JP2004089699A - X線診断装置およびx線画像の収集方法 - Google Patents

X線診断装置およびx線画像の収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より的確にX線絞りあるいは補償フィルタを調整可能にすることで、被検体への余分なX線照射を制御できる、あるいはX線画像上のハレーションを確実に抑制することができる。
【解決手段】X線管11から照射されるX線の照射範囲を限定するX線絞り13の位置またはX線の強度を減衰させる補償フィルタ15の位置を、前記X線管11の位置に基づいて制御する。この制御は、予め撮影した透視像上に仮想的に設定されたX線絞り位置あるいは補償フィルタ位置に応じて制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線診断装置およびX線画像の収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られているX線診断装置は、X線管から被検体にX線を照射し、被検体を透過したX線をX線検出装置にて検出することによりX線透視像を得る装置であり、このX線検出装置としては、例えばイメージインテンシファイア(以下、I.I.とする)で光に変換し、その光を撮像管または、固体撮像素子にて電気信号に変換する装置、あるいはX線を直接電気信号に変換(直接変換方式)、またはX線を光に変換した後フォトダイオードで光を電気信号に変換(間接変換方式)するフラットパネルディテクタ(FPD)を適用することができる。このX線診断装置により被検体内部の造影剤の流れや動きを表示装置を通して観察することができる。また、透視像を記憶装置に蓄積して、さまざまな画像処理を施して表示装置に表示することができる。この画像処理の中には、当該透視像を扱う拡大/諧調/空間フィルタ処理、時系列的に蓄積された透視像の最小値/最大値トレース処理、差分処理(サブトラクション処理)、ノイズを除去するための加算処理等がある。
【0003】
以下、このようなX線診断装置を用いて、被検体の所定部位のサブトラクション画像を得るいわゆるサブトラクション処理を行う場合について説明する。サブトラクション処理を行うためには、まず、前記所定部位の透視画像、マスク画像、コントラスト画像を得る必要がある。この透視画像は、後述するX線絞り、補償フィルタの位置を決める際に必要な画像であり、マスク画像とコントラスト画像は、サブトラクション処理の元となる画像である。なお、以下、この透視画像を得るための撮影を透視撮影といい、マスク画像とコントラスト画像を得る撮影を合わせて本撮影という。まず、透視撮影において、検査技師は、患者年齢・性別・検査部位・特殊事項(患者状態、妊娠状態、医学的注意事項、造影剤アレルギー、特殊な介助)等の情報(以下、患者の検査情報とする)を基にして定められたX線透視条件(管電圧、管電流、透視時間等)を設定し、この透視条件に合致したX線を被検体に照射して、X線透視像を表示装置上に表示する。そして所望の診断領域がX線撮影範囲になるようにX線管、I.I.およびこのX線管とI.I.を保持する保持装置などの位置決めをする。
【0004】
次に、検査技師は、この透視画像を見ながら、X線管のX線照射側に設けられ、X線を遮断するX線絞りおよびX線を減衰させる補償フィルタの位置等を調整する。そして、調整されたX線絞りおよび補償フィルタを介して被検体に照射されたX線により本撮影を行う。本撮影は、マスク画像の撮影、コントラスト画像の撮影の順に行われる。マスク画像とコントラスト画像は、位置合わせが行われた後、サブトラクション処理が行われ、表示装置にリアルタイムに画面に表示される。このような従来のX線診断装置では、ボーラスチェースDSAのように、X線管およびI.I.等のX線検出器を自動的に移動させながら本撮影を行う場合、X線絞りおよび補償フィルタは、その本撮影を行う領域において被検体の撮影領域がいずれも欠けないような位置に固定されていた。言い換えると、X線管およびI.I.等のX線検出器が本撮影の領域をどこに移動しても、被検体に対してX線が遮断・減衰されることがないように固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにX線絞りが本撮影中に固定されていたのでは、X線の照射範囲が広く、被検体へのX線照射量や直接線による散乱線の影響が多くなってしまう。また補償フィルタが本撮影中に固定されていたのでは、部分的にX線ハレーション等が残存する場合があった。また、X線管およびI.I.等のX線検出器の移動を伴う本撮影時に、被検体の輪郭に応じて、手動でX線絞り、補償フィルタの調整を行うことは、事実上非常に困難であった。
