JP2011172603A - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線画像検出器に保存された複数のデジタル画像データの送信の順序を、操作者がコンソールを操作することにより適切に変更することが可能な放射線画像撮影システムを提供する。
【解決手段】放射線画像撮影システム1は、登録された撮影オーダ情報とデジタル画像データとを対応付けるコンソール7と、コンソール7から送信された撮影オーダ情報に基づいてデジタル画像データを生成し、デジタル画像データのコンソール7への送信を制御する制御手段26を備える放射線画像検出器2とを備え、コンソール7は、指定された放射線画像検出器2に対して、デジタル画像データの送信の順序を指定する送信指令を撮影オーダ情報に関連付けて送信し、放射線画像検出器2の制御手段26は、撮影順にかかわらず、撮影オーダ情報に関連付けられた送信指令に従った順序でデジタル画像データをコンソール7に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線画像撮影システムに関するものである。
病気診断等を目的として、X線画像に代表される放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。こうした医療用の放射線画像は、従来からスクリーンフィルムを用いて撮影されていたが、放射線画像のデジタル化を図るために輝尽性蛍光体シートを用いたCR(Computed Radiography)装置が開発され、最近では、さらに、照射された放射線を2次元的に配置されたフォトダイオード(光電変換素子)等の放射線検出素子で検出してデジタル画像データとして取得する放射線画像検出器が開発されている。
このタイプの放射線画像検出器はFPD(Flat Panel Detector)として知られており、従来からブッキー装置と一体的に形成されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。また、近年、放射線検出素子等を筐体に収納して可搬型とし、ブッキー装置に装填して用いたり、或いはブッキー装置に装填せずに単独の状態で用いる可搬型の放射線画像検出器が開発され、実用化されている(例えば特許文献2参照)。
このような放射線画像検出器では、各放射線検出素子で検出したデジタル画像データを装置内の制御部や外部コンピュータ(以下、コンソールという。)に送り、画像化されて診断等に用いられる。しかし、放射線画像検出器が高精細化するほど、放射線画像検出器の画素数(すなわち放射線検出素子の数)が多くなり、1枚のデジタル画像データあたりの画素データの数が非常に多くなるため、デジタル画像データの送信時間が長くなる傾向がある。
そのため、放射線技師や医師等の操作者が撮影画像中での被写体の撮影位置が適切であるか等を早期に確認して再撮影が必要か否かを早期に判断すること等を目的として、元のデジタル画像データから所定の割合で画素(すなわち放射線検出素子から出力された画素データ)を間引いてデータ量を減少させた間引き画像データを生成し、先に間引き画像データをコンソール等に短時間で送ることが行われている(例えば特許文献3〜5等参照)。そして、操作者が間引き画像データに基づく間引き画像をコンソール等の画面上で確認して適切であると判断した場合に、改めて放射線画像検出器から元のデジタル画像データ(rawデータともいう。)をコンソール等に送信させる。
一方、放射線画像検出器では、輝尽性蛍光体シートを用いたCR装置の場合と異なり、撮影したデジタル画像データを記憶手段に保存することが可能である。そのため、CR装置に用いられるCRカセッテのように放射線画像撮影ごとにシートに励起光を照射してデータを読み出す必要がなく、複数のデジタル画像データを記憶手段に保存しておき、事後にデータを読み出すことができる。
そこで、撮影したデジタル画像データに患者IDや部位情報等のヘッダ情報を付し、それぞれヘッダ情報が付された複数のデジタル画像データを放射線画像検出器の記憶手段に保存して一括管理することが提案されている(特許文献6参照)。また、放射線画像検出器の記憶手段に保存されている複数のデジタル画像データをコンソール等に送信する際に、複数のデジタル画像データを、それらが撮影された順番に送信するだけでなく、放射線画像検出器側でその送信の順序を変更するように構成することが提案されている(特許文献7参照)。
特開平9−73144号公報 特開2006−058124号公報 特開平7−246199号公報 特開2002−330429号公報 特開2005−13310号公報 特開2004−180931号公報 特開2004−180931号公報 特開2000−217805号公報
ところで、放射線画像検出器が可搬型とされ、上記のようにブッキー装置に装填されたり、或いはブッキー装置に装填されずに単独の状態で用いられるようになると、複数の放射線画像検出器を種々取り替えて放射線画像撮影を行うことが可能となる。しかし、そのため、放射線画像撮影が行われる撮影室内やその前室内等に、多数の放射線画像検出器が存在し得るようになる。しかも、各放射線画像検出器の記憶手段には複数のデジタル画像データが保存されている。
このような場合に、どの放射線画像検出器にどのデジタル画像データが保存されているかを人為的に管理することは非常に煩わしい作業であり、コンソール等で一元的に管理することが必要となる。
また、放射線画像撮影システムを、放射線画像検出器の記憶手段に保存されている複数のデジタル画像データのコンソール等への送信の順序をコンソール側で変更することができるように構成すれば、操作者が種々の状況に応じて適宜判断して、放射線画像検出器から適切な順序で各デジタル画像データをコンソール等に送信させることが可能となり、便利である。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、放射線画像検出器に保存された複数のデジタル画像データの送信の順序を、操作者がコンソールを操作することにより適切に変更することが可能な放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影システムは、
登録された撮影オーダ情報と、当該撮影オーダ情報に基づいて行われた放射線画像撮影で得られたデジタル画像データとを対応付ける少なくとも1つのコンソールと、
前記コンソールから送信された前記撮影オーダ情報に基づいて被写体を撮影してデジタル画像データを生成し、前記デジタル画像データを前記撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段に撮影順に記憶させるとともに、前記デジタル画像データの前記コンソールへの送信を制御する制御手段を備える放射線画像検出器と、
を備え、
前記コンソールは、指定された前記放射線画像検出器に対して、前記デジタル画像データの送信の順序を指定する送信指令を前記撮影オーダ情報に関連付けて送信し、
前記放射線画像検出器の前記制御手段は、前記撮影順にかかわらず、前記撮影オーダ情報に関連付けられた前記送信指令に従った順序で前記デジタル画像データを前記コンソールに送信することを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影システムによれば、コンソールから放射線画像検出器に対して、撮影オーダ情報と、それに関連付けられた種々の内容を有する送信指令とを送信し、放射線画像検出器の制御手段は、撮影順にかかわらず、撮影オーダ情報に関連付けられた送信指令に従った順序でデジタル画像データ等をコンソールに送信する。そのため、操作者がコンソールを操作して、放射線画像検出器に対してデジタル画像データの送信の順序を指定する送信指令を撮影オーダ情報に関連付けて送信することで、放射線画像検出器に保存された複数のデジタル画像データ等の送信の順序を、撮影順によらず、適切に変更することが可能となる。
また、それとともに、単独の状態であったり、ブッキー装置に装填されたり、或いはブッキー装置と一体的に形成される等して種々の形態で用いられる放射線画像検出器が多数存在する状況下であっても、コンソールから特定の放射線画像検出器を指定して、目的のデジタル画像データ等を適切な順序で送信させることが可能となり、操作者が目的のデジタル画像データ等を容易かつ的確に入手することが可能となる。
以下、本発明に係る放射線画像撮影システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
本実施形態に係る放射線画像撮影システム1は、病院や医院内で行われる放射線画像撮影を想定したシステムであり、図1に示すように、例えば、放射線を照射して患者Mの一部である被写体(患者Mの撮影対象部位)の撮影を行う撮影室R1と、放射線技師や医師等の操作者が被写体に照射する放射線の制御や取得した放射線画像の画像処理等を行う前室R2とに配置されるものである。
本実施形態では、撮影室R1には、可搬型とされた放射線画像検出器2(以下、単に放射線画像検出器2という。)を装填可能なブッキー装置3や、被写体に放射線を照射する放射線発生装置4、放射線画像検出器2とコンソール7とが無線通信する際にこれらの通信を中継する無線アクセスポイント(基地局)5等が設けられている。また、前室R2には、放射線画像検出器2に内蔵された後述するタグを検出するタグリーダ6や、放射線画像撮影システム1全体の制御を行うコンソール7が設けられている。
なお、本実施形態では、このように、撮影室R1に隣接する前室R2にコンソール7を設ける場合について説明するが、コンソール7は、前室R2に設けられる必要はなく、別の場所に設けられて例えば前室R2に設けられる図示しないコンピュータで構成される操作卓とネットワーク等で接続される構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、撮影室R1とコンソール7とが一対一に対応付けられている場合について説明するが、複数の撮影室R1と単数または複数のコンソール7とをネットワーク等で結び、例えばコンソール7側の操作により撮影室R1を指定する等して撮影室R1とコンソール7とを一対一に対応付けるように構成することも可能である。
本実施形態では、放射線画像検出器(FPD)2は可搬型であり、図2に示すように、制御手段26や画像検出部27(ともに図3参照)等が筐体21内に内蔵されたものが用いられる。
なお、放射線画像検出器2の画像検出部27は、照射された放射線をシンチレータで光に変換してフォトダイオード等の光電変換素子で検出する、いわゆる間接型として構成されたものや、シンチレータを介さずに放射線を放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型として構成されたものを用いることも可能である。また、図2では、筐体21がフロント部材21aとバック部材21bとで形成されている場合を示したが、この他にも、筐体21を筒状のモノコック状に形成することも可能である。
放射線画像検出器2の側面部分には、電源/モード切替スイッチ22が配置されており、電源/モード切替スイッチ22を比較的長い時間(例えば1、2秒程度)押下し続けることにより、手動で放射線画像検出器2の電源のON/OFFできるようになっている。また、電源がONの状態である場合で電源/モード切替スイッチ22を短い時間押下することにより、放射線画像検出器2の電源消費状態を、放射線画像撮影を行うことができるように各部材に必要な電力が供給される撮影可能状態と、省電力状態であり放射線が照射されても放射線画像撮影を行わないスリープ状態との少なくとも2種類の電源消費状態の間で切り替えることができるようになっている。
なお、本実施形態では、放射線画像検出器2は、電源消費状態がスリープ状態の場合でも、コンソール7から、後述する撮影オーダ情報や送信指令等の信号を受信することができ、また、コンソール7に対して後述するデジタル画像データ等を送信することができるようになっている。
放射線画像検出器2の側面部分には、この他、筐体21内に内蔵された図示しないバッテリの交換のために開閉される蓋部材23が設けられており、蓋部材23の側面部には、放射線画像検出器2が無線アクセスポイント5を介して外部と無線で情報の送受信を行うための無線通信手段であるアンテナ装置24が埋め込まれている。
放射線画像検出器2の側面部分には、さらに、例えばLED等で構成されバッテリの充電状況や各種の操作状況等を表示するインジケータ25が設けられている。また、インジケータ25等が設けられた放射線画像検出器2の側面部分とは反対側の側面部分には、放射線画像検出器2が後述するブッキー装置3に装填された場合に、ブッキー装置3内の図示しない電極に接続され、放射線画像検出器2がブッキー装置3を介して外部からの電力の供給を受け、外部との信号のやりとりを行うための端子30(図3参照)が設けられている。
図3は、放射線画像検出器の内部の概略構成を示すブロック図である。なお、図3ではインジケータ25の図示が省略されている。放射線画像検出器2には、マイクロコンピュータ等からなる制御手段26が設けられており、制御手段26には、前述したフォトダイオード(光電変換素子)等の放射線検出素子等が配置された画像検出部27や、前述したアンテナ装置24や端子30等を介する外部、特にコンソール7とのデータや信号の送受信を制御する通信制御手段28、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等からなる記憶手段29等が接続されている。また、放射線画像検出器2には、この他、図示しないバッテリ等の部材が内蔵されている。
画像検出部27では、被写体が撮影されると、1回の放射線画像撮影ごとに、各放射線検出素子から出力される各アナログ信号がそれぞれデジタル信号に変換されて1枚分のデジタル画像データが生成されるようになっている。そして、生成されたデジタル画像データは、制御手段26により、記憶手段29に撮影順に保存されるようになっている。
このように、記憶手段29は、複数のデジタル画像データを保存できるようになっている。また、そのため、放射線画像検出器2を用いて、被写体に対して連続して放射線を照射し、そのたびごとにデジタル画像データを記憶手段29に保存していくことで、連続撮影や動画撮影を行うことができるようになっている。
