JP5998615B2 - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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Description

本発明は、放射線画像撮影システムに係り、放射線画像撮影装置で被写体を連続撮影することが可能な放射線画像撮影システムに関する。
照射されたX線等の放射線の線量に応じて検出素子で電荷を発生させて電気信号に変換するいわゆる直接型の放射線画像撮影装置や、照射された放射線をシンチレーター等で可視光等の他の波長の電磁波に変換した後、変換され照射された電磁波のエネルギーに応じてフォトダイオード等の光電変換素子で電荷を発生させて電気信号(すなわち画像データ)に変換するいわゆる間接型の放射線画像撮影装置が種々開発されている。なお、本発明では、直接型の放射線画像撮影装置における検出素子や、間接型の放射線画像撮影装置における光電変換素子を、あわせて放射線検出素子という。
このタイプの放射線画像撮影装置はFPD(Flat Panel Detector)として知られており、患者に放射線を照射し、患者を透過した放射線を検出してデジタルの放射線画像を得ることができる装置として知られている。
放射線画像撮影装置は、従来は支持台と一体的に形成された、いわゆる専用機型として構成されていたが(例えば特許文献1参照)、近年、放射線検出素子等を筐体内に収納し、持ち運び可能とした可搬型の放射線画像撮影装置が開発され、実用化されている(例えば特許文献2、3参照)。
このような放射線画像撮影装置では、例えば後述する図2〜図4に示すように、複数の放射線検出素子7がセンサーパネルSP上に二次元状(マトリクス状)に配列されて構成される。そして、通常の一般的な放射線画像撮影においては、放射線源(例えば後述する図1に示す放射線源71参照)から、患者の身体の一部(すなわち被写体)を介して放射線画像撮影装置の放射線入射面R(後述する図2等参照)の全面或いはその一部に放射線が照射されて放射線画像撮影が行われる。
しかし、患者の一方或いは両方の下肢の全体を撮影する下肢全長撮影や、患者の脊椎全体を撮影する全脊椎撮影においては、通常、放射線画像撮影装置に放射線を1回照射するだけではその全体像を撮影することができない。そのため、このような放射線画像撮影においては、被写体を複数回に分けて撮影する、いわゆる長尺撮影が行われる場合がある。
この場合、長尺撮影とは、放射線画像撮影装置における、一度の撮影で撮影可能な撮影領域サイズよりも広い撮影領域に対して行われる撮影をいう。そして、一人の患者に対して撮影領域を移動させながら放射線画像撮影を複数回行い、得られた複数枚の画像データが合成されて、1枚の画像データが生成される(例えば特許文献4、5等参照)。
一方、例えば、呼吸による肺の動きのように、動く被写体に対して放射線を複数回連続して照射して放射線画像撮影が連続的に行われる場合もある(例えば特許文献6等参照)。以下、このような撮影を動態撮影というものとする。
このように、長尺撮影や動態撮影の場合のように、複数回の放射線画像撮影を連続的に行う場合、従来の銀塩等を用いたスクリーンフィルムや輝尽性蛍光体シートを内蔵したCR(Computed Radiography)装置の場合には、それらに放射線を照射して1回の撮影を行うごとにフィルムや輝尽性蛍光体シートを取り換えなければならなかった。
しかし、放射線画像撮影装置では、放射線が照射されるごとに得られる画像データを記憶手段に保存しておけばよいため、交換の必要がない。そのため、1台の放射線画像撮影装置を用いて複数回の放射線画像撮影を行うことが可能となり、1台の放射線画像撮影装置で長尺撮影や動態撮影のような連続撮影を行うことが可能となるといったメリットがある。
特開平9−73144号公報 特開2006−058124号公報 特開平6−342099号公報 特開2011−4856号公報 特開2009−240401号公報 特開2012−5729号公報
ところで、従来の放射線画像撮影装置を用いた放射線画像撮影システムでは、例えば特許文献5に記載されているように、放射線画像撮影装置から画像処理装置に対して、放射線画像撮影装置で撮影を行った順に画像データ等を送信していた。すなわち、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影を行った場合には、一連の複数回の撮影で得られた画像データ等が、最初の撮影で得られた画像データから順に、撮影を行った順番に送信されていた。
そのため、例えば、放射線技師等のユーザーが、下肢全長撮影(長尺撮影)で先に撮影した足首の部分の画像よりも後で撮影した大腿骨の部分の画像を先に見たい場合や、胸部の動態撮影で肺が呼吸によって最も拡がっている画像を見たい場合のように、後で行った放射線画像撮影で撮影された画像を先に見たいような場合には、先に撮影された画像の生成処理が終了してからでなければ見ることができなかった。
しかし、これでは、放射線画像撮影システムが放射線技師等のユーザーにとって使い勝手が悪いものとなり、操作性が悪いものになってしまう。そして、これを回避するためには、例えばユーザーが画像処理装置を操作すれば、放射線画像撮影装置から、一連の撮影で得られた複数の画像データのうち、見たい画像の画像データを任意のタイミングで送信させることができるように放射線画像撮影システムが構成されていることが望ましい。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影において、ユーザーが、放射線画像撮影装置から、一連の撮影で得られた複数の画像データのうち、見たい画像の画像データを任意のタイミングで画像処理装置に送信させることが可能な放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影システムは、
複数の放射線検出素子が二次元状に配列され、複数回の放射線画像撮影でそれぞれ前記各放射線検出素子から読み出された未処理の画像データを、当該複数回の放射線画像撮影後に画像処理装置に送信する放射線画像撮影装置と、
表示部を備え、前記放射線画像撮影装置から送信されてきた前記未処理の画像データに基づいて放射線画像を生成して前記表示部に表示する前記画像処理装置と、
当該複数回の放射線画像撮影のうち所定の回の放射線画像撮影で前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データを、他の回の放射線画像撮影で読み出された前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信することを前記放射線画像撮影装置に指示する指示手段と、
を備え、
前記放射線画像撮影装置は、前記指示手段により前記指示があった場合には、指示された前記所定の回に読み出された前記未処理の画像データを、他の回の前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信し、
前記画像処理装置は、前記未処理の画像データの送信順が変更された場合を含め、前記放射線画像撮影装置から前記未処理の画像データが送信されてきた順に放射線画像を生成して前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影システムによれば、放射線技師等のユーザーは、指示手段を操作することで、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影における一連の撮影で得られた複数の画像データ等のうち、見たい画像の画像データ等を任意のタイミングで放射線画像撮影装置から画像処理装置に送信させることが可能となる。
そのため、ユーザーが、見たい画像を任意のタイミングで見ることが可能となるため、放射線画像撮影システムが、放射線技師等のユーザーにとって使い勝手が良いものとなり、操作性が良いものとすることが可能となる。
本実施形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成を示す図である。 放射線画像撮影装置の断面図である。 放射線画像撮影装置の基板の構成を示す平面図である。 放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 放射線画像撮影装置のコネクターにケーブルのコネクターを接続した状態を表す斜視図である。 撮影オーダー情報の一例を示す図である。 画像処理装置の表示部に表示される撮影オーダー情報が表示された選択画面の一例を示す図である。 撮影台や覆い板ユニット等の構成を示す概略図である。 画像データの中からプレビュー画像用データを抽出する仕方の一例を説明する図である。 (A)長尺撮影における各撮影で読み出された画像データから生成された真の画像データ等の例を示す図であり、(B)撮影回数分の真の画像データが合成されて生成された長尺画像データの例を表す図である。 画像処理装置の表示部に表示される長尺撮影用の画面の一例を示す図である。 長尺撮影用の画面に患者の大腿骨の部分のプレビュー画像が表示された状態を表す図である。
以下、本発明に係る放射線画像撮影システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、放射線画像撮影システムで用いられる放射線画像撮影装置として、シンチレーター等を備え、放射された放射線を可視光等の他の波長の電磁波に変換して電気信号を得るいわゆる間接型の放射線画像撮影装置について説明するが、本発明は、シンチレーター等を介さずに放射線を放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像撮影装置に対しても適用することができる。
また、放射線画像撮影装置がいわゆる可搬型であり、それを撮影台50の装着部51(後述する図1参照)に装着して長尺撮影を行う場合について説明するが、放射線画像撮影装置が可搬型でなく、撮影台50と一体的に形成された、いわゆる専用機型の放射線画像撮影装置に対しても、本発明を適用することが可能である。
さらに、本実施形態では、長尺撮影を立位(患者が起立した状態)で行う場合について説明するが、臥位(患者が横臥した状態)で行う場合についても本発明を同様に適用することが可能である。また、本実施形態では、上記のように連続撮影として長尺撮影を行う場合を例に挙げて説明するが、一連の放射線画像撮影を連続的に行う連続撮影であれば、前述した動態撮影等の場合でも同様に説明することが可能であり、このような場合にも本発明が適用される。
まず、本実施形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成について説明する。本実施形態では、放射線画像撮影システム100が、前述した特許文献4に記載されている放射線画像撮影システムをベースとした長尺撮影を行う場合について説明し、特に患者の一方の下肢の全体を撮影する下肢全長撮影を行う場合について説明する。しかし、本発明がこの場合に限定されないことは上記の通りである。
図1は、本実施形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成を示す図である。本実施形態では、図1に示すように、放射線画像撮影システム100は、主に、放射線画像撮影装置1や撮影台50や覆い板ユニット60、放射線照射装置70、制御BOX80、画像処理装置90、アクセスポイント95等で構成されている。
本実施形態では、放射線画像撮影システム100は、図1に示すように、撮影室101aや前室(操作室等ともいう。)101bの内外に設けられるようになっており、撮影台50や放射線照射装置70の放射線源71、アクセスポイント95等は、撮影室101aの内部に設けられている。また、放射線照射装置70の操作部72や曝射ボタン73等は前室101bに設けられている。
また、図1では、制御BOX80や画像処理装置90等が前室101bの外に設けられている場合が示されているが、それらを前室101b内等に設けることも可能である。
放射線画像撮影装置1の構成等については後で説明する。放射線画像撮影装置1は、放射線照射装置70から照射され患者Hの身体の一部(すなわち被写体)を透過した放射線量に基づいて後述する放射線検出素子7ごとに画像データDを読み出すことができるようになっている。本実施形態では、放射線画像撮影装置1は、撮影時には、撮影台50の装着部51に装着して用いられる。
放射線照射装置70の放射線源71と、撮影台50の装着部51に装着された放射線画像撮影装置1との間には、放射線源71から照射された放射線の照射領域を制限するために覆い板ユニット60が設けられているが、覆い板ユニット60の構成等については、撮影台50の構成等とともに、後で説明する。
放射線照射装置70の操作部72では放射線源71から照射する放射線の照射範囲や照射する放射線の線量の設定等が行われる。また、曝射ボタン73をユーザーである放射線技師等の操作者が操作することにより、撮影台50上の患者Hに対して放射線の照射が開始されるようになっている。
本実施形態では、放射線照射装置70は、LAN(Local Area Network)等で構成されたネットワークN1を通じて制御BOX80に接続されており、制御BOX80は、さらにネットワークN1を通じて撮影台50や画像処理装置90にも接続されている。また、撮影台50や覆い板ユニット60もネットワークN1を介して制御BOX80や画像処理装置90に接続されている。
そして、制御BOX80は、撮影台50の装着部51に装着された放射線画像撮影装置1と画像処理装置90との間の通信を中継するとともに、画像処理装置90等から放射線照射装置70や覆い板ユニット60等に送信するLAN通信用の信号等を放射線照射装置70用の信号に変換する等の動作を行う図示しない変換器が内蔵されている。
画像処理装置90は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューター等で構成されている。また、画像処理装置90には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成される表示部91が設けられており、マウスやキーボード等の入力手段92が接続されている。また、画像処理装置90には、HDD(Hard Disk Drive)等で構成された図示しない記憶手段が接続され、或いは内蔵されている。
本実施形態では、画像処理装置90は、放射線画像撮影システム100の放射線画像撮影装置1や放射線照射装置70等の各装置に対して種々の制御を行うコンソールとしても機能するように構成されているが、コンソールを画像処理装置90と別体の装置として設けることも可能である。また、画像処理装置90における処理等については、後で説明する。
画像処理装置90は、上記のネットワークN1のほか、イーサネット(登録商標)等の既存の回線で構成されたネットワークN2に接続されている。ネットワークN2には、撮影室101a内に設けられたアクセスポイント95が接続されており、また、図示を省略するが、HIS(Hospital Information System;病院情報システム)やRIS(Radiology Information System;放射線科情報システム)等の外部システムも接続されている。
[放射線画像撮影装置]
ここで、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の基本的な構成について説明する。図2は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の断面図であり、図3は、放射線画像撮影装置の基板の構成を示す平面図である。
放射線画像撮影装置1は、図2に示すように、放射線が照射される側の面である放射線入射面Rを有する筐体2内に、シンチレーター3や基板4等で構成されるセンサーパネルSPが収納されて構成されている。また、図示を省略するが、本実施形態では、筐体2には、画像データD等を無線方式で送信する通信手段であるアンテナ装置41(後述する図4参照)が設けられている。
図2に示すように、筐体2内には、基台31が配置されており、基台31の放射線入射面R側に図示しない鉛の薄板等を介して基板4が設けられている。そして、基板4の放射線入射面R側には、照射された放射線を可視光等の光に変換するシンチレーター3がシンチレーター基板34上に設けられ、シンチレーター3が基板4側に対向する状態で設けられている。
また、基台31の放射線入射面R側とは反対側には、電子部品32等が配設されたPCB基板33やバッテリー24等が取り付けられている。このようにして、基台31や基板4等でセンサーパネルSPが形成されている。また、本実施形態では、センサーパネルSPと筐体2の側面との間に緩衝材35が設けられている。
本実施形態では、基板4はガラス基板で構成されており、図3に示すように、基板4のシンチレーター3に対向する面4a上には、複数の走査線5と複数の信号線6とが互いに交差するように配設されている。また、基板4の面4a上の複数の走査線5と複数の信号線6により区画された各小領域rには、放射線検出素子7がそれぞれ設けられている。
このように、走査線5と信号線6で区画された各小領域rに二次元状(マトリクス状)に配列された複数の放射線検出素子7が設けられた小領域rの全体、すなわち図3に一点鎖線で示される領域が検出部Pとされている。本実施形態では、放射線検出素子7はフォトダイオードが用いられているが、例えばフォトトランジスター等を用いることも可能である。
ここで、放射線画像撮影装置1の回路構成について説明する。図4は本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の等価回路を表すブロック図である。
各放射線検出素子7の第1電極7aには、スイッチ手段であるTFT8のソース電極8s(図4の「S」参照)が接続されている。また、TFT8のドレイン電極8dおよびゲート電極8g(図4の「D」、「G」参照)は信号線6および走査線5にそれぞれ接続されている。
そして、TFT8は、後述する走査駆動手段15から走査線5を介してゲート電極8gにオン電圧が印加されるとオン状態となり、ソース電極8sやドレイン電極8dを介して放射線検出素子7内に蓄積されている電荷を信号線6に放出させる。また、走査線5を介してゲート電極8gにオフ電圧が印加されるとオフ状態となり、放射線検出素子7から信号線6への電荷の放出を停止して、放射線検出素子7内に電荷を蓄積させるようになっている。
また、本実施形態では、図3や図4に示すように、基板4上で1列の各放射線検出素子7ごとに1本の割合で各放射線検出素子7の第2電極7bにそれぞれバイアス線9が接続されており、各バイアス線9は基板4の検出部Pの外側の位置で結線10に結束されている。そして、結線10は入出力端子11(パッドともいう。図3参照)を介してバイアス電源14(図4参照)に接続されており、バイアス電源14から結線10や各バイアス線9を介して各放射線検出素子7の第2電極7bに逆バイアス電圧が印加されるようになっている。
一方、各走査線5は、それぞれ入出力端子11を介して走査駆動手段15のゲートドライバー15bにそれぞれ接続されている。走査駆動手段15では、配線15cを介して電源回路15aからゲートドライバー15bにオン電圧とオフ電圧が供給されるようになっており、ゲートドライバー15bで走査線5の各ラインL1〜Lxに印加する電圧をオン電圧とオフ電圧との間でそれぞれ切り替えるようになっている。
また、各信号線6は、各入出力端子11を介して読み出しIC16内に内蔵された各読み出し回路17にそれぞれ接続されている。本実施形態では、読み出し回路17は、主に増幅回路18と相関二重サンプリング回路19等で構成されている。読み出しIC16内には、さらに、アナログマルチプレクサー21と、A/D変換器20とが設けられている。なお、図4中では、相関二重サンプリング回路19はCDSと表記されている。
被写体を介して放射線画像撮影装置1に放射線が照射されて放射線画像撮影が行われた後、各放射線検出素子7からの画像データDの読み出し処理が行われる。その際、各放射線検出素子7のTFT8にオン電圧が印加されてオン状態とされると、各放射線検出素子7内から信号線6に電荷がそれぞれ放出されて、各読み出し回路17の増幅回路18にそれぞれ流れ込む。
増幅回路18では、流れ込んだ電荷量に応じた電圧値が出力されるようになっている。相関二重サンプリング回路19では、各放射線検出素子7から電荷が流れ込む前後の増幅回路18からの出力値の増加分をアナログ値の画像データDとして下流側に出力する。そして、出力された各画像データDがアナログマルチプレクサー21を介してA/D変換器20に順次送信され、A/D変換器20でデジタル値の画像データDに順次変換されて記憶手段23に出力されて順次保存される。このようにして画像データDの読み出し処理が行われるようになっている。
制御手段22は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューターや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等により構成されている。専用の制御回路で構成されていてもよい。
そして、制御手段22は、走査駆動手段15や読み出し回路17を制御して上記のように画像データDの読み出し処理を行わせるなど、放射線画像撮影装置1の各機能部の動作等を制御するようになっている。また、図4等に示すように、制御手段22には、SRAM(Static RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)等で構成される記憶手段23が接続されている。
また、本実施形態では、制御手段22には、走査駆動手段15や読み出し回路17、記憶手段23、バイアス電源14等の各機能部に必要な電力を供給するバッテリー24が接続されている。また、制御手段22には、前述したアンテナ装置41が接続されており、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、アンテナ装置41から、前述したアクセスポイント95(図1参照)を介して、画像処理装置90等の外部装置との間で無線方式で信号やデータ等の送受信を行うことができるようになっている。
また、本実施形態では、放射線画像撮影装置1の筐体2の側面には、コネクター39が設けられており、図5に示すように、コネクター39に、ケーブルCaの先端に設けられたコネクターCを接続することにより、制御手段22は、コネクター39等を介して画像処理装置90等の外部装置との間で有線方式で信号やデータ等の送受信を行うことができるようにもなっている。
このように、本実施形態では、アンテナ装置41やコネクター39が通信手段として機能するようになっている。なお、図5において、37および38は放射線画像撮影装置1の電源スイッチおよび切替スイッチ、40は制御手段22の稼動状態等を示すインジケーターである。
[長尺撮影の仕方等について]
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム100における長尺撮影の仕方や、長尺撮影における本発明特有の構成等について説明する。
放射線技師等の操作者は、撮影台50の装着部51に放射線画像撮影装置1が装着されていなければ、放射線画像撮影装置1を撮影台50の装着部51に装着する。その際、放射線画像撮影装置1と画像処理装置90との間の信号やデータ等の送受信を有線方式で行う場合には、図5に示したように、放射線画像撮影装置1のコネクター39に撮影台50に備えられたコネクターCを接続して、放射線画像撮影装置1を撮影台50の装着部51に装着する。
続いて、画像処理装置90の入力手段92(図1参照)を操作して、ネットワークN1に接続されているHISやRISから、例えばその日に行う放射線画像撮影に関する撮影オーダー情報を入手する。
本実施形態では、撮影オーダー情報は、例えば図6に例示するように、患者情報としての「患者ID」P2、「患者氏名」P3、「性別」P4、「年齢」P5、「診療科」P6および撮影条件としての「撮影部位」P7、「撮影方向」P8等で構成されるようになっている。そして、撮影オーダーを受け付けた順に、各撮影オーダー情報に対して「撮影オーダーID」P1が自動的に割り当てられるようになっている。
画像処理装置90は、撮影オーダー情報を入手すると、表示部91に、図7に示すように、リスト形式で各撮影オーダー情報の一覧を選択画面H1上に表示するようになっている。
本実施形態では、選択画面H1には、各撮影オーダー情報の一覧を表示するための撮影オーダー情報表示欄h11が設けられており、撮影オーダー情報表示欄h11の左側には、これから撮影を行う予定の撮影オーダー情報を選択するための選択ボタンh12が設けられている。また、撮影オーダー情報表示欄h11の下側には、決定ボタンh13及び戻るボタンh14が設けられている。
そして、操作者は、選択ボタンh12をクリックして撮影オーダー情報を単数または複数選択し、決定ボタンh13をクリックする。そして、決定ボタンh13がクリックされると、選択された撮影オーダー情報が、画像処理装置90の記憶手段に記憶されるとともに、前室101b内の放射線照射装置70の操作部72等に送信される。
その際、例えば、図7の撮影オーダー情報の中から「A」という患者に関する4つの撮影オーダー情報が選択されたものとする。この場合、患者「A」に対する最初の撮影オーダー情報では、撮影部位P7として「全下肢」が指定されている。
本実施形態では、このように、撮影オーダー情報の撮影部位P7に「全下肢」が指定されていると、長尺撮影の一種である下肢全長撮影が行われるようになっている。また、図示を省略するが、撮影オーダー情報の撮影部位P7に「全脊椎」が指定されていると、長尺撮影の一種である全脊椎撮影が行われるようになっており、また、撮影オーダー情報の撮影部位P7に「動態」が指定されていると、連続撮影の別形態である動態撮影が行われるようになっている。
一方、このようにして長尺撮影(この場合は下肢全長撮影)を入力すると、本実施形態では、放射線技師等の操作者は、前室101b(図1参照)に移動して放射線照射装置70の操作部72を操作して、放射線源71から照射させる放射線の照射角度範囲を設定する。そして、撮影室101aに移動して、覆い板ユニット60の図示しないスキャン開始ボタンを操作する。
後述するように、本実施形態では、覆い板ユニット60は、独自の制御部64(図1や後述する図8参照)を備えており、この制御部64が、被写体の領域(すなわち上記の場合は全下肢)等に基づいて、長尺撮影における撮影回数を算出するようになっている。
なお、図6や図7では、図示を省略したが、本実施形態では、患者の身長や、長尺撮影の対象となる被写体の領域(すなわち下肢全長撮影の場合には全下肢の、全脊椎撮影の場合には全脊椎の床面からの高さの上限値および下限値)等の必要な情報が、予め撮影オーダー情報中に患者情報として指定されている。
[覆い板ユニットや撮影台の構成等について]
以下、覆い板ユニット60の制御部64による長尺撮影における撮影回数の算出について、撮影台50や覆い板ユニット60(図1参照)の構成等を説明しながら簡単に説明する。
図8は、撮影台50や覆い板ユニット60等の構成を示す概略図である。覆い板ユニット60は、放射線源71から照射された放射線の照射領域を制限する覆い板61を備えて構成されている。そして、覆い板61は、台座62に固定されたガイド軸63で支持され、制御部64により制御される駆動モーターM1により上下方向(図8に示すZ方向)に昇降されるようになっている。
覆い板61には、所定サイズの寸法の図示しない開口部が設けられており、放射線源71から照射された放射線が覆い板61の開口部を抜けて患者Hに照射される。そして、覆い板61をガイド軸63に沿って上下方向に移動させて開口部の位置を上下方向に移動させることにより、X線の照射領域を移動させることができるようになっている。
そして、覆い板ユニット60の制御部64は、上記のように、撮影回数の算出のために図示しないスキャン開始ボタンが操作されると、駆動モーターM1を駆動させて覆い板61を上下方向に移動させて(すなわちスキャンさせて)、撮影回数を算出するようになっている。
一方、撮影台50の装着部51は、放射線画像撮影装置1を装着するための装着口51aを備えている。そして、装着部51は、台座52により床面に固定され装着部51を昇降可能に支持するガイド軸53によって支持されており、制御部54により制御される駆動モーターM2によりガイド軸53に沿って上下方向に移動することができるように構成されている。なお、撮影台50には、被写体である患者Hを支持する支持部55が、ガイド軸53に平行に配置されるように台座52から垂直に立設されている。
そして、撮影台50の制御部54は、覆い板ユニット60の制御部64から、算出した撮影回数や覆い板61(および開口部)の移動距離等の情報に基づいて、撮影台50の装着部51の移動回数や移動距離を算出する。そして、駆動モーターM2を駆動させることにより、装着部1およびそれに装着された放射線画像撮影装置1を上下方向に移動させるようになっている。
そして、長尺撮影の際には、撮影台50の制御部54は、例えば、撮影台50の駆動モーターM2を駆動させて装着部51を下降させ、放射線画像撮影装置1を長尺撮影における最も下側の位置に移動させる。また、覆い板ユニット60の制御部64は、駆動モーターM1を駆動させて覆い板61を下降させ、開口部の位置を下降させて、放射線源71から照射された放射線が、最も下側に配置された放射線画像撮影装置1に対して照射される状態にする(図8のR1参照)。そして、長尺撮影における最初の撮影を行う。
続いて、撮影台50の制御部54は、同様に、駆動モーターM2を駆動させて装着部51を上昇させ、放射線画像撮影装置1を長尺撮影における中間の位置や最上段の位置に移動させる。また、覆い板ユニット60の制御部64は、駆動モーターM1を駆動させて覆い板61を上昇させ、開口部の位置を上昇させて、放射線源71から照射された放射線が、長尺撮影における中間の位置や最上段の位置に配置された放射線画像撮影装置1に対して照射される状態にするようになっている(図8のR2、R3参照)。そして、長尺撮影における2回目や3回目の撮影を行うように構成される。
なお、前述したように、放射線技師等の操作者が、前室101bに移動し、放射線照射装置70の操作部72を操作して放射線源71から照射させる放射線の照射角度範囲を設定したり、撮影室101aに移動して覆い板ユニット60の開始ボタンを操作する代わりに、それらの操作を例えば画像処理装置90上で行うことができるように構成することも可能である。
[長尺撮影の実施の仕方について]
本実施形態では、上記のようにして、撮影台50の制御部54や覆い板ユニット60の制御部64が、長尺撮影における複数回の放射線画像撮影のうちの各回の撮影ごとに放射線画像撮影装置1や覆い板61(図8等参照)の位置を下方から上方に移動させるごとに放射線源71から放射線を照射させることによって、長尺撮影における各回の放射線画像撮影を行うようになっている。
そして、放射線画像撮影装置1では、各回の放射線画像撮影ごとに、上記のようにして画像データDの読み出し処理が行われ、読み出された画像データDが記憶手段23(図4参照)に保存されて蓄積される。
また、本実施形態では、放射線画像撮影装置1は、読み出した画像データDから所定の割合でプレビュー画像用データDpを抽出して画像処理装置90に送信するようになっている。以下、具体的に説明する。その際、例えば図9に示すように、放射線画像撮影装置1の検出部P(図3や図4参照)のn行、m列目の放射線検出素子7を放射線検出素子7(n,m)と表し、放射線検出素子7(n,m)から読み出された画像データDをD(n,m)で表すものとする。
放射線画像撮影装置1の制御手段22は、読み出された画像データD(n,m)の中から、例えば図中に斜線を付して示すように予め所定本数(図9の場合は4本)の走査線5の各ラインL1〜Lxごとに1本の割合で指定された走査線5に接続されている各放射線検出素子7から読み出された画像データD(n,m)を抽出して、プレビュー画像用データDpとして画像処理装置90に送信するようになっている。
なお、プレビュー画像用データDpの抽出の仕方は、これに限定されない。図示を省略するが、例えば、4×4画素すなわち4行4列の計16個の放射線検出素子7(n,m)から読み出された16個の画像データD(n,m)の中から1個の割合で画像データDを抽出する等して、画像データDの中から画像データDを所定の割合で間引いてプレビュー画像用データDpを抽出するように構成することも可能である。
そして、本実施形態では、画像データDからのプレビュー画像用データDpの抽出処理および画像処理装置90へのプレビュー画像用データDpの送信処理は、長尺撮影の各放射線画像撮影後、或いは各撮影の間に放射線画像撮影装置1を上方に移動させる最中に行われるようになっている。いずれにせよ、本実施形態では、プレビュー画像用データDpは、各撮影ごとに画像処理装置90に送信されるようになっている。
一方、本実施形態では、放射線画像撮影装置1は、各画像データDに重畳されている、いわゆる暗電流(暗電荷等ともいう。)に起因するオフセット分に相当するデータをオフセットデータOとして読み出すオフセットデータOの読み出し処理を行うようになっている。
本実施形態では、オフセットデータOの読み出し処理を、画像データDの読み出し処理と同じ手順に従って行うように構成されている。しかし、その際、画像データDの読み出し処理とは異なり、オフセットデータOの読み出し処理では放射線画像撮影装置1に対して放射線は照射されない。
また、オフセットデータOの読み出し処理を、長尺撮影における各放射線画像撮影ごとに行うように構成することも可能であり、その際、放射線画像撮影装置1を上方に移動させる最中に行うように構成することも可能である。また、オフセットデータOの読み出し処理を、長尺撮影における一連の複数回の放射線画像撮影を行う前に行うように、或いは行った後に行うように、或いは前後に両方とも行うように構成することも可能である。
本実施形態では、いずれの場合でも、プレビュー画像用データDpの送信の際には、オフセットデータOの送信は行わず、長尺撮影における一連の複数回の放射線画像撮影が終了した時点で、各回の画像データD(或いはプレビュー画像用データDp以外の残りの画像データD)とともに画像処理装置90に送信されるようになっている。
[画像処理装置における処理について]
次に、本実施形態に係る画像処理装置90における処理について説明する。まず、処理の順番としては最後の処理になるが、画像処理装置90で、長尺撮影における複数回の放射線画像撮影で放射線画像撮影装置1がそれぞれ読み出した画像データDを、1枚の画像データに合成して1枚の長尺画像データDlongを生成して、放射線画像を生成する処理について説明する。
画像処理装置90は、上記のように、一連の撮影後に、長尺撮影における各回の放射線画像撮影ごとの画像データDとオフセットデータOとが送信されてくると、各回の放射線画像撮影ごとおよび各放射線検出素子7ごとに、画像データDからオフセットデータOを減算して真の画像データDを算出する。そして、各回の放射線画像撮影ごとに、算出した真の画像データDに対してゲイン補正や正規化処理、撮影部位や撮影条件に応じた階調処理等の厳密な画像処理を行って放射線画像pを生成する。
また、得られた撮影回数分の真の画像データDを合成して、1枚の長尺画像データDlongを生成する。具体的には、画像処理装置90は、図10(A)に示すように、長尺撮影における3回の放射線画像撮影についてそれぞれ真の画像データD1〜D3を算出すると、真の各画像データD1〜D3中の重複領域ΔLにおける画像信号値に基づいて、真の各画像データD1〜D3間の位置合わせを行う。
そして、各重複領域ΔLの真の各画像データD1〜D3同士を位置合わせしながら合成するようにして、図10(B)に示すように、得られた撮影回数分の真の画像データDを合成する。このようにして、1枚の長尺画像データDlongを生成するようになっている。
また、画像処理装置90は、上記のようにして合成した1枚の長尺画像データDlongに対して改めてゲイン補正や正規化処理、撮影部位や撮影条件に応じた階調処理等の厳密な画像処理を行って、長尺撮影における1枚の放射線画像plongを生成するようになっている。
[本発明に特徴的な構成等について]
次に、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影において、放射線技師等のユーザーが、放射線画像撮影装置1から、各回の放射線画像撮影ごとに読み出された複数の画像データDのうち、見たい画像の画像データDを任意のタイミングで画像処理装置90に送信させるための本発明の特徴的な構成等について説明する。また、本実施形態に係る放射線画像撮影システム100の作用についてもあわせて説明する。
