JP6270671B2 - 半導体製造装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

実施形態の発明は、半導体製造装置および半導体装置の製造方法に関する。
半導体パッケージの製造工程において、ダイシングにより分割された半導体チップ等の複数の半導体部品をエキスパンドテープ上に接着層を挟んで貼り付けた状態で、エキスパンドテープを引き伸ばして半導体部品に応じて接着層を分割する方法が知られている。接着層を分割することにより、例えば分割された接着層と共に半導体部品をピックアップし、そのまま別の基板等に貼り付けることができる。
エキスパンドテープを引き伸ばすことにより接着層を分割する場合、接着層の一部に未分割領域が生じやすいといった問題がある。接着層に未分割領域が生じると、例えばピックアップ工程において半導体部品から接着層が剥がれやすくなる。接着層の未分割領域の発生を抑制するためには、例えばエキスパンドテープの引き伸ばし力を強くすることが考えられる。しかしながら、エキスパンドテープに対する引き伸ばし力が強すぎると、半導体部品の割れや剥がれ等が起こりやすくなる。
特開2014−082445号公報
実施形態の発明が解決しようとする課題は、複数の半導体部品をエキスパンドテープ上に接着層を挟んで貼り付けた状態でエキスパンドテープを引き伸ばすことにより接着層を分割する場合において、未分割領域の発生を抑制することである。
実施形態の半導体製造装置は、ウェハリングと、ウェハリングにより周縁が固定されたエキスパンドテープと、エキスパンドテープ上に接着層を挟んで貼りつけられ、互いに分割された複数の半導体部品と、を備える被処理体に対し、エキスパンドテープに重畳するように押し当てられるエキスパンドリングと、中空部を有し、中空部において少なくとも複数の半導体部品が露出するようにウェハリングを押さえる押さえ用リングと、ウェハリングとエキスパンドリングとの間に高低差を生じさせてエキスパンドテープを引き伸ばすように、被処理体およびエキスパンドリングの少なくとも一方を昇降させる駆動機構と、を具備する。エキスパンドテープの引き伸ばし時において、エキスパンドテープの樹脂流れ方向(MD)に垂直な垂直方向(TD)の押さえ用リングの内周とエキスパンドリングの外周との間隔は、樹脂流れ方向の前記間隔よりも狭い。
接着層の分割方法例を説明するための図である。 接着層の分割方法例を説明するための図である。 引っ張り試験結果を示す図である。 エキスパンドテープを引き伸ばしたときの平面方向の被処理体の一部の拡大図である。 引き伸ばし時のエキスパンドテープの引き伸ばし量の計算例を説明するための図である。 半導体装置の製造方法例を示すフローチャートである。 エキスパンドリングの構造例を示す図である。 半導体装置の製造方法例を説明するための図である。 半導体装置の製造方法例を説明するための図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図面は模式的なものであり、例えば厚さと平面寸法との関係、各層の厚さの比率等は現実のものとは異なる場合がある。また、実施形態において、実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し説明を省略する。
図1および図2は、半導体製造装置を使用して、複数の半導体部品をエキスパンドテープ上に接着層を挟んで貼り付けた状態でエキスパンドテープを引き伸ばすことにより接着層を分割する例(接着層の分割方法例)を説明するための図である。図1は、平面図であり、図2は側面図である。なお、図1または図2において、便宜のため一部の構成要素を省略している。
図1および図2では、被処理体1と、押さえ用リング2と、エキスパンドリング3と、駆動機構4と、を図示している。被処理体1は、ウェハリング11と、エキスパンドテープ12と、接着層13と、被処理基板14と、を備える。実施形態の半導体製造装置は、少なくとも押さえ用リング2、エキスパンドリング3、および駆動機構4とを具備していればよく、被処理体1は、例えば半導体製造装置の使用時に外部から搬送される。
ウェハリング11は、中空部を備える。ウェハリング11は、エキスパンドテープ12を固定する機能を有する。ウェハリング11の中空部は、例えば円状の平面形状を有する。
エキスパンドテープ12の周縁は、ウェハリング11により固定される。エキスパンドテープ12は、例えば被処理基板14を搭載するための第1の粘着領域と第1の接着領域の外周に設けられ、ウェハリング11に貼り付けられる第2の粘着領域とを有する。このとき、ウェハリング11の中空部において第1の粘着領域が露出するように固定される。
エキスパンドテープ12の平面形状は、特に限定されないが、例えば円形状であることが好ましい。エキスパンドテープ12としては、例えば塩化ビニル、ポリオレフィン等を主成分とする基材と、基材上に設けられ、エポキシ樹脂等の紫外線硬化型樹脂を主成分とする粘着層とを有する積層フィルム等を用いることができる。
エキスパンドテープ12は、樹脂をシート状に成形して形成されるため、樹脂流れ方向(Machine Direction:MD)と、樹脂流れ方向に垂直な垂直方向(Transverse Direction:TD)とを有する。例えば、シート状にエキスパンドテープを形成し、シートの一部を切り出してエキスパンドテープ12として用いる場合、エキスパンドテープ12のシートの長軸方向が樹脂流れ方向(MD)となる。なお、垂直とは、垂直方向から±10度以内の状態(略垂直)も含んでいてもよい。
接着層13は、エキスパンドテープ12上に設けられる。接着層13は、エキスパンドテープ12と被処理基板14とを接着する機能を有する。接着層13において、被処理基板14に対する接着強度は、エキスパンドテープ12に対する接着強度よりも高いことが好ましい。接着層13としては、例えばダイアタッチフィルム(Die Attach Film:DAF)等を用いることができる。DAFとしては、例えばエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂等を主成分とする粘着シートを用いることができる。なお、図1において、接着層13は、円状の平面形状を有しているが、被処理基板14の平面形状に応じて異なる平面形状を有する接着層13を用いてもよい。
被処理基板14は、接着層13を挟んでエキスパンドテープ12に貼り付けられる。被処理基板14は、分割された複数の半導体部品14aを有する。図1において、被処理基板14は、円状の平面形状を有しているが、これに限定されず、例えば四角形状の平面形状を有していてもよい。
被処理基板14としては、例えば半導体素子が形成された半導体基板や、配線基板と配線基板上に積層された複数の半導体チップとを有するパッケージ基板等が挙げられる。例えば、半導体基板を分割することにより半導体部品14aとして半導体チップを形成することができる。また、パッケージ基板を分割することにより、半導体部品14aとしてパッケージ部品(半導体パッケージ)を形成することができる。
パッケージ部品としては、例えば複数の半導体チップを積層させたTSV(Through Silicon Via)方式の積層構造を有する半導体パッケージが挙げられる。TSV方式による積層構造の半導体パッケージは、例えばリードフレーム等の基板と、基板上に積層された複数の半導体チップと、を備える。複数の半導体チップは、半導体チップに設けられたバンプおよび半導体チップを貫通する貫通電極により互いに電気的に接続される。このように、TSV方式の積層構造の半導体パッケージを用いることにより、チップ面積を小さくすることができ、接続端子数を増やすことができるため、接続不良等を抑制することができる。
押さえ用リング2は、中空部を有する。押さえ用リング2は、エキスパンドテープ12を引き伸ばす際に、中空部において少なくとも複数の半導体部品14aが露出するようにウェハリング11を押さえる機能を有する。
エキスパンドリング3は、エキスパンドテープ12を引き伸ばす際に被処理体1に対し、エキスパンドテープ12に重畳するように押し当てられる。図1において、エキスパンドリング3は、中空部を有する環状構造であるが、これに限定されず、必ずしも中空部を設けなくてもよい。
図1において、エキスパンドリング3の外周は第一方向の幅に比べ、第一方向に直交する第二方向の幅が小さい形状、例えば第一方向を長径、第二方向を短径とする楕円形状を有する。このとき、押さえ用リング2の内周は例えば円形状を有し、エキスパンドリング3の長径は、ウェハリング11の内周の径および押さえ用リング2の内周の径よりも短いことが好ましい。また、エキスパンドリング3の短径は、被処理基板14の径よりも大きいことが好ましい。これにより、エキスパンドテープ12の樹脂流れ方向(MD)と垂直方向(TD)とでエキスパンドテープ12の引き伸ばし量を異ならせることができる。
なお、エキスパンドリング3の代わりに押さえ用リング2の内周が第一方向の幅に比べ、第一方向に直交する第二方向の幅が小さい形状、例えば第一方向を長径、第二方向を短径とする楕円形状を有していてもよい。このとき、エキスパンドリング3の外周が円形状を有し、エキスパンドリング3の径は、押さえ用リング2の内周の短径よりも小さく、被処理基板14の径よりも大きいことが好ましい。
駆動機構4は、ウェハリング11とエキスパンドリング3との間に高低差を生じさせてエキスパンドテープ12を引き伸ばすように、被処理体1およびエキスパンドリング3の少なくとも一方を昇降させる機能を有する。駆動機構4は、例えば被処理体1およびエキスパンドリング3の少なくとも一方を昇降させる駆動部と、駆動部を制御する制御部とを備える。制御部は、例えばCPU(Central Processing Unit)、メモリ、論理回路等を有する。なお、図2において、駆動機構4は、エキスパンドリング3に接続されているが、これに限定されず、押さえ用リング2に接続されていてもよい。
接着層の分割方法例では、エキスパンドテープ12を引き伸ばす際、エキスパンドテープ12の垂直方向(TD)における押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間隔(D1)は、樹脂流れ方向(MD)における押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間隔(D2)よりも狭くなる(D1<D2)。
エキスパンドテープは、樹脂流れ方向(MD)の伸び率と垂直方向(TD)の伸び率とが異なる異方性を有する場合が多い。上記異方性は、例えばエキスパンドテープの製造工程において、ロール状に巻き取られたシート状のエキスパンドテープを引き出し方向に引き出しながら圧力を加えることや材料特性により生じると考えられる。
図3は、エキスパンドテープを用いた引っ張り試験結果の一例を示す図である。図3(A)ないし図3(C)のそれぞれでは、樹脂流れ方向(MD)に引っ張るサンプルの引っ張り試験結果(実線)と垂直方向(TD)に引っ張るサンプルの引っ張り試験結果(点線)を示している。
図3(A)ないし図3(C)に示すように、テープ伸び率が100%のときの垂直方向(TD)に引っ張ったサンプルに対する樹脂流れ方向(MD)に引っ張ったサンプルの引っ張り強さの比(σMD/σTD)は、それぞれ1.1、1.6、1.9となる。いずれの結果においても垂直方向(TD)に引っ張ったサンプルの引っ張り強さよりも樹脂流れ方向(MD)に引っ張ったサンプルの引っ張り強さが高い。このことから、エキスパンドテープは、樹脂流れ方向(MD)よりも垂直方向(TD)に降伏しやすい特性を有することがわかる。
上記樹脂流れ方向(MD)よりも垂直方向(TD)に降伏しやすい特性を有するエキスパンドテープを図1および図2に示すエキスパンドテープ12として用いる場合、例えば押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間隔がD1=D2であると、エキスパンドテープ12を引き伸ばしたときの接着層13の伸びやすさも樹脂流れ方向(MD)と垂直方向(TD)方向とで異なってしまう。
図4は、エキスパンドテープを引き伸ばしたときの平面方向の被処理体の一部の拡大図である。D1=D2の場合、樹脂流れ方向(MD)ではエキスパンドテープ12が伸びやすいため、図4(A)に示すように、複数の半導体部品14a間の接着層13が十分に広がる。一方、垂直方向(TD)では、エキスパンドテープ12が伸びにくいため、複数の半導体部品14a間の接着層13が広がりにくい。よって、垂直方向(TD)において、接着層13の未分割領域が生じやすい。
これに対し、D1<D2の場合、垂直方向(TD)において、エキスパンドテープ12の引き伸ばし量を大きくすることができる。よって、図4(B)に示すように、垂直方向(TD)において、複数の半導体部品14a間の接着層13の広がりが大きくなり、接着層13を分割しやすくすることができる。
図3に示す引っ張り試験結果を考慮すると、垂直方向(TD)と樹脂流れ方向(MD)との引っ張り強さの比(σMD/σTD)は、1.0よりも大きく2.0よりも小さい範囲である。よって、垂直方向(TD)の複数の半導体部品14a間の接着層13の広がりと樹脂流れ方向の複数の半導体部品14a間の接着層13の広がりとを差を小さくするためには、垂直方向(TD)のエキスパンドテープ12の引き伸ばし量を大きくすることが好ましい。
