JP2011019633A - X線診断装置及び被曝線量低減用制御プログラム - Google Patents

X線診断装置及び被曝線量低減用制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】方向性を有した検査対象部位に対しX線照射を選択的に行なうことにより被検体に対する被曝線量を低減する。
【解決手段】X線診断装置100の関心領域設定部11は、X線撮影によって予め収集した複数の2次元画像データに基づいて強い方向性を有する検査対象部位に対し3次元関心領域を設定し、移動機構駆動部9は、撮像系を被検体の周囲で回動させて撮影方向を順次更新すると共にこれらの撮影方向に対する前記3次元関心領域の投影形状に基づいて可動絞り器22の絞り羽根をスライド移動/回動させることにより造影剤投与前後の前記検査対象部位に対してX線撮影を行なう。そして、画像データ生成部6は、前記X線撮影によって得られたマスク投影データとコントラスト投影データとの減算処理による差分投影データを再構成処理してボリュームデータを生成し、このボリュームデータを処理して3次元画像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線診断装置及び被曝線量低減用制御プログラムに係り、特に、可動絞り器を用いることにより被検体に対する被曝線量の低減を可能にしたX線診断装置及び被曝線量低減用制御プログラムに関する。
X線診断装置やMRI装置、あるいはX線CT装置などを用いた医用画像診断は、コンピュータ技術の発展に伴って急速な進歩を遂げ、今日の医療において必要不可欠なものとなっている。
X線診断は、近年ではカテーテル手技の発展に伴い循環器分野を中心に進歩を遂げている。循環器診断用のX線診断装置は、通常、X線発生部及びX線検出部と、これらを保持する保持部と、寝台(天板)及び画像データ生成部を備えている。そして、CアームやΩアームを有する保持部と天板を回動あるいは移動させることにより患者等(以下では、被検体と呼ぶ。)に対し好適な撮影位置や撮影方向を設定している。
又、上述のX線発生部にはX線を発生するX線管が設けられ、更に、このX線管と被検体との間には、X線の照射領域を制御し被検体に対して不要なX線照射を回避する絞り羽根や吸収の少ない媒質を透過したX線によるハレーションを防止する補償フィルタ等を有した可動絞り器が備えられている。この可動絞り器に設けられたスライド可能な複数枚の絞り羽根は開口を形成し、X線管から放射されたX線が被検体の検査対象部位に対し選択的に照射されるように前記開口の大きさや位置が設定される。
特に、血管の狭窄部に留置されたステントや動脈瘤に留置されたコイル等の血管内デバイスの観察あるいはこれらの血管内デバイスによる治療効果の判定を行なう場合、血管内デバイスが留置された血管部位を関心領域として検出し、この関心領域に対してのみX線照射が行なわれるように可動絞り器の絞り羽根をX線ビームの中心軸に対して接近あるいは離反させることにより当該被検体に対するX線被曝量を低減させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−217035号公報
上述の特許文献1に記載された方法によれば、球形のようなあらゆる方向に対して同程度の広がりを有する検査対象部位に対しては不要なX線照射が少ない有効なX線撮影を行なうことができる。しかしながら、コイルやステント等の血管内デバイスが留置された血管等を検査対象部位とする場合、このような検査対象部位は特定の方向に対し強い方向性を有しているため、X線ビームの中心軸に対する接近/離反のみが可能な従来の絞り羽根では、血管の走行方向が絞り羽根のスライド移動方向と大きく異なる場合、検査を必要としない比較的広い領域に対して不要なX線照射が行なわれるという問題点を有していた。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、被検体の関心領域に対するX線照射によって得られた投影データに基づいて画像データを生成する際、所定方向に対し強い方向性を有した前記関心領域の形状に基づいて可動絞り器の絞り羽根をスライド移動/回動させることにより関心領域の周囲に対する不要なX線照射を抑止し当該被検体に対する被曝量を低減することが可能なX線診断装置及び被曝線量低減用制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明のX線診断装置は、被検体の検査対象部位に対し異なる複数の撮影方向からX線撮影を行なって得られた投影データに基づいて画像データを再構成するX線診断装置において、前記検査対象部位に対して関心領域を設定する関心領域設定手段と、X線を発生するX線管と、このX線管が発生した前記X線の照射領域を前記検査対象部位に対して設定する複数の絞り羽根を有した可動絞り器と、前記関心領域の設定情報及び前記撮影方向に基づいて前記可動絞り器に設けられた前記絞り羽根の各々をスライド移動及び回動させる移動機構駆動手段と、前記検査対象部位を透過したX線を検出するX線検出手段と、検出された前記X線に基づいて前記投影データを生成する投影データ生成手段と、前記投影データに基づいて前記画像データを生成する画像データ生成手段とを備えたことを特徴としている。
一方、請求項10に係る本発明の被曝線量低減用制御プログラムは、被検体の検査対象部位に対し異なる複数の撮影方向からX線撮影を行なって得られた投影データに基づいて画像データを再構成するX線診断装置に対し、前記検査対象部位に対して関心領域を設定する関心領域設定機能と、前記関心領域の設定情報及び前記撮影方向に基づいて可動絞り器に設けられた複数の絞り羽根をスライド移動及び回動させ、前記検査対象部位に対してX線照射領域を設定する移動機構駆動機能と、X線を発生し前記検査対象部位の前記X線照射領域に対し前記X線を照射するX線発生機能と、前記検査対象部位を透過したX線を検出するX線検出機能と、検出された前記X線に基づいて投影データを生成する投影データ生成機能と、前記投影データに基づいて画像データを生成する画像データ生成機能を実行させることを特徴としている。
本発明によれば、被検体の関心領域に対するX線照射によって得られた投影データに基づいて画像データを生成する際、所定方向に対し強い方向性を有した前記関心領域の形状に基づいて可動絞り器の絞り羽根をスライド移動/回動させることにより関心領域の周囲に対する不要なX線照射を抑止することができる。このため、当該被検体のX線撮影における被曝量を低減することが可能となる。
