JP3673447B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の床面間の目地部を覆う床用目地装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の床用目地装置は左右の建物の床部分の目地部寄りの部位に形成した凹部にそれぞれ固定したチャンネル状の下地レールと、この下地レールの目地部側部位に両側部が支持された目地プレートと、この目地プレートの両側部の上部を覆うように前記下地レールにそれぞれ取付けられたカバープレートとで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の床用目地装置は地震等によって左右の建物が異なる左右方向に揺れ動いた場合には、目地プレートと下地レールの支持部とがスライド移動して、その揺れ動きを吸収することができるが、左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合、目地プレートが左右の建物の壁面に衝突して損傷するため、隙間を設けなければならず、隙間を設けると見苦しくなるという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、左右の建物が地震等によって異なる前後左右方向に揺れ動いても、両端部に隙間が生じることなく、その揺れ動きにスムーズに追従移動して、損傷することがない床用目地装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の一方の建物の目地部側の床躯体に形成された目地部に開口する凹部と、前記左右の建物の他方の建物の目地部側の床躯体に後端部が取付けられ、前記凹部のほぼ中央部に位置する先端部の中央部寄りの部位に下方へ突出する少なくとも2個以上のスベリ支承あるいはローラーを備える台形状の固定目地プレートと、この固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該固定目地プレートの両端部の隙間を覆うように外方へ突出し、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には固定目地プレート内へ収納される一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレートの後端部あるいは前記固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該一対の端部目地プレート内に収納され、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には外方へ突出する一対の補助目地プレートと、この一対の補助プレートと前記一対の端部目地プレートとを前記一方の建物の側壁との間に隙間が生じることなく位置させる保持具と、前記固定目地プレートの先端部のスライド移動を可能に前記凹部を覆うように前記一方の建物の床躯体に固定されたカバープレートとで床用目地装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図10に示す本発明の第1の実施の形態において、1は目地部2を介して建てられた左右の建物3、3間の床目地部を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記左右の建物3、3の一方の建物3の目地部2側の床躯体3aに形成された目地部2に開口する凹部4と、この凹部4に複数本の固定ビス5等によって固定された下地レール6と、前記左右の建物の3、3の他方の建物3の目地部側の床躯体3aに形成された固定目地プレート取付け凹部7に複数本の固定ビス8によって後端部が取付けられ、前記凹部4に固定された下地レール6のほぼ中央部に位置する先端部の中央部寄りの部位に下方へ突出する少なくとも2個以上、本発明の実施の形態では3個のローラー9、9、9を備える台形状の固定目地プレート10と、この固定目地プレート10の後端両側部に後端部が枢支ピン11、11によって枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上、本発明の実施の形態では3個のローラー12、12、12が備えられた通常時は該固定目地プレート10の両端部の隙間10a、10aを覆うように外方へ突出し、地震等によって左右の建物3、3が異なる前後方向に揺れ動いた場合には、固定目地プレート10内へ収納される一対の端部目地プレート13、13と、この一対の端部目地プレート13、13の枢支ピン11、11に枢支あるいは前記固定目地プレート10の後端両側部に後端部が枢支、本発明の実施の形態では枢支ピン11、11に枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上、本発明の実施の形態では3個のローラー14、14、14が備えられた、通常時は該一対の端部目地プレート13、13内に収納され、地震等によって左右の建物3、3が異なる前後方向に揺れ動いた場合には外方へ突出する一対の補助目地プレート15、15と、この一対の補助目地プレート15、15と前記一対の端部目地プレート13、13とを前記一方の建物3の側壁3b、3bとの間に隙間が生じることなく位置させる保持具16、16と、前記固定目地プレート10の先端部のスライド移動を可能に、前記凹部4を覆うように前記下地レール6あるいは前記一方の建物3の床躯体3aに複数本の固定ビス17によって固定された、アルミやステンレス等の金属板製のカバープレート18とで構成されている。
【0009】
前記下地レール6は図4に示すように、アルミやステンレス等の金属材で前記凹部4の底面を覆う板状の下地レール本体19と、この下地レール本体19の一端部に下方へ突出するように形成された取付け片20と、前記下地レール本体19の他端部に複数本のビス21によって固定された上方へ突出するカバープレート取付け片22とで構成されている。
【0010】
前記固定目地プレート10は図5に示すように、アルミやステンレス等の金属板で台形状に形成された固定目地プレート本体23と、この固定目地プレート本体23の後端部の下面に溶接等によって固定された端部補強バー24と、前記固定目地プレート本体23の中央部寄りの下面に所定間隔で溶接等によって固定された複数本、本発明の実施の形態では3本の補強バー25、25、25と、この3本の補強バー25、25、25の両端部の補強バー25、25の中央部寄りの部位と、前記端部補強バー24の両端部寄りの部位とに両端部が溶接等によって固定された筋交用補強バー26、26と、前記固定目地プレート本体23の先端中央部寄りの下面に溶接等によって固定された先端部補強バー27と、この先端部補強バー27に所定間隔で取付けられたローラー9、9、9とで構成されている。
【0011】
前記一対の端部目地プレート13、13は図6に示すように、アルミやステンレス等の金属板で扇状に形成された端部目地プレート本体28と、この端部目地プレート本体28の先端部および内側端部の下面に溶接等によって固定された補強バー29と、この補強バー29の先端部部位に所定間隔で取付けられたローラー12、12、12とで構成されている。
【0012】
