JP5914556B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車幅方向に離間して並んだ座席が設けられた車両の乗員の上半身を、側面衝突による衝撃から保護するためのエアバッグ装置に関するものである。
車両の衝突時に、車両に設けられたエアバッグ装置が作動して、乗員に対する衝撃を緩和する方法が一般に普及している。従来のエアバッグ装置は、運転席の前方に設けられたステアリングや、助手席の前方に設けられたインストルメントパネルに配設され、エアバグ装置に対向している乗員の前方への移動を抑制する。これにより、車両の前面衝突時における乗員への衝撃を緩和して乗員を前面衝突から保護することができる。
また、近年では、車両の側面衝突時においても、エアバッグ装置を用いて乗員を保護する装置が開発されている。例えば、いわゆるサイドエアバッグ装置は、車体の側面(ドア)と乗員との間でエアバッグが膨張し、乗員を保護する。これにより、車両の側面衝突における直接的な衝撃から乗員を保護するとともに、乗員と車体側面との衝突することを防止することができる。
ここで、このような従来のサイドエアバッグ装置では、乗員の車両幅方向内側への動きを抑制することはできない。そのため、車両の側面衝突時に乗員の上半身が横方向に動いて隣席の乗員と衝突したり、乗員の首が横方向に急激に動いて首を痛めたりしてしまう虞がある。これに対し、特許文献1には、運転席と助手席との間に設けられたセンタコンソールに格納されたエアバッグが上方に展開されるエアバッグ装置が記載されている。これにより、運転席と助手席との間にエアバッグが展開されるので、運転席の乗員と助手席の乗員との衝突を防止することができる。
特開2010−115947号公報
特許文献1に記載されたエアバッグ装置では、センタコンソールに収納されたエアバッグが上方に展開する。そのため、センタコンソールに、小物類や飲み物等を置いているときにエアバッグが展開した場合、センタコンソール上に置いていた小物類等はエアバッグによって上方に跳ね飛ばされることになり危険である。したがって、センタコンソールには、小物や飲み物などを置くことができず、通常時には有効に活用することができなくなってしまう。
また、エアバッグを収納するセンタコンソールから乗員の頭部までの上下方向の距離があるため、エアバッグの膨張展開が、車両の衝突による乗員の頭部や上半身の移動が始まるまでに間に合わない可能性がある。
そこで、本発明は、座席と座席との間を通常時に有効活用することができるとともに、車両の側面衝突による乗員の特に頭部や上半身の車両幅方向への移動を効果的に抑制することができるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、車幅方向に離間して配置された複数の座席を有する車両に用いられるエアバッグ装置であって、隣接する一対の座席の各座席の背もたれ部の車両幅方向内側の上部から上方へ膨張展開するエアバッグと、を備え、各座席のエアバッグは、各座席の背もたれ部から上方に向けて膨張展開をした後に、各座席の背もたれ部についての車両前後方向の前方と後方とに向けて膨張展開し、互いのエアバッグ同士が接触して互いに押し合うことを特徴とする。
これにより、座席の背もたれ部に設けられたエアバッグは、膨張展開を開始すると、まず上方に向けて突出し、その後に車両前後方向前方に向けて膨張展開していく。そのため、エアバッグは膨張展開を開始後、速やかに乗員の頭部付近まで到達することができる。
本発明によれば、エアバッグは膨張展開を開始後、速やかに乗員の頭部付近まで到達することができるので、膨張展開開始直後でも効果的に乗員の頭部や上半身の車両幅方向への移動を抑制することができる。
本実施形態のエアバッグ装置が設けられた車両の通常時における車室前側部分の模式的な平面図である。 本実施形態のエアバッグ装置が設けられた車両の運転席の右側面図とエアバッグ装置の模式的な側面図である。 本実施形態のエアバッグ装置に係る制御信号の出入力を示すブロック図である。 本実施形態のエアバッグ装置のエアバッグが展開を開始したときにおける運転席の模式的な右側面図である。 本実施形態のエアバッグ装置のエアバッグが展開したときにおける運転席の模式的な右側面図である。 本実施形態のエアバッグ装置のエアバッグが展開したときにおける運転席および助手席の模式的な正面図である。 変形例のエアバッグ装置のエアバッグが展開したときにおける運転席の模式的な右側面図である。 別形態におけるエアバッグが展開したときにおける車室前側部分の模式的な平面図である。
