JP5134873B2 - X線透視撮影装置 - Google Patents

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本発明は、撮影と透視とを切り替えて行うことができるX線透視撮影装置に関する。
医療現場において、撮影と透視とを切り替えて行うことができるX線透視撮影装置が用いられている。そのような装置の中でも、複数のディスプレイを備え、各ディスプレイに異なる撮影画像を表示する装置がある(類似の技術として特許文献1)。例えば、消化管検査において、病変部位を1枚撮影したのちに、透視を経て、体位を変更してからさらに撮影する場合などに、2つのディスプレイのうち、第一ディスプレイ(第一表示手段)に現在の透視画像を表示すると共に、第二ディスプレイ(第二表示手段)に体位変更前の撮影画像を表示する。その場合、体位変更前の撮影画像を参照しながら体位変更後の撮影を行うことができるため、撮影作業をスムーズに行うことができる。
このような表示は、通常、次のようになされている。まず、既に撮影された撮影画像を記憶手段に保存しておく。また、第一ディスプレイには、現在の透視または撮影画像が表示されるようにしておく。そして、オペレータのボタン操作などにより、記憶手段に保存されている過去の撮影画像を読み出し、その中から所望の撮影画像(体位変更前の撮影画像)を選択して、選択された画像を第二ディスプレイに表示させる。
特開平6−165774号公報
しかし、従来のX線透視撮影装置は、オペレータの操作により、はじめて過去の撮影画像を第二ディスプレイに表示させることができる。また、このディスプレイへの過去の撮影画像の表示は、過去に撮影した複数の画像が同時に表示されるため、その中から所望の画像をオペレータが選択しなければならず、この選択作業も煩雑である。その結果、過去の撮影画像を見たいときに、その画像を迅速に表示させることができず、さらなる操作性の改善が望まれていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の表示手段を備えるX線透視撮影装置において、オペレータが格別の操作を行わなくても、過去のX線画像データ(撮影または透視画像データ)を自動的に一方の表示手段に表示させることができるX線透視撮影装置を提供することにある。
本発明X線透視撮影装置は、被検体にX線を照射するX線発生部と、被検体を透過したX線を画像データとして検出するX線検出部とを備え、撮影と透視とを切り替えて行うことができるX線透視撮影装置である。そして、撮影と透視の各画像データを記憶する記憶手段と、撮影または透視動作により取得された画像データを表示する第一表示手段と、撮影または透視動作に基づくトリガ信号に応じて、記憶手段から読み出した撮影または透視の画像データを表示する第二表示手段とを備えることを特徴とする。
より具体的には、この装置は、撮影と透視の各画像データを記憶する記憶手段と、第一表示手段と、第二表示手段とを備える。そして、現在行われている撮影または透視の画像データを第一表示手段に表示させ、撮影または透視動作に基づくトリガ信号に応じて、記憶手段から読み出した過去の撮影または透視の画像データを第二表示手段に表示させる表示制御手段とを備える。
この構成によれば、撮影または透視動作に基づくトリガ信号に応じて、自動的に第二表示手段に過去の撮影または透視画像データを表示することができる。そのため、例えば、直前に撮影された画像データを第二表示手段に表示させ、その直前画像を参照しながら、第一表示手段を用いて透視を行うことなどが効率的に可能になる。
本発明装置の一形態としては、前記トリガ信号が、ある撮影の直後に行われる透視の開始信号であることが好ましい。
この構成によれば、ある撮影の直後に透視が開始されたことをトリガ信号として、過去の撮影画像(例えば直前の撮影画像)を第二表示手段に表示することができ、オペレータが過去の撮影または透視画像を確認するのに格別の作業を必要としない。
本発明装置の一形態としては、前記トリガ信号が、ある撮影の終了後、一定時間経過後に出力される信号であることが好ましい。
この構成においても、ある撮影の終了後、一定時間経過後に出力される信号をトリガ信号とすることで、オペレータが過去の撮影または透視画像を確認するのに格別の作業を必要としない。
本発明装置の一形態としては、前記第二表示手段に表示される過去の撮影または透視の画像データを、現在行われている撮影または透視の直前の撮影データとすることが挙げられる。
現在行われている撮影または透視動作の直前の撮影画像データは、特に消化管検査、IVR(Interventional Radiology)、ERCP検査(内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査)などにおいて、現在の撮影または透視動作の参考になることが多く、直前の撮影画像データが確認できれば、検査・施術の効率的な遂行に寄与できる。
本発明装置の一形態としては、第二表示手段に表示されている過去の撮影または透視の画像データを、新たな撮影または透視の開始に関わらず第二表示手段に表示させ続ける参照データ保持部を備えることが挙げられる。
この構成によれば、順次新たな撮影または透視が開始されても、過去の特定の撮影または透視画像データを第二表示手段に表示させ続けることができる。そのため、過去の特定の撮影または透視画像データを参照用として、その後の撮影または透視を行うことができる。
参照データ保持部を備える本発明装置の一形態としては、前記参照データ保持部により第二表示手段に表示が保持されている撮影または透視の画像データを、現在行われている撮影または透視の直前の撮影または透視データに更新するデータ更新部を備えることが挙げられる。
この構成によれば、第二表示手段に表示され続けている過去の特定の撮影または透視画像データを、現在行われている撮影または透視動作の直前の撮影または透視画像データに自動的に更新することができる。そのため、撮影または透視の進行に伴い、参照用の画像データをより新しいものに切り替えたい場合に、この切替動作を効率的に行うことができる。
本発明装置の一形態としては、第一表示手段と第二表示手段を、異なるディスプレイとすることが挙げられる。
この構成によれば、複数のディスプレイのうち、一方のディスプレイに現在の撮影または透視画像データを表示し、他方のディスプレイに過去の撮影または透視画像データを表示することができる。そのため、両者を見比べて効率的な撮影・透視作業を行うことができる。
本発明装置の一形態としては、第一表示手段と第二表示手段を、同じディスプレイに表示される複数の画面領域とすることが挙げられる。
この構成によれば、一つのディスプレイに、第一・第二表示手段となる複数の画面領域を表示することができる。そのため、単一のディスプレイで、ある画面領域に現在の撮影または透視画像データを表示し、他の画面領域に過去の撮影または透視画像データを表示することができる。
本発明のX線透視撮影装置は、複数の表示手段を備えるX線透視撮影装置において、オペレータが格別の操作を行わなくても、過去のX線画像データを自動的に第二表示手段に表示させることができる。
(実施例1)
本発明の実施例について図を用いて説明する。図1は本発明実施例装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
[X線透視撮影装置の構成]
このX線透視撮影装置は、X線による透視と撮影が可能であり、透視撮影台1と操作卓2とを有する。
透視撮影台1は、被検体Pを載せる天板10、被検体にX線を照射するX線発生部20、および、被検体Pを透過したX線を検出するX線検出部30を備える。
天板10は、図示しない架台に支持されている。架台は、天板10を起倒、昇降することができ、検査・手技に合わせて天板の傾きや高さを調整することができる。また、天板10は、その長手方向及び幅方向にスライドすることも可能である。これらの動作は、操作卓2からの指令により、位置制御部40を介して制御される。
X線発生部20は、図示しない支柱に支持されており、高電圧装置21から所定の電圧が印加されることでX線を発生するX線管22と、X線の照射野を調整するX線可動絞り23とを有する。X線発生部20は、上下動、左右動、前後動が可能で、位置制御部40の制御により、被検体Pに対する位置を可変することができる。X線の照射条件は、操作卓2を介して設定され、その設定条件に応じた管電圧や管電流をX線管22に対して供給するよう、X線制御部45により制御される。また、X線可動絞り23の開閉も位置制御部40からの天板10、X線発生部20、X線検出部30の位置情報に応じて絞り制御部50により制御される。
X線検出部30は、天板10を支持する架台に収納されており、被検体Pを透過したX線の強度分布を画像データに変換する。ここでは、X線検出部30としてFPD(Flat panel detector)を用いているが、その他に、I.I.(X-ray image intensifier)とCCDカメラを組み合わせたものを用いることができる。X線検出部30も、X線発生部20に対向した状態で天板10に対して上下動、左右動、前後動が可能であり、位置制御部40からの信号により駆動される。
このX線検出部30で検出された画像データは、A/D変換部55でデジタルデータに変換され、画像処理部60で公知の画像処理が行われる。画像処理が行われた画像データは、メモリ65(記憶手段)に記憶される。そして、後述する表示制御手段70の制御により、メモリ65から所定の画像データを読み出し、D/A変換部75でアナログデータに変換してから、現在行われている透視または撮影画像データを第一ディスプレイ210に、直前の撮影画像データを第二ディスプレイ220に表示させる。これらの画像データは、透視では動画として、撮影では静止画として表示される。
なお、本例のX線透視撮影装置は、常に、第一ディスプレイに現在の透視・撮影画像データが表示され、第二ディスプレイに直前の撮影画像データが表示される態様に限定されるわけではない。さらに両ディスプレイに同じ画像(現在撮影中の画像データか過去の画像データかは問わない)を表示することができ、複数人が同じ画像を観察できるようにしてもよい。或いは、第一ディスプレイと第二ディスプレイに異なる画像データが表示されるが、いずれも過去の異なる画像データであっても構わない。つまり、第一ディスプレイに現在の透視・撮影画像データを表示し、第二ディスプレイに過去の透視・撮影画像データが表示できる機能を備えていれば、他の態様で画像データを表示できても構わない。
一方、操作卓2は、第一・第二の2つのディスプレイ210、220と入力装置とを備える。第一ディスプレイ210は、現在行われている透視または撮影の画像データを表示し、第二ディスプレイ220は、後述する制御により、直前の撮影画像を表示する。入力装置としては、スイッチ、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチパネルなどの各種デバイスが挙げられる。入力装置から操作コマンドが入力されると、その信号に応じて、各部の位置制御や撮影条件制御が実行される。
[X線透視撮影装置の動作手順]
ここで、上記の装置を用いて透視と撮影を交互に繰り返し行った場合について、透視と撮影のタイミングと、各ディスプレイに表示される画像データの対応関係を、図2を用いて説明する。
図2の最上段のタイミングチャートは撮影時にX線が曝射されるタイミングを示し、次段のタイミングチャートは透視時にX線が曝射されるタイミングを示す。また、最下段は第一ディスプレイに表示される画像データの種類を示し、その上段は第二ディスプレイに表示される画像データの種類を示す。また、「撮影」と「透視」の後に表示される数字は、撮影または透視の回数を示す。
現在、3回目の撮影と透視に続いて4回目の撮影が行われているとする。その場合、第一ディスプレイには、4回目の撮影の開始から次に行われる4回目の透視が開始されるまでの間、4回目の撮影画像データが表示される。このとき、第二ディスプレイには、前回の撮影画像データ、つまり3回目の撮影画像データが表示されている。そのため、4回目の撮影時、3回目の撮影画像を参照しながら行うことができる。
次に、4回目の透視が開始された際、その開始信号をトリガ信号として、第二ディスプレイの表示を4回目の撮影画像データに切り替える。4回目の透視の開始信号は、X線制御部から表示制御手段に入力され、表示制御手段は、メモリより4回目の撮影画像データを読み出して、その画像データを第二ディスプレイに表示させる。そのとき、第一ディスプレイには、4回目の透視画像データが表示される。これにより、4回目の透視時、4回目の撮影画像データを参照しながら行うことができる。
4回目の透視が終了後、第一ディスプレイには、LIH(Last image hold)機能により、最後に表示した画像が表示される。
次に5回目の撮影が開始されると、第一ディスプレイには、5回目の撮影画像データが表示される。その間、第二ディスプレイには、4回目の撮影画像データが表示されたままである。
さらに5回目の透視が開始されると、第一ディスプレイには、5回目の透視画像データが表示される。同時に、5回目の透視の開始をトリガ信号として、第二ディスプレイの表示画像データは、5回目の撮影画像データに更新される。そして、5回目の透視が終了すると、第一ディスプレイには、LIH機能により最後に表示した画像が表示され、以下撮影と透視が繰り返されるたびに同様の動作が行われる。
この各ディスプレイにおける表示状態を示すと、図3のようになる。ここでは、透視を先に行うパターンを示す。透視と撮影は、検査手技に応じてどちらが先でもよい。また、図の左側に現在行われている透視または撮影動作の時間経過に伴う変遷を示し、n回目の透視の画像データをFnで、n回目の撮影の画像データをRadnで示している。この図に示すように、第一ディスプレイには、常時現在行われている透視または撮影の画像データが表示される。これに対して、第二ディスプレイには、現在の動作がn回目の撮影の場合、n-1回目の撮影画像データが表示され、次のn+1回目の透視が開始されると、その透視の開始をトリガ信号として、n回目の撮影の画像データが表示される。
このように、本発明装置によれば、第一ディスプレイで、ある透視画像データを観察しながら、第二ディスプレイに表示される前回の撮影画像データを参照することができる。また、第一ディスプレイである撮影画像データを観察しながら、第二ディスプレイに表示される前回の撮影画像データを参照することができる。
そのため、以下のように、実際の検査・施術場面で効率的な観察を行うことができる。例えば、ディスプレイの画面を複数コマに分割し、各コマが順次うまっていくように撮影画像が表示されていく
分割撮影を行う場合には、直前の撮影画像データが第二ディスプレイに表示されていれば、分割撮影がどこまで撮影されているかが一目瞭然である。また、通常の撮影手技においても、病変部位が存在し、当該病変部位を1枚撮影した後に、体位を変更して撮影する場合、第二ディスプレイに表示された体位変更前の撮影画像データを参照しながら、第一ディスプレイを用いて透視を行うことで、後に行う体位変更後の撮影をスムーズに実行することができる。その他、ERCP検査において、透視下で内視鏡を体内で進める場合には、第二ディスプレイに表示された直前の撮影画像データを参考にしながら、第一ディスプレイを用いて透視を行なうことで、安全に検査を進めることができる。
なお、上記の実施例では、トリガ信号として、次の透視の開始信号を用いたが、その代わりに、ある回の撮影が終了してから一定時間経過後に出力される信号をトリガ信号としてもよい。その場合でも、トリガ信号により、前回の撮影画像データを自動的に第二ディスプレイに表示させるように制御することができる。その他、本例では、2つのディスプレイを用いたが、一つのディスプレイに第一表示手段に相当する画面領域と第二表示手段に相当する画面領域を確保し、一方の画面領域に現在の撮影または透視による画像データを表示し、他方の画像領域に直前の撮影画像データを表示するようにしてもよい。さらに、上記の実施例1では、第二ディスプレイに表示される画像データを直前の撮影画像データとしたが、これを過去の透視画像データとしてもよい。これらの変形例は、後述する他の実施例にも適用できる。
(実施例2)
次に、図4、図5を用いて、実施例1とは異なる本発明実施例装置を説明する。この装置は、第二ディスプレイに表示される過去の撮影画像データを、撮影・透視の進行に関わらず、特定の撮影画像データに保持する参照データ保持部230を備える点で実施例1の装置と相違し、他の構成は実施例1の装置と共通する。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
図4に示すように、本例の装置では、操作卓2に参照データ保持部230のON/OFFスイッチが設けられ、オペレータによる同スイッチの操作により、表示制御手段70を介して、第二ディスプレイ220に表示される過去の撮影画像データを特定の撮影画像データに保持することができる。
例えば、図5に示すように、…4回目の透視→4回目の撮影→5回目の透視→5回目の撮影→6回目の透視…と本例の装置が動作されるとする。本例の装置でも、第一ディスプレイには、現在の透視または撮影の画像データが表示され、第二ディスプレイには、原則として、現在の動作の直前における撮影画像データが表示されて、この点は、実施例1と同様である。
ここで、5回目の撮影時に参照データ保持部のスイッチがONされたとする(参照固定ON)。すると、本来であれば、6回目の透視が開始された際、第二ディスプレイは、4回目の撮影画像データから5回目の撮影画像データに更新表示されるはずであるが、参照データ保持部の制御により、第二ディスプレイの表示画像は4回目の撮影画像データに保持され続けることになる。そのため、オペレータは、6回目の透視においても、4回目の撮影画像を参照しながら透視を行うことができる。その後、前記スイッチがOFFにされると、参照データの保持機能は解除され、第二ディスプレイには、現在の撮影または透視動作の直前の撮影画像データに更新表示される。
(実施例3)
次に、図6、図7を用いて、実施例1とは異なる本発明実施例装置を説明する。この装置は、実施例2の参照データ保持部に加え、データ更新部を備える点で実施例2の装置と相違し、他の構成は実施例2の装置と共通する。以下、実施例2との相違点を中心に説明する。
図6に示すように、操作卓2には、データ更新部240のスイッチが設けられ、このスイッチのON/OFF動作ができるようにされている。このデータ更新部240は、参照データ保持部230により一旦第二ディスプレイ220に表示される過去の画像データが保持されている場面で、この過去の画像データを現在の動作の直前の撮影画像データに更新し、さらにその更新した画像データを第二ディスプレイ220に表示させ続けるよう表示制御手段70を制御する。換言すれば、データ更新部240の機能は、参照データ保持部230のスイッチがONされて、一旦第二ディスプレイ220に保持する画像データが決められた後、このスイッチをOFFにして再度ONにする機能に相当するといえる。
このデータ更新部240の動作を図7に基づいて説明する。ここでも、実施例2と同様に、…4回目の透視→4回目の撮影→5回目の透視→5回目の撮影→6回目の透視…と本例の装置が動作され、5回目の撮影時に参照データ保持部のスイッチがONされたものとする(参照固定ON)。そのため、6回目の透視以降で、第二ディスプレイには、4回目の撮影画像データが表示され続けることになる。
その後、6回目の撮影→7回目の透視→7回目の撮影→8回目の透視…が行われる。その際、6回目の撮影時にデータ更新部のスイッチがONされるとする(参照更新ON)と、第二ディスプレイの表示内容が更新される。つまり、7回目の透視が開始された際、その開始信号をトリガとして、第二ディスプレイには前回の撮影画像データ、つまり6回目の撮影画像データが更新表示されることになる。但し、8回目の透視が開始されても、第二ディスプレイには、6回目の撮影画像データが表示され続け、7回目の撮影画像データが表示されるわけではない。なお、図7において、第二ディスプレイの表示内容の右側に括弧書きされている「Rad5」や「Rad7」は、「参照固定ON」や「参照更新ON」にしなかった場合に第二ディスプレイに表示される画像データを示している。
このようにデータ更新部を備えることで、一旦固定された第二ディスプレイの表示内容を、直前の撮影画像データに更新し、かつ更新後の画像データを表示し続けることができる。そのため、撮影および透視の進行に関わらず、一旦ある撮影画像データを第二ディスプレイで参照し続けながら、必要に応じて、保持された撮影画像データを更新し、新たな撮影画像データを参照して、第一ディスプレイでの透視および撮影を進めることができる。
そして、データ更新部のスイッチをOFFにすると、現在の動作の直前における撮影画像データが第二ディスプレイに表示され、その後の透視の開始に伴って、順次撮影画像データが更新され続けることになる。
本発明のX線透視撮影装置は、複数の表示手段を備え、過去の撮影または透視画像データを参照しながら現在の撮影または透視画像データを確認できるため、消化管検査、IVR、ERCP検査用などの装置として好適に利用できる。
実施例1に係る装置の概略機能ブロック図である。 実施例1に係る装置の撮影および透視のタイミングと各ディスプレイに表示される画像データとの対応関係を示すタイミングチャートである。 実施例1に係る装置における各ディスプレイの表示内容の変遷を示す説明図である。 実施例2に係る装置の概略機能ブロック図である。 実施例2に係る装置における各ディスプレイの表示内容の変遷を示す説明図である。 実施例3に係る装置の概略機能ブロック図である。 実施例3に係る装置における各ディスプレイの表示内容の変遷を示す説明図である。
符号の説明
1 透視撮影台
10 天板
20 X線発生部 21 高電圧装置 22 X線管 23 X線可動絞り
30 X線検出部
40 位置制御部 45 X線制御部 50 絞り制御部
55 A/D変換部 60 画像処理部 65 メモリ 70 表示制御手段
75 D/A変換部
2 操作卓
210 第一ディスプレイ 220 第二ディスプレイ
230 参照データ保持部 240 データ更新部

Claims (7)

  1. 被検体にX線を照射するX線発生部と、被検体を透過したX線を画像データとして検出するX線検出部とを備え、撮影と透視とを切り替えて行うことができるX線透視撮影装置であって
    影または透視動作により取得された画像データを表示する第一及び第二の表示手段を有し、前記撮影動作により取得した撮影画像データを前記第一表示手段に表示した状態において、前記透視動作を行なった際、前記第一表示手段に表示した撮影画像データは、前記第二表示手段に表示し、前記透視動作により取得した透視画像データは、前記第一表示手段に表示することを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 前記透視動作により取得した透視画像データを前記第一表示手段に表示した状態において、前記撮影動作を開始した際、前記前記第一表示手段は、前記透視画像データに代り、該撮影動作により取得した撮影画像データを表示し、前記第二表示手段に表示している前記撮影画像データは該表示を保持することを特徴とする請求項1に記載のX線透視撮影装置。
  3. 前記撮影動作により取得した撮影画像データを記憶する記憶手段を有し、前記第二表示手段により表示した撮影画像データは、前記記憶手段に記憶した撮影画像データであることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線透視撮影装置。
  4. 新たな撮影または透視動作による画像データの取得に関わらず、第二表示手段に表示されている撮影画像データの表示を保持させる参照データ保持部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のX線透視撮影装置。
  5. 前記参照データ保持部により第二表示手段に表示が保持されている撮影画像データを、最後に取得された撮影画像データに入れ替えるデータ更新部を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のX線透視撮影装置。
  6. 前記第一表示手段と前記第二表示手段が異なるディスプレイであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のX線透視撮影装置。
  7. 前記第一表示手段と前記第二表示手段は、同じディスプレイに表示される複数の画面領域であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のX線透視撮影装置。
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