また、制御手段26は、生成されたデジタル画像データを記憶手段29に保存する際に、当該デジタル画像データを、放射線画像撮影の撮影条件等の情報を含む撮影オーダ情報に対応付けて保存し、また、デジタル画像データから間引き画像データを生成して、この間引き画像データも撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段29に保存するようになっているが、これらの制御を含む放射線画像検出器2の制御手段26における制御や、コンソール7との信号およびデジタル画像データの送受信等については、後で詳しく説明する。
放射線画像検出器2内には、図示しないタグが内蔵されている。本実施形態では、タグとして、いわゆるRFID(Radio Frequency IDentification)タグと呼ばれるタグが用いられており、タグには、タグの各部を制御する制御回路や放射線画像検出器2の固有情報を記憶する記憶部がコンパクトに内蔵されている。なお、固有情報には、例えば当該放射線画像検出器2に割り当てられた識別情報としてのカセッテIDやシンチレータの種類情報、サイズ情報、解像度等が含まれている。
また、放射線画像検出器2は、従来のスクリーン/フィルム用のカセッテにおけるJIS Z 4905(対応する国際規格はIEC 60406)に準拠する寸法で構成されている。すなわち、放射線入射方向の厚さは15mm+1mm〜15mm−2mmの範囲内に形成され、8インチ×10インチ、10インチ×12インチ、11インチ×14インチ、14インチ×14インチ、14インチ×17インチ(半切サイズ)等のものが用意されている。
本実施形態では、このように、放射線画像検出器2はスクリーン/フィルム用のカセッテに関するJIS規格に準拠して形成されているため、同様にJIS規格に準拠して形成されるCRカセッテを装填するCRカセッテ用のブッキー装置3に装填して用いることができるようになっている。従って、本実施形態では、放射線画像検出器2だけでなく、CRカセッテを撮影室R1内に持ち込んで放射線画像撮影を行うこともできるようになっている。
また、放射線画像検出器2は、ブッキー装置3に装填されていない、いわば単独の状態で用いることもできるようになっている。すなわち、放射線画像検出器2を単独の状態で例えば撮影室R1内に設けられた支持台に配置し、その放射線入射面X(図2参照)上に被写体である患者Mの手等を載置したり、或いは例えばベッド上に横臥した患者Mの腰や足等とベッドとの間に差し込んだりして、ポータブルの放射線発生装置4c、すなわちブッキー装置3に対応付けられていない、いわばフリーな放射線発生装置4c等から放射線を照射してデジタル画像データを得るようにして用いることができるようになっている。
放射線画像検出器2は、ブッキー装置3に装填されて撮影が行われる場合には、前述した端子30を通じてブッキー装置3を介して外部からの電力の供給を受け、信号やデジタル画像データの送受信等の外部とのやりとりを行うようになっている。
また、単独の状態で用いられる場合には、放射線画像検出器2は、内蔵されたバッテリの電力により動作するようになっており、信号やデジタル画像データの送受信等の外部、特にコンソール7とのやりとりは、放射線画像検出器2のアンテナ装置24を介して撮影室R1内に設けられた無線アクセスポイント5を経由して無線通信で行われるようになっている。なお、例えば放射線画像検出器2を前室R2に持参してコンソール7に有線接続してデジタル画像データのコンソール7への送信等を行うように構成することも可能である。
なお、本実施形態では、放射線画像検出器2として可搬型のものを用い、上記のようにブッキー装置3に装填したり単独の状態で用いる場合について説明するが、複数のデジタル画像データを保存できる記憶手段29を備えるものであれば、放射線画像検出器として従来のようにブッキー装置3と一体的に形成されたものを用いることも可能である。また、可搬型の放射線画像検出器2とブッキー装置3と一体型の放射線画像検出器とが混在した状態で用いられる場合にも、本発明を適用することができる。
撮影室R1は、放射線が外部に漏れないように鉛などでシールドされている。撮影室R1には、放射線画像検出器2を装填可能なブッキー装置3が設けられている。本実施形態では、ブッキー装置3として、立位撮影用のブッキー装置3aと臥位撮影用のブッキー装置3bとがそれぞれ設けられている。また、ブッキー装置3には、放射線画像検出器2を所定の位置に保持するためのカセッテ保持部31がそれぞれ設けられている。
本実施形態では、ブッキー装置3として、前述したようにCRカセッテ用のブッキー装置が用いられている。また、図示を省略するが、ブッキー装置3のカセッテ保持部31には、放射線画像検出器2が装填されたことを物理的に検出するマイクロスイッチ等の装填検出装置や、放射線画像検出器2が正常に装填された場合に放射線画像検出器2の端子30と接続する電極等が設けられている。
また、ブッキー装置3には、それぞれCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の図示しないモニタや、キーボードやタッチパネル等の操作入力部、発声部、CPU(Central Processing Unit)等を備えた操作部32が設けられている。操作部32のモニタにはコンソール7から送信されてきた撮影オーダ情報が表示されるようになっており、操作者がその表示を見て患者や撮影部位等を確認できるようになっている。
また、装填検出装置がカセッテ保持部31への放射線画像検出器2等の装填を検出したにもかかわらず、電極を介した放射線画像検出器2との通信が成立しない場合等に、操作部32の発声部から音声を発声して、操作者に放射線画像検出器2等の入れ直し等を行わせるために注意を喚起するようになっている。なお、本実施形態では、立位撮影用のブッキー装置3aや臥位撮影用のブッキー装置3bにおいて、例えばそれら自体の位置調整や装置本体に対するカセッテ保持部31の高さ調整等を適宜行うこと等が可能とされていることは、公知のブッキー装置と同様である。
撮影室R1には、被写体に放射線を照射する放射線源を備える放射線発生装置4が少なくとも1つ設けられており、本実施形態では、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bに、放射線発生装置4a、4bがそれぞれ予め対応付けられて配設されている。なお、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bに対して1つの兼用の放射線発生装置を対応付けて設けるように構成することも可能である。
また、本実施形態では、立位撮影用のブッキー装置3aや臥位撮影用のブッキー装置3bには対応付けられていないポータブルの放射線発生装置4cも設けられており、ポータブルの放射線発生装置4cは、撮影室R1内のいかなる場所にも持ち運びでき、任意の方向に放射線を照射できるようになっている。なお、ポータブルの放射線発生装置4cは、本実施形態では、放射線画像検出器2からの無線信号により起動させるようになっているが、コンソール7の操作等で起動させるように構成することも可能である。