【0006】
本発明は上記課題を解決し、より的確にX線絞りあるいは補償フィルタを調整可能なX線診断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、一例として、被検体にX線を照射するX線管と、前記X線の照射範囲を限定するX線絞りと、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記被検体を載置する寝台と、前記X線管を前記寝台に対して略平行に移動させる移動機構と、前記X線管から照射されるX線の照射範囲を前記X線管の前記寝台と略平行な方向の位置に基づいて制御するコントローラと、を具備することを特徴とする。また他の一例として、被検体にX線を照射するX線管と、前記X線の照射範囲を限定するX線絞りと、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記被検体を載置する寝台と、前記X線管を前記寝台に対して回転させる移動機構と、前記X線管から照射されるX線の照射範囲を前記X線管の回転方向の位置に基づいて制御するコントローラと、を具備することを特徴とする。また他の一例として、被検体にX線を照射するX線管と、前記X線の強度を減衰させる補償フィルタと、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記被検体を載置する寝台と、前記X線管を前記寝台に対して略平行に移動させる移動機構と、前記X線管から照射されるX線の強度を前記X線管の前記寝台と略平行な方向の位置に基づいて制御するコントローラと、を具備することを特徴とする。また他の一例として、被検体にX線を照射するX線管と、前記X線の強度を減衰させる補償フィルタと、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記被検体を載置する寝台と、前記X線管を前記寝台に対して回転させる移動機構と、前記X線管から照射されるX線の強度を前記X線管の回転方向の位置に基づいて制御するコントローラと、を具備することを特徴とする。被検体にX線を照射するX線管と、前記X線の強度を減衰させる補償フィルタと、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記被検体を載置する寝台と、前記X線管を前記寝台に対して略平行に移動させる移動機構と、前記X線管の移動方向とは反対方向に前記補償フィルタを前記X線管の移動量だけ移動させることにより、前記寝台に対して前記補償フィルタを相対的に停止させた状態に制御するコントローラと、を具備することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る第1の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態におけるX線診断装置のブロック図である。なお、以下、被検体Pの横幅方向をx方向、被検体Pの体軸方向をy方向、被検体Pの厚さ方向をz方向として説明する。同図に示されたように、X線診断装置は、主として保持装置16と本体制御部12を備えている。保持装置16は、Cアームと、寝台17から主として構成され、Cアームには、X線を照射するX線管11、X線管11の被検体P側に設けられ、発生されたX線を絞って被検体Pの不要部位への照射を防ぐためのX線絞り装置13と、ハレーションを防止するために所定量のX線を減衰させる補償フィルタ装置15と、寝台17に対してX線管11と反対側に設けられ、被検体を透過したX線の散乱光をカットするX線グリッド4と、散乱光がカットされたX線を光学像に変換するI.I.19と、変換された光学像を適切な大きさに補正する光学系21と、補正された光学像をTV映像信号に変換するTVカメラ(あるいは撮像素子)23が搭載されている。
【0009】
