JP6000195B2 - 錠剤カセット - Google Patents

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Description

この発明は、病院や薬局等で行われる調剤を自動化するための錠剤フィーダにおいて被駆動部を成す錠剤カセットに関し、詳しくは、錠剤を収容する容器部と容器部の中の整列盤とを具備していて整列盤が軸回転駆動されると錠剤を整列盤の周囲に整列させながら容器部の排出口から逐次落下させる錠剤カセットに関する。
従来より多用されている錠剤フィーダは(例えば特許文献1〜3,図8参照)、給電や制御のために錠剤分包機の引出棚などに固定して列設される駆動部10と、錠剤補充作業の容易化などのため駆動部10に対して着脱自在になっている錠剤カセット20とからなり、多数の錠剤4を錠剤カセット20にランダム収納しておき、必要に応じて駆動部10を間欠動作や連続動作させて錠剤カセット20から錠剤4を一つずつ送り出すようになっている。
このような錠剤フィーダ10+20のうち、錠剤カセット20は、蓋22を開けて補充された多数の錠剤4を内部空間に収容する容器部21と、その中に軸回転可能に設けられていて駆動部10の駆動を回転伝動軸27にて受ける整列盤23と、容器部21と整列盤23との環状間隙24の下端部を画する容器部21の底板に貫通形成された排出口28に対向させて設けられ環状間隙24の上端側の一部を仕切る仕切板29とを備えている。錠剤4の整列箇所である環状間隙24を錠剤一つ分ずつ区切るために、環状間隙24に突き出た羽根状の隔壁25が、整列盤23の外周面に等ピッチで多数形成されており、隣り合う隔壁25,25の間が、整列盤23の上から落ちてきた錠剤4を一個ずつ収める区画室26になっている。なお、容器部21や整列盤23が硬質材から作られているのに対し、仕切板29は、錠剤4を傷つけないよう、金属や硬質材から軟質材に変更され、高さ調整の容易化のため、ネジ止めから、適切な高さ小孔を選んで係着させるようになっている。
このような錠剤カセット20で取り扱う薬剤は、錠剤であって、散薬は対象外である。そして、よく取り扱われる錠剤としては、円板状の錠剤(図示した円板状錠剤4)が典型的であるが、その他に、正多角形板状のものや、円筒状カプセル剤なども、しばしば錠剤カセットの取扱対象となる。
また、円形や球形あるいは正多角形や正多面形といった謂わば定形剤から外れた菱形板状の異形剤や、中央部の膨らんだ紡錘状の異形剤、一錠未満の単位で服用できるよう一錠を裁断等で2分割して作られた半錠なども、錠剤カセットで取り扱われることがある。
特開2002−153541号公報 特開2002−154637号公報 特開2012−120719号公報
ところが、従来の錠剤カセットでは、上述のような異形剤や半錠を取り扱うには、定形剤には必要とされない入念な調整や面倒な準備が必要であった。
具体的には、定形剤であれば(円板状錠剤4の排出状況を示す図9参照)、一個が錠剤カセットの容器部と整列盤との環状間隙における隔壁間の区画室に収まっていると、先に区画室に収まった錠剤の上に他の錠剤が来ても、他の錠剤は区画室内の錠剤や隔壁に乗り上げて一部分と言えども区画室に入れないことから、仕切板の位置調整が多少粗くても錠剤が無理なく上下へ的確に仕切られて、錠剤の逐次落下・逐次排出が確実に遂行されるので、仕切板の調整が比較的容易である。
これに対し、端部が細かったり尖っているような異形剤や半錠は(半錠8の排出状況を示す図10参照)、環状間隙の区画室内に入って収まったときに区画室内の下部や上部が比較的大きく空き易いため、既に先の錠剤が収まっている区画室の上に後から他の錠剤が来たとき、後から来た上側の錠剤の姿勢によっては上側の錠剤の下端部が区画室内の上部空間に入り込むことがあるが、その場合、それらの錠剤を仕切板で上下へ仕切ることができる仕切板の位置が無いか有っても狭い範囲に限定されるため、適切な仕切板の位置を実験等で試行錯誤して手間を掛けて見つけ出さなければならないうえ、例え見つかっても大抵は仕切板の位置を厳密に調整しなければならない。
