JP2928158B2 - 手摺壁用目地装置 - Google Patents
手摺壁用目地装置Info
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- JP2928158B2 JP2928158B2 JP11049996A JP11049996A JP2928158B2 JP 2928158 B2 JP2928158 B2 JP 2928158B2 JP 11049996 A JP11049996 A JP 11049996A JP 11049996 A JP11049996 A JP 11049996A JP 2928158 B2 JP2928158 B2 JP 2928158B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は目地部を介して建て
られた左右の建物の左右の手摺壁間を覆う手摺用目地装
置に関する。
られた左右の建物の左右の手摺壁間を覆う手摺用目地装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の手摺壁用目地装置は左右
の手摺壁の内側面および上面を覆うことができる目地カ
バーを常時両端部が左右の手摺壁に当接するように付勢
することができるように取付け金具を用いて取付けてい
る。
の手摺壁の内側面および上面を覆うことができる目地カ
バーを常時両端部が左右の手摺壁に当接するように付勢
することができるように取付け金具を用いて取付けてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の手摺壁用目地装
置は地震等による左右の建物の左右方向の揺れ動きは吸
収することができるが、前後方向や上下方向の揺れ動き
の吸収がしずらく、損傷しやすいという欠点があった。
また、大きく左右方向に左右の建物が揺れ動くと、目地
カバーの端部が左右の手摺壁の目地部内に入り込み、損
傷するため、目地カバーの幅寸法も大きく設定しなけれ
ばならず、動く、コスト高となるという欠点があった。
置は地震等による左右の建物の左右方向の揺れ動きは吸
収することができるが、前後方向や上下方向の揺れ動き
の吸収がしずらく、損傷しやすいという欠点があった。
また、大きく左右方向に左右の建物が揺れ動くと、目地
カバーの端部が左右の手摺壁の目地部内に入り込み、損
傷するため、目地カバーの幅寸法も大きく設定しなけれ
ばならず、動く、コスト高となるという欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
左右の建物が左右・前後および上下方向に地震等によっ
て揺れ動いても、その揺れ動きを吸収して損傷するのを
確実に防止するとともに、小さな幅寸法の目地カバーを
用いて軽量化を図ることができる手摺壁用目地装置を提
供することを目的としている。
左右の建物が左右・前後および上下方向に地震等によっ
て揺れ動いても、その揺れ動きを吸収して損傷するのを
確実に防止するとともに、小さな幅寸法の目地カバーを
用いて軽量化を図ることができる手摺壁用目地装置を提
供することを目的としている。
【０００５】本発明の前記ならびのそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の左
右の手摺壁に目地部方向に突出するように回動可能に取
付けられた一対の回動支柱と、この一対の回動支柱に両
端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以上形成さ
れたパンタグラフ形状の伸縮リンクと、この伸縮リンク
の中央あるいは中央部寄りの枢支ピンに枢支された両端
部が前記一対の回動支柱の内外面部位に位置する一対の
支持バーと、この一対の支持バーの内面部位の支持バー
に取付けられた両端部が前記一対の回動支柱の上面およ
び内壁面あるいは前記左右の手摺壁の目地部寄りの上面
および内側面を覆う内側目地カバーと、前記一対の支持
バーの外面部位の支持バーに取付けられた両端部が前記
一対の回動支柱の外側面あるいは前記左右の手摺壁の目
地部寄りの外側面を覆う外側目地カバーとで手摺壁用目
地装置を構成している。
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の左
右の手摺壁に目地部方向に突出するように回動可能に取
付けられた一対の回動支柱と、この一対の回動支柱に両
端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以上形成さ
