JP3331520B2 - 免震エレベ−タの構造 - Google Patents

免震エレベ−タの構造

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政之 重田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震エレベ−タの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベ−タではかごの扉の開閉によっ
て、躯体側の扉(階床戸)の開閉を行っている。そのた
めにかごは階床戸に接近して通過するように構成してあ
り、平常時にはかごと階床戸の敷居との間隔は40mm
以下に設定するよう規制されている。ところで中間に免
震装置を設置した建物が開発されている。この建物では
免震階の上下に大きな水平移動が生じるから、かごはガ
イドレールの屈曲にしたがって傾斜して通過することに
なる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】そのために、移動し
た敷居が、傾斜したかごと干渉したり、反対に間隔が大
きく開き過ぎたりする可能性がある。とくにかご側から
突設している係合装置が、階床戸側の敷居に接触してエ
レベ−タの走行に支障を来す場合が予想される。また、
左右方向の変位の発生によっても、係合装置の移動量が
異なることによって衝突して破損する可能性もある。
【0004】本発明は上記したような従来の問題を解決
するためになされたもので、平常時にはエレベ−タかご
と敷居との間に法規通りの間隔を確保でき、地震発生時
にはかごと階床戸、あるいはかごと敷居が接触したり間
隔が広がり過ぎたりすることがなく、扉の開閉のための
係合装置が破損するようなことがない、免震エレベ−タ
の構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の免震エレベ−タの構造は、中間の
免震階に免震装置を介在させた建築物において、免震階
と、その上の階層に、2本の支柱を、その上下端を回転
自在に取り付けて鉛直方向に平行に配置し、2本の平行
支柱の間に、横梁を水平方向に平行に配置し、上下の横
梁が、支柱の傾斜に関連してエレベ−タ側へ出入りする
ように構成し、上横梁に免震階の階床戸の扉枠を懸垂
し、下横梁には免震階の階床戸の敷居を取り付けて構成
した、免震エレベ−タの構造を特徴とするものである。
【0006】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
の免震エレベ−タの構造の実施例について説明する。
【0007】<イ>免震建物。 本発明の装置は、建物の中間の階層(免震階)に免震装
置を設置した建築物において採用するものである。免震
装置とは例えば円盤状のゴムを積層した短柱によって構
成することができる。
【0008】<ロ>支柱。 エレベ−タシャフトの内部において、2本の支柱1を平
行に配置する。この支柱1の下端は免震装置を設置した
免震階Aの床面よりも下方に取り付ける。支柱1の上端
は、その上階層Bの床面よりも上方に取り付ける。その
ために、1支柱は、免震階の階高よりも十分に長いもの
を使用する。支柱の上下端の取り付けには二重の回転要
素を組み合わせ、前後左右の回転を可能とし、免震階と
上層階の相対的な前後動、左右動に対応できるように構
成する。
【0009】<ハ>横梁。 2本の平行支柱1の間を、2本の横梁,すなわち上横梁
2と、下横梁3で連結する。この2本の横梁2、3もそ
の両端を支柱に回転自在に取り付けて平行に配置する。
下横梁3の取り付け位置は免震階Bの床の高さに合わせ
て配置する。
【0010】<ニ>扉枠。 上横梁2には免震階Aの階床戸4を保持する扉枠41を
ピンによって懸垂して取り付ける。扉枠41の下縁は、
下横梁3にスライド自在に設置する。したがって支柱1
が図1で左右方向に傾斜したら、扉枠41は上横梁2に
懸垂した状態で下横梁3の上をスライドして移動する。
前後方向に傾斜した場合には、支柱1の傾斜にしたがっ
て自由に傾斜する。扉枠41に設置した階床戸4のエレ
ベ−タシャフト側には、係合装置として、ピン状のロー
ラー42を突設する。階床戸4の開扉時には、係合装置
である2本のローラー42の間に、エレベ−タのかご5
のかご戸51から突設した係合装置の腕部材を位置させ
て、かご5側から行うことができる。階床戸4を案内す
る敷居43は、扉枠41の下端に設け、階床戸4ととも
に移動する。
【0011】<ホ>ガイドレール。 エレベ−タシャフトの内部には、階床戸4の面と直交す
る壁面にガイドレール52を取り付ける。ガイドレール
52の上部のブラケットの取り付け点53は、上層階B
の床の高さ付近に配置する。ガイドレール52の下部の
取り付け点54は、免震階Aの床の高さ付近の位置に配
置する。この固定点が地震時におけるガイドレール52
の屈曲点となる。
【0012】<ヘ>距離の関係。 以上説明した各々の位置関係は,B:A=D:Cとして
構成する。ただし、 C:ガイドレールの下部屈曲点から、免震階床戸の係合
装置までの距離 D:ガイドレールの上下の屈曲点間の距離 A:支柱の下端から上横梁までの距離 B:支柱の上下間の距離
【0013】<ト>地震時の係合装置の変位。 地震時にはガイドレール52が変形し、次のような移動
を行う。 [階床戸の係合装置の移動量]=躯体の水平変位量×
(支柱の下端から上横梁までの距離A/支柱の上下端の
距離B)=a×(A/B) [かご戸の係合装置の移動量]=躯体の水平変位量×
(ガイドレールの下部屈曲点から、免震階階床戸の係合
装置までの距離C/ガイドレールの上下の屈曲点間の距
離D)=a×C/D ところが前記したように、B:A=D:C、すなわちA
/B=C/Dであるから、上の二式は等しくなり、[階
床戸の係合装置の移動量]=[かご戸の係合装置の移動
量]となる。これは、地震によって階床戸4が水平移動
し、ガイドレール52が傾斜しても、階床戸4の係合装
置42(2個のローラー)の移動量と、かご戸51の係
合装置(腕部材)の移動量が等しく、両者は地震時にも
確実に係合する位置にあることを意味している。したが
って、地震時にエレベ−タかご5が免震階A付近を通過
中であっても、階床戸4の係合装置42と、かご戸51
の係合装置とが衝突することがなく、階床戸4の係合装
置42の間に、かご戸51の係合装置が位置して、確実
に係合して開扉することができる。
【0014】<チ>地震時の前後方向の変位。免震階A
と上層階Bが水平変位すると支柱1が傾斜し、支柱1に
取り付けた横梁2,3、敷居43の位置が前後に移動
し、扉枠41、階床戸4は傾斜する。その際に、支柱1
は免震階Aの階高よりも十分に長い部材を使用してお
り、敷居43はこの支柱1に横梁2を介して取り付けて
ある。もし敷居43が従来のように床面の端部に取り付
けてあれば、敷居43は床面と一体で前進し、あるいは
後退するから、エレベ−タかごと5の間隔が過剰に広が
り、あるいはかご5と衝突する可能性がある。しかし本
発明の構造では、前記したように敷居43は免震階Aの
階高よりも十分に長い支柱1の一部として取り付けてあ
る。
【0015】a)免震階がエレベ−タから離れる方向に
移動した場合。 免震階Aがエレベ−タかご5から離れる方向に移動した
場合、支柱1に取り付けた敷居43の移動量は、免震階
Aの敷居43では床の後退量よりも少なく、上層階Bの
敷居は床の前進量に比較して多い量となる。(図6左) したがって免震階の敷居43は床ほど後退しないから、
かご5と敷居の間隔が開き過ぎることがない。ただし、
上層階Bでは床の位置よりもさらに敷居がかご5側へ前
進するから、敷居とかご5と衝突する可能性が生じる。
そのために、上層階の敷居がかご5に衝突しない条件の
もとに、免震階Aの階高や予想される最大移動量を考慮
して支柱1の長さ、取り付け位置を決めれば、エレベ−
タかご5と敷居の間隔が開き過ぎることがなく、あるい
は衝突しない構成を採用することができる。
【0016】b)免震階がエレベ−タ側に移動した場
合。 免震階Aがエレベ−タかご5側に移動した場合、支柱1
に取り付けた敷居の移動量は、免震階Aの敷居43では
床よりも出過ぎることになり、上層階Bの敷居は床の後
退量に比較して少ない量となる。(図6右) したがって上層階Bの敷居は床ほど後退しないから、か
ご5と敷居の間隔が開き過ぎることがない。ただし、免
震階Aの敷居43の移動量が多き過ぎて、敷居とかご5
と衝突する可能性が生じる。そのために、免震階Aの前
進時にかご5と敷居43が衝突しない条件のもとに、免
震階Aの階高や予想される最大移動量を考慮して支柱1
の長さ、取り付け位置を決めれば、エレベ−タかご5と
敷居の間隔が開き過ぎることがなく、あるいは走行に支
障を来すような現象が発生しない構成を採用することが
できる。
【0017】<リ>前後方向の移動対応の実施例。 地震による免震階Aと上層階Bとの水平移動量:200
mm。支柱の長さ:6600mm。免震階の階高:33
00mm,の場合で説明する。すると、免震階Aがシャ
フトから離れる方向に後退した場合、免震階Aの敷居4
3と、かご5との間隔は10mm、上層階Bの敷居とか
ご5との間隔は0mmとなる。また免震階Aがシャフト
側へ前進した場合、免震階Aの敷居43と、かご5との
間隔は0mm、上層階Bの敷居とかご5との間隔は20
mmとなる。このように、本発明の構成を採用すれば、
地震時に敷居43とかご5との間隔を0から20mm程
度に押さえることができ、接触することがなく、かつ過
剰に間隔が開く状態を発生させることがない。
【0018】<ヌ>横方向の移動。 横方向に移動した場合、扉枠41、階床戸4は上横梁2
に懸垂しているから支柱1の傾斜によって階床戸4は平
行移動し、係合装置としてのローラー42も移動する。
移動した係合装置の位置が、エレベ−タ側の係合装置と
衝突しないためには、両移動量が等しくなるように横梁
2、3の位置やガイドレール52の屈曲点の位置を調整
すればよい。
【0019】<ル>他の実施例の構成。(図7〜図1
0) この実施例では、図7に示すように2本の支柱1を、そ
の上端を免震階Aの上の階層Bに、回転自在に取り付け
て鉛直方向に平行に配置する。2本の平行支柱1の間
に、上横梁2をその両端を支柱1に対して回転自在に取
り付けて水平方向に配置する。この上横梁2に扉枠41
の上縁を前後方向に回転自在に懸垂する。この扉枠41
には、免震階の階床戸4を開閉自在に取り付ける。一
方、支柱1の下端には直接免震階に取り付けず、その下
端に支柱延長材11を取り付ける。支柱1の下端と延長
材11とは、階床戸4の開口方法の回転のみ許容し、前
後方向の回転は拘束する状態で連結する。そして、延長
材11の途中を、階床戸の面と平行な水平ピンによる延
長材支点12によって免震階Aに取り付ける。一方、延
長材11と平行にリンクバー14を設置し、このリンク
バー14の下端は延長材11の下端に連結軸13を介し
て回転自在、あるいは一体で固定して連結する。このリ
ンクバー14の上端は下横梁3に回転自在に取り付け、
この下横梁3に扉枠41の下端のスライド枠42をかぶ
せた状態でスライド自在に搭載する。このスライド枠4
2のエレベ−タ側には免震階Aの階床戸4の敷居43を
取り付け、この敷居43上の階床戸4は開閉自在であ
る。リンクバー14もまた、その途中を、階床戸4の面
と平行な水平ピンによる支点15によって免震階Aに取
り付けるが、この支点15の位置は、延長材11の支点
12の位置よりも、下方の位置において免震階Aに取り
付ける。
【0020】<ヲ>横方向の移動。(図7) 地震時に免震階Aと上層階Bとが階床戸4と平行方向
(横方向)ずれた場合、扉枠41の上縁は上横梁2に回
転自在に懸垂しており、下縁は下横梁3にスライド枠4
2を介してスライド自在に取り付けてあるから、支柱1
の傾斜によって階床戸4は平行移動する。その場合に支
柱1の上下の支点間の距離が多少変化するから、延長材
11の支点12に長穴を設けたり、二重筒にするなどの
伸縮対応機構を設ける。
【0021】<ワ>前後方向の移動。(図9、10) 地震時に免震階Aと上層階Bとが階床戸4と直行方向
(前後方向)へずれた場合、支柱1の下端は、延長材支
点12を中心に前後方向に傾斜する。すると延長材11
の下端の連結軸13を介して、リンクバー14も傾斜す
る。しかし、リンクバー14の支点15は、延長材11
の支点12の位置よりも、下方の位置である。リンクバ
ー14は支柱1よりも大きく傾斜し、リンクバー14の
上端の移動量は、同じ位置における支柱1の移動量より
も大きくなる。したがって、免震階Aがエレベ−タから
離れる方向へ移動した場合(図9)、もし敷居43が免
震階Aに固定してあったらエレベ−タから離れるのに対
し、反対にエレベ−タかご5側にせり出す。その結果、
かご5と敷居43間の過剰な間隔の発生を阻止する。ま
た、免震階Aがエレベ−タ側へ移動した場合(図10)
にはリンクバー14は支柱1のよりも大きくエレベ−タ
から離れる方向へ傾斜する。したがって、もし敷居43
が免震階Aに固定してあったらエレベ−タ側にせり出す
のに対し、反対にエレベ−タから離れる。その結果、か
ご5と敷居43との接触を避けることができる。
【0022】
【本発明の効果】本発明の免震エレベ−タの構造は以上
説明したようになるから次のような効果を得ることがで
きる。 <イ>中間に免震装置を設置した建物において、地震時
に免震階と上層階とが前後方向、横方向に変位するが、
エレベ−タ出入り用の階床戸が変位に追従して傾斜し、
エレベ−タかごとの接触や走行への支障の発生を避ける
ことができる。 <ロ>さらに階床戸の敷居の位置も、支柱の傾斜に関連
して前後に移動するように構成したから、敷居を免震階
の床に直接固定した構造と比較して、敷居とエレベ−タ
かごの間隔が広がり過ぎることがなく、かつ接触するこ
ともない。 <ハ>地震時におけるエレベ−タかごの係合装置と、階
床戸の係合装置との水平移動量が等しくなるように構成
した。そのために通過中のエレベ−タの係合装置と階床
戸の係合装置とが接触することがなく、エレベ−タ側の
開扉動作によって、階床戸を開くことができる。 <ニ>一部のエレベ−タでは、地震を感知してエレベ−
タを最寄り階に停止させるような地震時管制運転機構が
採用されている。このようなエレベ−タに本発明の構造
を組み込むことによって、地震時管制装置の信頼性を各
段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐震エレベ−タの構造の実施例のエレ
ベ−タシャフト側から見た説明図。
【図2】地震時の変形状態を説明する正面図。
【図3】平常時の状態を示す側面図。
【図4】上層階と上横梁の取り付け状態の説明図。
【図5】免震階と下横梁の取り付け状態の説明図。
【図6】地震時の敷居の出入り状態の説明図。
【図7】他の実施例のエレベ−タシャフト側から見た説
明図。
【図8】下横梁とリンクバーの支持状態の説明図。
【図9】免震階がエレベ−タから離れる方向へ変位した
場合のリンクバーと支柱の傾斜状態の説明図。
【図10】免震階がエレベ−タ側へ接近する方向へ変位
した場合のリンクバーと支柱の傾斜状態の説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重田 政之 茨城県ひたちなか市堀口832−2 日立 水戸エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 梅田 明 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式 会社日立製作所水戸工場内 審査官 志水 裕司 (56)参考文献 特開 平9−278315(JP,A) 特開 平10−157943(JP,A) 特開 昭48−11741(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00 B66B 5/02 B66B 13/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間の免震階に免震装置を介在させた建築
    物において、 免震階と、その上の階層に2本の支柱を、その上下端を
    回転自在に取り付けて鉛直方向に平行に配置し、 2本の平行支柱の間に、横梁を水平方向に平行に配置
    し、 上下の横梁が、支柱の傾斜に関連してエレベ−タ側へ出
    入りするように構成し、 上横梁に免震階の階床戸の扉
    枠を懸垂し、 下横梁には免震階の階床戸の敷居を取り付けて構成し
    た、 免震エレベ−タの構造。
  2. 【請求項2】中間の免震階に免震装置を介在させた建築
    物において、 免震階と、その上の階層に、免震階の階高よりも長い2
    本の支柱を、その上下端を回転自在に取り付けて鉛直方
    向に平行に配置し、 2本の平行支柱の間に、2本の横梁をその両端を回転自
    在に取り付けて水平方向に平行に配置し、 上横梁に免震階の階床戸の扉枠を懸垂し、 下横梁には免震階の階床戸の敷居を取り付け、 階床戸にはエレベ−タ側に係合装置を設け、 エレベ−タかごのガイドレールには免震階の上下位置に
    屈曲点を設け、 各位置関係を,B:A=D:Cとして構成した、免震エ
    レベ−タの構造。ただし、 C:ガイドレールの下部屈曲点から、免震階扉の係合装
    置までの距離 D:ガイドレールの上下の屈曲点間の距離 A:支柱の下端から上横梁までの距離 B:支柱の上下間の距離
  3. 【請求項3】中間の免震階に免震装置を介在させた建築
    物において、 2本の支柱を、その上端を免震階の上の階層に、回転自
    在に取り付けて鉛直方向に平行に配置し、 2本の平行支柱の間に、上横梁をその両端を回転自在に
    取り付けて水平方向に配置し、 上横梁に免震階の階床戸の扉枠を懸垂し、 支柱の下端には延長材を、階床戸と平行方法の回転のみ
    許容する状態で取り付け、 延長材の途中を、免震階に水平ピンで取り付け、 延長材と平行にリンクバーを設置し、 リンクバーの下端は延長材の下端に連結軸を介して回転
    自在に連結し、 リンクバーの上端は下横梁に回転自在に取り付け、 リンクバーの途中でかつ、延長材のピンの位置よりも、
    下方の位置において階床戸の面と平行な水平ピンによっ
    て免震階に取り付け下横梁には扉枠の下端をスライド自
    在に搭載し、 かつ下横梁のエレベ−タ側には免震階の階床戸の敷居を
    設置して構成した、 免震エレベ−タの構造。
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