また、一部が区画室内に入り込んだ錠剤が仕切板にぶつかったときに錠剤の全体が仕切板より上へ行って錠剤が区画室から上方へ完全に出るようにするには、異形剤の端部や半錠の裁断面などを滑らかにしておくことも重要なので、予め錠剤を選別したり、裁断を丁寧にしたり、表面を仕上げたり、といった準備が必要になることもある。
このように、異形剤や半錠は、定形剤に比べて扱い辛いため、全自動の錠剤カセットの取扱対象になることが少なく、度々、半自動の薬剤手撒き装置や手作業での取り扱いに回されることが多かった。
しかしながら、薬剤の種類の増加に伴って異形剤も増えるうえ、副作用抑制のため各患者の体重等に応じて服用薬剤の錠数をきめ細かく調整すべき等の観点から半錠の処方も増える傾向があるのに対し、調剤作業の自動化や能率向上の要求は高まるばかりである。
そこで、異形剤や半錠でも定形剤のように手軽に取り扱える錠剤カセットを実現することが技術的な課題となる。
本発明の錠剤カセットは(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、多数の錠剤を収容しうる容器部と、軸回転可能な状態で前記容器部の中に設けられた整列盤と、前記整列盤の外周面に多数形成されていて前記容器部と前記整列盤との環状間隙を等ピッチで多数の区画室に区切る羽根状の隔壁とを備え、前記容器部の底部のうち前記環状間隙の下面をなす部分の一部に排出口が形成されていて、前記整列盤の軸回転にて前記区画室の中に入った錠剤を前記排出口から逐次落下させる錠剤カセットにおいて、 変形容易な弾性体または可撓性部材からなり、前記排出口の上方であって前記隔壁より高い所に設けられていて、前記区画室のうち前記整列盤の軸回転にて前記排出口に近づいて来た区画室の上に出ている錠剤が当接すると反発力にて該錠剤を外周側から内周側へ押すことにより該錠剤の前記排出口への落下を阻止する二重落下防止部材を具備していることを特徴とする。
また、本発明の錠剤カセットは(解決手段2)、上記解決手段1の錠剤カセットであって、前記二重落下防止部材が、軸受にて張られている無端ベルトであることを特徴とする。
さらに、本発明の錠剤カセットは(解決手段3)、上記解決手段2の錠剤カセットであって、前記無端ベルトが平紐状のベルトであることを特徴とする。
また、本発明の錠剤カセットは(解決手段4)、上記解決手段3の錠剤カセットであって、前記整列盤のうち前記環状間隙を画する外周面が全周で前記無端ベルトの上端より高いことを特徴とする。
また、本発明の錠剤カセットは(解決手段5)、上記解決手段2の錠剤カセットであって、前記無端ベルトが丸紐状のベルトであることを特徴とする。
また、本発明の錠剤カセットは(解決手段6)、上記解決手段5の錠剤カセットであって、前記整列盤のうち前記環状間隙を画する外周面が全周で前記無端ベルトの中心より低いことを特徴とする。
このような本発明の錠剤カセットにあっては(解決手段1)、従来の錠剤カセットの基本構造を踏襲しつつも、多数の区画室のうち整列盤の軸回転にて排出口に近づいて来た区画室の上に出ている錠剤に下側から当接して該錠剤を上側へ迂回移動させることにより該錠剤の落下排出を阻止する仕切板に代えて、変形容易な弾性体または可撓性部材からなる二重落下防止部材が新たに導入されている。
しかも、その二重落下防止部材は、排出口および環状間隙の上方に設けられて、多数の区画室のうち整列盤の軸回転にて排出口に近づいて来た区画室の上に出ている錠剤に対して外周側から当接して該錠剤を内周側へ押すようになっている。
これにより、区画室内の錠剤だけが排出口から落下し、区画室の上の錠剤の二重落下が防止されるが、その際、区画室の上の錠剤は、例え一部が区画室の中に入り込んでいても、区画室より上に出ている主要部位が内周側へ押されて、整列盤と二重落下防止部材との間に全体が挟持されるか或いは整列盤の上へ主要部が優しく押し上げられて区画室内の残部も区画室から随伴脱出するので、区画室の中に入り込んだ一部と区画室より上に出ている主要部とを切り裂かれる心配が無い。そのため、錠剤が異形剤や半錠であっても、入念な調整や面倒な準備を行うまでも無く、定形剤と同程度か大差ない調整や準備をしておけば、錠剤の逐次排出が錠剤カセットによって的確に行われる。
したがって、この発明によれば、異形剤や半錠でも定形剤のように手軽に取り扱える錠剤カセットを実現することができる。