れたパンタグラフ形状の伸縮リンクと、この伸縮リンク
の中央あるいは中央部寄りの枢支ピンに枢支された両端
部が前記一対の回動支柱の内外面部位に位置する一対の
支持バーと、この一対の支持バーの内面部位の支持バー
に取付けられた両端部が前記一対の回動支柱の上面およ
び内壁面あるいは前記左右の手摺壁の目地部寄りの上面
および内側面を覆う内側目地カバーと、前記一対の支持
バーの外面部位の支持バーに取付けられた両端部が前記
一対の回動支柱の外側面あるいは前記左右の手摺壁の目
地部寄りの外側面を覆う外側目地カバーとで手摺壁用目
地装置を構成している。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【０００８】図１ないし図１７の本発明の第１の実施の
形態において、１は目地部２を介して建てられた左右の
建物３、３の左右の手摺壁４、４を覆う本発明の手摺壁
用目地装置で、この手摺壁用目地装置１は前記左右の手
摺壁４、４に目地部２方向に突出するように上下取付け
金具５、６によって回動可能に取付けられた一対の回動
支柱７、７と、この一対の回動支柱７、７の上下寄りの
部位に両端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以
上形成されたパンタグラフ形状の２個の伸縮リンク８、
８と、この２個の伸縮リンク８、８の中央あるいは中央
部寄りの伸縮可能な枢支ピン９、９に枢支された両端部
が前記一対の回動支柱７、７の内外面部位に位置する二
対の支持バー１０、１０および１０、１０と、この二対
の支持バー１０、１０および１０、１０の内面部位の支
持バー１０、１０に複数個のタッピングビス１１等で取
付けられた両端部が前記一対の回動支柱７、７の上面お
よび内側面を覆う、図５に示すようなアルミ、ステンレ
ス板等で形成された内側目地カバー１２と、前記二対の
支持バー１０、１０および１０、１０の外面部位の支持
バー１０、１０に複数個のタッピングビス１１等で取付
けられた両端部が前記一対の回動支柱７、７の外側面を
覆う、図６に示すようなアルミ、ステンレス板等で形成
された外側目地カバー１３とで構成されている。
形態において、１は目地部２を介して建てられた左右の
建物３、３の左右の手摺壁４、４を覆う本発明の手摺壁
用目地装置で、この手摺壁用目地装置１は前記左右の手
摺壁４、４に目地部２方向に突出するように上下取付け
金具５、６によって回動可能に取付けられた一対の回動
支柱７、７と、この一対の回動支柱７、７の上下寄りの
部位に両端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以
上形成されたパンタグラフ形状の２個の伸縮リンク８、
８と、この２個の伸縮リンク８、８の中央あるいは中央
部寄りの伸縮可能な枢支ピン９、９に枢支された両端部
が前記一対の回動支柱７、７の内外面部位に位置する二
対の支持バー１０、１０および１０、１０と、この二対
の支持バー１０、１０および１０、１０の内面部位の支
持バー１０、１０に複数個のタッピングビス１１等で取
付けられた両端部が前記一対の回動支柱７、７の上面お
よび内側面を覆う、図５に示すようなアルミ、ステンレ
ス板等で形成された内側目地カバー１２と、前記二対の
支持バー１０、１０および１０、１０の外面部位の支持
バー１０、１０に複数個のタッピングビス１１等で取付
けられた両端部が前記一対の回動支柱７、７の外側面を
覆う、図６に示すようなアルミ、ステンレス板等で形成
された外側目地カバー１３とで構成されている。
【０００９】前記一対の回動支柱７、７は、図７に示す
ように先端部の両角部が弧状に形成され、後端部が半円
弧形状に形成されたものが使用され、下部を枢支ピン１
４で枢支するアングル状に形成された複数本の固定ビス
１５で手摺壁４の端部に固定される下取付け金具６と、
上部を枢支ピン１６で枢支する板状に形成された複数本
の固定ビス１５で手摺壁４の上面に固定される上取付け
金具５とで回動可能に取付けられている。
ように先端部の両角部が弧状に形成され、後端部が半円
弧形状に形成されたものが使用され、下部を枢支ピン１
４で枢支するアングル状に形成された複数本の固定ビス
１５で手摺壁４の端部に固定される下取付け金具６と、
上部を枢支ピン１６で枢支する板状に形成された複数本
の固定ビス１５で手摺壁４の上面に固定される上取付け
金具５とで回動可能に取付けられている。
【００１０】前記２個の伸縮リンク８、８は図８に示す
ように、複数個、本実施の形態では４個の四角形状が形
成された伸縮可能な伸縮リンク本体１７と、この伸縮リ
