JP6024992B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来より、基板に接続されるコネクタが知られている。例えば下記特許文献1に記載のコネクタは、ハウジングの後面から延出した端子が基板に接続されるものとされている。基板はケーシングにより覆われ、異物との接触が防止されるようになっている。コネクタは、基板の縁部に固定され、ケーシングは、基板の上面側の全体とハウジングの上面のうち基板側の部分とを覆うものとされている。
特開2013−143286号公報
ところで、上記のような構成のコネクタにおいては、一般に、ケーシングとハウジングとの間の隙間から水等の液体が浸入することを防ぐため、防滴シートが被せられる。しかしながら、より防水性を高めるべく、万一この隙間に液体が入り込んだとしても、その液体がハウジングの上面を伝って基板側へ入り込んでしまうことを防ぎたいという要望があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、基板を覆うケーシングがハウジングの上面に被せられるコネクタであって、前記ハウジングは、相手側コネクタを内部に嵌合可能なフード状をなすとともに、水平方向に間隔を空けた状態で、並んで設けられた複数のコネクタ嵌合フード部と、前記コネクタ嵌合フード部の上方に配されて前記相手側コネクタとの嵌合動作を助勢するレバーが収容されるレバー収容フード部と、を備え、前記レバー収容フード部の前記相手側コネクタとの嵌合方向の後方側には、複数の前記コネクタ嵌合フード部の並び方向に沿って延びるとともに上方に向けて開口する溝部が設けられており、前記溝部の底部には、隣り合う前記コネクタ嵌合フード部間の隙間と連通する孔部が設けられているものである。
このような構成によれば、液体がハウジングの上面を伝って基板側に入り込みそうになった場合でも、液体は浸入の途中で溝部に落ち込み、溝部の底部に設けられた孔部から隣り合うコネクタ嵌合フード部間の隙間を通って下方に向けて排水される。従って、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことができる。
コネクタ嵌合フード部の外側面に、相手側コネクタとの嵌合方向の前方側に向けて下向きに傾斜する排水リブを設ける構成としてもよい。このような構成によれば、溝部の孔部から落ち込んでコネクタ嵌合フード部の外側面に至った液体を、排水リブを伝わせることにより、相手側コネクタとの嵌合方向の前方側、すなわち、基板から離れる方向に向けて確実に排水させることができる。
また、溝部は、複数のコネクタ嵌合フード部の並び方向における端部において開口させる構成としてもよい。このような構成によれば、溝部に至った液体は、孔部からだけでなく、溝部の端部においても排水されるから、より確実に、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことができる。
またこの時、溝部の底部を、複数のコネクタ嵌合フード部の並び方向においてその中央部から端部に向けて下がる傾斜状としておくことにより、より排水し易くすることができる。
さらに、レバー収容フード部の相手側コネクタとの嵌合方向に沿った長さ寸法を、コネクタ嵌合フード部の相手側コネクタとの嵌合方向に沿った長さ寸法よりも短く設定し、溝部をコネクタ嵌合フード部の上方に配する構成としてもよい。このような構成とすることにより、レバー収容フード部の後方の余ったスペースを無駄なく利用できるとともに、孔部を溝部の底部に垂直に形成することが可能となり、製造が容易となる。
本発明によれば、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことが可能なコネクタを提供することができる。
本実施形態の雌コネクタを表す斜視図 本実施形態の雄コネクタであって、基板に接続されるとともにケーシングが被せられた状態を表す断面図 雄コネクタを表す斜視図 雄コネクタを表す正面図 雄コネクタを表す平面図 雄コネクタを表す底面図 雄コネクタを表す側面図 図2の一部拡大断面図 図4のA−A断面の雄ハウジングの斜視図 図4のB−B断面図 図5のC−C断面図 他の実施形態の雄コネクタを表す断面図
<実施形態>
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態におけるコネクタは、エアバック回路に接続されるエアバック用コネクタであって、雌型のコネクタ(相手側コネクタであって、雌コネクタ40と称する)と嵌合可能な雄型のコネクタ(雄コネクタ10と称する)である。雄コネクタ10と雌コネクタ40とは、雌コネクタ40に備えられたレバー43を回動操作することにより、その嵌合動作および離脱動作が助勢されるレバー式のコネクタである。以下、各構成部材において、それぞれ相手側との嵌合面側を前方、その反対側を後方とし、図2の上側を上方、下側を下方として説明する。また、雄コネクタ10を正面から見たときの右側(図4の右側)を右方、左側(図4の左側)を左方として説明する。
雌コネクタ40は、図1に示すように、雌型の端子(雌端子と称する)を保持する雌ハウジング42に、レバー43を組み付けたものである。雌ハウジング42は合成樹脂製であって、略方形のブロック状をなし、その内部に、雌端子が収容されている。
雌ハウジング42の外周面には、略方形の角形をなすシールリング44が嵌着され、雌コネクタ40と雄コネクタ10との正規の嵌合状態では、シールリング44が雌ハウジング42の外周面と、後述する雄コネクタ10の第1フード部14の内周面との間で挟持され、第1フード部14の内部をシール状態に保持する。なお、シールリング44の外側には、第1フード部14の先端に外嵌する雌側フード部45が、シールリング44を覆うようにして設けられている。
雌ハウジング42には、雄コネクタ10との嵌合動作を助勢するレバー43が、回動可能に装着されている。レバー43は、カム溝47が形成されたカム板46を一対と、これらカム板46を連結する操作部(図示せず)とを備えた略門形をなしている。
レバー43の初期位置では、カム溝47の入口が前方に向くようになっており、両コネクタ10,40を浅く嵌合させると、カム溝47の入口から後述する雄コネクタ10のカムピン20が導入される。そして、レバー43を初期位置から嵌合位置に向けて回動させると、カムピン20がカム溝47に沿って移動し、これらの係合に基づくカム作用によって両コネクタ10,40が互いに引き寄せられる。そして、レバー43が嵌合位置に至ると、カムピン20がカム溝47の奥端に到達し、両コネクタ10,40が正規に嵌合した状態となる。
カム板46には、カム板46の板厚方向に弾性撓み可能に形成されたロックアーム49が設けられ、ロックアーム49の長さ方向の中央部には、ロック突起49Pが形成されている。ロック突起49Pは、後述する雄コネクタ10のロック孔23に嵌合し、両コネクタ10,40を正規の嵌合状態にロックする。
雄コネクタ10は、複数の雄型の端子(雄端子11と称する)と、雄端子11を保持する雄ハウジング12とを備えて構成されている。雄コネクタ10は、図2に示すように、雄ハウジング12から延出した雄端子11が、雄ハウジング12の後方側に配された基板50に接続される基板用コネクタであり、雄ハウジング12の上面12U側には、基板50を覆うケーシング51が被せられる。
雄ハウジング12は合成樹脂材料よりなり、雄端子11を前後方向に貫通保持する保持壁13と、保持壁13の前面(図2の右側の面)から前方側に向けて延出されるとともに、図4に示すように、水平方向(左右方向)に間隔を空けた状態で並んで設けられた複数(本実施形態では3つ)の第1フード部14(コネクタ嵌合フード部の一例)と、これら第1フード部14を上方側から一括に覆う第2フード部15と、を有する(図3参照)。雄ハウジング12は、全体として左右方向に長い形状をなしている。
各第1フード部14は略四角筒状をなして前方に向けて開口しており、その内側は、雌コネクタ40が緊密に嵌合可能なコネクタ嵌合部14Aとされている。3つの第1フード部14(コネクタ嵌合部14A)のうち左右方向の中央に位置する第1フード部14は、両端に位置する第1フード部14に比して、幅寸法(左右方向の寸法)が大きくされている(図4参照)。3つの第1フード部14の高さ寸法は、全て同等とされている。また3つの第1フード部14は、保持壁13に対して同じ高さに並んで設けられている。なお、第1フード部14の高さ寸法と保持壁13の高さ寸法とは、同等とされている。
雄端子11は、導電性金属からなる角線材をL字状に折り曲げたものであり、保持壁13に形成された端子挿入孔13Aに圧入され保持されて、その一端側が各第1フード部14内に突出している(図8参照)。また、雄端子11の他端側は、保持壁13から後方側に延出されて下方に向けて直角に屈曲され、基板50に形成された図示しないスルーホールに挿入されて、半田付け等により図示しない導電路に接続されている(図2参照)。
第2フード部15は、図3および図8に示すように、各第1フード部14の前後方向における中央よりやや後方側から前端までの領域を上方側から一括に覆う形態をなしており、上壁15Aと、上壁15Aの左右方向の側端縁から下方に向けて延出された一対の側壁15Bと、上壁15Aの後端縁から下方に向けて延出された奥壁15Cと、を備えている。上壁15Aは、雄ハウジング12の上面12Uを構成している。側壁15Bの下端は第1フード部14の側壁と一体に連結されている。奥壁15Cは、上壁15Aと第1フード部14とを一体に連結している。また図4に示すように、上壁15Aのうち、隣り合う第1フード部14の間の隙間19に対応する位置には、下方に向けて正面視逆T字状に延びて上壁15Aとフード部14との間の空間、および、該空間と隙間19との間を仕切る仕切壁17が設けられている。
上壁15A、側壁15Bまたは仕切壁17、奥壁15C、および、第1フード部14の上面により囲まれた空間は、両コネクタ10,40の嵌合時にレバー43が収容されるレバー収容部18とされている。レバー収容部18は前方に開口する形態をなしており、コネクタ嵌合部14Aと同数が設けられている(図3および図4参照)。
雄ハウジング12には、円柱状のカムピン20が一対設けられている。一対のカムピン20は、各第1フード部14の上面および下面に設けられている(図4参照)。より詳細には、第1フード部14の上面のカムピン20は、レバー収容部18内において上方に向けて突出して形成され、第1フード部14の下面のカムピン20は、レバー収容部18のカムピン20と同軸となる位置において下方に向けて突出して形成されている。カムピン20は、各レバー収容部18における左右方向の中央よりも左側寄りの位置に設けられている。
また、第1フード部14の下面には、レバー43のカム板46の周縁部が嵌合可能なカム板嵌合部21が設けられている。このカム板嵌合部21にカム板46の周縁部が嵌合することで、カム板46が雄ハウジング12から下方に離間するようにレバー43が開き変形することを回避することができる。
第2フード部15の上壁15Aには、図3および図5に示すように、複数の開口部22が形成されている。開口部22は、カムピン20の後面を成形するための型抜き孔である。開口部22は、各カムピン20の中心からレバー収容部18の奥壁15Cに近い位置に至る前後方向に若干長い矩形状をなして、上壁15Aを貫通している。開口部22は、レバー収容部18に設けられたカムピン20と同数の3つが形成されている。
また上壁15Aには、図3および図5に示すように、ロック孔23が設けられている。ロック孔23は、方形状をなして上壁15Aを貫通する孔であり、第1フード部14と同数(3つ)設けられている。各ロック孔23には、レバー43に設けられたロック突起49Pが嵌合して係止するものとされている。ロック孔23は、各レバー収容部18に対して左右方向の中央よりも若干右側寄りの位置に設けられている。
また雄ハウジング12の上面12U(上壁15A)には、図3および図5に示すように、前後方向に延びる縦溝25Aと、左右方向に延びる横溝25Bとが繋がった形態で形成された溜液部25が、複数(本実施形態では4個)設けられている。複数の溜液部25は、上壁15Aに形成された開口部22を境にして左右に配されている。各溜液部25は、それぞれ雄ハウジング12の側面12S(第2フード部15の側壁15Bの外面)または開口部22に達している。溜液部25を構成する縦溝25Aおよび横溝25Bの深さ寸法は、全体にわたり略一定とされている。
雄ハウジング12の上面12U(上壁15A)には、ケーシング51の外周縁に沿って下方に膨出する膨出部53に対応して、窪み部26が設けられている(図8参照)。窪み部26は、雄ハウジング12の上面12Uの前端縁に沿って、雄ハウジング12(上壁15A)の全幅にわたり形成されている(図3参照)。
さらに、雄ハウジング12の後端寄りには、防水リブ28が設けられている。防水リブ28は、図8に示すように、前後方向における第2フード部15の後方側かつ保持壁13の前方側において、各第1フード部14の外面から外側に向けて立ち上がるように設けられている(図3および図4参照)。防水リブ28は、雄ハウジング12の全周にわたって連続して設けられており、後方側への水の浸入を阻止する機能を有する。防水リブ28のうち、第1フード部14の上面に設けられた部分を上部リブ28Aとすると、上部リブ28A高さ寸法は、図7および図8に示すように、第2フード部15の高さ寸法と同等とされている。
