JP5896042B2 - 布地の縫製方法 - Google Patents
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Description
本発明は、2枚の布地の各々の端縁を相互につき合わせた状態でつなぎ合わせるための布地の縫い目構造および縫製方法に関する。
従来より衣服を縫製するなど2枚の布地を縫い合わせるためには、2枚の布地を接合しながら布地の端縁から繊維がほつれることがないように、通常はロックミシンを使用し、端縁を揃えて重ね合わせた2枚の布地を、針糸で縫い合わせながら、2本のルーパ糸で布地の端縁で縁かがり縫いを行うことが一般的である(図11(a))。そして、このようにしてロックミシンで縫い合わせた縫いつけ部分は、繊維のほつれがないものの布地の端縁が露出しており見た目によくないため、衣服の裏面に配置して外部からは見えないようにしている。
しかしながら、このようにロックミシンで縫製した縫いつけ部分を衣服の裏面に配置すると、縫いつけ部分は布地が厚くなり(図11(a),(b))、衣服の裏表面から突出して肌を刺激することとなる。特に、近年では、アトピー性皮膚炎など皮膚のアレルギー疾患が問題となっており、肌が衣服に接触する場合には、衣服によるこすれが痒みを誘発して症状を悪化させてしまう傾向がある。一方、肌に接触する肌着あるいは衣服を裏返して着ることにより、ある程度改善することはできるが、突出した縫いつけ部分が直接肌に触れないとしても、布地の厚い縫い付け部分は、衣服の外面にあっても、肌への圧力は他の部分に比べて大きく、人が動くとずり動き、肌を刺激することとなる。また、肌着あるいは衣服を裏返して着ることは煩わしく、見た目にも劣るだけでなく、近年開発されている高い機能性を備えた布地が有する本来の機能を十分に発揮することが困難となり、衣服の価値を低下させることとなる。
このため、肌に接触する衣服の裏面に縫い付け部分が突出することなく布地を平滑に縫い合わせることができ、しかも布地の端縁が衣服の表面に表出することがなく、美感にもすぐれた布地の縫い目構造および縫製方法の開発が求められている。
本発明は、肌に接触する衣服の裏面に縫い付け部分が突出することなく布地を平滑に縫い合わせることができ、しかも布地の端縁が衣服の表面に表出することがなく、美感にもすぐれた布地の縫い目構造および縫製方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明者が検討を行った結果、一方の布地の上面には、一定間隔に設けたステッチ穴から針糸の一部を下面に貫通して布地の端縁に沿って延びるステッチを形成し、他方の布地の上面には、一方の布地のステッチ穴を貫通し、2枚の布地の下面を通って、針糸の一部を輪状にして突出させ布地の端縁に沿って複数のリングを配列し、一方の布地のステッチ穴を通る2本の針糸を絡めては他方の布地に向かうように布地上面をジグザグに走る第1ルーパ糸と他方の布地から突出するリングとを、第2ルーパ糸が、第1ルーパ糸により形成されたループ穴に入り、他方の布地から突出する隣り合う2つのリングの対向する2本の糸を絡めてはループ穴から出て、隣のループ穴に入ることを繰り返すことにより連結することで、縫い付け部分が突出することなく2枚の布地の端部を接合できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、端縁を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地を端縁から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのちに展開したとき、各々の端縁をつき合わせた状態又は一方の布地の端縁を折り返し、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で2枚の布地をつなぎ合わせるための縫製方法であって、先端部の糸穴に針糸を挿通して上下動する針と、先端部の糸穴に第1ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する上ルーパと、先端部の糸穴に第2ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する下ルーパと、が互いに協動して縁かがり縫いを行うロックミシンにおいて、針板の爪側面の縁かがり縫いを行う位置を、上下のメスで裁断する布地の端縁より外方に離れて設置し、針糸をロックミシンの内部に引き込み、ルーパ用糸天秤の糸通し孔に針糸を通すことにより、ルーパの移動にともない針糸の張力を緩めることで、2枚の布地を貫通した針糸の輪状の先端を下ルーパが運び、第1ルーパ糸と第2ルーパ糸と針糸とによる縁かがり縫いを布地の端縁より外方の離れた位置で行うことを特徴とするロックミシンによる布地の縫製方法である。
また本発明は、端縁を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地を端縁から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのちに展開したとき、各々の端縁をつき合わせた状態又は一方の布地の端縁を折り返し、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で2枚の布地をつなぎ合わせるためのロックミシンであって、先端部の糸穴に針糸を挿通して上下動する針と、先端部の糸穴に第1ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する上ルーパと、先端部の糸穴に第2ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する下ルーパと、が互いに協動して縁かがり縫いを行うロックミシンの、針板の爪側面の縁かがり縫いを行う位置を、上下のメスで裁断する布地の端縁より外方に離れて設置し、針糸をロックミシンの内部に引き込み、ルーパ用糸天秤の糸通し孔に針糸を通すことにより、ルーパの移動にともない針糸の張力を緩めることで、2枚の布地を貫通した針糸の輪状の先端を下ルーパが運び、第1ルーパ糸と第2ルーパ糸と針糸とによる縁かがり縫いを布地の端縁より外方の離れた位置で行うことを特徴とするロックミシンである。
さらに本発明は、前記のロックミシンによる縫製方法を利用した2枚の布地をつなぎ合わせるための布地の縫い目構造の生産方法であって、端縁を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地を端縁から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのちに展開したとき、一方の布地の上面には、一定間隔に設けたステッチ穴から針糸の一部を下面に貫通して形成されるステッチが布地の端縁に沿って延び、他方の布地の上面には、一方の布地のステッチ穴を貫通し、2枚の布地の下面を通った針糸の輪状の先端が突出して形成するリングが布地の端縁に沿って複数配列し、一方の布地のステッチ穴を通る2本の針糸を絡めては他方の布地に向かうように布地上面をジグザグに走る第1ルーパ糸と、他方の布地から突出するリングとを、第2ルーパ糸が、第1ルーパ糸により形成されたループ穴に入り、他方の布地から突出する隣り合う2つのリングの対向する2本の糸を絡めてはループ穴から出て、隣のループ穴に入ることを繰り返すことにより連結し、各々の端縁をつき合わせた状態又は一方の布地の端縁を折り返し、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で2枚の布地をつなぎ合わせたことを特徴とする前記のロックミシンによる縫製方法を利用した布地の縫い目構造の生産方法である。
本発明によれば、肌に接触する衣服の裏面に縫い付け部分が突出することなく布地を平滑に縫い合わせることができ、しかも布地の端縁が衣服の表面に表出することがなく、美感にもすぐれた衣服を提供することが可能となる。
また、本発明の布地の縫い目構造は、2枚の布地の接合する互いの端縁は固定されておらず、ずり動くことが可能であるため、人が動くと皮膚の動きに追従して布地が動くため、布地が肌表面を擦れることがない。このため衣服を着ていても動きやすく、また、たとえ動いても衣服の裏面でアレルギー肌を刺激することがなく、不快感を効果的に軽減することができる。
本発明の布地の縫い目構造および縫製方法について、図を参照して以下に説明する。
本発明の布地の縫い目構造は、図1(a)に示すように、2枚の布地(2,3)の各々の端縁(2a,3a)を相互につき合わせた状態でつなぎ合わせる布地の縫い目構造(1)であって、一方の布地(2)の上面には、一定間隔に設けたステッチ穴(4)から針糸の一部を下面に貫通して形成されるステッチ(5)が布地の端縁(2a)に沿って延び、他方の布地(3)の上面には、一方の布地(2)のステッチ穴(4)を貫通し、2枚の布地(2,3)の下面を通った針糸(6)の輪状の先端が突出して形成するリング(7)が布地の端縁(3a)に沿って複数配列し、一方の布地(2)のステッチ穴(4)を通る2本の針糸(6)を絡めては他方の布地(3)に向かうように布地上面をジグザグに走る第1ルーパ糸(8)と他方の布地(3)から突出するリング(7)とを、第2ルーパ糸(9)が、第1ルーパ糸(8)により形成されたループ穴(10)に入り、他方の布地から突出する隣り合う2つのリング(7,7)の対向する2本の糸を絡めてはループ穴(10)から出て、隣のループ穴に入ることを繰り返すことにより連結し、各々の端縁(2a,3a)をつき合わせた状態で2枚の布地(2,3)をつなぎ合わせることを特徴とする。
このような布地の縫い目構造とすることにより、肌に接触する衣服の裏面に縫い付け部分が突出することなく布地を平滑に縫い合わせることができ、しかも布地の端縁が衣服の表面に表出することがなく、美感にもすぐれた衣服を提供することが可能となる。
従来、衣服を作成するなど2枚の布地を縫い合わせるためには、2枚の布地を接合するとともに布地の端縁から繊維がほつれることがないようにするため、通常はロックミシンを使用し、端縁を揃えて重ね合わせた2枚の布地を、針糸で縫い合わせながら、2本のルーパ糸で布地の端縁で縁かがり縫いを行うことが一般的である(図11(a))。そして、このようにしてロックミシンで縫い合わせた縫いつけ部分は、繊維のほつれがないものの布地の端縁が露出しており見た目によくないため、衣服の裏面に配置して外部からは見えないようにしている。
しかしながら、このようにロックミシンで縫製した縫いつけ部分を衣服の裏面に配置すると、縫いつけ部分は布地が厚くなり(図11(a),(b))、衣服の裏面から突出して肌を刺激することとなる。特に、近年では、アトピー性皮膚炎など皮膚のアレルギー疾患が問題となっており、肌が衣服に接触する場合には、衣服によるこすれが痒みを誘発して症状を悪化させてしまう傾向がある。
本発明の布地の縫い目構造で布地をつなぎ合わせれば、肌に接触する衣服の裏面に縫い付け部分が突出することなく布地を平滑に縫い合わせることができ、しかも布地の端縁が衣服の表面に表出することがなく、美感にもすぐれた衣服を提供することが可能となる。また、つなぎ合う2枚の布地の互いの端縁は固定されておらず、ずり動くことが可能であるため、人が動くと皮膚の動きに追従して布地がずり動くため、布地が肌表面を擦れることがない。このため衣服を着ていても動きやすく、また、たとえ動いても衣服の裏面でアレルギー肌を刺激することがなく、痒み等の不快感を効果的に軽減することができる。
また本発明の布地の縫い目構造は、図1(b)に示すように、布地の下面では、針糸(6)が2枚の布地(2,3)の端縁(2a,3a)に対して直角に配列した構造であり、布地の上面のみならず下面も布地は平滑で突出する部分がないことから、2枚の布地の上面あるいは下面は、衣服の表面あるいは裏面のいずれにも配置することができる。
本発明の布地の縫い目構造は、例えば、織物、編み物(メリヤス布地)、レース、フェルト、不織布など、繊維の材質や織り方、編み方等を限定することなく、多数の繊維を薄く広い板状に加工した布地であれば、あらゆる布地の接合に採用することができる。
図1のような布地の縫い目構造を精度よく、しかも効率的に形成するためには、図2に示すように2枚の布地を上下に重ね合わせて縫い合わせる縫製方法を採用することが好適である。
すなわち、布地の縫製方法としては、端縁(2a,3a)を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地(2,3)の上方から、針糸(6)の一部を一定間隔で2枚の布地(2,3)に貫通しながら端縁(2a,3a)に沿ってステッチ(5)を形成するとともに、上側の布地(2)の上面では、ステッチ穴(4)を通る2本の針糸(6,6)を絡めては端縁外方に向かうように第1ルーパ糸(8)をジグザグに走らせてループを形成し、下側の布地(3)の下面では、貫通した針糸(6)の輪状の先端を布地の端縁外方まで延ばしてループを形成し、布地の端縁(2a,3a)外方では、第2ルーパ糸(9)が、上方から第1ルーパ糸(8)が形成するループ穴(10)に入り、かかるループ穴(10)の下方にある針糸(6)が形成する隣り合う2つのループの対向する2本の糸を絡めてはループ穴(10)から出て、第1ルーパ糸(8)が形成する隣のループ穴に入ることを繰り返して第1ルーパ糸(8)と針糸(6)とを連結し、布地(2,3)の端縁(2a,3a)から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのち、2枚の布地(2,3)を展開することにより、2枚の布地を各々の端縁(2a,3a)をつき合わせた状態でつなぎ合わせる方法が、縫製における高い精度を可能とし、しかも作業の効率にすぐれることから最適である。
また、このような縫製方法はロックミシンを用いて行うことができる(図3,4)。ロックミシンとは、先端部の糸穴(11a)に針糸(6)を挿通して上下動する針(11)と、先端部の糸穴(12a)に第1ルーパ糸(8)を挿通し布地の送り方向と交差して作動する上ルーパ(12)と、先端部の糸穴(13a)に第2ルーパ糸(9)を挿通し布地の送り方向と交差して作動する下ルーパ(13)と、が互いに協動して縁かがり縫いを行うミシンであり、図3(a)乃至(i)に、ロックミシンによる縁かがり縫いを行うための、針(11)と上ルーパ(12)と下ルーパ(13)の動作手順を示す。
(1) 針(11)が上方に位置した状態で上ルーパ(12)は左方向に移動し、針(11)の下方に配置される(図3(a))。
(2) 針(11)が上方から下方に移動し、針(11)が第1ルーパ糸(8)を引っかける(同図(b))。
(3) 上ルーパ(12)が右方向に移動し、第1ルーパ糸(8)が引き伸ばされる。また針は最下点に達する(同図(c))。
(4) 針は最下点に達したあと上昇し、弛んだ針糸(6)の一部を下ルーパ(13)が引っかける(同図(d))。
(5) 針(11)が上方に上がるとともに下ルーパ(13)が右方向に移動し、針糸(6)が引き伸ばされる(同図(e))。
(6) 弛んだ第2ルーパ糸(9)の一部を上ルーパ(12)が下から上方向に移動して引っかける(同図(f))。
(7) 上ルーパ(12)は左方向に移動し、上方から下降した針(11)が第1ルーパ糸(8)を引っかける(同図(g))。
(8) 上ルーパ(12)が右方向に移動し、第1ルーパ糸(8)が引き伸ばされる(同図(h))。(9) 上ルーパ(12)が右方向に移動すると、第2ルーパ糸(9)が上ルーパ(12)から外れて第1ルーパ糸(8)に絡みつく(同図(i))。
(1) 針(11)が上方に位置した状態で上ルーパ(12)は左方向に移動し、針(11)の下方に配置される(図3(a))。
(2) 針(11)が上方から下方に移動し、針(11)が第1ルーパ糸(8)を引っかける(同図(b))。
(3) 上ルーパ(12)が右方向に移動し、第1ルーパ糸(8)が引き伸ばされる。また針は最下点に達する(同図(c))。
(4) 針は最下点に達したあと上昇し、弛んだ針糸(6)の一部を下ルーパ(13)が引っかける(同図(d))。
(5) 針(11)が上方に上がるとともに下ルーパ(13)が右方向に移動し、針糸(6)が引き伸ばされる(同図(e))。
(6) 弛んだ第2ルーパ糸(9)の一部を上ルーパ(12)が下から上方向に移動して引っかける(同図(f))。
(7) 上ルーパ(12)は左方向に移動し、上方から下降した針(11)が第1ルーパ糸(8)を引っかける(同図(g))。
(8) 上ルーパ(12)が右方向に移動し、第1ルーパ糸(8)が引き伸ばされる(同図(h))。(9) 上ルーパ(12)が右方向に移動すると、第2ルーパ糸(9)が上ルーパ(12)から外れて第1ルーパ糸(8)に絡みつく(同図(i))。
このような、図3に示す(a)乃至(i)の動作を繰り返すことにより、図4に示すような、縁かがり縫いを行うができる。
通常、ロックミシンは針糸(11)の緊張を高めて縫製を行うが、本発明の縫い目構造を形成するためには、針糸(11)を下ルーパ(12)が円滑に引き伸ばしながら、右方向に移動することが重要となる。したがって、ロックミシンには下ルーパ(12)が右方向に動く際、針糸の緊張を緩めるような機構を採用することが好ましい。
ロックミシンは、図5に示すように、上ルーパ(12)に糸を円滑に供給するための上ルーパ用糸天秤(25)と、下ルーパ(13)に糸を円滑に供給するための下ルーパ用糸天秤(26)を備える。そして、ロックミシンの上方に設置した糸巻きから糸案内(27)に沿ってミシン内に糸を導き入れ、第1ルーパ糸(8)は、上ルーパ用糸天秤(25)の先端に設けられた糸通し孔(25a)に通して上ルーパ(12)へ供給し、第2ルーパ糸(9)は、下ルーパ用糸天秤(26)の先端の糸通し孔(26a)に通して下ルーパ(13)へ供給する。
上ルーパ用糸天秤(25)は、上ルーパ(12)の動きに応じて先端の糸通し孔(25a)が上下動するように揺動する。すなわち、上ルーパ用糸天秤(25)は、上ルーパ(12)が図中、左方向に移動すると先端の糸通し孔(25a)が上方向に移動するように揺動して第1ルーパ糸(8)を円滑に繰り出し、上ルーパ(12)が右方向に移動すると、第1ルーパ糸(8)がミシン内で弛むことがないよう先端の糸通し孔(25a)が下方向に移動するように揺動する。一方、下ルーパ用糸天秤(26)は、下ルーパ(13)の動きに応じて先端の糸通し孔(26a)が上下動するように揺動する。すなわち、下ルーパ用糸天秤(26)は、下ルーパ(13)が図中、右方向に移動すると先端の糸通し孔(26a)が下方向に移動するように揺動して、第2ルーパ糸(9)を円滑に送り出せる状態となり、下ルーパ(13)が左方向に移動すると先端の糸通し孔(26a)が上方向に移動し、第2ルーパ糸(9)の弛みの発生を抑制する状態となる。
本発明の縫い目構造を形成するためには、下ルーパ(13)が針糸(6)を右方向に円滑に引き伸ばすことが重要となるが、下ルーパ(13)が右方向に動く際、針糸(6)の緊張を緩めるためには、例えば、糸案内に沿ってミシン内に導き入れた針糸(6)を、上ルーパ用糸天秤(25)の糸通し孔(25a)と下ルーパ用糸天秤の糸通し孔(26a)に通すことにより容易に達成することができる(図5)。
図5(a)は、図3(c)のような上ルーパ(12)と下ルーパ(13)が離間したときの上ルーパ用糸天秤(25)と下ルーパ用糸天秤(26)の状態を示す。針(11)は最下点に達し、上ルーパ(12)と下ルーパ(13)は離れた状態にあるとき、上ルーパ用糸天秤(25)の糸通し孔(25a)は上方に位置し、下ルーパ用糸天秤(26)の糸通し孔(26a)は下方に位置するため、2つの糸通し孔(25aと26a)は離間して針糸(6)は緊張した状態となる。そしてこの状態(図3(c)の状態)から徐々に上ルーパ(12)は左方向に、下ルーパ(13)は右方向に移動することで針糸(6)は徐々に弛緩することとなる。
図5(b)は、図3(g)のような上ルーパ(12)と下ルーパ(13)が近接したときの上ルーパ用糸天秤(25)と下ルーパ用糸天秤(26)の状態を示すが、2つの糸通し孔(25aと26a)は接近して針糸(6)は弛緩した状態となる。このように、下ルーパ(12)の動きに応じて針糸(6)は弛緩するため、下ルーパ(12)は針糸(6)の抵抗を受けることなくこれを円滑に引き伸ばしながら、右方向に移動することができるため、本発明の縫い目構造を安定して形成することが可能となる。
図5は、針糸(6)を、上ルーパ用糸天秤(25)の糸通し孔(25a)と下ルーパ用糸天秤(26)の糸通し孔(26a)に通した例を示すが、下ルーパ(13)が右方向に移動する際に針糸の緊張を緩和する機構であれば、これに限定されることなく広く採用することができる。
例えば、図6は、針糸(6)を下ルーパ用糸天秤の糸通し孔(26a)に通さず、上ルーパ用糸天秤の糸通し孔(25a)のみに通すことにより針糸の張り具合を調整する第2の実施形態を示している。特に、上ルーパ用糸天秤の糸通し孔上方付近において針糸(6)を第1ルーパ糸(8)に1.5〜2回巻き付けておけば、図6(a)のように、上ルーパ用糸天秤の糸通し孔(25a)が下がった状態では、第1ルーパ糸(8)の緊張とともに針糸(6)も緊張し易くなる一方、図6(b)のように、上ルーパ(12)が左方向に移動し、第1ルーパ糸(8)が引き上げられると、第1ルーパ糸(8)の移動とともに針糸(6)は引き上げられるため、針糸(6)を効果的に弛ませることができる。
このように、ルーパの動きに応じて上下動するルーパ用糸天秤の糸通し孔に針糸を通すことにより、下ルーパが移動する際、針糸を効果的に弛緩させることができ、下ルーパは針糸の輪状の先端を、針糸を引き伸ばしながら円滑に運ぶことが可能となる。
ロックミシンで2枚の布地を重ねた状態で縫製した後、2枚の展開して互いの端縁をつき合わせた状態にするためには、下側の布地が展開することができるよう重ねた布地(2,3)の端縁(2a,3a)から離れた位置で縁かがり縫いを行う必要がある。このため、ロックミシンにおいては、針板(15)の爪(16)側面の縁かがり縫いを行う位置(縁かがり位置(18))を、上下のメス(19,20)で裁断する布地の端縁より外方に離れて設置することが重要となる。
ロックミシンに使用する針板の構造を図7に示す。針板(15)は、ロックミシンのフレームに針(11)の動きに対応する箇所に固定されている。針板(15)には、上下方向に貫通する針落ち部(17)が形成されているとともに、この針落ち部(17)と隣接する部分を起点として後方側へ延びる爪(16)が一体的に形成されている。
針落ち部(17)の手前側の側部で爪(16)の手前側には、ミシンに固定された下メス(20)と上下動可能な上メス(19)とからなり、この上メス(19)の下動にともなう両メス(19,20)の相対摺接により縫製直前の布地の側縁部を切断する切断装置(21)が配設されている(図8)。針板(15)の上面には押さえ板が配置され(図示せず)、針板(15)と押さえ板との間に布地を挟持することで、布地を安定して送り出すことができる。
針板(15)には、布地の送り方向に沿って3列の長孔(23)が形成されており、長孔(23)から突出する送り歯(22)が長孔(23)に沿って上下・前後方向に運動することにより、針板(15)上の布地を後方へ向って送る布送り機構を構成している(図8)。
ロックミシンを始動すると、上メス(19)の上下動で布地の側縁が切り揃えられると同時に、送り歯(22)により布地の先端が針落ち部(17)まで送り込まれ、爪(16)側面の縁かがり位置(18)で縁かがり縫いが行われる。
針板(15)の爪(16)を幅広に設定し、縁かがり縫いを行う針板(15)の爪(16)側面の位置(縁かがり位置(18))を、上下のメス(19,20)で裁断する布地の端縁より外方に離れて設定することにより、重ねた布地(2,3)の端縁(2a,3a)から離れた位置で縁かがり縫いを行うことができる。このように端縁より離れた位置で縁かがり縫いを行うことにより、2枚の布地を重ねた状態で縫製した後、2枚の布地を展開すると、下側の布地は移動しながら開くことができ、互いの端縁をつき合わせた状態にすることができる。
針板(15)の爪(16)の幅は、糸の張力や布地の剛性により適宜調整する必要があるが、縁かがり縫いを行う針板(15)の爪(16)側面の位置(縁かがり位置(18))が、上下のメス(19,20)で裁断する布地の端縁(切断位置(24))より、約1mmの距離で外方に離れるように設定すると、2枚の布地を展開したとき、互いの端縁をつき合わせた状態とすることができる。
また、上下のメス(19,20)の位置を調整する(切断位置(24)と縁かがり位置(18)を近づける)ことにより、2枚の布地を展開したとき、一方の布地の端縁のみが折り返され、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で接合することもできる(図9)。このように端縁が重なるように接合すると、強度にすぐれるとともに、また2枚の布地を左右に引き伸ばしても、布地の間に隙間が生じることもないため、衣服の肩線部分など、力が加わりやすい部位に採用することが好ましい。また、このように、端縁の一部が重なり合った状態でも、従来の縫いつけ方法(図11(a),(b))に比べて、縫製部分の突出する度合いが十分小さいため、肌への圧力を軽減することができる。
ロックミシンを用いて、重ねた布地(2,3)の端縁(2a,3a)から離れた位置で縁かがり縫いを行うためには、針糸(6)の張力を緩め、2枚の布地を貫通した針糸の輪状の先端を下ルーパが布地の端縁より外方の離れた位置に運び、第1ルーパ糸と第2ルーパ糸と針糸とによる縁かがり縫いを布地の端縁より外方の離れた位置で行うことが好適である。
図4に示すように、針(11)に通される針糸(6)の張力を緩めることにより、下ルーパ(13)が針糸(6)を引っかけた状態で右方向に移動すると、針糸(6)の輪状の先端部は、下ルーパの移動にともない、布地の端縁より外方の離れた位置まで引き伸ばされ、第2ルーパ糸(9)により、第1ルーパ糸(8)とかがり付けられる。また、このように針糸(6)が引き伸ばされて縫製されると、重ね合わせた2枚の布地を展開する際、下方の布地は、針糸を貫通した状態で針糸の側面を抵抗なく滑ることができ、円滑に展開することができる。
従来のロックミシンでは、針糸(6)の張力が高いため、下ルーパ(13)が針糸を引っかけ移動しても、下ルーパ(13)から外れると針糸は引き戻され、針が上下動する垂直面上をジグザグに配置される(図10)。そしてジグザグに配置された針糸は、上部では第1ルーパ糸と、下部では第2ルーパ糸と、それぞれかがり付けられているために、重ね合わせた2枚の布地を展開しようとしても、かがり付け部分があることにより布地を左右に展開することはできない(図10)。
1 布地の縫い目構造
2 布地
2a 端縁
3 布地
3a 端縁
4 ステッチ穴
5 ステッチ
6 針糸
7 リング
8 第1ルーパ糸
9 第2ルーパ糸
10 ループ穴
11 針
11a 糸穴
12 上ルーパ
12a 糸穴
13 下ルーパ
13a 糸穴
14 ロックミシン
15 針板
16 爪
17 針落ち部
18 縁かがり位置
19 上メス
20 下メス
21 切断装置
22 送り歯
23 長孔
24 切断位置
25 上ルーパ用糸天秤
25a 糸通し孔
26 下ルーパ用糸天秤
26a 糸通し孔
27 糸案内
2 布地
2a 端縁
3 布地
3a 端縁
4 ステッチ穴
5 ステッチ
6 針糸
7 リング
8 第1ルーパ糸
9 第2ルーパ糸
10 ループ穴
11 針
11a 糸穴
12 上ルーパ
12a 糸穴
13 下ルーパ
13a 糸穴
14 ロックミシン
15 針板
16 爪
17 針落ち部
18 縁かがり位置
19 上メス
20 下メス
21 切断装置
22 送り歯
23 長孔
24 切断位置
25 上ルーパ用糸天秤
25a 糸通し孔
26 下ルーパ用糸天秤
26a 糸通し孔
27 糸案内
Claims (3)
