JP2015092953A - 放射線撮影装置及び放射線撮影システム - Google Patents

放射線撮影装置及び放射線撮影システム Download PDF

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    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators

Abstract

【課題】放射線発生装置が可動絞りユニットを有する放射線撮影装置において、不要被爆を低減する。
【解決手段】放射線の焦点1の中心から検出面を含む第1の仮想平面14に垂らした垂線2に対して、制限羽根3を遠ざける方向に該制限羽根3を移動させた時、制限羽根3の端面4を含む第2の仮想平面15と焦点1を含む第3の仮想平面16との交差線17の焦点1の中心に対する移動距離d1が、端面4の垂線2に対する移動距離d2よりも小さくなるように可動絞りユニットを構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、医療機器、非破壊検査装置等に適用できる放射線撮影装置であって、特に、被検者の不要な放射線被曝を低減した医療用の放射線撮影装置及びそれを用いた放射線撮影システムに関する。
放射線撮影装置は放射線発生装置と放射線検出装置とを備え、該放射線発生装置は、通常、収納容器内に放射線発生管を内蔵し、該収納容器に設けた放射線放出窓の前面に可動絞りユニットを備えている。可動絞りユニットは、放射線発生管から放出された放射線のうち、撮影に不要な部分を制限羽根により遮蔽して被検者の被爆を低減させる、放射線照射野の調整機能を有している。
可動絞りユニットとしては、例えば特許文献1に、板状のリーフ(制限羽根)を曲面上で移動させることにより開口径を調整可能とする可動絞りユニットが開示されている。このような可動絞りユニットにおいて、制限羽根は不要な方向への放射線の漏えいを防止する目的から、放射線を減衰するために必要な所定の厚さを有している。
特開2009−90035号公報
特許文献1に開示された放射線発生装置においては、制限羽根が、制限羽根と放射線の焦点とを結ぶ距離よりも大幅に短い距離を曲率半径とする曲面上で回転する。そのため、制限羽根が大きく開いた際に、制限羽根の開口側の角の部分で実効的な板厚が薄くなることで放射線が一部透過し、被験者の不要被曝が増大することが課題であった。
このことから、放射線の放出方向に対する制限羽根の傾きを適正化し、被検者の不要被曝が少ない放射線発生装置を提供する必要があった。本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、不要被爆を低減した放射線撮影装置、及びそれを用いた放射線撮影システムを提供することを目的とする。
本発明の第1は、ターゲットに電子線を照射することによって前記ターゲットより放射線を放出する放射線発生ユニットと、前記放射線の通過範囲を制限する制限羽根と前記制限羽根の移動機構とを備えた可動絞りユニットとを有する放射線発生装置と、
前記放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出面において検出する放射線検出装置と、を備え、
前記制限羽根が、前記ターゲット側の前面と前記前面の反対側の背面とで所定の板厚が規定され、前記放射線の通過経路側に前記前面と背面とを接続する端面を備え、
前記移動機構が前記制限羽根を前記端面に交差する方向に移動させる放射線撮影装置において、
前記ターゲット上に照射された電子線束によって規定される焦点から放出され前記端面に接して前記検出面を含む第1の仮想平面に到達する放射線によって形成される欠損半陰影の幅をh1とし、前記焦点から放出され前記端面より入射して前記制限羽根を透過して前記第1の仮想平面に到達する放射線によって形成される減衰半陰影の幅をh2とした時、h2<h1の関係を満たし、
前記端面が接する第2の仮想平面と前記焦点を含む第3の仮想平面とが交差し、
前記焦点の中心から前記第1の仮想平面に垂らした垂線に対して、前記制限羽根を遠ざける方向に前記制限羽根を移動させた時、前記第2の仮想平面と第3の仮想平面との交差線の前記焦点の中心に対する移動距離は、前記端面の前記垂線に対する移動距離よりも小さいことを特徴とする。
本発明の第2は、上記本発明第1の放射線撮影装置と、前記放射線撮影装置における前記放射線発生装置と前記放射線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えたことを特徴とする放射線撮影システムである。
本発明によれば、制限羽根の開口を調整した時に、制限羽根の位置により制限羽根の厚さが十分でない部分を透過した放射線による不要被曝を低減することが可能である。
本発明の放射線撮影装置の一実施形態の構成を模式的に示す断面図である。 図1中の可動絞りユニットの拡大図である。 本発明の放射線撮影装置の一実施形態の可動絞りユニットの構成を模式的に示す断面図である。 図3の可動絞りユニットの移動機構を模式的に示す断面図及び斜視図である。 本発明の放射線撮影装置の他の実施形態の可動絞りユニットの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の放射線撮影システムの一実施形態の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明に係る放射線発生装置の構成例を模式的に示す断面図である。 本発明に係る可動絞りユニットの応用例の構成を示す断面模式図及び制限羽根の平面模式図である。 図8に示した制限羽根の形状の応用例を示す斜視図である。 本発明に係る可動絞りユニットの応用例を示すブロック図及び本発明に係る放射線発生装置と放射線検出装置とを支持ユニットで接続した形態を示すブロック図である。
放射線撮影装置における、撮影画像の分解能を規定する主たる要因は、放射線発生源であるターゲットにおける焦点径である。本発明に係る放射線撮影装置が放出する放射線の焦点は、電子放出源からターゲットに照射された電子線束の焦点により実質的に規定される。本明細書においては、これ以降、ターゲット上に電子線束により規定された電子線焦点を焦点と称する。
前述の撮影画像の高分解能化の観点から、焦点径は可能な限り小さいことが望まれる。一方で、ターゲットを構成する材料の耐熱性、放射線の出力強度の観点からは、ターゲットに流れる陽極電流密度と焦点径との下限と上限とがそれぞれ制限される。焦点径は、一般的には、ターゲットの耐熱性の観点から数十μmを下限とし、分解能の観点から数mmを上限とする有限の「焦点径」が選択される。
特許文献1に記載のような、制限羽根を有する可動絞りユニットにおいて、通常、制限羽根の厚さは、焦点から被検体または放射線検出装置に向かう方向に、0.1mm以上数十mm以下の範囲が採用される。係る可動絞りユニットを有する放射線撮影装置においては、曝射範囲の外周において、「焦点径」と可動絞りユニットの制限羽根の「厚さ」とに起因する半陰影が不可避的に発生する。
本発明は、検出器の外部に漏えいする半陰影を低減した放射線撮影装置を提供することを目的とする。
本願発明においては、これ以降、電子線束ビームスポットに対応し、ターゲットの電子線入射面上に有限の焦点径を有するものを「焦点」と称する。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、この発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
<放射線撮影システム>
図6は、本発明の放射線撮影システムの構成図である。図6において、システム制御装置202は、放射線発生装置100と放射線検出装置201を連携制御する。高圧回路130は、システム制御装置202による制御の下に、放射線発生管110に各種の制御信号を出力する。制御信号により、放射線発生装置100から放出される放射線の放出状態が制御される。放射線発生ユニット101から放出された放射線207は、可動絞りユニット140で部分的に遮蔽され、被検体204を透過して検出器206で検出される。検出器206は、検出した放射線を画像信号に変換して信号処理部205に出力する。信号処理部205は、システム制御装置202による制御の下に、画像信号に所定の信号処理を施し、処理された画像信号をシステム制御装置202に出力する。システム制御装置202は、処理された画像信号に基づいて、表示装置203に画像を表示させるために表示信号を表示装置203に出力する。表示装置203は、表示信号に基づく画像を、被検体204の撮影画像をスクリーンに表示する。
<放射線発生装置>
図7は図6に示した放射線発生装置100の構成例を示す図である。
本発明に係る放射線発生装置100は、放射線発生ユニット101と、可動絞りユニット140とを備えている。放射線発生ユニット101は、収納容器102内に透過型の放射線発生管110と高圧回路130とを収納してなり、絶縁性液体150が充填されている。絶縁性液体150は、絶縁媒体及び放射線発生管110の冷却媒体としての役割を有するものである。絶縁性液体150には電気絶縁油を用いるのが好ましく、鉱油、シリコーン油等が好適に用いられる。その他に使用可能な絶縁性液体150としては、フッ素系電気絶縁液体が挙げられる。
高圧回路130では電圧が生成され、放射線発生管110の、カソード111、グリッド電極112、レンズ電極113、ターゲット115に印加される。ターゲット115は放射線透過性の材料からなる支持基板115b上にターゲット層115aを固定してなる。カソード111にはタングステンフィラメントや、含浸型カソードのような熱陰極や、冷陰極が用いられる。真空容器114内で、グリッド電極112によって形成される電界によって、電子がターゲット115方向に放出される。放出された電子は電子線となってレンズ電極113で収束され、ターゲット層115aに衝突し、放射線が放射される。この時、不要な放射線は放射線遮蔽部材117により遮蔽される。ターゲット層115aには、タングステン、タンタル、モリブデン等が用いられる。放射線は、放射線放出窓121を通過した後、可動絞りユニット140で照射野の制限を受けて外部に放出される。
<放射線撮影装置>
本発明の放射線撮影装置は、図6に示した放射線発生装置100と放射線検出装置201とを備え、放射線発生装置100の構成部材である可動絞りユニット140の構成に特徴を有している。
図1は本発明の放射線撮影装置の特徴を説明するための模式図である。図1には、図7に示した放射線発生装置100のターゲット層115aに照射される電子線の焦点により規定される放射線の焦点1と、可動絞りユニット140の制限羽根3と、放射線検出装置201の検出器206とを示している。また、図2に図1の可動絞りユニット140の拡大図を示す。
本発明に係る可動絞りユニット140は、放射線の通過範囲を制限する制限羽根3と、該制限羽根3の移動機構(不図示)とを備えている。制限羽根3は、図2に示すように、ターゲット側の前面5と該前面5の反対側の背面6とで所定の板厚tが規定され、放射線の通過経路側に上記前面5と背面6とを接続する端面4を備えている。そして、制限羽根3の移動機構(不図示)は該制限羽根3を端面4に交差する方向に移動させることができる。
前記したように有限の大きさを有する焦点1から放射された放射線は、制限羽根3がなす開口(図1の制限羽根3の紙面上の右側の領域)を通過して照射野を検出器206の検出面206a上に形成する。この時、照射野の周縁部には、焦点像の一部が欠損し、放射線量の低い領域、いわゆる欠損半陰影9が形成される。欠損半陰影9は、検出面206aから焦点1を見た時、制限羽根3が焦点1を全て覆う位置と、制限羽根3が焦点1を覆わない位置で作られる。即ち、欠損半陰影9は、焦点1から放出され端面4に接して検出面206aを含む第1の仮想平面14に到達する放射線によって形成される。図1においては、放射線11が第1の仮想平面14に到達する地点と、放射線12が第1の仮想平面14に到達する地点との間の領域である。図1において、放射線11は焦点1の制限羽根3よりも近い側の端部から放出され、端面4と背面6との接続辺8に接して第1の仮想平面14に到達する放射線である。また、放射線12は、焦点1の制限羽根3に遠い側の端部から放出され、接続辺8に接して放射線11が第1の仮想平面14に達する放射線である。
一方、被照射側からみて、有効な制限羽根3の板厚が薄いために、放射線が一部透過して作る領域があり、これを減衰半陰影10とする。即ち、減衰半陰影10は、焦点1から放出され、制限羽根3の端面4より入射して制限羽根3を透過して第1の仮想平面14に到達する放射線によって形成される領域である。図1においては、放射線12が第1の仮想平面14に到達する地点と、放射線13が第1の仮想平面14に到達する地点との間の領域である。図1において、放射線13は焦点1の制限羽根3から遠い側の端部から制限羽根3の前面5と端面4との接続辺7に接して第1の仮想平面14に到達する放射線である。
尚、上記は図1、図2での位置関係での定義であり、欠損半陰影9、減衰半陰影10は、制限羽根3の姿勢によっては、接続線7、接続線8、端面4、前面5、背面6の位置関係が変わる。