前記一対の補助目地プレート15、15は図7に示すように、アルミやステンレス等の金属板で扇状に形成された補助目地プレート本体30と、この補助目地プレート本体30の下部外周部を覆うように、溶接等によって固定された補強バー31と、この補強バー31の先端部部位に所定間隔で取付けられたローラー14、14、14とで構成されている。
【0013】
前記保持具16、16は図8に示すように前記一対の端部目地プレート13、13をそれぞれ外方へ突出するように付勢する、端部目地プレート13、13と前記固定目地プレート10の筋交用補強バー26、26との間に介装された付勢スプリング32、32と、前記一対の補助目地プレート15、15をそれぞれ外方へ突出するように付勢する端部目地プレート13、13の補強バー29、29と補助目地プレート15、15の補強バー31、31との間に介装された付勢スプリング33、33とで構成されている。
【0014】
上記構成の床用目地装置1は、地震等によって左右の建物3、3が異なる左右方向に揺れ動いた場合、図9に示すように固定目地プレート10、一対の端部目地プレート13、13および一対の補助目地プレート15、15の先端部に取付けられたローラー9、9、9、12、12、12、14、14、14が下地レール6上を転がって移動して、その揺れ動きを吸収する。
【0015】
左右の建物3、3が異なる前後方向に揺れ動いた場合、図10に示すように一方の建物3の側壁3bによって一方の端部目地プレート13および補助目地プレート15を固定目地プレート10内へ押し込むとともに、他方の端部目地プレート13より補助目地プレート15が保持具16によって突出し、目地部2に隙間が生じることなく固定目地プレート10、一対の端部目地プレート13、13、一対の補助目地プレート15、15で覆うことができる。
【0016】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図11ないし図22に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0017】
図11ないし図13に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、一対の補助目地プレート15、15の外側端部を一方の建物3の側壁3b、3bに固定された支持片34、34にスライド移動可能に係止させるとともに、一対の端部目地プレート13、13を常時外方へ付勢する付勢スプリング31、31を用いた一対の保持具16A、16Aを用いた点で、このような一対の保持具16A、16Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0018】
図14ないし図16に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、1個のローラー12を備えた一対の端部目地プレート13A、13Aと1個のローラー14を備えた一対の補助目地プレート15A、15Aとを用いた点で、このように形成された一対の端部目地プレート13A、13Aと、一対の補助目地プレート15A、15Aを用いて構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0019】
図17ないし図19に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、下端部が半球状に形成されたスベリ支承35、35、35を用いた固定目地プレート10A、一対の端部目地プレート13B、13Bおよび一対の補助目地プレート15B、15Bを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図20ないし図22に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、左右の建物3、3の床面上に後端部に傾斜カバー36が一体形成された固定目地プレート10Bと、後端部に傾斜カバー37が一体形成されたカバープレート18Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0022】
(1)目地部を介して建てられた左右の建物の一方の建物の目地部側の床躯体に形成された目地部に開口する凹部と、前記左右の建物の他方の建物の目地部側の床躯体に後端部が取付けられ、前記凹部のほぼ中央部に位置する先端部の中央部寄りの部位に下方へ突出する少なくとも2個以上のスベリ支承あるいはローラーを備える台形状の固定目地プレートと、この固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該固定目地プレートの両端部の隙間を覆うように外方へ突出し、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には固定目地プレート内へ収納される一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレートの後端部あるいは前記固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該一対の端部目地プレート内に収納され、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には外方へ突出する一対の補助目地プレートと、この一対の補助プレートと前記一対の端部目地プレートとを前記一方の建物の側壁との間に隙間が生じることなく位置させる保持具と、前記固定目地プレートの先端部のスライド移動を可能に前記凹部を覆うように前記一方の建物の床躯体に固定されたカバープレートとで構成されているので、左右の建物が地震等によって異なる前後方向に揺れ動いた場合には、一対の端部目地プレートおよび一対の補助目地プレートが台形状の固定目地プレートの両端部より出没して、隙間が生じることなく目地部を覆うことができる。
したがって、安全に使用することができる。
【0023】
(2)前記(1)によって、固定目地プレートの後端部を他方の建物の床躯体に取付けているので、固定目地プレートを確実に他方の建物に取付けることができ安全性の向上を図ることができる。
【0024】
(3)前記(1)によって、固定目地プレートを台形状に形成しているので、異なる前後方向に左右の建物が揺れ動いても、固定目地プレートや一方の建物の側壁を損傷させることなく、その揺れ動きを吸収することができる。
【0025】
(4)前記(1)によって、左右の建物が異なる左右方向に揺れ動いた場合には固定目地プレートの先端部が凹部内をスライド移動して、その揺れ動きを吸収することができる。
【0026】
(5)請求項2、3も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の下地レールの説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の固定目地プレートの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の端部目地プレートの説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の補助目地プレートの説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の保持具の説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の異なる左右方向の動作説明図。