ンク本体１７の両端部に枢支ピン１８、１８で回動可能
に取付けられた前記回動支柱７、７の先端部に複数本の
固定ビス１９で固定されるコ字状あるいは蝶番状本実施
の形態ではコ字状の取付け金具２０、２０とで構成され
ている。
ように、複数個、本実施の形態では４個の四角形状が形
成された伸縮可能な伸縮リンク本体１７と、この伸縮リ
ンク本体１７の両端部に枢支ピン１８、１８で回動可能
に取付けられた前記回動支柱７、７の先端部に複数本の
固定ビス１９で固定されるコ字状あるいは蝶番状本実施
の形態ではコ字状の取付け金具２０、２０とで構成され
ている。
【００１１】前記二対の支持バー１０、１０および１
０、１０は図９に示すように、両端部が前記一対の回動
支柱７、７の内外面のほぼ中央部に位置する板状に形成
されたものが使用され、中央部で前記２個の伸縮リンク
８、８の中央の枢支ピン９、９に前後方向の回動を阻止
する回動阻止板２２、２２を介して上下方向に回動可能
になるように取付けられている。なお、４個以上の奇数
個の四角形状が形成された伸縮可能な伸縮リンク本体１
７を用いた場合には、中央部寄りの枢支ピン９、９に支
持バー１０、１０を取付ける。
０、１０は図９に示すように、両端部が前記一対の回動
支柱７、７の内外面のほぼ中央部に位置する板状に形成
されたものが使用され、中央部で前記２個の伸縮リンク
８、８の中央の枢支ピン９、９に前後方向の回動を阻止
する回動阻止板２２、２２を介して上下方向に回動可能
になるように取付けられている。なお、４個以上の奇数
個の四角形状が形成された伸縮可能な伸縮リンク本体１
７を用いた場合には、中央部寄りの枢支ピン９、９に支
持バー１０、１０を取付ける。
【００１２】上記構成の手摺用壁目地装置１は図１０に
示すように、左右の手摺壁４、４に上下取付け金具５、
６を用いて一対の回動支柱７、７を回動可能に取付け
る。
示すように、左右の手摺壁４、４に上下取付け金具５、
６を用いて一対の回動支柱７、７を回動可能に取付け
る。
【００１３】次に、一対の回動支柱７、７の上下部に図
１１に示すように、２個の伸縮リンク８、８を取付け、
中央の枢支ピン９、９の両端部に、図１２に示すように
二対の支持バー１０、１０および１０、１０を上下方向
に回動可能に取付ける。
１１に示すように、２個の伸縮リンク８、８を取付け、
中央の枢支ピン９、９の両端部に、図１２に示すように
二対の支持バー１０、１０および１０、１０を上下方向
に回動可能に取付ける。
【００１４】しかる後、図１３に示すように内側目地カ
バー１２の上部内壁面と左右の手摺壁４、４の上面との
間にわずかな隙間が生じるように該内側目地カバー１２
を内面部位の支持バー１０、１０に複数個のタッピング
ビス１１で固定する。
バー１２の上部内壁面と左右の手摺壁４、４の上面との
間にわずかな隙間が生じるように該内側目地カバー１２
を内面部位の支持バー１０、１０に複数個のタッピング
ビス１１で固定する。
【００１５】また、外側目地カバー１３の上端部が、図
２に示すように内側目地カバー１２の上部の内壁面と当
接するような位置で該外側目地カバー１３と外面部位の
支持バー１０、１０に複数個のタッピングビス１１で固
定する。
２に示すように内側目地カバー１２の上部の内壁面と当
接するような位置で該外側目地カバー１３と外面部位の
支持バー１０、１０に複数個のタッピングビス１１で固
定する。
【００１６】上記のように設置された手摺壁用目地装置
１は、左右の建物３、３が左右方向に地震等によって揺
れ動いた場合には、図１４および図１５に示すように２
個の伸縮リンク８、８が伸縮し、内側目地カバー１２と
外側目地カバー１３の両端部が一対の回動支柱７、７よ
り離れるように伸長したり、左右の手摺壁４、４の端部
を覆うように収縮して、その揺れ動きを吸収するととも
に、常時内側目地カバー１２と外側目地カバー１３とを
ほぼ中央部に２個の伸縮リンク８、８、中央の枢支ピン
９、９、二対の支持バー１０、１０および１０、１０に
よって位置させることができる。
１は、左右の建物３、３が左右方向に地震等によって揺
れ動いた場合には、図１４および図１５に示すように２
個の伸縮リンク８、８が伸縮し、内側目地カバー１２と
外側目地カバー１３の両端部が一対の回動支柱７、７よ
り離れるように伸長したり、左右の手摺壁４、４の端部
を覆うように収縮して、その揺れ動きを吸収するととも
に、常時内側目地カバー１２と外側目地カバー１３とを
ほぼ中央部に２個の伸縮リンク８、８、中央の枢支ピン
９、９、二対の支持バー１０、１０および１０、１０に
よって位置させることができる。
【００１７】左右の建物３、３が前後方向に地震等によ