欠損半陰影9、減衰半陰影10はいずれも、放射線撮影画像に対して不要な成分であり、また、被写体に不要な被曝を与えるため、欠損半陰影9の幅h1、減衰半陰影10の幅h2を小さくすることが好ましい。しかし、欠損半陰影9は、焦点1の大きさと構成部材の配置で決まるため、所定の放射線強度を維持する上で、小さくすることには限界がある。一方の減衰半陰影10は、制限羽根3の端面の傾きによって決まるため、制限羽根3の姿勢によって減衰半陰影10を低減させることが可能である。
尚、本発明において、制限羽根3の任意の位置において欠損半陰影9の幅h1、減衰半陰影10の幅h2が一様でない場合には、端面4の垂線2に最も近い位置において得られる値によってh1,h2を規定する。
h2を小さくする目安としては、本発明者等の知見によればh1>h2であれば、減衰半陰影10の放射線は制限羽根3を一部透過する際に減衰するため、減衰半陰影10による被曝影響は十分に小さいといえる。
さらに、より定量的な閾値として、例えば自然放射線による被曝と同等以下であれば、不要被曝による悪影響は有意に上昇しないと言える。自然放射線量は2.4mGy/year/人=6.6μGy/day/人と言われている。一方、胸部X線の1回の被曝量は、0.15mGyであり、これによる不要被曝量が自然放射線量を上回らなければ、X線撮影による減衰半陰影は影響が無いと言える。
図1において、焦点1から検出面206aまでの距離をL1、焦点1から制限羽根3の接続辺8までの距離をL2、焦点1の直径をDとする。一般的な胸部X線撮影条件として、L1を1000mm、L2を75mm、Dを1.5mm、h1を18.5mmとし、照射領域を300mm□とすると、被爆面積は90000mm2である。欠損半陰影9による被曝は、板厚による減衰が無いとすると、欠損半陰影9の被曝割合は、全被曝量に対して18.5×300×4/90000=0.247である。よって欠損半陰影9の被曝線量は0.15×0.247×1000=37μGyである。
欠損半陰影9の発生は、不可避であるが軽減されるべきとして、減衰半陰影10の欠損半陰影9に対する強度比の指標として、自然放射線量の欠損半陰影9に対する強度比を考える。自然放射線量の欠損半陰影9に対する強度比は6.6/37=0.18であるから、半透過による線量低下は無いとすれば、h2≦0.18×h1であれば減衰半陰影10の被曝影響は自然放射線以下であると考えられ許容される。
尚、h1,h2は、図2に示すように、制限羽根3の端面4の垂線2に対する傾き角をθ、焦点1の中心から検出面206aに垂らした垂線2から接続辺8までの距離をW、制限羽根3の板厚をtとした時、以下の式で表わされる。
Figure 2015092953
〈第1の実施形態〉
図3は、本発明に係る可動絞りユニット140の一実施形態における制限羽根3の具体的な移動形態を示す断面図である。
減衰半陰影10の幅h2を小さくする方法としては、図3のように、先ず、制限羽根3の端面4に接する第2の仮想平面15と、焦点1を含む第3の仮想平面16とが交差する交差線17を規定する。そして、垂線2に対して、端面4を遠ざける方向に制限羽根3を移動させた時、交差線17の焦点1の中心に対する移動距離d1を、端面4の垂線2に対する移動距離d2より小さくすることで、h2を小さくすることができる。端面4の移動距離d2は、図3に示すように、垂線2に平行な方向における端面4の中央の移動距離とする。
例えば、図3のように、制限羽根3の前面側の垂線2の延長上に曲率中心18が位置し、検出面206a側に向いた方向に凸な曲面上において、該曲面19と端面4が所定の角度を維持するように制限羽根3を移動させてもよい。この場合、第2の仮想平面15は端面4を含む面である。
本実施形態を実現する移動機構としては、例えば、図4(a)に記載のように、曲面19をなすガイド溝21に沿って、制限羽根3が摺動する機構を設けることで、制限羽根3に対して曲率中心が焦点1より遠方の位置の曲面19が形成できる。この時、図4(b)のように、ガイド溝21を制限羽根3の両側に配置し、制限羽根3に不図示のスライドつまみを設けるなどして操作できる。制限羽根3の操作方法としては、操作つまみとラックピニオン機構や、送りネジ機構、ベルトやワイヤ等を用いた機構でも、好ましく操作できる。尚、図4においては、ガイド溝21の形状に対応させて、制限羽根3を湾曲させた形状としたが、平板の制限羽根の側面に凸部を設けて該凸部をガイド溝21に挿入してスライドさせる形態としてもよい。
本移動機構によれば、減衰半陰影10を小さく保ったまま、検出面206aに放射線を照射できるため、不要被曝を最小限にでき、好ましい。また、制限羽根3の移動を円弧状にすることにより、平行に移動するよりも制限羽根3の移動領域を小さくでき、且つ制限羽根3そのものを小さくできるため、装置の軽量化につながり、好ましい。
〈第2の実施形態〉
本実施形態においては、制限羽根3の移動方向が垂線2に交差する面に沿った方向であり、制限羽根3を移動させた時、前面5と垂線2との間の距離の変化量よりも、背面6と垂線2との間の距離の変化量が大きい。本実施形態における制限羽根3の具体的な移動形態を図5に示す。図5(a)は制限羽根3の端面4が焦点1の中心から検出面206aに垂らした垂線2に接する位置にある状態を示し、図5(b)は端面4が垂線2から離れた位置にある状態を示す。
本実施形態においては、制限羽根3は前面5から背面6に向かって複数枚の副羽根3a,3b,3cを板厚方向に互いに相対移動が可能なように積層してなる。そして、図5(b)に示すように、制限羽根3を垂線2から遠ざかる方向に移動させる時、前面5側の副羽根3aの移動距離d3よりも背面6側の副羽根3cの移動距離d4が大きくなるように、副羽根3a、3b、3cをずらしながら移動させる。複数枚の副羽根3a,3b,3cは、図5に示す様に、それぞれの羽根の間に摺動面を有する構成としても良い。
尚、本実施形態において、制限羽根3の端面4は、副羽根3a,3b,3cのそれぞれの端面4a,4b,4cに分割されることになる。よって、本発明に係る、端面4に接する第2の仮想平面は、図5(b)に示すように、副羽根3a、3b、3cのそれぞれの端面4a,4b,4cの背面側端辺に接する平面とする。
副羽根3a,3b,3cの移動機構としては、例えば、図5に記載のように、ラック31とピニオンギア32a,32b,32cとガイドバー33と不図示のプーリーとを備えたラック・ピニオンギア機構が好ましく用いられる。ラック31は3枚の制限羽根3a,3b,3cの移動方向に延びている。3枚のピニオンギア32a,32b,32cはラック31に噛み合う噛み合い歯を有し、32a,32b,32cの順に歯数が増加し、それぞれ副羽根3a,3b,3cのそれぞれと回転自由に結合されている。ガイドバー33は、3枚のピニオンギア32a,32b,32cの回転軸を保持し、不図示のプーリーは3枚のピニオンギア32a,32b,32cの回転数を揃える。
本実施形態によれば、制限羽根3を移動させる時、垂線2に交差する面に沿って、制限羽根3が前面5と第2の仮想平面15とのなす角度を変化させつつ移動し、前面5と垂線2との間の距離の変化量よりも、背面6と垂線2との間の距離の変化量が大きくなる。
尚、前面5と垂線2との距離は前面5の垂線に近い側に位置する辺と垂線2との距離により規定され、背面6と垂線2との距離は背面6の垂線に近い側に位置する辺と垂線2との距離により規定される。
〈第3の実施形態〉
第1の実施形態、第2の実施形態の応用形態について説明する。
本発明においては、図8(a)に示すように、第1の実施形態で示した制限羽根3を、第1の制限羽根3として、該第1の制限羽根3の端面4に対向する端面31aを有する第2の制限羽根31を用いることが好ましい。係る形態においては、第1の制限羽根3及び第2の制限羽根31の形状は同じで、第1の制限羽根3は第1の移動機構によって移動させ、第2の制限羽根31は第2の移動機構によって第1の制限羽根3と同様の機構で移動させる。第2の制限羽根31においても、欠損半陰影の幅よりも減衰半陰影の幅が小さくなるように構成される。
さらに本発明においては、図8(a)に示すように、第1の制限羽根3と第2の制限羽根31よりも焦点1側に奥羽根32を設け、さらに、第1の制限羽根3よりも検出面206a側に第3の制限羽根33と第4の制限羽根との組み合わせを配置させることもできる。それぞれの制限羽根の平面図を図8(b)乃至(d)に示す。
図8(b)は奥羽根32を、図8(c)は第1の制限羽根3と第2の制限羽根31を、図8(d)は第3の制限羽根33と第4の制限羽根34とを示している。第3の制限羽根33と第4の制限羽根34とは、その移動方向が第1の制限羽根3と第2の制限羽根31の移動方向に交差するように配置される。第3の制限羽根33と第4の制限羽根34についても、第1の制限羽根3と同様に欠損半陰影の幅よりも減衰半陰影の幅が小さくなるように構成する。
図8に示すように、第2の制限羽根31、第3の制限羽根33、第4の制限羽根34を用いることによって、任意の矩形の開口を形成して、放射線照射野を任意の矩形に制限することができる。また、奥羽根32を用いることによって、不要な放射線をより効果的に遮蔽することができる。
図8に示すように、第1の制限羽根3乃至第4の制限羽根34と奥羽根32とを組み合わせた形態において、図9に示すように、第1の制限羽根3乃至第4の制限羽根34は、曲面状に形成してもよい。係る形態では、図4で説明したように、ガイド溝21を利用して第1の制限羽根3乃至第4の制限羽根34を移動させることができる。
また、本発明においては、図10(a)に示すように第1の制限羽根3を移動させる第1の移動機構41と、第2の制限羽根31を移動させる第2の移動機構42とに接続された第3の移動機構43を備えていてもよい。第3の移動機構43は、第1の制限羽根3と第2の制限羽根31の少なくとも一方を移動させることによって、これらの制限羽根の端面3,33間の距離を調整する。
さらに、本発明においては、図10(b)に示すように、第1の移動機構41と第2の移動機構42とに接続された第4の移動機構44を備えていることも好ましい形態である。第4の移動機構44は、第1の制限羽根3の端面3と第2の制限羽根31の端面31との距離を維持したまま、第1の制限羽根3と第2の制限羽根31とを一体で移動させる機構である。
また、本発明においては、図8に示した第3の制限羽根33と第4の制限羽根34とを備えた形態において、図10(c)に示すように、第3の制限羽根33と第4の制限羽根34とを一体で移動させる第5の移動機構51を備えていてもよい。第5の移動機構51は、第1の制限羽根3と第2の制限羽根31の移動方向52に交差する方向53に、第3の制限羽根33と第4の制限羽根34とを移動させる。
上記説明では、第1の実施形態の応用例について述べたが、第2の実施形態においても同様の応用を行うことができる。
また、本発明においては、図10(d)に示すように、放射線発生装置100と放射線検出装置201とを支持ユニット61で接続してもよい。かかる構成においては、放射線発生装置100のターゲットと放射線検出装置201の検出器206の検出面206aとの距離を良好に保持することができる。
第1の実施形態に示した可動絞りユニットを備えた透過型の放射線発生装置を構成し、本発明の放射線撮影装置を構成した。係る放射線撮影装置において、焦点1の直径D=1.5mm、焦点1から検出面206aまでの距離L1=1000mm、制限羽根3の板厚t=2mm、焦点1と制限羽根3の距離L2=75mとした。制限羽根3の可動範囲の中で、最も開口が大きくなる時の、制限羽根3の端面4が垂線2となす角度θ=15°、制限羽根3の端面4の接続辺8から垂線2までの距離W=20mmとなるように設定した。
前記した式により欠損半陰影9の幅h1と減衰半陰影10の幅h2を求めたところ、h1=8.5mm、h2=0.23mmであり、h2≦0.18×h1の関係を満たしており、不要放射線の被曝を十分に小さくすることができた。
1:焦点、2:垂線、3:制限羽根、3a,3b,3c:副羽根、4:端面、5:前面、6:背面、9:欠損半陰影、10:減衰半陰影、11,12,13:放射線、14:第1の仮想平面、15:第2の仮想平面、16:第3の仮想平面、17:交差線、18:曲率中心、19:曲面、41:第1の移動機構、42:第2の移動機構、43:第3の移動機構、44:第4の移動機構、51:第5の移動機構、61:支持ユニット、100:放射線発生装置、101:放射線発生ユニット、115:ターゲット、140:可動絞りユニット、201:放射線検出装置、202:システム制御装置、206:検出器、206a:検出面

Claims (12)

  1. ターゲットに電子線を照射することによって前記ターゲットより放射線を放出する放射線発生ユニットと、前記放射線の通過範囲を制限する制限羽根と前記制限羽根の移動機構とを備えた可動絞りユニットとを有する放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出面において検出する放射線検出装置と、を備え、
    前記制限羽根が、前記ターゲット側の前面と前記前面の反対側の背面とで所定の板厚が規定され、前記放射線の通過経路側に前記前面と背面とを接続する端面を備え、
    前記移動機構が前記制限羽根を前記端面に交差する方向に移動させる放射線撮影装置において、
    前記ターゲット上に照射された電子線束によって規定される焦点から放出され前記端面に接して前記検出面を含む第1の仮想平面に到達する放射線によって形成される欠損半陰影の幅をh1とし、前記焦点から放出され前記端面より入射して前記制限羽根を透過して前記第1の仮想平面に到達する放射線によって形成される減衰半陰影の幅をh2とした時、h2<h1の関係を満たし、
    前記端面が接する第2の仮想平面と前記焦点を含む第3の仮想平面とが交差し、
    前記焦点の中心から前記第1の仮想平面に垂らした垂線に対して、前記制限羽根を遠ざける方向に前記制限羽根を移動させた時、前記第2の仮想平面と第3の仮想平面との交差線の前記焦点の中心に対する移動距離は、前記端面の前記垂線に対する移動距離よりも小さいことを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記h1とh2との関係が、h2≦0.18×h1の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記制限羽根を移動させる時、前記前面側の前記垂線の延長上に曲率中心が位置し、前記焦点から前記検出面に向いた方向に凸な曲面上において、前記曲面と前記端面とが所定の角度を維持しながら、前記制限羽根が移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記制限羽根を移動させる時、前記垂線に交差する面に沿って、前記制限羽根が前記前面と前記第2の仮想平面とのなす角度を変化させつつ移動し、前記前面と前記垂線との間の距離の変化量よりも、前記背面と前記垂線との間の距離の変化量が大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記制限羽根が、前記前面から背面に向かって複数枚の副羽根を互いに相対移動が可能なように積層してなり、前記制限羽根を前記垂線から遠ざかる方向に移動させる時、前記前面側の副羽根の移動距離よりも前記背面側の副羽根の移動距離が大きいことを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記制限羽根の移動機構が、ラック・ピニオンギア機構を有することを特徴とする請求項5に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記可動絞りユニットは、前記制限羽根及び前記移動機構を第1の制限羽根及び第1の移動機構として、前記第1の制限羽根の端面に対向する端面を有する第2の制限羽根と前記第2の制限羽根を移動させる第2の移動機構とを有していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記可動絞りユニットは、前記第1の移動機構と第2の移動機構とに接続された第3の移動機構を備え、
    前記第3の移動機構は、前記第1の制限羽根と前記第2の制限羽根の少なくも一方を移動させることによって、前記第1の制限羽根の端面と前記第2の制限羽根の端面との距離を調整することを特徴とする請求項7に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記可動絞りユニットは、前記第1の移動機構と第2の移動機構とに接続された第4の移動機構を備え、
    前記第4の移動機構は、前記第1の制限羽根の端面と前記第2の制限羽根の端面との距離を維持したまま、前記第1の制限羽根と前記第2の制限羽根とを一体で移動させることを特徴とする請求項7又は8に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記可動絞りユニットは、互いの端面が対向する第3の制限羽根と第4の制限羽根と、前記第3の制限羽根と第4の制限羽根とを前記第1の制限羽根と第2の制限羽根の移動方向に交差する方向にそれぞれ移動させる第5の移動機構とを備えていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  11. 前記放射線検出装置と前記放射線発生装置のそれぞれに接続され、前記検出面と交差する方向に所定の長さを有して配置され、前記検出器に対して所定の高さにおいて前記放射線発生装置を支持する支持ユニットを備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放射線撮影装置と、前記放射線撮影装置における前記放射線発生装置と前記放射線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えたことを特徴とする放射線撮影システム。
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