引き伸ばし時のエキスパンドテープの引き伸ばし量は、引き伸ばし前のエキスパンドテープ12の長さと引き伸ばし時のエキスパンドテープ12の長さとの差から求めることができる。例えば、引き伸ばし時の押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間のエキスパンドテープ12の長さをLafterとし、引き伸ばし前の押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間のエキスパンドテープ12の長さをLbeforeとし、エキスパンドテープ12の引き伸ばし力を決定する押さえ用リング2とエキスパンドリング3との高低差をEx’dとしたとき、三平方の定理に基づいて、Lafter=(Lbefore +Ex’d0.5の関係が成り立つ。よって、Lafter−Lbeforeの値を求めることにより、引き伸ばし時のエキスパンドテープ12の引き伸ばし量を求めることができる。
このとき、下記式(1)で表されるエキスパンドテープ12を引き伸ばしたときのエキスパンドテープ12の樹脂流れ方向(MD)の引き伸ばし量に対する垂直方向(TD)の引き伸ばし量の比Lrateは、例えば1.0よりも大きく2.0よりも小さい、さらには1.1以上1.9以下であることが好ましい。
Figure 0006270671
(式(1)中、Lbefore_MDは引き伸ばし前の樹脂流れ方向(MD)における押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間のエキスパンドテープ12の長さ、Lbefore_TDは引き伸ばし前の垂直方向(TD)における押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間のエキスパンドテープ12の長さ、Ex’dは、押さえ用リング2とエキスパンドリング3との高低差をそれぞれ表す。)
図5は、エキスパンドテープの引き伸ばし量の計算例を説明するための図である。例えば、引き伸ばし前の被処理基板14の径を300mm、エキスパンドリング3の短径を330mm、エキスパンドリング3の長径を332mm、ウェハリング11の内周の径を350mm、押さえ用リング2の内周の径を340mm、押さえ用リング2とエキスパンドリング3との高低差(Ex’d)を10mm、樹脂流れ方向(MD)の引き伸ばし後の被処理基板14の径を接着層13の広がりにより312.4mm、垂直方向(TD)の引き伸ばし後の被処理基板14の径を接着層13の広がりにより314.2mmとする。
このとき、樹脂流れ方向(MD)におけるLafter_MD−before_MDは、図5(A)に示すように(11.2mm−5mm)=6.2mmとなり、両端合わせて12.4mmとなる。一方、垂直方向(TD)におけるLafter_TD−before_TDは、図5(B)に示すように(10.8mm−4mm)=6.8mmとなり、両端合わせて13.6mmとなる。また、このときのLrateは6.8/6.2≒1.1となる。このように、エキスパンドリング3の長径をエキスパンドリング3の短径に対して0.6%程度大きくすることにより、垂直方向(TD)におけるエキスパンドテープ12の引き伸ばし量を10%程度大きくすることができる。
以上のように、本実施形態の半導体製造装置では、エキスパンドテープを引き伸ばすときにエキスパンドテープの垂直方向(TD)における押さえ用リングの内周とエキスパンドリングの外周との間隔を樹脂流れ方向(MD)における押さえ用リングの内周とエキスパンドリングの外周との間隔よりも狭くすることにより、垂直方向(TD)におけるエキスパンドテープの引き伸ばし量を大きくすることができる。よって、接着層の未分割領域の発生を抑制することができる。
また、垂直方向(TD)における接着層の広がり量と樹脂流れ方向(MD)における接着層の広がり量との差を小さくすることにより、より均等に接着層を広げることができるため、局所的な接着層の広がりによる半導体部品の割れや剥がれ等を抑制することができる。
次に、半導体装置の製造方法例について図6を参照して説明する。図6は、半導体装置の製造方法例を説明するためのフローチャートである。図6に示す半導体装置の製造方法例は、被処理基板を分割する工程S1(被処理基板分割)と、エキスパンドテープ上に貼り付けられた被処理基板を含む被処理体を配置する工程S2(被処理体配置)と、エキスパンドテープを引き伸ばす工程S3(テープ引き伸ばし)と、半導体部品の画像認識を行う工程S4(画像認識)と、半導体部品のピックアップを行う工程S5(ピックアップ)と、を具備する。なお、半導体装置の製造方法例の工程内容および工程順は、必ずしも上記工程に限定されない。
工程S1(被処理基板分割)では、例えばダイヤモンドブレードやレーザ光等を用いたダイシングにより半導体部品14aに応じて被処理基板14を切断することにより半導体部品14aに応じて被処理基板14を分割することができる。被処理基板14が半導体基板の場合、ダイシングにより被処理基板14に切れ込みを形成し、切れ込みを覆うように塩化ビニルやポリオレフィン等を主成分とする保護テープを貼り付け、保護テープの貼付面の反対面である被処理基板14の露出面から被処理基板14の一部を研削することにより、被処理基板14を分割してもよい。
なお、ウェハリング11により周縁が固定されたエキスパンドテープ12上に被処理基板14を接着層13を挟んで貼り付けた状態で、ダイシングにより半導体部品14aに応じて被処理基板14を切断してもよい。このとき、搬送アーム等を用いてエキスパンドテープ12上に被処理基板14を貼り付けてもよい。また、予め接着層13が形成されたエキスパンドテープをエキスパンドテープ12として用い、接着層13上に被処理基板14を貼り付け、熱処理を行い、その後冷却することにより、被処理基板14を接着してもよい。
工程S1(被処理基板分割)において、接着層13の少なくとも一部を切断してもよい。このとき、エキスパンドテープ12を切断しないようにする。さらに、ダイシングの前に例えばウェハリング11の高さを調整することにより、エキスパンドテープ12が撓まないように引き伸ばしてもよい。
工程S2(被処理体配置)では、被処理体1を、エキスパンドテープ12がエキスパンドリング3に重畳するように配置する。例えば、エキスパンドリング3の外周または押さえ用リング2の内周が楕円形状を有する場合、周の短径がエキスパンドテープ12の樹脂流れ方向(MD)に位置し、長径がエキスパンドテープ12の垂直方向(TD)に位置するようにエキスパンドリング3を配置する。これにより、エキスパンドテープ12の垂直方向(TD)における押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間隔(D1)を、樹脂流れ方向(MD)における押さえ用リング2の内周とエキスパンドリング3の外周との間隔(D2)よりも狭くすることができる。
また、押さえ用リング2により、中空部において複数の半導体部品14aが露出するようにウェハリング11を押さえる。例えば、押さえ用リング2によりウェハリング11を上方向から押さえつけることにより、ウェハリング11を固定することができる。
工程S3(テープ引き伸ばし)では、ウェハリング11とエキスパンドリング3との間に高低差を設けてエキスパンドテープ12を引き伸ばす。例えば、駆動機構4によりエキスパンドリング3を上下に移動させる。これにより、エキスパンドテープ12が放射状に引っ張られ、エキスパンドテープ12を引き伸ばすことができる。エキスパンドテープ12の引き伸ばし力は、ウェハリング11とエキスパンドリング3との高低差により適宜設定される。なお、駆動機構4により、押さえ用リング2を上下に移動させてもよい。
エキスパンドテープ12を引き伸ばすと、接着層13の複数の半導体部品14a間の領域が広がり、半導体部品14aに応じて接着層13が分割される。本実施形態では、D1<D2とすることにより、垂直方向(TD)のエキスパンドテープ12の引き伸ばし量が樹脂流れ方向(MD)におけるエキスパンドテープの引き伸ばし量よりも大きくなるようにエキスパンドテープ12を引き伸ばす。これにより、接着層13における未分割領域の発生を抑制することができる。また、垂直方向(TD)における接着層13の広がり量と、樹脂流れ方向(MD)における接着層13の広がり量との差を小さくすることにより、半導体部品の割れや剥がれ等を抑制することができる。
なお、工程S1(ダイシング)において、エキスパンドテープ12上で被処理基板14のダイシングを行う場合、接着層13が軟性を有するため、少なくとも一部に接着層13の未切断領域が生じる場合や切断後に熱が加わることにより切断されていた領域同士が再接着する場合がある。上記の場合であっても、工程S3(テープ引き伸ばし)において、半導体部品14aに応じて接着層13を分割することができる。
なお、エキスパンドリング3として、回転軸を有するエキスパンドリングを用いてもよい。図7は、回転軸を有するエキスパンドリングの構造例を示す図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は側面図である。図7に示すエキスパンドリング3は、ステージ31と、回転軸32と、複数のローラ33と、を具備する。
ステージ31の外周は、例えば楕円形状を有する。なお、エキスパンドテープ12を引き伸ばす際にステージ31全体をエキスパンドテープ12に押し当ててもよい。
回転軸32は、エキスパンドリング3の高さ方向(エキスパンドテープ12の厚さ方向)に沿って設けられる。よって、エキスパンドリング3の外周を楕円形とみなすことができる。回転軸32は、ステージ31をエキスパンドテープ12の平面に沿って回転させる機能を有する。回転軸32の回転角度は、例えば駆動機構4により制御される。
複数のローラ33は、ステージ31の周に沿って設けられる。このとき、複数のローラ33の形成領域をエキスパンドリング3のリング部分とみなしてもよい。ローラ33は、ステージ31の周の接線に沿った回転軸を有する。ローラ33としては、例えばベアリングローラ等を用いることができる。ローラ33のそれぞれを回転させてエキスパンドテープ12を放射状に引き伸ばすことにより、エキスパンドテープ12に力が伝わりやすくなり、エキスパンドテープ12とエキスパンドリング3との摩擦係数が小さくなるため、効率良くエキスパンドテープ12を引き伸ばすことができる。なお、必ずしもローラ33を設けなくてもよい。
図7に示すエキスパンドリング3を用いる場合の工程S2(被処理体配置)および工程S3(テープ引き伸ばし)について図8および図9を参照して説明する。図8および図9は、半導体装置の製造方法例を説明するための図である。
工程S2(被処理体配置)では、前述のとおり、エキスパンドテープ12がエキスパンドリング3に重畳するように被処理体1を配置し、押さえ用リング2の中空部において複数の半導体部品14aが露出するように押さえ用リング2によりウェハリング11を押さえる。
工程S2(被処理体配置)よりも前の工程において、エキスパンドテープ12の樹脂流れ方向(MD)と、エキスパンドリング3の長径方向が一致しない場合がある。この場合、図8に示すように、回転軸32によりステージ31を回転させることによりエキスパンドテープ12の樹脂流れ方向(MD)に長径が位置するようにエキスパンドリング3を配置することができる。例えば、被処理基板14の一部にアライメントマークを形成しておき、アライメントマークに基づく方向データに基づいて、駆動機構4により回転軸32の回転角度を制御することができる。その他の説明については、前述の説明と同様であるため、ここでは説明を省略する。
工程S3(テープ引き伸ばし)では、図9に示すように、ウェハリング11とエキスパンドリングとの間に高低差を設けてエキスパンドテープ12を引き伸ばす。その他引き伸ばし方法については、前述の説明と同様であるため、ここでの説明を省略する。
このように、エキスパンドリングの外周が楕円形の外周を有するとき、高さ方向に沿った回転軸を有するエキスパンドリングを用いることにより、エキスパンドテープの樹脂流れ方向(MD)と、エキスパンドリングの長径の方向が一致しない場合であっても、エキスパンドテープの樹脂流れ方向(MD)に長径が位置するようにエキスパンドリングを配置することができる。
工程S4(画像認識)では、エキスパンドテープ12上に貼りつけられた半導体部品14aを撮像することにより、半導体部品14aの画像認識を行う。例えば、CCDセンサまたはCMOSセンサ等の光学式センサや赤外線センサ等の撮像素子により、半導体部品14aを撮像し、半導体部品14aからの反射光を撮像素子で検知することにより、画像認識を行うことができる。
工程S5(ピックアップ)では、分割された接着層13と共に画像認識が行われた半導体部品14aのピックアップを行う。例えば、画像認識により得られた半導体部品14aの位置情報および角度情報等に基づいて半導体部品14aのピックアップを行う。これにより、正確に所定の半導体部品14aのピックアップを行うことができる。ピックアップは、例えばコレット等を用いて行うことができる。
ピックアップの際に押圧器を用いてエキスパンドテープ12の半導体部品14aの貼付面と反対側の面を押圧してもよい。これにより、半導体部品14a間の隙間を広げることができるため、半導体部品14aのピックアップが容易になる。その他、動作試験等を行うことにより、動作周波数や温度特性等の観点から半導体部品14aのランク付けを行い、ランク毎に半導体部品のピックアップを複数回に分けて行ってもよい。
ピックアップが行われた半導体部品14aは、例えばマーキング工程等を経て一つの半導体パッケージとして製造される。さらに、上記パッケージを一つの半導体チップとして別の配線基板上に搭載後、再び上記工程S1ないし工程S5を行い、異なる機能を有する複数の半導体チップが積層されたSIP(System in Package)型の半導体パッケージを形成してもよい。
以上のように、本実施形態における半導体装置の製造方法例では、エキスパンドテープを引き伸ばすときに垂直方向(TD)におけるエキスパンドテープの引き伸ばし量を大きくすることにより、垂直方向(TD)における接着層の未分割領域の発生を抑制することができる。また、垂直方向(TD)における接着層の広がり量と、樹脂流れ方向(MD)における接着層の広がり量との差を小さくすることにより、半導体部品の割れや剥がれ等を抑制することができる。
なお、上記実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施し得るものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…被処理体、11…ウェハリング、12…エキスパンドテープ、13…接着層、14…被処理基板、14a…半導体部品、14a…被処理基板、2…押さえ用リング、3…エキスパンドリング、31…ステージ、32…回転軸、33…ローラ、4…駆動機構。

Claims (5)

  1. ウェハリングと、前記ウェハリングにより周縁が固定されたエキスパンドテープと、前記エキスパンドテープ上に接着層を挟んで貼りつけられ、互いに分割された複数の半導体部品と、を備える被処理体に対し、前記エキスパンドテープに重畳するように押し当てられるエキスパンドリングと、
    中空部を有し、前記中空部において少なくとも前記複数の半導体部品が露出するように前記ウェハリングを押さえる押さえ用リングと、
    前記ウェハリングと前記エキスパンドリングとの間に高低差を生じさせて前記エキスパンドテープを引き伸ばすように、前記被処理体および前記エキスパンドリングの少なくとも一方を昇降させる駆動機構と、を具備し、
    前記エキスパンドテープの引き伸ばし時において、前記エキスパンドテープの樹脂流れ方向(MD)に垂直な垂直方向(TD)の前記押さえ用リングの内周と前記エキスパンドリングの外周との間隔は、前記樹脂流れ方向の前記間隔よりも狭い、半導体製造装置。
  2. 請求項1に記載の半導体製造装置において、
    前記エキスパンドリングの外周または前記押さえ用リングの内周は、第一方向の幅に比べ前記第一方向に直交する第二方向の幅が小さい形状を有する、半導体製造装置。
  3. 請求項2に記載の半導体製造装置において、
    前記エキスパンドリングの外周が前記形状を有するとき、前記エキスパンドリングは、高さ方向に沿った回転軸を有する、半導体製造装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体製造装置において、
    下記式(1)で表される前記エキスパンドテープを引き伸ばしたときの前記エキスパンドテープの前記樹脂流れ方向の引き伸ばし量に対する前記垂直方向の引き伸ばし量の比Lrateが1.0よりも大きく2.0よりも小さい、半導体製造装置。
    Figure 0006270671
    (式(1)中、Lbefore_MDは引き伸ばし前の前記樹脂流れ方向における前記押さえ用リングの内周と前記エキスパンドリングの外周との間の前記エキスパンドテープの長さ、Lbefore_TDは引き伸ばし前の前記垂直方向における前記押さえ用リングの内周と前記エキスパンドリングの外周との間の前記エキスパンドテープの長さ、Ex’dは、引き伸ばし時の前記押さえ用リングと前記エキスパンドリングとの高低差をそれぞれ表す。)
  5. ウェハリングと、前記ウェハリングにより周縁が固定されたエキスパンドテープと、前記エキスパンドテープ上に接着層を挟んで貼りつけられ、分割された複数の半導体部品とを備える被処理体を、前記エキスパンドテープがエキスパンドリングに重畳するように配置し、
    中空部を有する押さえ用リングにより、前記中空部において前記複数の半導体部品が露出するように前記ウェハリングを押さえ、
    前記ウェハリングと前記エキスパンドリングとの間に高低差を設けて前記エキスパンドテープを引き伸ばすことにより、前記半導体部品に応じて前記接着層を分割する半導体装置の製造方法であって、
    前記エキスパンドテープの樹脂流れ方向(MD)に垂直な垂直方向(TD)の引き伸ばし量が前記樹脂流れ方向の引き伸ばし量よりも大きくなるように前記エキスパンドテープを引き伸ばす、半導体装置の製造方法。
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