また、本体制御部12は、システムコントローラ25を中心に、X線管11に印加する高電圧を発生させる高電圧発生装置31の制御を行うX線コントローラ29と、X線絞り装置のX線絞りの開口度(X、Y方向)を制御するX線絞り制御部33と、補償フィルタ装置15における補償フィルタの位置(X方向)・回転角度φ・種類を制御する補償フィルタ制御部35、寝台17に対するCアームの位置(Y方向)を制御する保持装置制御部37、I.I.19の制御を行うI.I.制御部39、TVカメラ23の制御を行うカメラ制御部41、TVカメラ23で得た画像を記憶する画像記憶部44、画像記憶部44に記憶された画像あるいはリアルタイムにTVカメラ23で得た画像を表示するディスプレイ装置43、X線絞りおよび補償フィルタの位置等を記憶する絞り・補償フィルタ記憶部14、ディスプレイ装置43上に表示するためのX線絞り装置・補償フィルタのグラフィックを作成する仮想X線絞り・補償フィルタ作成部18および操作者が所定の操作を行うための操作パネル27(キーボード、マウス等)を備えている。
【0010】
次に、図2を参照してX線絞り装置13について詳しく説明する。なお、図2はX線絞り装置13をX線管11側から見た上面図である。X線絞り装置13は、一般的にX線を遮断する鉛等で形成された複数枚のX線絞り45、47、49、51を有しており、これらのX線絞りは、それぞれ対称となる位置にX線絞り45と49、47と51が形成されている。なお同図では、X線絞り47と51が紙面手前側に、X線絞り45と49は、紙面奥側に配置している。これらのX線絞りにより囲まれた部分(斜線で示された部分)は、X線管11から照射されたX線が透過する部分を示しており、X線絞り45、47、49、51は、このX線透過部分を広げたり、狭くするように非対称にも対称にも一体的に動くように構成されている。これにより、被検体Pに対するX線の照射範囲が変更される。
【0011】
また、図3および図4を参照して、補償フィルタ装置15について詳しく説明する。なお、図3は補償フィルタ装置15を被検体Pの体軸方向から見た断面図、図4はX線管11側から見た上面図である。補償フィルタ装置15は、複数種の補償フィルタ15a乃至15cを備えており、X線管11から照射されるX線(点線で示されている)の方向に沿うようにそれぞれ配置される。なおここでは、補償フィルタ15aがX線管11に近い側、補償フィルタ15cがX線管11に遠い側に配置されている。それぞれの補償フィルタは、一般的にアクリル等で形成されている。また、それぞれの補償フィルタ15a乃至15cの形状は異なっており、例えば補償フィルタ15bは楕円形、補償フィルタ15cは長方形といった様に形成されている。なお、図3には、そのうち台形上の補償フィルタ15aのみが示されている。これらの補償フィルタ15a乃至15cは、それぞれX・Y方向に移動可能であると共に、XY平面上を回転(回転角度はφで示されている)できるように構成されており、いずれか一種(あるいは複数種であっても良い)の補償フィルタがX線を遮る位置に移動することにより、X線の照射量を減衰させる役割を果たしている。なお、図3においては、補償フィルタ15aがX線を遮る場合が示されている。
【0012】
次に、上記X線診断装置の動作について、透視撮影、X線絞り・補償フィルタの設定及び本撮影の順に説明する。なお、透視撮影及びX線絞り・補償フィルタの設定に関しては、動作手順を示したフローチャートである図5を参照して説明する。また、本実施の形態では、一例として、Cアームの回転を固定した状態で、前記Cアームを寝台17の長手方向に略平行にスライドさせて、被検体に投与された造影剤を撮影するいわゆるボーラスチェース撮影についての説明である。まず、図5に示す透視撮影のステップ61では、操作者(一般的には医師または技師)は、被検体Pに関する情報(患者氏名等)の確認を行った後、当該被検体Pに対して適切なX線透視条件(管電圧、管電流、透視時間等)をパネル27を介して入力し、被検体Pを寝台17上に載せる。なお、一般的には本撮影に対して、透視撮影では管電流は少なく設定され、オートブライトネスコントロール(ABC)により適切なX線条件に制御される。次に、システムコントローラ25の制御により、X線コントローラ29および高電圧発生装置31を介して、寝台17に載せられた被検体PにX線管11からX線が照射される。また、この際、X線絞り装置13のX線絞り45、47、49、51は、X線絞り制御部33により、X線が透過する部分が最大限広くなるように制御されている。同様に、補償フィルタ装置15の補償フィルタ15a乃至15cは、補償フィルタ制御部35により、X線の照射を妨げない位置に保持される。
【0013】