また、本発明の錠剤カセットにあっては(解決手段2)、二重落下防止部材として無端ベルトが採用されるとともに、無端ベルトが軸受によって張設状態で支持されるので、二重落下防止部材はベルトの長手方向・張設方向に外力が掛かると軽快に循環する。そのため、区画室や隔壁の上にとどまっていて整列盤の軸回転によって環状間隙に沿って移動して来た錠剤が二重落下防止部材に当接すると、その錠剤の移動に随伴して二重落下防止部材が循環運動することから、錠剤が二重落下防止部材によって内周側へ弾かれた場合も、錠剤が二重落下防止部材と整列盤とで挟持された場合も、錠剤と二重落下防止部材とが強く擦れ合うことが無くて、錠剤の破損要因が更に減るので、錠剤破損の心配もない。
したがって、この発明によれば、異形剤や半錠でも定形剤のように安心して手軽に取り扱える錠剤カセットを実現することができる。
さらに、本発明の錠剤カセットにあっては(解決手段3)、二重落下防止部材に平紐状のベルトを採用したことにより、錠剤と二重落下防止部材との当接面が広くなるため、錠剤を弾いた場合であれ挟持した場合であれ何れの場合も、錠剤に掛かる力が分散されて局部集中が回避されるので、二重落下防止部材が当接して来た錠剤に対して優しく作用することとなるが、特に挟持した場合には、錠剤に掛かる力が錠剤の主要部のほぼ全面に広く分散されるため、錠剤に対する優しさが増すと言える。
したがって、この発明によれば、異形剤や半錠でも定形剤のように安心して手軽に取り扱える錠剤カセットであって、錠剤の二重落下を挟持にて防止するのに好適な錠剤カセットを実現することができる。
また、本発明の錠剤カセットにあっては(解決手段4)、二重落下防止部材に平紐状のベルトが採用されていることを前提として、整列盤の形状について環状間隙を画する外周面の高さを全周に亘って無端ベルトより高くしたことにより、二重落下阻止対象になった錠剤のほとんどが無端ベルトと整列盤との優しい挟持によって落下を阻止されるので、錠剤破損の可能性がより一段と小さくなるうえ、排出口の上を通過した後で挟持を解かれた錠剤が、排出口のところで空になっていた区画室へ、穏やかながらも速やかに入るので、後続の整列までも的確になされることとなる。
したがって、この発明によれば、異形剤や半錠でも定形剤のように手軽に取り扱えて更に安心な錠剤カセットを実現することができる。
また、本発明の錠剤カセットにあっては(解決手段5)、二重落下防止部材に丸紐状のベルトを採用したことにより、二重落下防止部材と錠剤との当接時に、錠剤が上昇しようとするとそれに伴って無端ベルトが容易に捻れることから、無端ベルトが錠剤を内周側へ押す力の分力などで上向きの力が錠剤に作用すると、その上向き力が弱くても容易に錠剤が上昇して環状間隙から弾き出されるので、錠剤の二重落下阻止の具体的態様を平紐状ベルトと比較して場合分けすると、挟持の割合が減って少なくなるのに対し、弾きの割合が増えて多くなる。
弾きによって二重落下が阻止されたときには、二重落下阻止対象になった錠剤の多くが排出口の上まで至らないで早々に弾かれるため、挟持のときに比べて無端ベルトの伸び量も伸び時間も少なくて済む。特に、無端ベルトを大きく伸ばす複数錠剤の同時挟持が発生し難くなる。このようにして無端ベルトの伸張負荷が軽減されるため、無端ベルトを長くしなくても無端ベルトに必要な耐久性を確保することができることとなる。
したがって、この発明によれば、異形剤や半錠でも定形剤のように安心して手軽に取り扱える錠剤カセットであって、錠剤の二重落下を弾きにて防止するのに好適な錠剤カセットを実現することができる。。
また、本発明の錠剤カセットにあっては(解決手段6)、二重落下防止部材に丸紐状のベルトが採用されていることを前提として、整列盤の形状について環状間隙を画する外周面の高さを全周に亘って無端ベルトの中心すなわち紐心より低くしたことにより、二重落下阻止対象になった錠剤のほとんどが無端ベルトによって内周側へ弾かれて整列盤の上に来るので、無端ベルトの伸張負荷が大幅に軽減される。そのため、無端ベルトやその支持,取り付け等に関する材質選択や,形状設計,コンパクト実装などが容易になる。