本発明の実施例におけるX線診断装置の全体構成を示すブロック図。 同実施例のX線診断装置が備えるX線撮影部の具体的な構成を示すブロック図。 同実施例のX線撮影部が備える可動絞り器の具体的な構成を示す図。 同実施例の可動絞り器に設けられた絞り羽根の構成と機能を説明するための図。 同実施例における可動絞り器の特徴を説明するための図。 同実施例に用いられる絞り羽根の形状を示す図。 同実施例のX線検出部に備えられた平面検出器の構成を示す図。 同実施例のX線診断装置が備える保持部及び寝台部の具体例を示す図。 同実施例の可動絞り器、保持部及び寝台部に設けられた各種移動機構を示す図。 同実施例の本撮影モードにおける撮影方向及び撮影範囲を示す図。 同実施例の予備撮影モードにおける2次元画像データの検査対象部位に指定される関心点とこの関心点の位置情報に基づいて設定される3次元関心領域を示す図。 同実施例の予備撮影モードにおける3次元関心領域の設定手順を示すフローチャート。 同実施例の本撮影モードにおける3次元画像データの生成/表示手順を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下に述べる本実施例のX線診断装置では、先ず、被検体に対する予備撮影モードのX線撮影によって得られた複数の2次元画像データに基づいて強い方向性を有する検査対象部位(血管部位)に対し3次元関心領域を設定する。次いで、撮像系を前記被検体の周囲で回動させて撮影方向を順次更新すると共にこれらの撮影方向に対する前記3次元関心領域の投影形状に基づいて可動絞り器の絞り羽根をスライド移動/回動させることにより造影剤投与前及び造影剤投与後の前記検査対象部位に対して本撮影モードのX線撮影を行なう。そして、このX線撮影によって得られた造影剤投与前のマスク投影データと造影剤投与後のコントラスト投影データとの減算処理による差分投影データを再構成処理してボリュームデータを生成し、このボリュームデータをレンダリング処理して前記検査対象部位における3次元画像データを生成する。
(装置の構成)
本発明の実施例におけるX線診断装置の構成につき図1乃至図11を用いて説明する。尚、図1は、X線診断装置の全体構成を示すブロック図であり、図2は、このX線診断装置が備えるX線撮影部の具体的な構成を示すブロック図である。又、図3は、前記X線撮影部のX線発生部が備える可動絞り器の構成を示す図であり、図8は、保持部及び寝台部の具体例を示す図である。
図1に示すX線診断装置100は、ステントやコイル等の血管内デバイスが留置された被検体150の検査対象部位(血管部位)に対し関心領域の設定を目的とした撮影モード(以下、予備撮影モードと呼ぶ。)及び血管デバイスが留置された検査対象部位の経過観察を目的とした撮影モード(以下、本撮影モードと呼ぶ。)のX線を照射すると共に前記検査対象部位を透過したX線を検出して投影データを生成するX線撮影部1と、予備撮影モードにて収集された投影データに基づいて広範囲な2次元画像データを生成し、本撮影モードにて収集された投影データに基づいて検査対象部位における狭範囲な3次元画像データを生成する画像データ生成部6と、X線撮影部1に設けられた後述のX線発生部2及びX線検出部3(以下では、これらを纏めて撮像系と呼ぶ。)を保持し被検体150の周囲で所定方向へ移動させる保持部7と、被検体150を載置した図示しない天板を所定方向へ移動させる寝台部8と、保持部7及び寝台部8に設けられた各種移動機構に対して駆動信号を供給し、更に、これらの駆動信号に基づいて撮像系及び天板の位置情報を検出する移動機構駆動部9を備えている。
又、X線診断装置100は、上述の画像データ生成部6が生成した予備撮影モードの2次元画像データ及び本撮影モードの3次元画像データを表示する表示部10と、前記2次元画像データに示された検査対象部位に対し後述の入力部12が指定する関心点に基づいて3次元関心領域を設定する関心領域設定部11と、被検体情報の入力、X線照射条件を含むX線撮影条件の設定、予備撮影モードの2次元画像データに対する関心点の指定、予備撮影モード及び本撮影モードにおける撮影方向の設定、画像データ生成条件の設定、更には、各種コマンド信号の入力等を行なう入力部12と、上述の各ユニットを統括的に制御するシステム制御部13を備えている。
X線撮影部1は、図1に示すようにX線発生部2、X線検出部3、投影データ生成部4及び高電圧発生部5を備え、X線発生部2に設けられた可動絞り器の絞り羽根をスライド移動/回動することにより被検体150に対し予備撮影モードの広範囲なX線照射と本撮影モードの狭範囲なX線照射を行ない、このとき被検体150を透過したX線に基づいて投影データを生成する機能を有している。
図2は、X線撮影部1に設けられた上述の各ユニットの具体的な構成を示したものであり、X線発生部2は、検査対象部位に対しX線を照射するX線管21と、X線管21から放射されたX線に対してX線錘(コーンビーム)を形成する可動絞り器22を備えている。X線管21は、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)から放出された電子を高電圧によって加速させタングステン陽極に衝突させてX線を発生させる。
一方、可動絞り器22は、被検体150に対する被曝線量の低減と画像データの画質向上を目的として用いられ、図3に示すようにX線管21から放射されたX線を予備撮影モードの照射領域及び本撮影モードの照射領域に絞りこむ絞り羽根(上羽根)221、絞り羽根221に連動して移動することにより散乱線や漏れ線量を低減する下羽根222及び吸収量が少ない媒質を透過したX線を選択的に低減させてハレーションを防止する補償フィルタ223を有している。更に、可動絞り器22は、絞り羽根221、下羽根222及び補償フィルタ223を所定の位置へスライド移動/回動させるワイヤロープやプーリーを有した絞り羽根移動機構224を備えている。
次に、本実施例の可動絞り器22に設けられた絞り羽根221の構成と機能につき図4を用いて更に詳しく説明する。尚、以下では、絞り羽根221について述べ、この絞り羽根221と連動する下羽根222及び補償フィルタ223についての説明は省略する。
図4において、X線管21と後述するX線検出部3の平面検出器31は被検体150を挟んだ状態で対向して配置され、X線管21と被検体150の間には可動絞り器22の絞り羽根221が設けられている。この絞り羽根221は、X線ビームの中心軸Crに対して接近あるいは離反し、更に、中心軸Crの周囲を所定方向へ回動する4枚の絞り羽根221a乃至221dを一組として構成されている。そして、絞り羽根221a乃至221dの各々は、図示しないワイヤロープを介して絞り羽根移動機構224のプーリーに接続されている。
即ち、図3に示した絞り羽根移動機構224は、絞り羽根221a乃至221dの各々をA方向へ移動させると共にB方向へ回動させることにより、被検体150に対するX線照射領域の大きさ、位置及び方向を任意に設定することが可能となる。
次に、絞り羽根221を回動させる機能を有した本実施例の可動絞り器22の特徴につき図5を用いて説明する。図5は、動脈瘤a1にコイルb1が留置され、その周囲の正常血管a2にステントb2が留置された検査対象部位(血管部位)の経過観察を目的としてX線撮影を行なう場合の照射領域を示したものである。このような検査対象部位では特定の方向に対して強い方向性を有しているため、X線ビームの中心軸Cr(図4参照)に対する接近/離反のみが可能な絞り羽根を有した従来の可動絞り器では、図5(a)の斜線部で示すような検査を必要としない比較的広い領域に対し不要なX線照射が行なわれる。
これに対して本実施例の可動絞り器22は、X線ビームの中心軸Crに対して絞り羽根221a乃至221dを接近/離反させる機能の他に中心軸Crを中心として回動させる機能を有しているため、図5(b)に示すように検査対象部位の方向性にかかわらず非検査領域に対するX線照射は大幅に低減され検査対象部位に対して有効なX線照射が行なわれる。このため、本撮影モードのX線撮影における被曝量を低減することが可能となる。
次に、本実施例に用いられる絞り羽根221の形状につき図6を用いて説明する。上述のようにX線照射を検査対象部位に限定して行なうことにより当該被検体150のX線撮影における被曝線量を低減させる場合、従来のように一様な遮蔽特性を有した絞り羽根によって形成される投影データの強度分布はその辺縁部において著しく変化する可能性があり、このような投影データを再構成処理して画像データを生成する場合、投影データの不連続性に起因して発生したアーチファクトにより画像データの画質は劣化する場合が多い。
図6は、このような問題点に対して対策された本実施例の絞り羽根221を示したものであり、この図に示すように、絞り羽根221a乃至221dの各々は、A方向に対してスライド自在なN(例えば、N=4)枚のX線遮蔽板226a乃至226dを積層して構成され、X線遮蔽板226a乃至226dの各々は、ワイヤロープを介して絞り羽根移動機構224のプーリーに接続されている。そして、絞り羽根移動機構224は、絞り羽根221a乃至221dの各々を構成するX線遮蔽板226a乃至226dをA方向へ独立に移動させることにより、検査対象部位の周辺領域における投影データの強度分布を任意に設定することができる。
この場合、投影データの強度分布における不連続性の程度に応じてX線遮蔽板226a乃至226dのA方向に対する移動量が制御される。図6(a)は、検査対象部位の周囲領域における投影データの変化が比較的小さな場合、絞り羽根移動機構224によって形成されるエッジ角度αaを有した絞り羽根221の形状を示しており、図6(b)は、上述の周辺領域における投影データの変化が著しい場合に形成されるエッジ角度αb(αb<αa)を有した絞り羽根221の形状を示している。このようなエッジ角度は、検査対象部位やこの検査対象部位に対して設定される3次元関心領域の大きさ等に応じて自動設定される。
図2へ戻って、X線検出部3には、I.I.(イメージインテンシファイア)及びX線TVを用いる方法と平面検出器を用いる方法があり、更に、平面検出器には、X線を直接電荷に変換するものと、一旦光に変換した後電荷に変換するものとがある。ここでは、X線を直接電荷に変換することが可能な平面検出器が設けられたX線検出部3について述べるが、これに限定されない。
即ち、X線検出部3の平面検出器31は、微小な検出素子を列方向及びライン方向に2次元配列して構成され、検出素子の各々は、X線を感知し入射X線量に応じて電荷を生成する光電膜と、この光電膜に発生した電荷を蓄積する電荷蓄積コンデンサと、電荷蓄積コンデンサに蓄積された電荷を所定のタイミングで読み出すTFT(薄膜トランジスタ)を備えている。以下では説明を簡単にするために、検出素子が列方向(図の上下方向)及びライン方向(図の左右方向)に2素子ずつ配列された平面検出器31について説明する。
図7に示した平面検出器31では、光電膜312−11、312−12、312−21及び312−22の第1の端子と、電荷蓄積コンデンサ313−11、313−12、313−21及び313−22の第1の端子とが接続され、更に、その接続点はTFT314−11、314−12、314−21及び314−22のソース端子へ接続される。一方、光電膜312−11、312−12、312−21及び312−22の第2の端子は、図示しないバイアス電源に接続され、電荷蓄積コンデンサ313−11、313−12、313−21及び313−22の第2の端子は接地される。更に、ライン方向のTFT314−11及びTFT314−21のゲートはゲートドライバ32の出力端子32−1に共通接続され、TFT314−12及びTFT314−22のゲートはゲートドライバ32の出力端子32−2に共通接続される。
一方、列方向のTFT314−11及び314−12のドレイン端子は信号出力線319−1に共通接続され、TFT314−21及び314−22のドレイン端子は信号出力線319−2に共通接続される。そして、信号出力線319−1及び319−2は投影データ生成部4に接続されている。一方、ゲートドライバ32は、X線照射によって検出素子311の光電膜312で発生し電荷蓄積コンデンサ313にて蓄積される信号電荷を読み出すために、TFT314のゲート端子に読み出し用の駆動パルスを供給する。
図2へ戻って、投影データ生成部4は、平面検出器31から行単位あるいは列単位でパラレルに読み出された電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器41と、この電荷・電圧変換器41の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器42と、デジタル変換されたパラレル信号を時系列的なシリアル信号(投影データ)に変換するパラレル・シリアル変換器43を備えている。
一方、高電圧発生部5は、X線管21の陰極から発生する熱電子を加速するために、陽極と陰極の間に印加する高電圧を発生する高電圧発生器52と、システム制御部13から供給される指示信号に従い、高電圧発生器52における管電流、管電圧、照射時間、照射タイミング等のX線照射条件を制御するX線制御部51を備えている。
図1へ戻って、画像データ生成部6は、投影データ記憶部61、画像処理部62、減算処理部63、再構成処理部64及びレンダリング処理部65を備えている。投影データ記憶部61は、X線検出部3の投影データ生成部4から時系列的に供給される投影データを自己の記憶回路に順次保存して2次元投影データを生成する。例えば、予備撮影モードでは、被検体150に対して設定された互いに直交する撮影方向θa及び撮影方向θbのX線照射によって生成された2枚の2次元投影データが前記記憶回路に保存され、本撮影モードでは、造影剤投与前の被検体150の周囲で撮像系(即ち、X線発生部2及びX線検出部3)を連続的に回動させながら撮影方向θ1乃至θMに対しX線を照射することによって生成されたM枚の2次元投影データ(以下では、マスク投影データと呼ぶ。)と、造影剤投与後の被検体150に対し同様のX線照射を行なうことによって生成されたM枚の2次元投影データ(以下では、コントラスト投影データと呼ぶ。)が夫々の撮影方向を付帯情報として保存される。尚、本撮影モードにおける撮影方向θ1乃至θMについての詳細は後述する。
画像処理部62は、図示しない演算回路と記憶回路を備え、前記演算回路は、予備撮影モードにおいて収集された撮影方向θa及び撮影方向θbの2次元投影データを投影データ記憶部61の記憶回路から読み出し、これらの2次元投影データに対し補間処理やフィルタリング処理等の画像処理を行なって関心領域の設定を目的とした2次元画像データ(透視画像データ)を生成する。そして、得られた2次元画像データを自己の記憶回路に保存する。
一方、減算処理部63は、本撮影モードにおいて撮影方向θ1乃至θMから収集された造影剤投与前のマスク投影データ及び造影剤投与後のコントラスト投影データをその付帯情報である撮影方向の情報と共に投影データ記憶部61の前記記憶回路から読み出し、同一の撮影方向から得られたマスク投影データとコントラスト投影データとを減算処理する、所謂、回転DSA(Digital Subtraction Angiography)法を適用することにより撮影方向θ1乃至θMに対応するM枚の2次元的な差分投影データを生成する。そして、得られたM枚の差分投影データに撮影方向θ1乃至θMの情報を付加して再構成処理部64に設けられた記憶回路に一旦保存する。
再構成処理部64は、図示しない演算回路と記憶回路を備え、前記演算回路は、減算処理部63において生成され自己の記憶回路に保存されたM枚の差分投影データを読み出す。そして、その付帯情報である撮影方向の情報に基づき上述の差分投影データを再構成処理して3次元投影データを生成し、更に、この3次元投影データのボクセルを補間処理してボリュームデータを生成する。一方、レンダリング処理部65は、再構成処理部64によって生成されたボリュームデータのボクセル値に基づいて不透明度及び色調を設定し、この不透明度及び色調と入力部12から供給される視点及び視線方向に基づき前記ボリュームデータをレンダリング処理して3次元画像データ(ボリュームレンダリング画像データ)を生成する。
次に、保持部7及び寝台部8の具体的な構成と機能につき図8を用いて説明する。図8は、X線発生部2及びX線検出部3(撮像系)がその端部に取り付けられたCアーム71を有する保持部7と被検体150が載置された天板81を有する寝台部8を示しており、この図では、以下の説明を容易にするために被検体150の体軸方向(天板81の長手方向)をy方向、保持部7及び寝台部8が設置された床面160に垂直な方向をz方向、y方向及びz方向と直交する方向(天板81の横手方向)をx方向としている。
保持部7は、Cアーム71、アームホルダー72、アーム支柱73及び床旋回アーム74を有し、床旋回アーム74の一方の端部は、床面160に垂直な床回転軸z1を中心として矢印dの方向に対し回動自在に取り付けられている。一方、床旋回アーム74の他の端部には、z方向に平行なアーム支柱回転軸z2を有するアーム支柱73が矢印cの方向に対し回動自在に取り付けられている。
更に、アーム支柱73の側面にはアームホルダー72が、y方向に平行なアーム主回転軸z3を中心として矢印bの方向に対し回動自在に取り付けられ、このアームホルダー72の側面には、その端部にX線発生部2とX線検出部3が対向して装着されたCアーム71が、アームスライド中心軸z4を中心として矢印aの方向に対しスライド自在に取り付けられている。
又、Cアーム71の端部に装着された撮像系のX線検出部3は矢印eの方向に対して移動させることが可能であり、更に、このX線検出部3は、X線発生部2に設けられた可動絞り器22と連動し撮像系回転軸z5を中心として矢印fの方向に対し回動自在に取り付けられている。
そして、保持部7を構成する上述の各ユニットには、アームスライド中心軸z4を中心としてCアーム71をa方向へスライド移動させるCアームスライド機構、アーム主回転軸z3を中心としてアームホルダー72をb方向へ回動させるホルダ回動機構、アーム支柱回転軸z2を中心としてアーム支柱73をc方向へ回動させる支柱回動機構及び床回転軸z1を中心として床旋回アーム74をd方向へ回動させる床旋回アーム回動機構(何れも図示せず)を備え、更に、X線検出部3をe方向へ移動させる撮像系移動機構及び撮像系回転軸z5を中心としてX線検出部3をf方向へ回動させる撮像系回動機構(何れも図示せず)を備えている。
一方、寝台部8は、被検体150を載置した天板81をh方向(z方向)へ上下動させる垂直方向移動機構及び天板81を長手方向ga(y方向)あるいは横手方向gb(x方向)へスライド移動させる水平方向移動機構(何れも図示せず)を有している。
そして、保持部7及び寝台部8に設けられた上述の各ユニットを所定の方向へ回動あるいは移動させることにより、Cアーム71の端部に取り付けられた撮像系を天板81に載置された被検体150のX線撮影に対して好適な位置あるいは方向に設定することが可能となり、従って、所望の撮影方向を設定することができる。
再び図1へ戻って、移動機構駆動部9は、機構駆動部91、機構駆動制御部92及び位置検出部93を備えている。図9は、X線発生部2の可動絞り器22や保持部7及び寝台部8に設けられた各種の移動機構とこれらの移動機構に対して駆動信号を供給する移動機構駆動部9の具体例を示したものである。
図9に示すように可動絞り器22には、絞り羽根221をX線ビームの中心軸Crに対して接近あるいは離反するA方向へスライド移動させる絞り羽根スライド機構22aと絞り羽根221を中心軸Crの周囲でB方向へ回動させる絞り羽根回動機構22bによって構成された絞り羽根移動機構224が設けられている。
一方、保持部7のCアーム71とアームホルダー72との接合部には、Cアーム71をa方向へスライド移動させるCアームスライド機構71aが、又、アームホルダー72とアーム支柱73との接合部にはアームホルダー72をb方向へ回動させるホルダー回動機構72aが設けられ、アーム支柱73と床旋回アーム74との接合部にはアーム支柱73をc方向へ回動させる支柱回動機構73aが、又、床旋回アーム74と床面160との接合部には床旋回アーム74をd方向へ回動させる床旋回アーム回動機構74aが夫々設けられている。更に、Cアーム71の端部とX線検出部3との接合部にはX線検出部3をe方向へ移動させる撮像系移動機構75aとこのX線検出部3をf方向へ回動させる撮像系回動機構75bが設けられている。
又、寝台部8には、被検体150を載置した天板81をh方向へ上下動させる垂直方向移動機構81a及び天板81を長手方向(ga方向)及び横手方向(gb方向)へスライド移動させる水平方向移動機構81bが設けられている。
そして、可動絞り器22の絞り羽根スライド機構22a及び絞り羽根回動機構22b、保持部7のCアームスライド機構71a、ホルダー回動機構72a、支柱回動機構73a、床旋回アーム回動機構74a、撮像系移動機構75a及び撮像系回動機構75bと寝台部8の垂直方向移動機構81a及び水平方向移動機構81bには、移動機構駆動部9の機構駆動制御部92から供給される制御信号に基づいて機構駆動部91が生成した駆動信号が供給される。
即ち、機構駆動制御部92が発生する制御信号に基づいて上述の移動機構を制御することにより、絞り羽根221の開口部と検査対象部位とが略一致するように絞り羽根221a乃至221dを好適な位置へ移動させることができ(図5(b)参照)、更に、Cアーム71の端部に取り付けられた撮像系を天板81に載置された被検体150に対し所望の位置に設定することができる。
一方、移動機構駆動部9の位置検出部93は、機構駆動部91が生成する駆動信号に基づいてCアーム71に取り付けられた撮像系の位置情報や天板81の位置情報を検出し、更に、これらの位置情報を用いて被検体150に対する撮影方向を算出する。そして、得られた撮影方向の情報は、システム制御部13を介して画像データ生成部6の投影データ記憶部61へ供給され、撮影方向θa及びθbにおいて収集された予備撮影モードの2次元投影データあるいは撮影方向θ1乃至θMにおいて収集された本撮影モードの2次元投影データの付帯情報としてこれらの投影データと共に保存される。
次に、本実施例の本撮影モードにおける撮影方向及び撮影範囲について説明する。図10は、造影剤投与前及び造影剤投与後の被検体150の周囲で撮像系を連続的に回動させると共に可動絞り器22に備えられた絞り羽根221a乃至221dを所定の方向へスライド移動/回動させながら撮影方向θ1乃至θMに対してX線撮影を行ない、このとき得られるマスク投影データとコントラスト投影データとに基づいた撮影方向θ1乃至θMの差分投影データを再構成処理して3次元画像データを生成する際、前記再構成処理に最低限必要な差分投影データを収集するための撮影範囲θ0を示したものであり、この再構成処理には、180度+ファン角度θfの範囲において所定角度間隔で収集された複数の差分投影データが要求される。
この場合の撮像系の回動は、保持部7に設けられたCアームスライド機構71aあるいはホルダ回動機構72a(図9参照)によって行なわれ、絞り羽根221a乃至221dのスライド移動及び回動は、可動絞り器22の絞り羽根移動機構224を構成する絞り羽根スライド機構22a及び絞り羽根回動機構22bによって行なわれる。尚、図10に示したファン角度θfは、X線発生部2から放射されるX線の照射角度に基づいて決定される。
次に、図1の表示部10は、図示しない表示データ生成部、データ変換部及びモニタを備え、前記表示データ生成部は、予備撮影モードにおいて画像データ生成部6の画像処理部62から供給される撮影方向θa及びθbの2次元画像データを合成(並列配置)し、更に、検査対象部位に留置された血管内デバイス(ステント)の端部を示す関心点が入力部12にて指定された場合、入力部12から供給される前記関心点の情報やこの関心点に基づいて関心領域設定部11が検査対象部位に対して設定する3次元関心領域の情報を上述の2次元画像データに重畳して第1の表示データを生成する。更に、前記表示データ生成回路は、本撮影モードにおいて画像データ生成部6のレンダリング処理部65から供給される3次元画像データに被検体情報やX線撮影条件等の付帯情報を付加して第2の表示データを生成する。次いで、前記データ変換部は、上述の第1の表示データ及び第2の表示データを所定の表示フォーマットに変換した後D/A変換とテレビフォーマット変換を行なって前記モニタに表示する。
一方、関心領域設定部11は、表示部10のモニタに表示された第1の表示データ(即ち、撮影方向θa及び撮影方向θbにて収集された予備撮影モードの2次元画像データ)の検査対象部位に示された血管内デバイス(ステント)の端部に対して入力部12が指定設定した関心点の位置情報を受信し、この位置情報に基づいて検査対象部位を囲む3次元関心領域を設定する。
次に、予備撮影モードにて表示部10のモニタに表示される第1の表示データとこの第1の表示データの検査対象部位に対して入力部12が指定した関心点及びこの関心点の位置情報に基づいて関心領域設定部11が設定した3次元関心領域を図11に示す。
即ち、予備撮影モードにおいて表示部10のモニタに表示される第1の表示データは、撮影方向θaにおいて収集された2次元画像データDa及び前記撮影方向θaと略直交する撮影方向θbにおいて収集された2次元画像データDbを並列配置して形成され、2次元画像データDa及びDbの各々には、当該検査対象部位であるコイルb1が留置された動脈瘤a1とステントb2が留置された血管a2が示されている。そして、このような第1の表示データが表示部10に表示された場合、操作者は、入力部12に設けられたマウス等の入力デバイスを用いてステントb2の端部を示す関心点Pa及びPbを2次元画像データDa及びDbにおいて指定する。一方、入力部12からシステム制御部13を介して関心点Pa及びPbの位置情報を受信した関心領域設定部11は、これらの関心点を結ぶ線分を基準に所定の長さと幅を有した3次元関心領域Riを設定する。
この場合、2次元画像データDa及びDbの各々において関心点Pa及びPbを指定することにより、ステント端部の3次元空間における位置座標を一義的に特定することが可能となり、従って、関心領域設定部11は、この関心点Pa及びPbの3次元的な位置情報に基づいて検査対象部位に対し3次元関心領域を設定することができる。
次に、図1に示した入力部12は、表示パネルやキーボード、トラックボール、ジョイスティック、マウスなどの入力デバイスを備えたインタラクティブなインターフェースであり、撮影モードを選択する撮影モード選択機能121、X線照射条件を含むX線撮影条件を設定する撮影条件設定機能122及び予備撮影モードの2次元画像データに対して関心点を指定する関心点指定機能123を有している。更に、被検体情報の入力、3次元関心領域の長さ及び幅の設定、予備撮影モード及び本撮影モードにおける撮影方向の設定、画像データ生成条件の設定、各種コマンド信号の入力等も上述の表示パネルや入力デバイスを用いて行なう。
システム制御部13は、図示しないCPUと記憶回路を備え、入力部12から供給された各種の入力情報や設定情報等を前記記憶回路に一旦保存した後、これらの情報に基づいて上述の各ユニットを統括的に制御し、予備撮影モードにおける2次元画像データの生成と表示及び本撮影モードにおける3次元画像データの生成と表示を行なう。
(関心領域の設定手順)
次に、本実施例の予備撮影モードにおける3次元関心領域の設定手順につき図12のフローチャートを用いて説明する。
当該被検体150に対する予備撮影モードのX線撮影に先立ち、X線診断装置100の操作者は、入力部12において被検体情報を入力した後、X線照射条件を含むX線撮影条件の設定、予備撮影モードにおける撮影方向θa及びθbの設定、本撮影モードにおける撮影方向θ1乃至θMの設定、画像データ生成条件の設定、3次元関心領域の長さ及び幅の設定等を行ない、これらの入力情報や設定情報をシステム制御部13の記憶回路に保存する(図12のステップS1)。
上述の初期設定が終了したならば、操作者は、被検体150を載置した天板81を所定の位置へ移動した後、入力部12にて予備撮影モードの選択と予備撮影モード開始コマンドの入力を行なう(図12のステップS2及びS3)。そして、このコマンド信号がシステム制御部13へ供給されることにより予備撮影モードのX線撮影が開始される。
即ち、前記コマンド信号を受信したシステム制御部13は、自己の記憶回路から読み出した撮影方向θa及びθbの設定情報を移動機構駆動部9の機構駆動制御部92へ供給し、この設定情報を受信した機構駆動制御部92は、撮影方向θaの設定情報に基づいて生成した機構駆動制御信号を機構駆動部91へ供給する。そして、機構駆動部91は、前記機構駆動制御信号に基づいて生成した駆動信号を保持部7のホルダ回動機構72aへ供給してCアーム71の端部に装着された撮像系を回動させ撮影方向θaに設定する(図12のステップS4)。
次いで、システム制御部13は、自己の記憶回路から読み出したX線照射条件とX線発生のための指示信号を高電圧発生部5のX線制御部51へ供給し、この指示信号を受信したX線制御部51は、前記X線照射条件に基づいて高電圧発生器52を制御しX線発生部2のX線管21に高電圧を印加する。そして、高電圧が印可されたX線管21は可動絞り器22を介して被検体150に対し予備撮影モードのX線を所定期間照射し、被検体150を透過したX線は、その後方に設けられたX線検出部3の平面検出器31によって検出される。
このとき、平面検出器31において2次元配列された検出素子311の光電膜312は、被検体150を透過したX線を受信してそのX線透過量に比例した信号電荷を電荷蓄積コンデンサ313に蓄積する。X線照射が終了すると、システム制御部13からクロックパルスが供給されたゲートドライバ32は、平面検出器31のTFT314に対して駆動パルスを供給し電荷蓄積コンデンサ313に蓄積された信号電荷を順次読み出す。
読み出された上述の信号電荷は、投影データ生成部4の電荷・電圧変換器41において電圧に変換され、更に、A/D変換器42においてデジタル信号に変換された後パラレル・シリアル変換器43のバッファメモリに1ライン分の投影データとして一旦保存される。そして、パラレル・シリアル変換器43は、自己のバッファメモリに保存された投影データをライン単位でシリアルに読み出し、画像データ生成部6の投影データ記憶部61に順次保存して2次元投影データを生成する。
一方、画像処理部62は、投影データ記憶部61において生成された2次元投影データに対し補間処理やフィルタリング処理等の画像処理を行なって撮影方向θaの2次元画像データを生成し、得られた2次元画像データを自己の記憶回路に保存する(図12のステップS5)。
撮影方向θaにおける2次元画像データの生成と保存が終了したならば、システム制御部13は、移動機構駆動部9を再度制御してCアーム71の端部に装着された撮像系を撮影方向θaに対して略直交する撮影方向θbに設定し(図12のステップS6)、更に、上述の各ユニットを同様の手順により制御して撮影方向θbに対する2次元画像データの生成と保存を行なう(図12のステップS5)。
撮影方向θa及びθbに対する2次元画像データの生成と保存が終了したならば、表示部10は、画像処理部62の記憶回路から読み出した撮影方向θaの2次元画像データと撮影方向θbの2次元画像データを合成(並列配置)して自己のモニタに表示する(図12のステップS7)。そして、表示部10に表示された2つの2次元画像データを観察した操作者は、入力部12に設けられた入力デバイスを用い、例えば、前記2次元画像データの検査対象部位に示された血管内デバイス(ステント)の端部に対し関心点を指定する(図12のステップS8)。
一方、関心領域設定部11は、入力部12からシステム制御部13を介して供給される関心点の位置情報を受信し、この位置情報に基づいて検査対象部位を囲む3次元関心領域を設定する(図12のステップS9)。
(3次元画像データの生成/表示手順)
次に、本実施例の本撮影モードにおける3次元画像データの生成/表示手順につき図13のフローチャートを用いて説明する。
上述のステップS9において検査対象部位に対する3次元関心領域の設定が終了したならば操作者は入力部12にて本撮影モードを選択し、更に、マスク投影データの収集開始コマンドを入力する(図13のステップS11及びS12)。そして、このコマンド信号がシステム制御部13へ供給されることにより、当該被検体150の本撮影モードにおけるマスク投影データの収集が開始される。
前記コマンド信号を受信したシステム制御部13は、自己の記憶回路から読み出した本撮影モードにおける撮影方向θ1乃至θMの設定情報を移動機構駆動部9の機構駆動制御部92へ供給し、この設定情報を受信した機構駆動制御部92は、先ず、撮影方向θ1の設定情報に基づいて生成した機構駆動制御信号を機構駆動部91へ供給する。そして、機構駆動部91は、前記機構駆動制御信号に基づいて生成した駆動信号を保持部7のホルダ回動機構72aへ供給してCアーム71の端部に装着された撮像系を最初の撮影方向θ1に設定する。
更に、システム制御部13は、関心領域設定部11において設定された3次元関心領域の情報を移動機構駆動部9の機構駆動制御部92へ供給し、この設定情報を受信した機構駆動制御部92は、3次元関心領域の撮影方向θ1における投影形状に基づいて生成した機構駆動制御信号を機構駆動部91へ供給する。そして、機構駆動部91は、前記機構駆動制御信号に基づいて生成した駆動信号を可動絞り器22の絞り羽根移動機構224へ供給して絞り羽根221a乃至221dをスライド移動/回動させ検査対象部位に対するX線照射に好適な位置へ配置する(図13のステップS13)。
次いで、システム制御部13は、自己の記憶回路から読み出したX線照射条件とX線発生のための指示信号を高電圧発生部5のX線制御部51へ供給し、この指示信号を受信した高電圧制御部41は前記X線照射条件に基づいて高電圧発生器52を制御しX線発生部2のX線管21に高電圧を印加する。そして、高電圧が印可されたX線管21は可動絞り器22を介して被検体150に対し本撮影モードのX線を所定期間照射し、被検体150を透過したX線は、その後方に設けられたX線検出部3によって信号電荷として検出される。
一方、投影データ生成部4は、X線検出部3において検出された上述の信号電荷に対し電荷・電圧変換、A/D変換、パラレル・シリアル変換等の処理を行なって投影データを生成し、得られた投影データを画像データ生成部6の投影データ記憶部61に順次保存することによって撮影方向θ1におけるマスク投影データを生成する(図13のステップS14)。
撮影方向θ1におけるマスク投影データの収集が終了したならば、システム制御部13は、上述と同様の手順によって各ユニットを制御し撮影方向θ2乃至θMの方向へ撮像系を順次回動させ、更に、これらの撮影方向における3次元関心領域の投影形状に基づいて可動絞り器22の絞り羽根221a乃至221dをスライド移動/回動させ被検体150に対してX線撮影を行なう。そして、このときX線撮影部1から出力される時系列的な投影データは、画像データ生成部6の投影データ記憶部61に順次保存されて撮影方向θ2乃至θMのマスク投影データが生成される。即ち、投影データ記憶部61には、撮影方向θ1乃至θMにおいて生成されたマスク投影データがこれらの撮影方向を付帯情報として保存される(図13のステップS13及びS14)。
次いで、操作者は、被検体150に対して造影剤を投与し(図13のステップS15)、この造影剤が検査対象部位に到達した時点で入力部12においてコントラスト投影データの収集開始コマンドを入力する(図13のステップS16)。そして、このコマンド信号を受信したシステム制御部13は、X線診断装置100が備える各ユニットを統括的に制御して上述と同様の手順による本撮影モードのX線撮影を行ない、撮影方向θ1乃至θMにおけるコントラスト投影データの生成と保存を行なう(図13のステップS17及びS18)。
そして、撮影方向θ1乃至θMにおけるマスク投影データ及びコントラスト投影データの収集が終了したならば、減算処理部63は、これらの撮影方向から収集された造影剤投与前のマスク投影データ及び造影剤投与後のコントラスト投影データをその付帯情報である撮影方向情報と共に投影データ記憶部61の前記記憶回路から読み出し、同一撮影方向から得られたマスク投影データとコントラスト投影データとを減算処理して撮影方向θ1乃至θMに対応するM枚の差分投影データを生成する。そして、得られたこれらの差分投影データに撮影方向θ1乃至θMの情報を付加して再構成処理部64の記憶回路に一旦保存する(図13のステップS19)。
一方、再構成処理部64は、自己の記憶回路に保存されたM枚の差分投影データを読み出し、これらの差分投影データをその付帯情報である撮影方向θ1乃至θMの情報に基づいて再構成処理(逆投影処理)しボリュームデータを生成する(図13のステップS20)。次いで、レンダリング処理部65は、再構成処理部64によって生成されたボリュームデータのボクセル値に基づいて不透明度及び色調を設定し、この不透明度及び色調と入力部12から供給される視点及び視線方向に基づいて前記ボリュームデータをレンダリング処理し3次元画像データを生成する(図13のステップS21)。
以上述べた本発明の実施例によれば、被検体の関心領域に対するX線照射によって得られた投影データに基づいて画像データを生成する際、所定方向に対し強い方向性を有した前記関心領域の形状に基づいて可動絞り器の絞り羽根をスライド移動/回動させることにより関心領域の周囲に対する不要なX線照射を抑止することができる。このため、当該被検体のX線撮影における被曝線量を低減することが可能となる。
特に、絞り羽根のスライド移動量や回動角度は、撮影方向単位で最適化されるため、再構成処理に過不足の無い投影データの収集が可能となり、従って、良質な画像データを低被曝線量のX線撮影によって生成することができる。
一方、上述の実施例によれば、可動絞り器に設けられている絞り羽根は、その遮蔽量が中心部ほど小さくなるように構成されているため、この絞り羽根によって比較的狭い領域に対しX線照射が行なわれるような場合においても投影データの辺縁部における強度分布は著しく変化しなくなる。このため、投影データの不連続性に起因するアーチファクトが低減され良質な画像データを生成することができる。
又、上述の絞り羽根は、X線ビームの中心方向に対し独立にスライド移動することが可能な複数枚のX線遮蔽版によって構成されているため、アーチファクトの発生が抑えられる好適な投影データの強度分布を検査対象部位等に対応させて形成することができる。
以上、本発明の実施例について述べてきたが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく変形して実施することが可能である。例えば、上述の実施例では、動脈瘤に留置したコイルの逸脱防止を目的としてその周囲部の正常血管にステントを留置する場合について述べたが、バルーンカテーテル等によって治療された血管の再狭窄を防止するためにこの血管に対しステントを留置するような場合であってもよく、血管内デバイスが留置されていない血管に対するX線撮影であっても構わない。更に、検査対象部位は、特定の方向に強い方向性を示すものであれば他の管腔臓器であってもよい。
又、直交する2つの撮影方向にて得られた2次元画像データに対して複数の関心点を指定し、これらの関心点に基づいて検査対象部位を囲む3次元関心領域を設定する場合について述べたが、予備撮影モードの撮影方向は必ずしも直交させる必要は無く、3つ以上の撮影方向から得られた2次元画像データに基づいて3次元関心領域を設定してもよい。
更に、通常のX線撮影によって収集された複数の2次元画像データに対して関心点を指定する場合について述べたが、DSA法あるいは通常のX線撮影によって収集された3次元画像データを用いて関心点の指定を行なってもよい。又、前記関心点の指定は、上述の画像データに示された血管内デバイスの端部に限定されるものではなく、血管内あるいは血管内デバイスに対して任意に指定してもよい。
又、上述の関心点に基づいて血管の走行方向を検出し、この走行方向に対し所定の長さと幅を有する3次元関心領域を設定する場合について述べたが、3次元関心領域の幅や長さも前記関心点によって指定してもよい。又、3次元関心領域は、予備撮影モードの画像データに対して自動抽出した血管や血管内デバイスの輪郭データに基づいて設定してもよい。更に、当該X線診断装置や他の画像診断装置によって予め計測された当該検査対象部位の3次元関心領域の情報に基づいて本撮影モードのX線撮影を行なっても構わない。
一方、上述の実施例における撮影方向の設定は、撮像系及びCアーム71が取り付けられたアームホルダー72を回動させることによって行なう場合について述べたが、撮像系が装着されたCアーム71をスライド移動させることによって行なってもよい。
又、絞り羽根221を回動させることにより特定の方向に対して強い方向性を有する検査対象部位に対し有効なX線照射を行なう場合について述べたが、絞り羽根221を回動させる替わりにこの絞り羽根221が設けられた可動絞り器22を回動させてもよい。
更に、本撮影モードのX線撮影はDSAを用いて生成した差分投影データに基づいてボリュームデータを生成し、このボリュームデータに基づいて3次元画像データを生成する場合について述べたが、通常のX線撮影によって得られる2次元投影データに基づいて前記ボリュームデータを生成してもよい。又、このボリュームデータに基づいて生成される画像データは3次元画像データに限定されるものではなく、例えば、前記ボリュームデータの所定スライス断面にて生成されるMPR(multi-planar reconstruction)画像データや前記ボリュームデータが所定方向に対して投影されたMIP(maximum intensity projection)画像データであってもよい。
1…X線撮影部
2…X線発生部
21…X線管
22…可動絞り器
221…絞り羽根(上羽根)
222…下羽根
223…補償フィルタ
224…絞り羽根移動機構
3…X線検出部
4…投影データ生成部
5…高電圧発生部
6…画像データ生成部
61…投影データ記憶部
62…画像処理部
63…減算処理部
64…再構成処理部
65…レンダリング処理部
7…保持部
8…寝台部
9…移動機構駆動部
91…機構駆動部
92…機構駆動制御部
93…位置検出部
10…表示部
11…関心領域設定部
12…入力部
121…撮影モード選択機能
122…撮影条件設定機能
123…関心点指定機能
13…システム制御部
100…X線診断装置

Claims (10)

  1. 被検体の検査対象部位に対し異なる複数の撮影方向からX線撮影を行なって得られた投影データに基づいて画像データを再構成するX線診断装置において、
    前記検査対象部位に対して関心領域を設定する関心領域設定手段と、
    X線を発生するX線管と、
    このX線管が発生した前記X線の照射領域を前記検査対象部位に対して設定する複数の絞り羽根を有した可動絞り器と、
    前記関心領域の設定情報及び前記撮影方向に基づいて前記可動絞り器に設けられた前記絞り羽根の各々をスライド移動及び回動させる移動機構駆動手段と、
    前記検査対象部位を透過したX線を検出するX線検出手段と、
    検出された前記X線に基づいて前記投影データを生成する投影データ生成手段と、
    前記投影データに基づいて前記画像データを生成する画像データ生成手段とを
    備えたことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記関心領域設定手段は、前記被検体に対して予め収集した3次元画像データあるいは複数の2次元画像データに基づいて前記検査対象部位に対し3次元関心領域を設定することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記関心領域設定手段は、前記3次元画像データあるいは前記複数の2次元画像データに基づいて前記検査対象部位あるいはこの検査対象部位に留置された治療用デバイスの輪郭を抽出し、この抽出結果に基づいて前記3次元関心領域を設定することを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  4. 前記3次元画像データあるいは前記複数の2次元画像データに示された前記検査対象部位あるいはこの検査対象部位に留置された治療用デバイスに対して関心点を指定する関心点指定手段を備え、前記関心領域設定手段は、前記関心点に基づいて前記3次元関心領域を設定することを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  5. 前記移動機構駆動手段は、前記関心領域の設定情報に基づいて前記絞り羽根の各々をX線ビームの中心軸に対して接近あるいは離反する方向へスライド移動させ、前記X線ビームの中心軸の周囲で回動させることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  6. 前記移動機構駆動手段は、前記X線管、前記可動絞り器及び前記X線検出手段を前記検査対象部位の周囲で回動あるいは移動させることによってX線撮影の撮影方向を設定し、この撮影方向における前記3次元関心領域の投影形状に基づいて前記絞り羽根をスライド移動及び回動させることを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  7. 前記絞り羽根の各々は、そのX線遮蔽量が前記X線ビームの中心軸に近接した先端部ほど小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  8. 前記絞り羽根の各々は、X線ビームの中心軸に対して接近あるいは離反する方向へ独立にスライド移動する複数のX線遮蔽板を積層して構成され、前記移動機構駆動手段は、前記検査対象部位に応じて前記X線遮蔽板の移動量を制御することを特徴とする請求項7記載のX線診断装置。
  9. 前記画像データ生成手段は、前記検査対象部位の周囲で撮影方向を順次更新しながら行なわれるX線撮影において前記投影データ生成手段が生成した造影剤投与前のマスク投影データと造影剤投与後のコントラスト投影データを減算処理して差分投影データを生成し、撮影方向単位で得られる差分投影データを再構成処理して3次元画像データ、MIP(maximum intensity projection)画像データ及びMPR(multi-planar reconstruction)画像データの少なくとも何れかを生成することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  10. 被検体の検査対象部位に対し異なる複数の撮影方向からX線撮影を行なって得られた投影データに基づいて画像データを再構成するX線診断装置に対し、
    前記検査対象部位に対して関心領域を設定する関心領域設定機能と、
    前記関心領域の設定情報及び前記撮影方向に基づいて可動絞り器に設けられた複数の絞り羽根をスライド移動及び回動させ、前記検査対象部位に対してX線照射領域を設定する移動機構駆動機能と、
    X線を発生し前記X線照射領域に対して前記X線を照射するX線発生機能と、
    前記検査対象部位を透過したX線を検出するX線検出機能と、
    検出された前記X線に基づいて投影データを生成する投影データ生成機能と、
    前記投影データに基づいて画像データを生成する画像データ生成機能を
    実行させることを特徴とする被曝線量低減用制御プログラム。
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