JP4021866B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体の床部分の目地部を覆う床用目地装置に関する。
従来の床用目地装置は目地部を介して建てられた左右の建物の一方の建物の目地部側の床面に形成された支持凹部に上下移動可能に取付けられた目地プレート支持金具と、前記左右の建物の他方の建物の目地部側の床面に形成されたスライド凹部に固定された反目地部側が傾斜面に形成されたスライド支持金具と、一端が前記目地プレート支持金具に回動可能に取付けられ、他端が前記スライド支持金具に支持され前記目地部および該スライド支持金具を覆い、上面が前記左右の建物の床面とほぼ同一面となる目地プレートと、前記目地部の寸法が狭くなった場合に、一方の建物側の前記目地プレートを水平面となるように押し上げる目地プレート押し上げ機構とで構成されている。
このため、トラック等の走行が可能であるが、目地部が狭くなると目地プレートの先端部が他方の建物の目地部側の床面上へ突出して危険になるという欠点があった。
特許第3328199号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、トラック等の走行が可能で、目地部が狭くなっても上方へ突出して危険になったりすることなく、前後方向に移動しても一方の固定目地プレート、中央目地プレート、他方の固定目地プレートを傾斜状態に位置させて、安全に使用することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体の目地部側の一方の躯体に所定間隔で複数枚、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の一方のブラケットと、前記左右の躯体の目地部側の他方の躯体に前記複数枚の一方のブラケット間に上部がほぼ同一面となるように位置し、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の他方のブラケットと、前記複数枚の一方のブラケットの先端部寄りの底面に、前記他方のブラケットと当接しないようにそれぞれ枢支された間隔保持バーと、前記一方の躯体の目地部側に前記複数枚の一方のブラケットに支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体の目地部側に前記複数枚の他方のブラケットに支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの他方の固定目地プレートと、この他方の固定目地プレートおよび前記一方の固定目地プレートに両端部が支持される、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させるように取付けられた、少なくとも2個以上の中央維持機構とで床等目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)目地部側の一方の躯体に所定間隔で複数枚、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の一方のブラケットと、目地部側の他方の躯体に複数枚の一方のブラケット間に上部がほぼ同一面となるように位置し、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の他方のブラケットと、複数枚の一方のブラケットの先端部寄りの底面に他方のブラケットと当接しないようにそれぞれ枢支された間隔保持バーと、一方の躯体の目地部側に複数枚の一方のブラケットに支持されるように固定された目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの一方の固定目地プレートと、他方の躯体の目地部側に複数枚の他方のブラケットに支持されるように固定された目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの他方の固定目地プレートと、この他方の固定目地プレートおよび一方の固定目地プレートに両端部が支持される目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させるように取付けられた少なくとも2個以上の中央維持機構とで構成されているので、複数枚の板状の一方のブラケットおよび複数枚の板状の他方のブラケットで一方の固定目地プレート、他方の固定目地プレートおよび中央目地プレートを支持することができる。
したがって、トラック等の重量物が乗っても、十分な強度で支持することができる。
(2)前記(1)によって、目地部の幅寸法の3分の1の伸縮移動を一方の固定目地プレートと他方の固定目地プレートとスライド移動する中央目地プレートの移動によって吸収することができる。
(3)前記(1)によって、中央目地プレートの中央部を目地部の中央部に中央維持機構によって、常時位置させることができる。
したがって、一方の固定目地プレート、他方の固定目地プレート、中央目地プレート、一方のブラケットおよび他方のブラケットの寸法を目地部の幅寸法の3分の1の伸縮を可能にするための最小寸法に設定することができ、経済的に製造することができる。
(4)前記(1)によって、前後方向に揺れ動いた場合にも、中央維持機構で中央目地プレートの前後左右方向の中央部を目地部の前後左右方向の中央部に位置させることができる。
したがって、一方の固定目地プレート、中央目地プレート、他方の固定目地プレートの端部がクランク状となり、大きな開口部が生じるのを阻止することができる。
(5)請求項2、3も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図7に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右の躯体3、3間を連通させることができる本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記左右の躯体3、3の目地部側の一方の躯体3に所定間隔でヒンジ部材4、4によって先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、前記目地部の幅寸法Lのほぼ3分の2の長さ寸法の複数枚の板状の一方のブラケット5と、前記左右の躯体3、3の目地部側の他方の躯体3にヒンジ部材4、4によって前記複数枚の一方のブラケット5間に上部がほぼ同一面となるように位置し、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該一方のブラケット5より上下方向の寸法が短く、他はほぼ同じ寸法の複数枚の板状の他方のブラケット6と、前記複数枚の一方のブラケット5の先端部寄りの底面にそれぞれ枢支ピン7で枢支された間隔保持バー8と、前記一方の躯体3の目地部側に前記複数枚の一方のブラケット5に支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法Lのほぼ3分の1の長さの一方の固定目地プレート9と、前記他方の躯体3の目地部側に前記複数枚の他方のブラケット6に支持されるように固定された、前記一方の固定目地プレート9と同じ寸法形状の他方の固定目地プレート10と、この他方の固定目地プレート10および前記一方の固定目地プレート9に両端部が支持される、前記目地部の幅寸法Lのほぼ3分の2の長さの中央目地プレート11と、この中央目地プレート11の中央部を常時目地部2の中央部に位置させるように取付けられた、少なくとも2個以上の中央維持機構12、12とで構成されている。
前記中央維持機構12、12は図3および図4に示すように、該中央維持機構12、12が設けるため広い間隔に形成された一方のブラケット5間に位置する様に両端部がコ字状の取付け金具13、13に枢支ピン14、14で前記左右の目地部側の躯体3、3に取付けられたパンタグラフ形状の伸縮リンク15、15と、この伸縮リンク15、15の前記目地部2の中央部に位置する中央枢支部16、16に取付けられたガイド部材17、17にガイドされて上下方向にスライド移動可能に取付けられたスライド杆18、18と、このスライド杆18、18に枢支された前記一方のブラケット5と他方のブラケット6上に支持される、前記中央目地プレート11の中央部に複数本のビス19等によって固定される支持バー20とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は通常時は中央目地プレート11の中央部が目地部2の中央部に位置し、両端部が一方の固定目地プレート9と他方の固定目地プレート10と所定量重なった状態となっている.
地震等によって目地部2が狭くなると、図5に示すように、中央目地プレート11の中央部は中央維持機構12、12によって、目地部2の中央部に位置されるため、一方の固定目地プレート9と他方の固定目地プレート10が中央目地プレート11の中央部方向へスライド移動して、最大目地部の幅寸法Lの3分の1が収縮する寸法分までの揺れ動きを吸収する。
目地部2が広くなると図6に示すように、中央目地プレート11の中央部は中央維持機構12、12によって目地部2の中央部に位置されるため、一方の固定目地プレート9と他方の固定目地プレート10が左右方向にスライド移動して、最大目地部の幅寸法Lの3分の1が伸長する寸法分までの揺れ動きを吸収する。
また、左右の躯体3、3が前後方向に揺れ動いた場合には、図7に示すように中央目地プレート11の前後左右方向の中央部は中央維持機構12、12によって、目地部2の前後左右方向の中央部に位置するため、一方の固定目地プレート9、中央目地プレート12、他方の固定目地プレート10の端部はクランク状となり、大きな隙間が生じるのを阻止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図8ないし図28に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8ないし図10に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記
本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、一対のラック21、21と、この一対のラック21、21と噛み合うピニオン22と、このピニオン22を回転可能に支持する前記一対のラック21、21にスライド移動可能に取付けられた筒状のピニオン支持体23とからなる中央維持機構12A、12Aを用いた点で、このような中央維持機構12A、12Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図11ないし図13に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、四角枠がほぼ水平に位置するように目地部側の一方の躯体3と他方の躯体3に枢支されたパンタグラフ状の伸縮リンク15と、この伸縮リンク15の中央部の対向するリンク部材15a、15aに両端部が枢支ピン24で枢支され、中央部にスライド杆18が取付けられた中央リンク25を使用する中央維持機構12B、12Bを用いた点で、このような中央維持機構12B、12Bを用いて構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、一方のブラケット5と他方のブラケット6に中央目地プレート11を支持させるとともに、該中央目地プレート11の両端部に一方の固定目地プレート9、他方の固定目地プレート10の先端部を重ねてスライド移動可能にした点で、このように構成した床用目地装置1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図17ないし図19に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、先端部の下部が前方へ突出する上面が傾斜面26、26の一方の固定目地プレート9Aおよび他方の固定目地プレート10Aと、この一方の固定目地プレート9Aと他方の固定目地プレート10A間を段差なく覆う両端部の上面が外方へ突出し、下面が傾斜面27、27の中央目地プレート11Aと、この中央目地プレート11Aを必要に応じて常時下方へ付勢できるようにスライド杆18、18に付勢スプリング28、28が取付けられた中央維持機構12C、12Cとを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Dにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、通常時は一方の固定目地プレート9A、中央目地プレート11A、他方の固定目地プレート10Aを段差なく配置することができる。
図20ないし図22に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、複数枚の一方のブラケット5の底面をほぼコ字状に折り曲げた支持部5aを形成するとともに、この一方のブラケット5の支持部5aにそれぞれスライド移動可能に他方のブラケット6を取付けた点で、このように構成した床用目地装置1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、常時複数枚の一方のブラケット5と他方のブラケット6を整列状態に位置させることができる。
図23ないし図25に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための第6の形態と主に異なる点は、所定位置の一方のブラケット5と他方のブラケット6の上部対向面にラック29、29を取付けるとともに、
該ラック29、29とかみ合うピニオン30を一方のブラケット5と他方のブラケット6にスライド移動可能なチャンネル状のカ゛イト゛部材31に取付けた中央維持機構12Dを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Fにしても、前記本発明を実施するための第6の形態と同様な作用効果が得られる。
図26ないし図28に示す本発明を実施するための第8の形態において、前記本発明を実施するための第6の形態と主に異なる点は複数枚の一方のブラケット5および前記複数枚の他方のブラケット6にスライド移動可能に一定間隔で支持された複数本の支持バー32と、この複数本の支持バー32にそれぞれ取付けられた先端部が所定量重なりスライド移動できる複数個の目地プレート33と、前記複数本の支持バー32を伸縮させるパンタグラフ状の少なくとも2個以上の伸縮リンク機構34、34とを備えいた点で、このように構成した床用目地装置1Gにしても、前記本発明を実施するための第6の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記複数個の目地プレート33は肉厚分だけ順次高くしたものを用いたり、同じ形状の目地プレート33を用い、取付け部を常時支持バー32に押し圧する付勢スプリングを介して取り付けたものを用いても良い。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地プレートを外した状態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の前後方向に揺れ動いた動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図8の9−9線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図11の12−12線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図14の15−15線に沿う断面図。 本発明を実施するための第4の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための第5の形態の平面図。 図17の18−18線に沿う断面図。 本発明を実施するための第5の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための第6の形態の平面図。 図20の21−21線に沿う断面図。 本発明を実施するための第6の形態の一方のブラケットと他方のブラケットの説明図。 本発明を実施するための第7の形態の平面図。 図23の24−24線に沿う断面図。 本発明を実施するための第7の形態の中央維持機構の説明図。 本発明を実施するための第8の形態の平面図。 図26の27−27線に沿う断面図。 本発明を実施するための第8の形態の伸縮リンク機構の説明図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G:床用目地装置、
2:目地部、 3:躯体、
4:ヒンジ部材、 L:目地部の幅寸法、
5:一方のブラケット、 6:他方のブラケット、
7:枢支ピン、 8:間隔保持バー、
9、9A:一方の固定目地プレート、
10、10A:他方の固定目地プレート、
11、11A:中央目地プレート、
12、12A、12B、12C、12D:中央維持機構、
13:取付け金具、 14:枢支ピン、
15:伸縮リンク、 16:中央枢支部、
17:ガイド部材、 18:スライド杆、
19:ビス、 20:支持バー、
21:ラック、 22:ピニオン、
23:ピニオン支持体、 24:枢支ピン、
25:中央リンク、 26:傾斜面、
27:傾斜面、 28:付勢スプリング、
29:ラック、 30:ピニオン、
31:ガイド部材、 32:支持バー、
33:目字プレート、 34:伸縮リンク。

Claims (3)

  1. 目地部を介して設けられた左右の躯体の目地部側の一方の躯体に所定間隔で複数枚、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の一方のブラケットと、前記左右の躯体の目地部側の他方の躯体に前記複数枚の一方のブラケット間に上部がほぼ同一面となるように位置し、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の他方のブラケットと、前記複数枚の一方のブラケットの先端部寄りの底面に、前記他方のブラケットと当接しないようにそれぞれ枢支された間隔保持バーと、前記一方の躯体の目地部側に前記複数枚の一方のブラケットに支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体の目地部側に前記複数枚の他方のブラケットに支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの他方の固定目地プレートと、この他方の固定目地プレートおよび前記一方の固定目地プレートに両端部が支持される、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させるように取付けられた、少なくとも2個以上の中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
  2. 目地部を介して設けられた左右の躯体の目地部側の一方の躯体に所定間隔で複数枚、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の一方のブラケットと、前記左右の躯体の目地部側の他方の躯体に前記複数枚の一方のブラケット間に上部がほぼ同一面となるように位置し、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の他方のブラケットと、前記複数枚の一方のブラケットの先端部寄りの底面に、前記他方のブラケットと当接しないようにそれぞれ枢支された間隔保持バーと、前記一方のブラケットと他方のブラケットに支持される、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させるように取付けられた、少なくとも2個以上の中央維持機構と、前記一方の躯体の目地部側に後端部が固定された先端部が前記中央目地プレートに支持される、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体の目地部側に後端部が固定された先端部が前記中央目地プレートに支持される、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの他方の固定目地プレートとを備えることを特徴とする床用目地装置。
  3. 目地部を介して設けられた左右の躯体の目地部側の一方の躯体に所定間隔で複数枚、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の一方のブラケットと、前記左右の躯体の目地部側の他方の躯体に前記複数枚の一方のブラケットとそれぞれスライド移動できるコ字状に折り曲げた支持部が形成され、上部がほぼ同一面となるように位置し、先端部が水平方向に回動可能に取付けられた、該目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの板状の他方のブラケットと、前記一方の躯体の目地部側に前記複数枚の一方のブラケットに支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの一方の固定目地プレートと、前記他方の躯体の目地部側に前記複数枚の他方のブラケットに支持されるように固定された、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の1の長さの他方の固定目地プレートと、この他方の固定目地プレートおよび前記一方の固定目地プレートに両端部が支持される、前記目地部の幅寸法のほぼ3分の2の長さの中央目地プレートと、この中央目地プレートの中央部を常時目地部の中央部に位置させるように取付けられた、少なくとも2個以上の中央維持機構とを備えることを特徴とする床用目地装置。
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