシェードパネル50が車両前方に移動し、操作ハンドル50aが天井内張16の開口17に露出する。従って、操作ハンドル50aを通じた手動によるシェードパネル50の閉操作が可能となる。
(2)本実施形態では、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動する際、ドレンチャンネル30が車両前方に移動しつつ回動することで、例えばガイドレール13上に停止したままの場合に比べて、可動パネル15の後縁部から滴下する雨滴等の水滴をより確実に受けることができる。
(3)本実施形態では、可動パネル15のチルトダウン状態で係止壁42が係止溝33に挿入されることで、摺動部材40に対してドレンチャンネル30を前後方向に抜け止めすることができる。
(第2の実施形態)
図8〜図10を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態では、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動する際、シェードパネル50の被係合部52が摺動部材40の係合部44に当接又は近接する状態であれば、シェードパネル50が車両前方に僅かに移動していた。第2の実施形態は、第1の実施形態におけるこのようなシェードパネル50の移動を解消できるように変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図8〜図10を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態では、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動する際、シェードパネル50の被係合部52が摺動部材40の係合部44に当接又は近接する状態であれば、シェードパネル50が車両前方に僅かに移動していた。第2の実施形態は、第1の実施形態におけるこのようなシェードパネル50の移動を解消できるように変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態のドレンチャンネル60の幅方向各端部は、その後端下部に幅方向に突設された略柱状の摺動部61により、ガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って前後方向に移動自在に、且つ、幅方向に延びる軸線周りに回動自在に支持されている。従って、図8(a)から図8(b)への変化で示すように、可動パネル15のチルトアップ作動時に支持部材23が前端部(支持ピン24)を中心に図示反時計回転方向に回動すると、これに連動してドレンチャンネル60が摺動部61を中心に図示時計回転方向に回動する。あるいは、図8(a)から図8(c)への変化で示すように、可動パネル15のチルトダウン作動時に支持部材23が前端部(支持ピン24)を中心に図示時計回転方向に回動すると、これに連動してドレンチャンネル60が図示反時計回転方向に回動する。
なお、ドレンチャンネル60の幅方向各端部は、その前端下部に略円柱状の支持軸部62を幅方向内側に突設する。この支持軸部62の先端部には、該支持軸部62を中心とする径方向に延出する略爪状の抜け止め片62aが形成されている。
一方、本実施形態の摺動部材65は、例えば樹脂材にて略箱状に成形されており、第1ガイド部13aに沿って前後方向に移動可能に案内支持されている。摺動部材65は、その前端部において幅方向(図8において紙面に直交する方向)に中心線の延びる略円柱状の支持軸66を有する。また、摺動部材65は、支持軸66の車両後方で、図10に併せ示すように、幅方向に延びる略リブ状の係止壁67を上方に立設する。
そして、ドレンチャンネル60と摺動部材65との間は、棒材からなるリンク70を介して連結されている。このリンク70の前端部は、車両前方に略向かって開口する略鋏状に成形されており、幅方向に連通する略U字溝状の軸受部71を有する。また、リンク70には、係止壁67に対向してその下端から上方に凹む係止溝72が形成されている。リンク70の前端部は、係止溝72に係止壁67を摺接させつつ軸受部71が支持軸66周りを回動することで、摺動部材65に対して幅方向に延びる軸線周りに回動自在となるとともに車両高さ方向に抜け止めされ、且つ、係止溝72に係止壁67を嵌入させることで、支持軸66との間で前後方向に抜け止めされる。
一方、リンク70の後端部には、幅方向に連通する略鍵穴状の連結孔73が形成されている。リンク70の後端部は、連結孔73に支持軸部62が挿入されることで、ドレンチャンネル60に対して幅方向に延びる軸線周りに回動自在となる。つまり、ドレンチャンネル60は、リンク70を介して摺動部材65に回動自在に連結されている。なお、リンク70の後端部は、抜け止め片62aを連結孔73に挿入した後にリンク70及びドレンチャンネル60を相対回動させることで、該連結孔73の周縁部に抜け止め片62aが係合してドレンチャンネル60に連結される。
既述のように、ドレンチャンネル60は、可動パネル15のチルト作動に伴って摺動部61を中心に回動する。そして、可動パネル15のチルトアップ作動時には、ドレンチャンネル60は、摺動部61を中心に回動しつつ車両前方に移動する。一方、摺動部材65は、リンク70を介してドレンチャンネル60に連結されることで、これらリンク70及びドレンチャンネル60によってその姿勢(第1ガイド部13aにおける前後方向の位置)が制御されている。
なお、図8(a)〜(c)に示すように、可動パネル15のチルト作動に伴うドレンチャンネル60及びリンク70のそれらの回動範囲内では、リンク70の後端部は、抜け止め片62aが連結孔73の周縁部に係合することでドレンチャンネル60に対して抜け止めされている。また、図9(a)〜(c)に示すように、可動パネル15のチルト動作に伴うリンク70のそれらの回動範囲内では、支持軸66及び係止壁67により摺動部材65に対して車両高さ方向及び前後方向に抜け止めされた状態を維持している。特に、図9(c)に示すように、可動パネル15のチルトダウン状態では、係止溝72に係止壁67が深く嵌入することで、摺動部材65に対してリンク70が前後方向により堅固に抜け止めされている。
ここで、図8(a)から図8(b)への変化で示すように、可動パネル15のチルトアップ作動時にドレンチャンネル60が摺動部61を中心に図示時計回転方向に回動すると、これに連動してリンク70が支持軸部62を中心に図示反時計回転方向に回動する。このとき、ドレンチャンネル60は、摺動部61を中心に回動しつつリンク70の後端部(連結孔73)と共に車両前方に移動する。同時に、リンク70の軸受部71は、摺動部材65と共に車両後方に移動する。このように、可動パネル15のチルトアップ作動に伴う連結孔73の車両前方への移動分を、軸受部71の車両後方への移動分で吸収することで、該軸受部71と共に摺動部材65が停止したままとなる。換言すれば、リンク70は、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動した際にドレンチャンネル60が回動しても、摺動部材65が前後方向に移動することがないようにその姿勢を制御している。これにより、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動しても、摺動部材65が停止したままであり、シェードパネル50(被係合部52)が摺動部材40の係合部44に押圧されて車両前方に移動するといったことが解消される。
なお、図8(a)から図8(c)への変化で示すように、可動パネル15のチルトダウン作動時には、ドレンチャンネル60及びリンク70の回動に伴って摺動部材65が車両後方に移動する。従って、この場合であっても、シェードパネル50(被係合部52)が摺動部材40の係合部44に押圧されて車両前方に移動するといったことが解消される。
次に、本実施形態の動作について説明する。
可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21が車両前方に移動すると、可動パネル15がチルトアップ作動する。このとき、可動パネル15(支持部材23)の後部が上動することで、これに伴って連結部35の上動するドレンチャンネル60が摺動部61を中心に回動する。これにより、ドレンチャンネル30は、リンク70の後端部(連結孔73)と共に車両前方に移動する。同時に、リンク70の軸受部71は、摺動部材65と共に車両後方に移動する。従って、可動パネル15のチルトアップ作動に伴う連結孔73の車両前方への移動分が、軸受部71の車両後方への移動分で吸収され、該軸受部71と共に摺動部材65が実質的に停止したままとなる。このため、シェードパネル50(被係合部52)が摺動部材65の係合部44に押圧されて車両前方に移動するといったことを解消できる。
その後、可動パネル15のチルトアップ状態において、リアシュー21が車両後方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン作動して全閉状態に復帰する。このときも、摺動部材65は実質的に停止したままとなり、シェードパネル50も自ずと停止したままとなる。
一方、可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21が車両後方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン作動を経て開作動する。これにより、可動パネル15が全開状態となって、ルーフ11の開口12が開放される。同時に、ドレンチャンネル60に押圧されるシェードパネル50も一体となって開作動することで、天井内張16の開口17が開放される。このとき、ドレンチャンネル60にリンク70を介して連結された摺動部材65は、ガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両後方に移動する。
その後、可動パネル15の全開状態において、リアシュー21が車両前方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン状態のまま閉作動した後にチルトアップ作動して全閉状態に復帰する。このとき、ドレンチャンネル60にリンク70を介して連結された摺動部材65は、ガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両前方に移動する。このため、シェードパネル50は、当初は停止したままであり、可動パネル15が全閉状態となる手前の所定位置に達した後に、被係合部52が摺動部材65の係合部44に押圧されることで車両前方に僅かに移動する。これにより、シェードパネル50の前端部(操作ハンドル50a)が天井内張16の開口17に露出して手動でのシェードパネル50の閉操作が可能となる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴ってドレンチャンネル60が車両前方に移動しつつ回動する際、リンク70により摺動部材65の車両前方への移動が規制される。従って、例えば摺動部材65が車両前方に移動して係合部44及び被係合部52が係合し、シェードパネル50を車両前方に位置ずれさせてしまうといった現象を解消できる。
(2)本実施形態では、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴ってドレンチャンネル60が車両前方に移動しつつ回動する際、該ドレンチャンネル60の車両前方への移動分を、リンク70の回動分で吸収することができる。このように、ドレンチャンネル60の回動に伴う該ドレンチャンネル60の車両前方への移動分を、リンク70による姿勢制御によってより高精度に吸収して摺動部材65が車両前方に移動しないようにできる。
(第3の実施形態)
図11〜図13を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、前記第2の実施形態とは異なる構成で、前記第1の実施形態におけるシェードパネル50の移動を解消できるようにしたものであるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図11〜図13を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、前記第2の実施形態とは異なる構成で、前記第1の実施形態におけるシェードパネル50の移動を解消できるようにしたものであるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態のドレンチャンネル80の幅方向各端部は、前記ドレンチャンネル30に準じて支持部材23に対し回動自在に連結されており、機能部品14の後側でガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って前後方向に移動自在に、且つ、幅方向に延びる軸線周りに回動自在に支持されている。
すなわち、ガイドレール13(第1ガイド部13a)には、例えば樹脂材からなる略箱状の摺動部材85が第1ガイド部13aに沿って前後方向に移動可能に案内支持されている。この摺動部材85は、その後端部において幅方向(図11において紙面に直交する方向)に中心線の延びる略円柱状の支持軸86を有する。また、摺動部材85は、支持軸86の車両前方で幅方向に延びる略リブ状の係止壁87を上方に立設する。
一方、ドレンチャンネル80の幅方向各端部には、後端部において、幅方向に連通する略弓形状の軸挿通孔81が形成されている。この軸挿通孔81には、摺動部材85の支持軸86が回動自在に、且つ、その延在方向に移動自在に遊挿されている。この軸挿通孔81は、可動パネル15の全閉状態において軸挿通孔81の延在方向中間部に支持軸86が配置され、且つ、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴ってドレンチャンネル80が支持軸86を中心に図示時計回転方向に回動した際の該支持軸86の相対的な移動軌跡に略沿うように成形されている。
換言すれば、図11(a)から図11(b)への変化で示すように、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴いドレンチャンネル80が支持軸86を中心に図示時計回転方向に回動すると、支持軸86は、軸挿通孔81内を相対的に空走する。従って、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動する際には、ドレンチャンネル80は、軸挿通孔81内に支持軸86を相対的に空走させつつ、該支持軸86を中心に回動する。これにより、可動パネル15が全閉状態からチルトアップ作動してドレンチャンネル80が回動しても、摺動部材85が前後方向に移動することはない。
また、図11(a)から図11(c)への変化で示すように、可動パネル15が全閉状態からのチルトダウン作動後にスライド作動すると、ドレンチャンネル80が支持軸86を中心に図示反時計回転方向に回動するとともに、軸挿通孔81の終端(前端)が支持軸86に達する。従って、可動パネル15(支持部材23)と共にドレンチャンネル80が車両後方に移動すると、軸挿通孔81に支持軸86の押圧される摺動部材85が一体で車両後方に移動する。
なお、可動パネル15の全閉状態からのチルトダウン作動時には、ドレンチャンネル80の回動に伴って摺動部材85が車両後方に移動する。従って、この場合であっても、シェードパネル50(被係合部52)が摺動部材85の係合部44に押圧されて車両前方に移動するといったことが解消される。
ここで、ドレンチャンネル80の幅方向各端部には、可動パネル15がチルトダウン状態にあるときの係止壁87に対向してその下端から上方に凹む係止溝82が形成されている。ドレンチャンネル30の幅方向各端部は、係止溝82に係止壁87を嵌入させることで、摺動部材85に対して前後方向に位置決めされる。従って、チルトダウン状態にある可動パネル15(支持部材23)と共にドレンチャンネル80が車両前方に移動すると、係止溝82に係止壁87の押圧される摺動部材85が一体で車両前方に移動する。
以上により、ドレンチャンネル80の幅方向各端部は、摺動部材85と一体でガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って前後方向に移動自在となる。
本実施形態では、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴いドレンチャンネル80が支持軸86を中心に図示時計回転方向に回動する際、摺動部材85の前後方向の移動をより確実に規制するためのチェック機構を備えている。
すなわち、図12(a)及び図13(a)に示すように、ガイドレール13には、第1ガイド部13aの幅方向内側の上壁13dに略四角形の切り欠き91が形成されている。そして、摺動部材85には、その下方で、切り欠き91と同等の前後方向の長さを有する略ブロック状のチェック部材92が幅方向に移動可能に、且つ、前後方向に移動不能に支持されている。図12(b)及び図13(b)に示すように、このチェック部材92の幅方向中間部には、車両高さ方向に連通する嵌合凹部93が形成されている。
また、チェック部材92は、その上端部を第1ガイド部13a(上壁13d)の上方に突出させている。そして、チェック部材92の嵌合凹部93よりも幅方向外側の上端面は、幅方向内側に向かうに従い、下方に向かうように傾斜するガイド面94を形成する。
一方、ドレンチャンネル80は、ガイド面94に対向して下方に延出する略板状の延出部83を有する。この延出部83は、摺動部材85を貫通している。そして、延出部83は、図12(b)に示すように、可動パネル15の全閉状態に相当するドレンチャンネル80の回動位置では、ガイド面94よりも上方に位置しており、図13(b)に示すように、可動パネル15のチルトダウン状態に相当するドレンチャンネル80の回動位置では、ガイド面94よりも下方に位置している。また、延出部83の先端面は、ガイド面94に合わせて幅方向内側に向かうに従い、下方に向かうように傾斜するガイド面84を形成する。
従って、図12(b)から図13(b)への変化で示すように、可動パネル15の全閉状態からのチルトダウン作動に伴い、ドレンチャンネル80が回動すると、チェック部材92は、延出部83の下動に伴いガイド面94がガイド面84に案内されることで幅方向外側に徐々に移動する。そして、嵌合凹部93が延出部83の位置に達すると、該延出部83が嵌合凹部93に嵌入することでチェック部材92の幅方向の移動が規制される。
反対に、可動パネル15のチルトダウン状態からのチルトアップ作動に伴い、ドレンチャンネル80が回動すると、チェック部材92は、延出部83の上動に伴い該延出部83が嵌合凹部93から外れて解放されることで、幅方向の移動規制が解除される。なお、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴い、ドレンチャンネル80が回動しても、延出部83が更に上動することになって、チェック部材92は延出部83から解放されたままである。
ここで、チェック部材92には、図12(a)及び図13(a)に示すように、摺動部材85に一方の脚部が弾性的に接触するトーションスプリング96の他方の脚部が係止されている。そして、チェック部材92は、トーションスプリング96により、幅方向内側に常時付勢されている。また、可動パネル15の全閉状態では、チェック部材92の前後方向の位置が切り欠き91に一致している。従って、図12(a)(b)に示すように、可動パネル15がチルトダウン作動して全閉状態に復帰すると、ドレンチャンネル80の回動に伴う延出部83の上動によって該延出部83からチェック部材92が解放され、同時にトーションスプリング96に付勢されるチェック部材92が幅方向内側に移動して切り欠き91に嵌入する。これにより、チェック部材92と共に摺動部材85の前後方向の移動が規制される。なお、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴い、ドレンチャンネル80が回動しても、延出部83が更に上動することになり、チェック部材92と共に摺動部材85の前後方向の移動が規制されたままであることはいうまでもない。
次に、本実施形態の動作について説明する。
可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21が車両前方に移動すると、可動パネル15がチルトアップ作動する。このとき、可動パネル15(支持部材23)の後部が上動することで、これに伴って連結部35の上動するドレンチャンネル80が軸挿通孔81内で支持軸86を空走させつつ該支持軸86を中心に回動する。この際、仮に支持軸86が軸挿通孔81に押圧されて摺動部材85が車両前方に移動しようとしても、切り欠き91に嵌入するチェック部材92により摺動部材85の移動が規制される。従って、シェードパネル50(被係合部52)が摺動部材85の係合部44に押圧されて車両前方に移動するといったことを解消できる。
その後、可動パネル15のチルトアップ状態において、リアシュー21が車両後方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン作動して全閉状態に復帰する。このとき、可動パネル15(支持部材23)の後部が下動することで、これに伴って連結部35の下動するドレンチャンネル80が軸挿通孔81内で支持軸86を空走させつつ該支持軸86を中心に回動する。この際、仮に支持軸86が軸挿通孔81に押圧されて摺動部材85が車両後方に移動しようとしても、切り欠き91に嵌入するチェック部材92により摺動部材85の移動が規制される。
一方、可動パネル15の全閉状態において、リアシュー21が車両後方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン作動を経て開作動する。このとき、可動パネル15(支持部材23)の後部が下動することで、これに伴って連結部35の下動するドレンチャンネル80が軸挿通孔81内で支持軸86を空走させつつ該支持軸86を中心に回動する。この際、チェック部材92は、ドレンチャンネル80と共に下動する延出部83のガイド面84にガイド面94が案内されることで、トーションスプリング96の付勢力に抗して幅方向外側に徐々に移動して切り欠き91から外れる。そして、延出部83が嵌合凹部93に嵌入することで、チェック部材92の幅方向の移動が規制される。従って、可動パネル15の開作動時、チェック部材92が前後方向に移動不能になって摺動部材85と共にドレンチャンネル80等が前後方向に移動不能になることはない。これにより、可動パネル15が全開状態となって、ルーフ11の開口12が開放される。同時に、ドレンチャンネル80に押圧されるシェードパネル50も一体となって開作動することで、天井内張16の開口17が開放される。また、ドレンチャンネル80に連結された摺動部材85は、チェック部材92と共にガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両後方に移動する。
その後、可動パネル15の全開状態において、リアシュー21が車両前方に移動すると、可動パネル15がチルトダウン状態のまま閉作動した後にチルトアップ作動して全閉状態に復帰する。このとき、シェードパネル50は、当初は停止したままであり、可動パネル15が全閉状態となる手前の所定位置に達した後に、被係合部52が摺動部材85の係合部44に押圧されることで車両前方に僅かに移動する。これにより、シェードパネル50の前端部(操作ハンドル50a)が天井内張16の開口17に露出して手動でのシェードパネル50の閉操作が可能となる。また、ドレンチャンネル80に連結された摺動部材85は、チェック部材92と共にガイドレール13(第1ガイド部13a)に沿って車両前方に移動する。