JP4361195B2 - 河川植生護岸工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば河川の堤防などの植生護岸に用いる河川植生護岸工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば河川堤防の法面の護岸に際して、従来は、主として防災の見地から、コンクリートブロックを堤防の法面に張り付けるブロック工法や、コンクリートブロックを不織布に張り付けて、これを法面に張り付けるブロックマット工法が施工されてきたが、近年では、親水護岸の形成など景観的見地から、さらにはコスト面から、芝生による護岸の形成に対する要望が高まりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、圃場で生育させた芝生マットを河川の水表の表面に施工する工法が採用されるようになったが、単に芝生マットを法面に張り付けていたがために、加えて、芝の根の法面への侵入深さが比較的浅いために、たとえば河川の増水時には、流水によって芝生マットが簡単に剥がれて流失してしまい、護岸機能を早期に失って、流水による法面の浸食が起こり易いという問題があった。
【0004】
上記の問題は、特に芝生マットの施工直後に顕著であることから、法面に芝生マットを張り付けた段階で、この芝生マットをアンカーなどで法面に止着することも試みられたのであるが、芝生マット自体の保形強度が弱いことから、流水を受けた際にアンカーなどの止着部が崩れて、芝生マットがアンカーから抜け外れ、やがては法面から剥がれてしまうことに変わりはなかったのである。
【0005】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、根が法面土壌に固定する前から流水などによる法面の侵食を防止することができるとともに、法面の景観の向上を図ることが可能である河川植生護岸工法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の河川植生護岸工法は、植生マットを河川護岸域に敷設し、その上からネット体を、河川下流側のネット体の上流側部分に、隣り合う河川上流側のネット体の下流側部分を上方から重ね合わせた状態で覆い被せ、この重ね合わせた部分にアンカーを打設することで固定することを特徴としている(請求項1)。
【0007】
また、本発明は、別の観点から、可撓性を有するネット材に芝生マットを一体化させてなる植生マットを河川護岸域に敷設し、その上からネット体を、河川下流側のネット体の上流側部分に、隣り合う河川上流側のネット体の下流側部分を上方から重ね合わせた状態で覆い被せ、この重ね合わせた部分にアンカーを打設することで固定することを特徴とする河川植生護岸工法を提供する(請求項2)。
そして、本発明は、さらに別の観点から、可撓性を有するネット材を河川護岸域に敷設し、その上から植生マットを張設し、さらにその上からネット体を、河川下流側のネット体の上流側部分に、隣り合う河川上流側のネット体の下流側部分を上方から重ね合わせた状態で覆い被せ、この重ね合わせた部分にアンカーを打設することで固定することを特徴とする河川植生護岸工法を提供する(請求項3)。
【0008】
上記の構成により、例えば、芝生の根が法面土壌に固定する前から流水などによる法面の侵食を防止することができるとともに、法面の景観の向上を図ることが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例を、図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第一実施例に係る河川植生護岸工法の構成を概略的に示す状況説明図である。なお、図1において、図中のRは、水の流れ方向である。
第一実施例は、法面Nに、植生マット1を敷設し、その上からネット体2を覆い被せて固定することで行われる。
【0010】
図2は、植生マット1の製造例を示す分解斜視図である。
前記植生マット1は、たとえば幅が50〜200cm程度で、長さが100〜500cm程度の矩形状のものであり、可撓性を有するネット材3(以下、単にネット材3という)に芝生マット4を一体化させてなる。具体的には、図2に示すように、可撓性を有するネット材3を圃場5に敷設し、このネット材3の上に芝のランナー6を撒き出して覆土7を施し、かつ、ランナー6が生育し芝の根がネット材3に絡まって、ランナー6が芝生マット4に生育した段階で、ネット材3の下側に伸びた根を切断しつつ、このネット材3を圃場5から剥がし取ることで、可撓性のネット材3に芝生マット4を一体化させた植生マット1が製造される。そして、このように製造された植生マット1は、ロール状に巻かれた状態で現地の施工位置まで運搬等され、施工位置にて展開された状態で敷設される。
