JP2006322265A - 床用目地装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は目地プレートの移動量を大きく設定してもカバープレートが撓んだりするのを効率よく防止でき、安全に使用することができるとともに、左右の建物が曲がるように揺れ動いても、損傷することなく、その揺れ動きを吸収することができる床用目地装置を
【解決手段】 一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、他方の建物の躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、目地プレートを左右方向にスライド移動できる係合部で係合させた複数個の分割目地プレートと、この複数個の分割目地プレートの後端部のほぼ中央部を枢支ピンを介して取付けられたガイドレールに沿って移動するスライダーとで床用目地装置を構成している。
【選択図】 図2

Description

本発明は目地部を介して設けられた左右の建物の通路を連通させる床用目地装置に関する。
従来、この種の床用目地装置は一方の建物の外部通路の外壁に形成された渡り通路用開口部の両側部を覆い、かつ両側方向にスライド移動可能に該外壁に取付けられた外部通路側スライド側壁と、この外部通路側スライド側壁の開口端部側に一端部が固定的あるいは回動可能に取付けられ、他端部が前記渡り通路用開口部と目地部を介して連通するように、他方の建物より突出するように設けられた渡り通路の両側にスライド移動可能に取付けられた渡り通路側スライド側壁と、一端部が前記渡り通路の床面にスライド移動可能に支持され、他端部が前記外部通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、一端部が前記外部通路側スライド側壁のほぼ中央部に左右方向に回動可能に枢支され、他端部が前記渡り通路の床面ほぼ中央に前後方向にスライド移動可能に取付けられた作動軸と、一端が前記外部通路側スライド側壁に取付けられ、他端が前記渡り通路の床面に取付けられた中央部の枢支ピンで前記目地プレートのほぼ中央部を回動可能に枢支する目地プレートを常時ほぼ中央部に位置させることができる中央維持機構とで構成されている。
このように構成された床用目地装置は構造が複雑で、コスト高になるとともに、目地プレートの移動量を大きく設定するとカバープレートが大きくなり、該カバープレートの剛性を高めなければならないという欠点があった。
特許3154957号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地プレートの移動量を大きく設定してもカバープレートが撓んだりするのを効率よく防止でき、安全に使用することができるとともに、左右の建物が曲がるように揺れ動いても、損傷することなく、その揺れ動きを吸収することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体にほぼ水平方向に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記他方の建物の通路を構成する躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、前記目地プレートを左右方向にスライド移動できる係合部で係合させた複数個の分割目地プレートと、この複数個の分割目地プレートの後端部のほぼ中央部を枢支ピンを介して取付けられたガイドレールに沿って移動するスライダーとで床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体にほぼ水平方向に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記他方の建物の通路を構成する躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、前記目地プレートを左右方向にスライド移動できる係合部で係合させた複数個の分割目地プレートと、この複数個の分割目地プレートの後端部のほぼ中央部を枢支ピンを介して取付けられたガイドレールに沿って移動するスライダーとで構成されているので、複数個の分割目地プレートが枢支ピンを支点として回動させることができる。
したがって、異なる前後方向の揺れ動きが生じた場合、スライダーの前後方向の移動はもちろんのこと、複数個の分割目地プレートの回動によって、その揺れ動きを確実に吸収することができる。
(2)前記(1)によって、複数個の分割目地プレートにしているので、現場で組立てることができ、輸送や設置作業が1個の部品が小型軽量化され、容易に行なうことができる。
(3)前記(1)によって、複数個の分割目地プレートは左右方向にスライド移動できる係合部で係合されているので、該係合部によって複数個の分割目地プレートの剛性を高めることができる。
(4)請求項2は前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、大きな寸法のカバープレートを用いても、複数個の支持片によってカバープレートに荷重が加わっても、撓むのを効率よく阻止することができ、目地部が狭くなった場合に複数個の支持片を目地プレートの移動によって、該目地プレートの下部へもぐり込ませて目地プレートの移動のじゃまを防止することができる。
(5)前記(4)によって、複数個の支持片は他方の建物の通路の床面に取付けられているので、移動することなく常にカバープレートを最適状態で支持できる位置に設定することができる。
(6)請求項3は前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
(7)請求項4は前記(4)、(5)と同様な効果が得られる。
(8)請求項5は前記(4)、(5)と同様な効果が得られるとともに、カバープレート支持機構の支持片のローラーによって、カバープレートと当接した状態で、支持片をスムーズに移動させることができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態より、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図 10に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の建物3の通路4と、他方の建物5の通路6とを連通させる、渡り通路と称される部位に設置される本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記一方の建物3の通路4の外壁面7に形成された開口部8の下部位置の躯体7aにほぼ水平方向に設置された内底面に所定間隔で複数個のローラ9が備えられたガイドレール10と、このガイドレール10に沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が前記他方の建物5の目地部2側の通路6の床面6aに形成された凹部11にスライド移動可能に支持される目地プレート12と、この目地プレート12の先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記凹部11を覆うように前記他方の建物5の通路6を構成する躯体6aに取付けられたカバープレート13と、このカバープレート13に加わる荷重によって撓むのを防止する、前記凹部11に取付けられたカバープレート支持機構14とで構成されている。
前記目地プレート12は前記ガイドレール10に沿ってスライド移動するスライダー15と、このスライダー15の上方へ突出するように固定された複数個、本発明を実施する形態では3個の枢支ピン16、16、16と、この3個の枢支ピン16、16、16に両端部に位置するものが遊びを介して後端部が枢支される左右方向にスライド移動可能な3個の分割目地プレート17、17A、17Bとからなり、該3個の分割目地プレート17、17A、17Bは長方形状のフレーム18、18、18と、このフレーム18、18、18の上面を覆うカバー板19、19、19と、このカバー板19、19、19の隣り合う部位に一体形成された左右方向にスライド移動可能に係合し、前後方向に遊び用の空間20、20が設定されるアングル状の係合片21、22、21、22と、前記フレーム18、18、18の先端部の両側面にそれぞれ取付けられるローラ23、23と、
前記カバー板19、19、19の後端部をのぞく底面ほぼ中央部にフレーム18、18、18との段差が生じるのを防止するために固定されたハット型鋼形状のガイド板35、35、35とで構成されている。
前記カバープレート支持機構14は前記分割目地プレート17、17A、17Bの先端部の凹部11内で、該分割目地プレート17、17A、17Bに取付けられたローラ23、23と当接しない所定部位に2列で配置された複数個の支持具24で構成されたもので、該複数個の支持具24は前記凹部11の躯体6aに固定される取付金具25と、この取付金具25に下端部が枢支ピン26で回動可能に枢支された、上部前面と下部背面が傾斜面27、28に形成された支持片29と、この支持片29を常時立設状態に位置するように付勢する付勢スプリング30とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は通常時には複数個の分割目地プレート17、17A、17Bの先端部の凹部11内に2列で配置された複数個の支持具24の支持片29でカバープレート13を支持しているため、該カバープレート13に荷重が加わってもカバープレート13が撓んだりするのが防止される。
地震等によって一方の建物3と他方の建物5が異なる左右方向に揺れ動いて目地部2が広くなるように動くと、図7に示すように複数個の分割目地プレート17、17A、17Bの先端部のローラ23、23が凹部11上を転がり、複数個の分割目地プレート17、17A、17Bがカバープレート13より突出する方向にスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
目地部2が狭くなるように動くと、図8に示すように複数個の分割目地プレート17、17A、17Bの先端部が押し込まれた状態となるが、この時、分割目地プレート17、17A、17Bの先端部で複数個の支持具24の支持片29の上部傾斜面27部位を押し圧して、付勢スプリング30の付勢力に抗して回動させて、分割目地プレート17、17A、17Bの底面内へ入りこんで、その移動のじゃまをしない。
また、分割目地プレート17、17A、17Bが元の状態に戻ると、支持具24の付勢スプリング30の付勢力によって、支持片29を立設状態に位置させてカバープレート13を支持する。
異なる前後方向へ揺れ動いた場合には、図9に示すように複数個の分割目地プレート17、17A、17Bの後端部のスライダー15がガイドレール10に沿ってスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
また、異なる前後方向でかつ前後部の幅寸法が異なるように揺れ動いた場合には、図10に示すようにスライダー15がガイドレール10に沿ってスライド移動するとともに、スライダー15の枢支ピン16、16、16を支点として複数個の分割目地プレート17、17A、17Bが回動して、その揺れ動きを吸収する。この時、複数個の分割目地プレート17、17A、17B間の遊び用の空間20、20によって、図10に示すように複数個の分割目地プレート17、17A、17Bのスライド移動と回動とがスムーズで、ガイドレール10や複数個の分割目地プレート17、17A、17Bに必要以上の負荷がかかるのを阻止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図11ないし図39に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図11ないし図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、同じ左右方向に位置する支持片29、29の上部に枢支ピン31、31でチャンネル状の支持バー32を枢支した複数個の支持具24Aを使用するカバープレート支持機構14Aを用いた点で、このようなカバープレート支持機構14Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、帯状にカバープレート13を支持するため、支持効率を高めることができる。
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、複数個の分割目地プレート17、17A、17Bの先端部を他方の建物5の通路6の床面上をスライド移動できるように支持させる目地プレート12Aを用いるとともに、反目地部側に傾斜面33が形成されたカバープレート13Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図17ないし図19に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、分割しない1枚の大きな目地プレート12Bを用いた点で、このような目地プレート12Bを用いて構成した床用目地装置1Cにしても、カバープレート13の撓みを確実に防止することができる。
図20ないし図22に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、複数個の分割目地プレート17、17A、17Bの先端部を傾斜面34、34、34に形成した目地プレート12Cを用い、カバープレートを使用しない構成にした点で、このように構成した床用目地装置1Dにしてもよい。
図23および図24に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、他方の建物5の目地部2側の通路6の床面6aにスライド板36を固定し、先端部が該スライド板36上をスライド移動する厚鉄板で形成した分割目地プレート17C、17C、17Cを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Eにしてもよい。
図25および図26に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための第6の形態と主に異なる点は、先端部が傾斜面になるようにフレーム18Aの上面をカバー板19Aで覆った分割目地プレート17D、17D、17Dを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Fにしてもよい。
図27および図28に示す本発明を実施するための第8の形態において、前記本発明を実施するための第6の形態と主に異なる点は、両端部の分割目地プレート17D、17Dの外側端部にアングル状の手摺板37、37を固定した点で、
このように構成した床用目地装置1Gにしてもよい。
図29ないし図32に示す本発明を実施するための第9の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、他方の建物5の目地部2側へ突出する他方のスラブ38の上面にスライド板36を固定し、この他方のスラブ38の先端部の下部に位置する一方の建物5より目地部2側へ突出する一方のスラブ39の上面を覆うように分割目地プレート17、17、17を設置し、通常時には前記一方のスラブ39のほぼ中央部にスライド移動できるように複数個のローラ40を介して後端部が支持され、先端部が前記他方のスラブ38のスライド板36のほぼ中央部に位置する中央目地プレート41を設置した点で、このように構成した床用目地装置1Hにしてもよい。
図33および図34に示す本発明を実施するための第10の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、支持片29の先端部にローラー42を設置したカバープレート支持機構14Bを用いた点で、このように構成されたカバープレート支持機構14Bを用いた床用目地装置1Iにしても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、カバープレート13を支持しているカバープレート支持機構14Bの支持片29をスムーズに移動させることができる。
なお、本発明の実施の形態は前記本発明を実施するための第4の形態にも同様に使用することができる。
図35および図36に示す本発明を実施するための第11の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、支持片29、29の先端部にローラー42、42を設置したカバープレート支持機構14Cを用いた点で、このように構成されたカバープレート支持機構14Cを用いた床用目地装置1Jにしても前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られるとともに、カバープレート13を支持しているカバープレート支持機構14Cの支持片29、29をスムーズに移動させることができる。
なお、本発明の実施の形態は前記本発明を実施するための第4の形態にも同様に使用することができる。
図37ないし図39に示す本発明を実施するための第12の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、目地プレート12の後端部を一方の建物3の通路4の外壁面7に形成された開口部8の下部位置の躯体7aに取付けるとともに、先端部の下面を支持具24Aを容易に回動できるように傾斜面12aに形成した点で、このように構成した床用目地装置1Kにしても前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態は前記本発明を実施するための第4の形態にも同様に使用することができる。
なお、前記本発明の各実施の形態ではガイドレール10内に複数個のローラ9が取付けられたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ベアリングやスベリ材を設置したものであってもよい。
また、ガイドレール10には何も設置することなく、スライダー15の底面にローラ、ベアリング、スベリ材を設置してもよい。また、目地プレートを2分割や3分割以上に分割してもよい。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う拡大断面図。 図1の3−3線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のカバープレートを外した状態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の支持具の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の異なる前後方向の動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の前後方向の幅が異なる動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図11の12−12線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第2の形態のカバープレートを外した状態の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図14の15−15線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態のカバープレートの説明図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図17の18−18線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第4の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第5の形態の平面図。 図20の21−21線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第5の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第6の形態の平面図。 図23の24−24線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第7の形態の平面図。 図25の26−26線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第8の形態の平面図。 図27の28−28線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第9の形態の平面図。 図29の30−30線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第9の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための第9の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための第10の形態の平面図。 図33の34−34線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第11の形態の平面図。 図35の36−36線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第12の形態の平面図。 図37の38−38線に沿う拡大断面図。 図37の39−39線に沿う拡大断面図。
符号の説明
1、1A〜1K:床用目地装置、
2:目地部、 3:一方の建物、
4:通路、 5:他方の建物、
6:通路、 7:外壁面、
8:開口部、 9:ローラ、
10:ガイドレール、 11:凹部、
12、12A〜12C:目地プレート、
13、13A:カバープレート、
14、14A、14B、14C:カバープレート支持機構、
15:スライダー、 16:枢支ピン、
17、17A、17B、17C、17D:分割目地プレート、
18、18A:フレーム、 19、19A:カバー板、
20:遊び空間、 21、22:係合片、
23:ローラ、 24、24A:支持具、
25:取付金具、 26:枢支ピン、
27:上部傾斜面、 28:下部傾斜面、
29:支持片、 30:付勢スプリング、
31:枢支ピン、 32:支持バー、
33:傾斜面、 34:傾斜面、
35:ガイド板、 36:スライド板、
37:手摺板、 38:他方のスラブ、
39:一方のスラブ、 40:ローラ、
41:中央目地プレート、 42:ローラー。

Claims (6)

  1. 一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体にほぼ水平方向に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記他方の建物の通路を構成する躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、前記目地プレートを左右方向にスライド移動できる係合部で係合させた複数個の分割目地プレートと、この複数個の分割目地プレートの後端部のほぼ中央部を枢支ピンを介して取付けられたガイドレールに沿って移動するスライダーとで構成したことを特徴とする床用目地装置。
  2. 一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体にほぼ水平方向に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記他方の建物の通路を構成する躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、前記目地プレートを左右方向にスライド移動できる係合部で係合させた複数個の分割目地プレートと、この複数個の分割目地プレートの後端部のほぼ中央部を枢支ピンを介して取付けられたガイドレールに沿って移動するスライダーとで構成するとともに、通常時には目地プレートの先端部が位置しない前記カバープレートの下部に、該カバープレートを支持できるように他方の建物の通路の床面に取付けられた回動可能な支持片と、この支持片を常時カバープレートを支持するように立設状態に位置させる付勢機構とからなる支持具を複数個配置したカバープレート支持機構を備えたことを特徴とする床用目地装置。
  3. 一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体にほぼ水平方向に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートとを備える床用目地装置において、前記目地プレートを左右方向にスライド移動できる係合部で係合させた複数個の分割目地プレートと、この複数個の分割目地プレートの後端部のほぼ中央部を枢支ピンを介して取付けられたガイドレールに沿って移動するスライダーとで構成したことを特徴とする床用目地装置。
  4. 一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体にほぼ水平方向に設置されたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライド移動可能に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記他方の建物の通路を構成する躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、通常時には目地プレートの先端部が位置しない前記カバープレートの下部に、該カバープレートを支持できるように他方の建物の通路の床面に取付けられた回動可能な支持片と、この支持片を常時カバープレートを支持するように立設状態に位置させる付勢機構とからなる支持具を複数個配置したカバープレート支持機構を備えたことを特徴とする床用目地装置。
  5. 一方の建物の通路の外壁面に形成された開口部の下部位置の躯体に後端部が取付けられ、先端部が目地部を介して設けられた他方の建物の通路の床面にスライド移動可能に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部の左右方向のスライド移動を可能に、前記他方の建物の通路を構成する躯体に取付けられたカバープレートを備える床用目地装置において、通常時には目地プレートの先端部が位置しない前記カバープレートの下部に、該カバープレートを支持できるように他方の建物の通路の床面に取付けられた回動可能な支持片と、この支持片を常時カバープレートを支持するように立設状態に位置させる付勢機構とからなる支持具を複数個配置したカバープレート支持機構を備えたことを特徴とする床用目地装置。
  6. カバープレート支持機構の支持片のカバープレートと当接する部位にはローラーが設置されていることを特徴とする請求項2、4、5いずれかに記載の床用目地装置。
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