可動パネル15が全閉状態に復帰する際、ドレンチャンネル80の上動に伴って延出部83から解放されたチェック部材92がトーションスプリング96に付勢されて切り欠き91に嵌入することで、チェック部材92と共に摺動部材85の前後方向の移動が規制される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様の効果及び前記第2の実施形態における(1)の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴ってドレンチャンネル80が車両前方に移動しつつ回動する際、支持軸86が軸挿通孔81を相対的に空走することで、ドレンチャンネル80が車両前方に移動しても、これに伴って摺動部材85が車両前方に移動しないようにできる。
(2)本実施形態では、可動パネル15の全閉状態からのチルトアップ作動に伴ってドレンチャンネル80が車両前方に移動しつつ回動する際、トーションスプリング96により幅方向に付勢されるチェック部材92が切り欠き91に嵌入することで、チェック部材92と共に摺動部材85の車両前方への移動をより堅固に規制することができる。
一方、可動パネル15の全閉状態からのチルトダウン作動に伴ってドレンチャンネル80が車両後方に移動しつつ回動する際、延出部83のガイド面84により幅方向に案内されるチェック部材92がトーションスプリング96の付勢力に抗して切り欠き91から外れることで、チェック部材92と共に摺動部材85の車両後方への移動が可能となる。従って、可動パネル15がチルトダウン状態で前後方向に移動する際に該可動パネル15等の移動がチェック部材92によって阻害されることはない。
(3)本実施形態では、可動パネル15の全閉状態からのチルトダウン作動に伴ってドレンチャンネル80が車両後方に移動しつつ回動する際に嵌合凹部93への延出部83の嵌入によってチェック部材92の幅方向への移動が規制される。このため、トーションスプリング96により幅方向に付勢されるチェック部材92がガイドレール13(上壁13d)に干渉することを抑えることができる。そして、可動パネル15がチルトダウン状態で前後方向に移動する際にチェック部材92がガイドレール13(上壁13d)に圧接して異音を発生したりすることを解消できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1の実施形態において、摺動部材40の係止壁42及びドレンチャンネル30の係止溝33はなくてもよい。ただし、可動パネル15のスライド作動時などに摺動部材40及びドレンチャンネル30の前後方向の相対移動をより堅固に規制するため、例えば支持軸41及び軸受部32に代えて、これら摺動部材40及びドレンチャンネル30にピンを貫通させてそれらを回動可能に連結することがより好ましい。
・前記第3の実施形態において、チェック部材92の嵌合凹部93及びドレンチャンネル80の延出部83はなくてもよい。
・前記第3の実施形態において、ガイドレール13(上壁13d)の切り欠き91、チェック部材92、トーションスプリング96及びドレンチャンネル80の延出部83はなくてもよい。
・前記第3の実施形態において、軸挿通孔81は、同一形状の溝状であってもよい。
・前記第3の実施形態において、ドレンチャンネル80及び摺動部材85と、軸挿通孔81及び支持軸86の配置関係は逆であってもよい。
・前記第3の実施形態において、トーションスプリング96に代えて、板ばねや圧縮ばねを採用してもよい。
・前記各実施形態においては、支持部材23を介して可動パネル15の後端部にドレンチャンネル30,60,80を連結したが、可動パネル15の後端部に直にドレンチャンネル30,60,80を連結してもよい。
・前記各実施形態においては、可動パネル15の開作動時にドレンチャンネル30,60,80でシェードパネル50を押圧してこれを開作動させたが、例えば摺動部材40,65,85などでシェードパネル50を押圧してこれを開作動させてもよい。
・前記各実施形態において、シェードパネル50に設けられた被係合部52は、シェードパネル50に一体に設けられていてもよいし、別体に設けられていてもよい。同様に、摺動部材40,65,85に設けられた係合部44は、摺動部材40,65,85に一体に設けられていてもよいし、別体に設けられていてもよい。
・前記各実施形態においては、シェードパネル50と共に全開状態にある可動パネル15をルーフ11及び天井内張16の間に完全に収めた。これに対し、全開状態にある可動パネル15をルーフ11及び天井内張16の間に完全に収めなくてもよい。
