JP5975061B2 - カシメ装置及びカシメ方法 - Google Patents

カシメ装置及びカシメ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5975061B2
JP5975061B2 JP2014096760A JP2014096760A JP5975061B2 JP 5975061 B2 JP5975061 B2 JP 5975061B2 JP 2014096760 A JP2014096760 A JP 2014096760A JP 2014096760 A JP2014096760 A JP 2014096760A JP 5975061 B2 JP5975061 B2 JP 5975061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
cylindrical body
inner roller
caulking
robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014096760A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015213925A (ja
Inventor
明慶 山本
明慶 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014096760A priority Critical patent/JP5975061B2/ja
Priority to US14/697,910 priority patent/US20150321240A1/en
Priority to CN201510208648.2A priority patent/CN105081116A/zh
Priority to EP15166592.4A priority patent/EP2942125A1/en
Publication of JP2015213925A publication Critical patent/JP2015213925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5975061B2 publication Critical patent/JP5975061B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D41/00Application of procedures in order to alter the diameter of tube ends
    • B21D41/04Reducing; Closing
    • B21D41/045Closing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/02Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal by folding, e.g. connecting edges of a sheet to form a cylinder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D19/00Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
    • B21D19/02Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by continuously-acting tools moving along the edge
    • B21D19/04Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by continuously-acting tools moving along the edge shaped as rollers
    • B21D19/06Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by continuously-acting tools moving along the edge shaped as rollers working inwardly
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/003Positioning devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

本発明は、カシメ装置及びカシメ方法に関し、例えば、回転テーブル上に固定された筒体の端部と当該筒体の開口部を閉塞するためのエンドプレートの周縁部とを加工ローラでカシメ加工するカシメ装置及びカシメ方法に関する。
例えば自動車のマフラーなどは、プレス品を本体管にカシメ加工により取り付けた構成が一般的である。このようなカシメ加工は、型を用い、倣い方式でローラを本体管の端部とプレス品の周縁部とに押し込んでカシメ加工している。
特許文献1のカシメ装置では、筒体の端部を外方向へ起こしたフランジ部と当該筒体の開口部を閉塞するエンドプレートの周縁部とを重ね、筒体の内部に配置した芯金とエンドプレートの外側に配置した受け手段とで筒体とエンドプレートとを保持し、ローラを芯金側に押し込んで、筒体のフランジ部とエンドプレートの周縁部とをローラと芯金とで挟み込み、ローラを筒体の回転に倣わせることでカシメ加工している。
特開2001−300666号公報
従来のカシメ装置は、筒体の内側に型を配置し、当該型とローラとで筒体のフランジ部とエンドプレートの周縁部とを挟み込むように当該ローラを押し込む構成である。このとき、ローラが筒体のフランジ部及びエンドプレートの周縁部を押し込む力に対する反力が当該ローラを位置制御するための機構に伝わるため、当該機構を反力に耐え得る構成にする必要があり、コストが嵩む。
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、ローラを位置制御するための機構を簡素化でき、コストの削減に寄与するカシメ装置及びカシメ方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るカシメ装置は、筒体の端部と当該筒体の開口部を閉塞するためのエンドプレートの周縁部とを加工ローラでカシメ加工するカシメ装置であって、
前記加工ローラは、当該加工ローラの位置制御を行うロボットに連結されており、前記筒体の内側に配置される内側ローラと、前記内側ローラと対向するように前記筒体の外側に配置され、前記内側ローラ側に移動可能な外側ローラと、で前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とを挟み込んでカシメ加工する。
このようなカシメ装置は、外側ローラが筒体の端部とエンドプレートの周縁部とを押し込む力と、内側ローラが外側ローラを押し返す力と、が略等しく、それらの反力がロボットに相殺するように作用するので、結果としてロボットに反力が殆ど伝わらないことになる。そのため、ロボットを剛強に構成する必要がなく、ロボットを簡素化することができ、コストの削減に寄与できる。
上述のカシメ装置において、前記ロボットは、前記内側ローラ及び前記外側ローラの回転軸と、前記筒体における前記内側ローラと前記外側ローラとで挟み込まれる面と、が平行に配置され、且つ前記外側ローラが前記内側ローラ側に移動する方向が前記挟み込まれる面の法線上に配置されるように、前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御することが好ましい。
これにより、外側ローラが内側ローラ側に移動する力を確実に筒体の端部及びエンドプレートの周縁部に伝達することができる。
上述のカシメ装置において、前記筒体を挟み込んで固定する第1の把持部及び第2の把持部を備え、
前記第1の把持部及び前記第2の把持部は、固定する前記筒体の形状に応じて交換可能であることが好ましい。
これにより、筒体の形状に応じて第1の把持部及び第2の把持部を交換することができ、カシメ装置の汎用性を高めることができる。
上述のカシメ装置において、前記外側ローラは、第1のローラと第2のローラとを備え、
前記第1のローラにおける前記内側ローラ側に移動する方向に延在する直線と、前記第2のローラにおける前記内側ローラ側に移動する方向に延在する直線と、が交差することが好ましい。
これにより、第1のローラと第2のローラとを簡単に選択することができ、生産性を向上させることができる。
上述のカシメ装置において、前記ロボットは、前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とに倣うように前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御することが好ましい。
これにより、従来のような倣い機構を省略することができ、カシメ装置を簡略化することができる。
上述のカシメ装置において、前記外側ローラにおける前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とを押し込む力を予め設定された閾値以下にする圧力調整部を備えることが好ましい。
これにより、外側ローラが適度な圧力で筒体のフランジ部とエンドプレートの周縁部とを押し込むことができる。
上述のカシメ装置において、前記筒体を回転させる回転テーブルを備え、
前記ロボットと前記回転テーブルとは協調動作することが好ましい。
これにより、ロボットの稼動範囲を狭くすることができ、ロボットの小型化に寄与できる。
本発明の一態様に係るカシメ方法は、筒体の端部と当該筒体の開口部を閉塞するためのエンドプレートの周縁部とを加工ローラでカシメ加工するカシメ方法であって、
ロボットに連結された前記加工ローラである内側ローラ及び外側ローラの位置制御を行い、前記筒体の内側に前記内側ローラを配置し、前記内側ローラと対向するように前記筒体の外側に前記外側ローラを配置し、前記外側ローラを前記内側ローラ側に移動させて前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とを前記内側ローラとで挟み込んでカシメ加工する。
このようなカシメ方法は、外側ローラが筒体の端部とエンドプレートの周縁部とを押し込む力と、内側ローラが外側ローラを押し返す力と、が略等しく、それらの反力がロボットに相殺するように作用するので、結果としてロボットに反力が殆ど伝わらないことになる。そのため、ロボットを剛強に構成する必要がなく、ロボットを簡素化することができ、コストの削減に寄与できる。
上述のカシメ方法において、前記ロボットは、前記内側ローラ及び前記外側ローラの回転軸と、前記筒体における前記内側ローラと前記外側ローラとで挟み込まれる面と、が平行に配置され、且つ前記外側ローラが前記内側ローラ側に移動する方向が前記挟み込まれる面と直交するように、前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御することが好ましい。
これにより、外側ローラが内側ローラ側に移動する力を確実に筒体の端部及びエンドプレートの周縁部に伝達することができる。
上述のカシメ方法において、前記ロボットは、前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とに倣うように前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御することが好ましい。
これにより、従来のような倣い機構を省略することができ、カシメ装置を簡略化することができる。
本発明によれば、ローラを位置制御するための機構を簡素化でき、コストの削減に寄与するカシメ装置及びカシメ方法を提供することができる。
実施の形態1のカシメ装置を示す正面図である。 実施の形態1のカシメ装置におけるカシメ部を拡大して示す正面図である。 内側ローラと外側ローラとで筒体の端部とエンドプレートの周縁部とを挟み込む様子を示す平面図である。 実施の形態1のカシメ装置の制御系のブロック図である。 回転テーブルに設けられる固定冶具を示す平面図である。 固定冶具を示す正面図である。 筒体が回転した際の筒体と内側ローラと外側ローラとの配置関係を示す図である。 実施の形態1のカシメ装置でカシメ加工することが可能な他の筒体を示す図である。 実施の形態1のカシメ装置でカシメ加工することが可能な他の筒体を示す図である。 実施の形態2のカシメ部を示す平面図である。 実施の形態2のカシメ部を示す平面図である。 実施の形態2のカシメ加工の流れを模式的に示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態のカシメ装置及びカシメ方法の概要を説明する。図1は、本実施の形態のカシメ装置を示す正面図である。図2は、本実施の形態のカシメ装置におけるカシメ部を拡大して示す正面図である。図3は、内側ローラと外側ローラとで筒体の端部とエンドプレートの周縁部とを挟み込む様子を示す平面図である。
本実施の形態のカシメ装置1は、例えば自動車のマフラーなどを製造する際に用いられ、図1及び図2に示すように、筒体2の端部と、当該筒体2の開口部2aを閉塞するためのエンドプレート3の周縁部と、を加工ローラ4でカシメ加工する。
このとき、加工ローラ4は、当該加工ローラ4の位置制御を行うロボット5に連結されており、筒体2の内側に配置される内側ローラ6と、内側ローラ6と対向するように筒体2の外側に配置され、内側ローラ6側に移動可能な外側ローラ7と、で筒体2の端部とエンドプレート3の周縁部とを挟み込んでカシメ加工する。
つまり、本実施の形態のカシメ装置及びカシメ方法は、ロボット5を制御し、筒体2の内側に内側ローラ6を配置し、内側ローラ6と対向するように筒体2の外側に外側ローラ7を配置し、外側ローラ7を内側ローラ6側に移動させて筒体2の端部とエンドプレート3の周縁部とを当該内側ローラ6とで挟み込んでカシメ加工する。
このようなカシメ装置1及びカシメ方法は、外側ローラ7が筒体2の端部とエンドプレート3の周縁部とを押し込む力と、内側ローラ6が外側ローラ7を押し返す力と、が略等しく、それらの反力がロボット5に相殺するように作用するので、結果としてロボット5に反力が殆ど伝わらないことになる。そのため、ロボット5を剛強に構成する必要がなく、ロボット5を簡素化することができ、コストの削減に寄与できる。
次に、本実施の形態のカシメ装置を詳細に説明する。図4は、本実施の形態のカシメ装置の制御系のブロック図である。図5は、回転テーブルに設けられる固定冶具を示す平面図である。図6は、当該固定冶具を示す正面図である。
ここで、本実施の形態で用いられる筒体2及びエンドプレート3について説明する。なお、以下の筒体2及びエンドプレート3の説明は、図1の右図の形態を基準として説明する。
筒体2は、例えば自動車の巻きマフラーの本体管などであり、鋼板が筒状に形成されている。本実施の形態の筒体2は、図1の右側に示すように、筒体2の高さ方向と直交する面での断面形状が角丸長方形のストレート菅である。そして、筒体2の開口端部は夫々、図2に示すように、筒体2の外方に起こされたフランジ部2bとされている。但し、筒体2の形状は、筒体2の高さ方向と直交する面での断面形状が楕円形や円形でもよく、筒体2の厚さ方向から見て略台形でもよい。
エンドプレート3は、例えば鋼板をプレス加工したプレス品である。本実施の形態のエンドプレート3は、エンドプレート3の高さ方向から見て筒体2の形状と対応するように角丸長方形である。そして、エンドプレート3における周縁部3aの内方領域は、当該周縁部3aに対して凹んだ平面部3bとされている。また、周縁部3aと平面部3bとの間に立ち上がり部3cが配置されている。但し、エンドプレート3の形状は、筒体2の開口端部の形状に応じて適宜、設定される。
エンドプレート3の平面部3bを筒体2の開口部2a内に挿入すると、図2に示すように、エンドプレート3の周縁部3aと筒体2のフランジ部2bとが略面接触するように重なり、且つエンドプレート3の立ち上がり部3cが筒体2の内周面に略面接触する。但し、筒体2のフランジ部2bが当該筒体2の外方に起こされる角度や広さ、及びエンドプレート3の平面部3bの凹み量や立ち上がり部3cの傾斜角度などは適宜、設定される。
カシメ装置1は、回転テーブル8、カシメ部9、ロボット5及び制御装置10を備えている。回転テーブル8は、図1に示すように、固定冶具11及び本体部12を備えている。
固定冶具11は、図5及び図6に示すように、第1の固定部11a、第2の固定部11b、第1の駆動機構11c、第2の駆動機構11d及び筐体11eを備えている。なお、以下の固定冶具11の説明は、図5及び図6に示す固定冶具11の形態を基準として説明する。
第1の固定部11a及び第2の固定部11bは、筒体2を挟み込んで固定する。本実施の形態では、固定冶具11の上方から筒体2を第1の固定部11aと第2の固定部11bとの間に挿入し、第1の固定部11a及び第2の固定部11bとで筒体2の厚さ方向から当該筒体2を挟み込んで固定する。
第1の固定部11aは、把持部11f及びフレーム部11gを備えている。把持部11fは、筒体2を厚さ方向で半割にした一方の部分と対応する凹部11hを備えている。把持部11fは、例えば嵌合構造によりフレーム部11gに対して着脱可能とされている。但し、把持部11fはフレーム部11gに対して着脱可能であればよく、嵌合構造に限定されず、例えばボルトなどの締結具により着脱可能とされてもよい。フレーム部11gの左右両端部は夫々、第1の駆動機構11c及び第2の駆動機構11dに連結されている。
第2の固定部11bも、第1の固定部11aと略等しい構成とされており、把持部11i及びフレーム部11jを備えている。把持部11iは、筒体2を厚さ方向で半割にした他方の部分と対応する凹部11kを備えており、当該凹部11kは固定冶具11の前後方向において第1の固定部11aの凹部11hと対向する。つまり、固定冶具11の前後方向において第1の固定部11aと第2の固定部11bとを突き合せると、第1の固定部11aの凹部11hと第2の固定部11bの凹部11kとで筒体2の外形と対応する。
把持部11iは、例えば嵌合構造によりフレーム部11jに対して着脱可能とされている。但し、把持部11iはフレーム部11jに対して着脱可能であればよく、嵌合構造に限定されず、例えばボルトなどの締結具により着脱可能とされてもよい。フレーム部11jの左右両端部は夫々、第1の駆動機構11c及び第2の駆動機構11dに連結されている。
第1の駆動機構11cは、第1の固定部11a及び第2の固定部11b夫々における固定冶具11の左端部を当該固定冶具11の前後方向に移動させる。本実施の形態の第1の駆動機構11cは、第2の駆動機構11dとで固定冶具11の左右方向において第1の固定部11aの凹部11h及び第2の固定部11bの凹部11kを挟み込むように配置されており、レール部材11l及び棒ネジ11mを備えている。
レール部材11lは、棒ネジ11mと略平行に配置されており、固定冶具11の前後方向に延在している。そして、レール部材11lは、固定冶具11の上下方向に間隔を開けて配置され、各々のレール部材11lは筐体11eに支持されている。また、レール部材11lは、フレーム部11g、11j夫々における固定冶具11の左端部に形成された凹部に嵌合されている。
