JP4250386B2 - 集中照射型放射線治療装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線コンピュータ断層撮影機能を備えた集中照射型放射線治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線を被検体に照射し、その透過データから画像データを再構成するX線コンピュータ断層撮影装置が知られている。このX線コンピュータ断層撮影装置を、高線量照射可能な仕様に改良し、またコリメータ(X線絞り)に、治療対象以外に放射線を当てないようにX線を任意形状にトリミングすることを可能とするマルチリーフコリメータを採用することにより、集中照射型放射線治療にも兼用しようとする動きがある。
【0003】
この兼用機は、位置決め用の画像生成から治療までの一連の作業を、従来のようにX線コンピュータ断層撮影装置から放射線治療装置へ被検体を移し替える必要がなくなり、単一の機器に載置した状態のままで一貫して行うことができるので、治療時間を短縮することができ、また位置決めから治療開始までの期間、被検体が位置ズレを起こす機会が減少することから位置決め精度の向上を図ることができるという優位性を備えている。この優位性は格別なものであり、この種の兼用機はいっそうの普及を示すものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、治療効率と被曝低減とを両立する集中照射型放射線治療装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1局面による集中照射型放射線治療装置は、治療用の放射線を発生する放射線源と、前記放射線源を被検体に対して移動する移動機構と、前記放射線源と前記被検体との間に配置され、前記被検体の被治療部位に応じて前記放射線を絞る可動式コリメータと、前記放射線源が移動する期間内の一部期間、前記可動式コリメータの開口を閉じて前記放射線を前記被検体に対して遮蔽するように前記コリメータを制御する制御部とを具備する。
本発明の第2局面による集中照射型放射線治療装置は、治療用の放射線を発生する放射線源と、前記放射線源に管電圧を印加し、フィラメント電流を供給する高電圧発生部と、前記放射線源を前記被検体に対して移動する移動機構と、前記放射線源と前記被検体との間に配置され、前記被検体の被治療部位に応じて前記放射線を絞る可動式コリメータと、前記放射線源が移動する期間内の一部期間、前記放射線の発生を停止するように前記高電圧発生部を制御する制御部とを具備する。
本発明の第3局面による集中照射型放射線治療装置は、治療用の放射線を発生する放射線源と、前記放射線源を被検体に対して移動する移動機構と、前記放射線源と前記被検体との間に配置され、前記被検体の被治療部位に応じて前記放射線を絞る可動式コリメータと、前記放射線源が移動する期間内の一部期間、前記被検体に対する前記放射線の照射を制限する手段とを具備する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明による集中照射型放射線治療装置を好ましい実施形態により説明する。治療用の放射線としては、一般的なX線として説明するが、それに限定されることはない。集中照射型放射線治療装置は、被検体(患者)に対する放射線源の連続的な移動に連動してコリメータの開口を動的に制御することにより、細く絞った放射線を常に被検体の被治療部位に集中させることにより、被治療部位に対して選択的に高エネルギーで治療効果を与え、それ以外の健常部位への被曝をできるだけ抑えるようにした治療装置である。ここでは放射線源は、円周軌道上を移動する例で説明するが、放射線源の移動軌道はそれに限定されない。
【0007】
この例では、集中照射型放射線治療装置は、X線コンピュータ断層撮影装置と共通する基本構造を備えている。集中照射型放射線治療装置は、X線コンピュータ断層撮影装置と同様に、X線管と放射線検出器とが1体として被検体の周囲を回転する回転/回転タイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転タイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは回転/回転タイプとして説明する。また、1スライスの断層像データを再構成するには、被検体の周囲1周、約360°分の投影データが、またハーフスキャン法でも180°+ファン角分の投影データが必要とされる。いずれの再構成方式にも本発明を適用可能である。ここでは、時間分解能の点で有利なハーフスキャン法を例に説明する。また、入射X線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータ等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換する間接変換形と、X線による半導体内の電子正孔対の生成及びその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形とが主流である。X線検出素子としては、それらのいずれの方式を採用してもよいが、ここでは、前者の間接変換形として説明する。また、近年では、X線管とX線検出器との複数のペアを回転リングに搭載したいわゆる多管球型装置の製品化が進み、その周辺技術の開発が進んでいる。本発明では、従来からの一管球型装置であっても、多管球型装置であってもいずれにも適用可能である。ここでは、一管球型として説明する。
【0008】
図1は本発明の実施形態に係る集中照射型放射線治療装置の構成を示す図である。集中照射型放射線治療装置は、ガントリ100を有する。ガントリ100は、回転中心軸RAを中心として回転自在に保持された回転リング102を有する。回転リング102には、比較的高線量の治療用放射線を発生するX線管101が回転中心軸RAに正対する向き、つまりX線管101からのX線束の中心軸(X線中心軸)XCが回転中心軸RAと直交する位置に取り付けられている。回転中心軸RAを挟んでX線管101に対向する回転リング102上の位置に多チャンネル型のX線検出器103が取り付けられている。X線検出器103は、回転中心軸RA及びX線中心軸XCに略直交する方向、実際にはX線焦点を中心とした円弧上に沿って配列された複数のX線検出素子を有する。X線検出器103は、単一のX線検出素子配列又は複数のX線検出素子配列を有する。前者はシングルスライス対応のX線検出器と呼ばれ、後者はマルチスライス対応又は2次元アレイ型のX線検出器と呼ばれている。
【0009】
なお、回転中心軸RAをZ軸として、Z軸を中心とした回転座標系をXY座標系で規定する。この場合、X線中心軸XCをY軸、ZY軸に直交する軸をX軸と定義する。このXYZ軸を以下適宜使用する。
【0010】
X線管101と回転中心軸RAとの間には、可動式のマルチリーフコリメータ108が配置される。実際には、マルチリーフコリメータ108は、X線管101のX線放射窓に取り付けられる。マルチリーフコリメータ108は、X線管101の焦点から放射するX線を任意位置で任意形状及び任意の大きさにトリミングするために設けられた治療装置特有の構成要素である。
【0011】
図2に示すように、マルチリーフコリメータ108は、X軸に沿って個々に進退自在に設けられた回転中心軸RA上での換算値で幅1mmの短冊形状の複数のリーフ201を有している。実際には、X線中心軸XCを中心線として、この中心線を挟んで左右両開きで2枚のリーフ201がペアを構成し、このリーフペアがZ軸方向に複数、ここでは9個並列されている。
【0012】
X線検出器103には、一般的にDAS(data acquisition system) と呼ばれているデータ収集回路104が接続されている。データ収集回路104は、X線検出器103の各チャンネルの出力(電流信号)を電圧信号に変換し、そして増幅するとともに、ディジタル信号に変換する機能を備えている。DAS104には、光や磁気を媒体とした非接触型データ伝送装置105を経由して、DAS出力のチャンネル間非均一性等を補正する前処理装置106が接続される。前処理を受けたデータ(投影データ)は、補助記憶装置112に記憶される。
【0013】
補助記憶装置112は、投影データから画像データを再構成するための画像再構成装置114、表示装置116、マウス等のポインティングデバイスやキーボードを装備した入力装置115、治療計画を作成するための治療プランニングシステム113、そしてその治療計画に従って治療実行するためにガントリ100及び高電圧発生装置109を制御するための治療/スキャンコントローラ110とともに、データ/制御バスを介してシステムコントローラ111に接続される。
【0014】
上記治療プランニングシステム113は、X線出力線量特性データや断層画像データを基に放射線の体内線量分布を計算する機能、入力装置115から設定された被治療領域に対してマルチリーフコリメータ108の開口とX線管回転角度との関係を計算する機能とともに、治療効率と被曝低減との両立に関わる本実施形態特有の機能を有している。本実施形態では、治療効率と被曝低減とを両立させるために、X線管101が被検体の回りを1回転する期間内の一部期間、被検体に対するX線の照射を休止する。治療プランニングシステム113は、X線の照射の休止に対応する回転期間内の一部期間(この一部期間を、以下、照射休止期間、X線非照射期間又は照射制限期間と称する)を決定する機能を有している。この機能を以下に説明する。
【0015】
図3には、X線非照射期間の決定手順を示している。まず、比較的低線量で被検体をスキャンして、断層画像データの再構成に必要な例えば180°+α°分の投影データを収集する(S1)。再構成装置114において、収集された投影データに基づいて断層画像データが再構成され(S2)、表示装置116に表示される。なお、表示された画像中心は、表示座標系の原点に一致し、回転中心軸RAに対応する。
【0016】
図4に示すように、この表示された断層画像上で入力装置115を介して操作者(術者)により被治療部位上の一点P1が指定され、それと共に重要臓器上の一点P2が指定される(S3)。なお、複数の重要臓器に対して複数の点を指定するようにしてもよい。重要臓器とは、X線感度(X線吸収係数)が比較的高く、それによりX線照射による被曝の影響が比較的高い部位であり、骨、腺組織、精巣等がその代表的な例としてあげられる。
【0017】
本実施形態では、この重要臓器へのX線の直接的な照射を制限することにより、その重要臓器に対する被曝低減を実現する。このX線の直接的な照射を制限することは、重要臓器に対する被曝低減と同時に、治療効率の低下を抑制する効果も獲得する。つまり、治療中はX線管101は円周軌道を移動する。この軌道上には、X線管101と被治療部位との間に重要臓器が入り、被治療部位が重要臓器のX線影に全て又は部分的に隠れる一部区間が存在する。
【0018】
この一部区間では、重要臓器で大きく減衰されたX線が被治療部位へ照射される。そのため患者へのX線の照射線量に対する実際に被治療部位に到達するX線の線量の比率、つまり治療効率は低下する。一部区間でX線の照射を制限することにより、当該治療効率の低下を回避することができる。
【0019】
治療プランニングシステム113は、画像の被治療部位上に指定された一点P1を起点として、拡大しながら周囲の画素を探索し、CT値に対するしきい値処理、又は微分値処理等の既存の領域抽出処理方を適用して被治療部位の領域を抽出する(S4)。同様に、治療プランニングシステム113は、画像の重要臓器上に指定された一点P2を起点として重要臓器の領域を抽出する。
【0020】
次に、図5に示すように、抽出された被治療部位の領域に外接する円(外接円)を治療プランニングシステム113で計算する(S5)。同様に、抽出された重要臓器の領域に外接する円(外接円)を治療プランニングシステム113で計算する。治療プランニングシステム113は、被治療部位の外接円の半径及び位置に基づいて、X線管101の微小な回転角ごとにマルチリーフコリメータ108の各リーフ201の開度を計算する。なお、リーフ201の開度とは、コリメータ108の中心線からの移動距離として定義される。各リーフ201の開度を回転角ごとに設定することにより、X線管101の移動軌道の各位置でX線の照準を被治療領域似合わせて、被治療部位への集中照射を実現することができる。
【0021】
次に、治療プランニングシステム113は、被治療部位の外接円と、重要臓器の外接円との両方に接する4本の接線T1,T2,T3,T4を計算する(S6)。2つの円に接する接線の計算法は既知であり、以下の連立方程式を解法することにより求めることができる。なお、被治療部位の外接円の中心位置を(a1,b1)、被治療部位の外接円の半径をr1、重要臓器の外接円の中心位置を(a2,b2)、重要臓器の外接円の半径をr2とする。また求める接線の傾きをm、切片をβとする。
(m・a1−b1+β)=r1・(1+m)
(m・a2−b2+β)=r2・(1+m)
S6で計算した4本の接線T1,T2,T3,T4の中から、被治療部位の外接円と、重要臓器の外接円との間、または被治療部位上の指定点P1と重要臓器上の指定点P2との間で、で交差する2本の接線T1,T2を治療プランニングシステム113は選択する(S7)。図6から理解される通り、一方の接線T1は被治療部位が重要臓器のX線影に入りはじめる境界線を示しており、他方の接線T2は被治療部位が重要臓器のX線影から完全に脱する境界線を示している。
【0022】
そして、選択した2本の接線T1,T2がX線管101の周回軌道と交差する4点CP1、CP2、CP3、CP4を計算する(S8)。4点CP1、CP2、CP3、CP4から重要臓器の中心位置に最も近い2つの点CP1、CP2を選択する(S9)。選択した2点CP1、CP2それぞれの原点、つまり回転中心軸RA回りの角度を計算する(S10)。例えば交点CP1の回転角は95°、交点CP2の回転角は145°に計算される。治療プランニングシステム113は、計算した95°から145°の角度範囲をX線非照射区間又はX線制限区間として設定する(S11)。
【0023】
図7には、治療/スキャンコントローラ110による治療動作の手順を示している。まず、治療/スキャンコントローラ110は、マルチリーフコリメータ108の各リーフの開度を初期状態に設定する(S21)。例えば、照射開始角度がゼロ°であれば、その回転角ゼロ°に対応する開度にそれぞれのリーフの開度を設定する。そして、治療/スキャンコントローラ110は、図示しない回転リング駆動部にトリガ信号を供給することにより回転リング102の回転を始動させ、回転速度が所定速度で安定し、X線管101が照射開始角度のゼロ°に達した時点で、治療計画段階で既決の照射条件に従って制御信号を高電圧発生装置109に供給する。
【0024】
それにより高電圧発生装置109からX線管101に陰極陽極間に管電圧が印加され、フィラメント電流が供給され、管電流が流れ、設定された線量及び線質でX線がX線管101からばく射される(S22)。X線のばく射は、S24で、治療計画段階で既決の治療終了条件が満了するまで継続される。治療計画段階で既決の終了条件が満了した時点で、治療/スキャンコントローラ110は、X線管101からX線のばく射を停止するために必要な制御信号を高電圧発生装置109に供給する。それにより高電圧発生装置109からX線管101への管電圧の印加及び管電流の供給が停止され、X線のばく射が停止される(S25)。
【0025】
治療期間中、治療プランニングシステム113は、図示しないロータリーエンコーダを備えた角度センサからのパルスを計数することにより認識したX線管101の刻々と変化する回転角に応じて、マルチリーフコリメータ108の各リーフ201の開度を動的に変更するためにマルチリーフコリメータ駆動部107に制御信号を供給する(S26)。それにより図8(a)、図8(b)、図8(c)、図8(d)に示すように、回転期間中常に、コリメータ108の開口で被治療部位の外接円に応じた形状に細くトリミングされたビーム状の高線量のX線の照準が被治療部位に合わされ、集中治療が実現される。
【0026】
治療期間中、図9に示すように、X線管101の回転角が、事前に設定した非照射区間の始点(CP1に対応する95°)に到達した時(S27)、治療プランニングシステム113は、マルチリーフコリメータ駆動部107を制御して、マルチリーフコリメータ108の全てのリーフ201の開度をゼロ、つまり全てのリーフ201を閉じる(S28)。リーフ201は鉛製で遮蔽性を備えているので、全てのリーフ201を閉じることにより、そのシャッター効果により、被治療部位へのX線の照射が停止される。
【0027】
なお、2枚板式又は多板式のシャッターユニットを患者とX線管101との間、例えばX線管101とマルチリーフコリメータ108との間に設けて、マルチリーフコリメータ108の全てのリーフ201を閉じる代わりに、当該シャッターを閉じるようにしてもよい。シャッターは、マルチリーフコリメータ108のリーフ201よりも迅速に開閉することができる可能性がある。
【0028】
マルチリーフコリメータ108の全てのリーフ201を閉じた状態は、X線管101の回転角が、事前に設定した非照射区間の終点(CP2に対応する145°)に到達する時まで、継続される(S29)。X線管101の回転角が、事前に設定した非照射区間の終点(145°)に到達した時点で、マルチリーフコリメータ108の全てのリーフ201が、回転角145°に応じた開度に開けられ、被治療部位へのX線の照射が再開される。
【0029】
図10には、X線管101の回転角の時間変化を示している。治療中は、X線管101がゼロ°から360°までの周回軌道を何度も繰り返し回転する。その回転期間内で、X線管101が95°から145°まで移動している区間に対応する一部期間において、被検体(患者)へのX線の照射を制限する。
【0030】
なお、この「X線照射を制限する」とは、X線照射を制限しない期間と比較して、患者への照射線量を低下することとして定義され、上述のようにX線照射を完全に停止する、つまり患者への照射線量を実質的にゼロ値に落とすことはもちろんのこと、被曝の影響の少ない程度まで患者への照射線量をゼロ近似値にまで落とすことを含んでいる。
【0031】
一部期間においてX線照射を制限するために、上述では、全てのリーフ201を閉じる。一部期間においてX線照射を制限するために、X線のばく射自体を休止するようにしてもよい。
【0032】
図11には、その動作を示している。図11において図7と同じステップには同じ番号を付している。S27においてX線管101の回転角が、事前に設定した非照射区間の始点(CP1に対応する95°)に到達した時、治療プランニングシステム113は、X線管101からX線のばく射を一時的に休止するために必要な制御信号を高電圧発生装置109に供給する(S30)。具体的には、治療プランニングシステム113は、管電圧の印加を停止し、一方、フィラメント電流の供給は継続するように、高電圧発生装置109を制御する。周知のとおり、フィラメント電流はフィラメントを加熱し、それにより熱電子の発生を促す。ばく射休止中は、フィラメント電流の供給を継続することにより、フィラメントの温度低下を回避し、フィラメントの高温状態、それによる熱電子の発生を維持する。フィラメント電流の供給を停止した場合、フィラメント電流の供給を再開しても、ばく射再開までに、フィラメントの加熱に伴う遅延時間が生じる。しかし、ばく射休止中にもフィラメント電流の供給を継続することにより、フィラメントの高温状態を維持することができ、それにより管電圧の印加再開から、遅延無く、直ちに、ばく射を再開することができる。
【0033】
管電圧印加を停止した状態は、X線管101の回転角が、事前に設定した非照射区間の終点(CP2に対応する145°)に到達する時まで、継続される(S29)。X線管101の回転角が、事前に設定した非照射区間の終点(145°)に到達した時点で、管電圧の印加が再開され(S31)、X線のばく射およびそれによる被治療部位へのX線の照射が再開される。
【0034】
このように本実施形態によると、治療中に、X線管101と被治療部位との間に重要臓器が入り、被治療部位が重要臓器のX線影になる一部区間又は期間で、患者へのX線の照射を休止することにより、被治療部位への治療効率と、重要臓器への被曝低減とを両立することができる。
【0035】
なお、上述したように、被治療部位が重要臓器のX線影に入りはじめる境界線T1の角度(例えば95°)から、被治療部位が重要臓器のX線影から完全に脱する境界線T2の角度(例えば145°)までの区間でX線照射を休止していたが、被治療部位が重要臓器のX線影に入りはじめる境界線T1の角度(95°)から、被治療部位が重要臓器のX線影に完全に入るまでの微小な区間と、被治療部位が重要臓器のX線影から脱しはじめてから被治療部位が重要臓器のX線影から完全に脱する境界線T2の角度(145°)までの微小な区間とでは、X線のファン角を制御することによりX線を被治療部位に部分的に照射することは可能である。従ってこれら微小な区間にX線を被治療部位に部分的にでも照射することにより、治療効率をさらに向上させることができる。
【0036】
図12には、当該微小な区間を示している。まず、被治療部位が重要臓器のX線影に入りはじめてから、被治療部位が重要臓器のX線影に完全に入るまでの微小な区間(照射制限期間の初期)は、境界線T1と周回軌道との交点CP1から接線T2と周回軌道との交点CP5までの区間として設定することができる。また、同様に、被治療部位が重要臓器のX線影から脱しはじめてから被治療部位が重要臓器のX線影から完全に脱するまでの微小な区間(照射制限期間の終期)は、接線T4と周回軌道との交点CP6から境界線T2と周回軌道との交点CP2までの区間として設定することができる。
【0037】
治療プランニングシステム113は、CP1,CP2のそれと同様に、交点CP5を、接線T2と周回軌道との2つの交点を求め、重要臓器の中央位置に近い点を選択し、選択した交点CP5の角度を例えば98°として計算する。同様に、治療プランニングシステム113は、交点CP6を、接線T4と周回軌道との2つの交点を求め、重要臓器の中央位置に近い点を選択し、選択した交点CP5の角度を例えば142°として計算する。
【0038】
治療プランニングシステム113は、X線管101が図13に示す初期の区間の始点(95°)に達した時、図14に示すようにマルチリーフコリメータ108のリーフの開度を少し閉じ、X線管101の回転進行と共に徐々に閉じていき、初期の区間の終点(98°)に達した時点でマルチリーフコリメータ108の各リーフの開度を完全に閉じるように、マルチリーフコリメータ駆動部107を制御する。
【0039】
なお、上述したように、リーフは向かい合わせでペアをなしており、閉じるリーフとしては、ペアのリーフの中の一方だけであり、それは回転方向に関して前方側のリーフである。回転方向に関して後方のリーフは、初期の区間の始点(95°)の時の開度に維持される。
【0040】
治療プランニングシステム113は、初期の区間の終点(98°)から後期区間の始点(142°)までの区間は、マルチリーフコリメータ108の各リーフを完全に閉じた状態を維持する。
【0041】
そして、治療プランニングシステム113は、X線管101が後期の区間の終点(142°)に達した時、図15に示すようにマルチリーフコリメータ108の各リーフの開度を少し開け、X線管101の回転進行と共に徐々に開けていき、後期の区間の終点(145°)に達した時点でマルチリーフコリメータ108の各リーフを後期区間の終点(145°)に対応した開度に開けるように、マルチリーフコリメータ駆動部107を制御する。開けるリーフとしては、閉じたリーフであり、つまり回転方向に関して前方側のリーフである。
【0042】
このように、初期区間には徐々にX線のファン角を閉じていき、後期区間には徐々にX線のファン角を開けていくことにより、重要臓器への被曝低減を維持しながら、同時に被治療部位への治療効率をさらに向上させることができる。
【0043】
(変形例)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されてもよい。
【0044】
例えば、図7の例ではCP1〜CP2の区間は、X線のばく射を継続した状態で、マルチリーフコリメータ108のリーフを閉じるものであったが、当該区間は図11の例と同様に、X線ばく射を休止するようにしても良い。この場合、フィラメント電流の供給は継続し、管電圧の印加を休止することが望ましい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、治療効率と被曝低減とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による集中照射型放射線治療装置の構成を示す図。
【図2】図1のマルチリーフコリメータの構造を示す図。
【図3】図1の治療プランニングシステムによるX線非照射範囲の設定手順を示すフローチャート。
【図4】図3のS3に対応する表示画像例を示す図。
【図5】図3のS5乃至S7の補足図。
【図6】図3のS8乃至S10の補足図。
【図7】図1の治療/スキャンコントローラのもとで行われる治療動作手順を示すフローチャート。
【図8】図7のS26の補足図。
【図9】図7のS27乃至S29の動作によるX線非照射期間をX線管の周回軌道上で示す図。
