JPH09276259A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JPH09276259A
JPH09276259A JP9031565A JP3156597A JPH09276259A JP H09276259 A JPH09276259 A JP H09276259A JP 9031565 A JP9031565 A JP 9031565A JP 3156597 A JP3156597 A JP 3156597A JP H09276259 A JPH09276259 A JP H09276259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ステッピング撮影のようにステー
ジ間を高速に移動させることなく、また従来のBolus Ch
asing 撮影のように撮影枚数が多くないX線診断装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 X線管130及びX線カメラ装置140
を被検体に対して所望の位置関係に支持するCアーム1
50と、被検体に対するX線管及びX線カメラ装置の相
対的な位置関係を変化させ順次X線カメラ装置の視野内
にあるX線像を撮影するX線診断装置であって、透視モ
ードで相対的位置関係を変化させて順次前記X線カメラ
装置の視野内にあるX線像を撮影すると共に、必要に応
じて透視モードから撮影モードに切り換えてX線像を撮
影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線管及びX線カ
メラ装置を順次移動させてX線カメラ装置よりも広い範
囲について被検体のX線像を撮影するためのX線診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、下肢の血流を追い
かけてX線撮影を行うものがある。またX線管及びイメ
ージインテンシファイア(以下、I.I.という。)を
有するX線カメラ装置が支持されたCアームを移動させ
て順次X線像を取得することが行なわれる。例えば、下
肢全体のX線像を撮影する場合、下肢の血管に造影剤を
注入し、造影剤の流れを追いかけるようにしてX線像
(血管造影像)を撮影することが行われる。そして造影
剤のないときに撮影したX線像(マスク像)と、造影剤
のあるときに撮影したX線像(コントラスト像)との差
から下肢全体の血管像についてサブトラクション像を作
り出すこともある。このようなX線撮影を行う場合、X
線を検出するI.I.の口径は、被検体よりも小さいの
で、従来は次の2つの方法により被検体のX線像を撮影
していた。
【0003】図5はその一例を示したものであり、ステ
ッピング撮影と言われている。ステッピング撮影は、被
検体に対してX線管及びX線カメラ装置をステップ移動
させるごとにX線を曝射して撮影を行うものである。図
6は、ステッピング撮影を採用して下肢全体をX線像を
取得する場合、実際にX線撮影される撮影範囲を示した
一例である。ステッピング撮影では、各撮影範囲の端部
が重なるように、一定の間隔をあけた位置毎に強度の大
きい(単位時間当りのX線量が多い)X線を曝射するこ
とによってX線像の撮影が行われる。
【0004】また、図7はほかの一例を示したものであ
り、Bolus Chasing 撮影と言われている。Bolus Chasin
g 撮影は、被検体110に対してX線管130及びI.
I.140を相対的に連続的に移動させながら強度の大
きいX線を曝射することによりX線像の撮影を行うもの
である。図8は、Bolus Chasing 撮影を採用して下肢全
体をX線像を取得する場合に、実際にX線撮影される撮
影範囲を示したものである。図8に示すようにBolus Ch
asing 撮影では、連続してコントラスト像の撮影が行わ
れる。
【0005】上述したいずれの場合も、サブトラクショ
ン像を図示しないディスプレイ上に表示することができ
る。一方、サブストラクション像を表示する場合は、図
5においては、X線撮影を行う位置(ステージの位置)
I〜IVそれぞれにおいて造影剤のない状態でマスク像を
撮影した後、造影剤のある状態でコントラスト像を撮影
する。この際、Cアームはステージ間をステップ移動す
る。そして両画像のサブトラクト処理を行いサブトラク
ション像を表示するようになっている。また、図7の場
合、造影剤ない状態でCアームを移動させながらBolus
Chasing 撮影してマスク像を得、さらに、造影剤のある
状態でCアームを移動させBolus Chasing 撮影してコン
トラスト像を得、得られた両画像をサブトラクト処理し
てサブトラクション像を表示するようになっている。
【0006】ところで、図5のようなステッピング撮影
を行なう場合、ステージの位置I〜IVの各ステージ間に
おける血流を追跡するためには、血流に先回りして(例