したがって、この発明によれば、異形剤や半錠でも定形剤のように手軽に取り扱えて更に作りやすい錠剤カセットを実現することができる。
本発明の実施例1について、錠剤カセットの構造を示し、(a)が駆動部に錠剤カセットを装着した錠剤フィーダの側面外観図、(b)が駆動部から錠剤カセットを外した錠剤フィーダの縦断側面図、(c)が錠剤カセットの要部の横断平面図、(d)が錠剤を収容した錠剤カセットの要部の縦断側面図である。 錠剤カセットの要部の構造等を示し、(a)が整列盤の斜視図、(b)が整列盤と無端ベルトの作用部分との斜視図、(c)が整列盤と無端ベルトとが錠剤に作用して二重落下を防止しているところの斜視図である。 半錠を多数収容した錠剤カセットの排出部の動作説明図であり、(a)が落下排出中の状態、(b)が整列盤の回転にて隔壁や区画室が左方へ移動した状態を示している。 円板状錠剤を多数収容した錠剤カセットの排出部の動作説明図であり、(a)が落下排出中の状態、(b)が整列盤の回転にて隔壁や区画室が左方へ移動した状態を示している。 本発明の実施例2について、錠剤カセットの構造を示し、(a)が駆動部に錠剤カセットを装着した錠剤フィーダの側面外観図、(b)が駆動部から錠剤カセットを外した錠剤フィーダの縦断側面図、(c)が錠剤カセットの要部の横断平面図、(d)が錠剤を収容した錠剤カセットの要部の縦断側面図である。 錠剤カセットの要部構造を示し、(a)が整列盤と無端ベルトの作用部分との斜視図、(b)がその作用部の辺りの拡大側面図である。 (a)〜(d)何れも整列盤と無端ベルトとが錠剤に作用して二重落下を防止しているところの拡大側面図である。 従来の錠剤カセットを組み込んだ錠剤フィーダを示し、(a)が駆動部に錠剤カセットを装着したところの側面外観図、(b)が駆動部から錠剤カセットを外したところの縦断側面図、(c)が錠剤カセットの要部の横断平面図、(d)が錠剤を収容した錠剤カセットの要部の縦断側面図である。 円板状錠剤を多数収容した錠剤カセットの排出部の動作説明図であり、(a)が落下排出中の状態、(b)が整列盤の回転にて隔壁や区画室が左方へ移動した状態を示している。 半錠を多数収容した錠剤カセットの排出部の動作説明図であり、(a)が落下排出中の状態、(b)が整列盤の回転にて隔壁や区画室が左方へ移動した状態を示している。
このような本発明の錠剤カセットについて、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜4(出願当初の請求項1〜4)を具現化したものであり、図3〜4に示した実施例2は、上述した解決手段1〜2,5〜6(出願当初の請求項1〜2,5〜6)を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
また、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
本発明の錠剤カセットの実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)が駆動部10に錠剤カセット40を装着した錠剤フィーダの側面外観図、(b)が駆動部10から錠剤カセット40を外した錠剤フィーダの縦断側面図、(c)が錠剤カセット40の要部の横断平面図、(d)が円板状錠剤4を収容した錠剤カセット40の要部の縦断側面図である。
また、図2は、(a)が整列盤60の斜視図、(b)が整列盤60と平紐ベルト51(無端ベルト,二重落下防止部材)の作用部分との斜視図、(c)が整列盤60と平紐ベルト51とが半錠8(錠剤)に作用して二重落下を防止しているところの斜視図である。
錠剤カセット40が既述した従来の錠剤カセット20と相違するのは、仕切板29及びその保持ユニットが除かれてその代わりに平紐ベルト51を持った二重落下防止ユニット50が導入された点と、その装着部位が随伴改造されて容器部21が容器部41になった点と、整列盤23が少し背の高い整列盤60になった点である。
錠剤カセット40が駆動部10に対して着脱しうることや、装着した駆動部10によって整列盤60が軸回転駆動されることは、既述の錠剤カセット20と同じである。