棒ネジ11mは、筐体11eに回転可能に支持されている。そして、棒ネジ11mは、フレーム部11g、11j夫々における固定冶具11の左端部に形成され、且つ固定冶具11の前後方向に貫通するネジ孔に螺合されている。
第2の駆動機構11dは、第1の固定部11a及び第2の固定部11b夫々における固定冶具11の右端部を当該固定冶具11の前後方向に移動させる。本実施の形態の第2の駆動機構11dは、レール部材11n及び棒ネジ11oを備えている。
レール部材11nは、棒ネジ11oと略平行に配置されており、固定冶具11の前後方向に延在している。そして、レール部材11nは、固定冶具11の上下方向に間隔を開けて配置され、各々のレール部材11nの両端部は筐体11eに支持されている。また、レール部材11nは、フレーム部11g、11j夫々における固定冶具11の右端部に形成された凹部に嵌合されている。
棒ネジ11oは、筐体11eに回転可能に支持されている。そして、棒ネジ11oは、フレーム部11g、11j夫々における固定冶具11の右端部に形成され、且つ固定冶具11の前後方向に貫通するネジ孔に螺合されている。
筐体11eは、上方に開口部を有する箱形であり、内部に第1の固定部11a、第2の固定部11b、第1の駆動機構11c及び第2の駆動機構11dを収容している。
このような固定冶具11は、棒ネジ11m、11oを一方に回転させると、固定冶具11の前後方向において第1の固定部11aと第2の固定部11bとが互いに近づくように移動する。一方、棒ネジ11m、11oを他方に回転させると、固定冶具11の前後方向において第1の固定部11aと第2の固定部11bとが互いに遠ざかるように移動する。
そのため、第1の固定部11aの凹部11hと第2の固定部11bの凹部11kとで筒体2を当該筒体2の厚さ方向から挟み込んで固定したり、筒体2の固定を解除したり、することが可能である。
しかも、把持部11f、11iは夫々、フレーム部11g、11jに対して着脱可能であるので、筒体2の形状(即ち、筒体2の外形)に応じて把持部11f、11iを交換することができ、カシメ装置1の汎用性を高めることができる。
なお、本実施の形態では、棒ネジ11m、11oを回転させることで第1の固定部11a及び第2の固定部11bを移動させているが、アクチュエータなどを用いて第1の固定部11a及び第2の固定部11bを移動させてもよい。また、第1の固定部11a及び第2の固定部11bの少なくとも一方が移動すればよい。
本体部12は、図1に示すように、載置部12a、支持部12b及び駆動機構12cを備えている。なお、以下の本体部12の説明は、図1に示す本体部12の形態を基準として説明する。
載置部12aは、支持部12bの上方に配置されている。支持部12bは、載置部12aを本体部12の上下方向に延在する軸AX1を中心に回転可能に支持する。そして、支持部12bには、駆動機構12cが搭載されている。
駆動機構12cは、モータや減速機などを備えており、出力軸が本体部12の上下方向に延在している。この出力軸は、載置部12aの下面に連結されている。そして、駆動機構12cのモータは、制御装置10から入力される制御信号に基づいて動作する。
このような本体部12における載置部12a上には、固定冶具11に固定された筒体2の高さ方向と直交する面での断面形状の中心O1(図5を参照)を通り、且つ固定冶具11の上下方向に延在する軸AX2が載置部12aの回転軸AX1と略重なるように、当該固定冶具11が載置されて固定されている。
カシメ部9は、図2に示すように、加工ローラ4、案内機構13、駆動機構14、接続部15及び押え機構16を備えている。なお、以下のカシメ部9の説明は、図2に示すカシメ部9の形態を基準として説明する。
加工ローラ4は、上述のように内側ローラ6及び外側ローラ7を備えている。内側ローラ6は、基本形態が円柱形であって、エンドプレート3の立ち上がり部3cと接触する円周面6aを備えている。そして、内側ローラ6は、回転軸6bを介して接続部15によって内側ローラ6の上方から回転可能に片持ち支持されている。この内側ローラ6は、回転軸6bに対して例えばナットなどの締結具によって着脱可能である。
外側ローラ7は、基本形態が円柱形であって、筒体2のフランジ部2b及びエンドプレート3の周縁部3aを押し込む円周面7aを備えている。この円周面7aにおけるカシメ部9の上下方向の略中央部には、筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを巻き込んでカシメ加工するための凹部7cが形成されている。
そして、外側ローラ7は、回転軸7bを介して案内機構13によって外側ローラ7の上方から回転可能に片持ち支持されている。この外側ローラ7は、回転軸7bに対して例えばナットなどの締結具によって着脱可能である。このような構成により、内側ローラ6及び外側ローラ7は、適宜、交換することができる。
外側ローラ7の円周面7aは、カシメ部9の左右方向において内側ローラ6の円周面6aと対向するように配置されている。そして、外側ローラ7の回転軸7bは、カシメ部9の前後方向から見て内側ローラ6の回転軸6bと略平行に配置され、且つカシメ部9の上下方向に延在している。また、図3に示すように、内側ローラ6の回転軸6bと直交し、且つ外側ローラ7の回転軸7bと内側ローラ6の回転軸6bとを結んだ直線L1は、カシメ部9の左右方向に延在している。
案内機構13は、外側ローラ7をカシメ部9の左右方向に案内する。本実施の形態の案内機構13は、レール部材13a、スライダ13b及び支持部材13cを備えている。レール部材13aは、カシメ部9の左右方向に延在している。
スライダ13bは、レール部材13aに嵌合されており、接続部15に固定されている。支持部材13cは、レール部材13aを支持しており、左端部に外側ローラ7の回転軸7bが連結されている。
駆動機構14は、シリンダ14a及び加減圧装置14bを備えている。シリンダ14aは、固定冶具14cを介して接続部15に固定されている。シリンダ14aのロッド14dは、案内機構13の支持部材13cに連結されており、ロッド14dの中心軸AX3はカシメ部9の上下方向から見て直線L1上であって、且つカシメ部9の左右方向に延在している。
加減圧装置14bは、制御装置10から入力される制御信号に基づいて動作し、液体や気体を用いてシリンダ14aを加圧又は減圧することで、シリンダ14aのロッド14dを伸縮させる。
