JP6204425B2 - 目地装置 - Google Patents
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Description
(1)請求項1に記載の発明においては、手摺が目地プレートではなく中央維持装置を介した主柱に取り付けられているため、地震によって躯体が揺れ動いても目地プレートと手摺の間に目地部が開口することなく、揺れ動きを吸収することができる。
(2)また、手摺は主柱に取り付けられているため、地震によって目地部が狭くなり、目地プレートが躯体に乗り上げる等の動きをしても、手摺が破損することなく、地震による揺れ動きを吸収することができる。
(3)請求項2に記載の各発明においても、前記(1)〜(2)と同様な効果が得られるとともに、直線的な主柱を用いた場合でも主柱通過部を通過させることにより、手摺を端部の目地プレート上に配置することができる。
(4)請求項3に記載の各発明においても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、手摺本体及び連結部材により手摺本体と躯体の手摺部材との間に隙間や目地部の開口が生じることを防止できる。
(5)請求項4に記載された発明においても、前記(1)〜(2)と同様な効果が得られるとともに、手摺が目地プレートと隙間を隔てて設けられているので、手摺を主柱に固定状態で取り付けても手摺が破損することなく、地震による揺れ動きを吸収することができる。
この目地装置1は、一方の躯体3及び他方の躯体4に、前記目地部2を基準として略左右対称にそれぞれ形成された、反目地部側が傾斜面5の目地プレート支持部6と、前記一方の躯体3及び他方の躯体4の目地部2側の対向する下部壁面3a、4aの上端部(上端部よりの部位も含む)に、その両端部が取付けられ、かつ水平支持部材(バー部材)15に設けた中央枢支部7が前記目地部2の略中央部に常時位置する中央維持機構8と、この中央維持機構8の前記中央枢支部7に枢支された中央梁部材9と、この中央梁部材9に所定間隔を有してほぼ中央部が枢支され、かつ両端部が一方の躯体3及び他方の躯体4にそれぞれ形成された目地プレート支持部6に移動可能に支持された複数の目地プレート10と、該複数の目地プレート10の少なくとも一端部に位置するように前記中央梁部材9に固定された主柱11と、該主柱11に略中央部が取り付けられた手摺12とで構成されている。
なお、本発明において、「躯体」とは、建物、道路、スラブ、橋梁等の建造物をいい、また、「複数の目地プレート10の端部」とは、複数枚連続して設置された目地プレート10の両側に設置された目地プレートの開放側(他の目地プレートに接していない側面)の端部をいう。
前記主柱11は、本実施の形態においては断面視方形状で正面視長方形状の角棒状に形成されており、下端部が前記中央梁部材9に固定され、前記目地プレートよりも上方に位置する部位には、手摺12が固定されている。
次に、図12乃至図20に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12乃至図17に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、中央枢支部7を有するパンタグラフ状の水平支持部材15Aを用いた中央維持機構8Aを用いた点で、このような目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図18乃至図20に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、複数の目地プレート10の端部に位置する目地プレート10も主柱通過部23を有さない目地プレート10とするとともに、先端部が目地プレート10の上部に位置するようにクランク状に屈曲した主柱11Aを用いた点で、このような目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:傾斜面、 6:目地プレート支持部、
7:中央枢支部、 8、8A:中央維持機構、
9:中央梁部材、 10、10A:目地プレート、
11、11A:主柱、 12:手摺、
13:ガイドレール、 14:ヒンジ、
15、15A:水平支持部材、 16:接続ピン、
17:梁本体、 18:枢支ピン、
19:目地プレート本体、 20:モルタルあるいはコンクリート、
21:床化粧板、 22:カバープレート、
23:主柱通過部、 24:主柱挿入孔、
25:手摺本体、 26:連結部材、
27:ガイド部材。
Claims (4)
- 目地部を介して設けられた左右の躯体にそれぞれ形成された目地プレート支持部と、これらの目地プレート支持部よりも下方の前記左右の躯体の対向する下部壁面に両端部が取付けられた水平支持部材の中央枢支部が前記目地部の略中央部に常時位置する中央維持機構と、前記中央枢支部と共に中央維持機構を構成し、かつ該中央枢支部に枢支された中央梁部材と、この中央梁部材に所定間隔で略中央部が枢支され、かつその両端部が前記左右の躯体の目地プレート支持部に移動可能に支持された複数の目地プレートと、該複数の目地プレートの少なくとも一端部に位置するように前記中央梁部材に固定された主柱と、該主柱に取り付けられた手摺とより成ることを特徴とする目地装置。
- 前記主柱が位置する部位の目地プレートは、主柱通過部を有する端部目地プレートであり、前記主柱は主柱通過部を通過するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の目地装置。
- 前記手摺は、手摺本体と、一端部が該手摺本体に回動可能に連結されると共に、他端部が左右の躯体の手摺部材に回動可能に連結された、伸縮可能な連結部材とより成ることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の目地装置。
- 前記手摺は、地震によって目地部が狭くなり、前記目地プレートが上方へ持ち上げられた際に、目地プレートと衝突しないように、目地プレートと隙間を隔てて手摺が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の目地装置。
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JP2015165006A JP6204425B2 (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 目地装置 |
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