【図10】本発明の第1の実施の形態の異なる前後方向の動作説明図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図12】図11の12−12線に沿う断面図。
【図13】本発明の第2の実施の形態の保持具の説明図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図15】図14の15−15線に沿う断面図。
【図16】端部目地プレートと補助目地プレートの説明図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図18】図17の18−18線に沿う断面図。
【図19】本発明の第4の実施の形態の分解斜視図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の平面図。
【図21】図20の21−21線に沿う拡大断面図。
【図22】本発明の第5の実施の形態の分解斜視図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D:床用目地装置、
2:目地部、 3:建物、
4:凹部、 5:固定ビス、
6:下地レール、 7:固定目地プレート取付け凹部、
8:固定ビス、 9:ローラー、
10、10A、10B:固定目地プレート、
11:枢支ピン、 12:ローラー、
13、13A、13B:端部目地プレート、
14:ローラー、
15、15A、15B:補助目地プレート、
16、16A:保持具、 17:固定ビス、
18、18A:カバープレート、
19:下地レール本体、 20:取付け片、
21:ビス、 22:カバープレート取付け片、
23:固定目地プレート本体、
24:端部補強バー、 25:補強バー、
26:筋交用補強バー、 27:先端部補強バー、
28:端部目地プレート本体、
29:補強バー、 30:補助目地プレート本体、
31:補強バー、 32:付勢スプリング、
33:付勢スプリング、 34:支持片、
35:スベリ支承、 36:傾斜カバー、
37:傾斜カバー。

Claims (3)

  1. 目地部を介して建てられた左右の建物の一方の建物の目地部側の床躯体に形成された目地部に開口する凹部と、前記左右の建物の他方の建物の目地部側の床躯体に後端部が取付けられ、前記凹部のほぼ中央部に位置する先端部の中央部寄りの部位に下方へ突出する少なくとも2個以上のスベリ支承あるいはローラーを備える台形状の固定目地プレートと、この固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該固定目地プレートの両端部の隙間を覆うように外方へ突出し、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には固定目地プレート内へ収納される一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレートの後端部あるいは前記固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該一対の端部目地プレート内に収納され、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には外方へ突出する一対の補助目地プレートと、この一対の補助プレートと前記一対の端部目地プレートとを前記一方の建物の側壁との間に隙間が生じることなく位置させる保持具と、前記固定目地プレートの先端部のスライド移動を可能に前記凹部を覆うように前記一方の建物の床躯体に固定されたカバープレートとからなることを特徴とする床用目地装置。
  2. 目地部を介して建てられた左右の建物の一方の建物の目地部側の床躯体に形成された目地部に開口する凹部に固定された下地レールと、前記左右の建物の他方の建物の目地部側の床躯体に後端部が取付けられ、前記下地レールのほぼ中央部に位置する先端部の中央部寄りの部位に補強材を介して下方へ突出する少なくとも2個以上のローラーを備える台形状の固定目地プレートと、この固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に補強材を介して下方へ突出する少なくとも1個以上のローラーが備えられた、通常時は該固定目地プレートの両端部の隙間を覆うように外方へ突出し、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には固定目地プレート内へ収納される扇状の一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレートの後端部あるいは前記固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に補強材を介して下方へ突出する少なくとも1個以上のローラーが備えられた、通常時は該一対の端部目地プレート内に収納され、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には外方へ突出する扇状の一対の補助目地プレートと、この一対の補助プレートと前記一対の端部目地プレートとを前記一方の建物の側壁との間に隙間が生じることなく位置させる保持具と、前記固定目地プレートの先端部のスライド移動を可能に前記下地レールを覆うように該下地レールあるいは前記一方の建物の床躯体に固定されたカバープレートとからなることを特徴とする床用目地装置。
  3. 目地部を介して建てられた左右の建物の他方の建物の目地部側の床躯体に後端部が取付けられ、前記一方の建物の目地部側の床躯体上に先端部の中央部寄りの部位に下方へ突出する少なくとも2個以上のスベリ支承あるいはローラーを備える台形状の固定目地プレートと、この固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該固定目地プレートの両端部の隙間を覆うように外方へ突出し、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には固定目地プレート内へ収納される一対の端部目地プレートと、この一対の端部目地プレートの後端部あるいは前記固定目地プレートの後端両側部に後端部が枢支され、先端部に下方へ突出する少なくとも1個以上のスベリ支承あるいはローラーが備えられた、通常時は該一対の端部目地プレート内に収納され、地震等によって左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合には外方へ突出する一対の補助目地プレートと、この一対の補助プレートと前記一対の端部目地プレートとを前記一方の建物の側壁との間に隙間が生じることなく位置させる保持具と、前記固定目地プレートの先端部のスライド移動を可能に覆うように前記一方の建物の床躯体に固定されたカバープレートとからなることを特徴とする床用目地装置。
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