放射線発生装置4は、放射線源としてX線管球を備えており、X線管球は高圧電圧が印加されると電圧に応じた線量の放射線を照射するようになっている。立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bにそれぞれ対応付けられた放射線発生装置4a、4bは、例えば撮影室R1の天井からつり下げられて配設されるようになっており、撮影時にはコンソール7からの指示に基づいて起動され、図示しない移動手段により所定の位置にまで移動されるようになっている。
撮影室R1内の一角には、放射線画像検出器2とコンソール7とが無線通信する際にこれらの通信を中継する無線アクセスポイント(基地局)5が設置されている。図1では、無線アクセスポイント5が撮影室R1の入口付近に設けられている場合が示されているが、これに限定されず、コンソール7の無線通信手段8と無線通信可能な適宜の位置に設置される。
また、前室R2の入口の近傍には、RFIDの技術を用いて放射線画像検出器2と情報をやりとりするタグリーダ6が設置されている。タグリーダ6は、内蔵する図示しないアンテナを介して電波等に所定の指示情報を乗せて発信し、前室R2に入室し或いは退室する放射線画像検出器2、すなわち撮影室R1や前室R2の所定範囲内に進入した放射線画像検出器2を検出するようになっている。そして、タグリーダ6は、検出した放射線画像検出器2のRFIDタグに記憶された固有情報を読み取り、読み取った固有情報をコンソール7に送信するようになっている。
本実施形態では、前室R2には、コンソール7が設けられている。コンソール7は、図示しないCPUやROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータで構成されており、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開してプログラムに従って各種処理を実行して、放射線画像撮影システム1全体の制御を行うようになっている。
コンソール7には、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bやそれらに対応付けられた放射線発生装置4a、4b、タグリーダ6等がそれぞれケーブル等を介して接続されており、また、無線アクセスポイント5を経由して放射線画像検出器2と無線通信を行うための無線通信手段8が接続されている。また、コンソール7には、ハードディスク等で構成された記憶手段9が接続されており、コンソール7には、その他、キーボードやマウス等の図示しない入力手段が接続されている。
コンソール7は、前述したようにタグリーダ6が検出した放射線画像検出器2のカセッテIDを含む固有情報が送信されてくると、送信されてきたカセッテIDの放射線画像検出器2が記憶手段9に登録されていなければ当該放射線画像検出器2を新たに撮影室R1内等に持ち込まれたものとして記憶手段9に登録し、送信されてきたカセッテIDが既に記憶手段9に登録されていれば当該放射線画像検出器2が撮影室R1内等から持ち出されたものとして記憶手段9から抹消することで、撮影室R1内等に存在する放射線画像検出器2を把握して記憶手段9上で管理するようになっている。
なお、図1では図示を省略するが、コンソール7には、この他にも、例えば、コンソール7から出力されたデジタル画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録して出力するイメージャ等が接続されている。また、記憶手段9には、撮影室R1における放射線画像撮影で使用可能な放射線画像検出器2等について、カセッテIDと、シンチレータの種類情報やサイズ情報、解像度等の情報とが対応付けられたテーブルが予め記憶されている。
コンソール7の記憶手段9には、図4に例示するように、撮影室R1での放射線画像撮影の対象となる患者の情報と撮影条件を含む各撮影オーダ情報が予めリスト状に登録されている。本実施形態では、各撮影オーダ情報は、患者情報としての「患者ID」P2、「患者氏名」P3、「性別」P4、「年齢」P5、「診療科」P6および撮影条件としての「撮影部位」P7、「撮影方向」P8を含んで構成されるようになっている。そして、撮影オーダを受け付けた順に、各撮影オーダ情報に対して「撮影オーダID」P1が自動的に割り当てられるようになっている。
なお、撮影オーダ情報に書き込む患者情報や撮影条件の内容は、上記のものに限定されず、例えば、患者の生年月日、診察回数、放射線の線量、太っているか痩せているか等の情報を含むように構成することも可能であり、適宜設定することができる。また、例えば、ネットワークを介してコンソール7をHIS(Hospital Information System)やRIS(Radiology Information System)に接続し、それらから撮影オーダ情報や放射線画像検出器2についての情報等を入手するように構成することも可能である。
コンソール7には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部71(図1参照)が設けられており、放射線画像撮影時には、コンソール7は、記憶手段9に登録されている上記の撮影オーダ情報のリストを読み出して(或いはネットワークを介してHIS/RISから撮影オーダ情報のリストを入手して)、例えば図5に示すように、表示部71の選択画面H1上に表示するようになっている。
本実施形態では、選択画面H1には、撮影オーダ情報のリストを表示するための撮影オーダ情報表示欄h11が設けられており、撮影オーダ情報表示欄h11の左側には、今回撮影する予定である撮影オーダ情報を選択するための選択ボタンh12が各撮影オーダ情報に対応して設けられている。また、撮影オーダ情報表示欄h11の下側には、決定ボタンh13および戻るボタンh14が設けられている。
また、撮影オーダ情報表示欄h11の右側には、撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影に用いられた放射線画像検出器2からデジタル画像データ等をコンソール7に送信する際のデジタル画像データ等の送信の順序を指定する送信指令を設定するための選択ボタンh15が設けられている。なお、送信指令の意味や「緊急」、「rawのみ」、「優先患者」の内容等については後で詳しく説明する。
この選択画面H1上で、今回撮影を行う撮影オーダ情報が、当該撮影オーダ情報に対応する選択ボタンh12がクリックされ、決定ボタンh13がクリックされて選択されると、表示部71の画面が切り換わり、コンソール7は、続いて、表示部71の選択画面H2上に、例えば図6に例示するようなアイコンを表示するようになっている。
図6に示すように、選択画面H2の左側に、「立位」および「臥位」の表記を矩形状の枠線で囲む状態で、立位撮影用のブッキー装置3aと臥位撮影用のブッキー装置3bに対応するアイコン3A、3Bがそれぞれ表示されている。また、選択画面H2の右側には、撮影室R1内等に存在する単独の状態の放射線画像検出器2に対応するアイコン2Aがそれぞれ矩形状に表示されている。
また、図6の例では、放射線画像検出器2が装填されていない立位撮影用のブッキー装置3aに対応するアイコン3Aは枠線が破線で表示され、放射線画像検出器2が装填されている臥位撮影用のブッキー装置3bに対応するアイコン3Bの枠線が実線で表示されて枠線内が所定の色で着色されて表示されるようになっている。
また、放射線画像検出器2に対応するアイコン2Aの枠線内や、放射線画像検出器2が装填されているブッキー装置3bに対応するアイコン3Bの枠線近傍には、「100μ」等の各放射線画像検出器2の解像度が表示されている。なお、これ以外にも各放射線画像検出器2についての必要な情報を表示するように構成することも可能である。
そして、本実施形態では、この状態で、アイコン2Aやアイコン3Bがクリックされると、アイコン2Aに対応する単独の状態の放射線画像検出器2、或いはアイコン3Bに対応する臥位撮影用のブッキー装置3bに装填されている放射線画像検出器2が、選択画面H1で選択された撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影に用いられる放射線画像検出器として選択されて指定されるようになっている。
従って、コンソール7は、選択画面H2でアイコン2Aやアイコン3Bがクリックされた時点で、選択画面H1で選択された撮影オーダ情報と、アイコンがクリックされて指定された放射線画像検出器2とを対応付けて記憶手段9に記憶させるようになっている。また、コンソール7は、指定された放射線画像検出器2に対して、当該撮影オーダ情報を送信するようになっている。
すなわち、コンソール7は、例えば、操作者により図5に示した選択画面H1で撮影オーダID「001」の撮影オーダ情報が選択され、図6に示した選択画面H2で臥位撮影用のブッキー装置3bに対応するアイコン3Bがクリックされて指定されると、記憶手段9に、臥位撮影用のブッキー装置3bに装填されている放射線画像検出器2のカセッテID等と撮影オーダ情報の撮影オーダID「001」等とを対応付けて記憶させる。また、それとともに、ブッキー装置3bに装填されている放射線画像検出器2に対して撮影オーダID「001」や患者ID「100085」等の当該撮影オーダ情報を送信するようになっている。
ブッキー装置3bに装填されている放射線画像検出器2の制御手段26は、コンソール7から送信されてきた撮影オーダID「001」等を、これから当該放射線画像検出器2を用いて撮影が行われる撮影オーダ情報に関する情報として取得して、記憶手段29に登録するようになっている。
そして、操作者により当該放射線画像検出器2を用いて当該撮影オーダ情報に従った放射線画像撮影が行われ、放射線画像検出器2の画像検出部27でデジタル画像データが生成されて出力されてくると、制御手段26は、そのデジタル画像データを、撮影オーダ情報の撮影オーダID「001」等と対応付けて記憶手段29に記憶させるようになっている。
また、本実施形態では、放射線画像検出器2の制御手段26は、デジタル画像データを生成すると、デジタル画像データから所定の割合で画素(すなわち各放射線検出素子から出力されたデジタルデータ)を間引き、データ量が例えばデジタル画像データの1/16程度となるように減少させた間引き画像データを生成するようになっている。そして、制御手段26は、間引き画像データを生成すると、その間引き画像データを、元となるデジタル画像データおよび撮影オーダ情報の撮影オーダID「001」等と対応付けて記憶手段29に記憶させるようになっている。
ところで、操作者は、通常、放射線発生装置4から放射線が照射される放射線画像撮影の間、被曝を避けるために前室R2に退避する。そのため、操作者は、例えばこの撮影オーダID「001」の撮影オーダ情報に従った放射線画像撮影の間或いは撮影後に、前室R2のコンソール7を操作して、上記のように選択画面H1上で撮影オーダ情報を選択し、選択画面H2上でアイコン2A、3B等をクリックすることで放射線画像検出器2を指定して、次の放射線画像撮影の準備をすることができる。
例えば、上記の撮影オーダID「001」の撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影に続いて、例えば同じ患者Aに対して撮影オーダID「002」の撮影オーダ情報に従って放射線画像撮影を行う場合には、操作者は、前室R2で、撮影オーダID「001」の放射線画像撮影中または撮影後に、選択画面H1(図5参照)で撮影オーダID「002」の撮影オーダ情報を選択し、図6に示した選択画面H2で臥位撮影用のブッキー装置3bに対応するアイコン3Bをクリックして放射線画像検出器2を指定する。
前述したように、この段階で、撮影オーダ情報と指定された放射線画像検出器2とが対応付けられて記憶手段9に記憶され、また、指定された放射線画像検出器2に当該撮影オーダ情報が送信される。
コンソール7から撮影オーダID「002」等の撮影オーダ情報が送信されてくると、放射線画像検出器2の制御手段26はその撮影オーダ情報を記憶手段29に登録する。そして、撮影オーダID「002」の撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影が行われると、制御手段26は、デジタル画像データを撮影オーダID「002」等と対応付けて記憶手段29に保存するとともに、間引き画像データを生成し、元のデジタル画像データおよび撮影オーダ情報の撮影オーダID「002」等と対応付けて記憶手段29に記憶する。
このようにして、放射線画像検出器2の記憶手段29には、図7に示すように、撮影オーダID等と対応付けられたデジタル画像データと間引き画像データとが撮影順に保存されるようになっている。
なお、図7で、画像データの属性が「raw」とは、その画像データが元のデジタル画像データであることを表す。また、図7の例では、この放射線画像検出器2を用いて、患者ID「100085」の患者に対する撮影オーダID「001」、「002」の各撮影オーダ情報に基づく各放射線画像撮影が行われ、続いて患者ID「100320」の患者に対する撮影オーダID「009」の撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影が行われ、続いて、再び患者ID「100085」の患者に対する撮影オーダID「003」、「004」の各撮影オーダ情報に基づく各放射線画像撮影が行われ、計5回の放射線画像撮影が行われたことを表している。
また、上記の例では、臥位撮影用のブッキー装置3bに装填された放射線画像検出器2の記憶手段29には、図7に示した間引き画像データやデジタル画像データ(以下、両者をまとめて言う場合、画像データという。)が保存されているが、他の放射線画像検出器2においても、コンソール7に対して送信されていない画像データは、消去等の処理が行われない限り、その記憶手段29に保存されている。
放射線画像検出器2は、操作者の操作によりコンソール7から画像データの送信要求が送信されてくると、記憶手段29に保存されている画像データをコンソール7に送信するようになっている。
上記のように、コンソール7の選択画面H1(図5参照)で特定の送信指令の設定がなされていない場合、すなわち図7に示したように画像データに対応付けられている撮影オーダ情報に特定の送信指令が関連付けられていない場合には、放射線画像検出器2の制御手段26は、各撮影オーダ情報に通常の送信指令が関連付けられていると解釈するようになっている。
本実施形態では、このような通常送信の場合、撮影順の番号が小さいものから順番に、撮影オーダ情報に対応付けられた間引き画像データ、デジタル画像データの順でコンソール7に送信するようになっている。これは、前述したように、解像度は粗いがデータ量が少ない間引き画像データを迅速に送信させて、放射線技師や医師等の操作者が撮影画像中での被写体の撮影位置が適切であるか等を確認して再撮影が必要か否かを早期に判断することができるようにするためである。
放射線画像検出器2は、コンソール7からの最初の送信要求に対して撮影順の番号が最も小さい撮影オーダ情報に対応付けられた間引き画像データをコンソール7に送信する。そして、コンソール7から、当該間引き画像データの受信完了を通知する間引きデータ受信完了信号と、当該間引き画像データの元のデジタル画像データの送信を要求する送信要求とを受信すると、続いて、当該間引き画像データに対応する元のデジタル画像データを送信するようになっている。
このようにして、放射線画像検出器2は、特定の送信指令の設定がなされていない通常の場合には、コンソール7からの送信要求等に従って、撮影順に、間引き画像データ、デジタル画像データの順番でコンソール7に各画像データを送信するようになっている。
一方、コンソール7では、操作者により、選択画面H1(図5参照)上で各撮影オーダ情報の右側に表示された選択ボタンh15が選択されて「緊急」や「rawのみ」、「優先患者」の特定の送信指令が選択されることで、その特定の送信指令を当該撮影オーダ情報に関連付けて予め設定することができるようになっている。
コンソール7は、特定の送信指令が選択されると、選択された特定の送信指令と当該撮影オーダ情報とを関連付けて記憶手段9に記憶する。続いて、当該撮影オーダ情報に基づいて行われる放射線画像撮影に用いられる放射線画像検出器2が指定されると、コンソール7は、指定された放射線画像検出器2に対して、当該撮影オーダ情報およびそれに関連付けられた特定の送信指令を送信するようになっている。また、放射線画像検出器2は、当該撮影オーダ情報とそれに関連付けられた特定の送信指令とを受信すると、記憶手段29に保存して登録するようになっている。
例えば、選択画面H1で撮影オーダIDが「001」の撮影オーダ情報に対して特定の送信指令「優先患者」(以下、優先患者指令という。)が選択され、当該撮影オーダ情報と選択された優先患者指令とが関連付けられて放射線画像検出器2に送信されると、放射線画像検出器2の記憶手段29には、当該撮影オーダ情報とそれに関連付けられた優先患者指令とが登録される。
また、その撮影オーダ情報に基づいて放射線画像撮影が行われ、デジタル画像データや間引き画像データが生成されると、放射線画像検出器2では、図8に示すように、優先患者指令が関連付けられた撮影オーダ情報が画像データに対応付けられて記憶手段29に保存されるようになっている。特定の送信指令が、「緊急」の場合(以下、緊急指令という。)や「rawのみ」の場合(以下、rawのみ指令という。)も同様である。
ここで、優先患者指令(特定の送信指令「優先患者」)とは、特定の患者を被写体とする画像データを優先して送信することを指定する送信指令を意味する。そして、放射線画像検出器2の制御手段26は、撮影順にかかわらず、撮影オーダ情報に関連付けられた優先患者指令に従った順序で画像データをコンソール7に送信するようになっている。
具体的には、例えば図8に示したように、撮影オーダID「001」の撮影オーダ情報に優先患者指令が関連付けられている場合、放射線画像検出器2の制御手段26は、コンソール7から送信要求があると、優先患者指令が関連付けられた撮影オーダID「001」の撮影オーダ情報に含まれる患者ID「100085」を参照する。
そして、撮影順にかかわらず、同じ患者ID「100085」を含む撮影オーダID「001」、「002」、「003」、「004」の各撮影オーダ情報に対応付けられた各画像データを、異なる患者ID「100320」を含む撮影オーダID「009」の撮影オーダ情報に対応付けられた画像データに優先して、先にコンソール7に送信するようになっている。
その後、コンソール7から送信要求が送信されてくれば、放射線画像検出器2の制御手段26は、残りの撮影オーダID「009」の撮影オーダ情報に対応付けられた画像データを間引き画像データ、デジタル画像データの順でコンソール7に送信する。
また、緊急指令(特定の送信指令「緊急」)とは、放射線画像検出器2に対して、緊急指令が関連付けられた撮影オーダ情報に対応付けられている画像データを緊急に最優先で送信することを指定する送信指令を意味する。そして、放射線画像検出器2の制御手段26は、撮影順にかかわらず、撮影オーダ情報に関連付けられた緊急指令に従った順序で画像データをコンソール7に送信するようになっている。
例えば、選択画面H1(図5参照)で撮影オーダID「010」の撮影オーダ情報が選択され、同時に選択画面H1右側の送信指令設定で「緊急」の選択ボタンh15が選択されて緊急指令が設定され、選択画面H2(図6参照)で臥位撮影用のブッキー装置3bに対応するアイコン3Bが選択されてそれに装填された放射線画像検出器2が指定されたとする。また、その際、この放射線画像検出器2には、図7に示すように複数の画像データが既に保存されているとする。
この場合、コンソール7は、当該撮影オーダ情報(撮影オーダID「010」)と緊急指令とを関連付けて放射線画像検出器2に送信する。放射線画像検出器2は、当該撮影オーダ情報とそれに関連付けられた緊急指令とを記憶手段29に登録する。そして、デジタル画像データや間引き画像データが生成されると、放射線画像検出器2の制御手段26は、図9に示すように、緊急指令が関連付けられた撮影オーダ情報(撮影オーダID「010」)と画像データとを対応付けて記憶手段29に保存する。その際、記憶手段29には、既に撮影順1〜5の撮影オーダ情報等が既に保存されており、緊急指令が関連付けられた撮影オーダ情報の撮影順は6番となる。
その状態で、コンソール7から送信要求があると、放射線画像検出器2の制御手段26は、撮影順によらず、緊急指令が関連付けられた撮影オーダID「010」の撮影オーダ情報に対応付けられた間引き画像データを最優先でコンソール7に送信する。そして、コンソール7から間引きデータ受信完了信号と送信要求が送信されてくると、続いて、当該間引き画像データに対応する元のデジタル画像データを送信するようになっている。
その後、コンソール7から送信要求が送信されてくれば、放射線画像検出器2の制御手段26は、残りの撮影オーダ情報に対応付けられた間引き画像データやデジタル画像データを撮影順にコンソール7に送信する。
また、rawのみ指令(特定の送信指令「rawのみ」)とは、放射線画像検出器2に対して、rawのみ指令が関連付けられた特定の撮影オーダ情報については、それに対応付けられた間引き画像データを送信せずに、元のデジタル画像データ(rawデータ)のみを送信することを指定する送信指令を意味する。そして、放射線画像検出器2の制御手段26は、特定の撮影オーダ情報がrawのみ指令と関連付けられている場合には、当該特定の撮影オーダ情報に対応付けられたデジタル画像データのみを送信するようになっている。
このrawのみ指令は、それ自体では、当該特定の撮影オーダ情報に対応付けられた画像データのコンソール7への送信の順序を撮影順から変更するものではないが、上記の優先患者指令や緊急指令と組み合わされることにより、デジタル画像データのコンソール7への送信の順序が変更される。
例えば、上記の例で、選択画面H1(図5参照)で撮影オーダID「010」の撮影オーダ情報を選択する際に、同時に選択画面H1右側の送信指令設定でその撮影オーダID「010」の撮影オーダ情報に対して「緊急」の選択ボタンh15と「rawのみ」の選択ボタンh15とがともに選択されると、放射線画像検出器2の制御手段26は、図10に示すように、当該撮影オーダ情報に基づいて行われた放射線画像撮影で生成された画像データに緊急指令とrawのみ指令とを関連付けて保存する。
その状態で、コンソール7から送信要求があると、放射線画像検出器2の制御手段26は、撮影順にかかわらず、緊急指令が関連付けられた撮影オーダID「010」の撮影オーダ情報に対応付けられた画像データを最優先でコンソール7に送信するが、その際、間引き画像データは送信せず、最初から元のデジタル画像データを送信するようになっている。
また、例えば、優先患者指令とrawのみ指令とを同時に行うと、図示を省略するが、放射線画像検出器2の制御手段26は、まず、優先患者指令が関連付けられた撮影オーダ情報と、優先患者指令が関連付けられた撮影オーダ情報に含まれる患者IDと同じ患者IDを含む撮影オーダ情報との各撮影オーダ情報に対応付けられた画像データを優先してコンソール7に送信する。そして、同じ患者IDを含む撮影オーダ情報のうち、rawのみ指令が関連付けられている撮影オーダ情報については、それに対応付けられた画像データのうち間引き画像データは送信せず、最初から元のデジタル画像データのみを送信するようになっている。
なお、上記のいずれの場合においても、コンソール7は、放射線画像検出器2からデジタル画像データを受信し、デジタル画像データの受信が完了すると、当該放射線画像検出器2に対してデジタルデータ受信完了信号を送信するようになっている。そして、放射線画像検出器2の制御手段26は、コンソール7からデジタルデータ受信完了信号を受信すると、送信した当該デジタル画像データを記憶手段29から消去するようになっている。このように構成することで、放射線画像検出器2の記憶手段29の記憶容量が回復し、より多くの画像データを記憶することが可能となる。
一方、以上では、特定の送信指令を、コンソール7の選択画面H1(図5参照)上で予め設定する場合について説明したが、本実施形態では、撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影後に、事後的にコンソール7から特定の送信指令を放射線画像検出器2に送信して設定することもできるようになっている。
この場合、放射線画像撮影が行われ、図7に示したように複数の画像データが放射線画像検出器2の記憶手段29に保存されている状態で、コンソール7の表示部71に表示された図11に示す選択画面H3上で、撮影オーダ情報表示欄h11の右側に表示された送信指令設定の各選択ボタンh15が選択されると、コンソール7は、まず、当該撮影オーダ情報に対応付けられている放射線画像検出器2のカセッテID等の情報を記憶手段9から読み出す。そして、当該放射線画像検出器2に対して、設定された送信指令と撮影オーダ情報とを関連付けて送信するようになっている。なお、選択画面H3の撮影オーダ情報表示欄h11には、既に放射線画像撮影が行われた撮影オーダ情報のみが表示されるようになっている。
そして、放射線画像検出器2では、コンソール7から送信されてきた送信指令を撮影オーダ情報に対応付けられている画像データに関連付けて記憶手段29に保存させ、コンソール7から送信要求があると、撮影順にかかわらず、撮影オーダ情報に関連付けられた送信指令に従った順序で画像データをコンソール7に送信するようになっている。
コンソール7は、以上のようにして、撮影オーダ情報に基づいて放射線画像撮影が行われ、放射線画像検出器2からデジタル画像データや間引き画像データが送信されてくると、当該撮影オーダ情報とデジタル画像データ等とを対応付けて、記憶手段9に保存するようになっている。
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1によれば、コンソール7から放射線画像検出器2に対して、撮影オーダ情報と、それに関連付けられた種々の内容を有する送信指令とを送信し、放射線画像検出器2の制御手段26は、撮影順にかかわらず、撮影オーダ情報に関連付けられた送信指令に従った順序でデジタル画像データ等をコンソール7に送信する。
そのため、操作者がコンソール7を操作して、放射線画像検出器2に対してデジタル画像データの送信の順序を指定する送信指令を撮影オーダ情報に関連付けて送信することで、放射線画像検出器2に保存された複数のデジタル画像データ等の送信の順序を、撮影順によらず、適切に変更することが可能となる。
また、それとともに、単独の状態であったり、ブッキー装置3に装填されたり、或いはブッキー装置3と一体的に形成される等して種々の形態で用いられる放射線画像検出器2が多数存在する状況下であっても、コンソール7から特定の放射線画像検出器2を指定して、目的のデジタル画像データ等を適切な順序で送信させることが可能となり、操作者が目的のデジタル画像データ等を容易かつ的確に入手することが可能となる。
なお、本実施形態では、指定された放射線画像検出器2に対して、撮影オーダ情報や送信指令を1つ1つ個別に送信する場合について説明したが、撮影オーダ情報や送信指令をリスト状にまとめて送信するように構成することも可能である。
また、放射線画像検出器2の記憶手段29に保存されている複数の画像データのうちの全部または一部の複数の画像データの各間引き画像データのみを先にコンソール7に送信させて、コンソール7の表示部71上で撮影画像中での被写体の撮影位置が適切であるか等を確認して再撮影が必要か否かを判断するように構成することも可能である。
さらに、例えば、撮影オーダ情報の撮影部位が「乳房」に設定されている場合に左右の乳房の対応する画像データを撮影順によらず連続してコンソール7に送信させたり、また、撮影オーダ情報中に血管造影剤を投与することが設定されている場合に血管造影剤を投与した後に連続して撮影された画像データのうちの何枚目の画像データをコンソール7に送信するか等を、予め或いは事後的にコンソール7が自動的に判断して送信指令の形で設定するように構成することも可能である。このように構成すれば、撮影オーダ情報に関連付けられた送信指令の形で放射線画像検出器2に送信することで、目的の画像データを送信指令に従った順序でコンソール7に送信させて容易かつ的確に入手することが可能となる。
また、本実施形態では、撮影室R1の前室R2にコンソール7が設けられている場合について説明したが、本発明の放射線画像撮影システム1は、複数の撮影室R1と単数または複数のコンソール7とを例えばネットワーク等で結ぶような場合にも適用される。特に、撮影オーダ情報とコンソール7を複数の撮影室R1で共用し、各撮影室R1には主に放射線源の制御系として用いられる操作卓(コンピュータ)を配置する特開2002−159476号公報に記載された分散処理型の放射線画像撮影システムの場合にも適用できる。
この場合、実際に患者を撮影する操作者(放射線技師)は撮影室R1側におり、画像を診断用画像として確定できるか否かの判断を行う操作者(QA技師)はコンソール7側にいて、互いに離れた場所にいることが想定されるが、QA技師による受信画像確認後の緊急指定等で対応するデジタル画像データ等の画像データを自動的に送信させることが可能であるため、必要な情報を早期に収集することができ、結果として患者の早期診断につなげることが可能となる。
さらに、その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
本実施形態に係る放射線画像撮影システムの全体構成を示す図である。 放射線画像検出器の外観構成を示す斜視図である。 放射線画像検出器の内部の概略構成を示すブロック図である。 撮影オーダ情報の一例を示す図である。 コンソールの表示部に表示される撮影オーダ情報が表示された選択画像の一例を示す図である。 コンソールの表示部に表示されるブッキー装置や放射線画像検出器のアイコンが表示された選択画像の一例を示す図である。 放射線画像検出器の記憶手段に保存されている複数の画像データや撮影オーダID、患者ID、撮影順等を表す図である。 図7の撮影オーダID「001」の撮影オーダ情報に優先患者指令が関連付けられている状態を表す図である。 図7の状態の放射線画像検出器の記憶手段に新たに撮影オーダ情報に緊急指令が関連付けられた画像データが保存された状態と表す図である。 図7の状態の放射線画像検出器の記憶手段に新たに撮影オーダ情報に緊急指令とrawのみ指令とが関連付けられた画像データが保存された状態と表す図である。 コンソールの表示部に表示される送信指令を設定するための選択画像の一例を示す図である。
符号の説明
1 放射線画像撮影システム
2 放射線画像検出器
26 制御手段
29 記憶手段
7 コンソール
M 患者

Claims (8)

  1. 登録された撮影オーダ情報と、当該撮影オーダ情報に基づいて行われた放射線画像撮影で得られたデジタル画像データとを対応付ける少なくとも1つのコンソールと、
    前記コンソールから送信された前記撮影オーダ情報に基づいて被写体を撮影してデジタル画像データを生成し、前記デジタル画像データを前記撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段に撮影順に記憶させるとともに、前記デジタル画像データの前記コンソールへの送信を制御する制御手段を備える放射線画像検出器と、
    を備え、
    前記コンソールは、指定された前記放射線画像検出器に対して、前記デジタル画像データの送信の順序を指定する送信指令を前記撮影オーダ情報に関連付けて送信し、
    前記放射線画像検出器の前記制御手段は、前記撮影順にかかわらず、前記撮影オーダ情報に関連付けられた前記送信指令に従った順序で前記デジタル画像データを前記コンソールに送信することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記送信指令は、前記放射線画像検出器に対して、当該送信指令が関連付けられた前記撮影オーダ情報に対応付けられている前記デジタル画像データを緊急に送信することを指定するものであり、
    前記放射線画像検出器の前記制御手段は、前記撮影オーダ情報が当該送信指令と関連付けられている場合には、当該撮影オーダ情報に対応付けられた前記デジタル画像データを他のデジタル画像データに対して最優先で送信することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記撮影オーダ情報には、前記被写体となる患者の情報が含まれ、
    前記送信指令は、当該送信指令が関連付けられた特定の患者を前記被写体とする前記デジタル画像データを優先して送信することを指定するものであり、
    前記放射線画像検出器の前記制御手段は、前記撮影オーダ情報が当該送信指令と関連付けられている場合には、前記特定の患者の情報を含む当該撮影オーダ情報に対応付けられた前記デジタル画像データを他のデジタル画像データに優先して送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記放射線画像検出器の前記制御手段は、前記デジタル画像データから間引き画像データを生成して、前記間引き画像データを、元となる前記デジタル画像データおよび前記撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段に撮影順に記憶させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記送信指令は、前記放射線画像検出器に対して、当該送信指令が関連付けられた特定の前記撮影オーダ情報に対応付けられた前記間引き画像データを送信せずに、当該特定の撮影オーダ情報に対応付けられた前記デジタル画像データのみを送信することを指定するものであり、
    前記放射線画像検出器の前記制御手段は、前記撮影オーダ情報が当該送信指令と関連付けられている場合には、当該特定の撮影オーダ情報に対応付けられた前記デジタル画像データのみを送信することを特徴とする請求項4に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記コンソールから前記放射線画像検出器への前記撮影オーダ情報に関連付けられた前記送信指令の送信は、当該撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影の前に予め行われることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記コンソールは、前記放射線画像検出器に対して予め前記撮影オーダ情報を送信し、当該撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影が行われた後、当該放射線画像検出器に対して当該撮影オーダ情報に関連付けられた前記送信指令を送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  8. 前記コンソールは、前記放射線画像検出器からの前記デジタル画像データの受信が完了すると当該放射線画像検出器に対してデジタルデータ受信完了信号を送信し、
    前記放射線画像検出器は、前記コンソールから前記デジタルデータ受信完了信号を受信すると、送信した当該デジタル画像データを前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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