図1乃至図6は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明のエアバッグ装置を備えた車両1は、図1に示すように、車体2の車室前部に、運転席3と助手席4とが車両幅方向に並んで、互いに独立して設けられている。また、運転席3と助手席4とは離間して配置されており、運転席3と助手席4との間にはセンタコンソール5が設けられている。
運転席3は、乗員が着座する運転席座面部3aと、運転席座面部3aの後部から上方に延び、乗員の背面を支持する運転席背もたれ部3bと、運転席背もたれ部3bの上部に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレスト3cとを有している。運転席座面部3aは、車室の床面に設けられた車両前後方向に延びるシートレール(図示せず)に沿って移動自在となっており、車体に対する前後方向の位置を変更することができる。運転席背もたれ部3bは、下部を軸に車両前後方向に回動自在となっており、背もたれ角度を調整可能となっている。助手席4も、助手席座面部4aと助手席背もたれ部4bとヘッドレスト4cとを有しており、運転席3と同様の構成となっている。センタコンソール5は、車両前後方向に沿って設けられており、小物類を収納する収納箱や、飲み物容器を載置するドリンクホルダ等を備えている。
運転席背もたれ部3bの車両幅方向内側の側面(助手席4と対向する側面)上部の内部と、助手席背もたれ部4bの車両幅方向内側の側面(運転席3と対向する側面)上部の内部とには、それぞれエアバッグ装置6が設けられている。エアバッグ装置6は、図2に示すように、車両1の衝突時に膨張展開可能なエアバッグ61と、折りたたまれたエアバッグ61を収容するエアバッグ収納部62とを備えている。
エアバッグ61は、車両幅方向へ膨張展開するとともに、上下方向および前方に長く延びる形状に膨張展開する形状となっている。また、エアバッグ61内面に貼り付けられた図示しないテザーによって、膨張展開したエアバッグ61の上縁部は、車両前後方向に延びる円筒形状となっており、エアバッグ61の車両前後方向への剛性を強化している。また、エアバッグ61の車両幅方向への膨張は、少なくとも、隣接する座席の背もたれ部から膨出展開したエアバッグ61同士が接触する程度まで展開可能となっている。
エアバッグ収納部62は、エアバッグ61に連結したインフレータ62aが設けられている。インフレータ62aから噴出したガスはエアバッグ61内に供給される。また、エアバッグ収納部62の上部には、ガスが供給されたエアバッグ61がエアバッグ収納部62から突出するための蓋部62bが設けられている。そのため、エアバッグ61内にインフレータ62aからガスが供給されると、エアバッグ61は、蓋部62bから上方に向かって突出して膨張展開を開始する。
エアバッグ装置6は、図3に示すように、乗員保護制御部60によって制御される。乗員保護制御部60は、例えばCPUやECUであり、入力側に車両1の衝突を検出する衝突センサ601が接続され、出力側にインフレータ62aが接続されている。そして、車両1の衝突を衝突センサ601が検出した場合、検出信号が衝突センサ601から乗員保護制御部60へと出力される。当該検出信号を入力した乗員保護制御部60は、インフレータ62aに対して、エアバッグ61へのガスの供給を開始させる制御信号を出力し、インフレータ62aからエアバッグ61へガスの供給が開始される。なお、車両1や車外の状況に基づいて車両1の衝突を予測する衝突予測装置が乗員保護制御部60の入力側に接続され、車両1の衝突が予測されたときに、インフレータ62aに対して、エアバッグ61へのガスの供給を開始させる制御信号を出力するようにしてもよい。
以上のように構成された車両1の側面衝突時におけるエアバッグ装置6の動作について説明する。
