JP3204934B2 - 床用目地装置 - Google Patents
床用目地装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は目地部を介して建て
られた左右の建物の床部分の目地部を覆う床用目地装置
に関する。
られた左右の建物の床部分の目地部を覆う床用目地装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、目地プレートの両端部とスライド
移動可能に重なり合う一対の端部目地プレートとで床面
部分の目地部を覆う床用目地装置が考えられている。
移動可能に重なり合う一対の端部目地プレートとで床面
部分の目地部を覆う床用目地装置が考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来考えられている床
用目地装置は、左右の建物が前後左右方向に地震等によ
って揺れ動いた場合、目地プレートや一対の端部目地プ
レートが元の状態に戻れなくなるという欠点があるとと
もに、構造が複雑で、コスト高になるという欠点があっ
た。
用目地装置は、左右の建物が前後左右方向に地震等によ
って揺れ動いた場合、目地プレートや一対の端部目地プ
レートが元の状態に戻れなくなるという欠点があるとと
もに、構造が複雑で、コスト高になるという欠点があっ
た。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
構造が簡単で、目地プレートや一対の端部目地プレート
が左右の建物の揺れ動きに追従して移動し、揺れが停止
すると元の状態に確実に戻ることができる、容易に設置
が可能な、安価な床用目地装置を提供することを目的と
している。
構造が簡単で、目地プレートや一対の端部目地プレート
が左右の建物の揺れ動きに追従して移動し、揺れが停止
すると元の状態に確実に戻ることができる、容易に設置
が可能な、安価な床用目地装置を提供することを目的と
している。
【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の目
地部側の床面にそれぞれ固定された一対の下地レール
と、前記目地部の両端部の左右の建物の躯体に両端部が
該左右の建物に対して前後方向に回動可能に取付けられ
たほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピンある
いは蝶番を有する一対の中央維持リンクと、この一対の
中央維持リンクの中央枢支ピンあるいは蝶番の可動部材
に両端部が取付けられた中柱と、この中柱の両端部寄り
の部位にそれぞれ付勢スプリングによって常時外側方向
に付勢された両側部が前記一対の下地レールに支持され
る一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレ
ートと両端部でスライド移動可能に重なり合う両側部が
前記一対の下地レールに支持され、前記中柱のほぼ中央
部で枢支された目地プレートと、この目地プレートの両
側部および前記一対の端部目地プレートの両側部をそれ
ぞれ覆うように固定された一対のカバープレートとで床
用目地装置を構成している。
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の目
地部側の床面にそれぞれ固定された一対の下地レール
と、前記目地部の両端部の左右の建物の躯体に両端部が
該左右の建物に対して前後方向に回動可能に取付けられ
たほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピンある
いは蝶番を有する一対の中央維持リンクと、この一対の
中央維持リンクの中央枢支ピンあるいは蝶番の可動部材
に両端部が取付けられた中柱と、この中柱の両端部寄り
の部位にそれぞれ付勢スプリングによって常時外側方向
に付勢された両側部が前記一対の下地レールに支持され
る一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレ
ートと両端部でスライド移動可能に重なり合う両側部が
前記一対の下地レールに支持され、前記中柱のほぼ中央
部で枢支された目地プレートと、この目地プレートの両
側部および前記一対の端部目地プレートの両側部をそれ
ぞれ覆うように固定された一対のカバープレートとで床
用目地装置を構成している。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【０００８】図１ないし図１２に示す本発明の第１の実
施の形態において、１は目地部２を介して建てられた左
右の建物３、３の床面４、４間の目地部２を覆う本発明
の床用目地装置で、この床用目地装置１は前記目地部２
寄りの前記床面４、４に凹部５、５を形成して、該凹部
５、５を覆うように複数本の固定ビス６によって固定さ
れた一対の下地レール７、７と、前記目地部２の両端部
の前記左右の建物３、３の躯体３ａ、３ａに両端部が該
左右の建物に対して前後方向に回動可能な蝶番８、８、
８、８に枢支ピン９、９、９、９を介して取付けられた
ほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピン１０、
１０を有する一対の中央維持リンク１１、１１と、この
一対の中央維持リンク１１、１１の中央枢支ピン１０、
１０に両端部が取付けられた中柱１２と、この中柱１２
の両端部寄りの部位にそれぞれ付勢スプリング１３、１
３によって常時外側方向に付勢された両側部が前記一対
の下地レール７、７に支持される外側面が弧状の一対の
端部目地プレート１４、１４と、この一対の端部目地プ
レート１４、１４と両端部でスライド移動可能に重なり
合う両側部が前記一対の下地レール７、７に支持され、
前記中柱１２のほぼ中央部で枢支ピン１５によって枢支
された目地プレート１６と、この目地プレート１６の両
側部および前記一対の端部目地プレート１４、１４の両
側部をそれぞれ覆うように前記一対の下地レール７、７
に複数本の皿ビス１７等で固定される該下地レール７、
７の上部を覆うことができる一対のカバープレート１
８、１８とで構成されている。
施の形態において、１は目地部２を介して建てられた左
右の建物３、３の床面４、４間の目地部２を覆う本発明
の床用目地装置で、この床用目地装置１は前記目地部２
寄りの前記床面４、４に凹部５、５を形成して、該凹部
５、５を覆うように複数本の固定ビス６によって固定さ
れた一対の下地レール７、７と、前記目地部２の両端部
の前記左右の建物３、３の躯体３ａ、３ａに両端部が該
左右の建物に対して前後方向に回動可能な蝶番８、８、
８、８に枢支ピン９、９、９、９を介して取付けられた
ほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピン１０、
１０を有する一対の中央維持リンク１１、１１と、この
一対の中央維持リンク１１、１１の中央枢支ピン１０、
１０に両端部が取付けられた中柱１２と、この中柱１２
の両端部寄りの部位にそれぞれ付勢スプリング１３、１
３によって常時外側方向に付勢された両側部が前記一対
の下地レール７、７に支持される外側面が弧状の一対の
端部目地プレート１４、１４と、この一対の端部目地プ
レート１４、１４と両端部でスライド移動可能に重なり
合う両側部が前記一対の下地レール７、７に支持され、
前記中柱１２のほぼ中央部で枢支ピン１５によって枢支
された目地プレート１６と、この目地プレート１６の両
側部および前記一対の端部目地プレート１４、１４の両
側部をそれぞれ覆うように前記一対の下地レール７、７
に複数本の皿ビス１７等で固定される該下地レール７、
７の上部を覆うことができる一対のカバープレート１
８、１８とで構成されている。
【０００９】前記一対の下地レール７、７は図４に示す
ように、アルミ、アルミ合金等の金属材で形成された複
数個の固定ビス挿入孔１９を有する板状の下地レール本
体２０と、この下地レール本体２０の一端部より上方へ
突出するように一体成形されたプレート支持板２１と、
前記下地レール本体２０の他端部より上方へ逆Ｌ字状に
突出するカバープレート取付板２２とで構成されてい
る。
ように、アルミ、アルミ合金等の金属材で形成された複
数個の固定ビス挿入孔１９を有する板状の下地レール本
体２０と、この下地レール本体２０の一端部より上方へ
突出するように一体成形されたプレート支持板２１と、
前記下地レール本体２０の他端部より上方へ逆Ｌ字状に
突出するカバープレート取付板２２とで構成されてい
る。
【００１０】前記一対の中央維持リンク１１、１１は図
５に示すように、両端部の枢支ピン９、９が前記蝶番
８、８に枢支される四角形状のリンク本体２３と、この
リンク本体２３の対向するアーム２３ａ、２３ａのほぼ
中央部に、両端部が枢支ピン２４、２４で枢支された中
央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピン１０を有する
中央アーム２５とで構成されている。
５に示すように、両端部の枢支ピン９、９が前記蝶番
８、８に枢支される四角形状のリンク本体２３と、この
リンク本体２３の対向するアーム２３ａ、２３ａのほぼ
中央部に、両端部が枢支ピン２４、２４で枢支された中
央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピン１０を有する
中央アーム２５とで構成されている。
【００１１】前記中柱１２は図６に示すように角パイプ
材が使用され、両端部寄りの部位に端部ピン挿入孔２
６、２６が形成されるとともに、ほぼ中央部に枢支ピン
挿入孔２７が形成されている。
材が使用され、両端部寄りの部位に端部ピン挿入孔２
６、２６が形成されるとともに、ほぼ中央部に枢支ピン
挿入孔２７が形成されている。
【００１２】前記一対の端部目地プレート１４、１４は
図７に示すように、前記一対の下地レール７、７に支持
される支持枠２８と、この支持枠２８の上部に溶接等に
よって固定された外側面が弧状の端部目地プレート本体
２９と、前記支持枠２８の外側ほぼ中央部に形成された
ピン挿入孔３０にスライド移動可能に挿入された一端部
が前記中柱１２の端部ピン挿入孔２６に挿入固定される
Ｌ字状の支持ピン３１と、このＬ字状の支持ピン３１の
他端部と前記外側部の支持枠２８との間に介装され、常
時外側方向に付勢する付勢スプリング１３とで構成され
ている。
図７に示すように、前記一対の下地レール７、７に支持
される支持枠２８と、この支持枠２８の上部に溶接等に
よって固定された外側面が弧状の端部目地プレート本体
２９と、前記支持枠２８の外側ほぼ中央部に形成された
ピン挿入孔３０にスライド移動可能に挿入された一端部
が前記中柱１２の端部ピン挿入孔２６に挿入固定される
Ｌ字状の支持ピン３１と、このＬ字状の支持ピン３１の
他端部と前記外側部の支持枠２８との間に介装され、常
時外側方向に付勢する付勢スプリング１３とで構成され
ている。
【００１３】前記目地プレート１６は図８に示すよう
に、前記一対の下地レール７、７に支持される支持枠３
２と、この支持枠３２の上部を覆うように、溶接等によ
って固定された両端部が前記一対の端部目地プレート１
４、１４とスライド移動可能に重なり合う目地プレート
本体３３と、前記支持枠３２のほぼ中央部に下方へ突出
し、前記中柱１２の枢支ピン挿入孔２７に挿入される枢
支ピン１５とで構成されている。
に、前記一対の下地レール７、７に支持される支持枠３
２と、この支持枠３２の上部を覆うように、溶接等によ
って固定された両端部が前記一対の端部目地プレート１
４、１４とスライド移動可能に重なり合う目地プレート
本体３３と、前記支持枠３２のほぼ中央部に下方へ突出
し、前記中柱１２の枢支ピン挿入孔２７に挿入される枢
支ピン１５とで構成されている。
【００１４】前記一対のカバープレート１８、１８は図
９に示すように、アルミ、アルミ合金、ステンレス、ス
テンレス合金等の金属材で形成された前記一対の下地レ
ール７、７の上部を覆うカバープレート本体３４と、こ
のカバープレート本体３４の一端部に下方へ突出するよ
うに一体成形されたストッパー片３５と、このストッパ
ー片３５近傍の前記カバープレート本体３４に形成され
た複数本の皿ビス挿入孔３６とで構成されている。
９に示すように、アルミ、アルミ合金、ステンレス、ス
テンレス合金等の金属材で形成された前記一対の下地レ
ール７、７の上部を覆うカバープレート本体３４と、こ
のカバープレート本体３４の一端部に下方へ突出するよ
うに一体成形されたストッパー片３５と、このストッパ
ー片３５近傍の前記カバープレート本体３４に形成され
た複数本の皿ビス挿入孔３６とで構成されている。
【００１５】上記構成の床用目地装置１は地震等によっ
て左右の建物３、３が左右方向に揺れ動いた場合、図１
０に示すように中柱１２は両端部の中央維持リンク１
１、１１によって目地部２のほぼ中央部に常時位置す
る。このため、枢支ピン１５で中柱１２に枢支されてい
る目地プレート１６やＬ字状の支持ピン３１、３１で中
柱１２に枢支されている一対の端部目地プレート１４、
１４の両側部は一対の下地レール７、７のプレート支持
板２１、２１に側端部よりほぼ同じ寸法部位で支持され
た状態を保つことができる。
て左右の建物３、３が左右方向に揺れ動いた場合、図１
０に示すように中柱１２は両端部の中央維持リンク１
１、１１によって目地部２のほぼ中央部に常時位置す
る。このため、枢支ピン１５で中柱１２に枢支されてい
る目地プレート１６やＬ字状の支持ピン３１、３１で中
柱１２に枢支されている一対の端部目地プレート１４、
１４の両側部は一対の下地レール７、７のプレート支持
板２１、２１に側端部よりほぼ同じ寸法部位で支持され
た状態を保つことができる。
【００１６】左右の建物３、３が前後方向に揺れ動いた
場合、図１１および図１２に示すように一対の中央維持
リンク１１、１１も前後方向に回動するとともに、一対
の端部目地プレート１４、１４が左右の建物３、３の側
壁面によって付勢スプリング１３に抗してスライド移動
したり、付勢スプリング１３の付勢力によってスライド
移動して、目地部２に隙間が生じることなく移動する。
場合、図１１および図１２に示すように一対の中央維持
リンク１１、１１も前後方向に回動するとともに、一対
の端部目地プレート１４、１４が左右の建物３、３の側
壁面によって付勢スプリング１３に抗してスライド移動
したり、付勢スプリング１３の付勢力によってスライド
移動して、目地部２に隙間が生じることなく移動する。
【００１７】
【発明の異なる実施の形態】次に、図１３ないし図２４
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００１８】図１３ないし図１５に示す本発明の第２の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は板状の一対の端部目地プレート１４Ａ、
１４Ａと、両端部に該一対の端部目地プレート１４Ａ、
１４Ａが入り込む凹部３７、３７が形成された板状の目
地プレート１６Ａを用いた点で、このように形成された
部材を用いて構成した床用目地装置１Ａにしても、前記
本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は板状の一対の端部目地プレート１４Ａ、
１４Ａと、両端部に該一対の端部目地プレート１４Ａ、
１４Ａが入り込む凹部３７、３７が形成された板状の目
地プレート１６Ａを用いた点で、このように形成された
部材を用いて構成した床用目地装置１Ａにしても、前記
本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【００１９】図１６ないし図１８に示す本発明の第３の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、四角形状が２個形成されるリンク本体
２３Ａを用いた一対の中央維持リンク１１Ａ、１１Ａを
用いた点で、このように形成された中央維持リンク１１
Ａ、１１Ａを用いて構成した床用目地装置１Ｂにして
も、前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、四角形状が２個形成されるリンク本体
２３Ａを用いた一対の中央維持リンク１１Ａ、１１Ａを
用いた点で、このように形成された中央維持リンク１１
Ａ、１１Ａを用いて構成した床用目地装置１Ｂにして
も、前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【００２０】図１９ないし図２１に示す本発明の第４の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、ほぼ中央部に可動部材が水平方向に回
動可能な蝶番３８、３８を取付けた一対の中央維持リン
ク１１Ｂ、１１Ｂを用いた点で、このように形成された
中央維持リンク１１Ｂ、１１Ｂを用いて構成した床用目
地装置１Ｃにしても、前記本発明の第１の実施の形態と
同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、ほぼ中央部に可動部材が水平方向に回
動可能な蝶番３８、３８を取付けた一対の中央維持リン
ク１１Ｂ、１１Ｂを用いた点で、このように形成された
中央維持リンク１１Ｂ、１１Ｂを用いて構成した床用目
地装置１Ｃにしても、前記本発明の第１の実施の形態と
同様な作用効果が得られる。
【００２１】図２２ないし図２４に示す本発明の第５の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、板状の目地プレート１６Ｂを用いると
ともに、中柱１２のほぼ中央部に枢支ピン１５で枢支さ
れ、両端部が下地レール７、７に取付けられたローラー
３９、３９を介して回動可能に支持される目地プレート
支持体４０を用いた点で、このように構成された床用目
地装置１Ｄにしても、前記本発明の第１の実施の形態と
同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、板状の目地プレート１６Ｂを用いると
ともに、中柱１２のほぼ中央部に枢支ピン１５で枢支さ
れ、両端部が下地レール７、７に取付けられたローラー
３９、３９を介して回動可能に支持される目地プレート
支持体４０を用いた点で、このように構成された床用目
地装置１Ｄにしても、前記本発明の第１の実施の形態と
同様な作用効果が得られる。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２３】（１）目地部を介して建てられた左右の建
物の目地部側の床面にそれぞれ固定された一対の下地レ
ールと、前記目地部の両端部の左右の建物の躯体に両端
部が該左右の建物に対して前後方向に回動可能に取付け
られたほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピン
あるいは蝶番を有する一対の中央維持リンクと、この一
対の中央維持リンクの中央枢支ピンあるいは蝶番の可動
部材に両端部が取付けられた中柱と、この中柱の両端部
寄りの部位にそれぞれ付勢スプリングによって常時外側
方向に付勢された両側部が前記一対の下地レールに支持
される一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地
プレートと両端部でスライド移動可能に重なり合う両側
部が前記一対の下地レールに支持され、前記中柱のほぼ
中央部で枢支された目地プレートと、この目地プレート
の両側部および前記一対の端部目地プレートの両側部を
それぞれ覆うように固定された一対のカバープレートと
で構成されているので、目地プレートや一対の端部目地
プレートのほぼ中央部を枢支する中柱を一対の中央維持
リンクによって常時目地部のほぼ中央部に位置させるこ
とができる。したがって、目地プレートや一対の端部目
地プレートを常時ほぼ中央部に位置させることができ、
従来のように片寄らないので、左右の建物の左右方向の
揺れ寸法を正確に設定することができる。
物の目地部側の床面にそれぞれ固定された一対の下地レ
ールと、前記目地部の両端部の左右の建物の躯体に両端
部が該左右の建物に対して前後方向に回動可能に取付け
られたほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピン
あるいは蝶番を有する一対の中央維持リンクと、この一
対の中央維持リンクの中央枢支ピンあるいは蝶番の可動
部材に両端部が取付けられた中柱と、この中柱の両端部
寄りの部位にそれぞれ付勢スプリングによって常時外側
方向に付勢された両側部が前記一対の下地レールに支持
される一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地
プレートと両端部でスライド移動可能に重なり合う両側
部が前記一対の下地レールに支持され、前記中柱のほぼ
中央部で枢支された目地プレートと、この目地プレート
の両側部および前記一対の端部目地プレートの両側部を
それぞれ覆うように固定された一対のカバープレートと
で構成されているので、目地プレートや一対の端部目地
プレートのほぼ中央部を枢支する中柱を一対の中央維持
リンクによって常時目地部のほぼ中央部に位置させるこ
とができる。したがって、目地プレートや一対の端部目
地プレートを常時ほぼ中央部に位置させることができ、
従来のように片寄らないので、左右の建物の左右方向の
揺れ寸法を正確に設定することができる。
【００２４】（２）前記（１）によって、一対の端部目
地プレートをほぼ常時中央部に位置させることができる
とともに、常時外側方向に付勢スプリングで付勢され、
目地部を確実に隙間なく覆うことができる。
地プレートをほぼ常時中央部に位置させることができる
とともに、常時外側方向に付勢スプリングで付勢され、
目地部を確実に隙間なく覆うことができる。
【００２５】（３）前記（１）によって、目地部の両端
部の左右の建物の躯体に中央維持リンクを取付けるの
で、取付け作業が容易で、楽に行なうことができるとと
もに、目地部の最小寸法に制限を与えないように設置す
ることができる。
部の左右の建物の躯体に中央維持リンクを取付けるの
で、取付け作業が容易で、楽に行なうことができるとと
もに、目地部の最小寸法に制限を与えないように設置す
ることができる。
【００２６】（４）前記（１）によって、構造が簡単で
あるので、容易に設置することができる。
あるので、容易に設置することができる。
【００２７】（５）請求項２も前記（１）〜（４）と同
様な効果が得られる。
様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の平面図。
【図２】図１の２−２線に沿う断面図。
【図３】図１の３−３線に沿う断面図。
【図４】本発明の第１の実施の形態の下地レールの説明
図。
図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の中央維持リンクの
説明図。
説明図。
【図６】本発明の第１の実施の形態の中柱の説明図。
【図７】本発明の第１の実施の形態の端部目地プレート
の説明図。
の説明図。
【図８】本発明の第１の実施の形態の目地プレートの説
明図。
明図。
【図９】カバープレートの説明図。
【図１０】左右方向に揺れ動いた状態の説明図。
【図１１】前後方向に揺れ動いた状態の説明図。
【図１２】前後方向に揺れ動いた状態の説明図。
【図１３】本発明の第２の実施の形態の平面図。
【図１４】図１３の１４−１４線に沿う断面図。
【図１５】本発明の第２の実施の形態の要部説明図。
【図１６】本発明の第３の実施の形態の平面図。
【図１７】図１６の１７−１７線に沿う断面図。
【図１８】中央維持リンクの説明図。
【図１９】本発明の第４の実施の形態の平面図。
【図２０】図１９の２０−２０線に沿う断面図。
【図２１】中央維持リンクの説明図。
【図２２】本発明の第５の実施の形態の平面図。
【図２３】図２２の２３−２３線に沿う断面図。
【図２４】目地プレートを取り外した状態の説明図。
１、１Ａ、１Ｂ、１Ｃ、１Ｄ：床用目地装置、 ２：目地部、 ３：建物、 ４：床面、 ５：凹部、 ６：固定ビス、 ７：下地レール、 ８：蝶番、 ９：枢支ピン、 １０：中央枢支ピン、 １１、１１Ａ、１１Ｂ：中央維持リンク、 １２、１２Ａ：中柱、 １３：付勢スプリング、 １４、１４Ａ：端部目地プレート、 １５：枢支ピン、 １６、１６Ａ、１６Ｂ：目地プレート、 １７：皿ビス、 １８：カバープレート、 １９：固定ビス挿入孔、 ２０：下地レール本体、 ２１：プレート支持板、 ２２：カバープレート取
付板、 ２３、２３Ａ：リンク本体、 ２４：枢支ピン、 ２５：中央アーム、 ２６：端部ピン挿入孔、 ２７：枢支ピン挿入孔、 ２８：支持枠、 ２９：端部目地プレート本体、３０：ピン挿入孔、 ２９：端部目地プレート本体、３０：ピン挿入孔、 ３１：Ｌ字状の支持ピン、 ３２：支持枠、 ３３：目地プレート本体、 ３４：カバープレート本
体、 ３５：ストッパー片、 ３６：皿ビス挿入孔、 ３７：凹部、 ３８：蝶番、 ３９：ローラー、 ４０：目地プレート支持
体。
付板、 ２３、２３Ａ：リンク本体、 ２４：枢支ピン、 ２５：中央アーム、 ２６：端部ピン挿入孔、 ２７：枢支ピン挿入孔、 ２８：支持枠、 ２９：端部目地プレート本体、３０：ピン挿入孔、 ２９：端部目地プレート本体、３０：ピン挿入孔、 ３１：Ｌ字状の支持ピン、 ３２：支持枠、 ３３：目地プレート本体、 ３４：カバープレート本
体、 ３５：ストッパー片、 ３６：皿ビス挿入孔、 ３７：凹部、 ３８：蝶番、 ３９：ローラー、 ４０：目地プレート支持
体。
Claims (2)
- 【請求項１】 目地部を介して建てられた左右の建物の
目地部側の床面にそれぞれ固定された一対の下地レール
と、前記目地部の両端部の左右の建物の躯体に両端部が
該左右の建物に対して前後方向に回動可能に取付けられ
たほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピンある
いは蝶番を有する一対の中央維持リンクと、この一対の
中央維持リンクの中央枢支ピンあるいは蝶番の可動部材
に両端部が取付けられた中柱と、この中柱の両端部寄り
の部位にそれぞれ付勢スプリングによって常時外側方向
に付勢された両側部が前記一対の下地レールに支持され
る一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレ
ートと両端部でスライド移動可能に重なり合う両側部が
前記一対の下地レールに支持され、前記中柱のほぼ中央
部で枢支された目地プレートと、この目地プレートの両
側部および前記一対の端部目地プレートの両側部をそれ
ぞれ覆うように固定された一対のカバープレートとから
なることを特徴とする床用目地装置。 - 【請求項２】 目地部を介して建てられた左右の建物の
目地部側の床面にそれぞれ固定された一対の下地レール
と、前記目地部の両端部の左右の建物の躯体に両端部が
該左右の建物に対して前後方向に回動可能に取付けられ
たほぼ中央部に水平方向に回動可能な中央枢支ピンある
いは蝶番を有する一対の中央維持リンクと、この一対の
中央維持リンクの中央枢支ピンあるいは蝶番の可動部材
にに両端部が取付けられた中柱と、この中柱の両端部寄
りの部位にそれぞれ付勢スプリングによって常時外側方
向に付勢された両側部が前記一対の下地レールに支持さ
れ、外側面が弧状の一対の端部目地プレートと、前記中
柱のほぼ中央部に枢支された両側部が前記一対の下地レ
ールに支持される目地プレート支持体と、前記一対の端
部目地プレートと両端部でスライド移動可能に重なり合
う両側部が前記一対の下地レールに支持され、前記目地
プレート支持体に枢支された目地プレートと、この目地
プレートの両側部および前記一対の端部目地プレートの
両側部をそれぞれ覆うように前記一対の下地レールに固
定された一対のカバープレートとからなることを特徴と
する床用目地装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25601097A JP3204934B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 床用目地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25601097A JP3204934B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 床用目地装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1181497A JPH1181497A (ja) | 1999-03-26 |
| JP3204934B2 true JP3204934B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17286664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25601097A Expired - Fee Related JP3204934B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 床用目地装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204934B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005298150A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 免震建物用エレベータの可動乗場装置 |
| JP4481071B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2010-06-16 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 免震建物用エレベーター装置 |
| JP5329591B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2013-10-30 | ドーエイ外装有限会社 | 目地装置 |
| JP5838144B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2015-12-24 | 株式会社新高製作所 | 渡り通路用床板装置 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP25601097A patent/JP3204934B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1181497A (ja) | 1999-03-26 |
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Legal Events
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