JP5666430B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線を用いてX線撮影を行ない、X線画像を表示するX線診断装置、及びX線絞り制御方法に関する。
X線診断装置は、被検体にX線を照射し、透過X線をX線検出部で検出することで被検体を透過したX線信号を得て、画像処理部でX線信号を処理してX線画像を生成することにより、表示部に被検体のX線画像を表示するものである。
近年では、予めX線撮影した際のX線絞りの位置に対応する識別符号が付与され、操作者が該識別番号を選択することにより、前回X線撮影した際の位置にX線絞りを再現させることが行なわれている。(例えば、特許文献1)。
特開平4-288146号公報
特許文献1では、操作者は識別番号とX線絞りの位置との関係を直感的に把握し難いため、被検体の撮影部位に対応させてX線絞りを正確に操作することが難しいものと思料する。
特に、被検体の泌尿器の撮影を行なう際、被検体はテーブルの端部に腰掛け、テーブルの端部にX線検出部を移動し、泌尿器に対してX線撮影を行なうことがある。このように、テーブルの端部にX線検出部を移動した場合において、被検体の泌尿器に対応する部位、すなわちX線検出部の端部にX線を照射する必要がある。しかしながら、被検体の撮影部位に対応させてX線絞りを操作できないと、X線撮影を行なう必要がない領域にもX線が照射されてしまう恐れがあるため、不要なX線被曝が発生してしまう。
そこで、本発明は、X線絞りの操作性を向上させるとともに、被検体に対するX線被曝を低減させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の様に構成される。
被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部とを備えたX線診断装置であって、
X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶する記憶部と、前記複数のブロックの内、少なくとも1つのブロックを選択する選択部とを備え、前記X線絞り移動部は、該選択されたブロックに対応して、前記複数の絞り羽根を移動させる。
また、X線照射可能なX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶するステップと、複数のブロックの内、少なくとも1つのブロックを選択するステップと、該選択されたブロックに基づいて、X線絞りの複数の絞り羽根を移動させるステップを有したX線絞り制御方法である。
すなわち、X線検出部の領域を複数のブロックに分割し、各ブロックのブロック開始座標とブロック終了座標を記憶部に記憶する。ブロックが選択された場合、該ブロック開始座標とブロック終了座標を読み出し、その情報から各辺の絞り羽根の挿入量を算出し、絞り羽根を移動させる。
本発明によれば、X線絞りの操作性を向上させるとともに、被検体に対するX線被曝を低減させることができる。
本発明のX線診断装置の全体構成を示す概観図。 本発明のX線診断装置の内部構成を示すブロック図。 本発明の実施例1における分割されたブロックと選択されたブロックを示す図。 本発明の実施例1におけるX線絞りの開閉状態を示す図。 本発明の実施例1における表示部の表示形態を示す図。 本発明の実施例1の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2における分割されたブロックと選択されたブロックを示す図。 本発明の実施例2におけるX線絞りの開閉状態を示す図。 本発明の実施例3を示す図。 本発明の実施例4を示す図。
以下、本発明について図面を用いて説明する。
図1は本発明のX線診断装置1の全体構成を示す概観図である。スタンド部10は、床面に設置され、撮影台全体(支持腕部20、支持枠30、支柱部50等)を支える筐体である。スタンド部10の内部には、支持腕部20をスタンド部10に対して昇降させる昇降機構および支持腕部20をスタンド部10に対して回転させる回転機構が収納されている。図1におけるX軸はテーブル102の短手方向に相当し、Y軸はテーブル102の長手方向に相当する。
支持腕部20には、支持枠30を支持腕部20に対して支持枠30の長手方向にスライドさせるスライド機構が設けられている。スライド機構は、図示はしないが、モータと、モータの移動により回転する主動スプロケット、2つの従動スプロケットと、各スプロケットに噛み合わせたチェーンとを備える。チェーンの両端部は、支持枠30の固定部に固定される。主動スプロケットの回転によりチェーンを送り出すことができ、その結果、支持枠30を支持腕部20に対して長手方向にスライドさせることができる。
支持枠30の上部には、被検体100を乗せるテーブル102が設けられている。X線診断装置1では、テーブル102は支持枠30に対して長手方向にスライド自在に構成してもよい。