【0011】
なお、前記植生マット1の製造過程において、ネット材3の周縁部に角材(図示せず)などを配置して、植生マット1を製造した段階で、前記角材などを取り出すことで、植生マット1の周縁部に、芝生マット4が形成されていないネット部分(図示せず)を張り出させるようにしてもよい。
【0012】
また、上記の角材などの配置を省略して、植生マット1の製造後に芝生マット4の周辺部を崩し取り、上記のように、植生マット1の周縁部にネット部分を張り出させるようにしてもよい。
【0013】
ところで、使用される芝を、例えば、野芝、高麗芝等の暖地型の芝生とした場合には、芝生が密に形成され、メンテナンスが比較的容易であるという利点を得ることができる。また、使用される芝を、例えば、トールフェスク、ブルーグラス類、ベントグラス類等のいわゆる洋芝と呼ばれる芝生とした場合には、主に種子を使用して芝生の生育を図ることができることからその取り扱いが簡単であり、また、発芽および成長が早く、均一な芝生を早期に形成できるという利点を得ることができる。
【0014】
前記ネット材3は、植生マット1が、その形成時から運搬・施工時までの段階において、植生マット1としての形状を保つことを可能とするためのものであり、ネット材3に必要とされる強度は、前記ネット体2に必要とされる強度に比して低く、前記植生マット1の形状を保持させることができる程度の強度を有していればよい。
【0015】
前記ネット材3は、例えば、ナイロンやポリエステル、アラミド、カーボン、ガラス、ポリアセタール樹脂等の耐久性に富む繊維や、生分解性プラスチック、天然繊維、ジュート繊維等の繊維の単体又はそれらの組合せを素材とするものであり、ラッセル織り、絡み織り、平織り、熱溶着などの手段により製造される。また、ネット材3は、芝生の根が絡めばよいのであり、植物種子の発芽や幼芽の生育の妨げにならないような粗い網目、例えば、目合い(縦横)5〜20mm程度の格子状に成形すればよいが、上記の繊維による線条を用いて、上記と同様の目合いを網状体に編組したものにしてもよく、これら両者を重ね合わせてもよいのである。
【0016】
また、植生マット1がネット材3の無い状態でもその形状を保持できる段階に達した後には、前記ネット材3は必要なくなることから、その段階以降に、腐食してしまう素材を用いてもかまわない。
【0017】
前記ネット材3が腐食性素材からなる場合には、やがては腐食して土壌と同化し、ひいては肥料としての効果を発揮し、また、法面Nに残留物として残らないため、公害にならない。また、上記ネット材3が、上記腐食性素材以外の素材、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック素材からなる場合には、腐食しない代わりに、長期にわたって法面保護の効果が持続されるので、植物の植被が緩慢な郷土種の植物を主に使用する場合や、急傾斜法面における緑化を図る場合などに特に有効である。
【0018】
その他、ネット材3の他の実施例として、ネットを構成する経糸、緯糸の少なくとも一方を、天然繊維、たとえばジュート繊維と生分解性プラスチック糸とを引き揃えて、(ラッセル織りの場合は経糸又は緯糸の鎖に単に挿入して)ネットの構成糸として縦横3〜25mmの目合いのネットを編織する場合があり、こうすると、天然繊維が短期間に腐食した後にも生分解性の糸がしばらくは(約2年程度)補強材として機能する。生分解性糸の引き揃え又は挿入は、ネットを構成する糸の一本または数本おきに入れる場合がある。
【0019】
前記ネット体2は、河川法面Nに敷設された植生マット1中の芝生の根が法面Nの土壌に固定する前の段階から、流水などによる法面Nの侵食を防止するために、前記植生マット1を覆うことにより、植生マット1を法面Nに固定するものであり、高い張力で張られた状態で用いられる。このため、ネット体2に必要とされる強度は、前記ネット材3に必要とされる強度に比して高く(例えば、0.5〜5.0トン/1m幅)、また、前記植生マット1を長期間にわたって覆うことを目的としたものであるから、腐食しない材料からなるものが望ましい。
【0020】
そして、前記ネット体2の目合いは、ネット体2を張設した後、芝の茎葉がネット体2を通芽(挿通)できる程度の大きさ(例えば、15〜30mm程度)となるように形成することが望ましい。すなわち、ネット体2の目合いを、上記の大きさ以上とすると、流水によって植生マット1が破壊されるおそれがあり、また、前記ネット体2の目合いを、上記の大きさ以下とすると、芝の茎葉がネット体2を通芽不良(挿通しにくい状態)となる。なお、前記ネット体2は、可撓性をほとんど有していないものを用いて構成してもよく、例えば一般的に用いられている金網などで構成してもよい。
【0021】
なお、ネット体2の大きさは、施工される面積等を考慮して決定すればよいのであり、前記ネット材3とほぼ同じ大きさとしてもよく、複数のネット材3を覆える程度の大きさ(例えば横に3枚隣接した状態で設置されたネット材3,3,3を覆える程度の大きさ)としてもよい。
【0022】
次に、河川法面Nの植生護岸例について説明する。
まず、図1および図3に示すように、法尻の湛水域又はかなりの期間湛水する部分を適宜掘削して、この掘削部に、例えばカゴマット8の張り工法を実施(その他、捨て石やフトンカゴの敷設も好適である。)する。
【0023】
この際、カゴマット8の下側に、上記のネット体2と同様のネット材9を適宜の幅にわたって敷き込んで、その上辺部9aを、カゴマット8の上部の法面N側(護岸域側)に突出させておく。一方、想定される増水時の最高水位付近、好ましくは図示するように、最高水位Hよりもやや上部側の護岸域にも、上記のネット体2と同様のネット材10を、その一部10aを突出させて埋設しておく。
【0024】
さらに、図4にも示すように、上下のネット材10,9にわたって護岸域内に、増水時の流速を勘案して例えば10〜30mの間隔で、かつ、一部11aを下流側に向けて突出させるように、上記のネット体2と同様のネット材11を埋設しておくのであり、かつ、必要に応じて、これらのネット材10,11をアンカー12止めしておく。
【0025】
そして、図1に示すように、前記植生マット1を、例えば護岸域の下流側から上流側に向けて且つ護岸域の下部側から上部側に向けて法面Nに敷設するのである。
【0026】
図5および図6は、前記芝生護岸工法の構成を概略的に示す斜視図および説明図である。
前記芝生護岸工法では、まず、前記植生マット1を法面Nに敷設し、その上から前記ネット体2を覆い被せた状態で固定するだけでよい。
【0027】
前記植生マット1の敷設時、すなわちネット体2を植生マット1に覆い被せる前においては、各植生マット1は法面Nに並べられているだけである。なお、このときに、各植生マット1をアンカー止めしてもよい。植生マット1のアンカー止めの手順としては、後述するネット体2を固定する際の手順を、植生マット1のネット材3を固定する手順としてそのまま用いることで実施することが可能である。
【0028】
そして、前記ネット体2を植生マット1に覆い被せたあとの固定は、植生マット1およびネット体2をアンカー13止めすることで行うことができる。
【0029】
ネット体2,2…を重ねずに並べて固定する場合には、隣接するネット体2,2同士を、縫製・結束などの手段によって連結するようにしてもよいし、あらかじめ連結できるように構成しておいたり、専用の連結具等を用いることで連結するようにしてもよい。そして、このように連結した状態のネット体2,2…と植生マット1,1…とを、アンカー止めすることで、芝生護岸工法が完了する。
【0030】
また、隣り合うネット体2,2の端部と端部とを重ねて固定する場合には、上述したネット体2,2同士を重ねない場合に用いた連結手段を採用してもよいが、このような手段を採用せずに、図3、図4、図5に示すように、アンカー13止めをネット体2,2を重ね合わせた部分に行うようにすれば、ネット体2,2同士の連結と、ネット体2自体の固定とを同時に行うことが可能となり、この場合には、コストダウンを図ることができるとともに、ネット体2,2…の施工をより早く、かつ簡単に行うことが可能となる。
【0031】
以下に、隣り合うネット体2,2の端部と端部とを重ねて固定する場合の手順について、図3および図4等を参照しながら説明する。
まず、護岸域下部側のネット体2については、カゴマット8の下側から法面N側に突出させたネット材9の上辺部9aに、ネット体2を上方から重ね合わせて、アンカー13を打設するのであり、上下方向において隣接するネット体2,2については、下部側のネット体2の上部側部分に、上部側のネット体2の下部側部分を上方から重ね合わせて、この重ね合わせた部分にアンカー13を打設するのである。
【0032】
また、護岸域上部側のネット体2については、ネット材10の突出辺部10aに、ネット体2を上方から重ね合わせて、アンカー13を打設すればよい。
【0033】
一方、護岸域の下流側から上流側に向けて張設されるネット体2については、下流側のネット体2の上流側部分に、上流側のネット体2の下流側部分を上方から重ね合わせて、この重ね合わせた部分にアンカー13を打設するのである。また、ネット材11に対しては、ネット体2の上流側部分を重ね合わせて、コイル線材や脚部がL型に折り曲げられたステイプル、縫製などの適宜の連結手段を用いて連結し、この重ね合わせ部分に、上流側のネット体2の下流側部分を重ね合わせて、アンカー13を打設するのである。
【0034】
なお、上下ならびに左右方向で隣り合うネット体2,2のそれぞれの重ね合わせ部分と、護岸域上部側のネット体2とネット材10との重ね合わせ部分とについては、これらのネット体2およびネット材10を、例えば脚部がL型に折り曲げられたステイプルなどの接続金具14に係止させるのであり、かつ、必要に応じて植生マット1またはネット体2を覆うように、覆土15(図1参照)を行うのである。
【0035】
なお、前記ネット材9,10とネット体2とのそれぞれの重なり部分の下側に、前記植生マット1を配置させて、これらをまとめてアンカー止め13するようにすれば、アンカー止め13を行う箇所を減らすことが可能となる。
【0036】
上述のように、護岸域の中央部分に配置されたネット体2,2…は、アンカーなどを用いて法面Nに固定すればよく、護岸域の周囲端部すなわち護岸域の下部側、上部側、上流側および下流側に設けられたネット体2,2は、土中に埋め込んだり、重量のある載荷物の下側に敷設した別のネット体2と連結したり、護岸域の周辺に設けられた構造物に連結するなどして固定すればよい。
【0037】
上記の構成からなる芝生護岸工法によれば、ネット体2によって法面Nに敷設された植生マット1,1…を確実に保持することができ、植生マット1中の芝生等の移動、流亡が確実に防止されるため、施工直後から、施工面の浸食を防止することができ、かつ、施工面の景観の向上を図ることが可能となり、その結果、法面Nが確実に緑化保護されることとなる。
【0038】
また、前記ネット体2を耐用年数が長い素材で構成することで、植生マット1,1…を長期間にわたってより強力に保持することができる。
【0039】
さらに、上記の構成からなる芝生護岸工法では、従来のブロックマット工法等と比較して、低コストを実施することができる。
【0040】
また、上記の構成からなる芝生護岸工法では、前記植生マット1およびネット体2を人力で運搬等可能としており、特に、前記植生マット1をコンパクトなロール状にして施工位置まで運搬できることから、施工を全て人力で、かつ容易に行うことができる。
【0041】
なお、上記の構成からなる芝生護岸工法において、前記植生マット1を、芝生マット4のみとしてもよい。さらに、この芝生マット4を張設する前に、前記ネット材3と同様の可撓性を有するネット材(図示せず)を法面Nに敷設しておいてもよい。この場合には、芝生マット4の芝の根が、芝生マット4の下面側にあるネット材に絡みつくことから、芝生マット4の法面Nへの固定が、より確実なものとなる。
【0042】
また、上記の構成からなる芝生護岸工法において、前記植生マット1を張設する前に、前記ネット材3と同様の可撓性を有するネット材(図示せず)を法面Nに敷設しておいてもよい。この場合には、植生マット1の芝の根が、植生マット1の下面側にあるネット材に絡みつくことから、植生マット1の法面Nへの固定が、より確実なものとなる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したような構成からなる本発明では、例えば、芝生の根が法面土壌に固定する前から流水などによる法面の侵食を防止することができるとともに、法面の景観の向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例に係る河川植生護岸工法の構成を概略的に示す状況説明図である。
【図2】 上記実施例における植生マットの製造例を示す分解斜視図である。
【図3】 一部を取り出して拡大図示した植生護岸の縦断側面図である。
【図4】 一部を取り出して拡大図示した植生護岸の説明図である。
【図5】 上記実施例の構成を概略的に示す斜視図である。
【図6】 上記実施例の構成を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
2…ネット体、4…芝生マット、13…アンカー、N…法面。
Claims (3)
- 植生マットを河川護岸域に敷設し、その上からネット体を、河川下流側のネット体の上流側部分に、隣り合う河川上流側のネット体の下流側部分を上方から重ね合わせた状態で覆い被せ、この重ね合わせた部分にアンカーを打設することで固定することを特徴とする河川植生護岸工法。
- 可撓性を有するネット材に芝生マットを一体化させてなる植生マットを河川護岸域に敷設し、その上からネット体を、河川下流側のネット体の上流側部分に、隣り合う河川上流側のネット体の下流側部分を上方から重ね合わせた状態で覆い被せ、この重ね合わせた部分にアンカーを打設することで固定することを特徴とする河川植生護岸工法。
- 可撓性を有するネット材を河川護岸域に敷設し、その上から植生マットを張設し、さらにその上からネット体を、河川下流側のネット体の上流側部分に、隣り合う河川上流側のネット体の下流側部分を上方から重ね合わせた状態で覆い被せ、この重ね合わせた部分にアンカーを打設することで固定することを特徴とする河川植生護岸工法。
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