JP6035684B2 - 非水電解液及びそれを用いた電気化学素子 - Google Patents
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Description
下記一般式(I)で表される化合物の少なくとも1種をさらに含んでなることを特徴とするものである:
R1は、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜7のシクロアルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルケニル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基を示す。
Xは、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6の2価の連結基を示し、
Y1は、下記一般式(II)〜(VI)で表される基のいずれかを示す:
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜7のシクロアルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルケニル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基を示す。))。
本発明の非水電解液は、非水溶媒に電解質が溶解されている非水電解液において、下記一般式(I)で表されるエステル化合物の少なくとも1種を非水電解液中に含有することを特徴とする。
上記一般式(I)〜(VI)において、R1〜R3はそれぞれ独立して、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキル基、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜6(好ましくは炭素数5〜6)のシクロアルキル基、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6(好ましくは炭素数2〜4)の直鎖または分枝鎖アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6(好ましくは炭素数3〜4)の直鎖または分枝鎖アルキニル基、またはハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12(好ましくは炭素数6〜10)のアリール基を示す。本発明の好ましい態様によれば、R1〜R3は、ハロゲン原子で置換されてもよいハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜4の直鎖または分枝鎖アルケニル基、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜4の直鎖または分枝鎖アルキニル基、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜8のアリール基がより好ましく、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜4の直鎖または分枝鎖アルキニル基が更に好ましい。ここで、ハロゲン原子は、好ましくは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子であり、より好ましくはフッ素原子である。
R1が、
炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキル基、
炭素数3〜7(好ましくは炭素数5〜6)のシクロアルキル基、
炭素数2〜6(好ましくは炭素数3〜4)の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子(好ましくは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子から選択される)で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基(好ましくはフェニル基)であり、
Xが、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキレン基であり、
Y1が、式(II)または(III)
(式中、R2が、
炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキル基、
炭素数3〜7(好ましくは炭素数5〜6)のシクロアルキル基、
炭素数2〜6(好ましくは炭素数3〜4)の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子(好ましくは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子から選択される)で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基(好ましくはフェニル基)である)
である化合物が挙げられる。この化合物群において、さらに好ましい化合物群としては、上記において、Y1が、式(II)である化合物が挙げられる。また、別の好ましい化合物群としては、Y1が、式(III)(式中、R2が、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキル基である)である化合物が挙げられる。
R1が、
炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキル基、または
炭素数2〜6(好ましくは炭素数3〜4)の直鎖または分枝鎖アルキニル基であり、
Xが、炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキレン基であり、
Y1が、式(IV)、(V)または(VI)
(式中、R3が炭素数1〜6(好ましくは炭素数1〜4)の直鎖または分枝鎖アルキル基である)
である化合物が挙げられる。この化合物群において、さらに好ましい化合物群としては、Y1が、式(VI)である化合物が挙げられる。
本発明の非水電解液に使用される非水溶媒としては、環状カーボネート、鎖状エステル、ラクトン、エーテル、アミドが挙げられ、環状カーボネート、又は環状カーボネートと鎖状エステルとの組み合わせの使用が好ましい。なお、本明細書において「鎖状エステル」という用語は、鎖状カーボネートおよび鎖状カルボン酸エステルを含む概念として用いる。
本発明において用いられる環状カーボネートとしては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、1,2−ブチレンカーボネート、2,3−ブチレンカーボネート、4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン(FEC)、トランス又はシス−4,5−ジフルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン(以下、両者を総称して「DFEC」という)、ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)等が挙げられる。これらの中でも、炭素−炭素二重結合又はフッ素原子を有する環状カーボネートの使用が高温連続充電後の低温放電特性を一段と向上させることができることから好ましく、特に炭素−炭素二重結合を含む環状カーボネートとフッ素原子を有する環状カーボネートとを組み合わせて使用することがより好ましい。炭素−炭素二重結合を有する環状カーボネートとしては、VC、VECが更に好ましく、フッ素原子を有する環状カーボネートとしては、FEC、DFECが更に好ましい。
本発明において用いられる鎖状エステルとしては、メチルエチルカーボネート(MEC)、メチルプロピルカーボネート(MPC)、メチルイソプロピルカーボネート(MIPC)、メチルブチルカーボネート、エチルプロピルカーボネート等の非対称鎖状カーボネート、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジプロピルカーボネート、ジブチルカーボネート等の対称鎖状カーボネート、ピバリン酸メチル、ピバリン酸エチル、ピバリン酸プロピル等のピバリン酸エステル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル等の鎖状カルボン酸エステルが好適に挙げられる。
本発明の一つの好ましい態様によれば、非水溶媒として、環状カーボネートと鎖状エステルとを組み合わせて用いる。環状カーボネートと鎖状エステルの割合は、環状カーボネート:鎖状エステル(体積比)が10:90〜45:55が好ましく、15:85〜40:60がより好ましく、20:80〜35:65が特に好ましい。上記割合により、広い温度範囲においてより改善された電気化学特性が実現できるとの利点が得られる。
本発明において非水溶媒として用いることが出来るエーテルとしては、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオキサン等の環状エーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジブトキシエタン等の鎖状エーテルが挙げられる。また、本発明において非水溶媒として用いることが出来るエーテルとしては、ジメチルホルムアミド等のアミドが挙げられる。さらに、本発明において非水溶媒として、スルホラン等のスルホン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、α−アンゲリカラクトン等のラクトン等が挙げられる。
本発明に使用される電解質塩としては、下記のリチウム塩が挙げられ、さらに下記オニウム塩を好ましく追加して添加することができる。
リチウム塩としては、LiPF6、LiPO2F2、Li2PO3F、LiBF4、LiClO4等の無機リチウム塩、LiN(SO2F)2、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2、LiCF3SO3、LiC(SO2CF3)3、LiPF4(CF3)2、LiPF3(C2F5)3、LiPF3(CF3)3、LiPF3(iso−C3F7)3、LiPF5(iso−C3F7)等の鎖状のフッ化アルキル基を含有するリチウム塩、(CF2)2(SO2)2NLi、(CF2)3(SO2)2NLi等の環状のフッ化アルキレン鎖を有するリチウム塩、ビス[オキサレート−O,O’]ホウ酸リチウムやジフルオロ[オキサレート−O,O’]ホウ酸リチウム等のオキサレート錯体をアニオンとするリチウム塩が好適に挙げられ、これらの一種または二種以上を混合して使用することができる。これらの中でも、LiPF6、LiPO2F2、Li2PO3F、LiBF4、LiN(SO2F)2、LiN(SO2CF3)2およびLiN(SO2C2F5)2から選ばれる少なくとも1種が好ましく、LiPF6、LiPO2F2、LiBF4およびLiN(SO2CF3)2から選ばれる少なくとも1種が更に好ましい。リチウム塩の濃度は、前記の非水溶媒に対して、通常0.3M以上が好ましく、0.7M以上がより好ましく、1.1M以上が更に好ましい。またその上限は、2.5M以下が好ましく、2.0M以下がより好ましく、1.6M以下が更に好ましい。
オニウム塩としては、下記に示すオニウムカチオンとアニオンを組み合わせた各種塩が好適に挙げられる。
本発明の非水電解液は、例えば、前記の非水溶媒を混合し、これに前記の電解質塩及び該非水電解液に対して前記一般式(I)で表される化合物を添加することにより得ることができる。この際、用いる非水溶媒及び非水電解液に加える化合物は、生産性を著しく低下させない範囲内で、予め精製して、不純物が極力少ないものを用いることが好ましい。
本発明の非水電解液は、電気化学素子の電解質としての用途を有し、具体的には下記の第1〜第4の電気化学素子に使用することができる。非水電解質の形態としては、液体状のものだけでなくゲル化されているものも使用し得る。更に本発明の非水電解液は、固体高分子電解質用としても使用できる。とりわけ電解質塩にリチウム塩を使用する第1の電気化学素子用(即ち、リチウム電池用)または第4の電気化学素子用(即ち、リチウムイオンキャパシタ用)として用いることが好ましく、リチウム電池用として用いることが更に好ましく、リチウム二次電池用として用いることが最も適している。
本発明のリチウム電池は、リチウム一次電池及びリチウム二次電池を含む概念である。また、本明細書において、リチウム二次電池という用語は、いわゆるリチウムイオン二次電池も含む概念として用いる。本発明のリチウム電池は、正極、負極及び前記本発明による非水電解液からなる。非水電解液以外の正極、負極等の構成部材は、適宜選択しても構成することができる。
リチウム二次電池用正極活物質としては、コバルト、マンガン、およびニッケルから1種以上を含有するリチウムとの複合金属酸化物が使用される。これらの正極活物質は、1種単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。このようなリチウム複合金属酸化物としては、例えば、LiCoO2、LiMn2O4、LiNiO2、LiCo1−xNixO2(0.01<x<1)、LiCo1/3Ni1/3Mn1/3O2、LiNi1/2Mn3/2O4、LiCo0.98Mg0.02O2等が挙げられる。また、LiCoO2とLiMn2O4、LiCoO2とLiNiO2、LiMn2O4とLiNiO2のように併用してもよい。
本発明において、リチウム二次電池用負極活物質としては、リチウム金属やリチウム合金、及びリチウムを吸蔵及び放出することが可能な炭素材料(例えば、易黒鉛化炭素、(002)面の面間隔が0.37nm以上の難黒鉛化炭素、(002)面の面間隔が0.34nm以下の黒鉛など〕、スズ(単体)、スズ化合物、ケイ素(単体)、ケイ素化合物、Li4Ti5O12などのチタン酸リチウム化合物等を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中では、リチウムイオンの吸蔵及び放出能力において、人造黒鉛や天然黒鉛等の高結晶性の炭素材料を使用することが更に好ましく、格子面(002)の面間隔(d002)が0.340nm(ナノメータ)以下、特に0.335〜0.337nmである黒鉛型結晶構造を有する炭素材料を使用することが特に好ましい。
本発明によれば、電解液と電極界面の電気二重層容量を利用してエネルギーを貯蔵する電気化学素子であって、電解液として上述の本発明による非水電解液を用いた素子が提供される。本発明によるキャパシタの一例は、電気二重層キャパシタである。この電気化学素子に用いられる最も典型的な電極活物質は、活性炭である。二重層容量は概ね表面積に比例して増加する。
本発明によれば、電極のドープ/脱ドープ反応を利用してエネルギーを貯蔵する電気化学素子であって、その電解質として上述の本発明による非水電解液を用いた素子が提供される。この電気化学素子に用いられる電極活物質として、酸化ルテニウム、酸化イリジウム、酸化タングステン、酸化モリブデン、酸化銅等の金属酸化物や、ポリアセン、ポリチオフェン誘導体等のπ共役高分子が挙げられる。これらの電極活物質を用いたキャパシタは、電極のドープ/脱ドープ反応にともなうエネルギー貯蔵が可能である。
本発明によれば、負極であるグラファイト等の炭素材料へのリチウムイオンのインターカレーションを利用してエネルギーを貯蔵する電気化学素子であって、その電解質として上述の本発明による非水電解液を用いた素子が提供される。この素子は、リチウムイオンキャパシタ(LIC)と呼ばれる。正極としては、例えば活性炭電極と電解液との間の電気ニ重層を利用したものや、π共役高分子電極のドープ/脱ドープ反応を利用したもの等が挙げられる。電解液には少なくともLiPF6などのリチウム塩が含まれる。
〔リチウムイオン二次電池の作製〕
LiCoO2;94質量%、アセチレンブラック(導電剤);3質量%を混合し、予めポリフッ化ビニリデン(結着剤);3質量%を1−メチル−2−ピロリドンに溶解させておいた溶液に加えて混合し、正極合剤ペーストを調製した。この正極合剤ペーストをアルミニウム箔(集電体)上の片面に塗布し、乾燥、加圧処理して所定の大きさに打ち抜き、正極シートを作製した。正極の集電体を除く部分の密度は3.6g/cm3であった。また、人造黒鉛(d002=0.335nm、負極活物質)95質量%を、予めポリフッ化ビニリデン(結着剤)5質量%を1−メチル−2−ピロリドンに溶解させておいた溶液に加えて混合し、負極合剤ペーストを調製した。この負極合剤ペーストを銅箔(集電体)上の片面に塗布し、乾燥、加圧処理して所定の大きさに打ち抜き負極シートを作製した。負極の集電体を除く部分の密度は1.5g/cm3であった。また、この電極シートを用いてX線回折測定した結果、黒鉛結晶の(110)面のピーク強度I(110)と(004)面のピーク強度I(004)の比〔I(110)/I(004)〕は0.1であった。そして、正極シート、微多孔性ポリエチレンフィルム製セパレータ、負極シートの順に積層し、さらに後記する表1に記載の組成の非水電解液を加えて、2032型コイン電池を作製した。
<初期の放電容量>
上記の方法で作製したコイン電池について、25℃の恒温槽中、1Cの定電流及び定電圧で、終止電圧4.2Vまで3時間充電し、次いで0℃に恒温槽の温度を下げ、1Cの定電流下終止電圧2.75Vまで放電して、初期の0℃の放電容量を求めた。
次に、このコイン電池を25℃の恒温槽中、0.2Cの定電流及び定電圧で終止電圧4.2Vまで7時間充電し、次いで60℃の高温槽に入れ、4.2Vの定電圧で3日間充電を行った。その後、25℃の恒温槽に入れ、一旦1Cの定電流下終止電圧2.75Vまで放電した。
更にその後、初期の放電容量の測定と同様にして、高温連続充電後の0℃の放電容量を求めた。
<高温連続充電後の低温特性>
高温連続充電後の低温特性を下記の0℃放電容量の維持率より求めた。
高温連続充電後の0℃放電容量維持率(%)=(高温連続充電後の0℃の放電容量/初期の0℃の放電容量)×100
電池特性の結果は、表1に示されるとおりであった。
実施例3、および比較例1で用いた負極活物質に変えて、ケイ素(単体)(負極活物質)を用いて、負極シートを作製した。ケイ素(単体);80質量%、アセチレンブラック(導電剤);15質量%を混合し、予めポリフッ化ビニリデン(結着剤);5質量%を1−メチル−2−ピロリドンに溶解させておいた溶液に加えて混合し、負極合剤ペーストを調製した。この負極合剤ペーストを銅箔(集電体)上に塗布し、乾燥、加圧処理して所定の大きさに打ち抜き、負極シートを作製したことの他は、実施例3、および比較例1と同様にコイン電池を作製し、電池評価を行った。その結果は下記の表2に示されるとおりであった。
実施例3、および比較例1で用いた正極活物質に変えて、非晶質炭素で被覆されたLiFePO4(正極活物質)を用いて、正極シートを作製した。非晶質炭素で被覆されたLiFePO4;90質量%、アセチレンブラック(導電剤);5質量%を混合し、予めポリフッ化ビニリデン(結着剤);5質量%を1−メチル−2−ピロリドンに溶解させておいた溶液に加えて混合し、正極合剤ペーストを調製した。この正極合剤ペーストをアルミニウム箔(集電体)上に塗布し、乾燥、加圧処理して所定の大きさに打ち抜き、正極シートを作製したこと、電池評価の際の充電終止電圧を3.6V、放電終止電圧を2.0Vとしたことの他は、実施例3、および比較例1と同様にコイン電池を作製し、電池評価を行った。その結果は下記の表3に示されるとおりであった。
容量維持率(%)=(200サイクル後の放電容量/1サイクル後の放電容量)×100
によりサイクル後の容量維持率を求めたところ、実施例3では78%、実施例11では84% 実施例15では77%および比較例1では65%であった。この結果より、本発明においては、高温サイクル特性も顕著に向上していることがわかる。
Claims (19)
- 非水溶媒と、それに溶解されている電解質塩とを少なくとも含んでなる非水電解液であって、
下記一般式(I)で表される化合物の少なくとも1種をさらに含んでなることを特徴とする、非水電解液:
R1は、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜7のシクロアルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルケニル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基を示す。
Xは、ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6の2価の連結基を示し、
Y1は、下記一般式(II)〜(VI)で表される基のいずれかを示す:
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数3〜7のシクロアルキル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルケニル基、
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基を示す。))。 - Xが、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキレン基である、請求項1に記載の非水電解液。
- R1が、
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、
炭素数3〜7のシクロアルキル基、
炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基であり、
Xが、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキレン基であり、
Y1が、式(II)または(III)
(式中、R2が、
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、
炭素数3〜7のシクロアルキル基、
炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
ハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基である)
である、請求項1または2に記載の非水電解液。 - R1が、
炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基、
炭素数5〜6のシクロアルキル基、
炭素数3〜4の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子から選択されるハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基であり、
Xが、炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキレン基であり、
Y1が、式(II)または(III)
(式中、R2が、
炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基、
炭素数5〜6のシクロアルキル基、
炭素数3〜4の直鎖または分枝鎖アルキニル基、または
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子から選択されるハロゲン原子で置換されてもよい炭素数6〜12のアリール基である)