って揺れ動いた場合には、図１６に示すように一対の回
動支柱７、７が前後方向に回動して、その揺れ動きを吸
収する。
って揺れ動いた場合には、図１６に示すように一対の回
動支柱７、７が前後方向に回動して、その揺れ動きを吸
収する。
【００１８】左右の建物３、３が上下方向に地震等によ
って揺れ動いた場合には、図１７に示すように２個の伸
縮リンク８、８が上下方向に回動して、その揺れ動きを
吸収する。
って揺れ動いた場合には、図１７に示すように２個の伸
縮リンク８、８が上下方向に回動して、その揺れ動きを
吸収する。
【００１９】
【発明の異なる実施の形態】次に、図１８ないし図２４
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００２０】図１８ないし図２１の本発明の第２の実施
の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に
異なる点は、二対の支持バー１０、１０および１０、１
０を付勢スプリング２３、２３で常時間隔が狭くなる方
向に付勢する枢支ピン９Ａ、９Ａに取付けるとともに、
内側目地カバー１２と外側目地カバー１３の両端部を左
右の手摺壁４、４の端部を覆うようにした点で、このよ
うに構成された手摺用目地装置１Ａにしても、前記本発
明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に
異なる点は、二対の支持バー１０、１０および１０、１
０を付勢スプリング２３、２３で常時間隔が狭くなる方
向に付勢する枢支ピン９Ａ、９Ａに取付けるとともに、
内側目地カバー１２と外側目地カバー１３の両端部を左
右の手摺壁４、４の端部を覆うようにした点で、このよ
うに構成された手摺用目地装置１Ａにしても、前記本発
明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００２１】なお、左右の建物３、３が前後方向に揺れ
動いた場合には、中央部の枢支ピン９Ａ、９Ａが付勢ス
プリング２３、２３の付勢力に抗して伸長して、内側目
地カバー１２および外側目地カバー１３の損傷を防止す
る。
動いた場合には、中央部の枢支ピン９Ａ、９Ａが付勢ス
プリング２３、２３の付勢力に抗して伸長して、内側目
地カバー１２および外側目地カバー１３の損傷を防止す
る。
【００２２】図２２ないし図２４の本発明の第３の実施
の形態において、前記本発明の第２の実施の形態と主に
異なる点は、一対の回動支柱７、７のほぼ中央部に１個
の伸縮リンク８および一対の支持バー１０、１０を用い
て内側目地カバー１２および外側目地カバー１３を取付
けた点で、このように構成した手摺壁用目地装置１Ｂに
しても、前記本発明の第２の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。
の形態において、前記本発明の第２の実施の形態と主に
異なる点は、一対の回動支柱７、７のほぼ中央部に１個
の伸縮リンク８および一対の支持バー１０、１０を用い
て内側目地カバー１２および外側目地カバー１３を取付
けた点で、このように構成した手摺壁用目地装置１Ｂに
しても、前記本発明の第２の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２４】（１）目地部を介して建てられた左右の建
物の左右の手摺壁に目地部方向に突出するように回動可
能に取付けられた一対の回動支柱と、この一対の回動支
柱に両端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以上
形成されたパンタグラフ形状の伸縮リンクと、この伸縮
リンクの中央あるいは中央部寄りの枢支ピンに枢支され
た両端部が前記一対の回動支柱の内外面部位に位置する
一対の支持バーと、この一対の支持バーの内面部位の支
持バーに取付けられた両端部が前記一対の回動支柱の上
面および内壁面あるいは前記左右の手摺壁の目地部寄り
の上面および内側面を覆う内側目地カバーと、前記一対
の支持バーの外面部位の支持バーに取付けられた両端部
が前記一対の回動支柱の外側面あるいは前記左右の手摺
壁の目地部寄りの外側面を覆う外側目地カバーとで構成
されているので、左右の建物が地震等によって左右方向
に揺れ動いても、内側目地カバーおよび外側目地カバー
が伸縮リンクの中央部あるいは中央部寄りの枢支ピンに
枢支された一対の支持バーに取付けられた左右の手摺壁
とスライド移動することができる。したがって、左右方
向の揺れ動きを吸収して、損傷するのを確実に防止する
ことができる。
物の左右の手摺壁に目地部方向に突出するように回動可
能に取付けられた一対の回動支柱と、この一対の回動支
柱に両端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以上
形成されたパンタグラフ形状の伸縮リンクと、この伸縮
リンクの中央あるいは中央部寄りの枢支ピンに枢支され
た両端部が前記一対の回動支柱の内外面部位に位置する
一対の支持バーと、この一対の支持バーの内面部位の支
持バーに取付けられた両端部が前記一対の回動支柱の上
面および内壁面あるいは前記左右の手摺壁の目地部寄り
の上面および内側面を覆う内側目地カバーと、前記一対
の支持バーの外面部位の支持バーに取付けられた両端部
が前記一対の回動支柱の外側面あるいは前記左右の手摺
壁の目地部寄りの外側面を覆う外側目地カバーとで構成
されているので、左右の建物が地震等によって左右方向
に揺れ動いても、内側目地カバーおよび外側目地カバー
が伸縮リンクの中央部あるいは中央部寄りの枢支ピンに
枢支された一対の支持バーに取付けられた左右の手摺壁
とスライド移動することができる。したがって、左右方
向の揺れ動きを吸収して、損傷するのを確実に防止する
ことができる。
【００２５】（２）前記（１）によって、左右の手摺壁
に回動可能に取付けられた一対の回動支柱によって、左
右の建物の前後方向の揺れ動きを吸収することができ
る。
に回動可能に取付けられた一対の回動支柱によって、左
右の建物の前後方向の揺れ動きを吸収することができ
る。
【００２６】（３）前記（１）によって、内側目地カバ
ーおよび外側目地カバーが一対の支持バーを介して伸縮
する伸縮リンクの中央部あるいは中央部寄りの枢支ピン
に枢支されるため、内側目地カバーおよび外側目地カバ
ーは常時目地部の中央部あるいはほぼ中央部に位置し、
見苦しくなるのを効率よく防止することができる。
ーおよび外側目地カバーが一対の支持バーを介して伸縮
する伸縮リンクの中央部あるいは中央部寄りの枢支ピン
に枢支されるため、内側目地カバーおよび外側目地カバ
ーは常時目地部の中央部あるいはほぼ中央部に位置し、
見苦しくなるのを効率よく防止することができる。
【００２７】（４）請求項２も前記（１）〜（３）と同
様な効果が得られる。
様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の使用状態の平面
図。
図。
【図２】図１の２−２線に沿う断面図。
【図３】本発明の第１の実施の形態の使用状態の外側か
ら見た図。
ら見た図。
【図４】本発明の第１の実施の形態の使用状態の内側か
ら見た図。
ら見た図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の内側目地カバーの
説明図。
説明図。
【図６】本発明の第１の実施の形態の外側目地カバーの
説明図。
説明図。
【図７】本発明の第１の実施の形態の回動支柱の説明
図。
図。
【図８】本発明の第１の実施の形態の伸縮リンクの説明
図。
図。
【図９】本発明の第１の実施の形態の支持バー取付け部
の説明図。
の説明図。
【図１０】本発明の第１の実施の形態の回動支柱の取付
け状態の説明図。
け状態の説明図。
【図１１】本発明の第１の実施の形態の伸縮リンクの取
付け状態の説明図。
付け状態の説明図。
【図１２】本発明の第１の実施の形態の支持バーの取付
け状態の説明図。
け状態の説明図。
【図１３】本発明の第１の実施の形態の内側目地カバー
の取付け状態の説明図。
の取付け状態の説明図。
【図１４】左右方向に大きく揺れ動いた状態の説明図。
【図１５】左右方向に小さく揺れ動いた状態の説明図。
【図１６】前後方向に揺れ動いた状態の説明図。
【図１７】上下方向に揺れ動いた状態の説明図。
【図１８】本発明の第２の実施の形態の一部破断平面
図。
図。
【図１９】図１８の１９−１９線に沿う断面図。
【図２０】本発明の第２の実施の形態の要部拡大断面
図。
図。
【図２１】本発明の第２の実施の形態の前後方向に揺れ
動いた状態の説明図。
動いた状態の説明図。
【図２２】本発明の第３の実施の形態の一部破断平面
図。
図。
【図２３】図２２の２３−２３線に沿う断面図。
【図２４】本発明の第３の実施の形態の内側から見た一
部破断面図。
部破断面図。
１、１Ａ：手摺壁用目地装置、 ２：目地部、 ３：建物、 ４：手摺壁、 ５：上取付け金具、 ６：下取付け金具、 ７：回動支柱、 ８：伸縮リンク、 ９、９Ａ：枢支ピン、 １０：支持バー、 １１：タッピングビス、 １２：内側目地カバー、 １３：外側目地カバー、 １４：枢支ピン、 １５：固定ビス、 １６：枢支ピン、 １７：伸縮リンク本体、 １８：枢支ピン、 １９：固定ビス、 ２０：取付け金具、 ２２：回動阻止板、 ２３：付勢スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04B 1/00 501 E04B 1/62
Claims (2)
- 【請求項１】 目地部を介して建てられた左右の建物の
左右の手摺壁に目地部方向に突出するように回動可能に
取付けられた一対の回動支柱と、この一対の回動支柱に
両端部が枢支された四角形状が少なくとも２個以上形成
されたパンタグラフ形状の伸縮リンクと、この伸縮リン
クの中央あるいは中央部寄りの枢支ピンに枢支された両
端部が前記一対の回動支柱の内外面部位に位置する一対
の支持バーと、この一対の支持バーの内面部位の支持バ
ーに取付けられた両端部が前記一対の回動支柱の上面お
よび内壁面あるいは前記左右の手摺壁の目地部寄りの上
面および内側面を覆う内側目地カバーと、前記一対の支
持バーの外面部位の支持バーに取付けられた両端部が前
記一対の回動支柱の外側面あるいは前記左右の手摺壁の
目地部寄りの外側面を覆う外側目地カバーとからなるこ
とを特徴とする手摺壁用目地装置。 - 【請求項２】 目地部を介して建てられた左右の建物の
左右の手摺壁に目地部方向に突出するように回動可能に
取付けられた一対の回動支柱と、この一対の回動支柱の
上下寄りの部位に両端部が枢支された四角形状が少なく
とも２個以上形成されたパンタグラフ形状の２個の伸縮
リンクと、この２個の伸縮リンクの中央あるいは中央部
寄りの付勢スプリングで伸縮可能な枢支ピンに枢支され
た両端部が前記一対の回動支柱の内外面部位に位置する
二対の支持バーと、この二対の支持バーの内面部位の支
持バーに取付けられた両端部が前記一対の回動支柱の上
面および内壁面あるいは前記左右の手摺壁の目地部寄り
の上面および内側面を覆う内側目地カバーと、前記二対
の支持バーの外面部位の支持バーに取付けられた両端部
が前記一対の回動支柱の外側面あるいは前記左右の手摺
壁の目地部寄りの外側面を覆う外側目地カバーとからな
ることを特徴とする手摺壁用目地装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11049996A JP2928158B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 手摺壁用目地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11049996A JP2928158B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 手摺壁用目地装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273212A JPH09273212A (ja) | 1997-10-21 |
| JP2928158B2 true JP2928158B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=14537319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11049996A Expired - Lifetime JP2928158B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 手摺壁用目地装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2928158B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4638520B2 (ja) * | 2008-04-04 | 2011-02-23 | ドーエイ外装有限会社 | 伸縮壁 |
| JP2021059912A (ja) * | 2019-10-08 | 2021-04-15 | ドーエイ外装有限会社 | 手摺 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP11049996A patent/JP2928158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09273212A (ja) | 1997-10-21 |
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