容器部41が多数の錠剤(4,8)を収容しうるものであって錠剤補充用の開閉蓋22が付設されていることや、整列盤60が軸回転可能な状態で容器部41の中に設けられていること、整列盤60の上面61が錠剤撹拌に適した段付き傾斜面になっていること、整列盤60の外周面62と容器部41の内周面との間が環状間隙24になっていること、整列盤60の外周面62に等ピッチで羽根状の隔壁25が多数形成されていること、環状間隙24が隔壁25で区切られて環状間隙24の中に等ピッチで多数の区画室26が形成されていること、容器部41の底部のうち環状間隙24の下面をなす部分の一部に排出口28が形成されていて、整列盤60の軸回転にて区画室26の中に入った錠剤(4,8)を排出口28から逐次落下させるようになっていることも、既述の従来品と同様である。
従来品との相違点を詳述すると、二重落下防止ユニット50は、例えばシリコンゴム等の変形容易な弾性体または可撓性部材から作られて無端ベルトになっている二重落下防止部材としての平紐ベルト51と、この平紐ベルト51を弛みのない又は軽く引っ張る張設状態で架け渡された一対の軸受52,52と、二重落下防止ユニット50の容器部41への装着時固定を担うとともに平紐ベルト51の交換時などの脱着も可能にする例えばネジやピンといった図示しない留具とを具備している。また、容器部41の外周壁部分のうち二重落下防止ユニット50の装着部位には適宜な開口が貫通形成されているので、二重落下防止ユニット50が容器部41に装着された状態では、その開口が閉塞されて錠剤の零れ出しが防止されるとともに、平紐ベルト51の一部が容器部41の中に入り込んでいて、その部分と整列盤60の外周面62とが適宜な間隙を空けた対峙状態になっている。
平紐ベルト51のうち少なくとも整列盤60の外周面62との対峙部分は、隔壁25よりも高い所に設けられて、排出口28の上方に位置するとともに、環状間隙24の下端面でもある容器部41の内底面と平行な状態で張られている。そのように平紐ベルト51を支持する軸受52は、平紐ベルト51の循環運動を軽快なものにできれば良いので、高性能だが高価なころ軸受に限らず、すべり軸受など低廉化や小形化の可能なものであっても良い。また、そのような平紐ベルト51のうち少なくとも整列盤60の外周面62との対峙部分における上端の高さであるベルト上端高さAが、整列盤60のうち環状間隙24を画する外周面62に係る外周面高さBよりも、整列盤60の全周で、低くなっている。
言い換えれば、全周で外周面高さBがベルト上端高さAより高くなっている。これに随伴して、整列盤60の上面61も従来同様の形状ながら従来品より高くなったため、整列盤60は従来より背の高いものとなっている。
このような整列盤60の外周面62と対峙している張設状態の平紐ベルト51は、円状に列なる多数の区画室26のうち整列盤60の軸回転にて排出口28に近づいて来た区画室26の上に出ている錠剤が円板状錠剤4であれ半錠8であれ、その錠剤(4,8)が当接すると反発力にて錠剤(4,8)を外周側から内周側へ押すことにより、しばしば錠剤(4,8)を挟持しつつ循環して錠剤(4,8)の落下を阻止するものとなっている。
この実施例1の錠剤カセット40について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2(c)は、整列盤60と平紐ベルト51とが排出口28の上方で半錠8(錠剤)に作用して二重落下を防止しているところの斜視図である。図3は、半錠8を多数収容した錠剤カセット40の排出部の動作説明図であり、(a)が落下排出中の状態、(b)が整列盤60の回転にて隔壁25や区画室26さらには半錠8が左方へ移動した状態を示している。また、図4は円板状錠剤4を多数収容した錠剤カセット40の排出部の動作説明図であり、(a)が落下排出中の状態、(b)が整列盤60の回転にて隔壁25や区画室26さらには円板状錠剤4が左方へ移動した状態を示している。
錠剤分包機などでは円板状錠剤4や半錠8さらには他の形状の錠剤など種々の錠剤を取り扱うことが多いが、錠剤分包機10への格納や部品の共通化等を考慮して容器部41は各種形状の薬剤に対して出来るだけ同じものを用いたいので、整列盤60の選定や製造にて各種の錠剤に対処するのであるが、その際、区画室26が半錠8や円板状錠剤4より少し大きくて区画室26に一個ずつ錠剤(4,8)が入るような整列盤60を採用する。
また、二重落下防止ユニット50は、平紐ベルト51が隔壁25の上方になるように、二重落下防止ユニット50の選定や調整を行っておくとともに、整列盤60には、平紐ベルト51のベルト上端高さAより外周面高さBが全周で高い整列盤を採用する。
そうすると、既に容器部41に多数の半錠8が収容されているとして(図2,図3参照)、駆動部10の駆動に従って整列盤60が軸回転すると、整列盤60の上面61で撹拌された半錠8がそこから環状間隙24に滑り落ちて区画室26に一つずつ収まるので、円状に列なる多数の区画室26にて整列させられた半錠8は、区画室26と共に水平面上の円弧軌道を辿って排出口28の上に向けて次々と移動する。また、そのとき、他の半錠8が先に入ってしまった区画室26に滑り落ちてきた半錠8は、区画室26に入れず、区画室26の上に出ているので、排出口28の上方より手前で平紐ベルト51に当接して、平紐ベルト51を循環運動させながら、平紐ベルト51の当接部位および整列盤60の外周面62と一緒に、やはり区排出口28の上方に次々と移動する(図2(c)参照)。
そして、半錠8を収容した区画室26が排出口28の上に来ると(図3(a)参照)、その度に、区画室26から一個の半錠8が落下して排出口28から排出される。これに対し、区画室26から上に出ていた半錠8は、例えその一部が区画室26の中に入り込んでいたとしても、区画室26より上に出ていた部分が、平紐ベルト51によって外周側から内周側へ押されて、大抵のものが、平紐ベルト51の当接部位・作用部分と整列盤60の外周面62の該当部分とによってその間に挟持される。また、稀ではあるが、平紐ベルト51に弾かれて整列盤60の上面61の上に戻るものもある。
何れにしても、平紐ベルト51に当接した半錠8は、下の区画室26が空になっても排出口28の上を通過する後まで、平紐ベルト51の作用によって区画室26の上に保持されるので(図3(b)参照)、半錠8が二重落下するおそれはない。そして、排出口28の上を通過した後に、平紐ベルト51の当接部位・作用部分と整列盤60の外周面62とが離隔して、半錠8の挟持が緩み更には解消されると、解放された半錠8が落下して下の区画室26に速やかに入り込む(図2(c)参照)。
こうして、角部分等が下の区画室26に入り込んだ半錠8も、区画室26から完全に出ている半錠8と同様、優しく挟持されて排出口28を通過するか、軽く弾かれて整列盤60の上へ移るので、裁断面が粗くても、隔壁25や平紐ベルト51の高さ選定が多少雑であっても、半錠8の逐次排出が迅速かつ的確に行われる。
繰り返しとなる煩雑な説明は割愛するが、円板状錠剤4は(図4参照)、裁断されていないために全表面が最初から滑らかなので引っ掛かる心配が無いうえ、尖ったところが無いために区画室26の上からその中の円板状錠剤4に乗り上げたときに区画室26の中に入り込む部分がほとんど無いので、逐次排出と二重落下防止の処理が、上述した半錠8と同様にして行われ、半錠8のときよりも安定して迅速かつ的確に行われる。
本発明の錠剤カセットの実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図5は、(a)が駆動部10に錠剤カセット70を装着した錠剤フィーダの側面外観図、(b)が駆動部10から錠剤カセット70を外した錠剤フィーダの縦断側面図、(c)が錠剤カセット70の要部の横断平面図、(d)が円板状錠剤4を収容した錠剤カセット70の要部の縦断側面図である。 また、図6は、錠剤カセットの要部構造を示し、(a)が整列盤90と丸紐ベルト81(無端ベルト,二重落下防止部材)の作用部分との斜視図、(b)がその作用部の辺りの拡大側面図である。
この錠剤カセット70が上述した実施例1の錠剤カセット40と相違するのは、容器部41が容器部71になった点と、二重落下防止ユニット50が二重落下防止ユニット80になった点と、整列盤60が整列盤90になった点である。
整列盤90が整列盤60と相違するのは、環状間隙24を画する外周面92に係る外周面高さBが隔壁25の少し上の位置まで下がって整列盤90の外周面92が整列盤60の外周面62や整列盤23の外周面より低くなっている点と、外周面92の高さBが整列盤90の全周でほぼ一定になっている点と、それに対応して整列盤90の上面91では錠剤撹拌用の段差が傾斜面の中間では大きいが傾斜面の上下端では小さくなっている点である。
二重落下防止ユニット80が二重落下防止ユニット50と相違するのは、二重落下防止部材である無端ベルトとして平紐ベルト51に代えて丸紐ベルト81が採用された点と、それに伴って軸受82さらには二重落下防止ユニット80の形状等が丸紐状のベルトに適合するよう改造された点である。
容器部71が容器部41と相違する点も、無端ベルトの丸紐化に随伴するものであり、二重落下防止ユニット80の装着部の開口などが丸紐ベルト81に適合するよう改造されて例えばベルト遊挿幅が狭くなっている。
また、丸紐ベルト81と整列盤90との関係については、整列盤90のうち環状間隙24を画する外周面92の高さBが、整列盤90の全周で、丸紐ベルト81のベルト中心高さCより低くなっている。言い換えれば、丸紐ベルト81のベルト中心高さCが整列盤90の外周面高さBより高くなるところに丸紐ベルト81が張設されている。そのため、丸紐ベルト81のうち整列盤90と対峙する部分が、外周面92に対して真正面から対向するのでなく少し斜め上から見下ろす形で対向していて、環状間隙24から浮き上がりかけたか浮き上がったかのような状態になっている。
この実施例2の錠剤カセット70について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図7は、(a)〜(d)何れも整列盤90と丸紐ベルト81(無端ベルト)とが半錠8(錠剤)に作用して二重落下を防止しているところの拡大側面図である。
この場合も、半錠8を補充した錠剤カセット70を駆動部10に装着させて使用することに加え、整列盤90の軸回転による逐次排出や丸紐ベルト81による二重落下防止に係る基本的な動作は、上述したのと同様なので、繰り返しとなる煩雑な説明は割愛するが、無端ベルトが丸紐ベルト81になったことと、そのベルト中心高さCより整列盤90の外周面92の高さBが低くなったこととに応じて変わった、丸紐ベルト81と整列盤90との協動による半錠8に係る二重落下防止状況を、幾つか例示する(図7参照)。
錠剤カセット70でも、駆動部10の駆動に従って整列盤90が軸回転すると、整列盤90の上面91で撹拌された半錠8がそこから環状間隙24に滑り落ちて区画室26に一つずつ収まって排出口28の上に向けて次々と移動するとともに、他の半錠8が先に入ってしまった区画室26に滑り落ちてきた半錠8は、区画室26に入れないで、区画室26の上に出ているので、排出口28の上方より手前で丸紐ベルト81に当接して、丸紐ベルト81を循環運動させながら、更に進もうとする。
しかし、その際、半錠8の尖り部分が下の区画室26に入り込んでいたような場合(図7(a)参照)、半錠8の裁断面などが丸紐ベルト81に対して乗り上がり気味に当接するため、その半錠8の中央部分が丸紐ベルト81の反発力によって外周側から内周側へ持ち上げ気味に弾かれることから、半錠8が整列盤90の上面91に押し上げられるので、それに随伴して、半錠8のうち区画室26の入り込んでいた尖り部分が、区画室26から抜け出る。こうして、半錠8の尖り部分にもベルト当接部分にも過剰な力が掛かることなく円滑に半錠8が排出口28の上方を通過するので二重落下が防止される。図示は割愛したが半錠8の裁断面でなく円弧面が丸紐ベルト81に当接した場合も同様である。
また、半錠8の尖り部分が区画室26に入っていない場合は(図7(b)参照)、区画室26に入り込む部分が、円板状錠剤4のときと同じく、円周部のうちほんの僅かな部分にすぎないので、より軽快かつ円滑に半錠8が丸紐ベルト81で弾かれる。
さらに、そもそも半錠8が全く区画室26に入っていない場合は(図7(c)参照)、半錠8が整列盤90の上面91の上に留め置かれる。
なお、区画室26の上の半錠8に対する整列盤90の上面91への押し上げが他の半錠8によって妨げられて半錠8が丸紐ベルト81と整列盤90の外周面92との間に留まったような場合でも(図7(d)参照)、半錠8は優しく挟持されて運ばれる。
こうして、何れの場合も、半錠8の二重落下が的確に防止される。
[その他]
上記実施例1,2では、錠剤カセット40,70が着脱部になっていて固定の駆動部10に手動で装着されることで錠剤フィーダが出来上がるようになっていたが、錠剤カセットと駆動部との連携態様はそれに限定される訳でなく、例えば、錠剤カセットだけでなく駆動部も可動式や可搬式になっていても良く、錠剤カセットと駆動部との対応付けや装着および離脱が自動的に行われるようになっていても良く、錠剤カセットが駆動部に固設されて錠剤フィーダが一体的なものになっていても良い。
上記実施例では、軸受52,82が一対だけであったが、例えばベルト長を増す等のため、無端ベルト51,81の張り巡らし方を変えると、軸受52,82が三個以上になることもある。また、無端ベルトの伸縮性能や寿命を向上させる等のために、軸受52,82を金属バネ等で支持してベルト張力に応じて適度に移動するようにしても良い。
上記実施例1,2では、整列盤23に代えて外周面高さBの異なる整列盤60,90が採用されていたが、無端ベルト51,81が錠剤を挟持するときと弾くときの割合を何れかに偏らせることを求めないのであれば、従来の整列盤23を使い続けことができる。その場合、無端ベルトには、上述した平紐ベルト51と丸紐ベルト81との何れを用いても良く、異なる形状のもの例えば断面が楕円形や平行四辺形になっている紐を用いても良い。さらに、無端ベルト51,81及び二重落下防止ユニット50,80の装着態様を、従来の仕切板29の保持部の装着態様に適合させて、両者に取り付け互換性を持たせることが可能な場合は、従来の容器部21や整列盤23を使い続けることができる。
本発明の錠剤カセットは、薬剤分包機のように庫部などに多数の駆動部を組み込んだ装置にも(例えば特許文献1〜2参照)、錠剤分割装置のように一台だけしか搭載していない装置にも(例えば特開2011−83357号公報参照)、使用することが可能である。また、着脱式の場合、一個の錠剤カセットを幾つかの駆動部に付け替えて使用することや、一個の駆動部に幾つかの錠剤カセットを付け替えて使用することも可能である。
また、ほとんどの定形剤や異形剤が上述の円板状錠剤4と半錠8との中間的な形をしているので、それらの各種錠剤を不都合なく取り扱うことができる。
4…円板状錠剤(錠剤)、8…半錠(錠剤)、10…駆動部(錠剤フィーダ)、
20…錠剤カセット(錠剤フィーダ)、
21…容器部、22…蓋23整列盤、24…環状間隙、25…隔壁、
26…区画室、27…回転伝動軸、28…排出口、29…仕切板、
40…錠剤カセット、
41…容器部、50…二重落下防止ユニット、
51…平紐ベルト(無端ベルト,二重落下防止部材)、52…軸受、
60…整列盤、61…上面(攪拌面)、62…外周面、
70…錠剤カセット、
71…容器部、80…二重落下防止ユニット、
81…丸紐ベルト(無端ベルト,二重落下防止部材)、82…軸受、
90…整列盤、91…上面(攪拌面)、92…外周面

Claims (1)

  1. 多数の錠剤を収容しうる容器部と、軸回転可能な状態で前記容器部の中に設けられた整列盤と、前記整列盤の外周面に多数形成されていて前記容器部と前記整列盤との環状間隙を等ピッチで多数の区画室に区切る羽根状の隔壁とを備え、前記容器部の底部のうち前記環状間隙の下面をなす部分の一部に排出口が形成されていて、前記整列盤の軸回転にて前記区画室の中に入った錠剤を前記排出口から逐次落下させる錠剤カセットにおいて、
    変形容易な弾性体または可撓性部材からなり、前記排出口の上方であって前記隔壁より高い所に設けられていて、前記区画室のうち前記整列盤の軸回転にて前記排出口に近づいて来た区画室の上に出ている錠剤が当接すると反発力にて該錠剤を外周側から内周側へ押すことにより該錠剤の前記排出口への落下を阻止する二重落下防止部材を具備しており、
    前記二重落下防止部材が、軸受にて張られている丸紐状の無端ベルトであり、
    前記整列盤のうち前記環状間隙を画する外周面が全周で前記無端ベルトの中心より低いことを特徴とする錠剤カセット。
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