えば約20cm/sec 以上のスピードで)且つ血流速度を
予測してCアームを移動させることが要求される。しか
しながら、このようにCアームを高速に移動させ且つス
テージ位置のみで停止させる動作を実現するためには、
Cアームを移動・停止させる装置に高い性能が要求さ
れ、結果的に装置が大型化、コスト高になってしまう。
またステッピングで撮影では、ステージとステージの間
の血液(造影剤)の移動を見失うことになるので次に撮
影するステージで造影剤が流れているタイミングをつか
むことが難しいという欠点がある。
【0007】一方、図7に示すようなBolus Chasing 撮
影では、血流速度を予測して例えば2fps位のスピー
ドで連続してX線撮影を行うので、図8に示すようにX
線曝射回数が必然的に多くなり、患者に対する被曝線量
が増加してしまうと共に、X線管など装置への負担が多
くなっていた。
【0008】そこで、本発明は、上述の欠点に鑑み、従
来のステッピング撮影のようにステージを高速に移動さ
せることなく、またBolus Chasing 撮影のように撮影枚
数が多くないX線診断装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願請求項1の発明に係るX線診断装置は、被検体
に向けてX線を曝射するX線源と、前記被検体を透過し
た透過X線を検出するX線検出手段と、前記X線源と前
記X線検出手段とが前記被検体に対して所望の位置関係
となるように前記X線源と前記X線検出手段とのうち少
なくとも一方を保持する保持手段と、この保持手段と前
記被検体との位置関係が所定の位置関係になったとき、
前記X線検出手段の撮影範囲内にある前記被検体のX線
透視画像を取得する透視モードを一時的に前記被検体の
X線撮影画像を取得する撮影モードに切替える制御手段
とを具備することを要旨とする。
【0010】そして本願請求項1の発明に係るX線診断
装置によれば、被曝量の大きな撮影モードで被検体を撮
影するのは一時的であるので、従来のBolus Chasing 撮
影よりも被曝線量を軽減することができると共に、装置
への負担を軽減することができる。また、従来のDSA
ステッピングのように高いステージ停止精度でステージ
間を高速に移動させなくても良いので、装置を小型化す
ることができ、また血流を透視モードで見ながら追いか
けることができるので失敗することなく最適なタイミン
グでX線撮影を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の態様】本発明の実施の態様を図面を参照
して説明する。図1は、本発明のX線診断装置の一例を
示したものであり、その外観の概略を示している。この
X線診断装置は、X線管130、このX線管130に対
向配置されるX線カメラ装置140、X線管130とX
線カメラ装置140を所望の角度にしてこれらを支持す
るためのCアーム150、天板120を支持するための
カテーテル寝台160を備える。天板120は、被検体
110を載せて被検体を長手方向(図のX方向、X’方
向)に移動させるためのものである。X線管130は、
被検体110に向けてX線を曝射するためのものであ
る。X線カメラ装置140は、被検体110を透過した
X線像を光学像に変換するためのI.I.及びI.I.
から出力された光学像を電気信号に変換するTVカメラ
を有し、被検体110を透過したX線像を撮影するため
のものである。
【0012】Cアーム制御装置170は、Cアーム15
0を所定の角度に保持した状態で長手方向(図のX方
向、X‘方向)に移動させるものである。Cアーム制御
装置170は操作卓175からの指示によって被検体1
10に対するCアーム150の角度を電動で変化させ
る。またCアーム制御装置170は、操作卓175から
の指示によってCアーム150の長手方向の移動を所望
速度で制御することができる。これによって、被検体1
10に対するCアーム150(X線管130及びX線カ
メラ装置140)との相対的位置関係を所望速度で変化
させ、順次X線カメラ装置140の視野内にあるX線像
を撮影することができる。
【0013】操作卓175は、Cアーム制御装置17
0、X線制御装置180及びデジタル装置(画像処理装
置)190を操作するためのマンマシンインターフェイ
スである。この操作卓175は、Cアーム150の移動
に関する指示(移動方向、移動速度等)を行うためのジ
ョイスティック(図示せず)、いわゆるX線透視を行う
透視モードにするための透視SW175a、いわゆるX
線撮影を行う撮影モードにするための撮影SW175b
を有する。透視SW175aを押すと、単位時間当りの
X線強度(曝射量)の小さいX線によってX線透視像が
得られる。また撮影SW175bを押すと、単位時間当
りの曝射量の大きいX線によるX線撮影像が得られる。
そして操作卓175は、DA Bolus Chasing検査又はDSA
Bolus Chasing 検査を選択するためのDA/DSA切替SW
(図示せず)を有する。さらに、操作卓175は、X線
撮影位置(以下、ステージ位置という。)で取得された
全X線像の中から全ステージ位置のX線像を同時に表示
するか或は所望のステージ位置のみのX線像を表示する
か選択するための表示選択SW(図示せず)を有する。
すなわち表示選択SWは、例えば病変部位の存在する1
つのステージ位置のみのX線像を表示或は所望の3つの
ステージ位置のX線像を合成して表示するといった選択
をするものである。更に操作卓175は、撮影モードに
より最初にX線撮影を行うステージ(ステージI)位置
を指定する指定SWを有する。
【0014】ここで図2を用いて本X線診断装置の内部
構成について説明する。操作卓175は、X線撮影又は
X線透視のいずれかを実行させるためのモード指示をX
線制御装置180に出力する。また操作卓175は、C
アーム150の移動に関する指示をCアーム制御装置1
70に出力する。そして操作卓175は、ステージIの
指定位置をCアーム制御装置170に出力する。
【0015】X線制御装置180は、操作卓175から
のモード指示によってX線管130に与える管電流、管
電圧、曝射時間等を制御し、X線管130から曝射させ
るX線の曝射量を制御する。具体的に言うと、X線制御
装置180は、術者が透視SW175aを押すと透視モ
ード、撮影SW175bを押すと撮影モードになるよう
にX線の曝射量を制御する。
【0016】Cアーム制御装置170は、天板120
(被検体110)に対するCアーム150の位置情報を
検出するエンコーダを有する。そしてCアーム制御装置
170は、ステージIの指定位置情報とX線カメラ装置
140の撮影範囲とに基づいて撮影モードでX線撮影す
るステージ位置(例えばステージI〜ステージIVの位
置)を演算して求める。そしてCアーム制御装置170
は、エンコーダによりCアーム150が各ステージ位置
にきたことを検出すると、X線撮影が行われるようにト
リガー信号をX線制御装置180に出力する。そしてX
線制御装置180は、X線透視中にトリガー信号を受信
すると、透視モードから撮影モードに自動的に切替え
る。すなわちX線制御装置180は、トリガー信号を受
けると、撮影モードによりX線撮影するための曝射量の
大きいX線が曝射されるように自動的に管電流等、管電
流、及び曝射時間のうち少なくともいずれかを制御す
る。例えば、管電流を2mAから400mA、管電圧を
90kVから110kV、曝射時間を連続から100m
sに切替える。これにより、透視モードによるX線透視
が行われている際に、Cアーム150が各ステージ位置
にくると自動的に撮影モードによるX線撮影が行われ
る。
【0017】X線カメラ装置140は、I.I.の視野
内にある被検体110のX線像(血管造影像、コントラ
スト像、マスク像などの撮影画像や透視画像)を検出す
る。画像処理装置190は、X線カメラ装置140で検
出したX線像に所定の画像処理を施す。画像処理装置1
90は、DA/DSA切替SWにおいて選択された画像処理や
表示選択SWにて選択された所望の画像を合成する処理
を行う。具体的に言うと、画像処理とは、DA Bolus Cha
sing検査において血管造影剤を被検体に注入した状態の
DA像を生成するのための処理、DSA Bolus Chasing 検
査において血管造影剤を注入した状態のコントラスト像
から血管造影剤を注入しない状態のマスク像をサブトラ
クトしてDSA像(サブトラクション像)を生成するの
ための処理、ハードディスク195に保存された全X線
撮影像のうち所望のステージ位置のX線像を合成するな
どの処理である。
【0018】ハードディスク195は、画像処理装置1
90から与えられたコントラスト像、血管造影像、マス
ク像、サブトラクション像などのX線像を保存するため
のものである。モニタ194は、画像処理装置190に
て画像処理された透視画像や撮影画像などのX線像を表
示する。モニタ194は、例えば、DA Bolus Chasing検
査においてはステージ位置の血管造影像及びステージ以
外の位置の透視画像を表示し、DSA Bolus Chasing 検査
においてはステージ位置のコントラスト像又はマスク像
そしてステージ以外の位置の透視画像を表示する。また
モニタ194は、操作卓175の表示選択SWにより選
択された所望ステージの単独のX線撮影画像や全ステー
ジから所望の複数のステージのX線撮影画像を合成して
(例えば全ステージのX線撮影画像を合成して下肢全体
の画像)表示する。
【0019】このように構成されるX線診断装置の動作
を、下肢のDA Bolus Chasing検査、下肢のDSA Bolus Ch
asing 検査に適用した場合を例に挙げて以下に説明す
る。尚、図3は、被検体110に対するCアーム150
(X線管130及びX線カメラ装置140)の相対的位
置関係が変化したときに、曝射されるX線量の変化を示
したものである。また図3(a)において破線で描かれ
た円はX線管130及びX線カメラ装置140によるX
線撮影範囲を示し、図3(b)のI〜III はX線管13
0及びX線カメラ装置140によるX線撮影位置(ステ
ージ位置)を示し、図3(c)はステージI〜ステージ
III 及びこれらステージ以外でX線管130から曝射さ
れるX線の曝射量を示す。そして図4は、DA Bolus Cha
sing検査、及び下肢のDSA Bolus Chasing 検査のフロー
チャートを示したものである。
【0020】(下肢DA Bolus Chasing
検査)本装置による下肢DA Bolus Chasing検査は次のよ
うに行われる。まず、X線透視によってX線撮影を行う
全ステージの位置を決定する。例えば、各ステージ位置
は次のように決定する。最初にX線撮影を行うステージ
(ステージI)は、DA検査前にテスト用のX線透視行
って、透視画像中の所望位置をステージIとして指定S
Wにて指定することによって決定される。またステージ
II以降のステージ位置は、ステージIの指定位置情報と
X線TVカメラの撮影範囲とに基づいて演算することに
より求められ、決定する。
【0021】全ステージの位置が設定されると、血管造
影剤を被検体に注入する。次に、X線透視をしながら所
望の画像を作るのに必要な範囲(例えば腹部から足先ま
での下肢全体)についてCアームを所望の速度で移動さ
せる。この移動中、Cアームが各ステージ位置に位置す
るとX線透視は一時的にX線撮影に切替わる。このX線
撮影が実行された各ステージのX線画像はディジタル・
メモリに血管造影像(DA像)として保管される。そし
てディジタル・メモリに保管された各ステージのDA像
から所望のステージ位置の画像を読み出して表示する。
尚、所望のステージの画像が複数ある場合は複数のステ
ージ位置のX線像を合成して例えば下肢全体のDA像を
表示する。
【0022】このような下肢DA Bolus Chasing検査を実
現するために本装置は具体的には次のように動作する。
まず、操作卓175上に設けられたDA/DSA切替SWでDA
Bolus Chasing検査モードを選択する。続いて操作卓1
75を操作して、被検体110に対するCアーム150
の角度を調整する。この調整は、術者が操作卓175を
操作すると、その指示内容がCアーム制御装置170に
出力され、指示内容を受けたCアーム制御装置170が
Cアーム150を制御することにより行われる。
【0023】次に、術者は、操作卓175上の透視SW
175aを押して透視モードを選択する。透視SW17
5aが押された状態にあると、X線制御装置180によ
って比較的小さい管電流等がX線管130に供給され、
X線管130から被検体110に向けて曝射量の小さい
X線が曝射される。
【0024】被検体110を透過した透過X線はX線カ
メラ装置140でX線透視画像として検出され、画像処
理装置190に取り込まれ、モニタ194に表示され
る。術者は、このモニタ194の表示画像を参照して、
操作卓175に設けられたジョイスティック等を操作
し、Cアーム150を移動させる。ジョイスティックに
よりCアーム150を移動すると、それに伴ってモニタ
194に表示されるX線透視画像が移動する(step
1)。これを利用して、術者はジョイスティックを操作
してモニタ194に表示されるX線透視画像を移動さ
せ、診断上ステージIに好ましいと判断される透視画像
が表示されると指定SWを押す(step2)。ステー
ジIの位置を決定した位置情報はCアーム制御装置17
0に出力される。Cアーム制御装置170では、X線管
130及びX線カメラ装置140による撮影範囲とステ
ージIの位置情報に基づいてステージI以降にX線撮影
するステージ位置(図3ではステージII及びステージII
I の位置)を求める。このようにテスト用のX線透視に
よってX線撮影を行う全てのステージ位置を決定する
(step3)。
【0025】全ステージ位置を決定すると、術者はジョ
イスティック等を操作してCアーム150を所定の位置
(例えば検査開始位置の腹部)まで移動させる。次にカ
テーテルを被検体110内(例えば腹部の血管内)に挿
入し、血管造影剤をカテーテルの先端から血管内に注入
する(step4)。
【0026】このように各ステージ位置を決定し、造影
剤を被検体内に注入した後、透視モードによりX線透視
を行いながらCアーム150を検査開始位置から足先な
どの検査終了位置まで移動させる。術者としては、透視
SW175aを押すと共に、ジョイスティック等を操作
してCアーム150を血流速度に合わせて腹部から足先
まで移動させることになる(step5)。
【0027】この移動中に、被検体110とCアーム1
50とがステージI、II、III といった所定の位置関係
になったときに、トリガー信号がCアーム制御装置17
0からX線制御装置180に出力される。X線制御装置
180は、トリガー信号を受けると、X線管130に供
給される管電流等をX線透視を行った場合より大きくす
るよう制御する。これによりX線管130からは各ステ
ージ位置のみで透視モードより曝射量の大きな撮影モー
ド用のX線が曝射される(step6)。
【0028】各ステージ位置にて曝射され被検体110
を透過した透過X線は、X線カメラ装置140でX線撮
影画像として検出され、画像処理装置190に取り込ま
れる。画像処理装置190に取り込まれたX線撮影画像
は、モニタ194に表示されると共に、ハードディスク
195に保存される。こうして全ステージ位置(腹部か
ら足先までの下肢全体)の血管造影像を取得すると、術
者は表示選択SWを押して表示モードを選択する。表示
モードが選択されると、ハードディスク195に保存さ
れたX線撮影画像は画像処理装置190に供給される。
画像処理装置190では読み出したX線撮影画像に対し
合成等の画像処理を行い、モニタ194に出力する(s
tep7DA)。そしてモニタ194ではX線撮影した
全ステージの血管造影像の中から所望ステージの血管造
影像(図3では、例えばステージIIの血管造影像、ステ
ージI〜ステージIII の腹部から足先までの全撮影範囲
の血管造影像)を表示する(step8DA)。このよ
うにして本装置によりDA Bolus Chasing検査が行われ
る。
【0029】(下肢DSA Bolus Chasin
g検査)一方、本装置による下肢DSA Bolus Chasing 検
査は次のように行われる。まず下肢DSA Bolus Chasing
検査では、下肢DA Bolus Chasing検査同様に血管造影さ
れたX線像(コントラスト像)を取得する。すなわち透
視モードによりX線撮影を行うステージ位置を決定した
後各ステージ位置でX線撮影を行い、ディジタル・メモ
リに各ステージ位置の血管造影像(コントラスト像)を
保管する。次に血管造影剤を注入した状態でX線撮影を
行なった各ステージ位置において、血管造影剤を注入し
ない状態のX線撮影を行い、ディジタル・メモリにマス
ク像を保管する。その後、各ステージ位置で順次入力さ
れるコントラスト像と、このコントラスト画像に対応す
るステージ位置におけるマスク像とのサブトラクション
処理を実行して血管以外の画像を消去して、サブトラク
ション画像を得る。そして全ステージのサブトラクショ
ン像から所望のサブトラクション像(例えば下肢全体
像)をモニタに表示する。
【0030】このような下肢DSA Bolus Chasing 検査を
実現するために本装置は具体的には次のように動作す
る。まず、操作卓175上のDA/DSA切替SWでDSA Bolu
s Chasing 検査モードを選択する。続いてDA Bolus Cha
sing検査と同様に、被検体110に血管造影剤をした状
態で各ステージ位置でのX線撮影を行い、得られたコン
トラスト像をハードディスク195に保管する(ste
p1〜step6)。
【0031】つぎに、術者は造影剤がなくなるのを確認
して、操作卓175を操作してCアーム150を足先か
ら頭部方向(図1のX‘方向)に移動させる。これによ
り、Cアーム150を検査開始位置(例えば腹部)まで
戻す(step7DSA)。つづいて、操作卓175を
操作してCアーム150を頭部から足先方向(図1のX
方向)に移動させて、コントラスト像を取得した各ステ
ージ位置のみでX線撮影を行いX線像(マスク像)を取
得する。取得されたマスク像はハードディスク195に
保管される。尚、各ステージ位置は、コントラスト像を
撮影したときの条件をCアーム制御装置170に記憶さ
せておき、それと同じ条件となっている。これは、Cア
ーム制御装置170によりCアーム150がコントラス
ト像を取得したステージ位置に到達するとトリガー信号
をX線制御装置180に出力させ、X線管130から曝
射量の大きいX線を曝射するようにして達成される(s
tep8DSA)。
【0032】ハードディスク195に保管された各ステ
ージ位置のコントラスト像及びマスク像は、画像処理装
置190に読み出される。画像処理装置190では、各
ステージ位置のコントラスト像から対応するステージ位
置のマスク像をサブトラクションを行う。例えばステー
ジIIの位置のコントラスト像からステージIIのマスク像
をサブトラクション処理を実行してサブトラクション像
を得る(step9DSA)。その後、画像処理装置1
90は、操作卓175の表示選択SWからの指示によっ
て全ステージのサブトラクション像から所望のステージ
のサブトラクション像を合成しモニタ194に出力す
る。モニタ194では、画像処理装置190で処理され
たサブトラクション像を表示する(step10DS
A)。このようにして本装置によりDSA Bolus Chasing
検査が行われる。
【0033】このように本X線診断装置では、透視モー
ドで順次X線透視をしながら、被検体110とX線管1
30及びX線カメラ装置140との相対的位置関係を変
化させ(Cアーム150を移動させ)、ステージI、I
I、III 、IV・・といった所定の位置関係になったと
き、一時的に撮影モードによりX線撮影を行っている。
これにより被曝量の大きな撮影モードで被検体110を
撮影するのは一時的であるので、従来のBolus Chasngに
よる撮影よりも患者に与える被曝線量を軽減することが
できる。
【0034】また、本X線診断装置では、予め設定した
位置情報(ステージI、II、III 、IV)に基づいて、所
望範囲の下肢の画像を作るのに必要な位置でのみX線撮
影が行うことにより、不必要なX線撮影による撮影枚数
を減らすことができる。
【0035】そして、本X線診断装置では、撮影モード
でX線撮影するステージ位置をトリガー信号に依存させ
ることにより、術者の操作の負担を軽減することができ
る。特にDSA Bolus Chasing 検査において造影剤の注入
した状態のコントラスト像と造影剤を注入しない状態の
マスク像との同じステージ間における位置ずれがないの
で、サブトラクション像を得る為の2つのX線像間の位
置精度を向上させることができる。この位置精度の向上
により、X線像の位置ずれを修正する手間を省くことが
できる。
【0036】また、本X線診断装置では、従来のDSA
ステッピングのように高いステージ停止精度でステージ
間を高速に移動させなくても良いので、装置を小型化す
ることができる。
【0037】さらに、本X線診断装置では、DSA Bolus
Chasing 検査において、コントラスト像とマスク像を取
得する被検体110とX線管130及びX線カメラ装置
140との相対的位置関係(ステージの位置)が一致し
てれば良く、従来のBolus Chasing 撮影のように造影剤
のあるときとないときで同じスピードパターンを再現し
たり、コントラスト像を撮影するときに一定スピードで
ある必要がないので、システムを容易にすることができ
る。
【0038】そして本X線診断装置では、術者がモニタ
194を観察してCアーム150の移動速度を自在に変
化させながら造影剤を追いかけて行き、適切な撮影箇所
で自動的にX線撮影を行うことにより、血管内に狭搾な
どがあって造影剤の速度が変化した場合にも血管造影剤
により造影されないX線撮影が行われないということが
なくなる。
【0039】尚、この発明は、上記実施の態様に限定さ
れることなく、要旨を逸脱しない限り、種々の変更が可
能である。例えば、上記実施の態様では、被検体110
とX線管130及びX線カメラ装置140との相対的位
置関係を変化させるために、Cアーム150を移動させ
る例を説明したが、被検体110とX線管130及びX
線カメラ装置140との相対的位置関係を変化させれば
良いので、Cアーム150ではなく天板120を移動さ
せても良く、またCアーム150及び天板120の両方
を移動させても良い。
【0040】また上記実施の態様では、DSA Bolus Chas
ing において血管造影剤を注入した状態のコントラスト
像を取得した後、血管造影剤を注入しない状態のマスク
像を取得していたが、コントラスト像とマスク像を取得
するステージ位置を一致させれば良いので、マスク撮影
をした後コントラスト像を取得するようにしても良い。
これにより、造影剤がなくなるまでマスク撮影を待機し
なくてすむので、検査時間を短縮することができる。こ
の場合、Cアーム150を足先から頭部方向(図1のX
‘方向)へ移動させながら各ステージ位置のマスク像を
撮影し、Cアーム150を頭部から足先方向(図1のX
方向)へ移動させながら各ステージ位置のコントラスト
像を撮影するようにすればより一層検査時間を短縮する
ことができる。
【0041】そして上記実施の態様では、DSA Bolus Ch
asing 検査において、コントラスト像撮影後術者がマニ
ュアルによりCアームを移動させることによりマスク像
の撮影を行なっているが、コントラスト像を取得するス
テージの位置とマスク像を取得するステージの位置が一
致してれば良いので、コントラスト像撮影後、Cアーム
150をコントラスト像を撮影した移動方向と逆方向に
自動的に移動するようにしても良い。これにより、 DSA
Bolus Chasing検査にも関らずマスク像を取得し忘れる
ということがなくなる。
【0042】そして上記実施の態様では、被検体110
とX線管130及びX線カメラ装置140との相対的位
置関係を変化させるにあたり、術者が操作卓175上に
設けられたジョイスティックを操作してCアーム150
を電動で移動させていたが、術者がCアーム150を把
持して移動させることが可能な構成としても良い。
【0043】また、上記実施の態様では、X線撮影にお
けるX線曝射を各ステージ毎に1回ずつ行っているが、
各ステージ位置で1回に限らず連続して複数回X線曝射
を行っても良い。この場合、各ステージ位置で複数回撮
影されたX線像の中から所望のX線像を選択且つ表示可
能な構成にすることが望ましい。これにより、ステージ
Iの位置設定をあまり正確にする必要がなくなり術者の
負担を軽減できる。そして所定ステージ位置より多少ず
れた位置で複数枚のX線像を取得したいという術者のニ
ーズにも応えることができる。
【0044】さらに、上記実施の態様では、DA又はD
SA検査前にテスト用のX線透視を行ってステージIの
位置を指定し、ステージIの位置情報と撮影範囲に基づ
いてステージII以降のステージ位置を求め全ステージ位
置を決定した例を説明したが、DA又はDSA検査前に
ステージIの位置を決定しなくとも良い。すなわちDA
検査又はDSA検査中において1回目のX線撮影を行っ
た位置をステージIとし、1回目のX線撮影位置と撮影
範囲に基づいてステージII以降のステージ位置を求めて
も良い。
【0045】この場合、図9に示すようにX線診断装置
は動作させる。ここでは、DA検査を例にとって説明
し、DSA検査についての説明は省略する。まず被検体
110に血管造影剤を注入する(step1)。続いて
透視SWとジョイスティックを操作してX線透視を行い
ながらCアーム150を移動させる(step2)。術
者はモニタ194を観察してステージIの位置において
造影剤が行き渡ることを確認できたら、透視SW175
aをリリースすると共に撮影SW175bを押して透視
モードから撮影モードに切替える。この際、X線撮影を
行ったステージIの位置情報はCアーム制御装置170
に出力され、Cアーム制御装置170においてステージ
Iの位置情報と撮影範囲とに基づいてステージII以降の
位置を演算する。Cアーム制御装置170は、求めたス
テージ位置(ステージII〜最終ステージ)にCアーム1
50が到達した時にトリガー信号をX線制御装置180
に出力する。一方、撮影モードによりX線撮影されたス
テージIのX線像はハードディスク195に保管され
る。こうしてステージIでのX線撮影を終了すると、術
者は撮影SW175bをリリースし透視SW175aを
押す。そしてX線透視をしながらジョイスティックによ
り血流の移動に対応させてCアーム150を移動させ
て、上記実施装置と同様にステージII以降のX線像を得
る(step3)。そして画像処理装置190で所定の
画像処理を行い(step4)、モニタ194にDA像
を表示する(step5)。この様に予め設定するステ
ージ位置について、検査前に全ステージ位置を設定する
のではなく、検査中に実際X線撮影したステージ位置と
撮影範囲とに基づいて当該ステージの後にX線撮影する
ステージ位置を設定することにより、検査前のX線透視
を行わなくてよいので上記実施装置と比して検査時間を
短縮することができる。
【0046】また上記実施の態様では、ステージI、I
I、III 、IVといった所定の位置関係になったときに自
動的に透視モードから撮影モードに切替わる例を説明し
たが、これに加え、撮影SW175bを押すとステージ
位置以外の場所でもX線撮影を行うことができる構成に
しても良い。これにより、下肢全体のつなぎあわせのX
線像だけでなく、術者のニーズに応じたX線像について
もX線撮影をしないで取得することができる。
【0047】そして上記実施の態様では、演算したステ
ージ位置に基づいて透視モードから撮影モードに一時的
に切替わる例を説明したが、これに加え又はこれに代え
て、ステージ位置を演算した演算結果に基づいてステー
ジ位置を術者に報知する報知手段を備えても良い。報知
手段としては、モニタ194にステージ位置を示す表示
したり或は「X線撮影をして下さい」「X線撮影中で
す」などの文字でX線撮影の警告を表示したり、X線撮
影を行うタイミングで音を発生するなどがある。これに
より、ステージ位置において撮影モードでX線撮影がさ
れていないといった故障等を知ることができる。またこ
の場合、術者はX線撮影タイミングを知る事ができるの
で、自動撮影の故障があったとしても、撮影SW175
bを押して手動でX線撮影を行うことも可能である。
【0048】また上記実施の態様では、X線カメラ装置
140の検出器として検出面が円状のI.I.を採用し
た例について説明したが、検出面が四角形の平面検出器
を採用しても良い。これにより、I.I.とほぼ同じ検
出面を有する平面検出器を使用してX線撮影を行って
も、平面検出器の検出面が四角状であるため撮影範囲の
端部を重ねあわせる部分が少なくなり、X線撮影回数を
減らすことができ、ひいては術者に与える被曝線量を少
なくすることができる。
【0049】また上記実施の態様では、X線管130を
被検体110の背面側(天板120側)、I.I.を被
検体110の正面側に配置したCアーム150を例に説
明したが、この配置関係は逆でもよい。X線管130を
被検体の正面側、I.I.を被検体の背面側に配置する
Cアームによれば、従来のように比較的大きいI.I.
が被検体110の腹部に接触する可能性が低くなるの
で、安全性を向上させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、被
曝量の大きな撮影モードで被検体を撮影するのは一時的
であるので、従来のBolus Chasing による撮影よりも被
曝線量を軽減することができると共に、装置への負担を
軽減することができる。また、従来のDSAステッピン
グのように高いステージ停止精度でステージ間を高速に
移動させなくても良いので装置を小型化することができ
る。さらに血流を透視モードで見ながら追いかけること
ができるので、最適のタイミングで失敗することなくX
線撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線診断装置の外観の概略を示す図。
【図2】X線診断装置のブロック図。
【図3】X線撮影を行うステージ位置と曝射量の変化を
示した図。
【図4】DA Bolus Chasing検査及びD
SA Bolus Chasing検査のフローチャー
トを示した図。
【図5】被検体に対してX線管及びX線カメラ装置をス
テップ移動させてX線撮影を行う様子を示した図。
【図6】ステッピング撮影による撮影範囲を示した図。
【図7】被検体に対して連続的に移動させてX線像の撮
影を行う様子を示した図。
【図8】従来のBolus Chasing撮影による
撮影範囲を示した図。
【図9】DA Bolus Chasing検査及びD
SA Bolus Chasing検査のフローチャー
トを示した図。
【符号の説明】
110 被検体 130 X線管 140 X線カメラ装置 150 Cアーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に向けてX線を曝射するX線源
    と、 前記被検体を透過した透過X線を検出するX線検出手段
    と、 前記X線源と前記X線検出手段とが前記被検体に対して
    所望の位置関係となるように前記X線源と前記X線検出
    手段とのうち少なくとも一方を保持する保持手段と、 この保持手段と前記被検体との位置関係が所定の位置関
    係になったとき、前記X線検出手段の撮影範囲内にある
    前記被検体のX線透視画像を取得する透視モードを一時
    的に前記被検体のX線撮影画像を取得する撮影モードに
    切替える制御手段とを具備するX線診断装置。
  2. 【請求項2】 前記X線撮影画像を取得するための少な
    くとも1つの撮影位置を指定する指定手段を具備し、 前記制御手段は、前記X線源と前記X線検出手段が前記
    指定手段にて指定された撮影位置に到達したときに、前
    記透視モードを前記撮影モードに自動的に切替えること
    を特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、造影剤を注入したとき
    の前記X線撮影画像と前記造影剤がないときの前記X線
    撮影画像との差分からサブトラクション像を得る画像処
    理手段を具備することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のX線診断装置。
  4. 【請求項4】 前記X線撮影画像を最初に取得する第1
    の撮影位置を指定する第1の指定手段と、この第1の指
    定手段により指定された第1の撮影位置と前記撮影範囲
    とに基づいて前記第1の撮影位置を除く撮影位置を求め
    る演算手段とを具備し、 前記制御手段は、前記演算手段により求められた演算結
    果に基づいて前記透視モードを前記撮影モードに切替え
    ることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のX線診
    断装置。
  5. 【請求項5】 前記演算結果に基づいて、前記X線撮影
    画像を取得するタイミングを報知する報知手段を具備す
    ることを特徴とする請求項4記載のX線診断装置。
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