JP3041343B1 - 防塵機構および高速計数装置 - Google Patents

防塵機構および高速計数装置

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JP3041343B1
JP3041343B1 JP10336621A JP33662198A JP3041343B1 JP 3041343 B1 JP3041343 B1 JP 3041343B1 JP 10336621 A JP10336621 A JP 10336621A JP 33662198 A JP33662198 A JP 33662198A JP 3041343 B1 JP3041343 B1 JP 3041343B1
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Abstract

【要約】 【課題】検知手段の検知部に粉体等が付着することを最
小限に抑え、また、検知部の清掃作業を最小限にし、さ
らに、既存の装置であっても容易に設置でき、また、構
成が簡単で、かつ、検知位置から受光部に適切な情報だ
けを送る構成を備え、さらに、高速計数装置に使用する
検知手段であっても粉体等の付着を最小限に抑えること
ができる防塵機構および高速計数装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】被検知物7が通過する検知位置9を検知光
路Sの所定位置に設定し、前記検知位置の一方側に前記
検知光路を形成する検知部2を備える検知手段の防塵機
構であって、前記検知部と検知位置との間に、前記検知
光路を開口するように貫通させて2以上の空気室11,
12を設けた防塵機構10として構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検知物を検知
する検知手段の検知精度を維持するための防塵機構およ
び防塵機構を備える高速計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤や、ボルトやナットなど同時
に多数を成形する金属部品あるいは発光ダイオードなど
の半導体素子、またはプラスチック部品などの製品(被
検知物)の計数、あるいは形状、長さ、幅の測定、また
は位置合わせなどに使用される各種のセンサである検知
手段は、多種多様の構成を備えるものが提案されてい
る。
【0003】例えば、前記被検知物である錠剤の計数を
行う検知手段であれば、計数用のホッパに収納された錠
剤を順次排出口から送り出し、その送り出される排出口
の位置に検知手段である光検知センサを設けた構成とし
ている。したがって、排出される錠剤は、光検知センサ
の投光部および受光部の間に形成される検知光路を通過
することで計数が行われている。
【0004】なお、前記検知手段は、いわゆるイメージ
センサとして光検知センサが使用される場合があり、透
過型のように投光部および受光部の配置が対向する位置
に配置されるものや、反射型のように投光部および受光
部が同じ側に位置している構成のものも知られている。
【0005】また、被検知物を遠心力や振動により整列
させ、大量の被検知物を高速で正確に計数する装置は、
被検知物が排出される位置に検知手段が設置されてい
る。この装置に使用されている検知手段は、例えば、前
記したように光検知センサを使用しているのが現状であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の検
知手段では、以下のような問題点が存在していた。 検知手段は、被検知物が検知位置を通過するまでの
間に、その被検知物が収納や整列する際に互いに擦れる
ことや、収納される容器と接触する際に擦れることで発
生する各被検知物特有の塵埃、例えば食品や錠剤であれ
ば粉体、プラスチック製品であればそのプラスチックの
粉、あるいは金属部品であれば金属粉体または金属部品
に付着した油分が蒸発した蒸気などが検知位置にその被
検知物と一緒に送られ、粉体等が前記検知位置に充満す
る。したがって、それらの粉体や蒸気などが、検知位置
の空気の流れにより、前記検知手段の投光部あるいは受
光部または反射鏡等に付着することで検知手段の検知精
度を低下させていた。
【0007】 また、検知手段は、その検知部(投光
部、受光部、反射鏡等)に粉体などが付着することで汚
れると検知精度が低下するため、一定時間検知作業を行
った後に検知部を清掃する必要が生じる。そのため、計
数等の検知作業を停止して検知部を清掃するメンテナン
スを短期間に定期的に行う必要が発生し不都合であっ
た。
【0008】 特に、高速計数装置に使用される検知
手段は、被検知物を大量に高速で計数することから被検
知物から粉体等が大量発生するため、検知手段の検知部
である投光部および受光部または反射鏡の位置に付着し
た粉体等により検知精度の低下が著しかった。また、粉
体等が検知部に付着するため、その粉体等の除去作業を
一定時間ごとに行う必要が発生した。
【0009】 検知手段は、検知位置に側壁面を形成
する場合があるが、その側壁面に粉体が付着すると誤っ
た情報を受光部に送ることもある。したがって、検知位
置の構成についても検知する精度を上げるための構成に
する必要が生じていた。
【0010】この発明は、前述の問題点を解決すべく創
案されたもので、検知手段の検知部に粉体等が付着する
ことを最小限に抑え、また、検知部の清掃作業を最小限
にし、さらに、既存の装置であっても容易に設置でき、
また、構成が簡単で、かつ、検知位置から受光部に適切
な情報だけを送る構成を備え、さらに、高速計数装置に
使用する検知手段であっても粉体等の付着を最小限に抑
えることができる防塵機構および防塵機構を備える高速
計数装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、この発明は、被検知物が通過する検知位置を検知光
路の所定位置に設定し、前記検知位置の一方側に前記検
知光路を形成する検知部を備える検知手段の防塵機構で
あって、前記検知部と検知位置との間に、前記検知光路
を開口するように貫通させて2以上の空気室を設けた防
塵機構として構成した。また、前記検知部は、前記検知
位置の一方側と他方側に備える構成としても良い。さら
に、前記検知部は、投光部および受光部から構成される
ことや、または、投光部および受光部ならびに反射鏡か
ら構成されても良い。
【0012】このように構成することで、被検知物は検
知位置を通過する際に、その通過する方向に沿って空気
の流れを生じることで、その通過する検知位置の気圧
が、その検知位置に近い空気室よりも低くなり、さら
に、前記検知位置から遠くなる空気室は順次気圧が高く