被検体Pを透過したX線は、X線グリッド4により散乱線の除去が行われ、I.I.19に照射される。I.I.19では、入射したX線量に応じた光信号が発生し、この光信号は光学系21で補正された後、TVカメラ23によってTV映像信号である電気信号に変換される。TVカメラ23によって変換されたTV映像信号は、A/D変換器によってデジタル信号に変換され、所望の画像処理が施された後、D/A変換器によって再度TV映像信号に変換され、ディスプレイ装置43に、X線透視像として表示される。操作者は、ディスプレイ装置43において、X線透視像を確認しながら、操作パネル27及び保持装置制御部37を介して、Cアームを被検体の腹部から下肢にかけて移動させる。この際、X線は被検体Pに照射されたままの状態であり、ディスプレイ装置43にはリアルタイムに被検体の腹部から下肢のX線透視像が表示される。このX線透視像は、画像記憶部44に記憶される。なお、上記の撮影の基本的な動作に関しては、本撮影でも同様に行われる。
【0014】
次に、X線絞り・補償フィルタの設定(図5のステップ62乃至65)について説明する。なお、この設定の際には、X線管11からX線は照射されない。透視像の再生に関するステップ62では、画像記憶部44から透視像の画像データが読み出され、ディスプレイ装置43に表示される。なお、ディスプレイ装置43に表示される画面の一例を図6に示す。画面略中央に円形の透視像72が再生表示されている。次に、ステップ63において、仮想X線絞り・補償フィルタ作成部18で透視像72に対応した仮想X線絞り、仮想補償フィルタが作成される。ここで、仮想X線絞りとは、ディスプレイ装置43に表示されるグラフィックスで、具体的には、図6において点線74で示されている。また、仮想補償フィルタとは、同様に、ディスプレイ装置43に表示されるグラフィックスで、具体的には、図6において点線73で示されている。なお、この仮想X線絞り74及び仮想補償フィルタ73は、透視像72の表示拡大率に連動しており、透視像72の拡大率を大きくした場合には、同じように拡大して表示される。次に、ステップ64において、操作者はX線絞りのXY位置を設定する。具体的には、操作パネル27を用いて、図6に示された画面上で、仮想X線絞り74の枠の大きさを調整する。調整された仮想X線絞り74の大きさに応じてX線絞りのXY位置データが算出され、この位置データは、保持装置16の位置情報と共に、絞り・補償フィルタ記憶部14に記憶される。
【0015】
次に、ステップ65において、補償フィルタの位置、角度、種類を設定する。具体的には、図6に示された画面上で、複数の仮想補償フィルタアイコン71から一つを選択することにより種類を設定する。なお、図6においては複数の仮想補償フィルタアイコン71のうち中央の台形上の補償フィルタが選択された場合が示されている。選択された仮想補償フィルタは、透視像72近辺に表示される。操作者はこの状態から仮想補償フィルタ73のX方向の位置を調整すると共に、仮想補償フィルタ73の回転角度を調整する。調整された仮想補償フィルタ73の位置、角度、種類は、上記と同様に、保持装置16の位置情報と共に、図1に示された絞り・補償フィルタ記憶部14に記憶される。なお、この仮想補償フィルタの種類の選択、位置の設定、角度の設定に関しては、いずれも操作パネル27を用いて調整される。この設定が終了すると、操作者は設定した透視像とは異なる位置の透視像を再生し、当該透視像上でも同様に、X線絞り位置の設定を行う。このように、撮影範囲全域(あるいは必要な領域のみ)において、透視像を再生表示させ、X線絞り・補償フィルタの位置を設定する。
【0016】
以上のX線絞り・補償フィルタの設定・記憶により、絞り・補償フィルタ記憶部14には、図7に示すようなテーブルが記憶されることになる。同図に示される保持装置位置Yとは、ここでは寝台17に対するX線管11の位置(なお、ここで「X線管の位置」とはX線管と共に移動する「X線検出器の位置」あるいはこれらを搭載する「Cアームの位置」をも含む概念であり、寝台に対する相対的な位置であっても良いし、寝台とは無関係な絶対的な位置であっても良い)を示すデータであり、補償フィルタ位置X、角度φ、種類αおよび絞り位置X,Yは、上述した通りである。
【0017】
次に、本撮影に関して説明する。ここで、本撮影とは、上述したように、サブトラクション処理を行う際に必要なマスク画像、コントラスト画像を得るための撮影である。それぞれの撮影について簡単に説明すると、マスク画像の撮影とは、被検体に造影剤が投与される前に行われる撮影で、操作者の指示に基づいて開始され、予め設定された速度で下肢から腹部方向へ、あるいは腹部から下肢方向へX線管11及びI.I.19を自動的に移動させることにより、行われる。次に、マスク画像の撮影終了後、コントラスト画像の撮影が開始する。コントラスト画像の撮影は、被検体へ造影剤を投与した直後から操作者の指示に基づいて開始され、造影剤の流れに沿って、操作者が任意の速度でX線管11及びI.I.19を移動させることにより行われる。撮影されたマスク画像とコントラスト画像に対して、画像位置合わせ、サブトラクション処理を行うことにより、造影剤の軌跡、つまり血管が強調された画像を得ることができる。
【0018】
マスク画像とコントラスト画像の違いは、マスク画像が造影剤投与前に撮影された画像であるの対し、コントラスト画像は造影剤投与後に撮影された画像であること、およびマスク画像撮影は撮影開始後自動的に行われるのに対し、コントラスト画像撮影は造影剤の流れに追従するように行う必要があるため操作者の随時設定する任意の速度で行われることなどであり、他の動作に関してはほぼ同様である。なお、マスク画像の撮影方向とコントラスト画像の撮影方向は異なる場合もあるし、同じ場合もある。従って、以下においては、主としてコントラスト画像の撮影について説明する。また、撮影の基本的な動作に関しては透視撮影と同様であるためここでは省略する。
【0019】
図8は、動作手順を示したフローチャートである。同図に示されるステップ81において、保持装置16のY位置が検出される。なお、この位置の検出はシステムコントローラ25で行われる。
次に、ステップ82において、システムコントローラ25でX線絞りのXY位置の検索を行う。具体的には、図7に示したデータのうち、システムコントローラ25で検出された位置データと最も近い保持装置位置Yのデータおよび次に近い保持装置位置Yのデータが検索され、これに対応するX線絞りのデータが検索されることになる。次に、ステップ83において、システムコントローラ25で補償フィルタの位置、角度、種類の検索を行う。具体的には、図7に示したデータのうち、システムコントローラ25で検出された位置データと予め記憶されているI.I.19の有効視野のデータから、I.I.19の有効視野に入り得る補償フィルタのデータが検索されることになる。次に、ステップ84において、検索されたX線絞りおよび補償フィルタのデータを用いて、これらの制御が行われる。
【0020】
まず、X線絞りの制御について、概念図である図9および図10を参照して説明する。なお、実際には、X線絞りと補償フィルタの制御は、別途独立に並行して行われる。
図9は、腹部から下肢まで透視像を示したものである。なお、同図には、操作者によって透視像上に4つの仮想X線絞り74が設定された場合が示されている。仮に検出された保持装置16の位置が図9に示す最も腹部側であった場合、ステップ82で検索される2つのX線絞りのデータは、74a、74bということになる。X線絞りの制御は、この2つのX線絞りデータに基づいて制御されることになる。具体的には、図10の実線で示されるように、実際のX線絞り45、47、49、51は、仮想X線絞り74同士がスムーズに接続されるような軌跡を描くことになる。なお、図10の点線で示されている部分は、図9の実線で示された仮想X線絞り74である。このようにX線絞りを制御することにより、操作者が設定したX線の照射範囲は欠けることなく、かつ、被検体に照射されるX線は適正に抑えられることになる。なお、本実施の形態では、図9に示されるように、操作者が腹部から下肢まで重複して、4つの仮想X線絞り74を設定した場合を説明したが、仮想X線絞りは部分的に設定しても良い。仮想X線絞り74の設定がない部分は、X線絞りを最大限開いた状態とする。すなわち、仮に操作者が仮想X線絞り74を全く設定しなかった場合には、透視像と同様、X線絞りはX線を遮断することなく、撮影が行われることになる。
【0021】
次に、補償フィルタの制御について、概念図である図11を参照して説明する。
図11は、腹部から下肢まで透視像を示したものである。なお、同図には、操作者によって透視像上に3つの仮想補償フィルタ73が設定された場合が示されている。ステップ83で検出された補償フィルタのデータを用いて、補償フィルタは、仮想補償フィルタ73で設定した通りに制御される。具体的には、例えば、X線管11が腹部から下肢方向に移動したとき、補償フィルタはX線管11に対して下肢から腹部方向へX線管11の移動速度と略同速度で移動する。この補償フィルタの移動は、補償フィルタが適応される被検体の部位がI.I.19の有効視野を離れるまでとする。このように補償フィルタをX線管11に対して反対方向に同速度で移動させることにより、寝台17に対しては補償フィルタを相対的に停止させた状態とすることができる。
【0022】
本撮影が終了すると、操作者は本撮影により得られた画像を元に、被検体の病変部位、たとえば血管の詰まっている個所の手術を行う。具体的には、被検体にX線管11からX線を照射し、I.I.19でX線を検出しながら、再度、透視画像を作成しながら、操作者はカテーテルを被検体に挿入する。カテーテルの挿入中は、カテーテルの位置を確認しながら、被検体の病変部位の手術を行う。手術が終了すると、操作者は被検体の病変部位を含む個所の本撮影を再度行う。なお、術後の本撮影では、術前の本撮影で用いられたX線絞りと補償フィルタの制御データが再度使用される。このようにして、操作者は術後に被検体の本撮影を行い、術後経過の確認を行う。なお、この術後の本撮影は、手術後すぐに行われるのに加え、数日後の診察の際にも同様に行われる。
【0023】
本実施の形態におけるX線診断装置によると、予め撮影した透視画像上でX線管の位置に対応させてX線絞り及び補償フィルタのうち少なくとも一方を制御することにより、より的確にX線絞りあるいは補償フィルタを設定することができると共に、仮想X線絞りまたは仮想補償フィルタを用いることにより、X線絞りまたは補償フィルタを設定する際に被検体へのX線の照射を停止させることができ、被検体へのX線被曝量をより抑制することができる。
【0024】
以上、本発明における実施の形態について説明を行ったが、本発明は、趣旨を一脱しない範囲での変形も考えられる。例えば、上記実施の形態においては、寝台を固定させた状態で、X線管およびI.I.を移動させることにより、撮影範囲を変更する場合について説明したが、逆に寝台を移動させる場合も本願発明に含まれる。ただし、造影剤を用いた撮影を行う場合には、被検体の動きによっては造影剤が通常とは異なった動きをする可能性もあるため、X線管およびI.I.を移動させることにより撮影を行う方が良い。
【0025】
また、上記の実施の形態では、X線管の位置に対して、X線絞りを被検体の体軸に対して略直角な方向(X方向)及び体軸に対して平行な方向(Y方向)のいずれにも記憶させておくことができる例について説明したが、いずれか一方方向のみを記憶させておくことも可能である。例えば、X線絞りのデータを被検体の体軸に対して平行な方向(Y方向)にのみ記憶しておいても良い。
また、上記実施の形態では、Cアームの被検体の体軸方向の位置(Y位置)毎にX線絞り、補償フィルタの制御を行った場合を説明したが、CアームのY位置は固定した状態で、Y位置の代わりにCアームの回転方向の位置毎にX線絞り、補償フィルタの制御を行っても良い。このような制御を行うことにより、頭部の3次元サブトラクション処理(一般的に回転DSAと呼ばれている)等の撮影にも適応することができる。
【0026】
また、上記実施の形態においては、X線管からX線が停止した状態で、透視画像を再生して表示し、表示された透視画像上に、仮想X線絞り・補償フィルタを設けることにより、X線絞り、補償フィルタを設定する場合について示したが、X線管からX線が照射した状態で、透視画像をリアルタイムで表示し、リアルタイムで表示された透視画像上に直接X線絞り、補償フィルタを設定しても良い。また、上記実施の形態では、X線検出装置としてI.I.を適用した例を示したが、I.I.の代わりにFPDを適用しても良い。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、寝台に対するX線管の位置に対応させてX線絞り及び補償フィルタのうち少なくとも一方を制御することにより、より的確にX線絞りあるいは補償フィルタを設定することができ、これにより被検体へのX線照射を抑制することができる、またはX線画像上のハレーションを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態におけるX線診断装置のブロック図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態におけるX線絞り装置の上面図である。
【図3】本発明に係る第1の実施の形態における補償フィルタ装置の断面図である。
【図4】本発明に係る第1の実施の形態における補償フィルタ装置の上面図である。
【図5】本発明に係る第1の実施の形態におけるX線絞り装置・補償フィルタの設定に関する動作手順を示したフローチャートである。
【図6】本発明に係る第1の実施の形態におけるディスプレイ装置に表示される画面の一例である。
【図7】本発明に係る第1の実施の形態における絞り・補償フィルタ記憶部に記憶されるテーブルである。
【図8】本発明に係る第1の実施の形態におけるコントラスト画像の撮影に関する動作手順を示したフローチャートである。
【図9】本発明に係る第1の実施の形態におけるX線絞り装置の動作についての概念図である。
【図10】本発明に係る第1の実施の形態におけるX線画像についての概念図である。
【図11】本発明に係る第1の実施の形態における補償フィルタの制御についての概念図である。
【符号の説明】
11  X線管
12  本体制御部
13  X線絞り装置
14  絞り・補償フィルタ記憶部
15  補償フィルタ装置
16  保持装置
17  寝台
18  仮想X線絞り・補償フィルタ作成部
19  I.I.
21  光学系
25  システムコントローラ
27  操作パネル
29  X線コントローラ
31  高電圧発生装置
33  X線絞り制御部
35  補償フィルタ制御部
37  保持装置制御部
39  I.I.制御部
41  カメラ制御部
43  ディスプレイ装置
44  画像記憶部
45  X線絞り
47  X線絞り
49  X線絞り
51  X線絞り
71  仮想補償フィルタアイコン
72  透視像
73  仮想補償フィルタ
74  仮想X線絞り装置

Claims (26)

  1. 被検体にX線を照射するX線管と、
    前記X線の照射範囲を限定するX線絞りと、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記X線管を前記被検体に沿った第1の方向に移動させる移動機構と、
    前記X線管から照射されるX線の照射範囲を前記第1の方向の位置に基づいて制御するコントローラと、
    を具備することを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記移動機構は、前記X線管を前記寝台の長手方向に移動させることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記X線管の位置に対応したX線の照射範囲を示すデータを記憶するメモリと、前記X線管の位置に基づいて前記メモリから前記データを読出すメインコントローラと、
    を具備することを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  4. 前記メモリは、前記X線管の複数の位置にそれぞれ対応したX線の照射範囲を示すデータを記憶することを特徴とする請求項3記載のX線診断装置。
  5. 予め撮影された前記被検体の透視画像上に操作者が前記X線の照射範囲を設定する操作装置をさらに有することを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  6. 前記移動機構は、被検体に投与された造影剤の流れに沿って、操作者の設定する任意の速度で前記X線管を移動させることを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  7. 被検体を載置する寝台をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  8. 被検体にX線を照射するX線管と、
    前記X線の照射範囲を限定するX線絞りと、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記被検体を載置する寝台と、
    前記X線管を前記寝台に対して回転させる移動機構と、
    前記X線管から照射されるX線の照射範囲を前記X線管の回転方向の位置に基づいて制御するコントローラと、
    を具備することを特徴とするX線診断装置。
  9. 前記コントローラは、
    前記X線管の位置に対応したX線の照射範囲を示すデータを記憶するメモリと、前記X線管の位置に基づいて前記メモリから前記X線の照射範囲を示すデータを読出すメインコントローラと、
    を具備することを特徴とする請求項8記載のX線診断装置。
  10. 前記メモリは、前記X線管の複数の位置にそれぞれ対応したX線の照射範囲を示すデータを記憶することを特徴とする請求項9記載のX線診断装置。