- 端縁を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地を端縁から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのちに展開したとき、各々の端縁をつき合わせた状態又は一方の布地の端縁を折り返し、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で2枚の布地をつなぎ合わせるための縫製方法であって、先端部の糸穴に針糸を挿通して上下動する針と、先端部の糸穴に第1ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する上ルーパと、先端部の糸穴に第2ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する下ルーパと、が互いに協動して縁かがり縫いを行うロックミシンにおいて、針板の爪側面の縁かがり縫いを行う位置を、上下のメスで裁断する布地の端縁より外方に離れて設置し、針糸をロックミシンの内部に引き込み、ルーパ用糸天秤の糸通し孔に針糸を通すことにより、ルーパの移動にともない針糸の張力を緩めることで、2枚の布地を貫通した針糸の輪状の先端を下ルーパが運び、第1ルーパ糸と第2ルーパ糸と針糸とによる縁かがり縫いを布地の端縁より外方の離れた位置で行うことを特徴とするロックミシンによる布地の縫製方法。
- 端縁を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地を端縁から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのちに展開したとき、各々の端縁をつき合わせた状態又は一方の布地の端縁を折り返し、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で2枚の布地をつなぎ合わせるためのロックミシンであって、先端部の糸穴に針糸を挿通して上下動する針と、先端部の糸穴に第1ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する上ルーパと、先端部の糸穴に第2ルーパ糸を挿通し布地の送り方向と交差して作動する下ルーパと、が互いに協動して縁かがり縫いを行うロックミシンの、針板の爪側面の縁かがり縫いを行う位置を、上下のメスで裁断する布地の端縁より外方に離れて設置し、針糸をロックミシンの内部に引き込み、ルーパ用糸天秤の糸通し孔に針糸を通すことにより、ルーパの移動にともない針糸の張力を緩めることで、2枚の布地を貫通した針糸の輪状の先端を下ルーパが運び、第1ルーパ糸と第2ルーパ糸と針糸とによる縁かがり縫いを布地の端縁より外方の離れた位置で行うことを特徴とするロックミシン。
- 請求項1記載のロックミシンによる縫製方法を利用した2枚の布地をつなぎ合わせるための布地の縫い目構造の生産方法であって、端縁を揃えて上下に重ね合わせた2枚の布地を端縁から離れた位置で縁かがり縫いを行ったのちに展開したとき、一方の布地の上面には、一定間隔に設けたステッチ穴から針糸の一部を下面に貫通して形成されるステッチが布地の端縁に沿って延び、他方の布地の上面には、一方の布地のステッチ穴を貫通し、2枚の布地の下面を通った針糸の輪状の先端が突出して形成するリングが布地の端縁に沿って複数配列し、一方の布地のステッチ穴を通る2本の針糸を絡めては他方の布地に向かうように布地上面をジグザグに走る第1ルーパ糸と、他方の布地から突出するリングとを、第2ルーパ糸が、第1ルーパ糸により形成されたループ穴に入り、他方の布地から突出する隣り合う2つのリングの対向する2本の糸を絡めてはループ穴から出て、隣のループ穴に入ることを繰り返すことにより連結し、各々の端縁をつき合わせた状態又は一方の布地の端縁を折り返し、かかる折り返し部分に他方の布地の端縁が重なる状態で2枚の布地をつなぎ合わせたことを特徴とする請求項1記載のロックミシンによる縫製方法を利用した布地の縫い目構造の生産方法。
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