JP6887698B1 - 目地装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 渡り廊下等の通路が地震によって揺れ動いた場合であっても、破損や目地部が開口することなく地震による揺れ動きを吸収できる目地装置を提供すること。【解決手段】一方の通路を有する一方の躯体と、前記一方の通路と目地部を介して設けられ、前記一方の通路と交差する方向に延在する他方の通路を有する他方の躯体と、前記目地部に配設された床用目地プレートを備える目地装置において、前記一方の躯体に設けられた一方及び他方の固定壁部と前記他方の躯体に設けられた一方及び他方外側壁部と、前記一方の固定壁部と一方の外側壁部間の目地部を塞ぐように設けられ、かつ、複数個のヒンジ部を有する一方の可動壁と、前記他方の固定壁部と他方の外側壁部間の目地部を塞ぐように設けられ、かつ、複数個のヒンジ部を有する他方の可動壁と、前記一方の可動壁に外側から略当接するガイド部材と、前記一方の可動壁を常時前記一方の外側壁部側へ付勢する付勢手段とで構成されることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は目地部を介して設けられた躯体の間、主に一方の躯体に設けられた渡り廊下等の通路と他方の躯体に設けられた渡り廊下等の通路間の目地部を塞ぐ目地装置に関する。
従来、一方の躯体と他方の躯体の間に設けられた通路間の目地部を塞ぐ目地装置において、その壁面部分を塞ぐものとしては、「左右の躯体間の目地部に設けられる手摺であって、前記躯体の一方の躯体に設けられ、少なくとも底面及び他方の躯体側の側面に開口を有する一方の端部手摺と、該一方の端部手摺に対して前記躯体の他方の躯体に設けられた他方の端部手摺と、前記一方の端部手摺と他方の端部手摺の間に介在し、その一端部側が前記一方の端部手摺内部に挿入されるとともに、他端部側に前記他方の端部手摺が挿入され、底面及び側面に開口を有する中間手摺と、該中間手摺を所定の位置に位置させる位置調整機構と、前記一方の端部手摺、中間手摺及び他方の端部手摺の底部にそれぞれ設けられた閉塞部材取付部と、該閉塞部材取付部にそれぞれ取り付けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材とで構成され、前記一方の端部手摺は、その内側面に支持レールを備え、前記中間手摺の一端部側には該支持レールを転動する転動部材を備える手摺」が知られている(特許文献1)。
しかしながら、手摺が回動した際に、床部分に目地部が開口してしまい、人等が落下する危険があった。
特開2018−145588号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、渡り廊下等の通路が地震によって揺れ動いた場合であっても、破損や目地部が開口することなく地震による揺れ動きを吸収できる目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の目地装置は、一方の通路を有し、一方の固定壁部及び他方の固定壁部が設けられた一方の躯体と、前記一方の通路と目地部を介して設けられ、前記一方の通路と交差する方向に延在する他方の通路を有し、前記一方の固定壁部と前記目地部を介して接続するように左右方向に延在するように設けられた一方の外側壁部及び前記他方の固定壁部に前記目地部を介して交差するように接続するとともに、他端部側が前後方向に延在する他方の外側壁部が設けられた他方の躯体と、前記目地部に配設された床用目地プレートを備える目地装置において、前記一方の固定壁部と一方の外側壁部間の目地部を塞ぐように左右方向にスライド可能に設けられ、かつ、複数個のヒンジ部を有する一方の可動壁と、前記他方の固定壁部と他方の外側壁部間の目地部を塞ぐように設けられ、かつ、複数個のヒンジ部を有する他方の可動壁と、前記一方の可動壁に外側から略当接するガイド部材と、前記一方の可動壁を常時前記一方の外側壁部側へ付勢する付勢手段とで構成され、前記床用目地プレートは、一端部側の他方の外側壁部側の側面に幅広部が形成され、前記ガイド部材は、前記床用目地プレートの一端部側を支持する支持部材又は前記床用目地プレートの床面上に立設され、前記床用目地プレートと同調して前後方向に移動し、かつ、前記一方の可動壁の他端部側のヒンジ部付近に、外側から略当接するように立設されており、前記他方の可動壁は、一端部が他方の固定壁部に略当接するように左右方向に摺動可能に取付けられた第1の端部壁と、この端部壁の他端部に前後方向に回動可能な第1のヒンジ部を介して接続された中央壁と、この中央壁に第2のヒンジ部を介して一端部が接続され、他端部が他方の外側壁部に略当接するように前後方向に摺動可能に取付けられた第2の端部壁と、前記第1及び第2の端部壁を所定の位置に復帰させる復帰手段とで構成され、前記他方の可動壁の前記第1ヒンジ部は前記幅広部の始点付近に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の目地装置の前記付勢手段は、一端部が前記一方の可動壁に取付けられたワイヤーと、前記ワイヤーの他端部に固定された付勢具からなることを特徴とする。
請求項3に記載の目地装置の前記付勢具は、おもりであることを特徴とする。
請求項4に記載の目地装置の前記床用目地プレートは、一端部側に幅広部が形成されており、前記他方の固定壁部は、前記幅広部と干渉しないよう逃げ部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の目地装置の前記一方の可動壁は、前記一方の固定壁部に左右方向にスライド移動可能に取付けられた支持壁に、その一端部側がスライド移動可能に取付けられていることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1及び請求項2に記載の各発明においては、ヒンジ部を有する可動壁を用いているので、左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた場合であっても、目地部が開口することなく地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)請求項3に記載の発明においては、前記(1)と同様な効果が得られるとともに、常時一定の付勢力で一方の可動壁を付勢することができる。
(3)請求項4に記載の発明においても、前記(1)〜(2)と同様な効果が得られるとともに、幅広部によって目地部の開口をより確実に防止することができる。
(4)請求項5に記載の発明においても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、一方の可動壁の強度を向上させることができる。
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図11乃至図13は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図14乃至図20は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
第1の実施形態の目地装置の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 床用目地プレートの説明図。 一方の可動壁の説明図。 他方の可動壁の説明図。 地震で目地部が狭くなった場合の正面視側からの動作説明図。 地震で目地部が広くなった場合の正面視側からの動作説明図。 地震で左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた場合の平面視側からの動作説明図(1)。 地震で左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた場合の平面視側からの動作説明図(2)。 第2の実施形態の目地装置の平面図。 図11の12−12線に沿う断面図。 図11の13−13線に沿う断面図。 第3の実施形態の目地装置の平面図。 図14の15−15線に沿う断面図。 床用目地プレート及び支持壁の説明図。 地震で目地部が狭くなった場合の正面視側からの動作説明図。 地震で目地部が広くなった場合の正面視側からの動作説明図。 地震で左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた場合の平面視側からの動作説明図(1)。 地震で左右の躯体が異なる前後方向に揺れ動いた場合の平面視側からの動作説明図(2)。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図10に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して左右に設けられた一方の躯体3及び他方の躯体4にそれぞれ形成された一方の通路5と他方の通路6間に設置された目地装置である。
なお、左右方向とは図1における左右方向であり、前後方向とは図1における上下方向(符号基準)をいい、上下方向とは図2における上下方向(符号基準)をいう。
また、外側とは図1(平面視)において上方向(符号基準)であり、内側とは図1において下方向(符号基準)をいう。
本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
この目地装置1は、図1乃至図3に示すように、一方の躯体3に左右方向に延在するように形成され、その両側部に一方及び他方の固定壁部7、8を備える一方の通路5と、前記一方の躯体3と目地部2を介して該躯体3と交差するように設けられた他方の躯体4と、この躯体4に形成された一方の通路5と交差する方向(前後方向)に延在する他方の通路6(一方の通路5と目地装置1を介して折れ曲がる通路)と、前記他方の通路6に設けられ前記一方の固定壁部7と目地部2を介して接続するように左右方向に延在する一方の外側壁部9と、前記他方の通路6に設けられ、一端部が前記他方の固定壁部8に目地部2を介して交差するように接続するとともに、他端部側が前後方向に延在する他方の外側壁部10と、前記他方の躯体4の目地部側の壁面部に設けられた支持レール11と、前記支持レール11に一端部(図1では右側)が略水平状態の支持部材12を介して支持され、他端部が前記一方の通路5に支持された床用目地プレート13と、前記一方の固定壁部7と一方の外側壁部9との間の目地部2(壁面間の隙間)を塞ぐように、一端部が前記一方の固定壁部7の壁面に対して前後方向に略当接状態で重なり合うとともに、他端部が前記一方の外側壁部9の壁面に対して前後方向に略当接状態で重なり合い、かつ、左右方向にスライド移動可能に設けられた一方の可動壁14と、前記他方の固定壁部8と他方の外側壁部10との間の目地部2(壁面間の隙間)を塞ぐように、一端部(図1では左側)が前記他方の固定壁部8の壁面に対して前後方向に略当接状態で重なり合うとともに、他端部(図1では右側)が前記他方の外側壁部10の壁面に対して左右方向に略当接状態で重なり合い、かつ、前記一端部側が左右方向、前記他端部側が前後方向にスライド移動可能に設けられた他方の可動壁15と、少なくとも前記床用目地プレート13の一端部側又は前記支持部材12のいずれか一方に立設状態で設けられ、前記一方の可動壁14の他端部側に外側から略当接するガイド部材16と、前記一方の可動壁14を常時前記一方の外側壁部9側へ付勢する付勢手段17とで構成されている。
なお、説明の便宜上、一方の通路5の両側部に形成された壁面について「固定壁部7、8」とし、他方の通路6に形成された壁面について「外側壁部9、10」として区別しているが、両者は同様の構成のものを用いてもよく、また、「壁部」としているが、この用語の概念は、外周部を覆うように形成された「壁」や腰高、又はそれよりも高い「手摺」等も含むものである。なお、本実施形態においては、手摺状の固定壁部7、8や外側壁部9、10、可動壁14、15を想定している。
また、一方の通路5と交差する方向とは、一方の通路5を延長した場合に、この一方の通路5と交差するような角度で他方の通路6が形成されていることをいい、一方の通路5と他方の通路6が平行状態ではないということである。ここで、角部を有する他方の通路6(例えば図1において左右方向及び前後方向に延在する通路)とした場合も、この他方の通路6の一部(前後方向に延在する通路)は、一方の通路5と交差する方向に設けられているので、このような通路も本発明の他方の通路6に含まれるものである。
一方の躯体3には、左右方向に延在するように一方の通路5が形成されており、この一方の通路5の外側(図1において上側)の端部には、左右方向に円在する一方の固定壁部7が形成されている。この一方の固定壁部7は、本実施形態においては、手摺状に形成されている。
また、一方の通路5の内側(図1において下側)には一方の躯体3の外壁が存在し、この外壁が本実施形態においては、他方の固定壁部8を形成している。
一方及び他方の固定壁部7、8には、前後1対のガイドレール18が平行状態で設けられており、このガイドレール18に一方又は他方の可動壁14、15の一端部側が左右方向にスライド移動可能に取付けられる。このガイドレール18は、例えば断面視チャンネル形鋼やリップ溝形鋼のような形状に形成されている。
他方の躯体4は、その外周部に他方の通路6が形成されており、本実施形態においては、左右方向及び前後方向に延在する角部を有する他方の通路6が設けられている。なお、この通路6の角部が前記一方の通路5に目地部2を介して対向している。
この他方の通路6にも、その外側部分の側面に一方の可動壁14に接続する一方の外側壁部9及び他方の可動壁15に接続する他方の外側壁部10が形成されている。一方の外側壁部9は、一方の固定壁部7と略平行で、この一方の固定壁部7と一方の可動壁14を介して連続する。
一方、他方の外側壁部10は、前後方向に延在するように設けられており、この一端部側が他方の可動壁15を介して前記他方の固定壁部8と連続する。
また、この一方及び他方の外側壁部9、10にもガイドレール18がそれぞれ固定されている。
他方の躯体4の目地部2側の下方の壁面には、床用目地プレート13の一端部を支持する支持レール11が固定状態で設けられている。この支持レール11は、断面視クランク状で、前後方向に延在しており、地震によって想定される揺れ動き幅を吸収できる程度の長さに形成されている。
床用目地プレート13は、本実施形態においては、左右方向に延在する複数個の支持バー19と、この支持バー19の上面に固定された略長方形状で板状の目地プレート本体20とで構成されている。この床用目地プレート13の一端部側の底面には、H鋼状又は角柱状の支持部材12が固定されており、この支持部材12が支持レール11に滑動部材23等を介して支持される。この支持部材12は、本実施形態においては床用目地プレート13の幅(前後方向の寸法)よりも長く形成されているが、地震による前後方向の揺れ動きを吸収でき、かつ、床用目地プレート13が支持レール11から脱落しない長さであればよい。なお、本実施形態では支持バー19と目地プレート本体20とで構成されるものについて説明しているが、例えば、板材のみで床用目地プレート13を構成してもよいし、その他、公知の床用目地プレート13を用いることができる。
ところで、この支持バー19は目地プレート本体20に固定されているため、複数個の支持バー19は目地プレート本体20を介して一体化しているが、地震によって左右の躯体3、4が異なる前後方向に揺れ動いた際に前後端部の支持バー19のみに前後方向の力が加わることを防止するとともに、支持バー19の左右方向の移動をスムーズにするために、ローラー等(図示せず)を設けてもよい。このローラー等は、目地プレート支持部27の目地部側端部付近に固定され、複数個の支持バー19を前後方向からそれぞれ挟持するように設けられている。
一方の通路5の床面には、この床用目地プレート13を支持する凹所状の目地プレート支持部27が形成されており、この目地プレート支持部27の上方には、床用目地プレート13の上面に支持される薄板状のカバープレート28が設けられる。ところで、図示しないが通常時に床用目地プレート13が位置しない部位のカバープレート28の底面を支持するために、地震の揺れ動きに追従できるような支持具を設けることが望ましい。
目地プレート本体20は、他方の外側壁部10側の側面(図1下方の側面、内側)に、内側に幅広となるような幅広部21が形成されている。このような幅広部21を形成することにより、地震によって左右の躯体3、4が大きく前後方向に揺れ動いた場合であっても、目地部2が開口することを防止できる。なお、大きな揺れが想定されないような場所に設置される場合には、必ずしも幅広部21を設けなくてもよい。幅広部21を形成する場合には、他方の固定壁部8に逃げ部8aを形成することが望ましい。
一方の可動壁14及び他方の可動壁15には、それぞれ2つのヒンジ部22が設けられており、これらの構成は同一であるが以下、説明の便宜上、第1のヒンジ部22、第2のヒンジ部22Aのように区別して説明する。
一方の可動壁14は、一端部が一方の固定壁部7に略当接するように設けられたガイドレール18に左右方向に摺動可能に取付けられた第1の端部壁14aと、この端部壁14aの他端部に前後方向に回動可能な第1のヒンジ部22を介して接続された中央壁14bと、この中央壁14bに第2のヒンジ部22Aを介して一端部が接続され、他端部が一方の外側壁部9に略当接するように設けられたガイドレール18に左右方向に摺動可能に取付けられた第2の端部壁14cとで構成されており、一方の固定壁部7と一方の外側壁部9とを接続している。
この一方の可動壁14は、通常状態においては、第1の端部壁14aが一方の固定壁部7の内側に略当接するとともに、第2の端部壁14cが一方の外側壁部9の内側に略当接するように左右方向に一直線に延在するように設けられており、左右の躯体3、4が異なる前後方向に揺れ動いた場合には、ヒンジ部22、22Aを支点に全体として鈍角状又はクランク状に折れ曲がり、地震による揺れ動きを吸収する。
また、本実施形態においては、この一方の可動壁14の中央壁14bと第2の端部壁14cを接続する第2のヒンジ部22A付近には、外側(図1において上方)から略当接するように立設されたガイド部材16が設けられている。
ここで、第2のヒンジ部22A付近に外側から略当接するとは、第2のヒンジ部22Aと接触している状態及びわずかに前後左右方向に離れた部位に位置するように設けられる状態も含むものである。なお、本実施形態においては、第2のヒンジ部22Aのやや中央壁14b側に、この中央壁14bに接触する状態で設けられているが、この中央壁14bに当接するように設けられていればよい。
このガイド部材16は、支持部材12又は床用目地プレート13の床面上に立設された円筒状又は角パイプ状の柱状部材であり、床用目地プレート13と同調して前後方向に移動するものである。本実施形態においては、支持部材12に立設されている。
他方の可動壁15は、一端部が他方の固定壁部8に略当接するように設けられたガイドレール18に左右方向に摺動可能に取付けられた第1の端部壁15aと、この端部壁15aの他端部に前後方向に回動可能な第1のヒンジ部22を介して接続された中央壁15bと、この中央壁15bに第2のヒンジ部22Aを介して一端部が接続され、他端部が他方の外側壁部10に略当接するように設けられたガイドレール18に前後方向に摺動可能に取付けられた第2の端部壁15cとで構成されており、他方の固定壁部8と他方の外側壁部10とを接続している。
なお、端部壁15a、15cの両方がスライド移動可能に設ける場合には、これらの端部壁15a、15cが所定の位置に復帰するようにバネ等の復帰手段を設けることが望ましい。
床用目地プレート13に幅広部21が形成されている場合には、第1の端部壁15aと中央壁15bとを接続する第1のヒンジ部22をこの幅広部21の始点付近に設けることが望ましい。
この他方の可動壁15は、通常状態においては、第1の端部壁15aは、他方の固定壁部8に略当接しており、中央壁15bと第2の端部壁15cとの間の第2のヒンジ部22Aから折れ曲がり、第2の端部壁15cが他方の外側壁部10に略当接しており、全体として平面視略L字状となるように設けられている。
なお、第1の端部壁14a、15a及び第2の端部壁14c、15cは上部及び下部にそれぞれ設けられたローラー等の滑動部材23やピンを介してガイドレール18に取付けられ、この滑動部材23のみがガイドレール18と係合し、第1の端部壁14a等はガイドレール18に拘束されていない(ガイドレール18に回動を妨げられない)ことが望ましい。なお、第1の端部壁14a、15aが前後方向に回動しない場合、箱状や枠状に形成されたガイドレール18を用いてもよい。また、第1の端部壁14a等の回動に影響しない部位、例えば第1の端部壁14aの突出端部(一方の躯体3側の端部)まで箱状に形成し、この部位よりも他方の躯体4側の部位はレール状に形成してもよい。
ところで、一方及び他方の可動壁14、15のヒンジ部22は、それぞれ複数個、本実施形態においては、それぞれ2個設けられている。具体的には、一方の可動壁14の第1の端部壁14aと中央壁14bとを接続する第1のヒンジ部22は、一方の固定壁部7の目地部側端部付近に、中央壁14bと第2の端部壁14cとを接続する第2のヒンジ部22Aは、一方の外側壁部9の目地部側端部付近に設けられており、他方の可動壁15の第1の端部壁15aと中央壁15bとを接続する第1のヒンジ部22は、他方の固定壁部8の目地部側端部付近又は幅広部21付近に、中央壁15bと第2の端部壁15cとを接続する第2のヒンジ部22Aは、他方の外側壁部10の目地部側端部付近に設けられている。
付勢手段17は、本実施形態においては、一端部が一方の可動壁14の中央壁14b又は第2のヒンジ部22Aに固定されたワイヤー24と、このワイヤー24の他端部に滑車25を介して固定された付勢具26としてのおもり26で構成されている。このおもり26と滑車25は、筒状に形成されたガイド部材16の内部に収納されており、ワイヤー24の一端部のみがガイド部材16の外側に露出している。このワイヤー24は、本実施形態においては、一方の可動壁14の中央壁14bの第2のヒンジ部22A付近の上部に取付けられているが、滑車25を2つ用いて中央壁14b又は第2のヒンジ部22Aの上下方向の中間部付近に接続することが望ましい。
この付勢手段17は、常時一方の可動壁14を一方の外側壁部9側へ付勢している。
地震によって一方と他方の左右の躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が狭くなると、図7に示すように、床用目地プレート13が一方の通路5上を左右方向にスライド移動するとともに、可動壁14、15の端部壁14a、14c、15aがガイドレール18にガイドされた状態で左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収する。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が広くなると、図8に示すように、床用目地プレート13が一方の通路5上を左右方向にスライド移動するとともに、可動壁14、15の一端部側(一方の端部壁14a、15a)がガイドレール18にガイドされた状態で左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収する。なお、可動壁14の他端部側は、付勢手段17により他方の躯体4と略同調して揺れ動く。
地震で左右の躯体3、4が異なる前後方向に揺れ動くと、図9に示すように、床用目地プレート13が支持レール11に沿って前後方向にスライド移動し、一方の可動壁14は、中央壁14bがガイド部材16に押圧され、中央壁14bと第2の端部壁14cとの間の第2のヒンジ部22Aから折れ曲がり、全体として鈍角状に折れ曲がり、目地部2が開口することなく地震による揺れ動きを吸収する。
また、他方の可動壁15は、第1の端部壁15aと中央壁15bの間の第1のヒンジ部22及び中央壁15bと第2の端部壁15cの間の第2のヒンジ部22Aからそれぞれ鈍角状に折れ曲がり、幅広部21の縁部分に沿うような形状となる。これにより、他方の可動壁15側の側面も、目地部2が開口することなく地震による揺れ動きを吸収するとともに、この部位が幅広部21に沿うように折れ曲がることにより、一方の可動壁14との間に通行に十分なスペースを確保することができる。
地震で左右の躯体3、4が異なる前後方向(図9と逆方向)に揺れ動くと、図10に示すように、一方の可動壁14は、付勢手段17により中央壁14bがガイド部材16に略当接状態のまま前後方向にスライド移動し、一方の可動壁14のヒンジ部22、22Aがそれぞれ折れ曲がり、平面視において略クランク状となって地震による揺れ動きを吸収する。
なお、他方の可動壁15は、本実施形態においては、第1の端部壁15aに上下それぞれ複数個の滑動部材23を設けてガイドレール18に取付けられているとともに、第1の端部壁15aと中央壁15bの間のヒンジ部22が内側(図面上方)に折れ曲がらないようにストッパー(図示せず)が設けてられているため、復帰手段(図示せず)に抗して第2の端部壁15cがガイドレール18に沿って前後方向にスライド移動する。第2の端部壁15cを他方の外側壁部10に固定的に取り付ける場合には、第1の端部壁15aの一端部側にのみ滑動部材23を設けることにより、この滑動部材23を支点に略逆L字状に他方の可動壁15が変形し、破損等することなく地震による揺れ動きを吸収することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図11乃至図20に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図11乃至図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、付勢具26Aとしてコイルスプリング26Aを用いた付勢手段17Aにした点で、このような付勢手段17Aを用いた目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図14乃至図20に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、一方の固定壁部7に左右方向にスライド移動可能に支持壁29を取り付けるとともに、この支持壁29に設けられたレール部材18に、一方の手摺14の一端部側をスライド移動可能に取付けた点で、このような目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
この支持壁29は、一方の固定壁部7に設けられた支持壁用レール部材30に一端部側の上部が左右方向にスライド移動可能に係合されるとともに、下部に設けられた転動部材23を介して目地プレート支持部27に支持される。この支持壁29の左右方向の寸法は、床用目地プレート13と略同じに形成されており、一端部側は支持部材12等に支持される。カバープレート28については、この支持壁29が移動する部位については、切り欠きを設ける等により、支持壁29のスライド移動を妨げないように構成されている。
このような支持壁29を設けることにより、一方の可動壁14の強度を向上させることができる。なお、他方の可動壁15についても、このような支持壁29を介して設けてもよい。
地震によって一方と他方の左右の躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が狭くなると、図17に示すように、床用目地プレート13が目地プレート支持部27上を左右方向にスライド移動するとともに、可動壁14、15の端部壁14a、14c、15a及び支持壁29が左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収する。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が広くなると、図18に示すように、床用目地プレート13が目地プレート支持部27上を左右方向にスライド移動するとともに、可動壁14、15の一端部側(一方の端部壁14a、15a)及び支持壁29が左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収する。なお、可動壁14の他端部側は、付勢手段17により他方の躯体4と略同調して揺れ動く。
地震で左右の躯体3、4が異なる前後方向に揺れ動くと、図19に示すように、床用目地プレート13が支持レール11に沿って前後方向にスライド移動し、一方の可動壁14は、中央壁14bがガイド部材16及び支持壁29に押圧され、中央壁14bと第2の端部壁14cとの間の第2のヒンジ部22Aから折れ曲がり、全体として鈍角状に折れ曲がり、目地部2が開口することなく地震による揺れ動きを吸収する。
また、他方の可動壁15は、第1の端部壁15aと中央壁15bの間の第1のヒンジ部22及び中央壁15bと第2の端部壁15cの間の第2のヒンジ部22Aからそれぞれ鈍角状に折れ曲がり、幅広部21の縁部分に沿うような形状となる。これにより、他方の可動壁15側の側面も、目地部2が開口することなく地震による揺れ動きを吸収するとともに、この部位が幅広部21に沿うように折れ曲がることにより、一方の可動壁14との間に通行に十分なスペースを確保することができる。
地震で左右の躯体3、4が異なる前後方向(図19と逆方向)に揺れ動くと、図20に示すように、一方の可動壁14は、付勢手段17により中央壁14bがガイド部材16に略当接状態のまま前後方向にスライド移動し、一方の可動壁14のヒンジ部22、22Aがそれぞれ折れ曲がり、平面視において略クランク状となって地震による揺れ動きを吸収する。
なお、本発明の実施形態において、他方の外側壁部に当接するようにガイドレールを設け、第2の端部壁をこのガイドレールに取付けたが、他方の中央壁が回動可能な状態で第2の端部壁を他方の外側壁部に固定的に取付けてもよい。また、この他方の外側壁部ヒンジ部を介して中央壁を取付けた場合も、本発明の「可動手摺の他端部が他方の外側壁部に略当接するように設けられた」状態に含まれるものである。
また、中央壁の中央部等が目地部の略中央に位置するよう(図1の通常状態に復帰するよう)に、一方及び他方の可動壁に公知の中央維持装置等を設けてもよい。
本発明は目地装置を製造する産業で利用される。
1、1A、1B:目地装置、 2:目地部、
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:一方の通路、 6:他方の通路、
7:一方の固定壁部、 8:他方の固定壁部、
9:一方の外側壁部、 10:他方の外側壁部、
11:支持レール、 12:支持部材、
13:床用目地プレート 14:一方の可動壁、
15:他方の可動壁、 16:ガイド部材、
17、17A:付勢手段、 18:ガイドレール、
19:支持バー、 20:目地プレート本体、
21:幅広部、 22、22A:ヒンジ部、
23:滑動部材、 24:ワイヤー、
25:滑車、 26、26A:付勢具、
27:目地プレート支持部、 28:カバープレート、
29:支持壁、 30:支持壁用レール部材。

Claims (5)

  1. 一方の通路を有し、一方の固定壁部及び他方の固定壁部が設けられた一方の躯体と、前記一方の通路と目地部を介して設けられ、前記一方の通路と交差する方向に延在する他方の通路を有し、前記一方の固定壁部と前記目地部を介して接続するように左右方向に延在するように設けられた一方の外側壁部及び前記他方の固定壁部に前記目地部を介して交差するように接続するとともに、他端部側が前後方向に延在する他方の外側壁部が設けられた他方の躯体と、前記目地部に配設された床用目地プレートを備える目地装置において、
    前記一方の固定壁部と一方の外側壁部間の目地部を塞ぐように左右方向にスライド可能に設けられ、かつ、複数個のヒンジ部を有する一方の可動壁と、前記他方の固定壁部と他方の外側壁部間の目地部を塞ぐように設けられ、かつ、複数個のヒンジ部を有する他方の可動壁と、前記一方の可動壁に外側から略当接するガイド部材と、前記一方の可動壁を常時前記一方の外側壁部側へ付勢する付勢手段とで構成され、
    前記床用目地プレートは、一端部側の他方の外側壁部側の側面に幅広部が形成され、前記ガイド部材は、前記床用目地プレートの一端部側を支持する支持部材又は前記床用目地プレートの床面上に立設され、前記床用目地プレートと同調して前後方向に移動し、かつ、前記一方の可動壁の他端部側のヒンジ部付近に、外側から略当接するように立設されており、
    前記他方の可動壁は、一端部が他方の固定壁部に略当接するように左右方向に摺動可能に取付けられた第1の端部壁と、この端部壁の他端部に前後方向に回動可能な第1のヒンジ部を介して接続された中央壁と、この中央壁に第2のヒンジ部を介して一端部が接続され、他端部が他方の外側壁部に略当接するように前後方向に摺動可能に取付けられた第2の端部壁と、前記第1及び第2の端部壁を所定の位置に復帰させる復帰手段とで構成され、前記他方の可動壁の前記第1ヒンジ部は前記幅広部の始点付近に設けられている目地装置。
  2. 前記付勢手段は、一端部が前記一方の可動壁に取付けられたワイヤーと、前記ワイヤーの他端部に固定された付勢具からなることを特徴とする請求項1に記載の目地装置。
  3. 前記付勢具は、おもりであることを特徴とする請求項2に記載の目地装置。
  4. 前記床用目地プレートは、一端部側に幅広部が形成されており、前記他方の固定壁部は、地震時に前記幅広部と干渉しないよう逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の目地装置。
  5. 前記一方の可動壁は、前記一方の固定壁部に左右方向にスライド移動可能に取付けられた支持壁に、その一端部側がスライド移動可能に取付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の目地装置。
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