である、請求項3に記載の非水電解液。 - Y1が、式(II)である、請求項3または4に記載の非水電解液。
- Y1が、式(III)(式中、R2が、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基である)である、請求項3または4に記載の非水電解液。
- R2が、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子から選択されるハロゲン原子で置換されてもよいフェニル基である、請求項3〜6のいずれか一項に記載の非水電解液。
- R1が、
炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基、または
炭素数2〜6の直鎖または分枝鎖アルキニル基であり、
Xが、炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキレン基であり、
Y1が、式(IV)、(V)または(VI)
(式中、R3が炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖アルキル基である)
である、請求項1または2に記載の非水電解液。 - R1が、
炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基、または
炭素数3〜4の直鎖または分枝鎖アルキニル基であり、
Xが、炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキレン基であり、
Y1が、式(IV)、(V)または(VI)
(式中、R3が炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基である)
である、請求項8に記載の非水電解液。 - Y1が、式(VI)である、請求項8または9に記載の非水電解液。
- 前記一般式(I)で表される化合物の含有量が0.001〜10質量%である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の非水電解液。
- 前記非水溶媒が環状カーボネートを含み、該環状カーボネートが、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、1,2−ブチレンカーボネート、2,3−ブチレンカーボネート、4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン、トランス又はシス−4,5−ジフルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン、ビニレンカーボネート、及びビニルエチレンカーボネートから選ばれる一種又は二種以上である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の非水電解液。
- 前記非水溶媒が鎖状エステルを含み、該鎖状エステルが、メチルエチルカーボネート、メチルプロピルカーボネート、メチルイソプロピルカーボネート、メチルブチルカーボネート、及びエチルプロピルカーボネートから選ばれる非対称鎖状カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピルカーボネート、及びジブチルカーボネートから選ばれる対称鎖状カーボネート、及び、ピバリン酸メチル、ピバリン酸エチル、ピバリン酸プロピル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酢酸メチル、及び酢酸エチルから選ばれる鎖状カルボン酸エステルから選ばれる一種又は二種以上である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の非水電解液。
- 前記鎖状エステルが、メチルエチルカーボネート、メチルプロピルカーボネート、メチルイソプロピルカーボネート、メチルブチルカーボネート、ジメチルカーボネート、プロピオン酸メチル、酢酸メチル及び酢酸エチルから選ばれる一種又は二種以上のメチル基を有する鎖状エステルである、請求項13に記載の非水電解液
- 前記電解質塩が、LiPF6、LiPO2F2、Li2PO3F、LiBF4、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2、LiN(SO2F)2、ジフルオロビス[オキサレート−O,O’]リン酸リチウム及びテトラフルオロ[オキサレート−O,O’]リン酸リチウムから選ばれる一種又は二種以上を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の非水電解液。
- 前記電解質塩の濃度が、非水溶媒に対して、0.3〜2.5mol/Lである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の非水電解液。
- 正極、負極、及び非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液とを少なくとも備えてなる電気化学素子であって、前記非水電解液が、請求項1〜16のいずれか一項に記載の非水電解液であることを特徴とする、電気化学素子。
- 正極が、コバルト、マンガン、及びニッケルから選ばれる一種以上を含有するリチウムとの複合金属酸化物、又は鉄、コバルト、ニッケル、及びマンガンから選ばれる一種以上を含むリチウム含有オリビン型リン酸塩を正極活物質として含んでなる、請求項17に記載の電気化学素子。
- 負極が、リチウム金属、リチウム合金、リチウムを吸蔵及び放出することが可能な炭素材料、スズ、スズ化合物、ケイ素、ケイ素化合物、及びチタン酸リチウム化合物から選ばれる1種又は2種以上を負極活物質として含んでなる、請求項17又は18に記載の電気化学素子。
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