車両1の衝突を衝突センサ601が検出すると、乗員保護制御部60からインフレータ62aに対して、エアバッグ61へガスを供給させる制御信号が出力される。当該制御信号を入力したインフレータ62aからエアバッグ61内へのガスの供給が行われ、エアバッグ61が膨張展開を開始する。図4に示すように、エアバッグ61は、運転席背もたれ部3bの助手席と対向する側面のエアバッグ収納部62の蓋部62bと、助手席背もたれ部4bの運転席と対向する側面のエアバッグ収納部62の蓋部62bとからそれぞれ突出し、上方に向かって膨張展開する。
そして、エアバッグ61が上方に向かって膨張展開していくと、図5に示すように、車両前後方向前方に向かって膨張展開する。すなわち、エアバッグ61は、上方への突出力によって最初に上方へ膨張していき、上方へ膨張しきると前方向へと展開していく。これにより、膨張展開したエアバッグ61は、運転席3の車幅方向内側の上方と前方向を覆うことになる。
このように、エアバッグ61は、上方に展開した後に前方向に展開することにより、座席の車両幅方向内側の上部付近全体に展開させることができる。エアバッグ61が運転席3上部の車両幅方向の内側を覆うことにより、図6に示すように、運転席3に着座している乗員の上半身や頭部の車両幅方向内側への移動を抑制する。したがって、車両1の側突による衝撃から、乗員の上半身、特に頭部を適切に保護することができる。
また、エアバッグ61は、ガスの供給が開始されると、最初に上方に膨張展開していく。そのため、乗員の身体のうち保護を優先すべき頭部を最初に保護することができる。すなわち、例えば乗員の腹部や胸部の車幅方向への移動を抑制したとしても、頭部の車幅方向への移動を抑制することができなければ、頭部や首を衝撃から保護することができない。しかし、エアバッグ61は、上方への膨張展開がまず行われるため、乗員の頭部の保護を速やかに行うことができる。
また、エアバッグ装置6は、運転席背もたれ部3bの上部に設けられているため、より早く乗員の上半身の車両幅方向への移動を抑制することができる。すなわち、車両1のルーフやフロア、センタコンソールなどにエアバッグ装置6が設けられた場合、インフレータ62aからガスの供給が開始されてから、膨張展開したエアバッグ61が乗員の頭部付近まで到達する時間が掛かってしまう。そのため、エアバッグ61が完全に膨張展開するよりも前に乗員の上半身が車両幅方向へ移動してしまう虞がある。しかし、エアバッグ装置6は、乗員の頭部により近い運転席背もたれ部3bの上側部分に設けられている。したがって、エアバッグ61の膨張展開が開始されてから、乗員の頭部や上半身の車両幅方向内側への移動を抑制可能な状態となるまでの時間が、車両1のルーフ等にエアバッグ装置6を設けた場合に比して短縮することができる。そのため、車両1が側突した場合、速やかに乗員の頭部や上半身付近までエアバッグ61を膨張展開させて車両幅方向への移動を抑制することが可能になる。
さらに、エアバッグ装置6は、運転席背もたれ部3bと助手席背もたれ部4bとにそれぞれ設けられるため、車両1のルーフやセンタコンソール5などに一つのエアバッグを設けるよりも、エアバッグ61を小型化することができる。そのため、小型の運転席3や助手席4などである場合や、運転席3と助手席4との間隔が狭い車両である場合であってもエアバッグ装置6を設けることが可能となる。
なお、本実施形態では、運転席背もたれ部3bの車両幅方向内側と助手席背もたれ部4bの車両幅方向内側とから、それぞれ一つのエアバッグ61が膨出展開する。しかしこれに限らず、エアバッグ61を補助するための補助エアバッグを設けてもよい。この補助エアバッグは、エアバッグ61と略同時に膨張展開可能であり、エアバッグ61よりも車両幅方向内側において膨張展開する。補助エアバッグは、フレームやテザーによってエアバッグ61よりも高い剛性を備え、エアバッグ61を車両幅方向内側から支持してエアバッグ61の反力を補うことができる。なお、補助エアバッグは、エアバッグ61よりも前後方向に長く膨張展開可能であることが望ましい。
また、本実施形態では、エアバッグ装置6を、運転席背もたれ部3bの車両幅方向内側の側面と、助手席背もたれ部4bの車両幅方向内側の側面とに設けている。しかし、これに限らず、例えば、運転席背もたれ部3bや助手席背もたれ部4b上部の車両幅方向内側や、ヘッドレスト3cやヘッドレスト4cの車両幅方向内側付近にエアバッグ装置6を設けても良い。また、本実施形態のエアバッグ61は、運転席3と助手席4との間において膨張展開するが、これに限られず、例えば、後部座席などの3個以上の座席が車両幅方向に並んで設けられた車両においてもエアバッグ61を用いることができる。
次に、図7を用いて、上記実施例のエアバッグ61の変形例として、エアバッグ161について説明する。なお、上記実施例と重複または同一の部分の説明については省略する。
エアバッグ161は、エアバッグ収納部162に収納され、インフレータ162aからガスが供給されると、車両幅方向内側に膨張展開するとともに、上方向および車両前後方向に長く延びる形状に膨張展開する形状となっている。すなわち、エアバッグ161は、膨張展開を開始すると、上方への突出力によって上方へ延びていき、その後、車両前後方向の前方と後方へと同時に延びて展開していく。これにより、膨張展開したエアバッグ162の形状は、図7に示すように、エアバッグ収納部162から上方へ延びるとともに、車両前後方向の前方と後方とに延びる形状となる。
このように、膨張展開したエアバッグ161が車両前後方向に長く延びる形状となっていることにより、運転席背もたれ部3bから膨張展開したエアバッグ161と、助手席背もたれ部4bから膨張展開したエアバッグ161とが確実に接触する。すなわち、例えば、助手席4が運転席3よりも後方に移動しているなど、運転席3と助手席4との車両前後方向の位置がずれている場合であっても、互いのエアバッグ161が前後方向に延びているため、車両幅方向外側の面同士が接触することになる。そのため、運転席背もたれ部3bから膨張展開したエアバッグ161と、助手席背もたれ部4bから膨張展開したエアバッグ161とが、互いに押し合うような状態となる。
車幅方向に並ぶ複数の座席(本実施例では運転席3と助手席4)の側面から膨張展開するエアバッグ161同士が接触して押し合うことにより、エアバッグ161が互いに車両幅方向に作用する力を支持することが可能となる。例えば、図8(a)に示すように、運転席3と助手席4との間の車体2の天井部からエアバッグ261が下方に膨張展開して、運転席乗員の助手席4への移動を抑制しようとしたとする。この場合、エアバッグ261は、運転席乗員の助手席4への移動に対する反力が足りず、図8(b)に示すように、運転席乗員は助手席4側へと移動してしまう虞がある。すなわち、エアバッグ261を車両幅方向に支持する手段が無いため、エアバッグ261は、運転席乗員の助手席4側への移動に対する反力が十分ではない。
しかし、車幅方向に並ぶ運転席3と助手席4とに設けられたエアバッグ161は、膨張展開すると、互いの車幅方向外側部分同士が接触して支持し合うことになる。これにより、車幅方向に並ぶエアバッグ161同士が支持し合って反力を補い、運転席乗員の助手席4側への移動や、助手席乗員の運転席3側への移動を効果的に抑制することができる。なお、エアバッグ161は、車両前後方向の前側の長さと後側の長さを同程度にしてもよいし、車両前後方向の前側の長さと後側の長さを異ならせ、例えば車両前後方向の前側の方が長く膨張展開可能な形状としてもよい。
1 車両
2 車体
3 運転席
3a 運転席座面部
3b 運転席背もたれ部
3c ヘッドレスト
4 助手席
4a 助手席座面部
4b 助手席背もたれ部
4c ヘッドレスト
5 センタコンソール
6 エアバッグ装置
60 乗員保護制御部
61 エアバッグ
62 エアバッグ収納部
62a インフレータ
62b 蓋部
161 エアバッグ
162 エアバッグ収納部
261 エアバッグ
601 衝突センサ

Claims (2)

  1. 車幅方向に離間して配置された複数の座席を有する車両に用いられるエアバッグ装置であって、
    隣接する一対の座席の各座席の背もたれ部の車両幅方向内側の上部から上方へ膨張展開するエアバッグと、を備え、
    各座席のエアバッグは、各座席の背もたれ部から上方に向けて膨張展開をした後に、各座席の背もたれ部についての車両前後方向の前方と後方とに向けて膨張展開し、互いのエアバッグ同士が接触して互いに押し合うことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. エアバッグは、背もたれ部の高さよりも上方まで膨張展開することを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
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