10…車両用ルーフ装置、11…ルーフ、12,17…開口、13…ガイドレール、15…可動パネル、16…天井内張、30,60,80…ドレンチャンネル、40,65,85…摺動部材、44…係合部、50…シェードパネル、50a…操作ハンドル、52…被係合部、61…摺動部、70…リンク(移動規制部)、81…軸挿通孔(軸挿入部)、83…延出部(案内部)、84…ガイド面(案内部)、86…支持軸、91…切り欠き、92…チェック部材、93…嵌合凹部、96…トーションスプリング(付勢部材)。
Claims (5)
- 車両のルーフに形成された開口を開閉するように適合される可動パネルと、
前端部に操作ハンドルを有し、前記ルーフの開口と対応する位置で車両の天井内張に形成された開口を開閉するように適合されるシェードパネルと、
前記ルーフの開口の車両幅方向両縁部に配設された一対のガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に設けられた摺動部材と、
前記可動パネルの後端部及び前記摺動部材に回動自在に連係されたドレンチャンネルとを備え、
前記可動パネルが前記ルーフの開口を閉塞する全閉状態からチルトアップ作動する際には前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動し、前記可動パネルが全閉状態からチルトダウン作動する際には前記ドレンチャンネルが車両後方に移動しつつ回動し、前記可動パネルがチルトダウン状態で車両後方に移動する際には前記ドレンチャンネル及び前記摺動部材が車両後方に移動するとともに、当該ドレンチャンネルの移動にともなって車両後方へ押圧されることにより前記シェードパネルが一体で車両後方に移動し、それによって前記シェードパネルが前記ルーフ及び前記天井内張の間に完全に収まるように構成されており、
前記シェードパネルに設けられた被係合部と、
前記摺動部材に設けられた係合部であって、前記可動パネルがチルトダウン状態で前記ドレンチャンネル及び前記摺動部材と共に車両前方に移動する際には前記被係合部と係合して前記シェードパネルを車両前方に移動させ、それによって前記可動パネルの全閉状態において前記操作ハンドルを前記天井内張の開口に露出させる係合部とを備え、
前記摺動部材は、前記可動パネルの全閉状態からのチルトアップ作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動する際に、車両前方への移動が規制されるように前記ドレンチャンネルに連係されている車両用ルーフ装置。 - 請求項1に記載の車両用ルーフ装置において、
前記ドレンチャンネルに形成され、前記ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に、且つ、前記ガイドレールに回動自在に設けられた摺動部と、
前記ドレンチャンネルを前記摺動部材に回動自在に連結するリンクとを有した、車両用ルーフ装置。 - 請求項1に記載の車両用ルーフ装置において、
前記ドレンチャンネル及び前記摺動部材のいずれか一方に設けられた支持軸と、
前記ドレンチャンネル及び前記摺動部材のいずれか他方に形成され、前記支持軸の遊挿された軸挿入部であって、前記可動パネルの全閉状態からのチルトアップ作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動する際に前記支持軸が相対的に空走するように適合された軸挿入部とを有した、車両用ルーフ装置。 - 請求項3に記載の車両用ルーフ装置において、
前記ガイドレールに形成された切り欠きと、
前記摺動部材に対して車両幅方向に移動可能に、且つ、車両前後方向に移動不能に設けられ、前記可動パネルの全閉状態からのチルトアップ作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動する際に前記切り欠きに嵌入するように適合されたチェック部材と、
前記可動パネルの全閉状態からのチルトアップ作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両前方に移動しつつ回動する際に前記チェック部材を前記切り欠きに嵌入する側の車両幅方向に付勢する付勢部材と、
前記ドレンチャンネルに設けられ、前記可動パネルの全閉状態からのチルトダウン作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両後方に移動しつつ回動する際に前記チェック部材を前記切り欠きから外れる側の車両幅方向に案内する案内部とを更に有した、車両用ルーフ装置。 - 請求項4に記載の車両用ルーフ装置において、
前記チェック部材に形成され、前記可動パネルの全閉状態からのチルトダウン作動に伴って前記ドレンチャンネルが車両後方に移動しつつ回動する際に前記案内部を嵌入させて前記チェック部材の車両幅方向への移動を規制するように適合された嵌合凹部を更に有した、車両用ルーフ装置。
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