接続部15は、内側ローラ6、外側ローラ7を支持する案内機構13及び駆動機構14を支持しており、ロボット5に連結されている。押え機構16は、エンドプレート3の平面部3bを押える。本実施の形態の押え機構16は、ボールプランジャを備えており、接続部15に固定されている。
このようなカシメ部9は、駆動機構14のシリンダ14aを伸長させると、案内機構13によって案内されて外側ローラ7が内側ローラ6に対して近づくように移動して、内側ローラ6の円周面6aと外側ローラ7の円周面7aとで筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを挟み込む。一方、カシメ部9は、駆動機構14のシリンダ14aを収縮させると、案内機構13によって案内されて外側ローラ7が内側ローラ6に対して離れるように移動する。
ロボット5は、図1に示すように、例えば一般的な6軸のロボットアームであり、根元部が固定冶具5aに連結されている。一方、ロボット5の先端部はカシメ部9に連結されている。ロボット5の各関節のモータは、制御装置10から入力される制御信号に基づいて制御される。
制御装置10は、詳細は後述するが、回転テーブル8における本体部12のモータ、カシメ部9における駆動機構14の加減圧装置14b及びロボット5の各関節のモータを制御する。ここで、本実施の形態の制御装置10は、回転テーブル8とロボット5とを関連付けて協調制御する。
次に、本実施の形態のカシメ方法を説明する。なお、以下のカシメ方法は、ハードウェア資源を用いて実行してもよく、ソフトウェア資源を用いて実行してもよい。
先ず、作業者は、筒体2を回転テーブル8の第1の固定部11aの凹部11hと第2の固定部11bの凹部11kとの間に筒体2を配置して、第1の駆動機構11cと第2の駆動機構11dとを駆動させ、第1の固定部11aの凹部11hと第2の固定部11bの凹部11kとで筒体2を固定する。そして、作業者は、筒体2の上側の開口部2aを塞ぐように、筒体2のフランジ部2b上にエンドプレート3の周縁部3aを載置する。
次に、制御装置10は、図2に示すように、ロボット5を制御して、内側ローラ6を筒体2の内側に配置し、内側ローラ6の円周面6aをエンドプレート3の立ち上がり部3cに接触させると共に、外側ローラ7を筒体2の外側に配置する。このとき、押え機構16でエンドプレート3の平面部3bを押させる。
次に、制御装置10は、回転テーブル8における駆動機構12cのモータを制御して筒体2及びエンドプレート3を回転させる。
次に、制御装置10は、カシメ部9における駆動機構14の加減圧装置14bを制御して、シリンダ14aを伸長させて外側ローラ7を内側ローラ6側に移動させ、内側ローラ6の円周面6aと外側ローラ7の円周面7aとで筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを挟み込む。
そして、制御装置10は、ロボット5を制御して、回転する筒体2及びエンドプレート3に倣うように、即ち筒体2のフランジ部2b及びエンドプレート3の周縁部3aに沿って内側ローラ6及び外側ローラ7を移動させる。
ここで、図7は、筒体2が回転した際の筒体2と内側ローラ6と外側ローラ7との配置関係を示す図であり、詳細には筒体2が180°回転するまでの配置関係を示している。
図7に示すように、制御装置10は、回転テーブル8とロボット5とを協調制御して、筒体2及びエンドプレート3が回転しても、直線L1が筒体2における内側ローラ6の円周面6aと外側ローラ7の円周面7aとで挟み込まれる位置(加工点P1)を通る当該筒体2(の外周面)の法線N1上に配置されるように、内側ローラ6及び外側ローラ7の位置制御を行う。
言い換えると、制御装置10は、カシメ部9の前後方向から見て、内側ローラ6の回転軸6b及び外側ローラ7の回転軸7bと、筒体2における内側ローラ6の円周面6aと外側ローラ7の円周面7aとで挟み込まれる面(厳密には線)と、が略平行に配置され、且つカシメ部9の上下方向から見て、外側ローラ7が内側ローラ6側に移動する方向が筒体2における当該挟み込まれる面に対して略直交するように、内側ローラ6及び外側ローラ7の位置制御を行う。
これにより、内側ローラ6の円周面6aはエンドプレート3の立ち上がり部3cと略面接触(厳密には線接触)し、外側ローラ7の円周面7aは筒体2の外周面と略面接触(厳密には線接触)する。また、駆動機構14のシリンダ14aの伸縮方向は、筒体2に対して略直交する。そのため、シリンダ14aによる伸長力を確実に筒体2のフランジ部2b及びエンドプレート3の周縁部3aに伝達することができる。
このとき、ロボット5の回転軸AX4は、図3に示すように、加工点P1を通り、且つ内側ローラ6の回転軸6bが延在する方向に延びていることが好ましい。これにより、筒体2及びエンドプレート3が回転しても、簡単に直線L1が加工点P1を通る法線N1上に配置されるように内側ローラ6及び外側ローラ7の位置制御を行うことができる。
また、筒体2が略U字形に成型した鋼板の開放端部をカシメ加工して製造されたものである場合、筒体2の外周面にカシメ部が存在するが、当該カシメ部に外側ローラ7が差し掛かったとき、外側ローラ7がカシメ部を良好に乗り越えることができる構成であることが好ましい。
そこで、本実施の形態では、図2に示すように、外側ローラ7における筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを押し込む力を予め設定された閾値以下にする圧力調整部14eをシリンダ14aと加減圧装置14bとの間に備えている。これにより、外側ローラ7が適度な圧力で筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを押し込みながら、筒体2のカシメ部を乗り越えることができる。
このように筒体2及びエンドプレート3を回転させながら、内側ローラ6と外側ローラ7とで筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを挟み込むことで、筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとをカシメ加工する。
本実施の形態のカシメ装置1及びカシメ方法は、上述のように、外側ローラ7が筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとを押し込む力と、内側ローラ6が外側ローラ7を押し返す力と、が略等しく、それらの反力がロボット5に相殺するように作用するので、結果としてロボット5に反力が殆ど伝わらないことになる。そのため、ロボット5を剛強に構成する必要がなく、ロボット5を簡素化することができ、コストの削減に寄与できる。
しかも、ロボット5を用いて内側ローラ6及び外側ローラ7を、回転する筒体2及びエンドプレート3に倣うように移動させるので、従来のような倣い機構を省略することができ、カシメ装置を簡略化することができる。
また、本実施の形態の第1の固定部11aの把持部11f及び第2の固定部11bの把持部11iは、筒体2の形状に応じて交換可能であるため、カシメ装置1の汎用性が高い。
さらに、本実施の形態では、回転テーブル8とロボット5とを協調制御するので、ロボット5の稼動範囲を狭くすることができ、ロボット5の小型化に寄与できる。
ここで、図8及び図9は、本実施の形態のカシメ装置1でカシメ加工することが可能な他の筒体などを示す図である。本実施の形態のカシメ装置1は、ロボット5を用いて内側ローラ6及び外側ローラ7の位置制御を行うので、筒体2の外周面が当該筒体2の内方側又は外方側に傾斜していても(即ち、筒体2が錐台であっても)、図8に示すように、ロボット5の回転軸AX4を筒体2の高さ方向に延在する軸に対して傾けることで、筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとをカシメ加工することができる。
また、図9に示すように、筒体2の開口端部が当該筒体2の高さ方向に延在する軸と直交する面S1に対して一部分が傾斜していても、やはりロボット5の回転軸AX4を筒体2の高さ方向に延在する軸に対して傾けることで、筒体2のフランジ部2bとエンドプレート3の周縁部3aとをカシメ加工することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、一般的なカシメ装置と同様に、外側ローラ7が粗加工用の第1のローラ及び仕上げ加工用の第2のローラを備えた構成を説明する。ここで、図10及び図11は、本実施の形態のカシメ部を示す平面図である。図12は、本実施の形態のカシメ加工の流れを示す図である。
本実施の形態のカシメ部20は、図10及び図11に示すように、基本構成は実施の形態1のカシメ部9と略等しい構成とされているため、重複する説明は省略するが、二組のカシメ部9が内側ローラ6の回転軸6bが延在する方向から見て略V字形に配置されている。なお、以下のカシメ部20の説明は、図10及び図11に示すカシメ部20の形態を基準として説明する。
本実施の形態の接続部21は、カシメ部20の上下方向から見て略V字形に形成されている。そして、接続部21には、第1のローラ22を内側ローラ6側に移動させることができるように、第1の案内機構23及び第1の駆動機構のシリンダ24が設けられている。また、接続部21には、第2のローラ25を内側ローラ6側に移動させることができるように、第2の案内機構26及び第2の駆動機構のシリンダ27が設けられている。ここで、第1のローラ22と第2のローラ25は、カシメ部20の上下方向で略等しい高さに配置されている。
これにより、カシメ部20の上下方向から見て、内側ローラ6の回転軸6bと直交し、且つ第1のローラ22の回転軸22aと内側ローラ6の回転軸6bとを結んだ直線L2と内側ローラ6の回転軸6bと直交し、且つ第2のローラ25の回転軸25aと内側ローラ6の回転軸6bとが結んだ直線L3と、は内側ローラ6の回転軸6b上で交差する。
このようなカシメ部20は、ロボット5の回転軸AX4を中心に回転可能であって、カシメ加工の進捗に応じて当該回転軸AX4を中心として回転する。つまり、第1のローラ22及び第2のローラ25は、回転軸AX4を中心に公転する。ちなみに、本実施の形態のロボット5の回転軸AX4は、筒体2における内側ローラ6の円周面6aと第1のローラ22の円周面22bとで挟み込まれる位置(加工点P2)を通り、且つ内側ローラ6の回転軸6bが延在する方向に延びる。
図12(a)乃至図12(c)に示す粗加工を行うときは、制御装置10は、ロボット5によってカシメ部20を位置制御すると共に回転軸AX4を中心に回転させることで、直線L2を加工点P2を通る筒体2(の外周面)の法線N2上に配置する。
そして、制御装置10は、回転テーブル8を回転させつつ、第1の駆動機構のシリンダ24を伸長させて第1のローラ22を内側ローラ6側に移動させる。このとき、制御装置10は、ロボット5を制御して、直線L2が加工点P2を通る筒体2の法線N2上に配置された状態を維持するように、内側ローラ6及び第1のローラ22を移動させる。
次に、図12(d)乃至図12(e)に示す仕上げ加工を行うときは、制御装置10は、ロボット5によってカシメ部20を位置制御すると共に回転軸AX4を中心に回転させることで、直線L3を内側ローラ6の円周面6aと第2のローラ25の円周面25bとで挟み込まれる位置(加工点P3)を通る筒体2(の外周面)の法線N3上に配置する。
そして、制御装置10は、回転テーブル8を回転させつつ、第2の駆動機構のシリンダ27を伸長させて第2のローラ25を内側ローラ6側に移動させる。このとき、制御装置10は、ロボット5を制御して、直線L3が加工点P3を通る筒体2の法線N3上に配置された状態を維持するように、内側ローラ6及び第2のローラ25を移動させる。
このように本実施の形態では、ロボット5を制御することで、簡単に粗加工用の第1のローラ22と仕上げ加工用の第2のローラ25とを選択することができ、生産性を向上させることができる。しかも、粗加工時と仕上げ加工時とで内側ローラ6を共通に用いることができる。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施の形態では、説明を明確にするために上下方向、左右方向及び前後方向を規定して説明したが、カシメ装置の使用形態によって適宜変更される。
上記実施の形態では、回転テーブル8を回転させているが、回転テーブル8を回転させることなく、ロボット5がカシメ部を筒体2のフランジ部2b及びエンドプレート3の周縁部3aに沿うように移動させてカシメ加工を行ってもよい。
1 カシメ装置
2 筒体、2a 開口部、2b フランジ部
3 エンドプレート、3a 周縁部、3b 平面部、3c 立ち上がり部
4 加工ローラ
5 ロボット、5a 固定冶具
6 内側ローラ、6a 円周面、6b 回転軸
7 外側ローラ、7a 円周面、7b 回転軸、7c 凹部
8 回転テーブル
9 カシメ部
10 制御装置
11 固定冶具
11a 第1の固定部、11f 把持部(第1の把持部)、11g フレーム部、11h 凹部
11b 第2の固定部、11i 把持部(第2の把持部)、11j フレーム部、11k 凹部
11c 第1の駆動機構、11l レール部材、11m 棒ネジ
11d 第2の駆動機構、11n レール部材、11o 棒ネジ
11e 筐体
11p ハンドル
12 本体部、12a 載置部、12b 支持部、12c 駆動機構
13 案内機構、13a レール部材、13b スライダ、13c 支持部材
14 駆動機構、14a シリンダ、14b 加減圧装置、14c 固定冶具、14d ロッド、14e 圧力調整部
15 接続部
16 押え機構
20 カシメ部
21 接続部
22 第1のローラ、22a 回転軸、22b 円周面
23 第1の案内機構
24 第1の駆動機構のシリンダ
25 第2のローラ 25a 回転軸、25b 円周面
26 第2の案内機構
27 第2の駆動機構のシリンダ

Claims (10)

  1. 筒体の端部と当該筒体の開口部を閉塞するためのエンドプレートの周縁部とを加工ローラでカシメ加工するカシメ装置であって、
    前記加工ローラは、当該加工ローラの位置制御を行うロボットに連結されており、前記筒体の内側に配置される内側ローラと、前記内側ローラと対向するように前記筒体の外側に配置され、前記内側ローラ側に移動可能な外側ローラと、で前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とを挟み込んでカシメ加工を実行し、
    前記ロボットの回転軸は、前記筒体における前記内側ローラの円周面と前記外側ローラの円周面とで挟み込まれる位置である加工点を通り、且つ前記内側ローラの回転軸が延在する方向に延びているカシメ装置。
  2. 前記ロボットは、前記内側ローラ及び前記外側ローラの回転軸と、前記筒体における前記内側ローラと前記外側ローラとで挟み込まれる面と、が平行に配置され、且つ前記外側ローラが前記内側ローラ側に移動する方向が前記挟み込まれる面と直交するように、前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御する請求項1に記載のカシメ装置。
  3. 前記筒体を挟み込んで固定する第1の把持部及び第2の把持部を備え、
    前記第1の把持部及び前記第2の把持部は、固定する前記筒体の形状に応じて交換可能である請求項1又は2に記載のカシメ装置。
  4. 前記外側ローラは、第1のローラと第2のローラとを備え、
    前記第1のローラにおける前記内側ローラ側に移動する方向に延在する直線と、前記第2のローラにおける前記内側ローラ側に移動する方向に延在する直線と、が交差する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカシメ装置。
  5. 前記ロボットは、前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とに倣うように前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカシメ装置。
  6. 前記外側ローラにおける前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とを押し込む力を予め設定された閾値以下にする圧力調整部を備える請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカシメ装置。
  7. 前記筒体を回転させる回転テーブルを備え、
    前記ロボットと前記回転テーブルとは協調動作する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカシメ装置。
  8. 筒体の端部と当該筒体の開口部を閉塞するためのエンドプレートの周縁部とを加工ローラでカシメ加工するカシメ方法であって、
    ロボットに連結された前記加工ローラである内側ローラ及び外側ローラの位置制御を、行い、前記筒体の内側に前記内側ローラを配置し、前記内側ローラと対向するように前記筒体の外側に前記外側ローラを配置し、前記筒体における前記内側ローラの円周面と前記外側ローラの円周面とで挟み込まれる位置である加工点を通り、且つ前記内側ローラの回転軸が延在する方向に延びるように、前記ロボットの回転軸を配置しつつ、前記外側ローラを前記内側ローラ側に移動させて前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とを前記内側ローラとで挟み込んでカシメ加工するカシメ方法。
  9. 前記ロボットは、前記内側ローラ及び前記外側ローラの回転軸と、前記筒体における前記内側ローラと前記外側ローラとで挟み込まれる面と、が平行に配置され、且つ前記外側ローラが前記内側ローラ側に移動する方向が前記挟み込まれる面と直交するように、前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御する請求項8に記載のカシメ方法。
  10. 前記ロボットは、前記筒体の端部と前記エンドプレートの周縁部とに倣うように前記内側ローラと前記外側ローラとの位置を制御する請求項8又は9に記載のカシメ方法。
JP2014096760A 2014-05-08 2014-05-08 カシメ装置及びカシメ方法 Expired - Fee Related JP5975061B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014096760A JP5975061B2 (ja) 2014-05-08 2014-05-08 カシメ装置及びカシメ方法
US14/697,910 US20150321240A1 (en) 2014-05-08 2015-04-28 Swaging device and swaging method
CN201510208648.2A CN105081116A (zh) 2014-05-08 2015-04-28 压接装置及压接方法
EP15166592.4A EP2942125A1 (en) 2014-05-08 2015-05-06 Swaging device and swaging method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014096760A JP5975061B2 (ja) 2014-05-08 2014-05-08 カシメ装置及びカシメ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015213925A JP2015213925A (ja) 2015-12-03
JP5975061B2 true JP5975061B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=53442461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014096760A Expired - Fee Related JP5975061B2 (ja) 2014-05-08 2014-05-08 カシメ装置及びカシメ方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150321240A1 (ja)
EP (1) EP2942125A1 (ja)
JP (1) JP5975061B2 (ja)
CN (1) CN105081116A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6056781B2 (ja) * 2013-04-10 2017-01-11 トヨタ自動車株式会社 マフラー製造方法及びマフラー
CN107900236B (zh) * 2017-11-24 2023-10-20 安徽鲲鹏装备模具制造有限公司 一种冷柜内胆的底板四圆角铆接设备
CN107900235B (zh) * 2017-11-24 2023-09-08 安徽鲲鹏装备模具制造有限公司 一种用于冷柜内胆底板圆角铆接的铆接机构
CN111015173B (zh) * 2019-12-25 2021-06-25 伊卡路斯(苏州)车辆系统有限公司 用于铰接棚棚布与包边型材压接的压接工具
JP7312731B2 (ja) * 2020-07-21 2023-07-21 株式会社スギノマシン 自動拡管装置
CN114603040B (zh) * 2022-03-21 2023-10-03 青岛雷霆重工股份有限公司 一种翻边槽钢生产装置以及翻边槽钢

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE165851C (ja) *
US3540394A (en) * 1967-06-16 1970-11-17 Sobrefina Sa Method of hermetically closing a container by means of a lid capable of being seamed
JPS59141874A (ja) * 1983-02-03 1984-08-14 Nec Corp カラ−網点画像符号化装置
US5066184A (en) * 1989-01-18 1991-11-19 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Method for seaming packed cans
JPH04430U (ja) * 1990-04-16 1992-01-06
JP2001300666A (ja) * 2000-04-19 2001-10-30 Sango Co Ltd 缶の製造方法
JP4943666B2 (ja) * 2004-05-11 2012-05-30 本田技研工業株式会社 ロールヘミング加工方法及び加工装置
GB2439693B (en) * 2005-04-27 2010-07-07 Honda Motor Co Ltd Roll hemming method and roll hemming apparatus
JP4939774B2 (ja) * 2005-06-22 2012-05-30 本田技研工業株式会社 ローラヘミング装置及びローラヘミング方法
JP5118384B2 (ja) * 2007-04-19 2013-01-16 本田技研工業株式会社 ヘミング加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2942125A1 (en) 2015-11-11
CN105081116A (zh) 2015-11-25
US20150321240A1 (en) 2015-11-12
JP2015213925A (ja) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5975061B2 (ja) カシメ装置及びカシメ方法
JP6363560B2 (ja) パイプの曲げ方法及び曲げ装置
JP6250994B2 (ja) 自在軸受けブレード付きパネル曲げマシン
JP5915816B2 (ja) ローラヘミング加工装置およびローラヘミング加工方法
US9701084B2 (en) Press machine
JP5690950B2 (ja) 円形状カム装置を有する成形型
JP6405994B2 (ja) ロールヘミング加工装置
JPH0768324A (ja) ヘミング加工装置
JPWO2012070108A1 (ja) ローラヘミング装置
JP6512665B2 (ja) ローラヘミング装置、及びローラヘミング方法
JP2018043289A (ja) ローラヘミング装置
JP6057321B2 (ja) ローラヘム加工装置
JP5498854B2 (ja) シーム溶接装置
JP4735083B2 (ja) 缶の巻き締め装置および缶の巻き締め方法
US20190291170A1 (en) Forging roll device
JP2013154385A (ja) ローラヘミング加工方法およびその装置
JP2019025529A (ja) ローラヘミング加工方法
KR102344793B1 (ko) 헤밍 헤드
JP3240397U (ja) 旋回式ローラーヘッド
JP2008290110A (ja) パイプ曲げ装置
JP6421616B2 (ja) ロールヘミング加工装置および加工方法
JP2001079615A (ja) 曲げ加工装置
EP2628620B1 (en) Tool for the assembly of elastomeric seals
JP2015167959A (ja) ロールヘミング加工装置
KR102595334B1 (ko) 소재 교정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5975061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees