JP6055369B2 - 半導体装置の製造装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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半導体装置の製造装置および半導体装置の製造方法に関する。
ウェーハの一方の面には多数の半導体装置の回路が形成されている。ウェーハの他方の面に接着剤層が形成される。
ダイシングブレードを用いてウェーハを個々の半導体チップに分割する際、半導体ウェーハ側からウェーハと共に、接着剤層をも分割する半導体装置の製造方法がある。この製造方法は、半導体チップと接着剤層の位置ずれを小さくすることができる。
一方、ウェーハを個々の半導体チップに分割する際、ウェーハにダイシングブレードを用いて溝を形成し、その後ウェーハの回路の形成されていない裏面から溝に達する厚さまで研削を行う、通称先ダイシングと呼ばれる半導体装置の製造方法がある。この製造方法は、半導体チップの厚さを薄くすることができる。
先ダイシングでは、裏面研削の際に半導体チップに分割するため、ウェーハの裏面にあらかじめ接着剤層を設けておくことができない。上記の2つの製造方向を組み合わせる事が出来ないため、厚さの薄い半導体チップに対し接着剤層の位置ずれを小さくすることが難しかった。
米国特許公開2005/0003636号明細書 米国特許公開2010/0227454号明細書
厚さの薄い半導体チップに対し接着剤層の位置ずれを小さくすることのできる半導体装置の製造装置、半導体装置の製造方法を提供する。
一実施形態に係る半導体装置の製造装置は、ロール状に巻かれたシートを供給するための供給部と、前記供給部のロール状に巻かれた前記シートから引き出された部分にウェーハを、前記シートの前記ウェーハの周囲に位置する余白部分に前記シートを引き延ばすためのリングを、貼り付けする貼り付け部と、を有し、前記シートは、基材と接着剤層とを備え、前記貼り付け部は、前記ウェーハに設けられた方向識別部を基準とした方向と、ロール状の前記シートの引き出し方向とのなす角が、15〜75度となるように貼り付けることを特徴とする。
一実施形態に係る半導体装置の製造方法は、ロール状に巻かれたシートから前記シートを引き出し、前記シートの引き出された部分に複数の半導体チップが設けられたウェーハと、前記シートの前記ウェーハの周囲に位置する余白部分にリングを貼り付け、前記ウェーハをステージに置き、前記ウェーハの前記シートに貼り付けられた面方向に前記ステージと前記リングとの距離を大きくすることにより、前記シートの接着剤層を前記半導体チップに応じた形状に分離し、前記接着剤層と共に個々の前記半導体チップを前記シートから剥離する半導体装置の製造方法であって、前記シートは、基材と、前記基材上に設けられた剥離促進層と、剥離促進層上に設けられた接着剤層とを備ることを特徴とする。
半導体装置の製造方法を示すフローチャート 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す断面図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 半導体装置の製造過程を示す断面図 半導体装置の製造過程を示す斜視図 製造装置を示す図 供給部材の断面構造図 供給部材の製造過程を示す図 製造装置を示す図 製造装置を示す図 製造装置を示す図 供給部材の伸び率と引張強度との関係図 距離と角度との関係図
以下、半導体装置の製造方法およびこの製造方法を適用した製造装置の一実施形態について、図1ないし図11を参照して説明する。尚、各実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、説明中の上下等の方向を示す用語は、後述する半導体基板の回路形成面側を上とした場合の相対的な方向を指し示し、重力加速度方向を基準とした現実の方向と異なる場合がある。
まず、本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。図1に、半導体装置の製造方法を示す。図2ないし図11に半導体装置の製造過程を示す。
まず、図2に示すように、複数の集積回路が形成されたウェーハ100の、各集積回路間に確保されたダイシングストリートに沿って、ブレード101を用いウェーハ100に溝102を形成する(ダイシング工程1)。この時、ウェーハ100の厚さより浅く、集積回路が形成された面(表面)側から、溝102を形成する。すなわち、ダイシング工程1の段階では、各集積回路は溝で区切られてはいるものの、それぞれ表面とは反対側の面(裏面)側において繋がっている状態となっている。
次に、図3に示すように、溝102が形成されたウェーハ100の表面に保護シート103を設ける。保護シート103は、集積回路を研削屑等のダストから保護するために設ける。また、保護シート103は、後述する裏面研削後に分離された各集積回路のそれぞれの位置を保持するために設ける。保護シートには、例えば塩化ビニルやポリオレフィンを主成分とする汚染物質の侵入を防止するための良好な接着性と、良好な剥離性とを兼ね備えたフィルムを用いる事ができる。
続いて、図4に示すように、回転する砥石やスラリーの供給されたパッド等の研削ツール104を用いて、ウェーハ100の裏面を研削する(裏面研磨工程2)。ウェーハ100の研削は、ウェーハ100の残厚が少なくともダイシング工程1において形成した溝102の深さに達するまで行う。溝102の深さに達するまで研削されたウェーハ100は、図5に示すように、各集積回路のそれぞれが分離された状態となる。
図6に示すように、各集積回路のそれぞれが分離された状態となったウェーハ100を、表面にダイアタッチフィルム(DAF105)が設けられたテープ106に載置する(ウェーハマウント工程3)。テープ106のウェーハ100の周囲に位置する余白部分には、ウェーハ100を支持し搬送するためのリング107を載置する。DAF105は、ウェーハマウント工程3において、ウェーハ100の裏面側に貼り付けられた状態となる。DAF105には例えばエポキシやポリイミド、アクリルを主成分とする粘着シートを用いる事ができる。テープ106には、例えば塩化ビニルやポリオレフィンを主成分とする伸長しやすい基材108上に、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂や紫外線を照射すると硬化して剥離しやすくなるエポキシを主成分とする紫外線硬化樹脂などを用いた剥離促進層(RL)109を設けた積層フィルムを用いることができる。
図7に示すように、テープ106に載置されたウェーハ100から、保護シート103を除去する。保護シート103が除去されたウェーハ100は、その表面側が露出し、裏面側はDAF105が貼り付けられた状態となる。なお、この段階において、図8に示す通り、ウェーハ100は各集積回路のそれぞれが分離された状態となっているが、DAF105は各集積回路に応じた形状に分離はされておらず、ウェーハ100全体の外形と略同一形状となっている。
図8および図9、図10に示すように、テープ106に載置されたウェーハ100の裏面側、すなわち基材108面側をステージ110に載置する。ウェーハ100のステージ110への載置後、リング107をウェーハ100に対して裏面側に相対的に距離Exだけ離れる方向に移動させる(エキスパンド工程4)。ウェーハ100をステージ110に載置した状態でリング107を移動させると、テープ106には張力が加わり、各集積回路同士の距離が離れる様にテープ106は伸長する。
テープ106に張力が加わると、テープ106に一方の面が貼り付けられているDAF105にも張力が加わる。テープ106の他方の面はウェーハ100に貼り付けられている。ここで、ウェーハ100にはシリコンやサファイア、ガリウムヒ素等の半導体材料を用いる。これら半導体材料はテープ106やDAF105に比べて弾性率は10倍以上と張力に対して伸長しにくい。すなわち、DAF105に加わった張力の大部分が、各集積回路間のダイシングストリート部分の伸長に作用する。この結果、リング107の移動がある一定限度を超えた時、DAF105はダイシングストリート部分にて破断し、ダイシングストリートで区画された部分(後述するチップ111)と略同一(厳密にはダイシングストリートで区画された部分に対し若干大き目の相似形)の形状に分離される。
上述するエキスパンド工程4の際、DAF105の破断伸度は130%以下であることが好ましく、より好ましくは50%以下であることが好ましい。これは、一辺20mmの正方形に半導体チップが分割されたφ300mmウェーハ100が、DAF105付きテープ106に貼り付けられた状態で30mmエキスパンドした(リング107をEx=30mmだけ裏面側に移動させた)場合、30μmのカーフ幅(半導体チップ間の距離)が130%に広がると算出されたことによる。この時、テープ106は均等に伸びると仮定している。さらに、エキスパンド工程4後のウェーハ自動搬送装置でのウェーハ100搬送性を考えると、エキスパンドする(リング107を裏面側に移動させる)距離Exは12mm以下とすることが好ましい。この時、上記仮定におけるダイシングラインの広がりは50%であることによる。ただし、破断伸度が1%未満の場合は、供給部201にて引き出し方向114に引き出す際にDAF105が破断してしまう可能性が高くなるため、適当でない。
図12は製造装置を示す図である。テープ106の半導体ウェーハ100の周りに高弾性率テープ117を付与することで、ウェーハ100外周の優先的な引き伸ばしを防ぎ、ウェーハ100面内均一に半導体素子間を広げることが可能となる。この時の高弾性率テープ117のサイズは、内径はφ305mmより大きく、外径は340mm以下とすることが好ましい。弾性率は、DAF105とテープ106との合成弾性率(積層体の見かけの弾性率)よりも高い弾性率が良い。
DAF105が分離された後、各集積回路毎に分離されたウェーハ100の各個片(チップ111)とDAF105とを1組毎にテープ106から剥離し、フレーム112にDAF105を介してチップ111を貼りつける(マウント工程5)。フレーム112にチップ111を貼りつけ後、フレーム112をオーブンやホットプレートを用いて加熱し、チップ111とフレーム112とを強固に固着する。
上述した半導体装置の製造方法によれば、裏面研削工程2に先立ってダイシング工程1を行った場合であってもDAF105をチップ111の外形と略同一形状をチップ111の裏面に設ける事ができる。また、DAF105のチップ111に対する位置は、DAF105がウェーハ100に貼り付けられた状態で、ダイシングストリートに沿って自己整合的に分離するので精度が高い。また、高い位置精度でDAF105を設けるための特別に必要な工程は、エキスパンド工程4のみである。エキスパンド工程4は、ウェーハ100に対して1回行うだけで済む。例えば、1ウェーハあたり300個のチップ111が設けられ、エキスパンド工程に3秒かかったとした場合、追加の必要がある特別な工程にかかる時間は、1つのチップ111あたり僅か0.01secであり、量産性が高い。
上述した半導体装置の製造方法に用いるDAF105およびテープ106について説明する。図13に示すように、テープ106には、基材108の一方の面に剥離促進層109が形成されている。テープ106の剥離促進層109の面側には、ウェーハ100を載置する前に、あらかじめDAF105が設けられた状態となっている。
テープ106は、図14に示すように、シート状の基材108の上にシート状の剥離促進層109とシート状のDAF105とを貼り合わせて形成することができる。基材108と剥離促進層109、DAF105とは、それぞれロール状に巻き取られた状態の材料を引き出し方向114の方向に引き出し、基材108と剥離促進層109、DAF105とを重ね合わせる。重ねあわされた基材108と剥離促進層109、DAF105とを、例えば加熱されたローラーを用いて圧力を加え、貼り合わせる。貼り合された基材108と剥離促進層109、DAF105とは、再びロール状の供給部材(シート)113として引き出し方向114の方向に巻き取られる。
なおこの時、ウェーハ100およびリング107が載置される部分以外の余白部分については、DAF105は特に必ず必要な部分ではない。従って図14に示す様に、不要DAF105−2としてウェーハ100を貼りつける前に除去しておくことができる。
上述した半導体装置の製造方法を適用した製造装置の一実施形態について説明する。図15に半導体装置の製造方法を適用した製造装置の一部を図示する。製造装置にはロール状の供給部材113を供給する供給部201が設けられている。供給部201は供給部材113を引き出し方向114の方向に引き出して供給する。
引き出された供給部材113のDAF105が設けられている位置に、ウェーハ100とリング107とを貼り付けするための貼り付け部202が設けられている。貼り付け部202にはウェーハ100とリング107とを載置するための載置部115が設けられている。
載置部115にてウェーハ100とリング107とを供給部材113に貼り付けした後、リング107の周囲にある不要供給部材113−2は、回収部203にて回収される。
供給部材113にウェーハ103とリング107とを貼りつけるために、供給部113を支持するための支持部204が設けられている。支持部204は、載置部115を供給部材113に向かって貼りつけるために距離を小さくし、最終的に貼りつけるために、供給部材113を支持する。
ここで、ウェーハ100には方向識別部116が設けられている。方向識別部116は、2方向あるダイシングストリートのうちのいずれか一方を基準とした方向に対して、ウェーハ100の方向を識別可能となるように設けられている。
貼り付け部202は、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度とが、15〜75度となるように貼り付ける。方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度とが、15〜75度となるように貼り付けるためには、例えば図16に示す様に、載置部115にウェーハ100とリング107とを載置した後、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度とが15〜75度となるようにウェーハ100を載置したまま回転させ、その後供給部材113と張り付けることができる。
もしくは、図17に示す様に、載置部115にリング107を載置した後、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度とが15〜75度となるように方向を合わせた状態でウェーハ100を載置部115に載置し、その後供給部材113と張り付けることができる。
図18と図19とを用いて、ウェーハ100に設けられたダイシングストリートの一方を基準とした方向識別部116と、引き出し方向114とのなす角度について説明する。図17は、供給部材113の引き出し方向114と引き出し方向と直行する方向117における、供給部材113を引っ張った際の伸び率とその際にかかる力、すなわち引っ張り強度との関係を示した図である。
図18に示した通り、引き出し方向114と方向117とで引っ張り強度と延びとの関係が異なる。この異方性のある供給部材113をエキスパンド工程4において伸長させると、その伸長する量が引き出し方向114と方向117とで異なってしまう。これは、供給部材113の製造工程において、ロール状に巻き取られた基材108と剥離促進層109やDAF105を引き出し方向に引き出しながら圧力を加えているためと思われる。
そこで、図19に示した通り、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度とを変化させながら、エキスパンド工程4を実施し、DAF105の分離状態および剥離促進層109の状態を評価した。距離Exが2.5mmではどの様に方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度とを変化させても、ウェーハ100面内の一部において、DAF105を完全に分離できなかった。一方、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度がいずれの角度であっても、距離Exが3.0mmであった場合にはDAF105は良好に分離できた。
方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度が0度および90度の場合、距離Exが3.5mmであった場合には、DAF105は良好に分離できたものの、剥離促進層109についてまでも分離されてしまった。
また、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度が15度および75度の場合、距離Exが3.0mm〜4.0mmであった場合にはDAF105は良好に分離できた。距離Exが5.0mmであった場合には、DAF105は良好に分離できたものの、剥離促進層109についてまでも分離されてしまった。すなわち、角度15〜75度については、距離Exについて広いマージンをもって製造することができる。
さらに、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度が30度〜60度の場合、距離Exを9.0mmとした場合であっても、DAF105は良好に分離でき、かつ剥離促進層109は分離されなかった。すなわち、角度30〜60度については、距離Exについてさらに広いマージンをもって製造することができる。
上述した製造装置によれば、上述した半導体製造装置の製造方法と同様に、裏面研削工程2に先立ってダイシング工程1を行った場合であってもDAF105をチップ111の外形と略同一形状をチップ111の裏面に設ける事ができる。また、DAF105のチップ111に対する位置は、DAF105がウェーハ100に貼り付けられた状態で、ダイシングストリートに沿って自己整合的に分離するので精度が高い。また、高い位置精度でDAF105を設けるため、特別に必要な工程は、エキスパンド工程4のみである。エキスパンド工程4は、ウェーハ100に対して1回行うだけで済む。
さらに、方向識別部116にて識別された方向と引き出し方向114とのなす角度を26〜75度にした場合においては、広いマージンをもって製造することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、各実施形態に示した構成、各種条件に限定されることはなく、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…ウェーハ、101…ブレード、102…溝、103…保護シート、104…研削ツール、105…DAF、106…テープ、107…リング、108…基材、109…剥離促進層、110…ステージ、111…チップ、112…フレーム、113…供給部材、114…引き出し方向、115…載置部、116…方向識別部、117…高弾性率テープ、201…供給部、202…貼り付け部、203…回収部、204…支持部

Claims (5)

  1. ロール状に巻かれたシートから前記シートを引き出し、
    前記シートの引き出された部分に複数の半導体チップが設けられたウェーハと、前記シートの前記ウェーハの周囲に位置する余白部分にリングを貼り付け、
    前記ウェーハをステージに置き、前記ウェーハの前記シートに貼り付けられた面方向に前記ステージと前記リングとの距離を大きくすることにより、前記シートの接着剤層を前記半導体チップに応じた形状に分離し、
    前記接着剤層と共に個々の前記半導体チップを前記シートから剥離する半導体装置の製造方法であって、
    前記シートは、基材と、前記基材上に設けられた剥離促進層と、剥離促進層上に設けられた前記接着剤層とを備え、前記シートの引き出し方向における引っ張り強度と前記引き出し方向と直行する方向における引っ張り強度が異なり、
    前記貼り付け部は、前記ウェーハに設けられた方向識別部を基準とした方向と、ロール状の前記シートの引き出し方向とのなす角が、15〜75度となるように貼り付けることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. ロール状に巻かれたシートを供給するための供給部と、
    前記供給部のロール状に巻かれた前記シートから引き出された部分にウェーハを、前記シートの前記ウェーハの周囲に位置する余白部分に前記シートを引き延ばすためのリングを、貼り付けする貼り付け部と、を有し、
    前記シートは、基材と接着剤層とを備え、前記シートの引き出し方向における引っ張り強度と前記引き出し方向と直行する方向における引っ張り強度が異なり、
    前記貼り付け部は、前記ウェーハに設けられた方向識別部を基準とした方向と、ロール状の前記シートの引き出し方向とのなす角が、15〜75度となるように貼り付けること
    を特徴とする半導体装置の製造装置。
  3. 前記貼り付け部は、前記ウェーハと前記リングとを置くための載置部と、
    前記載置部に置かれた前記ウェーハと前記リングに対し、前記シートを貼り付けるために距離を近づけるために前記シートを引き出し方向に支持する支持部と、
    を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造装置。
  4. 前記貼り付け部は、前記方向識別部を基準とした方向と、前記角が、15〜75度となる方向に、前記載置部に前記ウェーハを置かれた後、前記シートを貼りつけることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造装置。
  5. 前記載置部は、前記方向識別部を基準とした方向と、前記角が、15〜75度となる方向となるように、前記ウェーハが載置された状態で回転することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造装置。
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