支持枠30の内部には、支柱部50を支持枠30に対してテーブル102の長手方向(A方向)及び短手方向(B方向)にスライドさせるX線発生部移動機構が設けられている。X線発生部移動機構は、図示はしないが、支持枠30の長手方向の一端側に設けられるモータと、モータの移動により回転する主動スプロケットと、支持枠30の他端側に設けられる従動スプロケットと、両スプロケットを連結するチェーンとを有する。チェーンには、支柱部50の基底部51が固定されており、スプロケットによりチェーンを回転させることで、基底部51、即ち、支柱部50を長手方向(A方向)にスライドさせることができる。なお、短手方向(B方向)も長手方向(A方向)のX線発生部移動機構と同様な機構でスライドさせることができる。
X線照射部104は、支柱部50の先端側に連結され、被検体100にX線を照射する機器である。X線発生部移動機構により、支柱部50に連結されているX線照射部104を長手方向(A方向)及び短手方向(B方向)に移動させることができる。X線照射部104の被検体100側には、複数の絞り羽根を有し、被検体100に対するX線照射領域を設定するX線絞り106が備えられている。
また、支柱部50の連結部53の内部には、X線照射部104を連結部53に対してC方向に回転させる回転機構が設けられているため、X線の照射方向をテーブル102の長手方向に振ることができる。支柱部50は、基底部51から鉛直方向に延びると共に、連結部53に向かうに従って支持枠30の長手方向と幅方向の両方に延びている。そのため、X線照射部104を挟んで支持枠30の両側に術者の立ち位置を確保することができ、被検体100の頭部側および両側側の三方から被検体100にアクセスすることができる。
支柱部50は、支持枠30から離れる方向に凸となるように、すなわち、スタンド部10側に突出するように湾曲しているため、支柱部50の傍に立つ術者の動きを妨げることがない。さらに、支柱部50のうち、支持枠30に対向する側には圧迫装置90が設けられている。圧迫装置90は、被検体100の関心領域を圧迫しながら撮影を行なうための装置である。
X線検出部112は、支持枠30の内部に設置されている。X線検出部112は、複数の検出素子が2次元アレイ状に配置されて構成されており、X線照射部104から照射され、被検体100を透過したX線の入射量に応じたX線信号を検出する機器である。
X線検出部112をスライドさせるX線検出部移動機構(図示しない。)は、支持枠30の内部に設置され、X線検出部112をテーブル102の長手方向(D方向:Y軸方向)にスライドさせるスライド機構と、X線検出部112をテーブル102の短手方向(E方向:X軸方向)にスライドさせるスライド機構とを備える。被検体100の泌尿器の撮影を行なう際、被検体100はテーブル102の端部に腰掛けるため、スライド機構によりテーブル102の長手方向(D方向)の端部にX線検出部112を移動することができる。
表示部118は、多関節のアーム119によりスタンド部10に支持されている。表示部118は、被検体100のX線画像や透視画像等を表示することができる。
図2は、本発明のX線診断装置1の内部構成を示すブロック図である。
本発明に用いるX線診断装置1は、被検体100を乗せるテーブル102と、被検体100にX線を照射するX線照射部104と、複数の絞り羽根を有し、被検体100に対するX線照射領域を設定するX線絞り106と、X線照射部104に電力供給を行なう高電圧発生部110と、X線照射部104に対向する位置に配置され、被検体100を透過したX線を検出するX線検出部112と、X線検出部112から出力されたX線信号に対して画像処理を行なう画像処理部114と、画像処理部114から出力されたX線画像を記憶する画像記憶部116と、X線画像を表示する表示部118と、各構成要素を制御する制御部120と、制御部120に対して各種指令を行なう操作部122とを備えている。
また、X線照射可能なX線照射領域を複数のブロックに分割し、各ブロックに対応するX線照射領域を記憶する記憶部130と、操作部122によって選択されたブロックに対応するX線照射領域に基づいてX線絞り106を移動するX線絞り移動部132とを備えている。
X線照射部104は、高電圧発生部110から電力供給を受けてX線を発生させるX線管を有する。X線照射部104には、特定のエネルギーのX線を選択的に透過させるX線フィルタなどを有していてもよい。
X線絞り106は、X線照射部104から発生したX線を遮蔽する絞り羽根を複数有している。X線絞り移動部132は、選択されたブロックに対応するX線照射領域に基づいて、X線絞り106の複数の絞り羽根をそれぞれ移動する。
X線検出部112は、例えば、X線を検出する複数の検出素子が2次元アレイ状に配置されて構成されており、X線照射部104から照射され、被検体100を透過したX線の入射量に応じたX線信号を検出する機器である。具体的には、X線検出部112で検出されたX線は、電荷として画素毎に蓄積コンデンサ(図示しない。)に蓄積される。そして、画素毎に蓄積された電荷に基づくX線信号が画像処理部114に出力される。
画像処理部114は、X線検出部112から出力されたX線信号を画像処理し、画像処理されたX線画像を出力する。画像処理は、ガンマ変換、階調変換処理、X線画像の拡大・縮小等である。
画像記憶部116は、画像処理部114から出力されたX線画像を選択されたブロック情報とともに記憶する。表示部118は、選択されたブロック情報とともにX線画像を表示する。
ここで、実施例1を具体的に説明する。まず、記憶部130は、X線照射可能なX線照射領域を複数のブロックに分割し、各ブロックに対応するX線照射領域をそれぞれ予め記憶する。実施例1では、X線検出部112の各画素に対応する1024×1024の領域が9つのブロックに分割されている。ブロック“1”〜ブロック“9”は、それぞれ同じ大きさの正方形のブロックである。
具体的には、記憶部130は、下記表1に示すようにブロック“1”〜ブロック“9”に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線照射領域としてそれぞれ予め記憶している。ブロック“1”〜ブロック“9”におけるブロック開始座標及びブロック終了座標は、X線絞り106の絞り羽根の挿入位置に該当するものである。
Figure 0005666430

例えば、ブロック“5”のブロック開始座標は、ブロック“5”のX線照射領域の左上となる座標(342,342)となる。ブロック“5”のブロック終了座標は、ブロック開始座標の対角線上に位置するX線照射領域の右下となる座標(683,683)となる。
そして、操作者は、操作部122によってX線照射して欲しいX線照射領域に該当するブロックを選択する。操作部122によって選択されたブロックに対応するブロック開始座標及びブロック終了座標が記憶部130から制御部120に伝達される。
制御部120は、X線絞り移動部132に対し、選択されたブロックにX線が照射されるようにX線絞り106の絞り羽根を移動させるように制御する。具体的には、制御部120は、選択されたブロックに対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線絞り移動部132に伝達し、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置にX線絞り106の絞り羽根を移動させるようにX線絞り移動部132を制御する。
X線絞り106の絞り羽根は、後述するように、右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306からなる。X線絞り移動部132は、操作部122で選択されたブロックに対応するブロック開始座標及びブロック終了座標(X線照射領域)に基づいてX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306を移動する。
操作部122で選択されたブロックに対応するブロック開始座標が(X1,Y1)、ブロック終了座標が(X2,Y2)の場合、ブロック開始座標のX座標(X1)がX線絞り106の左絞り羽根304の挿入位置、Y座標(Y1)が上絞り羽根302の挿入位置となる。同様に、ブロック終了座標のX座標(X2)が右絞り羽根300の挿入位置、Y座標(Y2)が下絞り羽根306の挿入位置となる。
例えば、ブロック“5”の場合、ブロック開始座標は(342,342)、ブロック終了座標は(683,683)である。ブロック開始座標のX座標(342)がX線絞り106の左絞り羽根304の挿入位置、Y座標(342)が上絞り羽根302の挿入位置となる。同様に、ブロック終了座標のX座標(683)が右絞り羽根300の挿入位置、Y座標(683)が下絞り羽根306の挿入位置となる。
X線絞り移動部132は、図示はしないが、上下左右の絞り羽根300〜306を移動する移動ネジと、上下左右の絞り羽根300〜306の位置を検出する位置検出部を有している。X線絞り移動部132は、位置検出部で上下左右の絞り羽根300〜306の位置をそれぞれ検出し、操作部122で選択されたブロックによって定められた上記挿入位置にX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を配置されるように移動ネジで移動する。
ここで、図3〜図5を用いて実施例1を説明する。図3は、記憶部130に記憶された分割された複数のブロック200と、操作部122によって選択されたブロック202を示している。図1と同様に、図3におけるX軸はテーブル102の短手方向に相当し、Y軸はテーブル102の長手方向に相当する。
図3(a)は、分割された複数のブロック200を示す図である。図3(b)は、分割された複数のブロック200の内、1つのブロック202が選択された状態を示す図である。
複数に分割されたブロック200は、記憶部130から読み出され、表示部118に表示される。操作者は、操作部122を用いて、表示部118に表示された複数のブロック200の中から任意にブロックを選択する。図3(b)では、ブロック“2”が選択されている。表示部118は、選択されたブロック“2”のブロック202の周囲を強調したり、ブロック202自体を色付けしたりして、ブロック“2”が選択されたことが操作者に分かるように表示する。
図4は、X線照射部104からテーブル102に向いた方向におけるX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306の開閉状態を示す図である。
図4(a)は、図3(a)に対応したものであり、ブロックが選択されていない状態におけるX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306の開閉状態を示す図である。ブロックが選択されていないため、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306は、全て開放された状態である。すなわち、図4(a)における上下左右の絞り羽根300〜306は、X線を遮蔽しない状態である。
図4(b)は、図3(b)に対応したものであり、1つのブロックが選択された時のX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306の開閉状態を示す図である。図4(b)は、ブロック“2”が選択された時のX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306の状態である。すなわち、上下左右の絞り羽根300〜306は、ブロック“2”のみにX線を照射する状態である。
制御部120は、選択されたブロック“2”に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線絞り移動部132に伝達し、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置にX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を移動させるように制御する。
X線絞り移動部132は、ブロック開始座標及びブロック終了座標をX線検出部112のサイズに置き換えて、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306の移動量を計算する。そして、X線絞り移動部132は、計算した移動量に基づいてX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を移動する。
具体的には、X線検出部112のサイズが30cm×30cmとすると、X線絞り移動部132は、右絞り羽根300を10cm左側に移動させ、左絞り羽根304を10cm右側に移動させ、下絞り羽根306を20cm上側に移動させる。図4(b)の矢印の方向と長さが上下左右の絞り羽根300〜306の移動方向と移動量を示している。
図5は、表示部118の表示形態を示す図である。表示部118は、図3(b)、図4(b)のようにX線絞り106で絞られた状態で撮影されたX線画像400が表示される。X線画像400には、下絞り羽根306によって遮蔽された部位を含むこともある。また、表示部118は、X線画像400と同一画面上に、分割された複数のブロック200を表示するとともに、選択されたブロック202を表示する。
表示部118は、図3(a)、図4(a)のように操作部122でブロックが選択されていない時にブロック“1”〜ブロック“9”に対応するX線画像を表示することもできる。
操作部122でブロック“2”が選択された時、ブロック“2”のX線画像400以外は、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306が入ったX線画像400が表示されてしまう。そのため、画像処理部114は、X線照射領域として選択されたブロック202のブロック開始座標とブロック終了座標で結ばれる矩形を設定する。そして、画像処理部114は、設定された矩形に対応するX線画像400を拡大することにより、表示部118は選択されたブロック202に対応するX線画像400を拡大して表示させることができる。
また、制御部120は、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306が挿入されていないX線画像400の所定の採光野について検出したX線信号の平均値に基づいて、X線照射部104から照射するX線の適正なX線条件(例えば、X線の照射量)を算出し、自動的に制御することができる。具体的には、制御部120は、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306が挿入されていない指定領域を演算する。指定領域は、選択されたブロック202のブロック開始位置とブロック終了位置で結ばれる矩形領域である。指定領域は、選択されたブロック202のブロック開始位置とブロック終了位置の内側に位置する任意の領域であってもよい。そして、制御部120は、指定領域のX線信号の平均値を演算し、演算された平均値に基づいてX線照射部104から照射するX線の照射量を制御する。
次に実施例1の動作について図6を用いて説明する。
(S100)まず、操作者は、X線絞り106をブロックで移動するか否かを操作部122で選択する。例えば、被検体100の撮影部位が泌尿器であり、被検体100はテーブル102の端部に腰掛ける場合、テーブル102の長手方向(D方向)の端部にX線検出部112が移動されている。このような場合、操作者は、X線絞り106をブロックで移動することを操作部122で選択する。すなわち、操作者は、実施例1を利用するか、手動でX線絞り106を直接移動するどうかを操作部122で選択する。
(S101)X線絞り106をブロックで移動することを選択する場合、複数に分割されたブロックが記憶部130から読み出される。そして、表示部118は、記憶部130から読み出された複数のブロック200を表示する。
(S102)操作者は、操作部122を用いて、表示部118に表示された複数のブロック200の中から、X線照射して欲しいブロック202を選択する。表示部118は、選択されたブロック202の周囲を強調したり、ブロック202自体を色付けしたりして表示する。
(S103)制御部120は、選択されたブロック202に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線絞り移動部132に伝達し、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置にX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を移動させるように制御する。
(S104)X線絞り移動部132は、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置に基づいてX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306をそれぞれ移動させる。
(S105)X線絞り106をブロックで移動することを選択しない場合、操作者は操作部122を用いてX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を手動で移動させる。このとき、操作部122は、X線検出部112の中心から等間隔に右絞り羽根300と左絞り羽根304を同時に移動する。また、同様に、操作部122は、上絞り羽根302と下絞り羽根306はX線検出部112の中心から等間隔に同時に移動する。
(S106)操作者は、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306で絞られた状態で撮影されたX線画像400を拡大するか否かを操作部122で選択する。
(S107)X線画像400を拡大する場合、画像処理部114は、選択されたブロック202に対応するX線画像400を表示部122の表示領域に合わせて拡大し、表示部122は拡大されたX線画像400を表示する。
(S108)X線画像400を拡大しない場合、表示部122は、X線画像400を拡大せずに表示する。
なお、本実施例では、サイズが30×30cmの正方形のX線検出部112を用いて、X線検出部112の各画素に対応する1024×1024の領域を9つの正方形のブロックに分割して説明したが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
例えば、X線検出部112の各画素に対応する1024×1024の領域を4つ、16つ・・・の正方形のブロックに分割してもよい。また、長方形のX線検出部112にも本実施例を適用することができ、その際、X線検出部112の各画素に対応する領域を長方形のブロックに分割し、長方形のブロックを適宜選択してもよい。
また、記憶部130は、上記のように、様々に分割されたブロック(4つ、16つ・・・の正方形、長方形、多角形等)のテンプレートを複数記憶することもでき、操作者は、操作部122で複数種のテンプレートを任意に選択することができる。
以上、本実施例によれば、任意のブロックを選択するだけでX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を制御することができるため、X線絞り106の操作性を向上させることができる。また、被検体100の撮影部位に対応させてX線絞り106を操作できるため、被検体100に対するX線被曝を低減させることができる。
ここで実施例2について図1〜図8を用いて説明する。実施例1と異なる点は、複数のブロックを選択する点である。
実施例2では、操作者は、操作部122によってX線照射して欲しいX線照射領域に該当する複数のブロックを選択する。操作部122によって選択された複数のブロックに対応するブロック開始座標及びブロック終了座標が記憶部130から制御部120に伝達される。
制御部120は、X線絞り移動部132に対し、選択された複数のブロックにX線が照射されるようにX線絞り106の絞り羽根を移動させるように制御する。具体的には、制御部120は、選択されたブロックに対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線絞り移動部132に伝達し、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置にX線絞り106の絞り羽根を移動させるようにX線絞り移動部132を制御する。
図7(a)は、分割された複数のブロック200の内、2つのブロック“1”“2”が選択された状態を示す図である。図8(a)は、図7(a)に対応したものであり、2つのブロック“1”“2”が選択された時のX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306の開閉状態を示す図である。
X線絞り移動部132は、操作部122で選択された2つのブロック“1”“2”に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標(X線照射領域)に基づいてX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306を移動する。
具体的には、上記表1から、ブロック“1”“2”のブロック開始座標は(0,0)、ブロック終了座標は(683,341)となる。ブロック開始座標のX座標(0)がX線絞り106の左絞り羽根304の挿入位置、Y座標(0)が上絞り羽根302の挿入位置となる。同様に、ブロック終了座標のX座標(683)が右絞り羽根300の挿入位置、Y座標(341)が下絞り羽根306の挿入位置となる。
制御部120は、選択されたブロック“1”“2”に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線絞り移動部132に伝達し、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置にX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を移動させるように制御する。
また、図7(b)は、分割された複数のブロック200の内、3つのブロック“2”“4”“5”が選択された状態を示す図である。図8(b)は、図7(b)に対応したものであり、3つのブロック“2”“4”“5”が選択された時のX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306の開閉状態を示す図である。
X線絞り移動部132は、操作部122で選択された3つのブロック“2”“4”“5”に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標(X線照射領域)に基づいてX線絞り106の右絞り羽根300、上絞り羽根302、左絞り羽根304、下絞り羽根306を移動する。
具体的には、制御部120は、上記表1に基づいて、ブロック“2”“4”“5”が覆われる矩形領域に基づいてブロック開始座標及びブロック終了座標を算出する。具体的には、3つのブロックのブロック開始座標及びブロック終了座標の内、ブロック開始座標がX座標・Y座標で最小の座標(0,0)を抽出し、ブロック終了座標がX座標・Y座標で最大の座標(683,683)を抽出して設定する。よって、ブロック開始座標のX座標(0)がX線絞り106の左絞り羽根304の挿入位置、Y座標(0)が上絞り羽根302の挿入位置となる。同様に、ブロック終了座標のX座標(683)が右絞り羽根300の挿入位置、Y座標(683)が下絞り羽根306の挿入位置となる。
制御部120は、選択されたブロック“2”“4”“5”に対応するブロック開始座標及びブロック終了座標をX線絞り移動部132に伝達し、ブロック開始座標及びブロック終了座標の位置にX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を移動させるように制御する。
X線絞り移動部132は、ブロック開始座標及びブロック終了座標をX線検出部112のサイズに変換して、X線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306の移動量を計算する。そして、X線絞り移動部132は、計算した移動量に基づいてX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を移動する。
実施例2の動作については、実施例1とほぼ同様であるため、説明は省略する。
以上、本実施例によれば、任意の複数のブロックを選択するだけでX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を制御することができるため、X線絞り106の操作性を向上させることができる。また、被検体100の撮影部位に対応させてX線絞り106を操作できるため、被検体100に対するX線被曝を低減させることができる。
実施例3について図1〜図9を用いて説明する。実施例1、実施例2と異なる点は、X線検出部112の位置に基づいて、制御部120は分割されたブロック200を記憶部130から読み出し、適切なブロック220を選択する点である。
具体的には、図9(a)に示すように、テーブル102の上端部にX線検出部112が移動した場合、制御部120は分割されたブロック200を記憶部130から読み出す。そして、制御部120は、ブロック“1”“2”“3”がテーブル102の上端部に面しているため、テーブル102の上端部に対応する一列のブロック“1”“2”“3”を選択する。図9(b)に示すように、テーブル102の下端部にX線検出部112が移動した場合、制御部120は分割されたブロック200を記憶部130から読み出す。そして、制御部120は、ブロック“7”“8”“9”がテーブル102の下端部に面しているため、テーブル102の下端部に対応する一列のブロック“7”“8”“9”を選択する。
なお、本実施例では、テーブル102の上下端部においてブロック200を読み出し、適切なブロック220を選択することについて言及したが、テーブル102の左右端部についても同様に実施することができる。
また、図9(a)(b)に示すように、分割されたブロック200と選択されたブロック220とともに、テーブル102を示す外枠を表示させることができる。そのため、操作者はテーブル102に対してどの位置にX線検出部112が配置されているかを把握することができる。
実施例3の動作については、実施例1の動作の(S101)と(S102)が異なるため、(S101)と(S102)を説明する。
(S101)X線検出部112の位置(テーブル102の端部)に基づいて、複数に分割されたブロック200を記憶部130から読み出す。そして、表示部118は、記憶部130から読み出された複数のブロック200を表示する。
(102)制御部120は、表示部118に表示された複数のブロック200の中から、テーブル102の端部に対応する一列のブロック202を選択する。表示部118は、選択されたブロック202の周囲を強調したり、ブロック202自体を強調したりして表示する。
また、操作者は、例えば、被検体100の泌尿器の撮影を行なう撮影モードを操作部122で選択すると、制御部120はテーブル102の端部にX線検出部112を自動的に移動する。本実施例では、X線検出部112の位置(テーブル102の端部)に基づいて、制御部120は分割されたブロック200を記憶部130から読み出し、適切なブロック220を選択することができる。つまり、本実施例によれば、操作者が選択した撮影モードに基づいて、分割されたブロック200を記憶部130から読み出し、適切なブロック220を選択することもできる。
以上、本実施例によれば、X線検出部112の位置、撮影モードに基づいてX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を制御することができるため、X線絞り106の操作性を向上させることができる。
実施例4について図1〜図10を用いて説明する。実施例1〜3と異なる点は、記憶部130は長方形に分割されたブロックを記憶する点である。
テーブル102の長手方向の端部にX線検出部112が移動されている場合、図10(a)に示すように、テーブル102の短手方向よりも長手方向に細かく分割されたブロックが記憶部130から読み出される。テーブル102の短手方向の端部にX線検出部112が移動されている場合、図10(b)に示すように、テーブル102の長手方向よりも短手方向に細かく分割されたブロック210が記憶部130から読み出される。つまり、テーブル102の端部に直交する方向に細かく分割されたブロック210が記憶部130から読み出される。
実施例4の動作については、実施例1の動作の(S101)が異なるため、(S101)のみを説明する。
(S101)X線検出部112の位置(テーブル102の端部)に基づいて、テーブル102の端部に直交する方向に細かく分割されたブロック210を記憶部130から読み出す。そして、表示部118は、記憶部130から読み出された複数のブロック210を表示する。
以上、本実施例によれば、記憶部130は長方形に分割されたブロックに基づきX線検出部112の位置に合わせてX線絞り106の上下左右の絞り羽根300〜306を制御することができるため、X線絞り106の操作性を向上させることができる。
なお、本発明の実施例1〜実施例4をそれぞれ説明したが、本発明では、実施例1〜実施例4を組み合わせて適宜実施することができる。
100 被検体、102 テーブル、104 X線照射部、106 X線絞り、110 高電圧発生部、112 X線検出部、114 画像処理部、116 画像記憶部、118 表示部、120 制御部、122 操作部、130 記憶部

Claims (12)

  1. 被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部と、を備えたX線診断装置であって、
    X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックと該分割した複数のブロックのブロック開始座標及びブロック終了座標を予め記憶している記憶部と、前記複数のブロックの内、少なくとも1つのブロックを選択する選択部と有し
    前記X線絞り移動部は、前記選択部により選択されたブロックに対応して前記複数の絞り羽根を移動させることを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記ブロック開始座標及び前記ブロック終了座標が前記複数の絞り羽根の挿入位置となることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記選択部により選択されたブロックに対応する前記ブロック開始座標及び前記ブロック終了座標を前記X線絞り移動部に伝達する制御部を有し、
    前記制御部は、前記ブロック開始座標及び前記ブロック終了座標の位置に前記複数の絞り羽根を移動させるように前記X線絞り移動部を制御することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  4. 前記X線絞り移動部は、前記ブロック開始座標及び前記ブロック終了座標を前記X線検出部のサイズに置き換えて、前記複数の絞り羽根の移動量を計算することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  5. 前記選択部により選択されたブロックの前記ブロック開始座標と前記ブロック終了座標で結ばれる矩形に対応するX線画像を拡大する画像処理部を有することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  6. 前記選択部によって複数のブロックが選択された場合、前記制御部は、前記複数のブロックが覆われる矩形領域に基づいて前記ブロック開始座標及び前記ブロック終了座標を算出し、該算出結果を前記移動部に伝達することを特徴とする請求項3記載のX線診断装置。
  7. 被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部と、を備えたX線診断装置であって、
    X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶する記憶部と、前記複数のブロックの内、少なくとも1つのブロックを選択する選択部と、を有し、
    前記X線絞り移動部は、前記選択部により選択されたブロックに対応して前記複数の絞り羽根を移動させ、前記表示部は、前記分割した複数のブロックと前記選択部により選択されたブロックを表示することを特徴とするX線診断装置。
  8. 前記表示部は、前記選択部により選択されたブロックを強調して表示することを特徴とする請求項7記載のX線診断装置。
  9. 被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部と、を備えたX線診断装置であって、
    X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶する記憶部と、前記複数のブロックの内、少なくとも1つのブロックを選択する選択部と、を有し、
    前記X線絞り移動部は、前記選択部により選択されたブロックに対応して前記複数の絞り羽根を移動させ、前記記憶部は、様々に分割されたブロックのテンプレートを複数記憶することを特徴とするX線診断装置。
  10. 被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部と、を備えたX線診断装置であって、
    X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶する記憶部と、前記被検体を乗せるテーブルの端部に前記X線検出部が移動した場合、前記記憶部から前記テーブルの端部に対応する一列のブロックを選択する制御部と、を有し、
    前記X線絞り移動部は、前記制御部により選択されたブロックに対応して前記複数の絞り羽根を移動させることを特徴とするX線診断装置。
  11. 被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部と、を備えたX線診断装置であって、
    X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶する記憶部と、撮影モードを選択する選択部と、該選択部により選択された撮影モードに基づいて、前記記憶部から前記分割されたブロックを選択する制御部と、を有し、
    前記X線絞り移動部は、前記制御部により選択されたブロックに対応して前記複数の絞り羽根を移動させることを特徴とするX線診断装置。
  12. 被検体にX線を照射するX線照射部と、前記X線を遮蔽する複数の絞り羽根を有したX線絞りと、前記複数の絞り羽根を移動させるX線絞り移動部と、前記X線照射部と対向配置され、前記被検体の透過X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部により検出されたX線信号に基づくX線画像を表示する表示部と、を備えたX線診断装置であって、
    X線が照射されるX線照射領域を分割した複数のブロックを記憶する記憶部と、前記被検体を乗せるテーブルの端部に前記X線検出部が移動されている場合、前記記憶部から前記テーブルの端部に直交する方向に細かく分割されたブロックを選択する制御部と、を有し、
    前記X線絞り移動部は、前記制御部により選択されたブロックに対応して前記複数の絞り羽根を移動させることを特徴とするX線診断装置。
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