JP2008022781A - 植栽マット体と波浪防止用シートを用いた水辺緑化工法 - Google Patents

植栽マット体と波浪防止用シートを用いた水辺緑化工法 Download PDF

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Abstract

【課題】河川岸線や湖沼岸線の水位変動域の裸地法面における自然環境の保全・形成のため有効な緑化工法の開発。
【解決手段】水位変動域の裸地法面に軽量で植物の生育に最適な植生基盤土を内封し、水際植物の種子を混合し、もしくは、植栽室を形成して、水中及び水辺に適した植物を植栽することを可能とし、更にマット体周囲等に風や波浪の被害防止する保護シートを取り付けて地山の浸食防止と自然景観の再生促進を可能とし、腐植しにくい材質で造る耐久性のある植栽マット体を用いた水辺緑化工法。
【選択図】図8

Description

本発明は、河川岸や湖沼岸、貯水池等の法面が風雨や波浪により浸食洗掘されるのを防止する植栽マット体による水辺緑化工法に関するものである。
自然河川岸や湖沼岸、または人工湖・貯水池等の法面は、植物の生育が困難な環境であり殺風景な状況になりがちである。特に人工的な河川や貯水池、ダム湖等はその目的用途によって人為的に水位を調整し、あるいは季節ごとの降水量によって水位が変動する水辺等は、植物の生育が困難で河川岸や湖沼岸の地肌が露出して景観を損ね更に地山の浸食によって大きな自然破壊を招く一因となるものであった。
そのために、このような河川岸線や湖沼岸線に生じる裸地法面の緑化を図り、地山の浸食を防止する技術として、本発明者が発明した特許文献1に記載の「緑化基盤体及びそれを用いた緑化工法」で裸地法面に緑化基盤体を設置し、当該緑化基盤体の適所に切り込みを入れ、その中に詰めた粘土に沈水植物の根部を植込み糸などでネット状袋体に固定し、当該根元部分をさらに粘土で固めて切り込みを塞ぎ植栽する水辺緑化工法と特許文献2に記載の「植生マット体を用いたTK水辺緑化工法」で植生マット体に帯状植生マット体を重ね帯状鋼材等にて三方をボルトにて固定して植栽室を設け当該植生マット体を裸地法面に設置し、植栽室に沈水植物等を植栽する水辺緑化工法があった。
特願2002−138909号公報 特願2005−277677号公報
上記の緑化基盤体や植生マット体を用いた緑化工法においては、下記の欠点が判明した
。特許文献1では、基盤材料に良質土等の土を使用しているので、重量が重く施工性が低いことや緑化基盤体に切り込みを入れて植栽するため、植栽植物及び植生基盤土が波浪により流出する現象が判明した。
特許文献2では、特許文献1の欠点である植生マット体の軽量化を図り軽量で保肥力、保水性に優れている基盤材を使用して植生マット体を形成し、当該植生マット体に傷を付けず植栽するためのポケット状の植栽室を設けたが新たに次のような欠点が判明した。
植生マット体に帯状植生マット体を重ね当該帯状植生マット体の両横端部と下端部を帯状鋼材とボルトで固定し、ポケト状の植栽室付植生マット体を形成したが、敷設固定するとき帯状鋼材角やボルトにマット体表面のネットシートが絡むことや植栽室口を狭めている帯状鋼材や金具に漂流物が引っかかり植生マット体を破損させるおそれや植栽室口を狭めただけのため波浪により植栽植物と植生基盤土の流出のおそれが判明した。
また、水位の変動が激しいダム湖等の水辺に試験的に設置された浸食防止用の構築物等は、波浪により年々縁廻りが浸食洗掘されて年月が経つにつれて崩壊や流出の事例が報告されている。そこで薄層の植栽マット体による水辺緑化の場合でもつなぎ目や縁廻り等が浸食洗掘されて破損や流出の恐れが予想される。
植生マット体の植生基盤土が永年保持されるよういずれも腐蝕しにくく植物の根を通す材質で形成された植生マット体とする。まず平織ネットシートを保護するポリエチレン製格子状ネットシート、植生基盤土が流出しないメッシュでポリレチレン製平織ネットシート、その上に植生基盤土の流出防止にポリエステル製の不織布を重ねて底部を形成し、その底部上に植生基盤土(ココピート・ピートモス・水苔・木草炭・貝殻粒・バーク堆肥・有機肥料の混合土)を2cm〜5cm厚で敷き詰め、その上に植生基盤土の流出防止にポリエステル製不織布、植生基盤土が流出しないメッシュでポリレチレン製平織ネットシート、平織ネットシートを保護するポリエチレン製格子状ネットシートの順に重ねて上部を形成し、底部と上部が一体化するように縦横所定間隔で腐植しにくい縫製糸を用いて縫製し、植生基盤土のマット体内移動を抑え構造体を堅持する植生マット体を形成する。
さらに当該植生マット体の縫製糸の保護とさらなる植生基盤土流出防止を図った腐植しにくく植物の根を通す網目のポリエチレン製格子状ネットの袋体に収め、収納口を腐蝕しにくい縫製糸で閉じマット体縁廻りに固定用補強ロープを付帯させた植生マット体とし、当該植生マット体と同じ構造体で裏面に樹脂系のネット板を縫製した帯状植生マット体にて植栽マット体を形成する。
帯状植生マット体は、植栽室を形成するが金具類を一切使用せず縫い代を残した裏全面に植栽室の形状が保たれる樹脂系のネット板を縫製し帯状植生マット体とし、植生マット体の植栽室を形成する位置に帯状植生マット体を重ね、当該帯状植生マット体の下部と左右の縫い代を縫製して植栽室を形成した植生マット体を植栽マット体とする。
植栽マット体の植栽室に植生基盤土を充填し、根巻した抽水植物・沈水植物等を植栽し、波浪による植栽植物や植生基盤土の流出を防止するため植栽室口を複数の結束バンドで閉じた上に、さらに当該植栽室口及び植栽植物の茎部を波浪から保護する保護シートを取り付ける。
植栽マット体の流出防止策としては、縁取りに付帯されている固定用補強ロープを亜鉛引アンカーピンで押さえる他に、植栽マット体の全表面に縦約1m横約2m間隔でステンレスワイヤーを張り固定用補強ロープを押さえる亜鉛引アンカーピンのフック部分に係止させ地山に固定し、植栽マット体に傷を付けず亜鉛引アンカーピンとステンレスワイヤーで二重に固定する。さらに、当該植栽マット体を浸食洗掘被害より防止するためマット体同士の連結つなぎ目や縁廻に波浪防止用シートを取り付け、風や波浪による浸食洗掘防止を図る。
腐蝕しにくい材質で形成した植栽マット体を固定用補強ロープ・ステンレスワイヤー・亜鉛引アンカーピンで傷を付けず裸地法面等に敷設ができ、植栽マット体と植栽マット体の連結部と縁廻りに波浪防止用シートを取り付けたことにより風雨・波浪・水位の変動に長年さらされても浸食洗掘や破損もせず、植栽室口を閉じ保護シートにて保護したことにより植栽植物や植生基盤土が流出することがなく永年原型を保ち植物が永年生育成長できる植栽マット体であり、抽水植物・沈水植物等による緑化によりさらなる浸食防止効果をあげて自然景観の促進を可能にする水辺緑化工法である。
また、植栽室に植栽した抽水植物・沈水植物(例えばセキショウ、ミズニラ、ミズオオバコ等)は、渇水時期であっても生育が容易な植物であり、裸地法面が露出することがなく、植栽マット体の表面を格子状のネットシートで覆い植物の根を通す材質で形成しているので水辺廻りで生育している水際植物の浮遊種子が付着しやすく、付着した種子が生育することによりさらに自然景観の促進を可能にする植栽マット体による水辺緑化工法である。
本発明を実施例に基づいて図で説明すると図1は、図2に示す構造断面を持つ固定用補強ロープ2を付帯した植生マット体1と帯状植生マット体3の平面図であり、植栽マット体にする前の状態である。
図2は、図1の植生マット体と帯状植生マット体の構造を示す説明図である。いずれも腐蝕しにくい材質で形成され、植生マット体は、植物の根を通す網目のポリエチレン製格子状ネットシート4、植生基盤土が流出しない程度で植物の根を通す網目でポリエチレン製平織ネット状シート5、その上に植生基盤土の流出を防ぎ植物の根を通すポリエステル製の不織布6を重ね底部を形成し、その底部上に植生基盤土7(ココピート・ピートモス・水苔・木草炭・貝殻粒・バーク堆肥・有機肥料の混合土)を2cm〜5cm厚で敷き詰めその上に植生基盤土の流出を防ぎ植物の根を通すポリエステル製不織布6、植生基盤土が流出しない程度で植物の根を通すポリエチレン製平織ネット状シート5、植物の根を通す網目のポリエチレン製格子状ネットシート4の順に重ね上部を形成し、底部と上部が一体化するように縦横所定間隔で腐植しにくい縫製糸8を用いて縫製し、植生基盤土7のマット体内移動を抑え、構造体を堅持するマット体を植物の根を通す網目のポリエチレン製格子状ネットシートで縫製した袋体9に収め収納口を腐植しにくい縫製糸で閉じ、マット体縁廻りに固定用補強ロープを一定間隔で通し付帯させ植生マットとする。なお帯状植栽マット体は、同じ構造体で補強ロープを除いた構造である。
図3(イ)は、植栽室となる帯状植生マット体が波浪や植栽時の移動作業により変形せず植栽室として形状を保持するため樹脂系ネット状板10を帯状植生マット体3の裏面に縫い代11部分を残し、腐植しにくい縫製糸8で縫製形成した状態を示す。(ロ)は、植生マット体1の植栽室を形成する位置に帯状植生マット体3を合わせ、そのまま下方向に裏返し、裏返しの状態で帯状植生マット体3の上部縫い代11部分を植生マット体1に腐植しにくい縫製糸8で縫製した状態を示す。(ハ)は、(ロ)で裏返しに上部部分を縫製した帯状植生マット体3をもとの表側に戻し左右の縫い代部分を植生マット体1に腐植しにくい縫製糸8で縫製して植栽マット体12に形成したものである。
図4(イ)は、(ロ)でも示すように植栽マット体12の植栽室13に根巻した抽水植物・沈水植物15を植生基盤土7とともに植栽室13に植栽し、植物等が流出しないように複数の樹脂製結束バンド16で任意間隔に植栽室口を閉じた植栽マット体12を示す立面図であり、(ロ)は、(イ)で植栽マットに植栽し植栽室口を閉じた状態を示す側断面図である。
図5(イ)は、保護シートを説明する図で幅約10cm〜15cm長さ約80cmで腐蝕しにくい塩ビシート23を帯状にカットし、下端部約20cm間隔、上端部は約10cm間隔で結束バンドが通る結束穴18を開け、亀裂防止にハトメにて結束穴18を保護加工した保護シート17とする。(ロ)は、図4で植栽室口を閉じて植栽完了した植栽マット体12の植栽室口と植栽植物の茎部を波浪から保護する保護シート17を取り付けた状態を示す説明図である。まず保護シート17に約20cm間隔で結束穴18を設けている方を植栽室13の方に向けて植栽室口と植栽植物の茎部を覆い、結束穴18と植栽マット表面の格子状ネットシート袋体9とを結束バンド16で結束し、植栽室口から植生基盤土や植栽植物の流出を二重に防護する。
図6は、裸地法面もしくは水位が変動する幅(長さ)に応じて植栽マットを敷設、植栽、保護、固定した状態を示す説明図である。(イ)は、裸地法面19の水位が変動する幅(長さ)に応じて植栽マット体12を敷設し、当該植栽マット体12に付帯している固定用補強ロープ2を約50cm間隔で打設した亜鉛引アンカーピン20で固定、また当該植栽マット体12同士を連結固定する場合には、同じく約50cm間隔で連結される固定用補強ロープ2同士を亜鉛引アンカーピン20に互いに絡ませて裸地法面19に固定し、縦1m横2m間隔でステンレスワイヤー21を張る位置の亜鉛引アンカーピン20は、仮止としておき当該植栽マット体12が敷設完了し、図4で示したように植栽室13の植生基盤土に抽水植物・沈水植物15等を植栽し、図5で示したように植栽室口を結束バンド16で閉じ保護シート17で保護した後、縦横所定間隔でステンレスワイヤー21を張り仮止していた亜鉛引アンカーピン20にて固定用補強ロープ2とともに裸地法面19に打設固定することにより植栽マット体12が裸地法面19に敷設、植栽、保護、固定されたことを示す説明図である。(ロ)は(イ)の側断面図で、H.L、M.L、L.Lは河岸や湖岸の高水位、平均水位、低水位を示す。
図7は、植栽マット体の連結つなぎ目や周囲に付ける縦幅10cm〜30cm長さ1m〜4mの波浪防止用シート22を説明するものである。縦幅14cm〜34cmの腐蝕しにくい塩ビシート23を上下とも約2cm幅で折り曲げ、上下の縫い目25を縫い、ステンレスワイヤー21の通し穴を形成し、該通し穴部に上下縫い目25に沿って約20cm間隔で結束穴18を設け、切り裂け防止に当該結束穴にハトメを取り付けた波浪防止用シート22の説明図である。
図8は、図6で裸地法面19に敷設固定された植栽マット体12の連結つなぎ目や縁廻りを風や波浪被害から保護する波浪防止用シート22を結束固定した状態を示した平面図である。まず、ステンレスワイヤーを上下のワイヤー通し穴に通し付帯させた波浪防止用シート22で植栽マット体12の上下・左右のつなぎ目連結部を覆い、結束穴18に樹脂製結束バンド16を通し、付帯したステンレスワイヤーごと当該植栽マット体表面の袋体9ネット状シートに結束固定し、最後に当該植栽マット体12周囲の補強ロープにもステンレスワイヤーが付帯された波浪防止用シート22の片側を同様に樹脂製結束バンド16で結束固定し、波浪防止用シート22がスロープ状になる位置の縁廻りに幅と深さがそれぞれ約10cmの溝を掘りその中に任意間隔で打設した亜鉛引アンカーピン20に固定用ステンレスワイヤー26を係止固定し、もう片方の波浪防止用シート22をステンレスワイヤー21ごと当該固定用ステンレスワイヤー26に樹脂製結束バンド16で結束固定し、波浪防止用シート22に付帯されているステンレスワイヤー21の上端部と下端部また、左端部と右端部を亜鉛引アンカーピン20で固定し、溝を埋戻して当該植栽マット体12の連結つなぎ目や縁廻が浸食されず洗掘・流出防止を図った状態を示す平面図である。
なお、抽水植物にはオモダカ、ヨシ、ガマ等があり、沈水植物としてはクロモ、ミズオオバコ、ミズニラ等があり、また植栽される植物は、地域に適した植物とし、施工前に植栽マット体の植栽室に植栽することにより植物の根がマット体内に伸長し、生育状態がより良好なものとなる。
図9は、法面に対して直接的にアンカーピンで固定できない施工箇所の実施例である。図のように裸地法面19をモルタルやコンクリート28で被覆した法面に施工するに際しては、緑化範囲の法肩部が被覆されていない裸地を境に植栽マット体12を敷設、縁廻りに付帯している上端部の固定用補強ロープを境の裸地に亜鉛引アンカーピン20で固定し
、下部・左右及び植栽マット体12同士の連結は、固定用補強ロープをステンレスネジと樹脂系ワッシャー27でコンクリート法面28被覆地に固定し、風や波浪による被害を保護する波浪防止用シートを植栽マット体12の連結つなぎ目と縁廻りに結束バンドで結束固定し、コンクリート法面側は結束孔をステンレスネジと樹脂系ワッシャー27で固定し
、風や波浪による被害を防止して当該植栽マット体12の抽水植物・沈水植物15による自然景観形成を図る。
裸地法面等に設置可能な植栽マット体を使用した水辺緑化工法は、ダム湖等の裸地法面の浸食防止と景観形成等における自然環境の復元工法としてこれから大いに利用される可能性の高いものである。
植生マット体と帯状植生マット体を示す平面図である。 植生マット体と帯状植生マット体の構造を示す説明図である。 (イ)は、帯状植生マット体裏面を示す平面図で、(ロ)と(ハ)は、植生マット体に帯状植生マット体を縫製し、植栽マット体を形成する状態を示す説明図である。 (イ)は植栽マット体の植栽室に植栽し、流出しないように処置した立面図で、(ロ)は(イ)の側断面を示す側断面図である。 (イ)は保護シートを示す平面図で、(ロ)は保護シートの取付方を示した平面図である。 (イ)は植栽マット体を裸地法面に敷設、植栽、保護、固定した状態を示す平面図で、(ロ)は(イ)の側断面図である。 波浪防止用シートを示す説明図である。 裸地法面に植栽マット体を敷設、植栽、保護、固定した状態に波浪防止用シートを取付植栽マット体設置完了の状態を示す平面図である。 モルタルやコンクリート等の被覆法面に対する施工状態を示す側断面図である。
符号の説明
1 植生マット体
2 固定用補強ロープ
3 帯状植生マット体
4 格子状ネットシート
5 平織ネット状シート
6 不織布
7 植生基盤土
8 縫製糸
9 袋体
10 樹脂系ネット状板
11 縫い代
12 植栽マット体
13 植栽室
14 根巻
15 抽水植物・沈水植物
16 結束バンド
17 保護シート
18 結束穴
19 裸地法面
20 亜鉛引アンカーピン
21 ステンレスワイヤー
22 波浪防止用シート
23 塩ビシート
24 ワイヤー通し穴
25 縫い目
26 固定用ステンレスワイヤー
27 ステンレスネジと樹脂系ワッシャー
28 コンクリート法面

Claims (4)

  1. 腐蝕しにくく、植物の根を通す3種類のシートで植生基盤土を包み込むように縫製したものを、さらに植物の根を通す材質のネット状袋体に収納し、その収納口を縫製し、縁廻りに固定用補強ロープを付帯した植生マット体と、同様に帯状に縫製した帯状植生マット体の裏面に樹脂系ネット板を縫製形成した当該帯状植生マット体を植生マット体に重ね帯状植生マット体の両横端部及び下端部を植生マット体に縫合し、植生マット体と帯状植生マット体間のポケット状空隙を植栽室とした植栽マット体による水辺緑化工法。
  2. 植栽マット体の縁廻りに付帯した固定用補強ロープを、アンカーピン等で地山に固定し
    、さらに縦横一定間隔で植栽マット体表面上をステンレスワイヤーとアンカーピン等にて再度地山に固定し、植栽マット体に傷をつけず中の植生基盤土が流出することもなく固定設置できることを特長とする植栽マット体による水辺緑化工法。
  3. 植栽室に植生基盤土を充填し、根巻した抽水植物・沈水植物等を植栽し、植栽室口を任意間隔で閉じた上に、さらに当該植栽室口と植栽植物を保護する保護シートを取り付け、植生基盤土と植栽植物の流出防止を図ったことを特徴とする植栽マット体による水辺緑化工法。
  4. 植栽マット体同士の連結固定箇所及び連結固定箇所以外の外周縁廻りに波浪防止用シートを取付け、波浪による当該植栽マット体廻りの洗掘防止と破損防止を図ったことを特徴とする植栽マット体による水辺緑化工法。
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