  11. 前記被検体の透視画像上で実際にX線を照射することなく操作者が前記X線の照射範囲を設定する操作装置をさらに有することを特徴とする請求項8記載のX線診断装置。
  12. 被検体を載置する寝台をさらに備えることを特徴とする請求項8記載のX線診断装置。
  13. 被検体にX線を照射するX線管と、
    前記X線の強度を減衰させる補償フィルタと、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記被検体を載置する寝台と、
    前記X線管を前記寝台に沿って移動させる移動機構と、
    前記X線管から照射されるX線の強度を前記X線管の前記寝台に沿った方向の位置に基づいて制御するコントローラと、
    を具備することを特徴とするX線診断装置。
  14. 前記移動機構は、前記X線管を前記寝台の長手方向に移動させることを特徴とする請求項13記載のX線診断装置。
  15. 前記コントローラは、
    前記X線管の位置に対応したX線の強度を示すデータを記憶するメモリと、
    前記X線管の位置に基づいて前記メモリから前記X線の強度を示すデータを読出し、前記データに基づいて前記補償フィルタを制御するメインコントローラと、を具備することを特徴とする請求項13記載のX線診断装置。
  16. 前記メモリは、前記X線管の複数の位置にそれぞれ対応したX線の強度を示すデータを記憶することを特徴とする請求項15記載のX線診断装置。
  17. 予め撮影された前記被検体の透視画像上に操作者が前記X線の強度を設定する操作装置をさらに有することを特徴とする請求項13記載のX線診断装置。
  18. 前記移動機構は、被検体に投与された造影剤の流れに沿って、操作者の設定する任意の速度で前記X線管を移動させることを特徴とする請求項13記載のX線診断装置。
  19. 被検体を載置する寝台をさらに備えることを特徴とする請求項13記載のX線診断装置。
  20. 被検体にX線を照射するX線管と、
    前記X線の強度を減衰させる補償フィルタと、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記被検体を載置する寝台と、
    前記X線管を前記寝台に対して回転させる移動機構と、
    前記X線管から照射されるX線の強度を前記X線管の回転方向の位置に基づいて制御するコントローラと、
    を具備することを特徴とするX線診断装置。
  21. 前記コントローラは、
    前記X線管の位置に対応したX線の強度を示すデータを記憶するメモリと、
    前記X線管の位置に基づいて前記メモリから前記X線の強度を示すデータを読出し、前記データに基づいて前記補償フィルタを制御するメインコントローラと、を具備することを特徴とする請求項20記載のX線診断装置。
  22. 前記メモリは、前記X線管の複数の位置にそれぞれ対応したX線の強度を示すデータを記憶することを特徴とする請求項21記載のX線診断装置。
  23. 予め撮影された前記被検体の透視画像上に操作者が前記X線の強度を設定する操作装置をさらに有することを特徴とする請求項20記載のX線診断装置。
  24. 被検体を載置する寝台をさらに備えることを特徴とする請求項20記載のX線診断装置。
  25. 被検体にX線を照射するX線管と、
    前記X線の強度を減衰させる補償フィルタと、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記被検体を載置する寝台と、
    前記X線管を前記寝台に対して略平行に移動させる移動機構と、
    前記X線管の移動方向とは反対方向に前記補償フィルタを前記X線管の移動量だけ移動させることにより、前記寝台に対して前記補償フィルタを相対的に停止させた状態に制御するコントローラと、
    を具備することを特徴とするX線診断装置。
  26. 被検体にX線を照射するステップと、
    前記X線の照射範囲を限定するステップと、
    前記被検体を透過したX線を検出するステップと、
    前記X線管を前記寝台に沿って移動させるステップと、
    前記X線管から照射されるX線の照射範囲を前記X線管の前記寝台に沿った方向の位置に基づいて制御するステップと、
    を具備することを特徴とするX線画像の収集方法。
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