JP3322841B2 - 床用目地装置 - Google Patents
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- JP3322841B2 JP3322841B2 JP32150398A JP32150398A JP3322841B2 JP 3322841 B2 JP3322841 B2 JP 3322841B2 JP 32150398 A JP32150398 A JP 32150398A JP 32150398 A JP32150398 A JP 32150398A JP 3322841 B2 JP3322841 B2 JP 3322841B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は目地部を介して建て
られた左右の建物の通路の床目地部を覆う床用目地装置
に関する。
られた左右の建物の通路の床目地部を覆う床用目地装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の床用目地装置は目地部寄
りの床面に固定された一対の箱状の下地レールと、この
下地レールに両端部が挿入支持された目地プレートと、
この目地プレートの両側部を覆うように前記下地レール
にそれぞれ取付けられた一対のカバープレートとで構成
されている。
りの床面に固定された一対の箱状の下地レールと、この
下地レールに両端部が挿入支持された目地プレートと、
この目地プレートの両側部を覆うように前記下地レール
にそれぞれ取付けられた一対のカバープレートとで構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床用目地装置は
地震等で左右の建物が異なる左右方向に揺れ動いた場合
には、目地プレートが下地レール上をスライド移動し
て、その揺れ動きを吸収することができるが、左右の建
物が異なる前後方向に揺れ動いた場合、目地プレートが
一方の下地レールと衝突してその揺れ動きを吸収でき
ず、損傷するという欠点があった。
地震等で左右の建物が異なる左右方向に揺れ動いた場合
には、目地プレートが下地レール上をスライド移動し
て、その揺れ動きを吸収することができるが、左右の建
物が異なる前後方向に揺れ動いた場合、目地プレートが
一方の下地レールと衝突してその揺れ動きを吸収でき
ず、損傷するという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
左右の建物が地震等によって異なる前後左右方向に揺れ
動いても、その揺れ動きを吸収して損傷するのを確実に
防止するとともに、揺れ動きが停止すると元の状態に自
動的に戻る床用目地装置を提供することを目的としてい
る。
左右の建物が地震等によって異なる前後左右方向に揺れ
動いても、その揺れ動きを吸収して損傷するのを確実に
防止するとともに、揺れ動きが停止すると元の状態に自
動的に戻る床用目地装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の一
端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目地部寄
りの床面に固定された一対の下地レールと、この一対の
下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が壁面に
当接するように橋渡された端部目地プレートと、この端
部目地プレートを回動可能で前後方向にスライド移動可
能にに枢支し、かつ常時前記目地部の中央部に位置する
ように支持する一端が前記左右の建物の一方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が前
記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは下
地レールに枢支された端部目地プレート用中央維持リン
ク装置と、前記一対の下地レールの壁面側の目地部を除
く他の目地部を覆うように前記端部目地プレートと重な
り合う目地プレートと、この目地プレートを常時前記目
地部の中央部に位置するように支持する一端が前記左右
の建物の一方の建物の目地部側の躯体あるいは下地レー
ルに枢支され、他端が前記左右の建物の他方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支された少なくと
も2個以上の目地プレート用中央維持リンク装置と、前
記目地プレートおよび前記端部目地プレートの両側部を
覆うように前記下地レールあるいは左右の躯体に固定さ
れた一対のカバープレートとで床用目地装置を構成して
いる。
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の一
端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目地部寄
りの床面に固定された一対の下地レールと、この一対の
下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が壁面に
当接するように橋渡された端部目地プレートと、この端
部目地プレートを回動可能で前後方向にスライド移動可
能にに枢支し、かつ常時前記目地部の中央部に位置する
ように支持する一端が前記左右の建物の一方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が前
記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは下
地レールに枢支された端部目地プレート用中央維持リン
ク装置と、前記一対の下地レールの壁面側の目地部を除
く他の目地部を覆うように前記端部目地プレートと重な
り合う目地プレートと、この目地プレートを常時前記目
地部の中央部に位置するように支持する一端が前記左右
の建物の一方の建物の目地部側の躯体あるいは下地レー
ルに枢支され、他端が前記左右の建物の他方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支された少なくと
も2個以上の目地プレート用中央維持リンク装置と、前
記目地プレートおよび前記端部目地プレートの両側部を
覆うように前記下地レールあるいは左右の躯体に固定さ
れた一対のカバープレートとで床用目地装置を構成して
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図14に示す本発明の第1の実
施の形態において、1は目地部2を介して建てられた左
右の建物の3、3の一端部に壁面3a、3aを有し、他
端部に壁面がなく、手摺4が設けられた通路5、5の目
地部2を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装
置1は前記目地部2側の床面6、6に形成された凹部
7、7に複数本のアンカーボルト8等によって固定され
た、ほぼチャンネル状の一対の下地レール9、9と、こ
の一対の下地レール9、9の壁面3a、3a側の目地部
2を覆うように端部が壁面3a、3aに当接するように
橋渡された端部目地プレート10と、この端部目地プレ
ート10を回動可能でかつ前後方向にスライド移動可能
に中央枢支ピン11で枢支し、かつ常時前記目地部2の
中央部に位置するように支持する一端が前記左右の建物
3、3の一方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下
地レール9に枢支され、他端が前記左右の建物3、3の
他方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下地レール
9に枢支された端部目地プレート用中央維持リンク装置
12と、前記一対の下地レール9、9の壁面3a、3a
側の目地部2を除く他の目地部を覆うように前記端部目
地プレート10と重なり合う目地プレート13と、この
目地プレート13を常時前記目地部2の中央部に位置す
るように該目地プレート13の中央部に取付けられた中
央枢支ピン14、14で支持する一端が前記左右の建物
3、3の一方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下
地レール9に枢支され、他端が前記左右の建物3、3の
他方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下地レール
9に枢支された少なくとも2個以上の目地プレート用中
央維持リンク装置15と、前記目地プレート13および
前記端部目地プレート10の両側部を覆うように前記下
地レール9、9にそれぞれ複数本の皿ビス16等によっ
て固定された一対のカバープレート17、17と、この
一対のカバープレート17、17の反壁面3a、3a側
の端部に回動可能に取付けられた前記一対の下地レール
9、9の端部を覆う一対の端部回動カバー19、19と
で構成されている。
施の形態において、1は目地部2を介して建てられた左
右の建物の3、3の一端部に壁面3a、3aを有し、他
端部に壁面がなく、手摺4が設けられた通路5、5の目
地部2を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装
置1は前記目地部2側の床面6、6に形成された凹部
7、7に複数本のアンカーボルト8等によって固定され
た、ほぼチャンネル状の一対の下地レール9、9と、こ
の一対の下地レール9、9の壁面3a、3a側の目地部
2を覆うように端部が壁面3a、3aに当接するように
橋渡された端部目地プレート10と、この端部目地プレ
ート10を回動可能でかつ前後方向にスライド移動可能
に中央枢支ピン11で枢支し、かつ常時前記目地部2の
中央部に位置するように支持する一端が前記左右の建物
3、3の一方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下
地レール9に枢支され、他端が前記左右の建物3、3の
他方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下地レール
9に枢支された端部目地プレート用中央維持リンク装置
12と、前記一対の下地レール9、9の壁面3a、3a
側の目地部2を除く他の目地部を覆うように前記端部目
地プレート10と重なり合う目地プレート13と、この
目地プレート13を常時前記目地部2の中央部に位置す
るように該目地プレート13の中央部に取付けられた中
央枢支ピン14、14で支持する一端が前記左右の建物
3、3の一方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下
地レール9に枢支され、他端が前記左右の建物3、3の
他方の建物3の目地部側の躯体3bあるいは下地レール
9に枢支された少なくとも2個以上の目地プレート用中
央維持リンク装置15と、前記目地プレート13および
前記端部目地プレート10の両側部を覆うように前記下
地レール9、9にそれぞれ複数本の皿ビス16等によっ
て固定された一対のカバープレート17、17と、この
一対のカバープレート17、17の反壁面3a、3a側
の端部に回動可能に取付けられた前記一対の下地レール
9、9の端部を覆う一対の端部回動カバー19、19と
で構成されている。
【0009】前記一対の下地レール9、9は図8に示す
ように、アルミ、アルミ合金、ステンレス合金等でチャ
ンネル状に形成された下地レール本体20と、この下地
レール本体20の一方の上端部に内側方向へ突出させて
一体形成されたカバープレート取付け部21とで構成さ
れている。
ように、アルミ、アルミ合金、ステンレス合金等でチャ
ンネル状に形成された下地レール本体20と、この下地
レール本体20の一方の上端部に内側方向へ突出させて
一体形成されたカバープレート取付け部21とで構成さ
れている。
【0010】前記端部目地プレート10は図9に示すよ
うに、アルミ合金、ステンレス、ステンレス合金等でほ
ぼホームベース盤形状に形成されたものが使用されてい
るが、この形状以外に反壁面側の両側部が弧状あるいは
直線状等に切り欠いた逃げ部部を形成したものであれば
どんな形状であってもよい。また、前記端部目地プレー
ト10の壁面側も大きな弧状に形成したものを使用して
もよい。
うに、アルミ合金、ステンレス、ステンレス合金等でほ
ぼホームベース盤形状に形成されたものが使用されてい
るが、この形状以外に反壁面側の両側部が弧状あるいは
直線状等に切り欠いた逃げ部部を形成したものであれば
どんな形状であってもよい。また、前記端部目地プレー
ト10の壁面側も大きな弧状に形成したものを使用して
もよい。
【0011】前記端部目地プレート用中央維持リンク装
置12は図6および図7、図10に示すように、中央部
に中央枢支ピン11が挿入される中央枢支ピン支持部2
3が形成された四角形状が2個形成されるパンタグラフ
形状のリンク23と、このリンク23の両端部の枢支ピ
ン24、24にそれぞれ枢支された、遊端部が上下方向
に回動可能なヒンジ部材25、25と、前記中央枢支ピ
ン11を長孔18を介して前後方向にスライド移動可能
に支持するとともに、前記端部目地プレート10のほぼ
中央底面に固定された枢支ピン11aを枢支するスライ
ド支持体37と、このスライド支持体37を常時外方に
突出させる付勢スプリング38とで構成されている。な
お、前記端部目地プレート用中央維持リンク装置12は
四角形状が2個形成されるパンタグラフ形状のリンク2
3を用いたものに付いて説明したが、四角形状が1個の
リンクや両端部がガイドレール上をスライド移動するリ
ンクを用いた端部目地プレート用中央維持リンク装置を
使用してもよい。
置12は図6および図7、図10に示すように、中央部
に中央枢支ピン11が挿入される中央枢支ピン支持部2
3が形成された四角形状が2個形成されるパンタグラフ
形状のリンク23と、このリンク23の両端部の枢支ピ
ン24、24にそれぞれ枢支された、遊端部が上下方向
に回動可能なヒンジ部材25、25と、前記中央枢支ピ
ン11を長孔18を介して前後方向にスライド移動可能
に支持するとともに、前記端部目地プレート10のほぼ
中央底面に固定された枢支ピン11aを枢支するスライ
ド支持体37と、このスライド支持体37を常時外方に
突出させる付勢スプリング38とで構成されている。な
お、前記端部目地プレート用中央維持リンク装置12は
四角形状が2個形成されるパンタグラフ形状のリンク2
3を用いたものに付いて説明したが、四角形状が1個の
リンクや両端部がガイドレール上をスライド移動するリ
ンクを用いた端部目地プレート用中央維持リンク装置を
使用してもよい。
【0012】前記目地プレート13はアルミ合金、ステ
ンレス、ステンレス合金等で長方形状の板状に形成され
たものが使用されている。また、この目地プレート13
の両側部の底面には移動をスムーズにさせるための複数
個のローラーを設置してもよい。
ンレス、ステンレス合金等で長方形状の板状に形成され
たものが使用されている。また、この目地プレート13
の両側部の底面には移動をスムーズにさせるための複数
個のローラーを設置してもよい。
【0013】前記目地プレート用中央維持リンク装置1
5、15は前記端部目地プレート用中央維持リンク装置
12と同一のものが使用されるが、目地プレート13と
端部目地プレート10の移動時に端部目地プレート10
の端部が隣り合う目地プレート用中央維持リンク装置1
5と干渉しない部位に配置されている。
5、15は前記端部目地プレート用中央維持リンク装置
12と同一のものが使用されるが、目地プレート13と
端部目地プレート10の移動時に端部目地プレート10
の端部が隣り合う目地プレート用中央維持リンク装置1
5と干渉しない部位に配置されている。
【0014】前記一対のカバープレート17、17は後
端部が下方にほぼ直角に折り曲げられたストッパー片2
6が形成され、該ストッパー片26形成部位近傍に前記
下地レール9、9のカバープレート取付け部21、21
に複数本の皿ビス16で固定するための複数の皿ビス挿
入孔27が形成されている。
端部が下方にほぼ直角に折り曲げられたストッパー片2
6が形成され、該ストッパー片26形成部位近傍に前記
下地レール9、9のカバープレート取付け部21、21
に複数本の皿ビス16で固定するための複数の皿ビス挿
入孔27が形成されている。
【0015】前記一対の端部回動カバー19、19は図
11に示すように、ヒンジ部材28でカバープレート1
7の端部に取付けられる上部がL字状に曲げられた端部
回動カバー本体29と、この端部回動カバー本体29の
下端部に形成された重り収納部30に収納固定された重
り31とで構成されている。なお、前記重り31に代え
て、磁石やスプリングを用いて、常時端部回動カバー本
体29が閉状態を保つようにしてもよい。
11に示すように、ヒンジ部材28でカバープレート1
7の端部に取付けられる上部がL字状に曲げられた端部
回動カバー本体29と、この端部回動カバー本体29の
下端部に形成された重り収納部30に収納固定された重
り31とで構成されている。なお、前記重り31に代え
て、磁石やスプリングを用いて、常時端部回動カバー本
体29が閉状態を保つようにしてもよい。
【0016】上記構成の床用目地装置1は左右の建物
3、3が地震等によって異なる左右方向に揺れ動いた場
合、目地部2の中央部に端部目地プレート10および目
地プレート13が端部目地プレート用中央維持リンク装
置12および目地プレート用中央維持リンク装置15、
15によって維持された状態で、左右の建物3、3の床
面に固定された下地レール9、9上をスライド移動し
て、その揺れ動きを吸収する。
3、3が地震等によって異なる左右方向に揺れ動いた場
合、目地部2の中央部に端部目地プレート10および目
地プレート13が端部目地プレート用中央維持リンク装
置12および目地プレート用中央維持リンク装置15、
15によって維持された状態で、左右の建物3、3の床
面に固定された下地レール9、9上をスライド移動し
て、その揺れ動きを吸収する。
【0017】地震等によって左右の建物3、3が異なる
前後方向に揺れ動いた場合、その揺れ動きが小さい時に
は図12に示すように、端部目地プレート10が壁面3
a、3aの押し圧力によって中央枢支ピン11を中心に
回動して、その揺れ動きを吸収するとともに、揺れ動き
が大きい時には図13に示すように、端部目地プレート
10が壁面3a、3aの押し圧力によって中央枢支ピン
11を中心に回動するとともに、目地プレート13は目
地プレート用中央維持リンク装置15、15によって前
後方向にスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
この時、カバープレート17、17より目地プレート1
3の端部が外方へ突出すると、図14に示すように端部
回動カバー19、19は該突出する目地プレート13に
よって押し上げられ、ヒンジ部材28を支点に上方へ回
動する。
前後方向に揺れ動いた場合、その揺れ動きが小さい時に
は図12に示すように、端部目地プレート10が壁面3
a、3aの押し圧力によって中央枢支ピン11を中心に
回動して、その揺れ動きを吸収するとともに、揺れ動き
が大きい時には図13に示すように、端部目地プレート
10が壁面3a、3aの押し圧力によって中央枢支ピン
11を中心に回動するとともに、目地プレート13は目
地プレート用中央維持リンク装置15、15によって前
後方向にスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
この時、カバープレート17、17より目地プレート1
3の端部が外方へ突出すると、図14に示すように端部
回動カバー19、19は該突出する目地プレート13に
よって押し上げられ、ヒンジ部材28を支点に上方へ回
動する。
【0018】
【発明の異なる実施の形態】次に、図15ないし図29
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0019】図15ないし図17に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、図17に示すように端部にヒンジ部材
32を介して回動可能な左右の建物3、3の反壁面3
a、3a側の端部を覆う中央回動カバー33を取付けた
目地プレート13Aを用いた点で、このように形成され
た目地プレート13Aを用いて構成された床用目地装置
1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。なお、中央回動カバー33にも、
該中央回動カバー33が常時閉状態を保つように重り、
磁石やスプリングを用いてもよい。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、図17に示すように端部にヒンジ部材
32を介して回動可能な左右の建物3、3の反壁面3
a、3a側の端部を覆う中央回動カバー33を取付けた
目地プレート13Aを用いた点で、このように形成され
た目地プレート13Aを用いて構成された床用目地装置
1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。なお、中央回動カバー33にも、
該中央回動カバー33が常時閉状態を保つように重り、
磁石やスプリングを用いてもよい。
【0020】図18ないし図20に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、端部目地プレート10の枢支ピン11
aをスライド軸34に取付けるとともに、目地プレート
13のほぼ中央底面に前記スライド軸34が付勢スプリ
ング39で常時外方に突出するように付勢されたスライ
ド移動可能に取付けられるパイプ状の固定軸35を取付
け、目地プレート13の中央底面に取付けられた少なく
とも2個の中央枢支ピン14を前記固定軸35を貫通さ
せて目地プレート用中央維持リンク装置15に取付けた
点で、このように構成された床用目地装置1Bにするこ
とにより、目地プレート用中央維持リンク装置15が1
個でも目地プレート13が回動することなく、支持する
ことができる。なお、前記スライド軸34を常時外方に
突出するように付勢させる付勢スプリング39は本発明
の実施の形態では圧縮スプリングを使用したものに付い
て説明したが、両端部の取り付け位置により引っ張りス
プリングあるいは圧縮スプリングを選択的に使用するこ
とができる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、端部目地プレート10の枢支ピン11
aをスライド軸34に取付けるとともに、目地プレート
13のほぼ中央底面に前記スライド軸34が付勢スプリ
ング39で常時外方に突出するように付勢されたスライ
ド移動可能に取付けられるパイプ状の固定軸35を取付
け、目地プレート13の中央底面に取付けられた少なく
とも2個の中央枢支ピン14を前記固定軸35を貫通さ
せて目地プレート用中央維持リンク装置15に取付けた
点で、このように構成された床用目地装置1Bにするこ
とにより、目地プレート用中央維持リンク装置15が1
個でも目地プレート13が回動することなく、支持する
ことができる。なお、前記スライド軸34を常時外方に
突出するように付勢させる付勢スプリング39は本発明
の実施の形態では圧縮スプリングを使用したものに付い
て説明したが、両端部の取り付け位置により引っ張りス
プリングあるいは圧縮スプリングを選択的に使用するこ
とができる。
【0021】図21ないし図23に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と
主に異なる点は、中央回動カバー33を取付けた目地プ
レート13Aを用いた点で、このように構成された床用
目地装置1Cにしても、前記本発明の第3の実施の形態
と同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と
主に異なる点は、中央回動カバー33を取付けた目地プ
レート13Aを用いた点で、このように構成された床用
目地装置1Cにしても、前記本発明の第3の実施の形態
と同様な作用効果が得られる。
【0022】図24ないし図26に示す本発明の第5の
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、目地部2側の凹部のない床面6、6に
下地レール9、9を固定するとともに、後端部が傾斜面
36、36に形成されたカバープレート17A、17A
を用いた点で、このように構成した床用目地装置1Dに
しても、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、目地部2側の凹部のない床面6、6に
下地レール9、9を固定するとともに、後端部が傾斜面
36、36に形成されたカバープレート17A、17A
を用いた点で、このように構成した床用目地装置1Dに
しても、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。
【0023】図27ないし図29に示す本発明の第6の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、目地部2を介して建てられた左右の建
物3、3の両端部に壁面のない通路5Aの目地部2を一
対の下地レール9A、9Aに面側部が底面にローラー4
0を介して支持された目地プレート13Bで覆うととも
に、該目地プレート13Bの両端部に左右の躯体の端部
を覆う中央回動カバー33、33を回動可能に取付け、
一対のカバープレート17、17の両端部に前記一対の
下地レール9A、9Aの端部をそれぞれ覆い前記中央回
動カバー33、33によって上方へ回動される一対の端
部回動カバー19、19、19、19を取付けた点で、
このように構成した床用目地装置1Eにしてもよい。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、目地部2を介して建てられた左右の建
物3、3の両端部に壁面のない通路5Aの目地部2を一
対の下地レール9A、9Aに面側部が底面にローラー4
0を介して支持された目地プレート13Bで覆うととも
に、該目地プレート13Bの両端部に左右の躯体の端部
を覆う中央回動カバー33、33を回動可能に取付け、
一対のカバープレート17、17の両端部に前記一対の
下地レール9A、9Aの端部をそれぞれ覆い前記中央回
動カバー33、33によって上方へ回動される一対の端
部回動カバー19、19、19、19を取付けた点で、
このように構成した床用目地装置1Eにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0025】(1)目地部を介して建てられた左右の建
物の一端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目
地部寄りの床面に固定された一対の下地レールと、この
一対の下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が
壁面に当接するように橋渡された端部目地プレートと、
この端部目地プレートを回動可能で前後方向にスライド
移動可能にに枢支し、かつ常時前記目地部の中央部に位
置するように支持する一端が前記左右の建物の一方の建
物の目地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他
端が前記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体ある
いは下地レールに枢支された端部目地プレート用中央維
持リンク装置と、前記一対の下地レールの壁面側の目地
部を除く他の目地部を覆うように前記端部目地プレート
と重なり合う目地プレートと、この目地プレートを常時
前記目地部の中央部に位置するように支持する一端が前
記左右の建物の一方の建物の目地部側の躯体あるいは下
地レールに枢支され、他端が前記左右の建物の他方の建
物の目地部側の躯体あるいは下地レールに枢支された少
なくとも2個以上の目地プレート用中央維持リンク装置
と、前記目地プレートおよび前記端部目地プレートの両
側部を覆うように前記下地レールあるいは左右の躯体に
固定された一対のカバープレートとで構成されているの
で、地震等によって左右の建物が異なる左右方向あるい
は前後方向に揺れ動いても、端部目地プレート用中央維
持リンク装置および目地プレート用中央維持リンク装置
によって端部目地プレートおよび目地プレートの中央部
が常時目地部の中央部に位置して、その揺れ動きを吸収
することができる。
物の一端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目
地部寄りの床面に固定された一対の下地レールと、この
一対の下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が
壁面に当接するように橋渡された端部目地プレートと、
この端部目地プレートを回動可能で前後方向にスライド
移動可能にに枢支し、かつ常時前記目地部の中央部に位
置するように支持する一端が前記左右の建物の一方の建
物の目地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他
端が前記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体ある
いは下地レールに枢支された端部目地プレート用中央維
持リンク装置と、前記一対の下地レールの壁面側の目地
部を除く他の目地部を覆うように前記端部目地プレート
と重なり合う目地プレートと、この目地プレートを常時
前記目地部の中央部に位置するように支持する一端が前
記左右の建物の一方の建物の目地部側の躯体あるいは下
地レールに枢支され、他端が前記左右の建物の他方の建
物の目地部側の躯体あるいは下地レールに枢支された少
なくとも2個以上の目地プレート用中央維持リンク装置
と、前記目地プレートおよび前記端部目地プレートの両
側部を覆うように前記下地レールあるいは左右の躯体に
固定された一対のカバープレートとで構成されているの
で、地震等によって左右の建物が異なる左右方向あるい
は前後方向に揺れ動いても、端部目地プレート用中央維
持リンク装置および目地プレート用中央維持リンク装置
によって端部目地プレートおよび目地プレートの中央部
が常時目地部の中央部に位置して、その揺れ動きを吸収
することができる。
【0026】(2)前記(1)によって、端部目地プレ
ートが壁面によって押し付けられることにより、端部目
地プレート用中央維持リンク装置の中央枢支ピンを支点
に回動するため、壁面側を隙間なく端部目地プレートで
覆うことができる。したがって、安全に使用することが
できる。
ートが壁面によって押し付けられることにより、端部目
地プレート用中央維持リンク装置の中央枢支ピンを支点
に回動するため、壁面側を隙間なく端部目地プレートで
覆うことができる。したがって、安全に使用することが
できる。
【0027】(3)前記(1)によって、端部目地プレ
ート用中央維持リンク装置および目地プレート用中央維
持リンク装置によって揺れ動きが停止した場合、端部目
地プレートおよび目地プレートを元の位置に戻すことが
できる。したがって、維持管理が容易にできる。
ート用中央維持リンク装置および目地プレート用中央維
持リンク装置によって揺れ動きが停止した場合、端部目
地プレートおよび目地プレートを元の位置に戻すことが
できる。したがって、維持管理が容易にできる。
【0028】(4)請求項2は反壁面側の端部を回動カ
バーおよび端部回動カバーで覆っているので、美観の向
上を図ることができる。
バーおよび端部回動カバーで覆っているので、美観の向
上を図ることができる。
【0029】(5)請求項3、4、5も前記(1)〜
(3)と同様な効果が得られる。
(3)と同様な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態の側面
図。
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の使用状態の正面
図。
図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図4】図3の4−4線に沿う拡大断面図。
【図5】図3の5−5線に沿う拡大断面図。
【図6】端部目地プレート用中央維持リンク装置の設置
状態のを示す説明図。
状態のを示す説明図。
【図7】図5の要部の拡大図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の下地レールの説明
図。
図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の端部目地プレート
の説明図。
の説明図。
【図10】端部目地プレート用中央維持リンク装置。
【図11】本発明の第1の実施の形態の端部回動カバー
の説明図。
の説明図。
【図12】異なる前後方向に小さく揺れ動いた状態の説
明図。
明図。
【図13】異なる前後方向に大きく揺れ動いた状態の説
明図。
明図。
【図14】本発明の第1の実施の形態の端部回動カバー
の動作説明図。
の動作説明図。
【図15】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図16】図15の16−16線に沿う拡大断面図。
【図17】本発明の第2の実施の形態の目地プレートの
説明図。
説明図。
【図18】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図19】本発明の第3の実施の形態の底面図。
【図20】図18の20−20線に沿う拡大断面図。
【図21】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図22】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図23】図21の23−23線に沿う拡大断面図。
【図24】本発明の第5の実施の形態の平面図。
【図25】図24の25−25線に沿う拡大断面図。
【図26】本発明の第5の実施の形態のカバープレート
の説明図。
の説明図。
【図27】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図28】図27の28−28線に沿う拡大断面図。
【図29】図27の29−29線に沿う拡大断面図。
1、1A、1B、1C、1D、1E:床用目地装置、
2:目地部、 3:建物、4:手摺、
5、5A:通路、6:床面、
7:凹部、8:アンカーボルト、 9、9A:下地レ
ール、10:端部目地プレート、11:中央枢支ピン、
12:端部目地プレート用中央維持リンク装置、13、
13A、13B:目地プレート、14:中央枢支ピン、
15:目地プレート用中央維持リンク装置、16:皿ビ
ス、 17、17A:カバープレート、18:
長孔、 19:端部回動カバー、20:下地レー
ル本体、 21:カバープレート取付け部、22:中央
枢支ピン支持部、23:リンク、 24:枢支
ピン、25:ヒンジ部材、 26:ストッパー片、
27:皿ビス挿入孔、 28:ヒンジ部材、29:端
部回動カバー本体、30:重り収納部、 31:重
り、32:ヒンジ部材、 33:中央回動カバー、
34:スライド軸、 35:固定軸、36:傾斜面
37:スライド支持体、38:付勢スプリ
ング、 39:付勢スプリング。
2:目地部、 3:建物、4:手摺、
5、5A:通路、6:床面、
7:凹部、8:アンカーボルト、 9、9A:下地レ
ール、10:端部目地プレート、11:中央枢支ピン、
12:端部目地プレート用中央維持リンク装置、13、
13A、13B:目地プレート、14:中央枢支ピン、
15:目地プレート用中央維持リンク装置、16:皿ビ
ス、 17、17A:カバープレート、18:
長孔、 19:端部回動カバー、20:下地レー
ル本体、 21:カバープレート取付け部、22:中央
枢支ピン支持部、23:リンク、 24:枢支
ピン、25:ヒンジ部材、 26:ストッパー片、
27:皿ビス挿入孔、 28:ヒンジ部材、29:端
部回動カバー本体、30:重り収納部、 31:重
り、32:ヒンジ部材、 33:中央回動カバー、
34:スライド軸、 35:固定軸、36:傾斜面
37:スライド支持体、38:付勢スプリ
ング、 39:付勢スプリング。
Claims (5)
- 【請求項1】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目地部
寄りの床面に固定された一対の下地レールと、この一対
の下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が壁面
に当接するように橋渡された端部目地プレートと、この
端部目地プレートを回動可能で前後方向にスライド移動
可能に枢支し、かつ常時前記目地部の中央部に位置する
ように支持する一端が前記左右の建物の一方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が前
記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは下
地レールに枢支された端部目地プレート用中央維持リン
ク装置と、前記一対の下地レールの壁面側の目地部を除
く他の目地部を覆うように前記端部目地プレートと重な
り合う目地プレートと、この目地プレートを常時前記目
地部の中央部に位置するように支持する一端が前記左右
の建物の一方の建物の目地部側の躯体あるいは下地レー
ルに枢支され、他端が前記左右の建物の他方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支された少なくと
も2個以上の目地プレート用中央維持リンク装置と、前
記目地プレートおよび前記端部目地プレートの両側部を
覆うように前記下地レールあるいは左右の躯体に固定さ
れた一対のカバープレートとからなることを特徴とする
床用目地装置。 - 【請求項2】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目地部
寄りの床面に固定された一対の下地レールと、この一対
の下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が壁面
に当接するように橋渡された端部目地プレートと、この
端部目地プレートを回動可能で前後方向にスライド移動
可能に枢支し、かつ常時前記目地部の中央部に位置する
ように支持する一端が前記左右の建物の一方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が前
記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは下
地レールに枢支された端部目地プレート用中央維持リン
ク装置と、前記一対の下地レールの壁面側の目地部を除
く他の目地部を覆うように前記端部目地プレートと重な
り合う目地プレートと、この目地プレートを常時前記目
地部の中央部に位置するように支持する一端が前記左右
の建物の一方の建物の目地部側の躯体あるいは下地レー
ルに枢支され、他端が前記左右の建物の他方の建物の目
地部側の躯体あるいは下地レールに枢支された少なくと
も2個以上の目地プレート用中央維持リンク装置と、前
記目地プレートおよび前記端部目地プレートの両側部を
覆うように前記下地レールあるいは左右の躯体に固定さ
れた一対のカバープレートと、前記目地プレートの反壁
面側の端部に回動可能に取付けられた左右の躯体の端部
を覆う中央回動カバーと、前記一対のカバープレートの
反壁面側の端部に取付けられた前記中央回動カバーによ
って上方へ回動される前記一対の下地レールの端部を覆
う一対の端部回動カバーとからなることを特徴とする床
用目地装置。 - 【請求項3】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目地部
寄りの床面に固定された一対の下地レールと、この一対
の下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が壁面
に当接するように橋渡された端部目地プレートと、この
端部目地プレートのほぼ中央底面に回動可能に枢支され
たスライド軸と、前記一対の下地レールの壁面側の目地
部を除く他の目地部を覆うように前記端部目地プレート
と重なり合う目地プレートと、この目地プレートを常時
前記目地部の中央部に位置するように前記スライド軸を
常時外方に突出するように付勢されるように取付けら
れ、かつ該目地プレートが固定されたパイプ状の固定軸
を介して支持する一端が前記左右の建物の一方の建物の
目地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が
前記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは
下地レールに枢支された少なくとも2個以上の目地プレ
ート用中央維持リンク装置と、前記目地プレートおよび
前記端部目地プレートの両側部を覆うように前記下地レ
ールあるいは左右の躯体に固定された一対のカバープレ
ートとからなることを特徴とする床用目地装置。 - 【請求項4】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一端部に壁面を有し、他端部に壁面のない通路の目地部
寄りの床面に固定された一対の下地レールと、この一対
の下地レールの壁面側の目地部を覆うように端部が壁面
に当接するように橋渡された端部目地プレートと、この
端部目地プレートのほぼ中央底面に回動可能に枢支され
たスライド軸と、前記一対の下地レールの壁面側の目地
部を除く他の目地部を覆うように前記端部目地プレート
と重なり合う目地プレートと、この目地プレートを常時
前記目地部の中央部に位置するように前記スライド軸を
常時外方に突出するように付勢されるように取付けら
れ、かつ該目地プレートが固定されたパイプ状の固定軸
を介して支持する一端が前記左右の建物の一方の建物の
目地部側の躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が
前記左右の建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは
下地レールに枢支された少なくとも2個以上の目地プレ
ート用中央維持リンク装置と、前記目地プレートおよび
前記端部目地プレートの両側部を覆うように前記下地レ
ールあるいは左右の躯体に固定された一対のカバープレ
ートと、前記目地プレートの反壁面側の端部に回動可能
に取付けられた左右の躯体の端部を覆う中央回動カバー
と、前記一対のカバープレートの反壁面側の端部に取付
けられた前記中央回動カバーによって上方へ回動される
前記一対の下地レールの端部を覆う一対の端部回動カバ
ーとからなることを特徴とする床用目地装置。 - 【請求項5】 目地部を介して建てられた左右の建物の
通路の目地部寄りの床面に固定された一対の下地レール
と、この一対の下地レールに面側部が支持され前記目地
部を覆うように取付けられた目地プレートと、この目地
プレートを常時前記目地部の中央部に位置するように支
持する一端が前記左右の建物の一方の建物の目地部側の
躯体あるいは下地レールに枢支され、他端が前記左右の
建物の他方の建物の目地部側の躯体あるいは下地レール
に枢支された少なくとも2個以上の目地プレート用中央
維持リンク装置と、前記目地プレートの両側部を覆うよ
うに前記下地レールあるいは左右の躯体に固定された一
対のカバープレートと、前記目地プレートの両端部に回
動可能に取付けられた左右の躯体の端部を覆う中央回動
カバーと、前記一対のカバープレートの両端部にそれぞ
れ取付けられた前記中央回動カバーによって上方へ回動
される前記一対の下地レールの端部を覆う一対の端部回
動カバーとからなることを特徴とする床用目地装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32150398A JP3322841B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 床用目地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32150398A JP3322841B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 床用目地装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129803A JP2000129803A (ja) | 2000-05-09 |
JP3322841B2 true JP3322841B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=18133299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32150398A Expired - Fee Related JP3322841B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 床用目地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322841B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4977091B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2012-07-18 | ドーエイ外装有限会社 | 床用目地装置 |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP32150398A patent/JP3322841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000129803A (ja) | 2000-05-09 |
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