【図10】図7のS27乃至S29の動作によるX線非照射期間を時間軸上で示す図。
【図11】図1の治療/スキャンコントローラのもとで行われる他の治療動作手順を示すフローチャート。
【図12】図7のS28の他の動作に関する補足図。
【図13】図7のS28の他の動作の説明図。
【図14】図13のCP1(95°)からCP5(98°)までの間のリーフの閉動作を示す図。
【図15】図13のCP2(142°)からCP6(145°)までの間のリーフの閉動作を示す図。
【符号の説明】
100…ガントリ、
101…X線管、
102…回転リング、
103…X線検出器、
104…データ収集回路、
105…非接触データ伝送装置、
106…前処理装置、
107…マルチリーフコリメータ駆動部、
108…マルチリーフコリメータ、
109…高電圧発生装置、
110…治療/スキャンコントローラ、
111…システムコントローラ、
112…補助記憶装置、
113…治療プランニングシステム、
114…再構成装置、
115…入力装置。

Claims (10)

  1. 治療用の放射線を発生する放射線源と、
    前記放射線源を被検体に対して移動する移動機構と、
    前記放射線源と前記被検体との間に配置され、前記被検体の被治療部位に応じて前記放射線を絞る可動式コリメータと、
    前記放射線源が移動する期間内の一部期間、前記可動式コリメータの開口を閉じて前記放射線を前記被検体に対して遮蔽するように前記コリメータを制御する制御部とを具備することを特徴とする集中照射型放射線治療装置。
  2. 前記一部期間は、前記放射線源と前記被治療部位との間に、放射線感度が比較的高い特定の重要臓器が介在する期間であることを特徴とする請求項1記載の集中照射型放射線治療装置。
  3. 前記被治療部位と前記特定の重要臓器との位置関係に基づいて前記一部期間を決定する決定部をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の集中照射型放射線治療装置。
  4. 前記制御部は、前記一部期間の初期において前記コリメータの開口を前記放射線源の移動とともに徐々に閉じ、前記一部期間の後期において前記コリメータの開口を前記放射線源の移動とともに徐々に開けるように前記コリメータを制御することを特徴とする請求項1記載の集中照射型放射線治療装置。
  5. 治療用の放射線を発生する放射線源と、
    前記放射線源に管電圧を印加し、フィラメント電流を供給する高電圧発生部と、
    前記放射線源を前記被検体に対して移動する移動機構と、
    前記放射線源と前記被検体との間に配置され、前記被検体の被治療部位に応じて前記放射線を絞る可動式コリメータと、
    前記放射線源が移動する期間内の一部期間、前記放射線の発生を停止するように前記高電圧発生部を制御する制御部とを具備することを特徴とする集中照射型放射線治療装置。
  6. 前記一部期間は、前記放射線源と前記被治療部位との間に、放射線感度が比較的高い特定の重要臓器が介在する期間であることを特徴とする請求項5記載の集中照射型放射線治療装置。
  7. 前記被治療部位と前記特定の重要臓器との位置関係に基づいて前記一部期間を決定する決定部をさらに備えることを特徴とする請求項6記載の集中照射型放射線治療装置。
  8. 前記制御部は、前記一部期間において、前記管電圧の印加を休止するように前記高電圧発生部を制御することを特徴とする請求項5記載の集中照射型放射線治療装置。
  9. 前記制御部は、前記一部期間において、前記管電圧の印加を休止し、前記フィラメント電流の供給を継続するように前記高電圧発生部を制御することを特徴とする請求項5記載の集中照射型放射線治療装置。
  10. 治療用の放射線を発生する放射線源と、
    前記放射線源を被検体に対して移動する移動機構と、
    前記放射線源と前記被検体との間に配置され、前記被検体の被治療部位に応じて前記放射線を絞る可動式コリメータと、
    前記放射線源が移動する期間内の一部期間、前記被検体に対する前記放射線の照射を制限する手段とを具備することを特徴とする集中照射型放射線治療装置。
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