JP6975479B2 - 階段用目地装置 - Google Patents
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Description
ところで、「踊り場」とは、本願発明においては自動式階段や階段の端部に設けられた平坦部をいう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
前記カバー装置は、前記一方のカバー装置取付部に、その一端部が回動可能に取り付けられ、かつ、前記他方のカバー装置取付部に他端部が回動可能に取り付けられたヒンジ部を有するカバー部材と、前記カバー部材の他端部に接続された状態で前記他方の躯体に設けられた端部カバー部材とで構成され、前記カバー部材は、前記ヒンジ部を支点にして屈曲し、前記目地部が開口しないように塞ぐことができることを特徴とする。
請求項3に記載の階段用目地装置の前記階段は、自動式階段であることを特徴とする。
(1)請求項1に記載の発明においては、階段の踊り場と他方の躯体との間に目地部を形成すると共に、この目地部を目地プレートで覆っているので、一方の躯体と他方の躯体が地震によって異なる揺れ動きをした場合であっても、躯体や階段が損傷することなく地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)階段は一方の躯体と同調して揺れ動くように設けられているので、階段の一端部側は、通常と同様の施工で設置することができる。したがって、比較的容易に設置することができる。
(3)目地プレートの前後方向の端部にそれぞれ設けられた他方のカバー装置取付部にカバー装置の他端部を取り付けるため、低コストで施工でき、しかも、部品点数が少ないため、美観を向上させることができる。
(4)請求項2及び請求項3に記載の各発明についても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
図9乃至図11は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図1乃至図8に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の躯体3と他方の躯体4間に設置され、一方の躯体3に設けられた階段5の他端部と他方の躯体4の間の目地部2を塞ぐ階段用目地装置である。
なお、左右方向とは図1における左右方向(符号の向きを基準)であり、前後方向とは図1における上下方向(符号の向きを基準)をいい、上下方向とは図2における上下方向をいう。
例えば図2に示すように、エスカレーター5の一端部(低い方:下端部側)は、一方の躯体3の床面に取り付けられており、エスカレーター5の他端部(高い方:上端部側)は、支持部材13を介して一方の躯体3の床面に支持されている。そのため、エスカレーター5は一方の躯体3と一体的に設けられており、地震時には一方の躯体3と同調して揺れ動く。
この目地部2は、例えば図3に示すように、エスカレーター5の他端部の左右方向及び前後方向、すなわち平面視において略コ字状に形成され、地震の際に左右方向及び前後方向の揺れ動きを吸収できる所定の長さとなっている。
なお、目地プレート9は、複数枚の板状部材を目地プレート支持具14等で連結して用いてもよい。
この目地プレート9は、目地部2(地震による揺れ動き幅)の2倍以上、本実施形態においては、約2倍に形成されており、他端部には傾斜面16が形成されている。
なお、第2の目地プレート支持部8の上部に、カバープレート等を設け、凹所状の第2の目地プレート支持部8を塞いでもよい。
他方の側部壁20と端部カバー部材21の可動幅は、地震による揺れ動きを吸収でき、かつ、目地部2が広がったときに端部カバー部材21がガイド部22から脱落しない程度に形成される。
次に、図9乃至図11に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
目地プレートについては、実施形態では平面視略方形状の板状のものについて説明したが、その他公知の目地プレート、例えば浅皿状の目地プレート本体にモルタル等の充填部材を充填した目地プレート等を用いてもよく、必ずしもカバープレートを用いなくてもよい。
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:階段、 6:踊り場、
7:第1の目地プレート支持部、 8:第2の目地プレート支持部、
9:目地プレート、 10:一方のカバー装置取付部、
11:他方のカバー装置取付部、 12、12A:カバー装置、
13:支持部材、 14:目地プレート支持具、
15:滑動部材、 16:傾斜面、
17、17A:一方の側部壁、 18:ヒンジ部、
19、19A:カバー部材、 20、20A:他方の側部壁、
21、21A:端部カバー部材、 22:ガイド部。
Claims (3)
- 一方の躯体と、前記一方の躯体に下端部側が取り付けられた階段と、前記階段の上端部側の踊り場に目地部を介して設けられた他方の躯体と、前記踊り場に設けられた第1の目地プレート支持部と、前記第1の目地プレート支持部に対向するように前記他方の躯体に設けられた第2の目地プレート支持部と、前記第1の目地プレート支持部にその一端部が前後方向にスライド移動可能に取り付けられると共に、前記第2の目地プレート支持部に他端部が支持され、かつ、前記目地部を塞ぐ目地プレートと、前記階段の前後方向の両側部側にそれぞれ設けられた一対となる一方のカバー装置取付部と、この一方のカバー装置取付部とは反対側に位置するように前記目地プレートの一端部側の前記他方の躯体側の端部に設けられた一対となる他方のカバー装置取付部と、前記一方のカバー装置取付部に一端部側がそれぞれ取り付けられていると共に、前記他方のカバー装置取付部に他端部側がそれぞれ取り付けられた一対のカバー装置とで構成され、
前記カバー装置は、前記一方のカバー装置取付部に、その一端部が回動可能に取り付けられ、かつ、前記他方のカバー装置取付部に他端部が回動可能に取り付けられたヒンジ部を有するカバー部材と、前記カバー部材の他端部に接続された状態で前記他方の躯体に設けられた端部カバー部材とで構成され、前記カバー部材は、前記ヒンジ部を支点にして屈曲し、前記目地部が開口しないように塞ぐことができる階段用目地装置。 - 前記カバー部材の下部には、滑動部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の階段用目地装置。
- 前記階段は、自動式階段であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の階段用目地装置。
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JP2020070131A JP6975479B2 (ja) | 2020-04-09 | 2020-04-09 | 階段用目地装置 |
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JP2020070131A JP6975479B2 (ja) | 2020-04-09 | 2020-04-09 | 階段用目地装置 |
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