JP5943862B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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本発明は目地部の端部より目地部の幅寸法の2分の1近傍に柱や壁面の障害物を有する左右の床躯体間を覆う床用目地装置に関する。
従来の床用目地装置は目地部の両端部に目地部の幅寸法と同じ幅寸法のスペースがないと設置することができなかった。
このため、左右の床躯体間の目地部の幅寸法を小さく設定するため、地震での大きな揺れ動きを吸収することができなかった。
特許第4764805号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地部の端部の近傍に柱や壁面等の障害物があるような左右の床躯体間に、地震で目地部が広くなったり、狭くなるような揺れ動きが生じても、障害物を損傷させたり、損傷することなくその揺れ動きを吸収し、かつ目地部が開口して危険な状態になったりするのを阻止することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた、該目地部の端部より目地部の幅寸法の2分の1近傍に障害物を有する左右の床躯体と、この左右の床躯体の上面に固定された左右の固定支持部材、この左右の固定支持部材の前記目地部側の端部より先端部が、該目地部の中央部へ常時突出するように設けられた左右の可動支持部材を有する左右の支持部材と、この左右の支持部材の左右の固定支持部材に支持され、下部先端が前記目地部側へ突出する傾斜面に形成された左右の固定目地プレートと、この左右の固定目地プレートの傾斜面と接触するように配置され、地震で目地部が狭くなると上方へ押し上げられる中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央底面に上下移動できるように取付けられた、該中央目地プレートの中央部を、地震で目地部が広くなったり、狭くなっても目地部の中央部に位置させることができる少なくとも2個の中央維持機構と、前記左右の支持部材の左右の可動支持部材が前記左右の固定支持部材より必要以上に突出するのを阻止する左右のストッパーとで床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、中央維持機構によって中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させることができるので、目地部の端部より目地部の幅寸法が2分の1近傍に障害物があっても、中央目地プレートの両端部が障害物に衝突することなく、地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)前記(1)によって、目地部が地震で広くなった場合、中央目地プレートと左右の固定目地プレートの間に左右の支持部材の左右の可動支持部材が位置して、隙間が生じるのを確実に防止することができる。
したがって、安全に使用することができる。
(3)前記(1) により、左右の床躯体の障害物間の寸法の2分の1の目地部を形成してもよく、左右の床躯体の大きな揺れ動きを設定することができる。
本発明を実施するための第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 本発明を実施するための第1の形態の中央目地プレートを外した状態の平面図。 本発明を実施するための第1の形態の左右の支持部材の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の左右の固定目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第1の形態の中央目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第1の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の地震で目地部が広くなった状態の平面図。 図8の9−9線に沿う断面図。 本発明を実施するための第1の形態の地震で目地部が狭くなった状態の平面図。 図10の11−11線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図12の13−13線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の中央目地プレートを外した状態の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図15の16−16線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の左右の支持部材の説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図11に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた、該目地部2の端部より目地部2の幅寸法Lの2分の1近傍に柱や壁面の障害物3、3を有する左右の床躯体4、4間を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記左右の床躯体4、4の上面に固定された左右の固定支持部材5、5、この左右の固定支持部材5、5の前記目地部側の端部より先端部が、該目地部2の中央部へ常時突出するように設けられた左右の可動支持部材6、6を有する左右の支持部材7、7と、この左右の支持部材7、7の左右の固定部材5、5に支持され、下部先端が前記目地部側へ突出する傾斜面8、8に形成された左右の固定目地プレート9、9と、この左右の固定目地プレート9、9の傾斜面8、8と接触するように配置され、地震で目地部2が狭くなると上方へ押し上げられる中央目地プレート10と、この中央目地プレート10の中央底面に上下移動できるように取付けられた、該中央目地プレート10の中央部を、地震で目地部2が広くなったり、狭くなっても目地部2の中央部に位置させることができる少なくとも2個の中央維持機構11、11と、前記左右の支持部材7、7の左右の可動支持部材6、6が前記左右の固定支持部材5、5より必要以上突出するのを阻止する左右のストッパー12、12としてのワイヤーとで構成されている。
前記左右の支持部材7、7は図4示すように左右の固定支持部材5、5として多数個の四角形状の筒部材13を並列固定されたものが使用され、左右の可動支持部材6、6は前記左右の固定支持部材5、5内をそれぞれスライド移動できる四角形状の筒、あるいはリップミゾ形鋼形状の筒部材14が使用され、該左右の可動支持部材6、6を常時突出できるように前記左右の固定支持部材5、5内に収納された付勢スプリング15、15で付勢されている。
前記左右の固定目地プレート9、9は、図5に示すように浅皿状で、先端部が傾斜面8に形成された金属材製の固定目地プレート本体16と、この固定目地プレート本体16内に充填されたモルタルやコンクリート17と、このモルタルやコンクリート17の上部に設置された石材やタイル等の床化粧板18とで構成されている。
前記中央目地プレート10は図6に示すように、両端部に前記左右の固定目地プレート9、9の傾斜面8、8と面接触する傾斜面19、19が形成された浅皿状の金属材製の中央目地プレート本体20と、この中央目地プレート本体20内に充填されたモルタルやコンクリート17と、このモルタルやコンクリート17の上部に設置された石材やタイル等の床化粧板18とで構成されている。
前記中央維持機構11、11は四角枠形状のリンク部材21と、このリンク部材21の対向する部位の枢支ピン22、22に枢支された前記左右の床躯体4、4の目地部側部に複数本のタッピングビス23で取付けられる取付け金具24、24と、前記リンク部材21の対向するバー部材21a、21aの中央部に枢支ピン25、25で両端部が取付けられた中央バー部材26と、この中央バー部材26の中央部に下端部が溶接等で固定され、上部が前記左右の支持部材7、7に支持された中央目地プレート10の底面近傍に位置する中央パイプ材27と、この中央パイプ材27にスライド移動可能に挿入される前記中央目地プレート10の底面中央部に固定されたスライド軸28とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は、通常時には左右の床躯体4、4の障害物3、3間は左右の支持部材7、7、左右の固定目地プレート9、9、中央目地プレート10で覆われた、図1および図2に示す状態となっている。
地震で目地部2が広くなるように左右の床躯体4、4が揺れ動くと、図8および図9に示すように中央目地プレート10の中央部は中央維持機構11、11によって、目地部2の中央部に位置された状態で左右の床躯体4、4および左右の支持部材7、7の左右の固定支持部材5、5が左右方向に移動するが、左右の可動支持部材6、6は中央目地プレート10を支持された状態となる。
このため、目地部2は左右の支持部材7、7の左右の可動支持部材6、6および中央目地プレート10で覆われた状態を保っている。
地震で目地部2が狭くなるように左右の床躯体4、4が揺れ動くと、図10および図11に示すように左右の固定目地プレート9、9の内側方向へ移動することによって、中央目地プレート10の中央部が目地部2の中央部に中央維持機構11、11で維持されながら上方へ移動し、その揺れ動きを吸収する。
なお、地震での揺れ動きが停止すると、自動的に元の状態へ戻る。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図12ないし図17に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12ないし図14に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、四角枠形状が2個となるパンタグラフ形状の中央維持機構11A、11Aを用いた点で、このような中央維持機構11A、11Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図15ないし図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、左右の固定目地プレート9、9の寸法と同じ寸法の長方形状筒状の左右の固定支持部材5A、5Aと、この左右の固定支持部材5A、5A内に後端部がスライド移動可能に収納される長方形状筒状の左右の可動支持部材6A、6Aと、この左右の可動支持部材6A、6Aの底面に左右方向に形成された長孔29、29、29、29と、この長孔29、29、29、29内へ挿入される、前記左右の固定支持部材5A、5Aの先端部に形成されたストッパー片30、30、30、30と、前記左右の固定支持部材5A、5A内に収納され、前記左右の可動支持部材6A、6Aを外方へ常時突出するように付勢する付勢スプリング31、31を用いた左右の支持部材7A、7Aを用いた点で、このような左右の支持部材7A、7Aを用いて構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は目地部の端部より目地部の幅寸法の2分の1近傍に柱や壁面等の障害物を有する左右の床躯体間を覆う床用目地装置を製造する産業で利用される。
1、1A、1B:床用目地装置、2:目地部、
L:目地部の幅寸法、 3:障害物、
4:床躯体、 5、5A:固定支持部材、
6、6A:可動支持部材、 7、7A:支持部材、
8:傾斜面、 9:固定目地プレート、
10:中央目地プレート、 11、11A:中央維持機構、
12:ストッパー、 13:筒部材、
14:筒部材、 15:付勢スプリング、
16:固定目地プレート本体、 17:モルタルやコンクリート、
18:床化粧板、 19:傾斜面、
20:中央目地プレート本体、 21:リンク部材、
22:枢支ピン、 23:タッピングビス、
24:取付け金具、 25:枢支ピン、
26:中央バー部材、 27:中央パイプ材、
28:スライド軸、 29:長孔、
30:ストッパー片、 31::付勢スプリング。

Claims (1)

  1. 目地部を介して設けられた、該目地部の端部より目地部の幅寸法の2分の1近傍に障害物を有する左右の床躯体と、この左右の床躯体の上面に固定された左右の固定支持部材、この左右の固定支持部材の前記目地部側の端部より先端部が、該目地部の中央部へ常時突出するように設けられた左右の可動支持部材を有する左右の支持部材と、この左右の支持部材の左右の固定支持部材に支持され、下部先端が前記目地部側へ突出する傾斜面に形成された左右の固定目地プレートと、この左右の固定目地プレートの傾斜面と接触するように配置され、地震で目地部が狭くなると上方へ押し上げられる中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央底面に上下移動できるように取付けられた、該中央目地プレートの中央部を、地震で目地部が広くなったり、狭くなっても目地部の中央部に位置させることができる少なくとも2個の中央維持機構と、前記左右の支持部材の左右の可動支持部材が前記左右の固定支持部材より必要以上に突出するのを阻止する左右のストッパーとからなることを特徴とする床用目地装置。
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