JP6638048B1 - 階段用目地装置 - Google Patents
階段用目地装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6638048B1 JP6638048B1 JP2018189691A JP2018189691A JP6638048B1 JP 6638048 B1 JP6638048 B1 JP 6638048B1 JP 2018189691 A JP2018189691 A JP 2018189691A JP 2018189691 A JP2018189691 A JP 2018189691A JP 6638048 B1 JP6638048 B1 JP 6638048B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- stairs
- skeleton
- cover
- joint plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
Description
ところで、「踊り場」とは、本願発明においては自動式階段や階段の端部に設けられた平坦部をいう。
しかし、このような免震エスカレータでは、上下階のいずれにも支持部材や目地プレート等を設けなければならないという欠点があった。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1及び請求項2に記載の各発明においては、階段の踊り場と他方の躯体との間に目地部を形成するとともに、この目地部を目地プレートやカバープレートで覆っているので、一方の躯体と他方の躯体が地震によって異なる揺れ動きをした場合であっても、躯体や階段が損傷することなく地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)階段は一方の躯体と同調して揺れ動くように設けられているので、階段の一端部側は、通常と同様の施工で設置することができる。
したがって、比較的容易に設置することができる。
(3)階段の他端部の前後方向に目地部が開口している場合であっても、この目地部付近への立ち入りを制限することができ、安全に使用することができる。
(4)請求項3に記載の発明についても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、スムーズにカバー部材をスライドさせることができる。
(5)請求項4に記載の発明についても、前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、地震による揺れ動きが終了した後、カバー部材を確実に通常状態に復帰させることができる。
(6)請求項5及び請求項6に記載の各発明についても、前記(1)〜(5)と同様な効果が得られる。
図10乃至図12は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図13乃至図17は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
図18乃至図20は本発明の第4の実施形態を示す説明図である。
図21乃至図23は本発明の第5の実施形態を示す説明図である。
図1乃至図9に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の躯体3と他方の躯体4間に設置された階段5の他端部と他方の躯体4の間に設けられた階段用目地装置である。
この目地部2は、例えば図4に示すように、エスカレーター5の他端部の左右方向及び前後方向に所定の長さ形成されており、地震の際に左右方向及び前後方向の揺れ動きを吸収できる長さとなっている。
すなわち、カバー部材16は、前記ヒンジ部15を支点にして外側へ凸となるように屈曲している。
本実施形態においては、一方の袖壁13と他方の袖壁14の両方に付勢手段17を設けているが、どちらか一方のみに付勢手段17をもうけてもよい。
ところで、カバー部材本体19や挿入部18の底面にローラーやすべり材、ベアリング等の転動部材を設けてもよい。
次に、図10乃至図23に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
このように構成することにより、エスカレーター5の他端部と他方の躯体4の床面間の目地部2の全体を確実に塞ぐことができる。
ところで、被ガイド部材24、25についてもリンク部材29との接続部付近に支持脚30を設けてもよい。
なお、本発明の実施形態においては、自動式階段を想定して説明したが、本発明はこれに限られず、通常の階段に用いてもよい。
2:目地部、
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:階段、 6:踊り場、
7:目地プレート支持部、 8、8A:目地プレート、
9:カバープレート、
10、10A、10B、10C:カバー装置、
11:支持部材、 12:転動部材、
13:一方の袖壁、 14:他方の袖壁、
15:ヒンジ部、
16、16A、16B、16C:カバー部材、
17、17A:付勢手段、 18:挿入部、
19、19A:カバー部材本体、 20:コイルスプリング、
21:スライドレール、 22:一方のガイド部材、
23:他方のガイド部材、 24:一方の被ガイド部材、
25:他方の被ガイド部材、 26:維持手段、
27:ガイド部材本体、 28:固定脚
29、29A:リンク部材、 30:支持脚、
31:中央枢支部、 32:パンタグラフ。
Claims (6)
- 一方の躯体と、該一方の躯体に一端部が取り付けられた階段と、該階段の他端部の踊り場に目地部を介して設けられた他方の躯体と、該他方の躯体に設けられた目地プレート支持部と、前記階段の他端部に一端部が取り付けられ、他端部が前記目地プレート支持部に支持され、前記目地部を塞ぐ目地プレートと、前記他方の躯体に一端部が固定され、他端部が前記目地プレートに支持され、かつ、前記目地プレート支持部を覆うカバープレートと、前記階段の前後方向の側部に設けられ、前記目地部をカバーするカバー装置とで構成され、
前記カバー装置は、前記階段の他端部の前後方向の両側部にそれぞれ設けられた一方の袖壁と、該一方の袖壁に対向するように他方の躯体にそれぞれ設けられた他方の袖壁と、前記一方の袖壁に一端部がスライド可能に挿入されるとともに、前記他方の袖壁に他端部がスライド可能に挿入され、ヒンジ部を有するカバー部材と、該カバー部材を内側へ付勢する付勢手段とで構成され、
前記カバー部材は、前記ヒンジ部を支点にして屈曲しており、地震によって一方と他方の躯体が揺れ動いた場合、前記階段は前記一方の躯体と同調して揺れ動く階段用目地装置。 - 一方の躯体と、該一方の躯体に一端部が取り付けられた階段と、該階段の他端部の踊り場に目地部を介して設けられた他方の躯体と、該他方の躯体に設けられた目地プレート支持部と、前記階段の他端部に一端部が取り付けられ、他端部が前記目地プレート支持部に支持され、前記目地部を塞ぐ目地プレートと、前記他方の躯体に一端部が固定され、他端部が前記目地プレートに支持され、かつ、前記目地プレート支持部を覆うカバープレートと、前記階段の前後方向の側部に設けられ、前記目地部をカバーするカバー装置とで構成され、
前記カバー装置は、前記階段の他端部の前後方向の両側部にそれぞれ設けられた一方のガイド部材と、該一方のガイド部材に対向するように他方の躯体にそれぞれ設けられた他方のガイド部材と、前記一方のガイド部材に一端部がスライド可能に挿入される一方の被ガイド部材と、前記他方のガイド部材に一端部がスライド可能に挿入される他方の被ガイド部材と、前記一方の被ガイド部材に一端部が回転可能に連結され、前記他方の被ガイド部材に他端部が回転可能に連結され、ヒンジ部を有するカバー部材と、前記一方の被ガイド部材及び前記他方の被ガイド部材をそれぞれ内側へ付勢する付勢手段とで構成され、
前記カバー部材は、前記ヒンジ部を支点にして屈曲しており、地震によって一方と他方の躯体が揺れ動いた場合、前記階段は前記一方の躯体と同調して揺れ動く階段用目地装置。 - 前記カバー部材の下部には、転動部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の階段用目地装置。
- 前記ヒンジ部が前記カバー部材の一端部と他端部の略中間に常時位置させる維持手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の階段用目地装置。
- 前記階段は、自動式階段であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の階段用目地装置。
- 前記目地プレートは、前記階段の他端部にスライド可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の階段用目地装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018189691A JP6638048B1 (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 階段用目地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018189691A JP6638048B1 (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 階段用目地装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6638048B1 true JP6638048B1 (ja) | 2020-01-29 |
JP2020059976A JP2020059976A (ja) | 2020-04-16 |
Family
ID=69183700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018189691A Expired - Fee Related JP6638048B1 (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 階段用目地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6638048B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021167498A (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-21 | ドーエイ外装有限会社 | 階段用目地装置 |
JP6997474B1 (ja) | 2020-07-09 | 2022-01-17 | ドーエイ外装有限会社 | 目地装置 |
-
2018
- 2018-10-05 JP JP2018189691A patent/JP6638048B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021167498A (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-21 | ドーエイ外装有限会社 | 階段用目地装置 |
JP6997474B1 (ja) | 2020-07-09 | 2022-01-17 | ドーエイ外装有限会社 | 目地装置 |
JP2022024231A (ja) * | 2020-07-09 | 2022-02-09 | ドーエイ外装有限会社 | 目地装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020059976A (ja) | 2020-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6638048B1 (ja) | 階段用目地装置 | |
JP5491352B2 (ja) | 高層階用床目地装置 | |
JP6417449B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP6293250B1 (ja) | 手摺 | |
JP3583698B2 (ja) | 渡り通路 | |
JP6997474B1 (ja) | 目地装置 | |
KR20130125794A (ko) | 엘리베이터의 도어장치 | |
JP6975479B2 (ja) | 階段用目地装置 | |
JP6309075B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP2010007287A (ja) | 床用目地装置 | |
JP6309068B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP7305222B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP3408204B2 (ja) | 天井等のカバー装置 | |
JP7064258B1 (ja) | 伸縮手摺 | |
JP7277277B2 (ja) | スライド扉機構及びブース | |
JP4099858B2 (ja) | エレベータの乗降用出入口構造 | |
JP7256569B1 (ja) | 目地プレートの支持構造及び床用目地装置並びに摺動支持部材 | |
JP5378150B2 (ja) | 渡り通路用目地装置 | |
JP2006152749A (ja) | 床用目地装置 | |
JP6475878B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP4036821B2 (ja) | エレベーターシャフト等の目地装置 | |
JP7432267B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP3331520B2 (ja) | 免震エレベ−タの構造 | |
JP6472554B1 (ja) | 床用目地装置 | |
JP4890426B2 (ja) | 渡り通路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191211 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6638048 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |