JP6056736B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6056736B2
JP6056736B2 JP2013230905A JP2013230905A JP6056736B2 JP 6056736 B2 JP6056736 B2 JP 6056736B2 JP 2013230905 A JP2013230905 A JP 2013230905A JP 2013230905 A JP2013230905 A JP 2013230905A JP 6056736 B2 JP6056736 B2 JP 6056736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
connector
casing
liquid
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013230905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015090827A (ja
Inventor
和将 小林
和将 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2013230905A priority Critical patent/JP6056736B2/ja
Priority to US14/519,191 priority patent/US9356385B2/en
Priority to CN201410641638.3A priority patent/CN104638445B/zh
Publication of JP2015090827A publication Critical patent/JP2015090827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6056736B2 publication Critical patent/JP6056736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5202Sealing means between parts of housing or between housing part and a wall, e.g. sealing rings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/722Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
    • H01R12/724Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members forming a right angle

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来より、基板に接続されるコネクタが知られている。例えば下記特許文献1に記載のコネクタは、ハウジングの後面から延出した端子金具が基板に接続されるものとされている。基板は、ケーシングにより覆われて、異物との接触が防がれる。コネクタは、基板の縁部に固定され、ケーシングは、基板の上面側の全体とハウジングの上面のうち基板側の部分とを覆うものとされている。
特開2013−143286号公報
ところで、上記のような構成のコネクタにおいては、一般に、ケーシングとハウジングとの間の隙間から水等の液体が浸入することを防ぐため、防滴シートが被せられる。しかしながら、より防水性を高めるべく、万一この隙間に液体が入り込んだとしても、その液体がハウジングの上面を伝って基板側へ入り込んでしまうことを防ぎたいという要望があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、ハウジングの後面から延出した端子金具が基板に接続され、前記基板を覆うケーシングが前記ハウジングの上面側に被せられるコネクタであり、前記ハウジングの上部に、レバーが収容されるレバー収容部が設けられ、前記ハウジングの上面後端寄りの位置に、防水部が上方に突出して設けられており、前記ハウジングの上面における前記レバー収容部と前記防水部との間には、前記ハウジングの幅方向に延びるとともにその両端が前記ハウジングの両側面に達する排水溝が設けられているものである。
このような構成によれば、ハウジングの上面を伝う液体は、排水溝に入ってハウジングの側面に排水されるから、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことができる。
また、前記排水溝の底面は、前記ハウジングの幅方向における中間部から前記ハウジングの両側面に向かって下る傾斜をなすものとしてもよい。このような構成によれば、排水溝に入った液体は、その底面の傾斜によってハウジングの側面に導かれるから、排水溝に入った液体を、ハウジングの側面にスムーズに排水することができる。
また、前記排水溝は、前後方向に複数が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、仮に、液体が、一の排水溝より基板側に到達したとしても、他の排水溝に入って排水されるから、より確実に、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことができる。
本発明によれば、液体がハウジングの上面を伝って基板側へ浸入することを防ぐことが可能なコネクタを提供することができる。
本実施形態にかかるコネクタを示す斜視図 コネクタを示す正面図 コネクタを示す側面図 コネクタを示す平面図 コネクタを示す断面図であって、図4のA−A位置における断面に相当する断面図 コネクタを示す断面図であって、図4のB−B位置における断面に相当する断面図 基板に接続されたコネクタにケーシングが被せられた状態を示す断面図 基板に接続されたコネクタにケーシングが被せられた状態を示す一部拡大断面図 基板に接続されたコネクタにケーシングが被せられた状態において排水溝を側方から見た状態を示す一部拡大断面図
<実施形態>
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図9を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態におけるコネクタCは、エアバック回路に接続されるエアバック用コネクタであって、図示しない相手側のコネクタに備えられたレバーを回動操作することにより、その嵌合動作および離脱動作が助勢されるレバー式のコネクタである。以下、各構成部材において、相手側との嵌合面側を前方、その反対側を後方とし、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
コネクタCは、図1に示すように、複数の雄型の端子金具10と、端子金具10を保持するハウジング20とを備えて構成されている。このコネクタCは、図7に示すように、ハウジング20の後面から延出した端子金具10が、基板50に接続される基板用コネクタであり、ハウジング20の上面20U側には、基板50を覆うケーシング60が被せられる。
ハウジング20は合成樹脂材料よりなり、相手側のコネクタが個別に嵌合可能なコネクタ嵌合部21を複数(本実施形態では3つ)備えている。各コネクタ嵌合部21は前方に開口する形態をなし、その内部に、相手側のコネクタが緊密に嵌合される。複数のコネクタ嵌合部21は左右方向に並んだ形態で設けられ、ハウジング20は、全体として左右方向に長い形状をなしている。
端子金具10は、導電性金属からなる角線材をL字状に折り曲げたものであり、各コネクタ嵌合部21の奥壁に形成された端子挿入孔22に圧入されて保持されている。端子挿入孔22に圧入された端子金具10の一端側は、コネクタ嵌合部21の奥壁から前方へ突出し、対応する相手側の端子金具と電気的に接続可能となる。また、端子金具10の他端側は、ハウジング20の後面から後方に延出して下方に直角に延び、基板50に形成された図示しないスルーホールに挿入されて、半田付け等により図示しない導電路に接続される。なお、コネクタCは、基板50の外縁部に接続されるものであり、コネクタCが基板50に接続された状態では、ハウジング20の略全体は基板50よりも外側に位置している。
ハウジング20は、相手側コネクタとの嵌合時にレバーが収容されるレバー収容部23を備えている。レバー収容部23は、図2に示すように、コネクタ嵌合部21と同数が設けられ、それぞれコネクタ嵌合部21の上側に設けられている。レバー収容部23とコネクタ嵌合部21とは、隔壁24により隔てられている。レバー収容部23は、前方に開口する形態をなしている。なお、ハウジング20の側面20Sには、コネクタ嵌合部21の側面とレバー収容部23の側面との境に段差25が形成され、レバー収容部23の側面がコネクタ嵌合部21の側面よりも若干外側に位置している。
各レバー収容部23の下面および各コネクタ嵌合部21の下面には、円柱状のカムピン26が設けられている。
ハウジング20の上面20Uには、図8に示すように、ケーシング60の外周縁に沿って下方に膨出する膨出部61に対応して、窪み部27が設けられている。窪み部27は、ハウジング20の上面20Uの前端縁に沿って、ハウジング20の全幅にわたり形成されている。
ハウジング20の上面20Uには、レバーに設けられたロック突起が嵌合して係止するロック孔28が設けられている(図1参照)。ロック孔28は、方形状をなしてハウジング20の上面20Uからレバー収容部23に貫通する孔であり、コネクタ嵌合部21と同数が設けられている。
ハウジング20の上面20Uには、複数の開口部29が形成されている。開口部29は、カムピン26の後面を成形するための型抜き孔である。開口部29は、前後方向に若干長い矩形状をなして、ハウジング20の上面20Uからレバー収容部23に貫通している。開口部29は、レバー収容部23に設けられたカムピン26と同数の3つが形成されている。
また、ハウジング20の上面20Uには、図4に示すように、前後方向に延びる縦溝と、左右方向に延びる横溝とが繋がった形態で形成された溜液部31が複数(本実施形態では4個)設けられている。複数の溜液部31は、ハウジング20の上面20Uに形成された開口部29を境にして配されている。各溜液部31は、少なくとも一の縦溝と、一の横溝とが繋がった形態で形成されている。各溜液部31はそれぞれハウジング20の側面20Sまたは開口部29に達している。
ハウジング20の両側面20Sには、図1に示すように、溜液部31に溜まった液体を排水する排水部32が設けられている。排水部32は、溜液部31を構成する横溝と連続して形成されている。排水部32は、ハウジング20の上面20Uから下方に向かってまっすぐに延び、その下端は段差25に至っている。
ハウジング20の後端寄りの位置には、ハウジング20の両側面20Sおよび上面20Uにわたり立設された立壁部33が設けられている。立壁部33のうちハウジング20の側面20Sに設けられた部分は、ケーシング60に形成された図示しない溝に圧入される圧入部34とされている。また、立壁部33のうちハウジング20の上面20Uに設けられた部分は、それよりも後方への水の浸入を阻止する防水部35とされている。防水部35は、ハウジング20の全幅にわたり設けられている。防水部35の高さ寸法は、レバー収容部23の高さ寸法と同等とされている。
防水部35とレバー収容部23との間には、図8に示すように、ケーシング60に設けられたリブ62が嵌合可能な嵌合凹部36が形成されている。嵌合凹部36は、防水部35およびレバー収容部23の高さ寸法と同等の深さ寸法を有するとともに、ハウジング20の両側に開放された形態とされている。
コネクタCにケーシング60が被せられた状態では、ケーシング60とハウジング20との間に隙間が形成されている。この隙間のうちリブ62の前壁面62Mと嵌合凹部36の前壁面36Mとの間に形成された前後方向の隙間(以下、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S1と称する)と、リブ62の後壁面62Uと嵌合凹部36の後壁面36Uとの間に形成された前後方向の隙間(以下、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3と称する)とは、ほぼ同じ大きさとされている。そして、リブ62の下面62Sと嵌合凹部36の底面(突条部の上面)36Sとの間における上下方向の隙間(以下、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2と称する)は、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S1およびハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3より大きくされている。
さて、ハウジング20の上面20Uには、図に示すように、ハウジング20の幅方向に延びるとともにその両端がハウジング20の両側面20Sに達する排水溝37が設けられている。排水溝37は、図5に示すように、嵌合凹部36の底面36Sに設けられ、この底面36Sにおいて前後に一対が形成されている。以下、一対の排水溝37のうち前側に位置するものを前側排水溝37M、後側に位置するものを後側排水溝37Uと称する。
前側排水溝37Mは、嵌合凹部36の前壁面36M(レバー収容部23の後壁面)に沿って直線状に延び、後側排水溝37Uは、嵌合凹部36の後壁面36U(防水部35の前壁面)に沿って直線状に延びている。前側排水溝37Mと後側排水溝37Uとは略平行をなし、また同等の溝幅(前後方向の寸法)を有している。
前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの底面38は、図6に示すように、ハウジング20の幅方向(左右方向)の中央から、ハウジング20の両側面20Sに向かって下がる傾斜をなすテーパ形状とされている。前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの底面38における勾配は、中央より左側の部分と中央より右側の部分とで同等とされている。
前側排水溝37Mと後側排水溝37Uとの間には、突条部39が形成されている。突条部39の幅寸法(前後方向の寸法)は、リブ62の幅寸法よりも若干大きくされている。なお、突条部39の上面は、前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの底面38と略平行をなすテーパ形状とされている。
前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの両端部には、図9に示すように、他の部分よりも溝幅が大きくされた拡幅部41が設けられている。拡幅部41は、前側排水溝37Mは後側に、後側排水溝37Uは前側に幅広となる形態とされている。
前側排水溝37Mの溝幅は、液体の浸入方向に関して前側(基板50側)に形成されるハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2より小さくされている。また、後側排水溝37Uの溝幅は、液体の浸入方向に関して前側(基板50側)に形成されるハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3より小さくされている。なお、前側排水溝37Mの溝幅は、液体の浸入方向に関して後側(基板50とは反対側)に形成されるハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S1より小さく、後側排水溝37Uの溝幅は、同方向に関して後側に形成されるハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2より小さくされている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
上記のコネクタCにおいて、万一ケーシング60とハウジング20との間の隙間(膨出部61と窪み部27との間の隙間)に液体が入り込んでハウジング20の上面20Uに付着した場合には、液体は、まず溜液部31に落ち込み、溜液部31を構成する縦溝および横溝の壁面を伝って溜液部31内に広がる。溜液部31内に広がった液体は、やがてハウジング20の側面20Sまたは開口部29に至ってハウジング20の外側に排出される。ハウジング20の側面20Sに至った液体は、ハウジング20の側面20Sに形成された排水部32を伝って排出され、開口部29に至った液体は、レバー収容部23に排出される。ここで、レバー収容部23とコネクタ嵌合部21とは隔壁24により隔てられているから、レバー収容部23に排出された液体は、コネクタ嵌合部21の内部に至ることなく、ハウジング20の外側に排出される。
そして、仮に、ケーシング60とハウジング20との間の隙間に入り込んだ液体の一部が、溜液部31の後側に到達した場合には、その液体は、やがてハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S1を下降する。そして、液体は、毛細管現象により、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S1の下側に位置するハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2と前側排水溝37Mとのうち、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2よりも溝幅が狭い前側排水溝37Mに入り込む。前側排水溝37Mに入り込んだ液体は、その底面38の傾斜によってハウジング20の側面20Sにスムーズに導かれ、ハウジング20の外側に排出される。
また、仮に、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S1を下降した液体の一部が、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2に到達した場合には、液体は、毛細管現象により、ハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2の後側に位置するハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3と後側排水溝37Uとのうちハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3よりも溝幅が狭い後側排水溝37Uに入り込む。後側排水溝37Uに入り込んだ液体は、その底面38の傾斜によってハウジング20の側面20Sにスムーズに導かれ、ハウジング20の外側に排出される。
さらに、後側排水溝37Uの後側には、防水部35が立ち上がっているから、液体は、確実に防水部35よりも前側に留められ、後側排水溝37Uによりハウジング20の外部に排出される。
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のコネクタCは、ハウジング20から延出した端子金具10が基板50に接続され、基板50を覆うケーシング60がハウジング20の上面20U側に被せられるものであり、ハウジング20の上面20Uには、ハウジング20の幅方向に延びるとともにその両端がハウジング20の両側面20Sに達する前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uが設けられている。
これにより、ハウジング20の上面20Uを伝う液体は、前側排水溝37Mまたは後側排水溝37Uに入ってハウジング20の側面20Sに排水されるから、液体がハウジング20の上面20Uを伝って基板50側へ浸入することを防ぐことができる。
また、前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの底面38は、ハウジング20の幅方向における中間部からハウジング20の両側面20Sに向かって下る傾斜をなしている。これにより、前側排水溝37Mまたは後側排水溝37Uに入った液体は、その底面38の傾斜によってハウジング20の側面20Sに導かれるから、前側排水溝37Mまたは後側排水溝37Uに入った液体を、ハウジング20の側面20Sにスムーズに排水することができる。
また、前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの溝幅は、それぞれの基板50側に形成されるハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2およびハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3より小さくされている。これにより、液体は、それぞれの基板50側に形成されるハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S2およびハウジング20とケーシング60との間に形成される隙間S3よりも、両排水溝37M,37Uに入りやすいから、液体がハウジング20の上面20Uを伝って基板50側へ浸入することを、より確実に防ぐことができる。
また、排水溝37は、前後方向に2本が設けられている。これにより、仮に、液体が、排水溝37のうち前側に位置する前側排水溝37Mより基板50側に到達したとしても、その後側に位置する後側排水溝37Uに入って排水されるから、より確実に、液体がハウジング20の上面20Uを伝って基板50側へ浸入することを防ぐことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、前側排水溝37Mおよび後側排水溝37Uの底面38は、ハウジング20の幅方向における中央からハウジング20の両側面20Sに向かって下る傾斜をなしているが、これに限らず、例えばハウジングの幅方向における中央よりも一端側に寄った位置からハウジングの両側面に向かって下る傾斜をなすものとしてもよい。
(2)上記実施形態では、本発明を、ハウジング20の嵌合凹部36にケーシング60のリブ62が嵌合する形態のコネクタCに適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、例えばハウジングの上面が嵌合凹部のない平坦な面であってケーシングのリブが嵌合しない形態のコネクタにも適用することができる。
(3)上記実施形態では、排水溝37は、前後方向に2本が設けられているが、これに限らず、排水溝は1本のみ、または3本以上設けられていてもよい。
C…コネクタ
S2…ハウジングとケーシングとの間に形成される隙間
S3…ハウジングとケーシングとの間に形成される隙間
10…端子金具
20…ハウジング
20S…ハウジングの側面
20U…ハウジングの上面
37…排水溝
37M…前側排水溝
37U…後側排水溝
38…底面
50…基板
60…ケーシング

Claims (3)

  1. ハウジングの後面から延出した端子金具が基板に接続され、前記基板を覆うケーシングが前記ハウジングの上面側に被せられるコネクタであり、
    前記ハウジングの上部に、レバーが収容されるレバー収容部が設けられ、前記ハウジングの上面後端寄りの位置に、防水部が上方に突出して設けられており、
    前記ハウジングの上面における前記レバー収容部と前記防水部との間には、前記ハウジングの幅方向に延びるとともにその両端が前記ハウジングの両側面に達する排水溝が設けられているコネクタ。
  2. 前記排水溝の底面は、前記ハウジングの幅方向における中間部から前記ハウジングの両側面に向かって下る傾斜をなしている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記排水溝は、前後方向に複数が設けられている請求項1または請求項に記載のコネクタ。
JP2013230905A 2013-11-07 2013-11-07 コネクタ Active JP6056736B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230905A JP6056736B2 (ja) 2013-11-07 2013-11-07 コネクタ
US14/519,191 US9356385B2 (en) 2013-11-07 2014-10-21 Connector with drainage grooves
CN201410641638.3A CN104638445B (zh) 2013-11-07 2014-11-07 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230905A JP6056736B2 (ja) 2013-11-07 2013-11-07 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015090827A JP2015090827A (ja) 2015-05-11
JP6056736B2 true JP6056736B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=53007356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013230905A Active JP6056736B2 (ja) 2013-11-07 2013-11-07 コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9356385B2 (ja)
JP (1) JP6056736B2 (ja)
CN (1) CN104638445B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6342377B2 (ja) * 2015-12-02 2018-06-13 矢崎総業株式会社 排水構造、電子部品モジュール、および電気接続箱
JP6827766B2 (ja) * 2016-10-24 2021-02-10 東芝テック株式会社 ドッキングステーション
JP6543301B2 (ja) * 2017-06-29 2019-07-10 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 電気コネクタ組立体
JP6825534B2 (ja) * 2017-10-19 2021-02-03 住友電装株式会社 カバー構造及び電気接続箱
JP6758662B2 (ja) * 2018-03-30 2020-09-23 矢崎総業株式会社 排水構造、端子台及び車載機器
JP2021073573A (ja) * 2021-01-15 2021-05-13 東芝テック株式会社 ドッキングステーション
JP2024026987A (ja) * 2022-08-16 2024-02-29 住友電装株式会社 コネクタ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4534609A (en) * 1983-08-22 1985-08-13 Bally Midway Mfg. Co. Electrical connector block
JPH08191527A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Yazaki Corp エア抜きキャップ構造
JP2001118628A (ja) * 1999-10-21 2001-04-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
CN100559674C (zh) * 2005-04-21 2009-11-11 株式会社自动网络技术研究所 电连接箱
US7357650B2 (en) * 2005-09-02 2008-04-15 Autoneworks Technologies, Ltd. Electrical connection box
JP4594198B2 (ja) * 2005-09-02 2010-12-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱
JP4591385B2 (ja) * 2006-03-01 2010-12-01 株式会社デンソー コネクタの実装構造及び電子装置
JP5173596B2 (ja) * 2008-05-27 2013-04-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱
JP2011150895A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Toyota Motor Corp コネクタ接続構造
JP2012248366A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
JP2013143286A (ja) 2012-01-11 2013-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 基板用コネクタ
JP5861683B2 (ja) * 2013-09-18 2016-02-16 株式会社デンソー 車両電子制御ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
CN104638445A (zh) 2015-05-20
CN104638445B (zh) 2017-04-12
JP2015090827A (ja) 2015-05-11
US20150126064A1 (en) 2015-05-07
US9356385B2 (en) 2016-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6056736B2 (ja) コネクタ
JP6024992B2 (ja) コネクタ
JP5173596B2 (ja) 電気接続箱
JP4858186B2 (ja) 基板用コネクタ及びその組付方法
TWI610500B (zh) 連接器及連接器組合
JP6573078B2 (ja) 電気接続箱の排水構造
JP5825491B2 (ja) 電気接続箱
JP6946949B2 (ja) 基板用コネクタ
JP2009159669A (ja) 電気接続箱
US9685740B1 (en) Waterproof connector
KR20140025604A (ko) 방수 커넥터용 단자
JP6065227B2 (ja) コネクタおよびコネクタ装置
CN109217010B (zh) 电连接器组装体
JP2020080589A (ja) 筐体、電気接続箱、及びワイヤハーネス
US9768545B1 (en) Waterproof connector
KR101498743B1 (ko) 기판용 커넥터
JP6318085B2 (ja) 電気接続箱の排水構造
US9293902B2 (en) Electrical junction box
JP2009290943A (ja) 電気接続箱
JP5125763B2 (ja) 電気接続箱
CN107546544B (zh) 电连接器
CN110233390B (zh) 连接器
JP2021064437A (ja) コネクタ
JP2011193594A (ja) 電気接続箱
US20190280426A1 (en) Connector

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6056736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150