なお、以下では、画像処理装置90が後述する指示手段として機能するように構成されている場合について説明するが、この他にも、例えば、放射線照射装置70の操作部72や撮影台50の制御部54、覆い板ユニット60の制御部64等(図1参照)を指示手段として用いるように構成したり、或いは、画像処理装置90とは別体のコンソール等のコンピューターを指示手段として用いるように構成することも可能である。
また、例えば、放射線技師等の操作者に携帯させた携帯端末を指示手段として用いるように構成することも可能であり、或いは、上記の装置のいずれも指示手段として用いることができるように構成し、放射線技師等の操作者がいずれの指示手段を用いてもよいように構成することも可能である。
本実施形態では、上記の目的を達成するために、放射線技師等の操作者が指示手段を操作して、長尺撮影等の連続撮影における複数回の放射線画像撮影のうち、所定の回の放射線画像撮影で各放射線検出素子7から読み出された画像データDを、他の回の放射線画像撮影で読み出された画像データDより先に画像処理装置90に送信することを放射線画像撮影装置1に指示することができるようになっている。
そして、放射線画像撮影装置1は、指示手段により上記の指示があった場合には、指示された所定の回に読み出された画像データDを、他の回の画像データDより先に画像処理装置90に送信する。そして、画像処理装置90は、画像データDの送信順が変更された場合を含め、放射線画像撮影装置1から画像データDが送信されてきた順番に、上記のようにして放射線画像を生成して表示部91(図1参照)に表示するようになっている。以下、具体的に説明する。
本実施形態では、画像処理装置90は、前述したように選択画面H1上で長尺撮影を指定する撮影オーダー情報が選択されると(すなわち例えば図7で「全下肢」が指定されている撮影オーダー情報が選択されると)、表示部91上の表示を、図11に示すような長尺撮影用の画面H2に切り替えるようになっている。
長尺撮影用の画面H2では、図11に示すように、例えば画面H2の左側の部分に、選択画面H1(図7参照)上で選択した各撮影オーダー情報に対応するアイコンIAが表示される。図11では、選択画面H1上で患者「A」に関する各撮影オーダー情報が選択された場合が示されている。そして、各アイコンIAのうち上側の3つのアイコンIAlongが「全下肢」が指定された長尺撮影(すなわちこの場合は下肢全長撮影)に関する撮影オーダー情報に対応するアイコンである。
また、例えば長尺撮影用の画面H2の中央部分には、前述したように長尺撮影における各放射線画像撮影で読み出された画像データDから抽出されたプレビュー画像用データDpに基づくプレビュー画像p_pre等を表示するための表示スペースSaが設けられている。
さらに、例えば長尺撮影用の画面H2の右側部分には、生成されたプレビュー画像p_pre等のサムネイル画像ptを表示するためのサムネイル用表示スペースSbが設けられている。そして、放射線技師等の操作者が、このサムネイル用表示スペースSb上でのサムネイル画像ptを見ることで、処理が現在どこまで進んでいるかを把握することができるようになっている。
なお、図11に示した長尺撮影用の画面H2では、その右下の部分に、上記のようにして最終的に生成された1枚の放射線画像plongを放射線技師等の操作者が確認して確定させるための確定ボタンアイコンBが表示されるようになっている。
本実施形態では、画像処理装置90は、前述したように長尺撮影における各回の放射線画像撮影ごとに放射線画像撮影装置1からプレビュー画像用データDpが送信されてくると、プレビュー画像用データDpに基づいてプレビュー画像p_preを生成して、表示部91に表示するようになっている。
その際、前述した長尺画像データDlongの生成処理と同様に、このプレビュー画像p_preの生成処理で、プレビュー画像用データDpからそれに対応するオフセットデータOを減算して、プレビュー画像用データDpから暗電流によるオフセット分が除去された真の画像データ(この場合は真のプレビュー画像用データDp)を算出しようとしても、この時点では、プレビュー画像用データDpに対応するオフセットデータOはまだ画像処理装置90に送信されてこない。
そのため、例えば、オフセットデータOが減算処理されていない、いわば生の(raw)プレビュー画像用データDpに対して画像処理を行って、プレビュー画像p_preを生成するように構成することが可能である。また、画像処理装置90で、予めプレビュー画像用データDpに対するオフセットデータoを作成しておき、放射線画像撮影装置1から送信されてきたプレビュー画像用データDpから、この予め作成されたオフセットデータoを減算して仮の真のプレビュー画像用データDpを算出するように構成することも可能である。
そして、本実施形態では、画像処理装置90は、プレビュー画像p_preを生成するごとに、図11に示すように、画面H2の表示スペースSaにプレビュー画像p_preを大きく表示するとともに、サムネイル用表示スペースSbに生成したプレビュー画像p_preのサムネイル画像ptを表示するようになっている。
そして、放射線技師等の操作者は、例えば長尺撮影用の画面H2の中央部分に設けられた表示スペースSaに拡大して表示されたプレビュー画像p_preを見て、画像中に被写体が適切に撮影されているか否かを判定し、再撮影の要否を判断するようになっている。
すなわち、プレビュー画像p_preは、このように操作者が見て再撮影の要否を判断するための画像であり、最終的な放射線画像pとは異なるものであるため、精密な画像処理を行う必要はない。そのため、上記のように、本来のオフセットデータOではないオフセットデータOを用いて処理したり、簡易な画像処理を施すことで十分有効に処理を行うことができる。
しかし、プレビュー画像p_preは、このように簡易な画像処理を施して生成される。そのため、例えば図12に示す患者の大腿骨の部分に病変部等の肝心な部分が撮影されている場合でも、大腿骨の部分のプレビュー画像p_preを見ても病変部等が画像中に適切に撮影されているかまでは判断するのが難しい場合がある。
このような場合には、放射線技師等の操作者は、プレビュー画像p_preではなく、上記のようにして厳密な画像処理を施して生成された最終的な放射線画像pを見て、病変部等が画像中に適切に撮影されているかを判断する。
しかし、このような場合に、従来の放射線画像撮影システムでは、前述したように、放射線画像撮影装置から画像処理装置に画像データD等を送信する際に、画像データD等を、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影における一連の複数回の放射線画像撮影のうちの最初の撮影で得られた画像データD等から順に送信されていた。
そのため、上記の例の場合には、3番目に撮影された患者の大腿骨の部分が撮影された画像データD等は、足首の部分が撮影された画像データD等や膝部が撮影された画像データD等の後に3番目に送信される。そして、大腿骨の部分が撮影された放射線画像pは、足首や膝部が撮影された放射線画像pが生成された後に生成され、それらが表示された後で表示部91に表示されていた。
そのため、放射線技師等のユーザーは、大腿骨の部分の病変部等が画像中に適切に撮影されているかを判断するために、足首や膝部が撮影された画像データD等の送信や放射線画像pの生成を待たねばならなくなる。
この状況は、下肢全長撮影等の長尺撮影の場合に限らず、例えば、患者の胸部の動態撮影等の場合にも生じ得る。すなわち、放射線技師等のユーザーが、例えば胸部の動態撮影の中で、肺が呼吸によって最も拡がっている放射線画像pを見たい場合に、例えばその画像が最初の画像から5枚目の画像であるような場合には、1〜4枚目の撮影の画像データD等の送信や放射線画像pの生成が行われた後で初めて5枚目の放射線画像pが生成される。
そして、このような状況は、長尺撮影や動態撮影等のように複数回の放射線画像撮影を連続的に行う連続撮影の場合には必然的に生じ得る状況である。そして、いずれの場合も、放射線画像撮影システムが放射線技師等のユーザーにとって使い勝手が悪いものとなり、操作性が悪いものになってしまっていた。
そこで、本実施形態では、この問題を解決するために、上記のように、放射線技師等の操作者が指示手段を操作して、長尺撮影等の連続撮影における複数回の放射線画像撮影のうち、所定の回の放射線画像撮影で各放射線検出素子7から読み出された画像データDを、他の回の放射線画像撮影で読み出された画像データDより先に画像処理装置90に送信することを放射線画像撮影装置1に指示することができるようになっている。
本実施形態では、放射線技師等の操作者が、画像処理装置90のマウス等の入力手段92(図1参照)を操作して、図11や図12に示した画面H2の表示スペースSaやサムネイル用表示スペースSbに表示されたプレビュー画像p_preやそのサムネイル画像ptをクリックやダブルクリック等することで、指示手段である画像処理装置90に放射線画像撮影装置1から他の画像データDより先に画像データDを送信させる所定の回の放射線画像撮影を入力することができるようになっている。
本実施形態における指示手段である画像処理装置90は、上記のようにして所定の回の放射線画像撮影を指示する入力が行われると、放射線画像撮影装置1に対して、当該所定の回の放射線画像撮影で各放射線検出素子7から読み出された画像データDやそれに対応するオフセットデータOを、他の回の放射線画像撮影で読み出された画像データD等より先に画像処理装置90に送信することを指示する信号を送信する。
放射線画像撮影装置1は、上記信号を受信すると、指示された所定の回に読み出された画像データD等を、他の回の画像データDより先に画像処理装置90に送信する。そして、画像処理装置90は、放射線画像撮影装置1から画像データD等が送信されてきた順に放射線画像pを生成して表示部91に表示する。
そのため、上記のように画像データD等の送信順が変更された場合には、画像処理装置90は、先に送信されてきた所定の回の画像データD等に対して先に前述した厳密な画像処理を施して放射線画像pを生成する。そして、他の回の放射線画像pより先に当該所定の回の放射線画像pを表示部91に先に表示するようになっている。
このように構成すれば、放射線技師等のユーザーは、本実施形態における指示手段である画像処理装置90を操作することで、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影における一連の撮影で得られた複数の画像データD等のうち、見たい画像の画像データD等を任意のタイミングで放射線画像撮影装置1から画像処理装置90に送信させることが可能となる。
そのため、例えば、ユーザーが見たい画像が、一連の撮影の後の方の撮影で撮影されたものである場合、従来のシステムでは先の撮影で得られた画像データD等に対する処理が終了してからでなければ見たい放射線画像pを見ることができなかったが、本実施形態に係る放射線画像撮影システム50では、ユーザーが、見たい画像を任意のタイミングで見ることが可能となる。
そのため、放射線画像撮影システム50が、放射線技師等のユーザーにとって使い勝手が良いものとなり、操作性が良いものになる。
なお、上記の指示信号を受信した放射線画像撮影装置1が、その時点で行っている処理を中断して、指示された所定の回に読み出された画像データD等を送信するように構成するか、或いは、その時点で行っている処理を終了してから、指示された所定の回に読み出された画像データD等を送信するように構成するかは、放射線画像撮影装置1の制御構成の構築の仕方等に基づいて適宜決定される。
また、本実施形態のように画像処理装置90自体が指示手段として機能するように構成されている場合、上記のように、画面H2の表示スペースSaやサムネイル用表示スペースSbに表示されたプレビュー画像p_preやそのサムネイル画像ptをクリック等すること以外の方法で所定の回の放射線画像撮影を指示するように構成することも可能である。
例えば、マウス等の入力手段92を操作することで、画面H2中にウインドウを開くように構成したり、別の画面に切り替わるように構成し、そのウインドウや別画面の中で所定の回の放射線画像撮影を指示するように構成することも可能であり、指示手段に所定の回の放射線画像撮影の情報を入力することが可能な方法であればどのような方法でも採用することができる。
さらに、前述したように、指示手段を、画像処理装置90以外の装置、すなわち、画像処理装置90とは別体のコンピューターや放射線照射装置70の操作部72、撮影台50の制御部54、覆い板ユニット60の制御部64、携帯端末等に設ける場合には、例えば、画像処理装置90から指示手段にプレビュー画像p_preの情報を送信するように構成する。
そして、指示手段が図示しない表示手段を備えるように構成し、画像処理装置90から送信されてきたプレビュー画像p_preの情報に基づいて表示手段にプレビュー画像p_preを表示させて、上記と同様に複数回の放射線画像撮影ごとのプレビュー画像p_pre等の中から所定のプレビュー画像p_pre等が選択されることにより、選択されたプレビュー画像p_preに対応する所定の回の放射線画像撮影で読み出された画像データDを先に画像処理装置90に送信するように放射線画像撮影装置1に指示するように構成することが可能である。
また、例えば肺が呼吸で膨張や収縮する様子を撮影するような動態撮影の場合には、肺が例えば最も拡がった状態になるのが一連の撮影のうちの何回目の撮影の時点になるかは予め知ることができない。しかし、例えば、下肢全長撮影等の長尺撮影の場合には、患者の病変部等がどの位置にあり、何回目の撮影で得られた画像を先に見たいかを予め指定することができる。
そこで、このような場合、長尺撮影における一連の複数回の放射線画像撮影が行われる前に、指示手段で、予め複数回の放射線画像撮影のうちいずれの回の放射線画像撮影で読み出された画像データD等を、他の画像データD等より先に画像処理装置90に送信するかを予め放射線画像撮影装置1に指示されることができるように構成することも可能である。
放射線画像撮影装置1は、このような指示を予め受信した場合、一連の撮影が終了した時点で、指定された所定の回の放射線画像撮影で読み出された画像データD等を他の画像データD等より先に自動的に画像処理装置90に送信するように構成される。
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影システム50によれば、指示手段で、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影における複数回の放射線画像撮影のうち、所定の回の放射線画像撮影で各放射線検出素子7から読み出された画像データD等を、他の回の放射線画像撮影で読み出された画像データD等より先に画像処理装置90に送信することを放射線画像撮影装置1に指示する。
そして、放射線画像撮影装置1は、指示手段により指示があった場合には、指示された所定の回に読み出された画像データD等を、他の回の画像データD等より先に画像処理装置90に送信する。そして、画像処理装置90は、このようにして画像データD等の送信順が変更された場合を含め、放射線画像撮影装置1から画像データD等が送信されてきた順に放射線画像pを生成して表示部91に表示するように構成した。
そのため、放射線技師等のユーザーは、指示手段を操作することで、長尺撮影や動態撮影等の連続撮影における一連の撮影で得られた複数の画像データD等のうち、見たい画像の画像データD等を任意のタイミングで放射線画像撮影装置1から画像処理装置90に送信させることが可能となる。
そのため、ユーザーが、見たい画像を任意のタイミングで見ることが可能となる。そのため、放射線画像撮影システム50が、放射線技師等のユーザーにとって使い勝手が良いものとなり、操作性が良いものとすることが可能となる。
なお、上記の実施形態では、指示された所定の回の画像データD等が、まだ放射線画像撮影装置1から画像処理装置90に送信されていない場合について説明した。一方、指示手段により指示が行われた時点で、所定の回の画像データD等がすでに画像処理装置90に送信されている場合には、画像処理装置90は、放射線画像撮影装置1から画像データDが送信されてきた順ではなく、当該所定の回の画像データD等を先に画像処理して放射線画像pを生成して表示部91に表示するように構成される。
また、本発明が上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能であることは言うまでもない。
1 放射線画像撮影装置
7 放射線検出素子
50 放射線画像撮影システム
54 撮影台の制御部(指示手段)
64 覆い板ユニットの制御部(指示手段)
72 放射線照射装置の操作部(指示手段)
90 画像処理装置(指示手段)
91 表示部(表示手段)
D 画像データ
Dp プレビュー画像用データ
p 放射線画像
p_pre プレビュー画像

Claims (6)

  1. 複数の放射線検出素子が二次元状に配列され、複数回の放射線画像撮影でそれぞれ前記各放射線検出素子から読み出された未処理の画像データを、当該複数回の放射線画像撮影後に画像処理装置に送信する放射線画像撮影装置と、
    表示部を備え、前記放射線画像撮影装置から送信されてきた前記未処理の画像データに基づいて放射線画像を生成して前記表示部に表示する前記画像処理装置と、
    当該複数回の放射線画像撮影のうち所定の回の放射線画像撮影で前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データを、他の回の放射線画像撮影で読み出された前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信することを前記放射線画像撮影装置に指示する指示手段と、
    を備え、
    前記放射線画像撮影装置は、前記指示手段により前記指示があった場合には、指示された前記所定の回に読み出された前記未処理の画像データを、他の回の前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置は、前記未処理の画像データの送信順が変更された場合を含め、前記放射線画像撮影装置から前記未処理の画像データが送信されてきた順に放射線画像を生成して前記表示部に表示することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記複数回の放射線画像撮影は、前記放射線画像撮影装置による一度の撮影で撮影可能な撮影領域のサイズよりも広い一の被写体を複数回に分けて撮影する長尺撮影、または動く一の被写体に対して放射線を複数回連続して照射して放射線画像撮影を連続的に行う動態撮影であって、
    前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データは、前記複数回の放射線画像撮影で読み出された前記一の被写体に関する複数の未処理の画像データであることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記放射線画像撮影装置は、複数回の放射線画像撮影ごとに、前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データから所定の割合で生のプレビュー画像用データを抽出して前記画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置は、前記放射線画像撮影装置から前記生のプレビュー画像用データが送信されてくるごとに前記表示部にプレビュー画像を表示し、
    前記指示手段では、前記画像処理装置の前記表示部に表示された前記プレビュー画像に基づいて、前記複数回の放射線画像撮影のうち所定の回の放射線画像撮影で前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データを、他の前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信することが前記放射線画像撮影装置に指示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記指示手段は、表示手段を備え、
    前記画像処理装置から送信されてきた前記プレビュー画像の情報に基づいて前記表示手段に前記プレビュー画像を表示させるとともに、
    前記表示手段に表示された前記複数回の放射線画像撮影ごとの前記プレビュー画像の中から所定の前記プレビュー画像が選択されることにより、選択された前記プレビュー画像に対応する所定の回の放射線画像撮影で前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データを、他の前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信することを前記放射線画像撮影装置に指示することを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記画像処理装置が前記指示手段として機能するように構成されており、
    前記画像処理装置は、前記表示部に表示された前記複数回の放射線画像撮影ごとの前記プレビュー画像の中から所定の前記プレビュー画像が選択されることにより、選択された前記プレビュー画像に対応する所定の回の放射線画像撮影で前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データを、他の前記未処理の画像データより先に送信することを前記放射線画像撮影装置に指示することを特徴とする請求項3に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記指示手段では、前記複数回の放射線画像撮影が行われる前に、予め前記複数回の放射線画像撮影のうち所定の回の放射線画像撮影で前記各放射線検出素子から読み出された前記未処理の画像データを、他の前記未処理の画像データより先に前記画像処理装置に送信することが前記放射線画像撮影装置に指示されることが可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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