上部リブ28Aと第2フード部15の奥壁15Cとの間は、上方に向けて開口する溝部30とされている。溝部30は、第2フード部15の高さ寸法と同等の深さ寸法を有して、雄ハウジング12の幅方向(第1フード部14の並び方向)に沿って延びるとともに、雄ハウジング12の両側面12Sに向けて開口された形態とされている。なお、この溝部30には、図8に示すように、ケーシング51に設けられた嵌合壁部52が嵌合するものとされている。
溝部30の底部には、溝幅の中央位置において雄ハウジング12の幅方向に沿って上方に向けて突出する隔壁30Aが設けられている。この隔壁30Aにより、溝部30の底部には、一対の上面排水溝31が前後方向に並んで形成されている。一対の上面排水溝31のうち前側の上面排水溝31は第2フード部15の奥壁15Cに沿い、後側の上面排水溝31は上部リブ28Aの前面に沿って、雄ハウジング12の全幅に延びている。上面排水溝31(溝部30)の両端は、図3および図7に示すように、雄ハウジング12の両側面12Sに達して、開口されている。また、上面排水溝31(溝部30)の底部は、雄ハウジング12の幅方向(左右方向)の中央から雄ハウジング12の両側面12Sに向かって下がる傾斜状とされている(図11参照)。
さらに、溝部30の底部のうち、隣り合う一対の第1フード部14の間の隙間19に対応する位置、すなわち、仕切壁17の後方には、溝部30と隙間19とを連通する孔部32が設けられている(図5参照)。孔部32の前後方向の孔幅は、溝部30の溝幅と同等とされている。また、孔部32の左右方向の孔幅は、隙間19の幅よりも大きく設定されており、第1フード部14の上側の角部付近が露出される幅に設定されている(図11参照)。
また、第1フード部14の外側面14Sのうち、孔部32の下方側に位置する外側面14S、すなわち、隙間19に面した第1フード部14の外側面14Sの下方寄りには、排水リブ34が設けられている。排水リブ34は、図9および図10に示すように、第1フード部14の外側面14Sの後端、すなわち、保持壁13から外側面14Sに沿って水平方向に延出されるとともに、孔部32の下方側において屈曲されることにより前方側に向けて下向きに傾斜されて、第1フード部14の前後方向における中央付近まで設けられている。排水リブ34は、隣り合う第1フード部14の外側面14S同士を連結している。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
上記の雄コネクタ10において、万一ケーシング51と雄ハウジング12の上面12Uとの間の隙間(膨出部53と窪み部26との間の隙間)から液体が入り込んで雄ハウジング12の上面12Uに付着した場合には、液体は溜液部25に落ち込み、溜液部25を構成する縦溝25Aおよび横溝25Bの壁面を伝って溜液部25内に広がる。そして、溜液部25に溜まった液体は、雄ハウジング12の側面12Sまたは開口部22に至って下方に落ち、雄ハウジング12の外側に排出される。
しかし、液体が溜液部25を越えてさらに奥方(後方)に広がった場合には、液体は第2フード部15を越えて溝部30内に落ち込み、上面排水溝31内に広がる。そして、上面排水溝31において孔部32に至った液体は、孔部32の開口縁から下方に落ち込み、第1フード部14の外面、すなわち、第1フード部14の上方側の角部から外側面14Sを伝って隣り合う第1フード部14間の隙間19において下方に落ち、やがて排水リブ34に到達する。そして、排水リブ34の上面を伝って、雄ハウジング12の前方側の斜め下方に向けて排出される。
一方、上面排水溝31から雄ハウジング12の側面12Sに達した液体は、上面排水溝31(溝部30)の端部から雄ハウジング12の側面12Sを伝って外部に排出される。
以上説明したように本実施形態によれば、万一ケーシング51と雄ハウジング12の上面12Uとの間の隙間から液体が入り込み、奥方に浸入したとしても、その液体は溝部30内に落ち込み、やがて孔部32から下方に落ちて雄ハウジング12の外部に排出されるから、その液体が基板50側へ浸入することを確実に防ぐことができる。
しかも、排水リブ34は前方側に向けて下向きに傾斜しているから、排水リブ34まで達した液体は、基板50から離れる方向に向けて確実に排水される。
また、溝部30の底部は、雄ハウジング12の幅方向の中央部から端部に向けて下がる傾斜状とされるとともに、その端部は雄ハウジング12の側面12Sに向けて開口されているから、溝部30に至った液体は、孔部32からだけでなく、溝部30の端部においても排水される。従って、より確実に、液体の基板50側への浸入を防ぐことができる。
さらに、第2フード部15の前後方向の寸法は、第1フード部14の前後方向の寸法よりも短く設定されており、第2フード部15の後方側の余ったスペースに溝部30を配する構成としているから、スペースの無駄がなく、溝部30を設けながらも雄コネクタ10を小型化することができる。さらに、孔部32を溝部30の底部に垂直に形成することが可能となり、製造が容易となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、第1フード部14の外側面14Sに設けた排水リブ34を前方側に向けて下向きに傾斜する形状としたが、例えば図12に示すように、排水リブ35を傾斜させずに水平に設ける構成としてもよい。あるいは、排水リブを設けない構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、溝部30の両端部を雄ハウジング12の側面12Sに向けて開口させる構成としたが、必ずしも開口させなくてもよく、溝部30内の液体を全て孔部32から排水する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、溝部30の底部を、雄ハウジング12の幅方向の中央から側面12Sに向けて下がる傾斜状としたが、必ずしも傾斜させる必要はなく、水平状としてもよい。
(4)孔部32の形状や大きさは上記実施形態に限るものではなく、適宜変更可能である。
(5)上記実施形態では、溝部30を第1フード部14の上方に配する構成としたが、第1フード部14よりも後方側に配する構成としてもよい。そのような場合には、孔部32を前方に向けて下向きに傾斜する形態とすることにより、溝部30と隙間19と連通させることができる。
(6)上記実施形態では、3つの第1フード部14の高さを全て同等とし、水平方向に間隔を空けた状態で、水平方向に並べて設けたが、例えば上下方向にずらして設けてもよく、要は、水平方向に間隔が空いた状態とされていれば上記実施形態に限るものではない。また、複数の第1フード部の大きさや高さは、互いに異なるものとしてもよい。
(7)第1フード部14の数は上記実施形態に限るものではなく、2つ以上の形態であればよい。
10…雄コネクタ(コネクタ)
11…雄端子
12…雄ハウジング(ハウジング)
12S…雄ハウジングの側面
12U…雄ハウジングの上面
14…第1フード部(コネクタ嵌合フード部)
14S…外側面
15…第2フード部(レバー収容フード部)
19…隙間
30…溝部
32…孔部
34、35…排水リブ
40…雌コネクタ(相手側コネクタ)
50…基板
51…ケーシング

Claims (5)

  1. 基板を覆うケーシングがハウジングの上面に被せられるコネクタであって、
    前記ハウジングは、相手側コネクタを内部に嵌合可能なフード状をなすとともに、水平方向に間隔を空けた状態で、並んで設けられた複数のコネクタ嵌合フード部と、
    前記コネクタ嵌合フード部の上方に配されて前記相手側コネクタとの嵌合動作を助勢するレバーが収容されるレバー収容フード部と、を備え、
    前記レバー収容フード部の前記相手側コネクタとの嵌合方向の後方側には、複数の前記コネクタ嵌合フード部の並び方向に沿って延びるとともに上方に向けて開口する溝部が設けられており、
    前記溝部の底部には、隣り合う前記コネクタ嵌合フード部間の隙間と連通する孔部が設けられているコネクタ。
  2. 前記コネクタ嵌合フード部の外側面に、前記相手側コネクタとの嵌合方向の前方側に向けて下向きに傾斜する排水リブが設けられている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記溝部は、複数の前記コネクタ嵌合フード部の並び方向における端部において開口している請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記溝部の前記底部は、複数の前記コネクタ嵌合フード部の並び方向においてその中央部から端部に向けて下がる傾斜状とされている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記レバー収容フード部の前記相手側コネクタとの嵌合方向に沿った長さ寸法は、前記コネクタ嵌合フード部の前記相手側コネクタとの嵌合方向に沿った長さ寸法よりも短く設定されており、前記溝部は前記コネクタ嵌合フード部の上方に配されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
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