JP5054130B2 - 渡り廊下用手摺 - Google Patents
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Description
(1)請求項1により、地震で左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いても、目地プレートと手摺との間の床部分に隙間が生じるのを確実に防止することができるとともに、目地部側の手摺と手摺壁との間の壁部分に隙間が生じるのを防止することができ、安全に使用することができる。
(2)前記(1)によって、地震で左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いても、一方の可動手摺および他方の可動手摺が左右の建物の手摺壁より外方へ突出することなく、美観の向上を図ることができる。
(3)前記(1)によって、構造が比較的簡単で、容易に設置することができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、左右の建物の外側から見えない部分にL字状の躯体側手摺を設けることにより、安全で安価に設置することができる。
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、左右の建物が異なる前後方向に揺れ動いた場合に、よりスムーズに他方の可動手摺および可動パネルを移動させることができる。
このため、床目地プレート11と渡り廊下用手摺1との床部分に隙間が生じるのを確実に阻止することができるとともに、他方の建物3の手摺壁9や、外壁面26と一方の建物3の手摺壁9や壁側可動手摺23との壁面間を一方の可動手摺17や外壁側可動手摺25で覆って、隙間が生じるのを確実に阻止することができる。
次に、図9ないし図28に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
また、ガイド部材16は他方の建物3の目地部側の床面に溝状の凹部を形成してもよい。
2:目地部、 3:建物、
4:外側通路、 5:渡り廊下、
6:床ガイドレール、 7:ローラー、
8:床躯体、 9:手摺壁、
10:外壁、 11:床目地プレート、
12:床目地装置、 13:タッピングビス、
14:一方のガイドレール、
15、15A:他方のガイドレール、
16:ガイド部材、 17、17A:一方の可動手摺、
18、18A:他方の可動手摺、 19:ワイヤー、
20:コイルスプリング、
21、21A、21B:付勢手段、
22:壁躯体、 23:壁側可動手摺、
24:ローラー、 25、25A:外壁側可動手摺、
26:外壁面、 27:係止片、
28、28A:躯体側手摺、 29:支柱、
30:内側手摺、 31:コイルスプリングカバー、
32:ガイドローラー、 33:係合ピン、
34:係合ピン挿入長溝、 35:開口、
36:可動パネル収納部、 37:一方の可動手摺本体、
38:係合ピン挿入長溝、 39:係合ピン、
40:ヒンジ部材、 41:可動パネル、
42:巻き取り装置、 43:ローラー。
Claims (3)
- 目地部を介して設けられた左右の建物の渡り廊下部分に設置される渡り廊下用手摺において、該渡り廊下用手摺を前記左右の建物の一方の建物の手摺壁の上下部の内壁面にほぼ水平状態で設けられた一対の一方のガイドレールと、前記左右の建物の他方の建物の手摺壁の上下部の内壁面にほぼ水平状態で設けられた一対の他方のガイドレールと、前記他方の建物の目地部側床躯体、床目地プレートのいずれか一方に形成された前後方向のガイド部材あるいは床目地プレートの前記一対の他方のガイドレール側に固定される固定部と、このガイド部材に一端部が係合され、他端部が前記一対の一方のガイドレールのほぼ中央部に位置するように係合され、あるいは他端部が前記一対の一方のガイドレールのほぼ中央部に位置するように係合された、前記一方の建物の手摺壁と平行あるいは離れてスライド移動できる一方の可動手摺と、この一方の可動手摺の一端部に一端部が水平方向に回動可能に取付けられ、他端部が前記一対の他方のガイドレールの後端部寄りの部位に位置するように係合された、前記他方の建物の手摺壁より離れるようにスライド移動する他方の可動手摺と、前記一方の可動手摺の一端部あるいは、該一方の可動手摺と前記他方の可動手摺の係合部を常時前記他方の建物の手摺壁側へ付勢する付勢手段とで構成されたことを特徴とする渡り廊下用手摺。
- 一方の建物の手摺壁と対応する部位の壁躯体に沿ってスライド移動する床目地プレートの端部に固定状態で取付けられた壁側可動手摺、この壁側可動手摺の他方の建物側の端部にL字状となるように固定された、該他方の建物の目地部側の外壁面に固定されたガイドレールに沿ってスライド移動可能な外壁側可動手摺とからなる躯体側手摺を設けたことを特徴とする請求項1記載の渡り廊下用手摺。
- 一対の他方のガイドレールは上下部にガイドレールが形成されたコ字状に形成され、一方の可動手摺は一対の一方のガイドレールに沿ってスライド移動する一対の他方のガイドレール側が床目地プレートの固定部に固定され、かつ開口する可動パネル収納部が形成された一方の可動手摺本体、この一方の可動手摺本体の可動パネル収納部に収納されるとともに、一方の建物の手摺壁より他方の可動手摺側が離れるように移動することができる、該他方の可動手摺に水平方向に回動可能に取付けられた可動パネルとで構成されていることを特徴とする請求項1記載の渡り廊下用手摺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010004824A JP5054130B2 (ja) | 2009-06-19 | 2010-01-13 | 渡り廊下用手摺 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2009146057 | 2009-06-19 | ||
JP2009146057 | 2009-06-19 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011021461A JP2011021461A (ja) | 2011-02-03 |
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Family
ID=43631768
Family Applications (1)
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JP2010004824A Active JP5054130B2 (ja) | 2009-06-19 | 2010-01-13 | 渡り廊下用手摺 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5054130B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP6887698B1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-06-16 | ドーエイ外装有限会社 | 目地装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3583698B2 (ja) * | 2000-08-29 | 2004-11-04 | ドーエイ外装有限会社 | 渡り通路 |
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2010
- 2010-01-13 JP JP2010004824A patent/JP5054130B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2011021461A (ja) | 2011-02-03 |
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