JP5329591B2 - 目地装置 - Google Patents
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Description
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1によって、地震で目地部が狭くなり、床用目地プレートの先端部が上方へ回動しても、壁用目地装置の補助目地カバーが床用目地プレートの回動方向と同様に回動するとともに、下端部が山形状あるいは半円弧状のスライド目地カバーの下端部の中央部と補助目地カバーが枢支されているため、スライド目地カバーに該スライド目地カバーが目地カバーに対してスライド移動を阻止するような力が加わるのを阻止できる。
したがって、床面が傾斜面となる移動が生じても、スライド目地カバーをスムーズに上方へ移動させることができる。
(2)前記(1)により、外壁間の目地部を目地カバー、スライド目地カバーおよび補助目地カバーで覆っているので、補助目地カバーが移動しても外壁間の目地部に隙間が生じることなく、安全に使用することができる。
(3)前記(1)により、補助目地カバーが床用目地プレートに当接して、該床用目地プレートと一体になって移動するため、床用目地プレートと補助目地カバーとの間に隙間が生じるのを防止できる。
したがって、床用目地プレートと補助目地カバーとの間の隙間に足が挟まれたりする不具合を確実に防止することができる。
(4)前記(1)によって、目地カバーにスライド目地カバーおよび、該スライド目地カバーの下方へ突出する中央部に補助目地カバーを枢支するだけでよいので、構造が簡単で、安価に設置することができる。
(5)請求項2、3は前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
(6)請求項4は前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、目地部が地震で狭くなるように揺れ動いた場合、中央目地カバーを前方へ突出させて、その揺れ動きを防止することができる。
上記構成の目地装置1は、通常時には左右の建物3、3の左右の床躯体間の目地部2は床用目地プレート9で覆われ、壁面3b、3b間の目地部2は目地カバー17、スライド目地カバー18および補助目地カバー20で覆われた状態となっている。
次に、図10ないし図21に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
2:目地部、 3:建物、
4:床用目地装置、
5、5A、5B、5C、5D:壁用目地装置、
6:床用目地プレート支持凹部、 7:傾斜面、
8:床用目地プレートスライド支持凹部、
9:床用目地プレート、 10:係止ピン、
11:係止穴、 12:枢支ピン、
13:中央枢支部、 14:中央維持リンク機構、
15、15A:目地カバー支持具、
16:隙間、 17:目地カバー、
18:スライド目地カバー、
19:枢支ピン、 20:補助目地カバー、
21:枢支ピン、 22:支持バー、
23:タッピングビス、 24:カバー取付板、
25:傾斜面、 26:中央目地カバー、
27:付勢スプリング、 28:固定具、
29:傾斜面、 30:端部目地カバー、
31:ヒンジ部材、 32:目地カバー取付金具、
33:スプリング、 34:付勢機構、
35:取付具。
Claims (4)
- 目地部を介して設けられた左右の建物の目地部側の一方の床躯体に後端部が取付具によって取付けられ、先端部が目地部側の他方の床躯体に反目地部側が傾斜面の床用目地プレート支持凹部に支持され、目地部が狭くなると先端部が他方の床躯体上へ突出する床用目地プレートを備える床用目地装置と、この床用目地装置が設けられた部位の左右の建物の壁面間の目地部を覆う壁用目地装置とを備える目地装置において、前記壁用目地装置は前記左右の建物の壁面間の目地部を前記床用目地プレートと隙間を有するように覆う少なくとも1個以上のコ字状あるいはリップミゾ形鋼形状の目地カバーと、この少なくとも1個以上の目地カバーを、前記目地部が広くなったり狭くなったりしても損傷することなく覆えるように前記左右の壁面に取付けられた目地カバー支持具と、前記目地カバーの下端部に上下方向にスライド移動可能に取付けられ、下端部の中央部が下方へ突出する山形状あるいは半円弧状のスライド目地カバーと、このスライド目地カバーの下端部の中央部に枢支された、該スライド目地カバーの下部の両端部を覆う前記床用目地プレートと当接する補助目地カバーとで構成したことを特徴とする目地装置。
- 目地カバー支持具は一端部が目地部側の一方の壁面に枢支され、他端部が目地部側の他方の壁面に枢支され、かつ中央部に中央枢支部が形成された所定間隔離間されて配置される少なくとも2個以上の中央維持リンク機構と、この中央維持リンク機構の中央枢支部に枢支される支持バーと、この支持バーあるいは前記少なくとも2個以上の中央維持リンク機構の中央枢支部に目地カバーを取付ける取付具とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の目地装置。
- 目地カバー支持具は他端部が目地部側の他方の壁面に当接し、一端部が目地部側の一方の壁面に、他端部が水平方向に回動可能に取付けられた所定間隔離間されて配置された少なくとも2個以上の目地カバー取付金具と、この少なくとも2個以上の目地カバー取付金具の他端部を常時他方の壁面に当接するように付勢する付勢機構と、前記少なくとも2個以上の目地カバー取付金具に目地カバーを取付ける取付具とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の目地装置。
- 目地カバーは目地部の中央部を覆う常時目地部方向に付勢され、かつ両端部に反付勢方向が大きな幅寸法となる傾斜面が形成された中央目地カバーと、この中央目地カバーの両端部の傾斜面と先端部が面接触するような傾斜面に形成され、後端部が目地部側の一方の壁面と他方の壁面に取付けられた、該中央目地カバーの両端部の目地部を覆う端部目地カバーとで構成されていることを特徴する請求項1記載の目地装置。
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JP2011067032A JP5329591B2 (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 目地装置 |
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Family Applications (1)
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