JP5918199B2 - 侵食防止方法 - Google Patents

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本発明は、法面の表土の侵食を防止する侵食防止方法に関する。
自然災害等で崩壊した直後の崩壊地(法面)において、さらなる崩壊・侵食を防ぐ応急措置として植生基材吹付工が実施されることがある。この植生基材吹付工では、図8に示すように、成形の終わった法面Nに、金網(ラス金網)51を張り、植生基材52の吹付けを行う(例えば特許文献1,2参照)。
特開平7−317067号公報 特公平8―19679号公報
しかし、斯かる植生基材吹付工では、例えば雨期に降雨による工事の中断が続き、その中断が植生基材52の吹付け前であると、それがたとえ金網51の張設後であっても、金網51には侵食防止効果が殆ど無いので、雨水等により法面Nが侵食を受けることがある。また、施工規模が大きくなるほど、法面N全面に対する成形と金網51の張設とに掛かる期間が長くなるため、特に法面Nにおいて初期に成形されたエリアでは、工事の中断がなくても、金網51の張設が完了した時点で侵食がかなり進んでいることがある。そして、これらの場合には、張設した金網51を一旦取り外し、法面Nの侵食を受けている箇所を土嚢で埋めて、再度金網51を張設するといった手間が掛かる。
そこで、金網51の張り終わった箇所を例えば所謂ブルーシート等の合成樹脂製シートにより一時的に被覆する、といったことを随時行うようにし、植生基材52の吹付けを行うまでの間における法面Nの侵食を防止することが考えられるが、このようにすると、合成樹脂製シートの設置と撤去の手間が別途掛かり、施工性が悪化するという問題がある。
上記の問題を解決するために、本出願人は、不織布を装着し一体化した金網を法面に敷設することを検討している。この場合、問題になるのは、金網を固定するアンカーピンを打設するために金網の上側からドリル削孔を行う必要があり、不織布付きの金網の上側からドリリングを行うと、不織布の構成繊維がドリルに絡みついて、ドリリング作業が困難化したり不織布付き金網の破損を招来したりし、また、ドリリングによって不織布に大きな穴が形成され、不織布の耐侵食性能が低下したりもする、ということである。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、法面の保護を図ることができ、特に法面への設置の際にドリリング作業が行われる場合に用いて好適な侵食防止方法を提供することにある。
記目的を達成するために、本発明に係る侵食防止方法は、金網と、目付けが25〜60g/m 2 であり、目付けにおける構成繊維の比率が50%以上であり、前記構成繊維の平均繊度が2〜100dtexであり、植物の通根性を持たせてある不織布とを具備し、前記不織布は前記金網よりも伸縮性及び柔軟性が高く、さらに、前記不織布は前記金網の片側に接合され、前記金網と前記不織布とは複数の帯状の接合領域において部分的に接合されている侵食防止材を、前記不織布が下側となるように用い、且つ前記帯状の接合領域が等高線と平行になるように法面に敷設することを特徴としている(請求項)。
本願発明では、法面の保護を図ることができ、特に法面への設置の際にドリリング作業が行われる場合に用いて好適な侵食防止方法が得られる。
すなわち、本発明で用いる不織布では、法面の侵食防止効果を奏することが期待されるだけでなく、ドリルに対する不織布の絡みつきが減少することでドリリング作業の効率化を図ることができ、さらに不織布が破損する可能性は低くなり、不織布及び不織布を装着した侵食防止材の耐侵食性能の向上を期待することもできる。
発明の侵食防止方法では、侵食抑制力が高く植物生育の可能な不織布を装着した金網を使用することで、金網の施工のみで緑化するまでの長期間の侵食抑制が期待される。
また、侵食防止材を構成する金網と不織布とが互いに全面ではなく部分的に接合されているので、侵食防止材を法面上に敷設したときに、金網と不織布との間に隙間が生まれ易く、故に金網よりも伸縮性及び柔軟性の高い不織布が法面の凹凸になじみ易くなっている。そして、このように不織布が法面の凹凸になじむことは、不織布が奏する法面の侵食防止効果を一層高めることになる。
また、従来の植生基材吹付工では、金網が敷設されていても植生基材が吹き付けられていないエリアにおいては法面の侵食が進行する場合があり、この場合には、金網を一時的に取り外し、法面を再成形する必要があり、それだけ手間が掛かることになる。しかし、本発明で用いる侵食防止材は、一旦敷設されると、不織布が侵食防止効果を奏するので、侵食防止材の一時的な取り外しや法面の再成形が必要となる事態を回避することができる。
本発明の一実施の形態に係る侵食防止方法の構成を概略的に示す説明図である。 前記実施の形態で用いる侵食防止材の構成を概略的に示す分解斜視図である。 (A)及び(B)は、前記侵食防止材の接合領域の一例及び参考例を概略的に示す説明図である。 (A)及び(B)は、前記侵食防止材の金網の末端に施す完全ナックル加工及び水平(半)ナックル加工を概略的に示す説明図である。 (A)及び(B)は、不織布の構成繊維が太い場合及び細い場合のドリル穴の状態を示す、図面に代わる写真である。 (A)及び(B)は、不織布の繊維比率が55%及び75%である場合のドリル穴の状態を示す、図面に代わる写真である。 (A)及び(B)は、前記侵食防止材の接合領域の参考例を概略的に示す説明図である。 従来の侵食防止方法を概略的に示す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
本実施の形態に係る侵食防止方法で用いる侵食防止材Eは、図1に示すように、法面N上に敷設されて用いられるものであり、図1及び図2に示すように、金網1と、不織布2とを具備する。ここで、金網1は菱形金網(ラス金網)であり、不織布2は、ニードルパンチ、スパンレース、スパンボンド等の不織布である。
また、図2に示すように、金網1は幅W1が2mで長さL1が10mの略矩形状を呈し、不織布2は金網1よりも若干大きく、金網1と不織布2とを重ねたときに、不織布2が金網1の周囲の四つの縁から各々5mm以上外側にはみ出す程度の大きさとなっている。
そして、金網1と不織布2とは、複数の接合領域において部分的に接合され、一体化される。本実施形態では、図3(A)に示すように、金網1の幅方向(左右方向)に延びる帯状の接合領域3を複数設定し、各接合領域3においてホットメルトにより金網1と不織布2とを接合する。各接合領域3は、金網1の左右端から4〜20cm内側の位置にまで左右に延び、前後方向(金網1の長さ方向)の幅W3は5cm以下(例えば2〜3cm程度)となっている。また、接合領域3は、金網1の長さ方向に30〜100cm間隔で設けられている。
本実施形態の侵食防止方法は、成形後の法面Nに、侵食防止材Eを敷設し、その上側から植生基材4を吹き付けるというものである(図1参照)。
侵食防止材Eの敷設は、不織布2が下側になるように複数の侵食防止材Eを法面N上に敷き詰めて配置し、アンカーピン(図示していない)の打設等によって各侵食防止材Eを固定することにより行うことができる。
ここで、複数の侵食防止材Eを法面N上に敷き詰める際、縦横に並ぶ侵食防止材Eは互いに一部が重なった状態となるので、金網1の末端が尖っていると、末端に接触した不織布2が破れてしまう恐れがある。そこで、本実施形態では、金網1の末端をナックル加工(図4(A)に示す完全ナックル加工または同図(B)に示す水平ナックル加工)することにより、金網1の末端への接触による不織布2の破損の防止を図るようにしている。加えて、上述したように、不織布2を金網1よりも若干大きくし、金網1と不織布2との絡まりの低減を図っている。
また、侵食防止材Eにおいて、帯状の接合領域3を金網1の長さ方向に1m(100cm)間隔で設けてあれば、例えば3本/2mの間隔で打設されるアンカーピンの打設位置の目安として接合領域3を用いることができ、アンカーピンの打設作業の効率性の向上を図ることができる。
植生基材4は、種子、肥料、生育基盤材、保水材、土壌改良材などの少なくとも一種以上を配合したものである。
本実施形態で用いる侵食防止材Eでは、侵食抑制力が高く植物生育の可能な不織布2を装着した金網1を使用することで、金網1の施工のみで緑化するまでの長期間の侵食抑制が期待される。
本実施形態の侵食防止方法は、成形後の法面N上に侵食防止材Eを敷設し、植生基材4を吹き付けるというものであり、侵食防止材Eの敷設は従来の植生基材吹付工における金網の敷設と同様に行うことができ、施工が容易である。
また、従来の植生基材吹付工では、金網が敷設されていても植生基材が吹き付けられていないエリアにおいては法面Nの侵食が進行する場合があり、この場合には、金網を一時的に取り外し、法面を再成形する必要があり、それだけ手間が掛かることになる。しかし、本実施形態の侵食防止方法では、侵食防止材Eが一旦敷設されると、侵食防止材Eの不織布2が侵食防止効果を奏するので、侵食防止材Eの一時的な取り外しや法面Nの再成形が必要となる事態を回避することができる。
さらに、侵食防止材Eを構成する金網1と不織布2とが互いに全面ではなく部分的に接合されているので、侵食防止材Eを法面N上に敷設したときに、金網1と不織布2との間に隙間が生まれ易く、故に金網1よりも伸縮性及び柔軟性の高い不織布2が法面Nの凹凸になじみ易くなっている。そして、このように不織布2が法面Nの凹凸になじむことは、不織布2が奏する法面Nの侵食防止効果を一層高めることになる。
その上、本実施形態では、各接合領域3を帯状としてあるので、風によって不織布2が金網1から捲れるということが起こり難く、また、帯状の接合領域3が等高線と平行になるように侵食防止材Eを敷設するので、接合領域3による法面Nの土壌流出防止を期待することもできる。
上記のように法面Nの侵食防止効果を奏することが期待される不織布2は、法面Nの凹凸にあわせてなじむような伸縮性、柔軟性(少なくとも金網1よりも高い伸縮性及び柔軟性)を有してい。また、植生基材4によって法面Nの緑化を図る上では、不織布2に植物の通根性に富む構造(強度)を持たせてあ
同時に、不織布2は、法面Nに設置される際、アンカーピンを打設するための削孔(穿孔)作業に用いられるドリルによって穴があけられるものであるので、このドリルに絡み難く、かつこのドリルによって大きな穴があき難いもの(すなわち、ドリリングに適したもの)である必要がある。
そのような不織布2の目付量は、25〜155g/m2本発明では25〜60g/m 2 )とすることができ、不織布2の厚みは1〜20mm(本例では6mm)とするのが好適である。不織布2の目付量が25g/m2 未満であったり、不織布2の厚みが1mm未満であったりすると、繊維密度の低さ等が原因となって侵食防止効果を十分に得られない。逆に、不織布2の目付量が155g/m2 超である場合や、不織布2の厚みが20mm超である場合には、繊維密度が高くなったり厚みが増したりするため、不織布2が植物の通根を阻害したり、不織布2を貫いて伸びる植物の根や不織布2の上側に積層される植生基材4が乾燥し易くなったりして植物の地面への定着が妨げられる恐れがある。しかも、不織布2の目付量が155g/m2 超であると、材料が過剰に必要となるため不織布2がコスト高となったり、不織布2を含む侵食防止材E自体の重量が重くなり作業性が低下したりすることも考えられる。
不織布2の構成繊維の素材としては、ポリエステル、アクリル系などの化学繊維の他、レーヨン、綿等を用いることができる。
そして、不織布2の構成繊維には細い繊維を用いることが好ましく、具体的には、不織布2の構成繊維の平均繊度を、2〜100dtexとすることができる。すなわち、構成繊維の重量が一定であれば、不織布2の構成繊維として太い繊維を用いる場合よりも上記のように細い繊維を使用する場合のほうが、構成繊維の使用本数が増え、構成繊維一本あたりの接着点が多くなり、また、構成繊維一本あたりの引張強度は小さくなる。そして、これらの違いから、不織布2の構成繊維として特に平均繊度が100dtex以下の細い繊維を用いた場合には、繊維の毛羽立ちが減少し、ドリルの刃に絡み始めるきっかけが減少し、また、ドリルの刃に絡み始めた場合もすぐに繊維が切れるため、大きな破損となり難い、と考えられる。このことは、不織布2の構成繊維として平均繊度が100dtex超の太い繊維を用いた場合のドリル穴の状態を示す図5(A)と、平均繊度が100dtex以下の細い繊維を用いた場合のドリル穴の状態を示す図5(B)とを対比すれば明らかである。尚、不織布2の構成繊維の平均繊度が2dtex未満では、繊維の強度が弱いため破損しやすくなり侵食防止材としての利用に適さない。
加えて、目付けにおける不織布2の構成繊維の比率は50%以上(特に55%〜75%)であることが好ましい。実際に、不織布2として、繊維結合用接着剤によって構成繊維が結合され、目付けにおける構成繊維の比率(繊維比率)が50%未満のもの(繊維比率が低く接着剤の割合が高いもの)を用いた場合、不織布2が固くなり、ドリルの刃が当たった時点で破れたり、接着剤によって繊維同士の連結が強くなるため、ドリルに絡むと周囲の繊維が巻き込まれることによりドリル削孔時に不織布2に大きな穴が形成されてしまったりする現象が確認された。しかし、本実施形態の不織布2は、繊維比率を高めてあり、柔らかくなっているので、不織布2自体の破損を低く抑えることができる。図6(A)、(B)は、それぞれ繊維比率が55%、75%である不織布2を用いた場合のドリル穴の状態を示しており、これらの図に示す程度の大きさのドリル穴が形成されても不織布2の侵食防止機能が損なわれることはなく、ひいては、これらの図から、繊維比率が55%〜75%の範囲にある不織布2を用いた場合には、形成されるドリル穴は不織布2の侵食防止機能が損なわれない程度に十分小さく目立たないものになるということが把握される。このように、特に不織布2の構成繊維の比率を55%〜75%とすると、主として接着剤の割合の高さとドリルの刃に起因する不織布2の上記破れ等の現象の発生が効果的に抑えられる上、ドリルに絡まる要因となる繊維の量が制限されることにもなり、好ましい。
勿論、構成繊維の比率を55%〜75%に限らず50%以上とし、平均繊度を2〜100dtexとした不織布2を用いた場合、ドリリングによって不織布2に形成されたドリル穴は目立たず、形成された穴の周囲は毛羽立った状態ではなく、繊維どうしが絡んだ状態となる。従って、本実施形態の不織布2を用いれば、ドリルに対する不織布2の絡みつきが減少することでドリリング作業の効率化を図ることができ、さらに不織布2が破損する可能性は低くなり、不織布2及び不織布2を装着した侵食防止材の耐侵食性能の向上を期待することができる。
上述のように、侵食防止材を法面Nに設置する際、アンカーピンの打設のためのドリリング作業によって不織布2に穴があくことは避けられないが、この穴の形成に伴って不織布2の強度が低下することを懸念する場合は、例えば穴の周囲を圧迫して保護するワッシャ等の部材を設ければよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、金網1が菱形金網である例を示したが、これに限らず、金網1が亀甲金網などの金網であってもよい。また、金網1の目合い、幅及び長さ、さらには形状等も種々のものを使用可能である。但し、侵食防止材を使用して緑化を図る場合や緑化を期待する以上は、金網1の目合いは緑化植物の通芽が可能な大きさとしてあるのが望ましい。
また、金網1と不織布2とを略同じ大きさとしてもよいし、不織布2を金網1よりも若干小さくし、金網1と不織布2とを重ねたときに、金網1が不織布2の周囲の四つの縁から各々5mm以上外側にはみ出す程度の大きさとしてもよい。さらに、不織布2を金網1の半分程度の大きさとして一枚の金網1に2枚の不織布2を一体化するなど、複数枚の不織布2を一枚の金網1に一体化するようにしてもよい。逆に、一枚の不織布2が複数枚の金網1にわたって一体化されていてもよい。その他、例えば不織布2を金網1の1.5倍の大きさとし、3枚の金網1に対して2枚の不織布2を一体化するといったことやその逆のようなこともできる。
上記実施の形態では、接合領域3を金網1の左右方向に延びる帯状としている。但し、金網1の外縁に近過ぎる位置では接合の剥離が生じ易いため、金網1の外縁から4〜20cm以内の範囲に接合領域3を設定しないのが好ましい。また、接合領域3は30〜100cm間隔の帯状に分散させることで、金網1と不織布2の間に隙間が生まれ易くなり、不織布2が法面Nの凹凸になじみ易くなる図3(B)は各接合領域をピンポンイト状とした参考例を示す。
上記実施の形態では、図3(A)に示すように接合領域3金網1の複数の目合いを横断するように延びている接合領域の参考例を図7(A)(V字状)、図7(B)波形状)に示す。
上記実施の形態では、金網1と不織布2との接合をホットメルトにより行っているが、これに限らず、例えば両面テープ、接着剤、連結部材(例えばCリング)等を用いて両者1,2の接合を行うようにしてもよい。
本明細書で挙げた変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 金網
2 不織布
3 接合領域
4 植生基材
51 金網
52 植生基材
E 侵食防止材
L1 金網の長さ
N 法面
W1 金網の幅
W3 接合領域の幅

Claims (1)

  1. 金網と、目付けが25〜60g/m 2 であり、目付けにおける構成繊維の比率が50%以上であり、前記構成繊維の平均繊度が2〜100dtexであり、植物の通根性を持たせてある不織布とを具備し、前記不織布は前記金網よりも伸縮性及び柔軟性が高く、さらに、前記不織布は前記金網の片側に接合され、前記金網と前記不織布とは複数の帯状の接合領域において部分的に接合されている侵食防止材を、前記不織布が下側となるように用い、且つ前記帯状の接合領域が等高線と平行になるように法面に敷設することを特徴とする侵食防止方法。
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