なる。したがって、検知位置に発生する空気の流れが乱
流となり空気室側に入り込むことはない。
【0013】また、前記空気室は、前記検知位置から遠
い側に配置された空気室に気体を供給する気体供給手段
を接続し、前記気体供給手段を接続した空気室から前記
検知位置側に向かって気体を供給する構成とすること
や、また、前記空気室は、検知位置から遠くに配置され
るにしたがって容積が小さくなるように形成する構成に
すると都合が良い。
【0014】このように構成することで、検知位置から
遠い空気室から検知位置に近い空気室側に向かって空気
などの気体の流れを形成することで、検知位置に存在す
る粉体の流入をさらに有効に防ぎ、検知部の防塵効果を
高めることができる。また、検知位置から遠くなる空気
室の大きさを小さくなるように形成することで、検知位
置から遠くなる空気室の気圧を大きくすることができ、
さらなる防塵効果を高めることが可能となる。
【0015】前記空気室を2以上設けるにあたり、前記
検知光路を開口するように仕切板を介して各空気室の間
を仕切る構成としている。そのため、空気室を仕切板で
仕切る構成とすることで、空気室を簡易に形成すること
ができると共に、防塵機構の形成を容易にする。
【0016】そして、前記検知光路に沿って側壁面を形
成する場合は、前記投光部からの光が、前記受光部に反
射しない傾斜角度をその側壁面に形成する構成とする防
塵機構とした。
【0017】このように構成することで、検知位置の側
壁面に反射した光が、受光部に反射することはなく、精
度を下げる余計な検知位置の情報を受光部に送ることは
ない。また、側壁面に粉体等が溜まることもない。
【0018】そして、高速計数装置は、底板に排出口を
有すると共に、前記排出口の上部側に設けた落下防止手
段を有する円筒形の収納ホッパと、この収納ホッパの前
記底板上で回転する多段回転分離フィーダと、前記排出
口から排出される被検知物の計数を行う検知手段と、前
記多段回転分離フィーダを回転させる駆動機構と、前記
駆動機構を制御する制御機構とを備え、前記多段回転分
離フィーダは、その上部側に形成した傾斜面部と、この
傾斜面部の周縁側で前記収納ホッパの内壁面側に形成し
た収納整列部とから構成され、前記収納整列部は、前記
傾斜面部の縁側に形成される縮径周側面部と、前記収納
ホッパの内壁面で形成した整列通路を有すると供に、こ
の整列通路の下方に設けた、円周方向に所定間隔で収納
貫通孔を備える環状収納整列部とを有し、前記整列通路
は、前記被検知物の一つの大きさが通過できる通路幅に
形成され、前記収納貫通孔は、前記被検知物が縦方向に
一列に2以上収納されると共に、その収納貫通孔の下方
の位置を、下方に向かって拡大する方向にテーパ面を形
成し、前記環状収納整列部は、収納貫通孔内で最下段の
被検知物の位置およびその最下段に重なる被検知物との
位置の間で環状にスリットを形成し、前記スリットを介
して前記落下防止手段により最下段に重なる被検知物の
落下を防止し、前記検知手段は、前記構成の防塵機構を
備える構成とした。
【0019】このように構成することで、収納ホッパ内
の被検知物は、多段回転分離フィーダが回転すること
で、整列通路に一列に整列させられると共に、収納整列
部に形成された収納貫通孔に縦方向に一列で配置され
る。そして、多段回転分離フィーダが回転して底板の排
出口に前記収納貫通孔が合致すると、その収納貫通孔の
下方にはテーパ面が形成されているため、被検知物は、
多段回転分離フィーダの回転速度が高速でも、最下段に
位置する被検知物のみが排出口から排出され、最下段に
重なる被検知物は、落下防止手段により保持される。そ
のとき、被検知物から発生する粉体等は、検出手段に防
塵機構を有していることから、検知部に付着することな
く下方に落下する。
【0020】そして、前記駆動機構は、あらかじめ設定
する前記検知手段による被検知物の設定数に対応して、
前記多段回転分離フィーダを連続または間欠送の高速回
転および低速回転するように、前記制御機構により制御
される構成とした。
【0021】このように構成することで、被検知物を計
数する場合に、あらかじめ設定する設定数に近づくまで
は前記多段回転分離フィーダを高速回転させ、排出口か
ら高速で被検知物を落下させ計数し、設定数に近づいた
ら多段回転分離フィーダを低速回転させ、設定値までの
計数の正確性を確保することができる。また、被検知物
の落下と供に粉体等も落下するが、防塵機構により検知
部にその粉体等が付着して検知精度を低下させることを
最小限に抑えることができる。
【0022】また、前記高速計数装置を複数配置し、前
記収納ホッパの上方に大型ホッパを連結し、配置した複
数の前記検知手段から計数される被検知物の数があらか
じめ設定した設定数に近づいた際に、複数の多段回転分
離フィーダを停止すると共に、残りの多段回転分離フィ
ーダを低速回転させることを特徴とする防塵機構を備え
る高速計数装置としても良い。
【0023】このように構成することで、計数する被検
知物の計数作業をさらに高速大量処理できると共に、検
知手段に備える防塵機構の作用により、高速で多数の多
段回転分離フィーダを使用することで発生する被検知物
の粉体等が、検知手段の検知部に付着することはない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1(a)(b)(c)は、
第1形態の防塵機構を示す断面図、図2(a)(b)
は、第2形態の防塵機構を示す断面図、図3(a)
(b)(c)は、第3ないし第5形態の防塵機構を示す
断面図、図4は、第6形態の防塵機構を示す断面図、図
5は、第7形態の防塵機構の原理図、図6(a)(b)
(c)は、第8ないし第10形態の防塵機構を示す断面
図、図7は、防塵機構を備える高速計数装置の原理図、
図8は、他の構成の防塵機構を備える高速計数装置の原
理図、図9(a)(b)は、防塵機構の他の設置例を示
す原理図である。
【0025】図1(a)(b)で示すように、検知手段
1は、検知部2に光検知センサを使用しており、検知部
2である投光部3と受光部4および反射鏡5を一方側に
配置し、前記検知部2に対向する位置に反射鏡6を備え
ると共に、前記投光部3、受光部4および反射鏡5と、
前記反射鏡6の間に検知光路Sが形成されている。そし
て、前記検知光路Sの所定位置に検知位置9を設定し、
前記検知位置9を被検知物7が通過すると受光部4が計
数(検知)するように構成されている。さらに、前記検
知部2と反射鏡6の間に構成される検知光路Sに沿って
防塵機構10、10をそれぞれ検知位置9の一方側と他
方側に備えている。
【0026】前記防塵機構10は、検知光路Sを開口す
るように貫通して検知位置9から検知部2および反射鏡
6に向かってそれぞれ第1空気室12および第2空気室
11を仕切部13を介して形成する構成としている。そ
して、検知位置9に近い側に配置された第1空気室12
は、検知位置9から遠い側に配置された第2空気室11
よりその容積が大きくなるように構成されている。両空
気室11、12は、前記検知光路Sの開口部分14以外
は密閉されており、検知位置9を落下する被検知物7に
よる下向きの空気の流れに対して検知位置9の空間より
第1空気室12の空間の気圧が高くなり、さらに、第1
空気室12の空間より第2空気室11の空間の気圧が高
くなるように構成されることになる。前記両空気室1
1、12の内面形状は、曲面で構成されることが好まし
く、また、それぞれが角形、楕円形あるいは円形になる
ように形成しても良い。
【0027】なお、前記検知位置9には、投光部3から
照射された光を反射鏡5、6間で反射することで検知位
置9側に開口する空間に平面状の光経路網(検知光路
S)を形成し、その光経路網を、被検知物7である例え
ば錠剤が通過することで錠剤の計数(検知)を行う構成
としている。そして、図1(c)で示すように、前記反
射鏡5、6に直交する側壁面16、16は、検知光路S
を形成する際に、垂直な側壁面として構成されると、そ
の垂直な側壁面の反射光の影響を受光部4が受けること
になる。そのため、側壁面16、16は、検知用の光が
反射しても受光部4に受光されないように一定の傾斜角
度θを備えるように検知光路Sに沿って形成されてい
る。この傾斜角度θは、側壁面16、16が下方に向か
って外側に広がるような傾斜角度を備える構成としてい
る。したがって、特に、検知位置9では、粉体8等が落
下して来ても、その側壁面16、16に溜まることはな
い。そして、粉体8が付着しても検知精度を低下させる
ことはない。
【0028】つぎに、検知手段1により被検知物7を計
数する場合の作用について説明する。なお、被検知物7
は、錠剤である場合を例として説明する。被検知物7が
検知位置9を通過するように落下すると、検知手段1の
検知部2と反射鏡6の間に形成される検知光路Sで検知
して計数される。
【0029】前記被検知物7が錠剤である場合は、検知
位置9に搬送されるまでにそれら錠剤が擦られ粉体8を
発生し、その粉体8が錠剤の落下と共に検知位置9の空
間内にも多数存在することになる。このとき、前記防塵
機構10、10を検知部2側および反射鏡6側にそれぞ
れ備えているため、前記粉体8はつぎのような方向に落
下する。すなわち、粉体8は、錠剤の落下する方向の空
気の流れに伴って移動し、そして、検知光路Sの開口部
分14から内部に空気の流れに伴って入り込もうとする
が、検知位置9の空間の気圧より第1空気室12の気圧
が高く、さらに、第2空気室11の気圧が前記第1空気
室12の気圧より高くなる。そのため、第1空気室12
には粉体8が空気の流れによって入り込むことはなく、
まして、第2空気室11には、ほとんど粉体8が入り込
むことはない。したがって、粉体8は、被検知物7であ
る錠剤の落下と共に下方に落下する。
【0030】なお、図1(a)(b)では、第1空気室
12の大きさと第2空気室11の大きさを異ならせる構
成としたが、同じ大きさに構成しても、粉体8が両空気
室11、12内に入り込むことを最小限とすることが可
能となる。また、第1空気室12および第2空気室11
の二つを配置したが、空気室の数は3つあるいは4つ以
上を配置しても良い。3つ以上空気室を配置する場合
は、その空気室の大きさを全て同じ大きさに構成しても
良い。また、空気室の大きさを検知位置9から遠ざかる
にしたがって順次小さくなるように構成するとさらに防
塵効果を発揮することになる。なお、空気室を複数配置
する場合、検知位置9と検知部2の距離が有効となる検
知光路Sを形成できる距離になることが必要になる。
【0031】つぎに、図2(a)(b)を参照してこの
発明の第2形態を説明する。なお、前記構成と同じ部材
は、同じ符号を付して説明を省略する。検出手段1A
は、検知部2と検知位置9との間と、反射鏡6と検知位
置9との間に防塵機構10a、10aをそれぞれ備えて
いる。前記防塵機構10aは、第1空気室12と第2空
気室11aとが、検知部2の位置と検知位置9との間に
配置されると共に、反射鏡6の位置と前記検知位置9と
の間に配置されている。そして、前記第2空気室11
a,11aは、第1空気室12,12の容積と同じ大き
さになるように形成されており、さらに、その第2空気
室11aの下方位置に、気体を供給する気体供給手段1
5が接続されている。
【0032】前記気体供給手段15は、気体を送風する
本体送風部15aと、この本体送風部15aからの気体
を所定位置まで送る接続パイプ15bと、この接続パイ
プ15bの先端側に設けられた風量の調整を行うと共
に、前記第2空気室11aの接続開口位置に接続される
接続調整部15cとから構成されている。そのため、第
2空気室11aに気体を供給する際は、本体送風部15
a側で大まかな風量の調節を行ない、さらに、前記接続
調整部15cの調整を行うことで、第2空気室11aに
気体を供給している。そして、気体の供給量は、対面す
る他方の防塵機構10a側に影響がない程度に供給され
ており、好ましくは、供給した気体が検知位置9側に送
ることのできる微量で構わない。
【0033】前記気体供給手段15から送風される気体
は、検知手段1Aを使用している室内の空気をフィルタ
を介して供給する構成としている。なお、供給する気体
は、被検知物7の構成に応じて適宜選択される。例え
ば、酸化作用を嫌う被検知物が還元性のものであれば、
窒素や炭酸ガスのような不活性ガスを供給する。
【0034】したがって、被検知物7を検知(図面では
計数)する場合に、前記気体供給手段15を作動させて
作業を行うと、常に、検知位置9から遠い第2空気室1
1a,11a側から検知位置9側に向かって気体の流れ
が起こるため、被検知物7から発生する粉体8等は、検
知部2および反射鏡6側には入り込むことはない。
【0035】なお、前記図1(c)で示すように、検知
手段1Aの検知位置9の側壁面16は、検知位置Sに沿
って所定の傾斜角度θを備えており、適正な被検知物7
の検知(この場合は計数)を行うことが可能となる。ま
た、図面では、各空気室12,11aは2つ配置し、か
つ、その容積が同じ大きさになるように形成している
が、空気室の数、配置位置および各空気室の容積は、こ
の発明の目的を達成するものであれば特に限定されるも
のではない。例えば、配置する空気室は3つ以上であっ
ても良く、検知位置から遠くになるにしたがってその空
気室の容積が小さくなるように構成しても良い。
【0036】つぎに、図3を参照してこの発明の第3な
いし第5形態を説明する。なお、各防塵機構10b,1
0c,10dにより防塵できる作用については前記した
図1および図2で示す作用と同じであるため説明を省略
する。また、ここでは検知手段の構成が異なることで符
号を異にしているが各防塵機構は同じ構成のものを図示
して説明する。
【0037】まず、図3(a)で示すように、第3形態
に係る検知手段1Bの防塵機構10bについて説明す
る。検知手段1Bは、検知部2B(投光部および受光
部)を一端側に備え、その検知部2Bの前面側で、検知
光路Sに沿って開口する以外は密閉した防塵機構10b
を備えている。前記防塵機構10bは、開口部分14か
ら近接した位置に被検知物7bの検知位置9bを設定
し、この検知位置9b側に第1空気室12bを形成し、
前記第2空気室11bに仕切部13bを介して第2空気
室11bを形成している。そして、第2空気室11b
は、第1空気室12bより容積が小さくなるように形成
されている。
【0038】また、仮想線で示すように、検知位置9b
から遠い側である第2空気室11bに気体供給手段15
Bを接続して気体を検知位置9bに向かって流すように
構成しても良いものである。
【0039】前記被検知物7bは、前記検知光路Sを遮
るとその被検知物7bから反射される反射光を検知部2
Bの受光部が受光することで被検知物7bの計数を行っ
ている。前記被検知物7bは、例えば、リード線を本体
から左右に出す抵抗器、一方向に複数の足をだすコンデ
ンサ、あるいは、発光ダイオードなどの半導体素子であ
っても良い。前記被検知物7bを計数する場合、樹脂や
その他の部材から発生する粉体8が、検知位置9b側に
空気の流れと共に運んで来るが、防塵機構10bを備え
ているため、検知部2B側に入り込むことはない。
【0040】つぎに、図3(b)で示す第4形態に係る
検知手段1Cの防塵機構10cに付いて説明する。図3
(b)で示すように、検知部2Cは、投光部および受光
部を備え、照射した光を対向する位置に配置した反射鏡
20に反射させ受光した光により被検知物7cを検知す
る構成としている。そして、前記防塵機構10cは、検
知部2Cに検知光路Sを開口する以外は、その検知部2
Cを密閉して形成され、第1空気室12cを検知位置9
c側に配置し、前記第1空気室12cに連続して仕切部
13cを介して第2空気室11cを配置している。さら
に、前記第2空気室11cは、第1空気室12cよりそ
の容積が小さくなるように形成されている。なお、必要
に応じて気体供給手段15Cを第2空気室11c側に接
続して使用しても良い構成としている。
【0041】したがって、前記検知位置9cの位置で検
知光路Sを被検知物7cが通過すると、その通過した位
置の光が遮断され検知部2c(受光部)側に反射しない
ため、被検知物7cの検知(計数)を行うことができる
ものである。前記検知手段1Cは、帯状のワークWをプ
レス機構Pによりプレス加工し、打ち抜かれた被検知物
7cを検知(計数)する構成のものである。このよう
に、加工する工程ラインの位置に検知手段1Cを配置す
る場合、防塵機構10cを備えているため、プレス加工
により発生する粉体等が舞い散っている環境であって
も、その粉体等は防塵機構10cにより検知部2C側に
入り込むことを最小限に抑えることができる。
【0042】つぎに、図3(c)で示すように、第5形
態の検知手段1Dの防塵機構10dについて説明する。
検知手段1Dは、検知部2D,2D(投光部3dと受光
部4d)を対面する位置に配置し(反射鏡を使用しても
良い)、前記検知部2D,2D間を走査する検知光路S
を被検知物7dが通過することで検知(計数)する構成
としている。そして、前記検知部2D,2Dのそれぞれ
に防塵機構10dを備えている。前記防塵機構10d
は、検知位置9d側に検知光路Sを確保するために開口
する開口部分14側に第1空気室12dを配置し、この
第1空気室12dに仕切部13dを介して第2空気室1
1dを配置している。前記第2空気室11dは、第1空
気室12dより容積が小さくなるように形成されてい
る。なお、必要に応じて気体供給手段15Dを第2空気
室11d側に接続して使用できる構成にしている。
【0043】したがって、検知位置9dを被検知物7d
が通過すると、検知光路Sが遮られることで検知部2D
(受光部4d)に受光されず、被検知物7dの検知(計
数)を行うことができる。このとき、検知部2Dは、防
塵機構10dを備えていることから、例えば、被検知物
7dがビス等の金属製品である場合、この金属製品が整
列する際に擦れて発生する金属粉体や、付着している油
分の蒸気などが発生して検知位置9dに流れ込んで来て
も、防塵機構10d,10dが検知部2D,2Dに設け
られているため、検知位置9dと各空気室11d,12
dとの間に気圧差を生じるため、それら金属粉体等が流
入して検知部2D,2Dに付着することを防止できる。
【0044】特に、前記検知部2B,2C,2D(投光
部および受光部)が、光ファイバなどにより構成されて
いる場合や、また、すでに設置されている検知部に対し
て、前記防塵機構10b,10c,10dの構成であれ
ば有効に使用することができる。また、前記防塵機構1
0b、10c,10dは、検知手段1B,1C,1Dを
ナット等の取付手段を介して着脱自在に設けられる構成
に形成されており、すでに設定されている検知手段の検
知部に対しても後から取り付けられる構成になってい
る。なお、両空気室12b(12c,12d),11b
(11c,11d)は、同じ容積に形成されても良い。
さらに、3つ以上の空気室を設けても良い。
【0045】つぎに、図4および図5で示すように、そ
れぞれ第6および第7形態の防塵機構の構成を説明す
る。図4で示すように、検知手段1Eは、その検知部2
Eに投光部としてのランプ光源3eを備えると共に、そ
のランプ光源3eの光照射をコンデンサレンズ6aと、
ハーフミラー6bおよび対物レンズ6dを介して被検知
物7eに照射している。そして、前記被検知物7eから
反射してくる反射光を、対物レンズ6dとハーフミラー
6bおよび集光レンズ6cを介して受光部としてのフォ
トトランジスタ4eに結像して被検知物7eの高さ(厚
み)を検知する構成としている。そして、前記対物レン
ズ6dを透過する検知光路Sを確保するように防塵機構
10eが設けられている。
【0046】前記防塵機構10eは、検知位置9eに開
口する開口部分14e側に第1空気室12eを設け、そ
の第1空気室12eに仕切部13eを介して連続して第
2空気室11eを設けている。前記第1空気室12e
は、第2空気室11eより容積が大きくなるように構成
されている。そのため、前記検知手段1Eが移動手段
(図示せず)により移動する際や、被検知物7eが検知
位置9eに移動する際に発生する粉塵などが存在する場
合に、両空気室12e,11eは、検知位置9eと気圧
差を形成する。そのため、前記対物レンズ6dにそれら
粉塵が付着することはない。
【0047】これは、防塵機構10eが、2つ以上(図
4では2つ)の空気室を備えることから、検知位置9e
に空気の流れが起こる場合、第1空気室12e側が検知
位置9eより気圧が高くなり、さらに、第1空気室12
eより第2空気室11eの気圧が高くなるため、両空気
室12e,11eから対物レンズ6d側に入り込む対流
を防ぐことができるものである。したがって、対物レン
ズ6dに粉塵などが付着することを最小限に抑えること
ができる。なお、第2空気室11e側に気体供給手段
(図2ないし図3参照)を接続し、第2空気室11eか
ら第1空気室12e側に気体の流れを形成する構成にす
ることにより防塵効果を高めることが可能となる。
【0048】つぎに、図5で示すように、検知手段1F
は、光走査式の検知部2Fを備えている。前記検知部2
Fは、レーザ発振部および多面体の回転ミラーからなる
投光部3fと、この投光部3fに対面した位置に配置し
た受光素子からなる受光部4fとを備えており、それぞ
れ、光照射経路にコリメータレンズ6e,6fをその凸
面が対面するように配置している。そして、前記コリメ
ータレンズ6e,6fから光走査経路Sa(検知光路)
部分を開口するように囲繞して、検知位置9f側からそ
のコリメータレンズ6e、6f側に向かってそれぞれ第
1空気室12f,12fおよび第2空気室11f,11
fを仕切部13f,13fを介して設けている。なお、
第1空気室12fと第2空気室11fは検知位置9fか
ら遠ざかるにしたがってその容積が小さくなるように構
成することや、また、前記第2空気室11f側には、気
体供給手段15F,15Fをそれぞれ設ける構成として
も良い。
【0049】そのため、前記検知位置9fに、被検知物
7fが配置されると、その被検知物7fの幅や直径ある
いは形状等を検知(測定)することができる。そして、
被検知物7fを検知する際に、設置環境などにより空気
中に粉体や塵埃が多く存在する場合であっても、前記防
塵機構10f,10fが設けられていることから、空気
の流れにより開口部分14f,14fからコリメータレ
ンズ6e,6f側に、その粉体等が入り込もうとして
も、第1空気室12fの気圧のほうが検知位置9fの気
圧より高く、さらに、第2空気室11fの気圧が第1空
気室12fの気圧より高くなるため、粉体等がコリメー
タレンズ6e、6f側にほとんど入り込むことはない。
また、第2空気室11fから検知位置9f側に、仮想線
で示す気体供給手段15Fを介して気体の流れを起こす
構成にすることで、さらに防塵効果を上げることが可能
となる。
【0050】なお、図1ないし図5で示した各防塵機構
10等の空気室11、12等の構成は、図6で示す第8
ないし図10形態の防塵機構の構成であっても良い。す
なわち、図6(a)で示すように、第8形態の防塵機構
10gは、第1空気室12gおよび第2空気室11gの
縦断面形状が、三角形を対面させた様に構成されてい
る。このようにすれば、各空気室12g、11gを区切
る仕切部13gは、検知光路Sに沿っての長さ寸法がほ
とんどない構成となり都合がよい。これは、検知光路S
に沿って形成される光路、特に検知光路Sに近い位置に
粉体が付着すると、検知部2Gに対する悪影響が大きい
ためである。ここでは第1空気室12gより第2空気室
11gの容積が小さくなるように形成されているが、前
記両空気室11g、12gの容積はおなじ大きさに構成
しても良い。また、気体供給手段15Gを設置して作動
させても良い。
【0051】また、図6(b)で示すように、第9形態
の防塵機構10hは、仕切板13hを別体に形成し、こ
の仕切板13hを取り付けることで、第1空気室12h
と第2空気室11hを構成するように形成されている。
前記仕切板13hにより検知位置9hから検知部2Hに
向かって各空気室12h,11hの容積が小さくなるよ
うに構成されている。そのため各空気室12h,11h
の形成が容易となる。もちろん各空気室12h,11h
の容積が同じになるように形成しても良いことや、気体
供給手段15Hにより気体を検知部2H側から検知位置
9h側に向かって流す構成としても良い。
【0052】さらに、図6(c)で示すように、第10
形態の防塵機構10jは、検知位置9j側に配置する第
1空気室12jの容積を検知部2J側に配置する第2空
気室11jの容積より極端に大きく形成するように構成
している。そして、第1空気室12jと第2空気室11
jとの間を仕切部13jでやや間隔を開けて構成してい
る。そのため、各空気室12j,11jの間には、より
大きな気圧差を生じる。もちろん、気体供給手段15J
を設け気体を検知位置9j側に向かって流す構成として
も良い。
【0053】なお、前記した図1ないし図6で示す防塵
機構10(10a…)において、検知位置9(9b…)
側の開口部分14(14e…)の構成は、それぞれ使用
される検知手段2等の検知光路S(Sa)の形態により
長穴、丸穴等異なる構成に形成される。また、各空気室
を仕切る仕切部または仕切板は、検知光路S(Sa)が
確保できるのであれば、その仕切部または仕切板による
開口位置が、前記開口部分14(14e…)より高さ方
向または幅方向に狭くなるように構成しても良い。さら
に、防塵機構10b,10c,10d,10e,10f
の構成は、各検知部2B(2C…)等に着脱自在に設置
できる構成にすることができるものである。
【0054】つぎに、前記した防塵機構10(10a
…)を高速計数装置に適用した場合の形態について図7
を参照して説明する。図7で示すように、高速計数装置
30は、被検知物としての錠剤tを高速で正確に計数す
る装置であり、錠剤tの収納ホッパ31と、この収納ホ
ッパ31内を回転する多段回転分離フィーダ32と、こ
の多段回転分離フィーダ32を駆動する駆動機構40
と、前記収納ホッパ31から排出される錠剤tを計数す
る。検知手段1Aと、前記駆動機構40を制御する制御
機構50とから構成されており、前記検知手段1Aに
は、防塵機構10aを備えるものである。
【0055】前記収納ホッパ31は、底板31bの所定
位置に錠剤tの排出口31cを備えている。そして、そ
の排出口31cの上部側の所定位置には落下防止手段と
しての切出板33を取り付けている。また、収納ホッパ
31の内壁面31aの下方には、その内壁面31aの内
側から外側に向かって、その内壁面31aの厚みが薄く
なるように凹状の溝部分を形成している。そのため、後
述する多段回転分離フィーダ32の環状収納整列部34
aがその溝部分に入り込んだ状態で回転する構成として
いる。
【0056】前記多段回転分離フィーダ32は、上部側
に円錐形状の傾斜面部32aを形成し、その傾斜面部3
2aの周縁側で、前記収納ホッパ31の内壁面31aに
近い位置に形成した前記錠剤tの収納整列部34とから
構成されている。前記傾斜面部32aは、所定の傾斜角
度を備えており、偏平した円錐状に形成することや、3
枚、4枚あるいは5枚以上の複数の扇状の平板を接続し
て偏平な角錐状に形成されている。なお、角錐状に形成
する場合は、接続される隣の扇状の平板と回転方向に対
して段差が生じるように接続しても良い。
【0057】前記収納整列部34は、整列通路32c
と、この整列通路32cの下方に設けた環状収納整列部
34aとから構成されている。整列通路32cは、前記
傾斜面部32aの周縁位置から垂直に形成した縮径周側
面部32bと、前記収納ホッパ31の内壁面31aで構
成されている。そして、前記整列通路32cは、錠剤t
が円周上に一列で整列する通路幅を備えている。なお、
前記通路幅は、その錠剤tの形状により異なりカプセル
剤、糖衣剤などに対応し、例えば、錠剤tが球体であれ
ば直径の大きさに前記通路幅が形成され、偏平円盤形状
のものであれば、その錠剤tの側周面が上下になるよう
に縦方向に一列が通過できる間隔に通路幅が設定されて
いる。そして、前記整列通路32cの下方で、前記縮径
周側面部32bから水平方向に突出する環状収納整列部
34aは、上下方向に貫通する錠剤tの収納貫通孔32
eを円周方向に所定間隔で形成している。
【0058】そして、前記収納貫通孔32eは、縦一列
に複数の錠剤tが収納できる幅に形成されており、好ま
しくは、錠剤t2錠が収納できる深さを備えている。さ
らに、前記収納貫通孔32eの下端側は、下方に向かっ
て間口が広くなるようにテーパ面32fが形成されてい
る。また、環状収納整列部34aは、前記収納貫通孔3
2eの最下段に位置する錠剤tと、その上に配置される
錠剤tとの間に、円周方向に亘ってスリット32gが形
成されている。そして、前記収納ホッパ31に設けた切
出板33が、前記スリット32gに遊嵌して、前記収納
貫通孔32eが排出口31cに合致した際に、最下段の
錠剤tのみを排出するように構成されている。
【0059】前記収納ホッパ31の排出口31cの下方
には、錠剤tを計数(検知)し、防塵機構10aを備え
る検知手段1Aが配置されている。そして、前記錠剤t
の落下位置には錠剤tの収納容器62の設置機構60が
配置されており、あらかじめ設定した数値の錠剤tを収
納すると移動部61の作動により、つぎの収納容器62
を落下位置に移動する構成としている。
【0060】前記多段回転分離フィーダ32を回転させ
る駆動機構40は、前記多段回転分離フィーダ32に設
けた回転軸に取り付けられた位置信号検出センサ43
と、ベベルギア42などの伝達手段と、前記ベベルギア
42を回動させるパルスモータなどの駆動モータ41と
を備えている。そして、前記駆動機構40を制御する制
御機構50は、前記検知手段1Aおよび位置信号検出セ
ンサ43からの信号を処理される計数検出部51と、こ
の計数検出部51からの検出信号に基づき錠剤tの数を
計数する計数部52と、高速で前記多段回転分離フィー
ダ32を回転させて計数を行うために設定するファース
ト個数設定部53と、多段回転分離フィーダ32を低速
で回転させて計数を行うために設定する最終個数設定部
54と、計数完了出力部55と、前記駆動モータ41の
回転駆動や、設置機構60の移動部61の移動を行うモ
ータ駆動制御部56とを備えている。
【0061】つぎに、図7に基づいて高速計数装置30
の作用を説明する。はじめに、収納ホッパ31に錠剤t
を多数収納する。そして、収納容器62に収納する錠剤
tの数をあらかじめ制御機構50に入力する。例えば、
設定個数が100錠であれば、ファースト個数設定部5
3に任意の数として95(90ないし97など任意に設
定できる数)を設定する。その状態で装置を作動させる
と、多段回転分離フィーダ32が回転することで錠剤t
は、傾斜面部32aにより攪拌されて整列通路32cに
円周方向に一列で整列させられると共に、順次整列通路
32cから収納貫通孔32eに縦に一列で2錠が収納さ
れる。そして、多段回転分離フィーダ32が回転し、そ
の収納貫通孔32eの位置が、底板31bの排出口31
cの位置に到来すると、上下に収納されている錠剤tの
間に切出板33が入り込むと共に、収納貫通孔32eの
下方にはテーパ面32fが形成されていることから、最
下端に位置する錠剤tが排出口31cから排出される。
なお、錠剤tが落下するに際して、テーパ面32fが形
成されていることから錠剤tが高速回転していても落下
し易く、かつ、排出口31cの下方側で垂直方向に近い
落下方向に排出することができる。
【0062】そして、排出された錠剤tは、図2および
図7で示すように、検出手段1Aの検知光路Sを通過す
ることで検知部2により検知されて計数検出部51およ
び計数部52により計数される。このとき、前記錠剤t
は、多段回転分離フィーダ32の回転により擦れて粉体
8が発生し、その粉体8が検知位置9側にも落下する
が、検知部2側あるいは反射鏡6側には、防塵機構10
aが設けられているため、検知位置9より第1空気室1
2の気圧が高くなり、さらに、第1空気室12aより第
2空気室11aの気圧が高くなるために、粉体8は検知
部2に影響するような所に入り込むことはない。さら
に、ここでは気体供給手段15を使用しているため、気
体の流れる方向が第2空気室11aから第2空気室12
さらに検知位置9側になるため、粉体8を検知部2およ
び反射鏡6側に巻き込むことはない。そのため、検知手
段1Aから送られてくる計数信号は、粉体8が発生して
もほとんど影響されることなく、正確に検知部2が常に
作動できる。もちろん、検知光路Sに沿って形成される
側壁面16,16は、所定の傾斜角度θを備えているた
め(図1(c)参照)、落下する粉体8がその側壁面1
6、16に溜まり検知部2側に悪影響を及ぼすことはな
い。
【0063】計数作業がはじまるとはじめは設定数量に
なるまで、前記多段回転分離フィーダ32はファースト
個数設定部53により高速で連続回転または間欠的に回
転して計数を行うように駆動機構40を作動させる。計
数が進みあらかじめ設定した数量(95錠)になるとモ
ータ駆動制御部56から前記駆動機構40に信号を送
り、多段回転分離フィーダ32を低速回転させることで
収納容器62に収納する錠剤tの数を正確に計数すると
共に、次に錠剤tを収納する収納容器62を落下位置に
配置するタイミングを容易とする。なお、前記高速計数
装置は、1分間に1000錠から1200錠の計数を行
う高速計測が可能であり、さらに、設定速度を調整する
ことで被計数物の構成に対応させて中速および低速での
計測も可能となる。
【0064】さらに、図8で示すように(図7および図
2参照)、前記説明した高速計数装置30を複数台(図
面では3台)配置して、その上に大型ホッパ31Aを接
続する構成として使用する構成にするとさらに高速計数
作業を行うことができる。このとき、排出され計数され
た錠剤tは、各落下位置からまとめて一つの排出口を持
つ漏斗等(図示せず)により収納容器62に導く構成に
すると都合が良い。このとき、検知手段1Aの検知位置
9には、錠剤tから発生する粉体8が共に落下してくる
が、防塵機構10aが設けられているため、検知部2お
よび反射鏡6等に、それら粉体が付着することがほとん
どない。
【0065】そして、制御機構50は、設定数量に錠剤
tの計数が近づくと、一台の高速計数装置30の多段回
転分離フィーダ32を低速回転させ、他の高速計数装置
30の多段回転分離フィーダ32を停止することで計数
の精度を確実にすると共に、前記錠剤tの収納容器62
を取り替えるタイミングを容易にする。なお、図8では
高速計数装置30を3台を設けた構成を示しているが、
2台、4台、5台以上の複数を配置する構成としても良
い。高速計数装置30を4台以上配置する場合は、低速
回転させる多段回転分離フィーダ32の数を一台とせず
に2台あるいは設置台数に対応して2台以上としても良
いものである。
【0066】なお、前記落下防止手段は、図9で示す構
成としても良い。すなわち、図9(a)で示すように、
前記スリット32gの間に遊嵌できる無端ベルト33a
をスプロケット33b,33cにより回動自在に配置す
る構成としている。したがって、錠剤tが円盤以外の形
状、例えば三角形状や四角形状などの場合に、前記した
切出板33では、重なっている錠剤tの分離が困難で不
都合である場合に、的確に最下段に重なる錠剤tを押さ
えて落下の防止を行うことができる。また、図9(b)
で示すように、落下防止手段としてスリット32g内に
ノズル33eを遊嵌する気体吹付手段33dを配置する
構成としても良い。したがって、ノズル33eから所定
流量の気体(空気、不活性ガス等)を連続してまたは間
欠的に吹きつけることで、的確に最下段に重なる錠剤t
を押さえて落下の防止を行うことができるものである。
そして、前記落下防止手段は、最下段に重なる錠剤tが
排出口31cの位置で保持できる構成であれば良く、弾
性力により錠剤tを押さえ面で押さえる板状の部材によ
り落下を防止できるものであっても良い。
【0067】また、前記した防塵機構10(10a…)
は、図10(a)(b)で示すように、検知手段の構成
により四方に配置した検知部Kならびに反射鏡M側にそ
れぞれ配置する構成としても良いものである。図10
(b)では反射鏡Mを矢印b,cの方向に移動すること
で被検知物を検知(計数)する大きさを設定することが
可能である。また、検知手段の下方に落下した粉体等の
脱気機構(図示せず)を配置することで、被検知物を収
納する収納容器にそれら粉体の入り込むことを防止する
ことが可能となる。
【0068】なお、空気室を3つ以上設ける場合で、気
体供給手段を接続する際には、検知位置から最も遠い位
置に、その気体供給手段を接続して使用することは勿論
のこと、検知位置から2番目あるいは3番目に配置され
た空気室から検知位置に気体を供給する構成としても良
い。さらに、防塵機構は、他の検知手段、例えば、部材
の位置決めに使用するものや、コードマークを読取るも
の、製品選別に使用されるもの等、イメージセンサとし
て使用されるものであれば対応できる。また、他の構成
の検知手段であっても防塵を必要とする全ての検知手段
に使用可能となる。
【0069】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明は次の優れた
効果を発揮する。 防塵機構は、投光部、受光部および反射鏡の間の位
置で、その検知部の構成に応じて、検知位置の一方側ま
たは一方側および他方側に、2以上の空気室を設ける構
成としている。そのため、被検知物と共に粉体等が検知
位置に存在しても、前記空気室により気圧の高低を作り
だし、検知部側にその粉体等が入り込むことがない。し
たがって、粉体等が検知精度に悪影響をおよぼすことは
ない。また、検知部が汚れることが最小限に抑えること
ができるため、検知作業を連続して長時間行うことがで
き、定期的なメンテナンスを行うことが減少する。
【0070】 防塵機構は、検知位置から遠い空気室
から検知位置側に向かって気体の流れを形成する気体供
給手段を設ける構成としているため、検知位置に存在す
る粉体等は空気室内に入ることはできない。
【0071】 2以上設けられる空気室は、検知位置
から検知部あるいは反射鏡側に向かうにしたがって空気
室の容積が小さくなるように形成されているため、検知
位置から各空気室を経るにしたがて、より気圧の高低を
作りだすことができるため、さらに防塵効果を高めるこ
とが可能となる。
【0072】 空気室を形成する場合、各空気室を仕
切る仕切部を仕切板で形成することで、空気室の大きさ
を調整する場合に自在に構成することができる。
【0073】また、防塵機構は、構成が簡易に形成でき
ることから、既存の検知手段にも設置することが可能と
なる。
【0074】 検知位置に側壁面を形成する場合は、
その側壁面に所定角度の傾斜を設けることで、投光部か
らの光が当たっても受光部に反射することがないと共
に、その側壁面に粉体が積層することもないため都合が
良い。
【0075】 高速計数装置は、多段回転分離フィー
ダの傾斜面部の周縁側に整列通路を形成し、その整列通
路の下方に収納貫通孔を設けているため、計数(検知)
する被検知物を的確に迅速に整列することができる。そ
して、前記収納貫通孔の下端側にはテーパ面が形成され
ていると供に、落下防止手段を備えているため、被検知
物を高速回転する多段回転分離フィーダから適切な位置
に落下させることが可能となる。そして、高速で処理す
ることから、その被検知物が粉体等を発生しても、検知
手段には防塵装置を備えているため、検知(計数)精度
を維持することが可能となり正確で高速な被検知物の計
数作業を可能とする。
【0076】また、多段回転分離フィーダの回転制御を
あらかじ設定した設定数量に基づいて、設定数量に近づ
くまでは高速回転、その後は低速回転に制御するため、
高速でかつ計数の精度が高く、また、被検知物を収納す
る場合にも、つぎの収納容器を移動するタイミングを容
易にすることができる。
【0077】さらに、高速計数装置を複数配置し大型ホ
ッパを各高速計数装置の収納ホッパに接続して、各多段
回転分離フィーダの高速回転と低速回転を制御すること
でさらに高速で正確な計数を行うことが可能になると共
に、検知手段には防塵機構を設けていることから、大量
の被検知物を扱うことで、それに伴う粉体等が発生して
もそれら粉体等は、検知手段に悪影響をおよぼすことは
ない。
【0078】したがって、検知手段の清掃等メンテナン
スを行うことが極端に少なくなることで検知作業の能率
を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)は、この発明の第1形態の
防塵機構を示す断面図である。
【図2】(a)(b)は、この発明の第2形態の防塵機
構を示す断面図である。
【図3】(a)(b)(c)は、この発明の第3ないし
第5形態の防塵機構を示す断面図である。
【図4】この発明の第6形態の防塵機構を示す断面図で
ある。
【図5】この発明の第7形態の防塵機構の原理図であ
る。
【図6】(a)(b)(c)は、この発明の第8ないし
第10形態の防塵機構を示す断面図である。
【図7】この発明の防塵機構を備える高速計数装置の原
理図である。
【図8】この発明の防塵機構を備える他の構成の高速計
数装置の原理図である。
【図9】(a)(b)は、この発明の高速計数装置の落
下防止手段の他の構成を示す原理図である。
【図10】(a)(b)は、この発明の防塵機構の他の
設置例を示す原理図である。
【符号の説明】
1 検知手段 2 検知部 3 投光部 4 受光部 5 反射鏡 6 反射鏡 7 被検知物 8 粉体 9 検知位置 10 防塵機構 11 第2空気室 12 第1空気室 13 仕切部 13h 仕切板 14 開口部分 15 気体供給手段 16 側壁面 30 高速計数装置 31 収納ホッパ 31b 底板 31c 排出口 32 多段回転分離フィーダ 32a 傾斜面部 32b 縮径周側面部 32c 整列通路 32e 収納貫通孔 32f テーパ面 32g スリット 33 切出板(落下防止手段) 34 収納整列部 34a 環状収納整列部 40 駆動機構 41 駆動モータ 50 制御機構 60 設置機構 W ワーク P プレス機構

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検知物が通過する検知位置を検知光路の
    所定位置に設定し、前記検知位置の一方側に前記検知光
    路を形成する検知部を備える検知手段の防塵機構であっ
    て、 前記検知部と検知位置との間に、前記検知光路を開口す
    るように貫通させて2以上の空気室を設けたことを特徴
    とする防塵機構。
  2. 【請求項2】前記検知部は、前記検知位置の一方側と他
    方側に備えることを特徴とする請求項1に記載の防塵機
    構。
  3. 【請求項3】前記検知部は、投光部および受光部から構
    成されることを特徴とする請求項1または2に記載の防
    塵機構。
  4. 【請求項4】前記検知部は、投光部および受光部ならび
    に反射鏡から構成されることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の防塵機構。
  5. 【請求項5】前記空気室は、前記検知位置から遠い側に
    配置された空気室に気体を供給する気体供給手段を接続
    し、前記気体供給手段を接続した空気室から前記検知位
    置側に向かって気体を供給することを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか一項に記載の防塵機構。
  6. 【請求項6】前記空気室は、前記検知位置から遠くに配
    置されるにしたがって容積が小さくなるように形成した
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記
    載の防塵機構。
  7. 【請求項7】前記空気室を2以上設けるにあたり、前記
    検知光路を開口するように仕切板を介して各空気室の間
    を仕切ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    一項に記載の防塵機構。
  8. 【請求項8】前記検知光路に沿って側壁面を形成する場
    合は、前記投光部からの光が、前記受光部に反射しない
    傾斜角度をその側壁面に形成することを特徴とする請求
    項3ないし7のいずれか一項に記載の防塵機構。
  9. 【請求項9】底板に排出口を有すると共に、前記排出口
    の上部側に設けた落下防止手段を有する円筒形の収納ホ
    ッパと、この収納ホッパの前記底板上で回転する多段回
    転分離フィーダと、前記排出口から排出される被検知物
    の計数を行う検知手段と、前記多段回転分離フィーダを
    回転させる駆動機構と、前記駆動機構を制御する制御機
    構とを備え、 前記多段回転分離フィーダは、その上部側に形成した傾
    斜面部と、この傾斜面部の周縁側で前記収納ホッパの内
    壁面側に形成した収納整列部とから構成され、 前記収納整列部は、前記傾斜面部の縁側に形成される縮
    径周側面部と、前記収納ホッパの内壁面で形成した整列
    通路を有すると共に、前記整列通路の下方に設けた、円
    周方向に所定間隔で収納貫通孔を備える環状収納整列部
    とを有し、 前記整列通路は、前記被検知物の一つの大きさが通過で
    きる通路幅に形成され、 前記収納貫通孔は、前記被検知物が縦方向に一列に2以
    上収納されると共に、その収納貫通孔の下方の位置を、
    下方に向かって拡大する方向にテーパ面を形成し、 前記環状収納整列部は、前記収納貫通孔内で最下段の被
    検知物の位置およびその最下段に重なる被検知物との位
    置の間で環状にスリットを形成し、前記スリットを介し
    て前記落下防止手段により最下段に重なる被検知物の落
    下を防止し、 前記検知手段は、請求項1ないし8のいずれか一項に記
    載の防塵機構を備えることを特徴とする高速計数装置。
  10. 【請求項10】前記駆動機構は、あらかじめ設定する前
    記検知手段による前記被検知物の設定数に対応して、前
    記多段回転分離フィーダを高速回転および低速回転する
    ように、前記制御機構により制御されることを特徴とす
    る請求項9に記載の高速計数装置。
  11. 【請求項11】前記請求項9に記載の高速計数装置を複
    数配置し、前記収納ホッパの上方に大型ホッパを連結
    し、配置した複数の前記検知手段から計数される被検知
    物の数があらかじめ設定した設定数に近づいた際に、1
    以上の多段回転分離フィーダを低速回転させると供に、
    残りの多段回転分離フィーダを停止することを特徴とす
    る高速計数装置。
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